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ロードバイクにこれを付ければ快適性アップ!カスタムパーツとおすすめアクセサリーを紹介

憧れのロードバイクを手に入れ、愛車と共にサイクリングを楽しんでいる方も多いのではないでしょうか?

ロードバイクの走りに慣れてきたら、もう一段上のスピードや快適さが欲しくなってきませんか?

今回は走りを快適にしてくれるロードバイクのカスタマイズとアクセサリーについて解説していきます。

※本記事は初心者の方に向けて、パーツ交換を中心にカスタムを取り上げています。

走りを向上させてくれるアイテム

まずはより快適な走りを実現するためにパーツをカスタマイズしてみましょう。

ホイール

"ホイール

ロードバイクの魅力である軽さとスピードをさらに向上させてくれるのがホイールのカスタマイズです。

ホイールの重量はロードバイクのパーツの中でもかなりの割合を占めています。販売されているロードバイクのなかには、ホイールが前後合わせて2㎏を超える車種もあります。

前後合わせて500g軽量化するだけでも最初の漕ぎ出しがスムーズになり、走行中の疲労軽減につながります。

最近ではカラー塗装されたホイールも販売されており、車体の雰囲気がガラッと変わるので新車を買ったようなワクワク感も味わえるでしょう。

タイヤ

地面と接触するタイヤは、変えると走行性能に大きな影響を与えるパーツです。

前後輪セットで10,000円程度で販売されているモデルも多く、他のパーツと比べると比較的安価。

また変えると乗り心地が格段に向上するので費用対効果は抜群。カスタマイズ初心者も手を出しやすいでしょう。

太さは一般的な25cから、細めの23c、太めの28cが基本的なラインナップ。

細いタイヤは漕ぎ出しが軽くスピードを重視したい方にオススメです。太いタイヤは地面と接している部分が多いので安定感が増します。

またチューブレスタイプは乗り心地もよく、パンクしづらいタイヤとして人気です。

※タイヤ交換をする際は対応サイズに注意!

タイヤ交換の際に気を付けておきたいのが、対応サイズです。一般的なロードバイクであれば「700C」というタイプが合うように作られている傾向があります。

タイヤを購入する際には「700C×○○C(タイヤの太さ)」という表記があるものを選ぶと安心でしょう。

初めてのタイヤ交換の場合、自転車屋で交換してもらうのがおすすめです。

サドル

ロードバイクのサドルはママチャリに比べると細くて固いため、乗り始めの頃はお尻が痛くなる方も多いはず。

乗っていれば慣れてくるものですが、乗り心地を改善したい方はサドルの交換を検討してもいいかもしれません。

柔らかいサドルにまたがりたい方はパッドが厚いサドルに変えるのがオススメ。

またその他にも、座面がフラットなタイプ、丸くカーブしているタイプ、真ん中に穴が開いているタイプなど、いくつかの種類があります。

ご自身の体型や骨盤の広さなどによっても快適性が変わるので、自転車屋に相談しつつ、自分の体にあったベストなサドルを探してみましょう。

バーテープ

バーテープ

ロードバイクにはショックを吸収するサスペンションがついていないため、段差のある路面を走る時には、手にかなりの衝撃が伝わります。

その衝撃を和らげてくれるのがバーテープです。

衝撃吸収で特に注目を集めているのがDSP(デュラソフトポリマー)という素材です。衝撃吸収性に優れ、快適に自転車を楽しむことができるでしょう。

また、バーテープには色や柄など様々な種類があります。他の人とは違う、自分だけの一台にカスタマイズしてみてはいかがでしょうか。

※上級者向け ビンディングペダル

より速さを求める方や今後ロードレースなども視野に入れている方はビンディングペダルを装着するのもおすすめです。

ビンディングペダルとはビンディングシューズ(ペダルに足を固定させる専用の靴)を固定させるためのペダル。

足元を固定することによって、ペダルを引くことでも進む力がつくようになり、ロングライドや坂道での走行を楽に、そしてより速く漕ぐことができるようになります。

しかし最初は固定する時/外す時において慣れが必要なため、ある程度の練習を積んでから公道に出るようにしましょう。

安全、安心のために必要なアクセサリー

次は大切なロードバイクと自分の身を守るために必要なアクセサリーを紹介します。

ライト、リアライト、反射板

道路交通法では、夜間に走行する際にライト点灯が義務(※前方を照らすライトだけでなく、後方の自動車が視認できるようリアライト、もしくは反射板の装着も義務)付けられており、違反した場合には罰金が課せられます。法律を守るため、また自身の安全のために、ライトは必ず装着しましょう。

テールライトは、後方にいる自動車に自分の進行方向を示す意味合いもあり、最近ではウインカーやブレーキをライトで知らせるタイプも販売されています。また反射板はスマートなタイプなど、様々な種類が販売されているので、自分の自転車に付けやすいもの、そして好みの見た目になるものを選びましょう。

