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記事タグ: 自転車旅

千葉県のサイクリングコースおすすめ7選! TABIRINで見つける千葉県の魅力を満喫!

千葉県のサイクリングコースおすすめ7選! TABIRINで見つける千葉県の魅力を満喫!

千葉県は、東京都内や横浜市・川崎市からのアクセスが良く、海岸線や自然豊かな景色、歴史ある街並みなど、多彩な魅力があります。
サイクリストにとっても走りやすいコースがたくさんあり、初心者から上級者まで楽しめるルートが揃っていて、TABIRINでもいくつか紹介しています。
TABIRINサイクリングレポート記事から、千葉県のおすすめコースを7つをご紹介します。

千葉県のサイクリングコースおすすめ7選!

成田空港から九十九里をめぐる、空と海と食を楽しむ80kmサイクリング

成田空港をスタート地点として太平洋を望む九十九里の大自然から里山を走り、千葉の食を堪能する80kmのロングライドです。道中では広大な空と美しい海の景色を満喫できるほか、新鮮な海の幸を楽しむこともできます。ロングライドに慣れている中級者以上の方におすすめです。

【千葉県】成田空港から九十九里をめぐる、空と海と食を楽しむ80kmサイクリング《PR》
日本を代表する国際空港のひとつ「成田国際空港」は陸上空港なので、空港からサイクリングをスタートすることができます。飛行機輪行だけでなく、首都圏から鉄道輪行でもアクセスの良い「空の玄関・成田国際空港」から、太...

千葉市 海浜幕張エリアで気ままにシェアサイクル「ハローサイクリング」

初心者や観光をメインに楽しみたい方には、海浜幕張エリアのシェアサイクリングが最適です。短い距離で気軽に利用でき、ショッピングやカフェ巡りを楽しむことができます。家族連れやカップルにもぴったりです。

【千葉県】千葉市 海浜幕張エリアで気ままにシェアサイクル「ハローサイクリング」
海浜幕張といえば、野球観戦やライブイベントのイメージが強くありませんか。幕張新都心の入り口で駅周辺にはオフィスビルやショッピングセンター、ホテルが建ち並びます。ビル街から少し離れ千葉市のシェアサイクルを使っ...

利根川沿いをめぐる水郷エリアサイクリング

利根川沿いを走るこのコースは、穏やかな川の流れと水郷地域の美しい風景が特徴です。初心者から中級者まで気軽に挑戦できる距離で、リラックスしたサイクリングを楽しみたい方におすすめです。

【千葉県】利根川沿いをめぐる水郷エリアサイクリング
梅雨明けが待ち遠しかった6月、天気予報で雨が降らなさそうな日を選び、日帰りで千葉の利根川沿いサイクリングに出かけてきました。いつもは茨城でご一緒いただく根本さんと水越さんもお誘いして、千葉の魅力散策をしてきま...

東京湾フェリーで館山・南房総(原岡海岸 岡本桟橋)へ日帰り輪行のんびりサイクリング

東京湾フェリーを利用した輪行サイクリングは、のんびりとした旅気分を味わえるコースです。南房総エリアの絶景スポットを楽しむことができます。初心者や観光目的の方におすすめです。

【千葉県】東京湾フェリーで館山・南房総(原岡海岸 岡本桟橋)へ日帰り輪行のんび...
暑い夏は海が恋しくなりますね。そんな天気の良い夏の日に、日帰りで海沿いを走ることができる、千葉県への輪行サイクリングをご紹介します。走行距離は10km程度なので初心者でも楽しんでいただけるコースです。※この記事は...

「道の駅むつざわ」をスタート&ゴールとする、海あり山ありグルメありの62kmコースを紹介

道の駅むつざわを拠点に、美しい海岸線と内地エリアを巡るルートを楽しめます。途中で地元の名物料理を味わえるスポットも多く、グルメ好きなサイクリストに最適です。

【千葉県】「道の駅むつざわ」をスタート&ゴールとする、海あり山ありグルメあり...
TABIRINに掲載している数多くのコース・マップ。サイクリングマップ「TABIRIN_05_睦沢周辺」の中で紹介されている「一周ルート」を実際に走ったサイクリングをご紹介。初級者でも、休憩を挟みつつ楽しく走りきれる程よいル...

「道の駅むつざわ」スタート&ゴールで、いすみ鉄道のサイクルトレインを利用して城やカフェを巡る約48kmコース

いすみ鉄道のサイクルトレインを活用した48kmのコースは、歴史的な城やおしゃれなカフェを巡るのにぴったりです。観光とサイクリングをバランスよく楽しみたい方におすすめです。

【千葉県】「道の駅むつざわ」スタート&ゴールで、いすみ鉄道のサイクルトレイン...
TABIRINに掲載している数多くのコース・マップ。サイクリングマップ「TABIRIN_05_睦沢周辺」の中で紹介している「列車を使って一回りルート」を実際に走った約48kmサイクリングをご紹介。自転車をそのまま電車に乗せる事が...

「道の駅むつざわ」をスタート&ゴールとする寺院巡り32kmのサイクリング

ゆったりとしたサイクリングを楽しみたい方には、寺院巡りの32kmコースがおすすめです。地元の文化や歴史に触れることができ、初心者やファミリーにも最適です。

【千葉県】「道の駅むつざわ」をスタート&ゴールとする寺院巡り32kmのサイクリング
「TABIRIN_05_睦沢周辺」に掲載している「睦沢周辺寺社巡り」のサイクリングレポートです。短い距離で多くの寺社をまわれます。珍しい寺カフェなどもあり楽しめます。TABIRINマップは、千葉県睦沢町にある「道の駅むつざわ...

まとめ

千葉県は、高速道路を使った車移動や鉄道だけでなく、東京湾フェリーを使った海路でもアクセスができ、1泊2日や日帰りで訪れることができます。
年中通して比較的温暖なエリアで、海や山などの美しい自然と歴史を楽しめるのが魅力です。
旅の嗜好や目的に合わせたコースを選んで、千葉県の魅力を満喫してください。

執筆:花田 康

TABIRINアプリを自転旅のお供に

TABIRINにはサイクリングのお供として使えるアプリもあります。

WEBサイト「TABIRIN」で掲載している自治体等が作成した全国のコース・マップやサイクリストにやさしい宿、レンタサイクルといった「旅×自転車 情報」の各施設、サイクリングの魅力を伝える「旅×自転車 記事」の情報などをまとめて一つの地図で見ることができるアプリです。

サイクリングに役立つ様々な機能をぜひお試しください。

iphoneの方はこちらかダウンロードできます。

androidの方はこちらかダウンロードできます。

富士山一周を楽しむ「フジイチ」をテーマにした”フジイチサイクルフォト”コンテスト:受賞作品の紹介

富士山一周を楽しむ「フジイチ」をテーマにした”フジイチサイクルフォト”コンテスト:受賞作品の紹介

富士山一周を楽しむ「フジイチ」をテーマにした「フジイチサイクルフォトコンテスト」を、2024年12月~2025年1月締切で開催しました。
サイクリングをしながら感じた自然、風景、仲間との思い出など、多くのご応募をいただいた中から、受賞された9作品をご紹介します。

フジイチサイクルフォトコンテストの概要と審査方法

募集テーマは、「フジイチで出会った最高の瞬間」

・サイクリング中に撮影した写真
・富士山や周辺エリアの風景
・サイクリング仲間との思い出の1枚
・富士山を中心とした文化やライフスタイルに関わる写真
で、サイクリング時の写真であることが分かるように、自転車もしくは自転車アイテム(ヘルメットなど)が映っている写真であること、その他規約に記載した条件で募集しました。

フジイチサイクルフォトコンテスト:開催期間:2024年12月9日(月)~2025年1月31日...
富士山一周を楽しむ「フジイチ」をテーマにした「フジイチサイクルフォトコンテスト」を開催します。サイクリングをしながら感じた自然、風景、仲間との思い出など、あなたが撮影した素敵な瞬間をシェアしてください!募集...

