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【北海道】屈斜路湖畔で野天風呂や砂湯、足湯など「温泉」めぐりサイクリング

ワーケーションで訪れた北海道・斜里町から、屈斜路湖をめぐるサイクリングにでかけました。湖畔には野天(のてん)風呂と言われる温泉をはじめ、様々な温泉を楽しむことができます。
駅舎を改装した素敵なレストランも合わせてご紹介します。

出発はJR知床斜里駅

11:11 JR知床斜里駅から「快速しれとこ摩周号 釧路行」で1時間弱、釧路本線「美留和(びるわ)駅」を目指します。

JR美留和駅

12:07「美留和駅」着。
降り立った駅は、、、何も無い。駅舎は古い車両を使ってペイントしているだけなのですが、横に立っている「JR釧路本線 90年」の看板が長い歴史を感じさせてくれます。

駅前の何もない風景を見ながら、屈斜路湖を目指します。

コタン温泉露天風呂

美留和駅から西へ約10km走って、屈斜路摩周湖畔道路を少し北上すれば、湖面が見えてきます。ここがコタン温泉。
レストハウスから右方向に行けば「コタン共同浴場」、正面(湖)方面に行けば「コタン温泉露天風呂」があります。

「コタン温泉露天風呂」は、いわゆる野天風呂で、無料・混浴です。

絶景なのですが、誰もいないので、一人で入るには少々勇気がいります。次もあるのでここでの入浴は見送ります。

池の湯温泉 露天風呂

コタン温泉露天から北へ走ること約4km。屈斜路湖畔の道路からは、湖はほとんど見えないです。その道路沿いの看板もない道を左に曲がります。
そして湖畔に現れたのが「池の湯露天風呂(野天風呂)」。

写真の右端にあるは脱衣場で、男女別々になっています。ちょうどその時、一人現れたので、私も思い切って入ることに。もちろん、持参した大き目のタオルを巻いての入浴。

温泉の温度はちょうどいい感じで、底は石に藻がついて結構ぬめっています。
しばし露天風呂からの景色を楽しんで過ごします。

砂湯

池の湯から、北へ3kmほど走れば「砂湯」。ここはレストハウスがあり、お土産屋さんもあります。
屈斜路湖の「クッシー」が出迎えてくれます。


砂湯とは、湖畔の砂を掘れば湧いてくる温泉。自然の足湯ですね。
レストハウスでは「飲める温泉」を飲むこともできます。

川湯温泉

砂湯から北東に約10km走れば「川湯温泉」。約20件の温泉宿がある温泉街です。
まちの中心には「足湯」があり、誰でも立ち寄ることができます。

噴煙をあげる「硫黄山」

川湯温泉から2kmほど走れば、目の前に噴煙を上げる山が見えてきます。これが「硫黄山」。


駐車場(自転車の駐輪は無料)には硫黄山レストハウスがあり、そこから硫黄の匂いを感じながら、歩いて噴煙のそばまで行くことができます。



結構迫力あります!

川湯パーク牧場

硫黄山から1km弱で、国道391号線へ。そこあるのが「川湯パーク牧場」。


乗馬体験もできるのですが、時間がないので諦めます。

JR川湯温泉駅

川湯パーク牧場からは500mほどで、JR「川湯温泉駅」。ここでも足湯を無料で楽しむことができます。

駅舎のカフェ「オーチャードグラス」

昭和11年築の川湯温泉駅。その駅舎内の一部をリノベーションしたカフェ&レストラン「オーチャードグラス」。


元駅長室だった店内奥は、ノスタルジックな雰囲気に包まれた素敵な空間。

かなり遅めのランチは、懐かしい雰囲気の洋食メニューの中から、ハヤシライスをオーダー。

店の外も素敵な雰囲気です。

川湯温泉駅から知床斜里駅へ

15:48 川湯温泉駅から、釧網本線・網走行に乗って、16:32 知床斜里駅へと帰ります。

コース紹介

コースは約29kmで、ほとんど平坦。信号も少なく走りやすいコースです。

まとめ

斜里町から約1時間で来ることができる「屈斜路湖」。その湖畔には、ご紹介した他にも無料の「野天風呂」があります。山奥の秘境ではなく、自転車で「野天風呂」を巡られるのはとても珍しいと思います。
「砂湯」や「足湯」もあり、「硫黄山」で噴煙を間近で見られるので、まさに「温度巡り」を楽しめるコースです。
川湯温泉駅のレストランもとても雰囲気がよく、斜里町とは違った「北海道の魅力」を感じることができます。

執筆:YASU

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