旅×自転車 記事

【高知県】高知龍馬空港の自転車向けサービス環境は日本トップクラスだった|高知の自転車旅物語Part.2

高知の自転車旅Part.1では、自転車輪行での飛行機乗り遅れの記事をお届けしました。

Part.2となる今回は、高知空港の自転車向けサービス環境や出発準備のお話をお届けします。

前回のレポートはコチラから。

 

予定より1時間30分遅れで高知空港に到着

さて、前回まさか飛行機輪行乗り遅れを体験してしまいましたが、10:55に高知空港に到着。

幸いにも予定よりも1時間30分遅れ程度のビハインドで済みました。

愛称は「高知龍馬空港」。実は高知空港を利用するのは人生初なのです。

まずは、手荷物受取のターンテーブルで輪行袋に入れた自転車を受け取ります。

他の空港と同様、高知空港でもスタッフの方が一つ一つ丁寧に自転車を手で運んでくれます。こういった対応は、自転車乗りからするととても安心ですね。

なんと、自分以外に3人も輪行袋を預けている人がいました。50名弱の搭乗者のうち1割弱が自転車乗りって結構スゴイことですよね。

四国に自転車文化が根付きつつあることを感じます。

さて、空港に着いたら早速出発の準備です。なんたって、すでに1時間半遅れですから。

空港設備のご紹介~高知空港はサイクリストに優しい空港~

高知空港のステキなところの一つとして、自転車向けの素敵なサービス環境が整っていることです。

実際に利用してみましたが、その使いやすさは日本トップクラスかも、と感じた所です。

ちなみに、TABIRINでも「サイクルステーションがある空港」として情報を掲載していますので、ぜひご覧ください。

高知竜馬空港|サイクルステーションがある空港 TABIRIN

素敵ポイントその1.サイクルステーション

空港出口を出て左手側に進むと、自転車の組み立てや解体ができるサイクルステーションなるスペースがあります。

また、空港1Fの総合案内所では、空気入れや工具セット、バイクラック、組み立て用マットを借りることができるそうです。

バイクラックは常設かと思ったのですが、この日は置いてありませんでした。もしかしたら借りる必要があるのかも(もしそうだとしたら、使うシーンはあまりないかもですね。ここは残念なポイントでした)。

 

素敵ポイントその2.サイクリスト用更衣室

空港のHPには載ってませんが、サイクリスト用更衣室があります。これはお遍路さん用の更衣室をサイクリストにもオープンしているもののようです。

更衣室は3部屋分あり、それぞれカーテンで仕切る形式です。長椅子があるのが何気にGOODですね。

でもカーテンを閉めても隙間が少しできるので、女性は気になりそうです。

 

素敵ポイントその3.更衣室・ロッカー・トイレ・お店が隣接

3つめの素敵ポイントは、サイクリスト用の更衣室、コインロッカー、トイレ、お店(アグリファーム高知)が隣接していることです。ついでにATMも隣にあります。

実際に空港でサイクリングの準備をしたことがある人には分かると思うのですが、このように必要な設備が一カ所に集まっていることは結構重要なポイントです。

シンプルに言って、高知空港は自転車向けの施設への設備が優れています。

後ほど詳しくご説明します。

 

素敵ポイントその4.フジドリームエアラインズ(FDA)の輪行ハードケース無料貸出サービス

まだまだ素敵ポイントがあります!

静岡市に本社を置く老舗航空会社のフジドリームエアラインズ(FDA)では、輪行ハードケースの無料貸出サービスを受けることができます。

その名も「スポーツ用自転車搭載サービス」。搭乗3日前までにコールセンターへ申し込めば当日空港で借りることができ、1便当たり最大で7台まで受け付けるそうです。

高知空港⇔中部空港でFDAを利用する場合、このサービスを受けることができます。

これがあれば、さらに手ぶらで飛行機輪行ができるので、非常に便利ですよね!しかも無料!