応募作品は約450点。その中から一次審査で35点に絞り込み、5人の審査員が最優秀作品を一点(3ポイント)、優秀作品を三点(各1ポイント)を選定し、合計ポイントで集計しました。
素晴らしい写真が多いため、惜しくも最優秀賞、優秀賞に選ばれなかった5作品も「佳作」として紹介させていただきます。

受賞作品紹介

最優秀賞


撮影場所:河口湖

・紅葉と快晴の中を、富士山と湖を横目に気持ちよく爽快に自転車で走り抜けていく様子が写真から大変よく伝わりました。

・赤い紅葉と、青い空と湖のコントラスト、その中心に少し雪を被った富士山という素晴らしい構図に、走る自転車が入ることで、動きと楽しさを感じさせてくれる素晴らしい作品です。

優秀賞(3作品)


撮影場所:富士市大淵笹場

・富士山と共に写る茶畑。自転車旅の旅程にぜひ組み込みたい、この地域の魅力が伝わる写真だと思います。このあとお茶関連のスイーツを食べたいです。

・偶然出合った風景かと思いますが、透明な空気感や日差しの暖かさまで感じられて、思わずサイクリングに行きたくなります。


撮影場所:山中湖

・富士山の雄大さと共に、曇りのない逆さ富士の世界に迷い込んだ自転車の構図が美しいと感じました。

・雲ひとつない青空と富士、そして自転車が湖面に映り込む。いわゆる逆さ富士でよくある撮り方かもしれませんが、見事にキマった一枚です。


撮影場所:静岡県富士市中里

・引退が近づくドクターイエローと富士山。この瞬間、この場所でなければ撮れなかった風景で、自転車で訪れたくなりました。

・いつ運転されるかわからないドクターイエローの走行予想をもとに狙ったであろう執念の一枚。鉄道と自転車の「好き」があふれた一枚ですね。

佳作(5作品)


撮影場所:富士川橋梁

・富士山、ロードバイク、新幹線が絶妙に収まった欲張りな構図が魅力的。3つの要素を違和感なくまとめるために構図を工夫されたと思う。シャッタータイミングもバッチリ。

・身近な乗り物(自転車)の上に、速い乗り物(新幹線)があり、その先に日本を代表する富士山を望むという組み合わせを、ローアングルで、迫力あるまとめ方をしているのが素晴らしいと感じました。


撮影場所:河口湖

・銀杏の黄色、白んだ青空と日に照らされた富士山。シンプルに、最も美しい作品と感じました。


撮影場所:山中湖

・ローアングルからの撮影が奥行きを際立たせ、旅のワンシーンのよう。折りたたみミニベロと富士山のスケール感の対比が良い。大きめのサドルバッグや泥除けが旅慣れた雰囲気を演出していて素敵。

・自転車と富士山の織りなす情景を表現しているだけでなく、下半分が手前の道だけという大胆な構図は、「旅の途中」を感じさせてくれる素敵な演出だと思いました。


撮影場所:和田峠

・幾重にも重なる山々のレイヤーの奥に、凛とそびえる雪化粧の富士山。澄みきった冬の冷たい空気を感じます。


撮影場所:山中湖

・富士山と湖と自転車、そして何より道路の曲線を美しく捉えた作品です。

賞品・副賞

最優秀賞、優秀賞、佳作には、それぞれAmazonギフトを賞品としてお送りさせていただきました。
また最優秀賞には副賞として、文字盤に富士山をイメージした機械式腕時計「JPW」をお送りしました。


https://jpwofficial.jp/

まとめ

■審査員紹介

フジイチをテーマに開催したフォトコンテストに、数多くのご応募をいただきありがとうございました。
応募頂いた作品を厳正に審査するために、TABIRINに関わるメンバーの中から、経験や立場の違う5人が審査員となりました。

〇 栗栖 嵩(TABIRIN運営スタッフ):自身もロードレースに参加する本格派サイクリスト。国内外でのサイクリング経験も豊富な視点から審査しました。

〇 増池 由有(TABIRIN運営スタッフ):旅先でレンタサイクルやシェアサイクルを楽しむ派。ライトユーザーであり女性視点で作品を審査しました。

〇 山岡 高治(デザイナー):TABIRINサイトのデザインを手がけ、自身もロードバイクを楽しむサイクリスト。クリエイター視点で作品を審査しました。

〇 岩田 敦雄(エディター):雑誌サイクルスポーツからバイシクルクラブの編集長を歴任した経歴を基にTABIRINでの執筆も担当。メディア編集経験者の視点で審査しました。

〇 花田 康(広告業):TABIRINのサイクリングレポート(撮影・執筆)を数多く担当。広告屋の視点で作品を審査しました。

季節や場所によって、様々な富士山の風景を楽しめることが、とても伝わってきました。私たち編集メンバーも四季折々の富士山を改めてサイクリングで楽しみたくなりました。
みなさんもぜひ、美しい富士山の風景を探しに、フジイチサイクリングに出かけてみてください。

執筆:花田 康(TABIRIN編集部)

 

【愛媛県】「今治・西条ゆうゆう輪道」レンタサイクルの旅〈前編〉

【愛媛県】「今治・西条ゆうゆう輪道」レンタサイクルの旅〈前編〉

しまなみ海道をはじめとする”サイクリングパラダイス愛媛県”の魅力発信シリーズ。今回は、オレンジフェリーを利用して愛媛県の今治市と西条市を周遊する「今治・西条ゆうゆう輪道」のサイクリングレポートをお届けします。

サイクリングと相性抜群の「オレンジフェリー」について

関西・大阪方面からしまなみ海道へのアクセス方法としておすすめの大阪南港~東予港間240㎞の四国オレンジフェリー関西航路は2018年に導入されました。

新造船「おれんじ えひめ」「おれんじ おおさか」は日本初の完全個室化となっており、「動く海上ホテル」として有名です。

https://www.orange-ferry.co.jp/time-table/kansai/toyo-osaka/index.html)

船内に入ると中央部のホール部分で豪華な照明が出迎えてくれます。船の内部はホテル同様の作りで旅の雰囲気を盛り上げてくれます。

大阪南港を22時に出発(乗船は20時開始)し、愛媛県の東予港を6時に到着する運航スケジュールであり、宿泊している間に移動できるのが最大のメリットです。
自転車を客室に持ち込まれる場合は、輪行袋に入れて持ち込めますが、輪行袋に入れずにそのままお部屋に持ち込むことも可能です。

今回はシングルの客室を利用しました。太平洋や日本海のフェリーと比べても圧倒的に穏やかな瀬戸内海を進むので、ほとんど揺れを感じることなく快眠できました。

船内には素敵な装飾が施され、清潔で快適な環境が保たれています。乗客定員は519人。船内には十分な広さのフリースペースがあり、テーブルや椅子でくつろぐことができ、レストランやいつでも利用できる大浴場やシャワールーム もあります。

今回利用したオレンジフェリーは愛媛県で開催中のデジタルスタンプラリー「しまひめライド」のスポットに登録されています。
スタンプラリーへの参加方法やスタンプの獲得については、以下のサイトをご確認ください。

https://gse.cycling-ehime.com/shimahime-ride/

QRコードを読み取ってスタンプを集め、合計 3,000円以上の買い物をして応募した方の中から抽選で地元の特産品が当たりますので、フェリーに乗船される方は船内と東予港のフェリーターミナルににあるスタンプを忘れずゲットしてくださいね。

東予港に到着した後は今治駅へ向かう無料の連絡バスに乗車します。

自転車の持込み(輪行袋も含む)でのご乗車はできませんので輪行袋で持込む方は壬生川駅行きのバスに乗ってJRを利用するのがおすすめです。

また、土・日・祝日にJRを利用される方は自転車をそのまま持ち込むことが可能な「サイクルトレイン」を運行しておりますので、詳細はこちらをご確認ください。
https://www.jr-shikoku.co.jp/02_information/cycle-train/

「しまひめライド」のスポットでもある「今治駅前サイクリングターミナル」のオープンは8時、奥に見える「ジャイアントストア今治」は9時オープンなので

今治駅構内にある「リトルマーメイド 今治駅店」で

焼きたての「とびっきりメロンパン」と「ベーコンポテトドッグ」をいただき時間調整しました。

今治駅前サイクリングターミナルにてクロスバイクを借りて今治駅周辺をサイクリング

8時になり「今治駅前サイクリングターミナル」は受付が始まります。クロスバイクかシティサイクルのいずれかがレンタル可能です。

レンタサイクルは、クロスバイクなど約100台。更衣室やシャワー室を完備し、自転車の洗車、組立て、メンテナンスができるなど、サイクリストに必要な機能が揃っています。係員から乗り方の注意を聞いて無事受付完了。

自転車を借りたら、折角なので今治駅周辺の観光スポットをサイクリングしてみましょう。

まずは近くにある四国八十八箇所のうちの一つ「別宮山 金剛院 南光坊」を通って

昨年の「サイクリングしまなみ2024」の前日受付会場・フィニッシュ会場にもなった「みなと交流センター はーばりー」に行きました。4階は展望台になっており、エレベータで上がっていくと美しい景色が広がっていました。

続いて築城の名手藤堂高虎がつくった日本屈指の海城「今治城」へ向かいます。この場所も「しまひめライド」のスポットとなっています。

同じくスポットに登録されている「今治タオル本店」へ行きました。

後編では「今治・西条ゆうゆう輪道」を走ります

後編では「今治・西条ゆうゆう輪道」沿いのたくさんのおすすめスポットを紹介しています。
「しまひめライド」の対象スポットが中心ですが、この時期に関わらず、ライドの休憩時におすすめのお店や立ち寄っていただきたい場所などをご案内しています。
後編のレポートも楽しみにお待ちください。

 

執筆:日本旅行ビジネスソリューションズ株式会社

【愛媛県】「今治・西条ゆうゆう輪道」レンタサイクルの旅〈後編〉

【愛媛県】「今治・西条ゆうゆう輪道」レンタサイクルの旅〈後編〉

大阪方面からしまなみ海道へフェリー移動し、サイクリング序盤の様子をお届けした前編。
ここからは今治市と西条市を一周する「今治・西条ゆうゆう輪道」のレポートをお届けします。
「しまひめライドデジタルスタンプラリー2024」の対象スポットを中心に巡っていますので、ご参加予定の方もぜひご覧ください。

