【茨城県】女子旅にもオススメ!つくば市で約30㎞のグルメライド
季節の変わり目。花の盛りもまだ先だしどこへ行こうか迷ってしまいますね。そんな時こそ、見た目も可愛く写真に撮りたくなるグルメを探しにサイクリングをしてみてはいかがでしょうか。
つくば市内にはオシャレなカフェやSNSにアップしたくなるスイーツなどがたくさんあります。可愛いを求めてサイクリングに出発です。
つくばエクスプレス 万博記念公園駅をスタート
2005年に開業したつくばエクスプレス。東京・秋葉原とつくば市を最速45分で結ぶ鉄道です。
近くには駅名の由来となった「科学万博記念公園」があります。1985年の科学万博の会場となった場所。
そして駅東側の出口には岡本太郎作「未来を視る」と題した大きなモニュメントがあります。
万博の開催に際して制作されたもの。万博記念公園駅の開業に合わせて、科学万博記念公園にあったものを移設したそうです。
万博記念公園を出発し目的地へ向かいます。
Boulangerie nico
県道123号線「エキスポ大通り」を通り北東へ約5㎞行ったところ、つくば市松代にある小さなパン屋。
2017年にオープン。白い木目調の外観が可愛いお店です。
店内に入るとパンの良い香りが漂います。総菜パンや食パンもありましたが、目に留まったのは動物の形をした可愛いパン。ねこ、うさぎ、くま、ブタの親子、ネズミの親子のパンがありました。中には最後の1個のものも。
5種類購入。中身はチョコレートクリームとカスタードクリームの2種類。
ブタのしっぽも再現されていました。細部までこだわりがみえました。
ふわふわの生地にほどよい甘さのカスタードクリームがマッチして美味しかったです。
くまの中身はチョコクリームでした。ひとつひとつ表情が違うので選ぶのも楽しかったです。
店のすぐそばには「松代公園」がありました。公園で食べてゆっくり過ごすもの良いですね。
住宅街を抜けつくば市二の宮にある「洞峰公園」をゆっくりと走っていきました。
公園に隣接した歩道には自転車と歩行者をわける線が引いてあり、安心して走ることができますね。また、つくば市内は自転車を利用している人が多い印象でした。
洞峰公園は緑が豊かで静かな憩いの場。池の周りにはベンチや四阿があり、休む人の姿も。深呼吸したくなる公園でした。
車が通らない「つくば公園通り」を南へ約1㎞。木々が並ぶ道は季節を問わず楽しめそう。
「赤塚公園」の脇から国道354号線沿いに出ました。交通量が多いので走行には注意してください。
1010STORY
続いてやってきたのはトゥンカロン専門店「1010STORY」。
トゥンカロンは韓国でうまれたマカロンの進化型スイーツです。クリームがたっぷり入っているのが特徴です。
ショーケースには色鮮やかなトゥンカロンが並んでいました。ビスケットやクリームでデコレーションされ、どれも個性的です。
選んだのは「まっちゃヌテラ」「ストロベリー」「オレオクッキー」の3種。
しっとりとしたマカロンの生地とサクサクのクッキーの食感が楽しめました。
次の目的地へ向かう道中、梅の花の香りが漂う「梅園公園」に立ち寄りました。
その名の通り梅の木が何本も。広場でピクニックする人の姿もありました。
梅もほころび始め、春の訪れを感じます。
街中を抜けて開けたところにやってきました。遠くには筑波山も見えました。
少し足を延ばすと田園風景も楽しめるのはつくば市の魅力のひとつ。
蔵日和
ランチにやってきたのは和のベーカリーカフェ「蔵日和」。
奥に見える茅葺き屋根の古民家ではイタリアンが味わえるそう。日本庭園の美しい敷地が素晴らしいです。
米蔵を改装した店内は落ち着きがありました。2階のカフェスペースと1階のテラス席でランチを食べられます。注文したのは「蔵日和ランチ」。メインプレートとスープ、選べるパン、ドリンクがセットになっています。
チキンのココナッツカレーソースをメインに、パンを3種類選びました。メインは日によって違うようです。
パンも10種類以上の中から選び、温めて出してくれました。
日本庭園を眺めながらのランチは優雅な気持ちで食べることができました。どれも丁寧な味でお腹も心も満足です。
更にセットデザートに「スペシャルいちごパフェ」をつけました。「いばらキッス」がたっぷり入ったいちごパフェは、いちごの甘さをいかしながらもさっぱりとしていました。
食事を終え街中へ戻っていきます。
街中には「つくば霞ケ浦りんりんロード」の看板も。
つくば駅の近くにシェアサイクルがありました。市内20か所以上設置されているそう。
そして、自転車漫画「弱虫ペダル」のマンホールを見つけました。
10年間程度、設置予定とのことなので、つくばに来た際にはぜひ巡ってみてください。
YATABE COFFEE
万博記念公園駅から約2㎞のところにあるコーヒー専門店「YATABE COFFEE」に立ち寄りました。
オシャレな外観が目に留まります。
カフェではなくコーヒースタンドという感じで、店内には2席。
豆の種類がとても豊富です。ハンドドリップでブラジルの「フルッタ・メルカドン」を注文。
フルーティで華やかな香りがしました。苦味は少なく、さわやかで美味しかったです。
他にも、ウイスキーの香りがするものや気になるものがたくさんありました。
コーヒー好きの方には是非足を運んでもらいたいです。
サイクリストも多く訪れるそう。
コース紹介
▼蔵日和
https://touemon.com/shop/kurabiyori
▼「弱虫ペダル」マンホール設置について/つくば市
https://www.city.tsukuba.lg.jp/shisei/torikumi/jitensha/1019408.html
▼YATABE COFFEE
https://www.yatabecoffee.com/
まとめ
季節を問わず楽しめるグルメをメインにした約30㎞のサイクリングになりました。学園都市の風景や筑波山が見えるのどかな景色も見ることができました。つくば市内には、「映える」店やグルメなどがたくさんあるので女子旅におすすめです!
執筆:水越恭子
茨城県出身。地元ラジオ局でリポーターをしていた頃にロードバイクを購入。公私ともに自転車を楽しんでいる。現在はフリーランス。SNSで茨城サイクリングの魅力を発信。自転車のさまざまな楽しみ方を研究中!現在は、行方市自転車活用推進会議委員を務め、行方エリアテレビ「なめテレ」に出演し自転車で市内をめぐりレポートし放送している。 |