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【愛媛県】「今治・西条ゆうゆう輪道」レンタサイクルの旅〈前編〉

しまなみ海道をはじめとする”サイクリングパラダイス愛媛県”の魅力発信シリーズ。今回は、オレンジフェリーを利用して愛媛県の今治市と西条市を周遊する「今治・西条ゆうゆう輪道」のサイクリングレポートをお届けします。

サイクリングと相性抜群の「オレンジフェリー」について

関西・大阪方面からしまなみ海道へのアクセス方法としておすすめの大阪南港~東予港間240㎞の四国オレンジフェリー関西航路は2018年に導入されました。

新造船「おれんじ えひめ」「おれんじ おおさか」は日本初の完全個室化となっており、「動く海上ホテル」として有名です。

https://www.orange-ferry.co.jp/time-table/kansai/toyo-osaka/index.html)

船内に入ると中央部のホール部分で豪華な照明が出迎えてくれます。船の内部はホテル同様の作りで旅の雰囲気を盛り上げてくれます。

大阪南港を22時に出発(乗船は20時開始)し、愛媛県の東予港を6時に到着する運航スケジュールであり、宿泊している間に移動できるのが最大のメリットです。
自転車を客室に持ち込まれる場合は、輪行袋に入れて持ち込めますが、輪行袋に入れずにそのままお部屋に持ち込むことも可能です。

今回はシングルの客室を利用しました。太平洋や日本海のフェリーと比べても圧倒的に穏やかな瀬戸内海を進むので、ほとんど揺れを感じることなく快眠できました。

船内には素敵な装飾が施され、清潔で快適な環境が保たれています。乗客定員は519人。船内には十分な広さのフリースペースがあり、テーブルや椅子でくつろぐことができ、レストランやいつでも利用できる大浴場やシャワールーム もあります。

今回利用したオレンジフェリーは愛媛県で開催中のデジタルスタンプラリー「しまひめライド」のスポットに登録されています。
スタンプラリーへの参加方法やスタンプの獲得については、以下のサイトをご確認ください。

https://gse.cycling-ehime.com/shimahime-ride/

QRコードを読み取ってスタンプを集め、合計 3,000円以上の買い物をして応募した方の中から抽選で地元の特産品が当たりますので、フェリーに乗船される方は船内と東予港のフェリーターミナルににあるスタンプを忘れずゲットしてくださいね。

東予港に到着した後は今治駅へ向かう無料の連絡バスに乗車します。

自転車の持込み(輪行袋も含む)でのご乗車はできませんので輪行袋で持込む方は壬生川駅行きのバスに乗ってJRを利用するのがおすすめです。

また、土・日・祝日にJRを利用される方は自転車をそのまま持ち込むことが可能な「サイクルトレイン」を運行しておりますので、詳細はこちらをご確認ください。
https://www.jr-shikoku.co.jp/02_information/cycle-train/

「しまひめライド」のスポットでもある「今治駅前サイクリングターミナル」のオープンは8時、奥に見える「ジャイアントストア今治」は9時オープンなので

今治駅構内にある「リトルマーメイド 今治駅店」で

焼きたての「とびっきりメロンパン」と「ベーコンポテトドッグ」をいただき時間調整しました。

今治駅前サイクリングターミナルにてクロスバイクを借りて今治駅周辺をサイクリング

8時になり「今治駅前サイクリングターミナル」は受付が始まります。クロスバイクかシティサイクルのいずれかがレンタル可能です。

レンタサイクルは、クロスバイクなど約100台。更衣室やシャワー室を完備し、自転車の洗車、組立て、メンテナンスができるなど、サイクリストに必要な機能が揃っています。係員から乗り方の注意を聞いて無事受付完了。

自転車を借りたら、折角なので今治駅周辺の観光スポットをサイクリングしてみましょう。

まずは近くにある四国八十八箇所のうちの一つ「別宮山 金剛院 南光坊」を通って

昨年の「サイクリングしまなみ2024」の前日受付会場・フィニッシュ会場にもなった「みなと交流センター はーばりー」に行きました。4階は展望台になっており、エレベータで上がっていくと美しい景色が広がっていました。

続いて築城の名手藤堂高虎がつくった日本屈指の海城「今治城」へ向かいます。この場所も「しまひめライド」のスポットとなっています。

同じくスポットに登録されている「今治タオル本店」へ行きました。

後編では「今治・西条ゆうゆう輪道」を走ります

後編では「今治・西条ゆうゆう輪道」沿いのたくさんのおすすめスポットを紹介しています。
「しまひめライド」の対象スポットが中心ですが、この時期に関わらず、ライドの休憩時におすすめのお店や立ち寄っていただきたい場所などをご案内しています。
後編のレポートも楽しみにお待ちください。

 

執筆:日本旅行ビジネスソリューションズ株式会社

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