いよいよ「今治・西条ゆうゆう輪道」をサイクリング

「今治タオル 本店」からはひたすら今治街道を10km南下して「道の駅 今治市湯ノ浦温泉 」を目指します。この場所も「しまひめライド」のスポットとなっています。

ここを左折して坂を上り切ったら「日本の渚・百選」にも選ばれている桜井海岸を望む高台に位置する、湯ノ浦唯一の日帰り温泉「四季の湯ビア工房」があります。

桜井総合公園を抜けて坂を下ると「虎ヶ鼻海岸公園」に着きます。

更に南下して「しまひめライド」のスポット「休暇村瀬戸内東予(シーサイドキャンプ場)」に向かう途中には、先程オレンジフェリーを下船した東予港への海岸線と石鎚山を望むことができます。

「休暇村瀬戸内東予」本館は温泉施設で小高い丘の上に建ち瀬戸内海を一望できる絶景が自慢です。

坂を下った海岸沿いにあるシーサイドキャンプ場は海まで徒歩1分という好ロケーションで、バーベキュー、磯遊び、海水浴(夏季限定)などさまざまな楽しみ方ができ、テントや調理器具などはレンタルできるので手ぶらで楽しめます。

その後は「しまひめライド」のスポットである「旬彩串ダイニング つづみ」へ向かいます。夜は串料理を中心とした居酒屋で、お昼はランチメニューの「旬彩串揚げランチ」が人気です。

豊かな自然と優れた食文化が自慢の西条市丹原町へ

「旬彩串ダイニング つづみ」から南西に進むと、西条市の丹原町に到着。
ここ数年で地元産の食材を使用した新店舗が続々と オープンしており、地元グルメを堪能しながらサイクリングを楽しめます。
ここからは、丹原町にあります「しまひめライド」の登録スポットをご紹介します。
まずは「ゆきもと農園」へ向かいます。

ここでは、いちご狩りやブドウ狩りの体験をはじめ、オンラインショップを運営しているため、現地とご自宅どちらでも新鮮ないちごやブドウを楽しむことができます。

続いて、「ゆきもと農園」から約4km走ったところにある「grandpa’s tree(グランパスツリー)」にお伺いしました。

小さな工房で、ジャムやグラノーラを全て手作業で作っていて、主に地元、西条市産の果物を加工しています。土曜日のみパンの販売もおこなっていますので、是非お立ち寄りください。(営業時間9:30~16:00)

また、丹原町出身者の方々によって作成された「えひめ・西条 たんばらMAP 」では、丹原町の素敵なお店や農園を紹介しており、「grandpa’s tree」についても紹介されています。是非このマップを活用してサイクリングをお楽しみください。

「grandpa’s tree」を訪れた後は、約2km先にある「SOILIKKLE(ソイリクル)」。
ここは、愛媛県産大豆を使用したがんもどきや豆乳、おからを使用したメニューが人気のお店です。


今回は瀬戸内がんも(鯛の塩焼き出汁ひたし)と生がんもをいただきました。

次に「SOILIKKLE」から約2km先にある、「うしろのしょうめんだ~れ」に寄ってみました。
ここは、1985年創業の家庭的な雰囲気のカフェ&レストランで、おすすめはハンバーグ・オムライスです。

今回は濃厚プリンとグァバジュースをいただきました。

県道48号線を約1km走るとバウムクーヘン専門店「PENTA FACTORY」が見えてきます。

西条産生米粉と愛媛県の農家さんが大切に育てた果物を使用したバウムクーヘンは大変人気です。

さらに県道48号線を走ると巨大な赤い折り鶴のオブジェが現れます。その近くにあるJA周桑「田野女性部ふれあい直販所」は、土・日の午前8時から午後4時までの営業で、丹原のお野菜や果物の直売を行っており、おすすめです。

フォトジェニックなスポット「タオル美術館」へ

「田野女性部ふれあい直販所」から県道48号線を経由して県道155号線を北上し、途中で左折して大明神川沿いに上ると松山の道後温泉、今治の鈍川温泉と並び「伊予の三湯」と称される本谷温泉があります。
すぐ横には「しまひめライド」のスポットの四国最大級で大人も子供も夢中になれる新感覚アウトドアパーク「フォレストアドベンチャー・西条」がありますので是非訪れてみてください。

その後は、周越農道を北上し、「しまひめライド」のスポット「タオル美術館」へ向かいます。

タオルとアートを融合した美術館で、タオルの原料である綿をつかった巨大なオブジェの展示や、タオルの製造工程の見学、ショッピングが楽しめるほか、広々とした庭園やレストランもあり充実した施設となっています。なかでも約200色に染められた糸巻 1,800 本が壁一面を埋め尽くす展示は必見ですね。

広い館内を見学後、県道154号線を上り「鈍川温泉」に向かいます。

今治市推奨。サイクリングするなら「ササ飯」がおすすめ!

今治藩の湯治場として栄えた鈍川温泉は、現在は「すっぴん美人の湯」として親 しまれており、

その上に広がる鈍川渓谷は「えひめ自然100選」にも選ばれている景勝地。

豊かな森が育む透明度が非常に高い水が流れ、自然の造形に驚かされる美しい渓谷が続いています。

鈍川渓谷沿いの山道をサイクリングした後、日帰り利用できる温泉で「しまひめライド」のスポットに登録されている「鈍川せせらぎ交流館」へ向かいます。

この施設は、美肌効果、その他神経痛、関節痛などの効能があるといわれている温泉や、テントサウナの貸出も行っており、今治市が推奨する「ササ飯」のひとつであるサウナを楽しめます。

今治・西条ゆうゆう輪道の紹介は以上となります。
ここからは、「ササ飯」についてご紹介させていただきます。
ササ飯とは、「サイクリング × サウナ・温泉 × 飯・スイーツ」の略称ですあり、今治市が推奨する新たなしまなみ海道サイクリングの楽しみ方のことを指します。
https://imabari-sasameshi.jp/

ササ飯事業に協力するサウナ・温浴施設及び飲食店をあわせて約70店舗あり、今回は2つのお店を紹介させていただきます。
まずは「白楽天 今治本店」

コクのある甘いタレは白楽天の焼豚玉子飯ならでは。半熟たまごの上にかけられたコショウがアクセントとなり、タレと焼豚は相性抜群です。

次に、今治で外したくないのは「今治焼き鳥」です。
串に刺さっていない皮を鉄板で軽く焼き小さな板状の鉄の重しを乗せプレスしてつくる焼き鳥のことで約50年前に考案されました。
今回は「やきとり世渡」を訪問。

甘めのタレと今治焼き鳥の相性が抜群でどれを頼んでも美味しかったです。

今治市をサイクリングされる方はぜひ「ササ飯」を体験してみてください。

関連リンク

▼【愛媛県】しまひめライドデジタルスタンプラリー2024
https://gse.cycling-ehime.com/shimahime-ride/

▼「今治・西条ゆうゆう輪道【60.7km】(今治市〜西条市をまたぎながら温泉地をめぐる)」サイクリングコース(CYCLING EHIME 公式サイトより )
https://cycling-ehime.com/routes/imabarisaijo/

まとめ

今回は愛媛県のサイクリングコースの一つ「今治・西条ゆうゆう輪道」をご紹介しました。
グルメや温泉、自然を満喫できる魅力あふれるサイクリングコースであり、オレンジフェリーを利用すれば関西方面からのアクセスも便利です。
ぜひ、公共交通機関等を活用して「今治・西条ゆうゆう輪道」をサイクリングしてみてください。

おしらせ

現在愛媛県で開催中の『しまひめライド』に合わせて、旅×自転車の情報メディアTABIRINでは、フォトコンテストが開催されています。

〈たくさんのご応募ありがとうございました〉【愛媛県】「しまひめライド×TABIRIN...
※本フォトコンテストは終了しています。【愛媛県】しまひめライドデジタルスタンプラリー2024 開催中グレーターしまなみ・えひめ推進協議会(愛媛県、松山市、今治市、西条市、上島町等で構成)は、しまなみ海道と隣接する...