スポーツ用自転車搭載サービス|フジドリームエアラインズ

 

素敵ポイントその5.輪行袋を持って歩くのにちょうど良い広さの空港

これは地方空港に共通ですが、輪行袋を持って歩いても全然苦にならない広さの空港なのです。

なんたって、空港の端から端までで80m、到着口から空港出口まで15mです。

羽田空港の場合、結構な距離を歩くことになりますよね?カートを使えばよいのですが、それでも輪行袋があると大変です。

その点、高知空港では到着ゲートをくぐるとすぐ目の前が出口。とっても楽です。

素敵ポイントその6.お遍路文化のお陰で良い感じの雰囲気

四国のお遍路文化があるので、サイクリストに対する雰囲気が良い感じなのです。抽象的な言い方ですが、サイクリストを受け入れてくれている空気感があるのです。

要は、自転車の輪行袋を持っていたり、自転車のウェアでうろついたり、果てはサンダルでうろついたりしても、何となく恥ずかしくない雰囲気なのです。

この空気感はすごく大事で、この部分を障壁に感じている人も多いと思います。

実際、羽田空港など大きな空港では、自転車ウェアでうろつくのはやはり恥ずかしいものがありますからね。

スゴク素敵!高知空港!

 

ちなみにバス乗車券売り場の場所は・・・

空港からまずはバスで移動する、という方もいると思います。バスの乗車券売り場は以下の場所です。

バス乗り場は、この売り場の目の前になります。

 

現地に着いてから出発までの手順をおさらい

さて、前ふりが長くなりましたが、ようやく出発準備の話に移ります。

空港に着いて自転車を受け取って、スグにさあ走り出そう!とはなりませんよね。

そう、組み立てやら着替えやら、いろいろ準備が必要なのです。スムーズに事を済ませるなら以下の手順になります。

  1. 食料や水を買う
  2. トイレを済ませる
  3. 自転車ウェアに着替える
  4. 自転車を組み立る
  5. 輪行袋を片付ける
  6. 荷物をコインロッカーに預ける
  7. いざ出発

しかし、このような輪行での出発準備において、独特の障壁が発生してしまうのです。主に次の3点です。

  1. 上記の手順1~3の間、常に輪行袋が手元にあって移動・管理が大変
  2. 3~4の間、自転車ウェアで空港内を移動する必要があり恥ずかしい
  3. 5~6の間、Bに加え、自転車から目を離さなくてはならないので盗難が心配

高知空港に関してみると、

障壁Aについては、空港が広くないこと、サイクリスト用の更衣室とトイレが隣接しているので移動が楽です。また、更衣室が広めなので、輪行袋に入れた自転車を置いておくことも大丈夫そうでした。もちろん、ほかの方に邪魔にならないよう配慮は忘れずに。

障壁Bについては、前述のとおり、お線路文化のお陰でサイクリストが変な目で見られない空気感を感じました。なので、自転車ウェアで歩いてもそんなにストレスは感じませんでした。

障壁Cについては、今回コインロッカーを利用しなかったので関係ありませんでしたが、実際にはこの問題は発生しそうです。対策は見えやすい場所に鍵をして置いておく、という形になるかと思います。

幸い、ガラス張りの部分が多いので、中から見えやすて安心です。↑の左側は総合案内所の真裏の部分ですね。

以上ですが、総論として高知空港は「とても輪行がしやすい」空港であるといえます。その理由が、前述のことに加え、この後にご説明する導線がシンプルなためです。

 

スムーズな出発のための導線はコレだ

さて、出発までの手順をおさらいしましたが、スムーズに出発するための導線をご紹介します。

以下のような感じで、導線が非常にシンプルです。

ただし、高知空港の惜しい点として、自転車組み立て・解体を行うサイクルステーションが更衣室やトイレ、ロッカー等から離れていることですね。

そして、願わくばシャワールームや輪行ケース置き場、即日荷物配送サービスが欲しいですね。これらが隣接して整備されていたら、言うことなしですね。

 

11:50 いよいよ出発

さて、10:55に高知空港に到着し、荷物を受け取ってなんやかんや準備をしていたら、時刻は11:50でした。

これから宿毛まで150km。18:00には到着しなければなりません。お腹も空いてきたし、果たして間に合うのか~。

サイクリングレポートは次回のお楽しみに。

 

【高知県のサイクリング情報はコチラ】

高知県のサイクリング情報|TABIRIN

【高知の自転車旅物語シリーズ】

【高知龍馬空港のHP】

高知龍馬空港 | ようこそ南国高知へ

【高知龍馬空港の地図】

(執筆:クリス)

  • Facebook
    Twitter
  • 編集部おすすめ
    ランキング
    カテゴリー