【福島県】猪苗代湖に磐梯山の絶景を満喫、猪苗代町27kmサイクリング!
淡水湖において全国4位の面積を誇る猪苗代湖周辺をサイクリングしました。
1周約60㎞あるという猪苗代湖の周辺ではどんな景色に出会えるのでしょうか。
サイクリング初心者と一緒に猪苗代町を巡る旅に出発です。
レンタサイクル猪苗代「いなチャリ」
JR磐越西線の猪苗代駅のそばにある猪苗代観光協会でパートナーの自転車を借ります。
いなチャリの貸出条件には猪苗代町民以外の人で身分証明書を提示できる人とあります。
普通自転車は500円、電動自転車は1000円で、8時30分から16時まで借りることができます。
観光協会で手作りのサイクリングマップをもらいました。
お店の情報も載っているので参考にしようと思います。
まずは、猪苗代湖を目指します。向かう途中に道の駅猪苗代がありました。
2016年にオープンした道の駅は、朝から家族連れや観光客、バイカーで賑わっていました。
店先には軽トラックやキッチンカーが来ていました。道の駅から湖までは1㎞もなく、すぐに湖岸に行くことができました。
周りには田園が広がっていて、伸びてきた稲が風に揺れる風景は見事です。
気温は27度でしたが湖近くは木陰もあり、風が吹くと涼しく感じられました。
磐梯山と猪苗代湖を眺めながらサイクリングしていきます。
猪苗代町サイクルセンター
サイクルセンターがありました。
走ってきた道はサイクリングロードだったよう。全長3.6㎞あるそうです。
休憩所になっているようです。トイレもありました。調べてみると、2022年4月6日から11月23日は開園しているとのこと。
少し休憩したら次の目的地へ。
ここからは湖岸から少し離れて国道49号を走ります。
国道へ出る手前にはレンタサイクルがありました。
猪苗代観光船
遠くからみてもわかる大きな観光船が停泊していました。
「はくちょう丸」と「かめ丸」です。現在ははくちょう丸のみ運航しているそう。
廃業からクラウドファンディングで復活した観光船。これからも多くの観光客を楽しませてくれるでしょうね。
近くで見てみるとまつ毛が長く可愛い顔をしていました。乗船する人が続々。
また、猪苗代湖には浜があり湖水浴場としてオープンしています。
家族連れや多くの人で賑わっていました。
天鏡閣
翁島港から坂道を300mほど上っていきます。シティサイクルは大変だったかも。
高い所から猪苗代湖をみると、広々としていて大きさがよくわかります。
敷地内にサイクルラックがあるということなので、推し歩きで入ります。
国指定重要文化財で有栖川宮威仁親王殿下によって建てられたルネッサンス風洋風建築。
期間限定でティールームを開設し、この食堂で季節の紅茶とスイーツを食べられるそう。
椅子に座ると、優雅な気分でゆっくりしたくなりました。
周囲は樹々に囲まれていて、湖を望むことはできませんでしたが、建築された頃は樹木も少なかったそう。
磐梯山と猪苗代湖を見ることができるこの場所は、避暑や賓客のもてなしに絶好の場所だったそうです。
見学を終え、次の場所へ。
磐梯山に向かって走っていくと両サイドに田園風景が広がっていて深呼吸したくなりますよ。景色を堪能した後、国道へ戻りました。
猪苗代地ビール館
国道49号沿い、サイクルセンターの近くに猪苗代地ビール館がありました。
気になるので立ち寄ってみました。敷地内には世界のガラス館もあり、観光客が多く訪れていました。
1997年より猪苗代で地ビールを製造していて、国際ビール大賞を毎年受賞しているそう。
2階はレストランになっていて、地ビールを楽しむことができます。
1階の売店には、5種類のオリジナルビール「17846」が販売されていました。
磐梯山の天然水とドイツのモルト、ホップを使用して作られたこだわりのビール。お土産にすることにしました。
Little Hero
田園地帯を磐梯山の方へ進み、県道7号沿いにある「Little Hero」でアイスを食べることに。
隣にはハンバーガー屋もありました。
ソフトクリームやシェイクの他に、パンも販売していました。
期間限定完熟メロンのホッピングソフトクリーム。濃厚なメロンのソフトクリームは、甘くて疲れを忘れる味。
表面には色とりどりの麩菓子のような菓子。見た目の楽しいアイスでした。
バニラシェイクも美味しかったです。あっという間に完食。
観光協会でいただいたマップを参考にしながら駅の周辺を巡ってみることにしました。
柏屋
1852年創業、郡山に本店を構える柏屋。薄皮饅頭を求めてやってきました。
「つぶあん」「こしあん」「宇治抹茶」とありました。
創業以来食べられている「こしあん」を選びました。
上品でさらっとした甘さが美味しかったです。補給食にも良いですね。
お菓子の蔵太郎庵
柏屋から南へ700mのところにある太郎庵。アイスキャンデーが食べられるということで訪れました。
よく見てみるとアイスキャンデーではなく「アイズキャンデー」は4種類ありました。
他にジェラートも。気になる味がたくさんありましたが、アイズキャンデーのミルクを購入。
外のベンチでいただきました。
濃厚なミルクでありながらさっぱりとした味で美味しかったです。暑い日にぴったりです。
ワイン工房あいづ
猪苗代駅からほど近くにある「ワイン工房あいづ」。15年ほど前に体験型のワイン工房としてオープンしました。
すべてガラス容器でワインを醸造しているそう。
ガラスで作っているワインは、果実以外の成分が入らずすっきりした味わいになるそう。
スパークリングのラ・ラフランス。珍しいワインということで購入。
会津シードル。辛口のシードル。帰ってから飲むのが楽しみです。
お土産を手に入れたので、観光協会へ戻り自転車を返却して終了です。
コース紹介
▼猪苗代観光船
https://i-kankousen.co.jp/
▼猪苗代ビール館
http://inawashirojibeer.com/
▼ワイン工房あいづ
https://www.hondawinery.co.jp/
まとめ
広大な猪苗代湖、雄大な磐梯山を存分に楽しめた約27㎞のサイクリングとなりました。
湖沿いは涼しく気持ちがよく、景色を眺めながらゆっくり走ることができました。磐梯山の麓はアップダウンもあるので、緩急を楽しめたと思います。
レンタサイクルを利用している人も多く、街中でポタリングを楽しんだりスポーツタイプで猪苗代湖1周にイナイチにチャレンジしてみても良いと思います。
執筆:水越恭子
茨城県出身。地元ラジオ局でリポーターをしていた頃にロードバイクを購入。公私ともに自転車を楽しんでいる。現在はフリーランス。SNSで茨城サイクリングの魅力を発信。自転車のさまざまな楽しみ方を研究中!現在は、行方市自転車活用推進会議委員を務め、行方エリアテレビ「なめテレ」に出演し自転車で市内をめぐりレポートし放送している。 |
関連記事