フォトコンテストのテーマは「しまひめライド~思い出の風景×自転車旅」です。
是非「今治・西条ゆうゆう輪道」の自転車旅をお楽しみいただきたくさんの写真の投稿をお願いいたします。
入賞者には豪華賞品も用意されていますよ。
次回は愛媛県のサイクリングコース「今治・道後はまかぜ海道」のサイクリングレポートをお届けします。

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TABIRIN「コース・マップ検索」掲載

▼「今治・西条ゆうゆう輪道」サイクリングコース

今治・西条ゆうゆう輪道

 

執筆:日本旅行ビジネスソリューションズ株式会社

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今年に入り、TABIRINでは”サイクリングパラダイス愛媛県”の魅力発信シリーズをお届けしていますが、愛媛県の名所として忘れてはならないのが「道後温泉」ですよね。

「道後温泉本館」は、昨年の12月に約6年にわたる保存修理工事が完了しました。
第38回「にっぽんの温泉100選」にて、全国2位を獲得した名湯です。

今回はその注目の「道後温泉」を起点に松山の魅力溢れるスポットを、現在愛媛県で開催中のデジタルスタンプラリー『しまひめライド 』を利用しながら楽しめるサイクリングの旅をお届けします。

約3000年の歴史を誇る日本最古といわれる道後温泉のシンボル
「道後温泉本館」

「道後温泉本館」は平成6年12月に公衆浴場で初めて国の重要文化財に指定されました。
松山市はもちろん、国の宝である本館を次世代へ大切に引き継いでいくため、平成31年1月から始まった保存修理工事はいよいよ令和6年12月に完了しました。
メインの「神の湯階下」の営業時間は6:00~23:00となっており夕方から夜は非常に混んでおりますが、早朝は比較的空いてました。
今回は先に入浴してからサイクリングをすることにしました。

ベールを脱いだ創業当時の風情を残した新しい「道後温泉本館」です。

写真右奥にあるのが明治時代に正面玄関があった神の湯本館棟。
建物のてっぺんにある振鷺閣(しんろかく)の上で羽ばたく道後温泉のシンボルの白鷺は、当時の正面玄関があった方を向いています。写真手前側の建物は皇室専用浴室「又新殿」がある又新殿・霊の湯棟となります。

「道後温泉本館」を後に「四国八十八ヶ所」巡りは如何ですか?

四国八十八ヶ所は真言宗の開祖である弘法大師・空海によって開創されたと伝えられています。
四国遍路は江戸時代中期頃より日本全国の人々が四国を訪れ弘法大師ゆかりの地を巡るようになったのですが、松山市は四国の市町村の中で四国霊場が最も多く、46番札所から53番札所まで8ヶ寺あります。

「道後温泉本館」のすぐ近くにある「第51番札所石手寺」とその先にある「第50番札所繁多寺」を訪れてみました。

「第51番札所石手寺」は、国宝や重要文化財に指定された文化財がある見ごたえ満載の札所で『ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン』で星1つを獲得しています。
参拝者だけでなく観光客からも人気があります。道後温泉から近くという好立地も魅力のひとつで、愛媛県でお遍路デビューするならこの寺から訪ねてみるのもおすすめです。
右奥にも少し見えておりますが、鎌倉時代に建てられた三重塔と室町時代の鐘楼堂の重要文化財は、あいにく保存修理中のようです。

「第50番札所繁多寺」は松山東部環状線を少し南に下った場所にあります。
寺は松山城をはじめ、松山の市街、瀬戸内海まで一望できる高台にあります。のどかな風情の境内周辺は、美しい自然の宝庫として景観樹林保護地区に指定されています。

道後温泉より松山市内中心部へ

道後温泉から沢山のスポットがある市内中心部に移動してみましょう。まずは、松山城へ向かいます。

松山城本丸は標高132mの山頂にあります。
歩いて登るのは大変なので、8合目付近まで運行している「松山城山ロープウェイ・リフト」を利用することをおすすめします。自転車置き場は、乗り場の近くにありました。

現存十二天守のなかで唯一、親藩である松平家によって建築された「松山城」は21棟の国の重要文化財を有し、城郭建築としての見どころが満載です。

市内のほとんどの場所から目にすることができる「松山城」は姫路城・和歌山城とともに、日本三大連立式平山城の一つとして数えられています。

「松山・城山ロープウェイ・リフト」を降りたところにある「えひめ愛顔の観光物産館」は、午前9時から午後6時まで営業しており、『しまひめライド 』のスポットに登録されています。
「えひめ愛顔(えがお)の観光物産館」は、県内における物産・観光情報の発信拠点です。観光情報コーナーでは、県内各地の観光名所を紹介するパンフレット等を数多く取り揃え、愛媛の観光情報を提供していて気軽に立ち寄れるスポットとなっていますので、情報収集には最適です!

現在、グレーターしまなみ・えひめ推進協議会(愛媛県、松山市、今治市、西条市、上島町等で構成)は、しまなみ海道と隣接する愛媛県側エリアにおいて、サイクリングとあわせて、自然やアクテビティ、ショッピング、美味しいグルメなどを楽しむデジタルスタンプラリー『しまひめライド』を開催中です。
QRコードを読み取って計5つ以上のスタンプを集め、合計3,000円(税込)以上の買い物をして応募すると抽選で地元の特産品などの豪華賞品が当たります。
サイクリングを楽しみながらスタンプを集めると楽しさ2倍です!詳しくは下記のサイトをご確認ください。
https://gse.cycling-ehime.com/shimahime-ride/

「えひめ愛顔(えがお)の観光物産館」は、店内のパンフレットが置いてある場所にデジタルスタンプラリー『しまひめライド』の読み取り用のQRコードが設置されていました。このバーコードを読み取るとスタンプを獲得することができます。

えひめ愛顔(えがお)の観光物産館の近くに有名な「鯛めしもとやま」があります。

宇和島風の鯛めしを存分に楽しむことができます。新鮮な鯛の刺身を特製のタレで味付けし、薬味を添えて豪快にご飯と合わせるこの一品は、一度食べたら忘れられない美味しさです。

次に訪れたいのは世界的な建築家・安藤忠雄氏が設計した「坂の上の雲ミュージアム」です。

「坂の上の雲ミュージアム」は、司馬遼太郎氏の小説『坂の上の雲』に描かれた松山出身の3人の主人公(秋山好古・真之兄弟、正岡子規)の足跡や“明治”という時代に関する展示を行っています。
小説『坂の上の雲』には、近代国家の形成期の世界や日本で起きた出来事、そのなかで生きた人びとの人生など多くの物語が描かれ、歴史好きにはたまらないお話です。場所は、「萬翠荘」のすぐ近くで、駐輪場もあります。

次に訪れるのは、「萬翠荘」です。
旧松山藩主の子孫・久松定謨伯爵が建てたフランスルネッサンス様式の洋館です。国の重要文化財に指定されており、館内では美術展や歴史的な展示が楽しめ、優雅な雰囲気に浸れます。建物自体もフォトジェニックで素敵な写真を撮るのもおすすめです。

続いて訪れたのは、JR松山駅です。
昨年の9月29日にJR松山駅周辺の線路の高架化が完成し新しい駅舎が開業しました。駅構内の天井は愛媛産のスギやヒノキで覆われ、トイレのタイルには砥部焼が使われるなど、あちこちに愛媛の玄関口らしいデザインが施されていました。

「JR松山駅」を訪れた後は、前から気になっていた『しまひめライド』の登録スポット「ワカパン」へ向かいます。
営業時間と営業日(毎日営業していない)が限られていて、腹ごなしにサイクリングすることにしました。ゆっくり走って1時間15分程かかりました。

自家製酵母をつかったフワフワのパンです。
入り口もおしゃれです。敢えてお店の写真は載せません! お店に着いたら・・・民家??という驚きからスタートします。今回は、あんパンを美味しくいただきました。

その後、来た道を戻る途中にある『しまひめライド』の登録スポット「うつぼ屋」へ向かいます。

1954年創業の老舗和菓子店で、夏目漱石の小説「坊っちゃん」にちなんだ松山市の銘菓「坊っちゃん団子」はあまりにも有名です。
抹茶風味のタルトなど品揃えも豊富で、サイクリングで疲れた身体に甘いご褒美は最適です。三つの金色は「心、和、美」を表現しています。

最後は道後温泉に戻ります

松山市内のサイクリングを満喫したら、やはり最後は道後温泉!
道後温泉駅に到着し、その前にある、坊っちゃんからくり時計に目を奪われました。
時計は道後温泉本館をモチーフにつくられており、定時になると、夏目漱石の小説「坊っちゃん」でおなじみのキャラクターが動き出し、時を告げてくれます。一人で訪れても温かい雰囲気を感じられる場所です。
気づけば辺りはすっかり暗くなってしまいました。

そして今回のサイクリングの最終目的地は『しまひめライド』の登録スポット「道後 hakuro」。
落ち着いた雰囲気の宿泊施設で、天然温泉の大浴場を備えた新しいスタイルの宿泊施設です。
シングルのお部屋が多いところもポイント。温泉で疲れた体をゆっくり休めることができます。
夜は温泉街を散策して、足湯やグルメを堪能しようと思います。

関連リンク

▼【愛媛県】しまひめライドデジタルスタンプラリー2024
https://gse.cycling-ehime.com/shimahime-ride/
▼「今治・道後はまかぜ海道【66.8km】(愛媛県の代表的な観光スポットを一気に楽しむ)」サイクリングコース(CYCLING EHIME 公式サイトより )
https://cycling-ehime.com/routes/hamakazekaido/

まとめ

「サイクリストの聖地」とも呼ばれ世界7大サイクリングロードの一つ「しまなみ海道」はあまりにも有名ですが、その愛媛県側のゲートウェイとなる松山市には日本三古湯の一つといわれる「 道後温泉」があり、そのシンボルは明治27年に建築された道後温泉本館は実に約6年にわたる保存修理工事が完了した今注目の旅行先となっております。
その魅力あふれる松山市内の各スポットを自転車で回るときの楽しみを増やすことができる「しまひめライドデジタルスタンプラリー2024」の最新スポットを含めた紹介をさせていただきました。

