旅×自転車 記事

【イベント】仲間と一緒に秋の大運動会のような楽しみ方~鈴鹿エンデューロ~


鈴鹿サーキットを8時間走る自転車のレース!と言えばとてもハードルが高い感じがしますが、実はとてもハードルが低く、初心者でも参加できる「鈴鹿8時間エンデューロ」。
今回は「旅」のテーマではなく「自転車で運動会」をテーマに、このイベントの楽しみ方を、毎年参加している私たちのチームからご紹介します。

鈴鹿エンデューロとは


速さや勝負を競う競技(だけ)ではなく、参加して楽しむことを目標としたイベンが鈴鹿エンデューロ。
1999年から秋に開催され今年で19回目、2010年からは春と秋に開催され、2018年から再び秋のみの開催となりました。
このイベントの人気の一つは、オートバイの鈴鹿8時間耐久レースやF1などで使用される国際レーシングコースを、愛用の自転車で走ることができること!
そして開催クラスも、エンデューロやタイムトライアルなど、様々なクラスがあるので、参加者も純粋に競技として速さにチャレンジする人、マイペースで走りきる人、そして目立つが勝ちのパフォーマンスに徹するチームなど、参加者の数だけ楽しみ方があります。
このような手軽さも、「鈴鹿8時間エンデューロ」が自転車を愛するホビーレーサーをはじめ、多くの人から支持される理由なんです。

では、私チームの楽しみ方で、鈴鹿エンデューロの魅力をご紹介しましょう!

参加クラスとチーム人数

1チームは6人までで、計測チップを足に巻いてそれをリレーでつなぐ方式です。なので6人がそれぞれ自分の自転車でもいいですし、1台を何人かで使い合ってもOKです。

バイクの8耐のように「マシントラブルでリタイア」がないのでほぼ完走できます。
コースは1周約5.8km 。1人は何周走って交代でもOKなので、1周ごとに交代してもいいんです。
私たちはいつもの「8時間ロード」クラス。今回は9人なので5人チーム/4人チームの2チームでの参加です。

会場オープンからスタートまで

5:00にピットエリアがオープンとなり受付開始。6:15~7:15の1時間は試走タイムです。
7:30からファーストライダーがコースイン。大会会長の挨拶から大会委員長の注意事項を聞いて、8:00に8時間エンデューロクラスがスタート!3分後の8:03に4時間エンデューロクラスがスタートとなります。

スタート前のコース上はこんな感じ。

そしてスタート!

コースはどんな感じ?

F1やバイクレースと違って、自転車レースは逆回りとなります。本来ならメインストレートが長い下り坂なので、ゴール前の接触などを避けるために逆回りにして上り坂でのゴールとしているようです。

鈴鹿サーキットオフィシャルサイト https://www.suzukacircuit.jp/course_s/

ピットロードを出るといきなり上り坂。


そしてシケインを過ぎると130Rコーナー。130RはF1などでは迫力ある高速コーナーですが、自転車だと「ほぼ直線」です。約1kmのバックストレートの先にはスプーンコーナーへの上り坂が待っています。ここもかなりキツイ、、、、これを上りきったら下りメインでヘアピンカーブ~複合のデグナーカーブへ。そしてS字コーナーへと一気に駆け下ります。

最終コーナー(本来の1コーナー)を過ぎれば長い長い上り坂で1周です。

1周をどれくらいの時間で走るの?

コース上には、プロ級のチームからのんびりホビーレーサーまで様々なスキルの人が一緒に走っています。早い集団は1周7分~8分台で走っています。1周8分だとすると平均時速43km!
ママチャリなどでは15分くらいかけて走る人もいます。平均時速は23kmくらいですね。

特に早い集団はオートバイが先導して後方から知らせてくれています。遅い人は左側、早い人は右側を走るというマナーの中、色々なスキルの人が一緒に走っています。

今回の私たちチームは概ね10~12分(時速35~29km)くらい。なかなか9分台は難しいです、、、

コース上には色々な参加者

このイベントの名物にひとつ仮装でのレース。レベルの高い仮装には賞品もあるんです。
子供の参加も多いです


小径車での参加チームもいます

12時台は「魔のピットクローズ」

12:03に4時間エンデューロのゴールとなるので、混乱を避けるため8時間エンデューロクラスは12:58~30分間ピットインができないようになります。つまりこの時間に自分の番が来ると最低3周はピットインができなくなります。(上級者には関係ないかもしれないですが)私たちのレベルではこの時間を「魔のピットクローズ」と呼んでいます。11時頃から誰がこの番になるか、、、そわそわし始めます。

パドック内の色々なブース


ピットからコースと反対側のエリア(パドックエリア)では、いろいろなブースが出展しています。グッズが安く買えるブースや試乗ができるメーカーのブース。

無料で自転車やサングラスのメンテナンスをしてくれるブースはとても有りがたいです。

残り4時間~ゴールへ

4時間エンデューロがゴールするとコース上は一気に台数が少なくなります。そして私たちの体力も一気に減少し始めます、、、、
鈴鹿サーキットは海に近く結構風が強いのも特徴で、毎回午後になると風が強まってきます。体力消耗&強い風でペースはどんどん下降線。そして16時のゴールを目指します。
▼写真の上に見えているのは海です。

私たち2チームもゴール目指して頑張ります。写真だと先頭を走ってるように写りますね

16:00ゴール

日が傾いてくる16時ちょうどにチェッカー。
私の5人チームは、40周でクラス275位でゴールです。40周なので、約232kmを5人で走りました。
「アタック240」というクラスでは、1人で8時間以内に240kmを走りきる人もいるのですが、我々は5人がかりでちょっと足りない感じです。

私たちチームの楽しみ方

今回で16回目の参加となった私たちチームは、多い時は5チーム30人で参加することもあります。中には順位2ケタというメンバーもいますが、多くは「大運動会」的な楽しみ方をしています。
順位というより、自分のタイムとの戦い。ゴルフで言えば頑張って100を切る!という感じですね。そして同世代で(少し)張りあう感。メンバー内で世代もマチマチですが同世代のタイムは気になりますよね。

そして爽快感!F1が走るコースという非日常な場所で必死に走って汗をかくのはとても気持ちいいものです。8時間の間、久しぶりに会ったチームメイトとアレコレ話しをするのも楽しいひと時です。

まとめ

私は2010年秋に初めてこのレースに参加しました。友人と2人で参加を決意しそれぞれ先輩を誘って4人で走ったのがとても楽しく、それからそれぞれが仲間を呼び合ってチームを作り、16回連続で参加しています。(私は2017年秋を除く15回参加)
多い時は5チーム30人で参加したこともあり、述べ100人ほどがチームメイトとして参加しています。
なので、このレースで知り合った仲間も少なくありません。
同じ趣味を持ったもの同士、それぞれが個々の楽しみ方で一緒に時間を過ごす「大人の運動会」のような楽しさが魅力のエンデューロ。
エンデューロは今や鈴鹿サーキットのみならず、日本各地で開催されています。みなさんも是非仲間と一緒に心地よい汗をかいてみませんか。

執筆:YASU

鈴鹿エンデューロオフィシャルサイト

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