泥除け

ロードバイクは余計なパーツを極力減らし軽量化を図っている自転車なので、泥除けはついていません。

しかし通勤や通学でロードバイクに乗る場合、泥除けがないと、特に後輪から泥や水が飛んできて困ることもあるでしょう。その場合、背中を汚さないために泥除けを付けるのも手です。

ワンタッチで取り外しできる泥除けも販売されていますので、雨が降ってきたら装着するという使い方もできます。

防犯装置

ロードバイクは他の車種と比べると、とても高価な品です。施錠するだけではなく、さらに防犯対策を施したいものです。

そこで鍵と併せて鍵とは別の自転車用の防犯装置を取り付けるのもおすすめです。

ブザーが鳴る防犯装置、スマートフォンと連動しGPSで追跡してくれるトラッカーなど、愛車が盗まれる可能性をより低くしてくれるアイテムがたくさんあります。

サイクリングが楽しくなる便利アクセサリー

次は、ロードバイクに乗るのがもっと楽しくなるアクセサリーを紹介します。

サイクルコンピュータ


サイクルコンピュータは走行距離やスピード、心拍数、カロリー消費などを計測できる自転車専用のデバイスで、一般的にはハンドルバーに装着します。

自分の走行距離や速度が分かると達成感にも繋がり、走る楽しみが広がります。

また、心拍数や消費カロリーを計算してくれるサイクルコンピュータもあり、健康管理にも一役買ってくれるでしょう。

GPSやナビゲーション機能を備えているものもありますので、初めての場所や長距離ライドでも安心です。

自分にとって必要な機能があるか確認した上で購入しましょう。

スマホホルダー

スマホホルダー

最近ではスマートフォンで目的地を検索し、ナビに従って移動する人が増えています。

しかし自転車の場合、片手にスマートフォンを持ちながらの走行は大変危険です。

そこでスマホをナビ代わりにする場合は、ハンドルバーにスマホホルダーを装着しておくと便利です。

操作をする際には必ず止まり、歩行者や車の邪魔にならない場所に移動しましょう。

スマホホルダーに関する詳しい記事はこちらをご覧ください。

サイクリング情報満載のtabirinアプリに関する詳しい記事はこちらもチェックしてみてください。

物を運ぶために必要なアクセサリー

ドリンクホルダー

商品によっては「ボトルケージ」「ボトルホルダー」とも呼ばれており、ペットボトルや専用の水筒を入れておくことができるアクセサリーです。

ドリンクホルダーにはハンドルバーに付けるタイプ、フレームに付けるタイプ、サドルに付けるタイプがあります。

他のアクセサリーの装着状況や自分の使い勝手を考えて、好みの場所に装着しましょう。

ドリンクホルダーはある程度様々な形状に対応しているタイプが多いですが、専用ボトルが必要なドリンクホルダーもあります。自分が持っている水筒のサイズなどを確認してから購入するのがオススメです。

バッグ

バッグ

自転車に乗る際に、両手が空くリュックサックやボディバッグを使用する方も多いですが、体のバランスや走行中の負荷を減らすためにもロードバイクに装着できるバッグがオススメです。

リュックサックで背中が蒸れたり、ボディバッグがずれ落ちて走行の邪魔になったりすることもなく、走行中の快適さが格段に変わります。

自転車用のバッグは装着する場所によって形状やサイズが異なりますので、フレームの形や装着する目的に合ったものを選びましょう。

フロントバッグ
ハンドルバーに装着するバッグです。小物を入れる小さなタイプから、容量17リットルと、買い物にも便利な大きなタイプまで、様々な商品があります。フロントバッグに関する詳しい記事はこちらをご覧ください。

サドルバッグ
サドルの下に装着するバッグです。サイズは小さく、財布や貴重品といった小物を入れるのにぴったりでしょう。

トップチューブバッグ
フレームの上部に装着するバッグです。これも小物を入れる小さなタイプから、細長く容量が多いタイプまで、様々な種類があります。

フレームバッグ
フレームに装着するバッグで、細長いタイプとフレームの形に合わせた三角形のタイプが主流です。大きいものでは14リットルの容量を持つタイプもあります。

パニアバッグ
タイヤの両脇に吊るすバッグで、主に泊りがけのツーリングなど、荷物が多いシーンで使われるバッグです。専用のキャリア(荷台)が必要になる場合もあります。

カスタマイズとアクセサリーを楽しみつつ、安全を第一に!

自分のロードバイクをカスタマイズし、好みのアイテムを装着すれば、ますます愛着が湧き、サイクリングも楽しくなるでしょう。

しかし、過度なカスタマイズによって安全を犠牲にしては元も子もありません。

安全を第一に考えつつ、ロードバイクの可能性を広げるカスタマイズにチャレンジしてみてください。

ロードバイクのその他のグッズに関する記事はこちらをご覧ください。

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最終更新:TABIRIN事務局f(2021年11月)

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