また、この時期に関わらずこちらの記事情報を活用され、愛媛県でのサイクリングを楽しんでいただけると幸いです。

 

執筆:株式会社日本旅行 松山支店

 

【愛媛県】「えひめ・しまなみリンリントレイン」を利用して「今治・道後はまかぜ海道」レンタサイクルの旅〈前編〉

【愛媛県】「えひめ・しまなみリンリントレイン」を利用して「今治・道後はまかぜ海道」レンタサイクルの旅〈前編〉

しまなみ海道をはじめとする”サイクリングパラダイス愛媛県”の魅力発信シリーズ。
今回は、愛媛県今治市から松山市までサイクルトレインを利用し、松山市から今治市へ向かう国道196号線の海沿い区間<今治・道後はまかぜ海道>を含む片道約68kmのサイクリングレポートをお届けします。

新しくなった「JR松山駅」等に焦点を当てて、ここを起点とした「興居島」や「高浜港」を経由する海沿いのコースもご紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。

「えひめ・しまなみリンリントレイン」を利用して今治駅から新しくなったJR松山駅へ

JR四国旅客鉄道株式会社が実施している「えひめ・しまなみリンリントレイン」は、自転車を解体することなくそのまま持ち込むことが可能で、当該区間に有効な乗車券類のみでご利用いただけるのでサイクリストにとっては非常に便利なサービスです。(こちらサービスは2025年2月24日〈月・祝〉で終了しています。)

今回はJR今治駅から乗車しましたが、改札のところに愛媛県で開催中の「しまひめライドデジタルスタンプラリー2024」の専用QRコードが設置されています。

現在、グレーターしまなみ・えひめ推進協議会(愛媛県、松山市、今治市、西条市、上島町等で構成)は、しまなみ海道と隣接する愛媛県側エリアにおいて、サイクリングとあわせて、自然やアクテビティ、ショッピング、美味しいグルメなどを楽しむデジタルスタンプラリー”しまひめライド“を開催中です。QRコードを読み取って計5つ以上のスタンプを集め、合計3,000 円(税込)以上の買い物をして応募すると抽選で地元の特産品などの豪華賞品が当たります。
詳しくは下記のサイトをご確認ください。

https://gse.cycling-ehime.com/shimahime-ride/

列車に乗車して中に入ると車内各所に水色の自転車固定可能場所の案内がありますので、案内に従って自転車を固定します。JR今治駅から松山駅までサイクルトレインで約70分。

JR松山駅に到着すると、対面乗り換え可能なホーム構造でエレベーターが設置されているため、サイクリストも快適にご利用いただけます。ホームでの自転車撮影は中々貴重ですね。

エレベーターに乗り3階から1階まで降りて少し歩くと、改札が見えてくるので

一旦外に出て全景を撮影。

JR松山駅「だんだん通り」を散策

駅舎内には松山で人気のコーヒー専門店や中華料理店など16店舗が駅の開業に合わせてオープンしました。

また、駅舎内の「松山市観光案内所」は「しまひめライド」のスポットに登録されているため、スタンプ獲得も忘れずに。

「JR松山駅」から「三津浜港」と「高浜港」を目指してサイクリング

まずは「JR松山駅」を出発して愛媛県道19号松山港線を真っすぐ北上した先にある「アルムのパン」を目指します。

アルムのパン

店内は清潔感に溢れ、パンは北海道小麦を使用しており、パンの種類ひとつひとつに合わせたこだわりの手作り生地で、どれも絶品です。イートインスペースもあるため、その場でお召し上がりいただけます。

「しまひめライド」のスポットにもなっているので、スタンプ獲得もお忘れなく。

今回はアルムのパンの人気ナンバー1「北海道塩バターコーンパン」と「もちもちマルゲリータ」を食べました。「北海道塩バターコーンパン」はマフィン型のパンで、中にはコーンが入っており、食べるとバターの風味が口の中で広がります。「もちもちマルゲリータ」は全粒粉米粉を使ったもちもちの生地を使ったピザ風マルゲリータで、食べ応え十分で大満足でした。

三津浜港へ

そのままこの店の前の信号を左折して西進すると三津浜港が見えてきます。この港の近くにある「しまひめライド」のスポットを2つご紹介します。

旧鈴木邸 CHAYA(茶屋)

一つ目は国指定有形文化財登録物件「旧鈴木邸CHAYA」です。2022年春におはぎ屋さんをOPENし、小ぶりで食べやすいおはぎは甘さ控えめでいくらでも食べられる美味しさです。1日1組限定の宿泊や座敷の貸切も行っているので、まったりと過ごしたい人は必見です。

CAFE&BAR 太陽と月

二つ目は「カフェ&バル 太陽と月」です。店内に入ると、まるで自宅のような玄関があり、座敷の個室も用意されています。メイン料理を選べる副菜豊かな「選べる太陽と月プレート」や十六穀米で食べる愛媛グルメ「宇和島鯛めしプレート」など、多様なメニューがあり栄養満点な食事はサイクリストにもおすすめです。

東京ラブストーリーのロケ地「梅津寺駅」へ

さて、「三津浜港」の後は「伊予鉄梅津寺駅」に向かいます。

目の前に一面の海が広がるどこか昔なつかしい駅舎で、90年代に一世を風靡したテレビドラマ「東京ラブストーリー」のロケ地としても知られ、左奥の人が溜まっている柵には、作中のクライマックスシーンと同じように、20年以上経過した現在でも白いハンカチが固く結ばれて風にたなびいています。
プラットフォームに下りれば潮風と波音に包まれ、まるでドラマの主人公にでもなったかのような感覚を感じることができる素敵な駅舎です。

また、伊予鉄道の郊外電車(松山市内中心部の路面電車ではなく、広域に走っている路線)では自転車をそのまま持ち込めるサイクルトレインを土・日・祝日(指定日以外)に始発~終電までのすべての電車が対象で実施してます。
伊予鉄道の松山市駅からサイクルトレインを利用して梅津寺駅まで来ることも可能なので、体力に自信がない方におすすめです。

「梅津寺駅」のすぐ近くには「梅津寺公園」があり、かつては『梅津寺パーク』という人気の遊園地でした。現在は梅や桜の名所である梅林等を営業しております。

みきゃんパーク梅津寺

梅津寺公園の隣には、「しまひめライド」のスポットの「みきゃんパーク梅津寺」があります。

建物の2階では、みかんを使ったオリジナルスイーツが楽しめるカフェも営業しており、窓からは伊予鉄グループの電車がよく見えます。

ここでも忘れずに「しまひめライド」のQRコードを読み込んでスタンプをゲットをし、

果汁100%のみかんジュースで喉を潤してから高浜港へ向かいます。

高浜港へ

折角なので「高浜港」に向かう途中にある「ターナー島」へ寄ってみることにしました。

「ターナー島」は別称であり、実際は「四十島」と呼ばれています。高浜港の南にある黒岩とよばれる岬から約150mのところに浮かぶ小島で、島に生えている松のかたちがイギリス人画家ウィリアム・ターナーの描く松に似ていることから「ターナー島」の愛称で広く親しまれております。

「高浜港」からは向かい側に「興居島(ごごしま)」が見えます。
「興居島」は高浜港からフェリーで約15分で島にある由良港、泊港に到着します。それぞれ1日14本のフェリーが往復するアクセスの良い離島です。周囲21.6kmの島は信号もなく本格的な離島気分を満喫でき、島の周囲をぐるっと幹線道路が通りサイクリングにもおすすめです。由良港ではE-BIKEやクロスバイクなどのレンタサイクルも行われていますので機会があれば是非サイクリングに行くことをおすすめします。

寄り道を終え「はまかぜ海道」に戻る前に折角なのでもう一か所寄ってみました。愛媛県にはサイクリングの途中に沢山の四国八十八か所霊場「四国遍路」のお寺の近くを通ることがあります。
今回そのひとつである53番札所 「円明寺」にてサイクリングの安全祈願をしてきました。

「はまかぜ海道」を走る

ここからは「今治・道後はまかぜ海道」の醍醐味である海岸沿いの潮風を感じるサイクリングコースを走ります。まずはよく整備されている「和気浜緑地」で暫し休憩。

その後、県道347号平田北条線を北上すると観光列車のような雰囲気のある「カフェトレインベイサイド」に到着。

「海の見えるカフェでゆっくりと…ゆっくりと…」の如く

すぐそばに海を見ながら8時から16時まで注文が可能なモーニングでちょっとしたブランチを楽しみました。

松山市「北条エリア」のサイクリングを満喫!

ワカパン

そのまま真っすぐ北上して北条エリアに入り、右に曲がって高縄山の麓まで上がっていくと「しまひめライド」のスポット「ワカパン」があります。地元で採れた果物や野菜から自家製の自然酵母を使用したパンは絶品です。

山を下ると「えひめ・しまなみリンリントレイン」の乗降が出来る「JR伊予北条駅」に到着。

近くに北条地域マップを見つけました。

「伊予の江の島」と呼ばれる「鹿島」が駅のすぐ近くなので寄ってみましょう。

北条港にある鹿のオブジェが特徴的な渡船を利用すると鹿島へ行くことができます。本物の鹿が出迎えてくれる周囲約1.5㎞の小島で、島内には、海水浴場やキャンプ場、河野水軍ゆかりの鹿島神社などがあります。

「鹿島」から「北条港」へ渡船で戻ってきた後、そのまま海沿いを走るとこの景色!

