【熊本県】阿蘇五岳を望みカルデラに広がる風景をめぐる高森町の27km絶景サイクリング《PR》
熊本県が世界に誇る阿蘇の大自然。その絶景をめぐるとなれば厳しいイメージですが、Eバイクを使えば上級者だけでなく幅広い層がサイクリングを楽しむことができます。
サイクルガレージの設置などサイクリストフレンドリーに向けた取り組みをする熊本県高森町の27km絶景サイクリングをご紹介します。
目次
高森町とは
『野の花と風薫る郷』高森町(たかもりまち)は、阿蘇五岳の南東部に位置し、西側は阿蘇カルデラの内部、東側は外輪山の外側で、北東は大分県、南東は宮崎県に接しています。
美しい草原景観、豊かな環境を生み出す水の源、神秘な時間が流れる神社群などから「日本の美しい村連合」にも加盟している風光明媚な町です。
スタートは「コットンクラブコテージ」のサイクルガレージから
スタートはサイクルガレージがあり、Eバイクのレンタルもできる「コットンクラブコテージ」。
サイクルガレージは、高森町が「サイクリストにやさしい町」を目指し、自転車の保管・整備が容易にできるよう、宿泊施設9軒に設置しています。
サイクルガレージで準備を整えてサイクリングスタート。
九十九曲フォトスポット
まずはコットンクラブから約6km走り、九十九曲(くじゅうくまがり)高森自然公園へ。
ここから九十九折の坂(平均勾配5.4%)を1.4km上り「九十九曲フォトスポット」へ。
阿蘇岳とカルデラに広がる高森の街並みを望む絶景が広がっています。
この九十九曲は桜の名所としても知られていて、春には満開の桜が連なる絶景を見下ろすことができます。また自動車では駐車の心配がありますが、自転車では桜並木の下で止まって写真を撮ることもできるは魅力です。
△九十九曲がりの桜の風景(写真提供:高森町)
阿蘇マルキチ醤油と高森市街
登ってきた坂を下って高森市街へ。
創業1870年「阿蘇マルキチ醬油」では、阿蘇の自然湧水の恵みで育まれた伝統的な味噌・醤油だけでなくコラボ商品なども販売されています。
人気の「しょうゆ最中アイス」。しょうゆアイスを片手でも食べられるように最中で挟み、最中の香ばしさにしょうゆアイスが負けないよう「しょうゆジュレ」を加え美味しさを引き立たせています。
高森駅
阿蘇マルキチ醤油から市街地を走り約650mで南阿蘇鉄道の終点駅「高森駅」。
高森駅の駅舎は2023年3月のリニューアルが予定されていて、南阿蘇鉄道は2023年に全線再開も予定されています。
起点の「立野駅」でJR豊肥本線と接続されるのでJR「熊本駅」からのアクセスが便利になります。
期間限定で運行される「トロッコ列車」は人気の観光列車です。
高森殿の杉
高森駅から阿蘇の自然を見ながら約2.3km走ればパワースポット「高森殿(どん)の杉」。
樹齢400年を超え寄りそうようにそびえ立つ1対の杉ですが、雌株はまっすぐ点に向かって幹が伸びているのに対し、雄株は幹から幾つもの枝が四方に伸びています。
大自然の中で、まるで雌株を守るように四方に幹を伸ばす雄株の力強い様は、「縁結びのスポット」と言われる所以を感じさせてくれます。
写真では伝えきれない凛とした空気感を、実際に訪れて感じみてください。
月廻り公園
高森殿の杉から約2.5km、国道265号沿いの「月廻り公園」は、阿蘇五岳(あそごががく)を望む絶景をバックに、自転車と写真が撮れるスポット。
「阿蘇山」は単体の山ではなく根子岳・高岳・中岳・烏帽子岳・杵島岳などを総称した呼称で、五つの岳を総称して阿蘇五岳と呼ばれます。
△月廻り公園からみた根子岳(写真提供:高森町)
やま康
旅の楽しみ「グルメ」。月廻り公園から約1.2kmで阿蘇の「あか牛」を堪能できる「やま康(やす)」。
1944年和牛として登録された「あか牛」は、肉質は赤身が多く、適度の脂肪分も含み、うま味とやわらかさ、ヘルシーさを兼ね備えています。
「あか牛丼 REGULAER」でも十分ボリュームがありますが、人気の「あか牛丼MEGA」はさらにボリューム満点。
高森天空展望所
あか牛丼でエネルギーチャージして、約5km坂を登り「高森天空展望所」へ。九十九曲とは違った平均勾配約6.3%の坂道もEバイクを使えば難なく登れます。
ススキが広がる山道を登り切った「高森天空展望所」。入口の柵を開けて展望所へ向かいます。
九十九曲展望台とは違った阿蘇の絶景がひろがっています。上ってきた道を見下ろしながらの絶景は達成感がありますね。
坂を下り約5.5kmでコットンクラブコテージに戻ります。
ここからの風景がモデルになったのかどうかは定かではありませんが、コットンクラブ近くから望む根子岳は、天然水のペットボトルパッケージととても良く似ています。
サイクルガレージに自転車を収納してサイクリング終了です。
草部吉見神社
足に自信がある方や、時間に余裕のかる方には、九十九曲フォトスポットから約12km、山間の風景を楽しみながら走って「草部吉見(くさかべよしみ)神社」もおすすめ。
階段の下に社殿がある「日本三大下り宮」の一つで、木々に囲まれた静かな境内は神秘的な空気が流れています。
「日本三大下り宮」は、草部吉見神社(熊本県)、一之宮貫前神社(群馬県)、鵜戸神宮(宮崎県)です。
宿泊は高森町の宿泊施設で
高森町にはサイクルガレージを併設した宿が9軒のほか、ホテルやペンションなどが充実しています。
食事はレストランで高森町のグルメを堪能し、夜は静かな高原の宿で早く寝て、朝は美味しいコーヒーをいただく。そんな旅を堪能できます。
コース紹介
距離:約27km 獲得標高:567m( 草部吉見神社まで足を延ばせば、距離約51km 獲得標高:1017m)
高森町までのアクセス
熊本空港から高森駅まで、約31km(クルマで約40分)。
南阿蘇鉄道が全線再開すれば、JR熊本駅から豊肥本線(立野駅経由)南阿蘇鉄道で行くことができます。
▼サイクルガレージ
https://asotakamori-kanko.com/cyclegarage/
▼高森町観光
https://asotakamori-kanko.com/
▼南阿蘇鉄道
https://www.mt-torokko.com/
今回の記事で紹介したコースの詳細は以下でもご覧いただけます。
まとめ
阿蘇五岳の風景が広がる街から、坂を登って目にした世界的にも非常にめずらしいカルデラに街が広がる風景は、今まで抱いていた「阿蘇」のイメージとは異なる感動がありました。
神秘的な神社や高森殿の杉の力強さにはパワーを感じることもできました。
「高森町」は、熊本空港からアクセスが良いので、九州のみならず、都心や関西から1泊2日でも行けるのが魅力。
季節によって様々な表情を見せてくれるので、何度も訪れるとその季節ならではの風景を楽しむことができます。
Eバイクをレンタルすれば、初心者の方でも坂を登ることができるので、「自転車」を使って、阿蘇ならではのグルメや、素晴らしい空気感を五感で感じてみてください。
執筆・撮影:HANADA
広告主:サイクルツーリズムの創出による 南阿蘇鉄道沿線の観光客増加と地域の賑わいづくりプロジェクト実行委員会