わくわく感♪満載のサイクリングコースです。

国道196号線は路肩が狭く通行量が多いこともありますが、途中には素敵なカフェが続きます。「ベティクロッカーズ 北条店」から名前が変わった「リー・ベイリーズ」では本格的なアフタヌーンティーが楽しめます。

レストランふわり

すぐ先には道の駅「風早の郷 風和里(ふわり)」があります。そこにある「レストランふわり」は「しまひめライド」の新スポットに登録されています。こだわりが詰まった海鮮料理が自慢で、特に北条鯛めし定食が人気です。
愛媛は鯛めしが有名ですが刺身でいただく「宇和島鯛めし」に対し、北条で名物として提供されている鯛めしは炊き込みご飯です。天然鯛をふんだんに使い、地元の醤油で味付け、米は久万高原町産の清流米を使用するなどシンプルながら素材へもこだわっています。

また、この場所の向かい側の海岸もおすすめです。

目の前を通る国道196号線を渡って「風早長浜海岸」に行ってみましょう。シーズンオフは静かなので砂浜でのんびりとくつろげます。海水の透明度が高く、波はとても穏やかなためおすすめです。現在愛媛県で開催中の『しまひめライド』に合わせて、旅×自転車の情報メディアTABIRINでは、『しまひめライドフォトコンテスト~自転車で旅しよう!~』が同時開催されています。フォトコンテストのテーマは「しまひめライド~思い出の風景×自転車旅」です。
ぜひTABIRIN アプリもインストールして、美しい風景が続く魅力満載の「今治・道後はまかぜ海道」の自転車旅を写真に収め、たフォトコンテストにご応募ください。入賞者には豪華賞品も用意されていますよ。

国道196号線の松山市北条エリアの最後にあるのは、サイクルオアシスにも認定されている「ドライブインアウト・ゼア」。ペット同伴可能なテラス席もあり、ホットドッグやカレーがおすすめのカフェです。

前編の松山編はここまで

サイクリストにとって画期的なサービス”サイクルトレイン”を利用した自転車旅は、旅先でのサイクリングを身近にしてくれるものだと感じました。また、しまひめライドスタンプラリーの対象スポットではグルメも楽しめ、サイクリング中は小腹が空くことも多く、そんな時に持ってこいのスポットに立ち寄り、今後このコースを走る際の小休憩スポットの予習にもなり、発見の多い充実した自転車旅となりました。たくさんの見どころにも立ち寄り、時間が足りなくおもえました。
レポートは後編の今治編へ続きます!

 

執筆:日本旅行ビジネスソリューションズ株式会社

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まとめ

ダム周辺のサイクリングコースは、雄大な自然の景観を堪能しながら走ることができる魅力的なルートが豊富で、平坦な道からアップダウンのあるコースまで、さまざまなレベルのサイクリストに最適なルートが揃っています。また、歴史や観光スポットを巡るルートもあり、サイクリングとともに地域の魅力を満喫できます。
気になるコースがあれば、ぜひサイクリングに出かけてみてください。

執筆:花田 康

TABIRINアプリを自転旅のお供に

TABIRINにはサイクリングのお供として使えるアプリもあります。

WEBサイト「TABIRIN」で掲載している自治体等が作成した全国のコース・マップやサイクリストにやさしい宿、レンタサイクルといった「旅×自転車 情報」の各施設、サイクリングの魅力を伝える「旅×自転車 記事」の情報などをまとめて一つの地図で見ることができるアプリです。

サイクリングに役立つ様々な機能をぜひお試しください。

iphoneの方はこちらかダウンロードできます。

androidの方はこちらかダウンロードできます。

【和歌山県】串本から古座川へ、海と清流をめぐる夏の水辺37kmサイクリング

【和歌山県】串本から古座川へ、海と清流をめぐる夏の水辺37kmサイクリング


関西の夏の観光地と知られる和歌山県串本。海のイメージが強いですが少し山間部へ入った古座川町は美しい清流が知られています。
大阪から車で約3時間、鉄道でも約3時間半で行ける和歌山県串本から、海と川をめぐる夏にぴったりなサイクリングをご紹介します。

本州最南端の串本町

串本町は、紀伊山地を背に太平洋に突き出した「本州最南端のまち」です。その先端に位置する本州最南端の地、潮岬(しおのみさき)は、東京都の八丈島とほぼ同緯度に位置しています。
また串本町には日本初の民間ロケット射場「スペースポート紀伊」があり、「ロケット最先端のまち」を目指しています。

早朝のJR紀勢本線「串本駅」からサイクリングスタート。

上浦海岸と袋港

まずは串本駅から2kmほどの上浦海岸へ。上浦漁港の南側にある広い遠浅の海岸です。

海水浴場ではないので静かな砂浜です。
少し走った先の袋港は潮岬の根元に位置する港湾。地元の漁船や渡船、ダイビング船が多く停泊しています。

小さな湾になっているので穏やかな美しい港の風景に出会えます。

自然豊かな古座川町

国道42号線から国道371号線へ入り古座川町へ向かい、六郎峠まで約5kmの坂を上ります。

峠を越えれば無人販売所があるのどかな風景。

古座川の一枚岩

県道へと入り古座川沿いに走って「道の駅 一枚岩モノリス」へ。


モノリスとは「一枚岩の」という意味。古座川一枚岩は、1841年に国の天然記念物に指定された、高さ約100m、幅約500mの一枚の巨岩。一枚の岩盤としては日本最大級の大きさとされています。
古座川は、クリスタルリバーとも呼ばれ流域は「日本の秘境100選」と「平成の名水百選」および「日本の地質百選」に選定されている美しい清流です。

清流でクールダウンした後は道の駅のアイスクリームが添えられたパンケーキで朝食。

明神の潜水橋

道の駅 一枚岩モノリスからは県道を少し外れて川沿いに下流へと走ります。

県道38号へ入り約7km走れば「明神の潜水橋」が見えてきます。

潜水橋とは、増水時に水没する構造の橋のことで、大雨などで水位が上昇すると水面下に沈み、通行できなくなります。欄干がないので、流木などが引っかかるのを防いだり、水の影響を受けにくくなっています。地域によって沈下橋、もぐり橋、沈み橋などとも呼ばれます


欄干の無い橋を自転車で渡るのは爽快です。

月野瀬リバーサイド

古座川沿いにさらに下流へ、寄り道しながら約4km走ります。

月野瀬リバーサイドは本州最南端の無料キャンプ場。

川遊びができるので、ここでも清流クールダウン。

再び串本町へ

古座川沿いをさらに下流へと走ればJR古座駅。

近くの鉄橋ではちょうど特急「くろしお」に出会えました。古座駅から太平洋に出る河口までは700mくらいです。

くしもと橋杭岩

再び串本町へと入り、太平洋岸自転車道海岸でもある国道42号線を走ります。

4kmほど走れば、道の駅 くしもと橋杭岩。

まぼろしのきんかんソフトと、みかんジュースでクールダウン。

約850mにわたって大小約40の岩が直線上に立ち並ぶ姿が橋の杭のように見えることから橋杭岩(はしくいいわ)と呼ばれています。
干潮時は岩まで歩いて行けますが、満潮時には橋の杭のように見えます。
橋杭漁港からは、くしもと大橋を望むことができます。
ここから1.8kmのJR串本駅へと戻りサイクリング終了です。

コース情報

距離:37.1km 獲得標高:274 m

まとめ

美しい海と川の両方を楽しめるこのコースは、六郎峠までの5kmの坂道もさほど厳しい勾配ではありません。遠越越えた先の古座川の清流でクールダウンして、その後もいくつもの清流ポイントで川を楽しみながら徐々に河口へと下れば太平洋へと出ます。
距離は37km程度なので、半日あれば巡れるコースです。大阪からは日帰りも可能ですが、串本に前泊して海の幸を楽しみ、朝早くスタートして午後イチには帰路につく行程がおすすめです。
執筆:花田 康

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【埼玉県】小江戸川越からアメリカを感じる入間ジョンソンタウンへ入間川沿いサイクリング

【埼玉県】小江戸川越からアメリカを感じる入間ジョンソンタウンへ入間川沿いサイクリング


埼玉県の有名な観光地のひとつ江戸風情が残る川越から、入間川サイクリングロードを走り、アメリカ風情が残る入間へ。様々な風景を楽しめる夏の24kmサイクリングをご紹介します。

江戸時代を感じさせる川越

東武東上線とJR川越線「川越駅」からサイクリングスタート。県道229号を北上し「小江戸川越」へ。

小江戸とは、「江戸のように栄えた町」「江戸時代を感じさせる町」といった意味で、 現在でも蔵造の商家が並ぶ情緒あふれる街並みが残る川越市は、日本の有名な小江戸のひとつとして知られています。
情緒ある町並みを走って「菓子屋横丁」へ。「抹茶あらた」で冷たい抹茶ラテ。

まずは抹茶を冷たいラテで日本を味わいます。

ヨーロッパのような川越公園

菓子屋横丁から水上公園通りを走って3.5kmで「川越公園」。川越水上公園の名で知られ夏場はプールが人気の公園ですが、園内の修景池は青々とした木々に囲まれた美しい景色です。

何となくヨーロッパのような雰囲気も感じます。
芝地は緑のじゅうたんのようで、思わず寝ころびたくなります。

園内は桜並木が続きます。春には美しい風景が続きますが、緑が眩しい桜も夏らしい美しさ。

川越公園を一度出て、入間川沿いを目指します。

入間川サイクリングロード

川越公園から八瀬大橋を渡り入間川沿いサイクリングロードへ入ります。

入間川サイクリングロードは、正式名「県道川越狭山自転車道線」で、入間川に沿って狭山市の豊水橋から川越市の入間大橋まで続く全長約22.6kmの自転車歩行者専用道路です。

サイクリングロードを左に少し入った安比奈(あいな)親水公園は黄色い花が咲き誇っています。この花は春車菊(ハルシャギク)で、園内は季節によって様々な花が咲くそうです。

安比奈親水公園の先まで行けば行き止まりになるので、川から一番離れたコースへ戻れば先へ進めます。

サイクリングロード左手に見えてくる洋館風の校舎は西武文理大学。ここもヨーロッパを感じられる風景が続きます。

そして一見風変わりなベンチが並ぶ「入間川にこにこテラス(河川敷中央公園)」。このベンチには「寝ころびベンチ」と表記されていて、都会で見かける寝ころび禁止とは違い、思いっきり寝転んで寛ぐことができます。

照り返しで暑い舗装路から、ほんの少し外れるだけで心地よい空気を感じられます。
約7kmサイクリングロードを走って、広瀬橋から入間市駅方面を目指します。

アメリカのような入間ジョンソンタウン

入間市駅入口からけやき通りの坂を約1km上ってジョンソンタウンへ。

ジョンソンタウンは、アメリカン古民家と現代的低層新築住宅が、樹々の間に点在して建っている自然豊かな住宅地。アメリカ郊外の街並のような雰囲気があり飲食店をはじめ様々なお店が点在しています。

まずは「THE PORK SHOP」でランチタイム。
ボリューム満点のメルトダブルチーズバーガー(メルトチーズ&パティ×2&オニオンフライ)とドリンクで、暑いサイクリングからクールダウン&スタミナ補給。

ランチの後は、アメリカを感じる町並みを散策。

ここから入間市駅へと向かい、夏のサイクリングを終了します。

コース紹介

距離:24km 獲得標高:143 m

まとめ

古き日本の風景からアメリカの風景を目指すサイクリングのつもりが、川越公園や入間川サイクリングロードではヨーロッパのような風景に出会うことができました。
緑に包まれていた川越公園は、秋にはこのような風景に出会えます。

都心から電車で30分程度で行ける川越市や入間市。場所によって違う国のような風景に出会えるだけでなく、違う季節にまた訪れたくなる魅力を感じました。
執筆:花田 康

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Karatsuは漢字で「唐津」と書き、大陸へ通じる港を意味しています。日本の食の中心である「お米」は、その昔に大陸から唐津に伝わったと言われています。日本人はこのお米をさらにおいしくする工夫をするとともに、そのお米に合う食材や調理の方法を追い求めてきました。

唐津はそれらの食材を探すには最適の場所です。台地にはよい風が吹き、農作物を育てるには良い環境です。そして山々からの豊富な栄養は大河によって運ばれ、豊かな海も支えています。ここで生活をする人々はその自然の恵みに感謝の気持ちを抱きながら生活をしています。

この旅で、そんな唐津の食、人々の生活、自然の恵みに対する感謝など、過去から受け継がれている文化を、E-Bikeを使って追い求めていきましょう!
※2024年12月に取材したサイクリングレポートです。

唐津城

スタートはJR唐津駅。レンタルEバイクに乗り唐津・玄海の旅をスタートします。
まずは唐津城の天守閣展望台へ行き、360度見渡せる壮大な絶景パノラマをお楽しみいただきます。


これから向かう広大な玄界灘に囲まれた上場台地を望みこれから2日間のサイクリングへの思いを馳せてみましょう。

末盧館

日本最古の稲作発祥の地「菜畑遺跡」の出土品を展示している末盧館では、古代から続く稲作の歴史と玄界灘がもたらした食文化のルーツに触れることができます。

古代米「赤米」は、かつて唐津の人々の主食であり、長い年月をかけて品種改良され、今日の白米へと進化を遂げました。収穫時期にはその「赤米」の話を聞くこともできます。また、自然豊かな広場には竪穴住居や古代の水田が復元されています。

切木農産物直売所

市街地から丘陵地へと移り行く景色を楽しみながら切木農産物直売所へ向かいます。坂道もEバイクなら快適に走ることができます。

のどかな田園風景を走り着いた農産物直売所では地元で採れた新鮮な野菜や果物が並んでいます。名物の切木ぼたんだんごを食べながら売店の農家さんとの会話も楽しんでください。

国民宿舎いろは島

窓越しに波静かな伊万里湾の島々を眺められる素敵なレストランで、羽釜焚きご飯や新鮮な海産物など玄界灘の恵みがたっぷりのランチをお楽しみいただきます。

唐津の人々は、米をより美味しく食べるために、様々な工夫を凝らしてきました。玄界灘で獲れる新鮮な魚介類や、上場台地で育った野菜は、米を引き立てる最高の「おかず」となりました。こうして、「米」と「おかず」を組み合わせるという和食文化が誕生し、受け継がれてきたことを感じてください。

三島神社

いろは島をはじめ美しい島々を見下ろせるダイナミックな景色を見ながら坂道を上り、吹く風が心地良い海沿いの道へ出れば玄海町の三島神社が近づいてきます。

地元の伝統行事で560年余りの歴史を持つ祭りは、御座船に乗せた2台の神輿を大漁旗を掲げた船で伴走しながら湾内をパレードし、担いで御幸所に安置するという勇壮な祭り秋祭りとして有名です。
ここでは、地元の方から漁業と信仰が密接に結びついた文化について話を聞きます。

浜野浦棚田

小さな入り江に面した玄海町浜野浦地区は、海岸から階段のように斜面を幾重にも連なる棚田が広がっています。土地の少ない日本では稲作が始まった時代から続く風景です。

先人たちの知恵と努力によって築かれた美しい景観を眺めながら、棚田農家の方から米作りの苦労や喜び、そして未来への展望を聞き、自然と共生することの大切さを感じてください。

波戸岬

波戸岬では、目の前で焼いてくれる「さざえのつぼ焼売店」が名物です。手慣れた手つきで採れたてのサザエを焼いてもらいながら、美味しさと会話を楽しんでください。

すぐそばの、玄界灘の青い海と水平線一望できる絶景の波戸岬国民宿舎では、波戸岬の近海で獲れたイカの活造りなど旬の素材を最大限に生かしたお料理の数々をお楽しみいただきます。食事までの時間は、自転車で岬を走ったり美しい夕陽もお楽しみいただけます。

また波戸岬は朝日も見られる素晴らしいロケーションです。朝早起きして玄界灘から昇る朝日を眺めるのもおすすめです。

呼子朝市

旅の2日目は、波戸岬から呼子(よぶこ)朝市へ。
大正時代から開かれているという呼子の朝市は日本三大朝市の一つとして有名です。約200mの通りには50軒近くの露店が並びとれたての魚介類や加工品、野菜や花が販売されています。

活気あふれる朝市で、新鮮な魚介類や地元の特産品や、屋台の人たちとの触れ合いも楽しんでください。

七ツ釜

呼子港から観光船に乗れば、国の天然記念物にも指定されている七ツ釜(7つのカマドを並べたような海蝕洞窟)を間近で見ることができます。

大自然の力と長い年月でできた壮大は景色を、海から眺めるのは違った感動を与えてくれるでしょう。

唐津神社

唐津湾沿いの気持ちいい道を走り市街地へと戻れば、街の中心に立地し白い鳥居が目をひく唐津神社があります。

毎年11月2~4日の3日間行われる収穫感謝祭である「唐津くんち」が行われる神社で有名です。ここでは、特別に宮司から唐津の歴史や文化について話を聞きます。

曳山展示場

ユネスコ無形文化遺産「唐津くんちの曳山行事を含む『山・鉾・屋台行事』」として登録されてる14台の曳山が一堂に展示されています。製作後200年を超えている曳山本体は県重要有形民俗文化財に指定されています。

ここでは、唐津の食文化のルーツである「米」と、それを支える人々の生業、そして「唐津くんち」に込められた感謝の気持ちを感じていただけます。

魚処亀山/太閤(酒販店)

現在唐津では、海鮮丼を出すお店が増えてきています。その海鮮丼ブームの火付け役となったのが魚処亀山です。ここでは人気の海鮮丼を食べていただきます。唐津の台所とも呼ばれている中町商店街では海鮮丼のほかにも飲食することができます。

旅の最後はEバイクを降りて老舗の酒屋を訪問し、お米から作る日本酒の話を酒屋の店主から聞きます。お酒は試飲して購入できるので、お酒好きの方は好みの日本酒を選んでみてください。

動画レポート

コース紹介

1日目:距離46km 獲得標高:860 m
2日目:距離31km 獲得標高:244 m

唐津観光協会

まとめ

起伏に富んだ地形と海沿いの美しい風景を楽しみながら、唐津市・玄海町に伝わる「食」に対する思いが感じられる1泊2日のツアーでした。
スタート地点のJR唐津駅までは、福岡空港から車で1時間強のアクセスの良さ。東京や関西圏から1泊2日でも巡れるコースです。
季節によって異なる楽しみ方もできるので、このモニターツアーレポートを参考に、ぜひ佐賀県を訪れてみてください。

執筆:花田 康

 

【神奈川県】清流と新緑を巡る 愛川町・清川村サイクリング62km

【神奈川県】清流と新緑を巡る 愛川町・清川村サイクリング62km

神奈川県西部の愛甲郡には豊かな自然と水の郷が広がります。愛川町を流れる中津川、清川村に横たわる宮ヶ瀬湖、そして山間部の清々しい空気。マイナスイオンを浴びながら走るのは爽快です。広大な水田や、美しい渓流と湖、そしてフランス式庭園を巡る、愛川町・清川村のサイクリングを紹介します。

愛甲郡

愛甲郡は一町一村で構成されます。清川村は神奈川県唯一の村で、その全域が「丹沢大山国定公園」もしくは「県立丹沢大山自然公園」に含まれます。また全国「水の郷百選」にも選ばれています。愛川町は段丘に田畑を抱え、町の中央には清流・中津川が走ります。

原当麻駅から内陸工業団地へ

JR相模線の原当麻駅(はらたいまえき)からスタート。折りたたみ自転車を展開し相模川に向かいます。


昭和橋を越えると厚木市です。
橋の袂には「依知(えち)神社」があり、樹齢500年の大銀杏が聳えます。

愛川町に入ってすぐに「内陸工業団地」が現れます。段丘上に広がるこの平地には、かつて陸軍の相模飛行場がありました。その跡地に作られた工業団地は区画が碁盤の目のように整理されています。

水道坂と箕輪耕地


県道63号を北上し、「中津」の交差点で「水道みち」に入ります。切り通しを越えると唐突に視界が開け、そこに「箕輪耕地」が広がります。この坂は「水道坂」と呼ばれます。

「水道坂」から伸びる「水道みち」。この先の水源から採られた水はこの道を通って、遠く横須賀の地まで運ばれていたそうです。

ちょうど水田に水が引かれ、清らかな水鏡や美しい菖蒲を楽しむことができました。「箕輪耕地」は朝の景色も見事ですが、夕暮れ時には水田がオレンジ色に染まって、素晴らしい景観が広がるそうです。

「馬渡橋(まわたりばし)」まで来ると、中津川は渓流の相を見せます。

流れる水は新緑を映して緑色。釣り人がフライフィッシングを楽しんでいました。

オギノパン

「半原日向(はんばらひなた)」の交差点から、短いながらも登坂が始まります。登り切ると「オギノパン」が迎えてくれます。

定番のアゲパンをいただきました。サクサクふわふわの食感がたまりません。

エネルギーを補給したら、宮ヶ瀬湖に向けて再び登坂です。

宮ヶ瀬湖


宮ヶ瀬湖は、中津川を堰き止めて2000年に完成したダム湖。景観スポットには「ダムサイト」、「湖畔エリア」、そして「鳥居原エリア」の3つがあります。

今回は「鳥居原エリア」で一休み。
ここから「宮ヶ瀬虹の橋」が眺望できます。段丘には一面にドウダンツツジが植えられており、時期が合えばカラフルな景色が楽しめます。

「湖畔エリア」で「水の郷大吊橋」を横目に見つつ、県道64号を南下します。清々しい空気に元気をもらえます。

鐡馬厩


山間部が終わりお腹が減っていることに気づきます。古民家カフェ「鐡馬厩(てつまや)」でランチです。

築250年以上の古民家をリノベーションした店内。とても雰囲気があり、ゆったり過ごすことができます。

「角煮定食」をいただきました。とろとろの食感と優しい味が体に染み渡ります。地元産の美味しい卵を使った「卵焼き定食」や、「手打ちそば」もオススメ。夏はかき氷も楽しめます。

お店の一角にはオーナーのハーレーが置かれています。

相模川と道保川緑地


国道412号を南下。「座架依橋(ざかえばし)」を渡り、今度は相模川に沿って北上します。道沿いの樹木の中を、木漏れ日を受けながら走ります。

「鳩川」が合流するポイントで右折すると「道保川(どうほがわ)緑地」が現れます。散歩道と川の高さが近いからでしょうか。小さな緑地であるにも関わらず、自然を満喫できる気がします。

相模原公園


河岸段丘を登ると「相模原台地」です。JR相模線を越えたところに「神奈川県立相模原公園」があります。園内にはフランス式庭園や菖蒲園、大温室などの施設が整備されています。フランス式庭園では、噴水を囲むようにメタセコイヤの並木が配置され、その造形美に驚きます。

メタセコイヤの葉が風になびき、木漏れ日が揺れていました。公園を少しだけ散策したら、スタート地点の原当麻駅に戻り、サイクリングは終了です。

コース紹介

距離:61.7m

まとめ

愛甲郡は、豊かな自然に囲まれた水の郷。中津川と宮ヶ瀬湖を巡れば、マイナスイオンを肌で感じ、清流と新緑を存分に楽しみながら走ることができます。山間部を走るのでアップダウンはありますが、その分、平地に比べ気温も低く感られます。暑さが疎ましく感じられるこれからの季節、心身のリフレッシュを兼ねて、愛川町と清川村にサイクリングに出かけてみてはいかがでしょうか。

執筆:Shin

東京都府中市在住。会社員。週末は、四季折々の美しい色彩を求め、折りたたみ自転車「Brompton」で輪行旅を楽しむ。愛車購入を機に始めたInstagram(@knowcarma)では、多くの人に自転車と自然を楽しんでもらえるよう、旅の景観や体験を発信している。

 

【福島県】JR東日本「常磐線浜通りサイクルトレイン」の実証実験が開始。サービスを利用して「ふくしま浜通りサイクルルート」を楽しんでみませんか。

【福島県】JR東日本「常磐線浜通りサイクルトレイン」の実証実験が開始。サービスを利用して「ふくしま浜通りサイクルルート」を楽しんでみませんか。

福島県では復興が進む「ふくしま浜通り」をステージとする、「ふくしま浜通りサイクルルート」が設定されています。
また、2025年5月31日(土)から期間限定で「常磐線浜通りサイクルトレイン」の実証実験が開始される運びとなりました。
自転車を車内に持ち込めるサイクルトレインを利用して”浜通り”の魅力を探しに出かけてみませんか。

常磐線浜通りサイクルトレイン 詳細

実施期間

2025年5月31日(土)~ 2025年11月30日(日)の土休日
※駅や列車の混雑が予想される日は除く

実施区間

JR常磐線いわき駅~原ノ町駅間

乗降可能駅

実施区間内の全18駅

ご利用にあたっての注意事項

・JRE MALLへの会員登録が必要
・「常磐線浜通りサイクルトレイン利用規約」への同意必須
・完全予約制
・スポーツ自転車のような解体または折りたたんで専用の袋(輪行袋)に収納し手回り品として持ち込める自転車に限る
・列車の混雑状況や輸送障害によりサービスを中止する可能性があるため、解体・収納できる輪行袋の持参必須

 

ー対象列車や利用上限、利用料金、注意事項等、詳しくはJRE MALL チケット JR 東日本 水戸支社ショップの「常磐線浜通りサイクルトレイン」をご確認ください。ー

ご利用方法

・完全予約制
・専用予約サイトであるJRE MALL チケット JR 東日本 水戸支社ショップの「常磐線浜通りサイクルトレイン」から事前に手続き
・4月22日(火)12:30より予約受付を開始

参考サイト

・JRE MALL チケット JR 東日本 水戸支社ショップ「常磐線浜通りサイクルトレイン」

・ふくしま浜通りサイクルルート推進協議会公式HP

TABIRIN掲載

旅×自転車情報「サイクルトレイン」

「旅×自転車情報」ー「サイクルトレイン」は全国の様々な場所で実施されているサイクルトレインサービスをご案内しています。

・「常磐線浜通りサイクルトレイン」も掲載中

常磐線浜通りサイクルトレイン
都道府県福島県名称常磐線浜通りサイクルトレイン路線JR東日本 常磐線区間いわき駅~原ノ町駅・ご利用には事前予約が必要です。実施区間路線図期間・利用可能日2025年5月31日(土)~11月30日(日)の土休日※イベントなど...

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福島県サイクリング情報

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福島 のサイクリング情報 - TABIRIN(たびりん)

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サイクリングに役立つ様々な機能をぜひお試しください。

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執筆:mochi

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