旅×自転車 記事

【沖縄県】レンタサイクルで北谷町アメリカンビレッジから残波岬へ4時間/38kmサイクリング


冬でも暖かい沖縄はサイクリングに最適。宮古島や石垣島などの離島もいいけど、フライトの本数が多い那覇空港を使った沖縄本島は都心からのアクセスもよく、レンタサイクルを使えば手軽にサイクリングを楽しむことができます。
那覇空港からクルマで1時間弱で行ける北谷を起点に、レンタサイクルを使った約38km(4時間)のお手軽サイクリングをご紹介します。

北谷町:美浜タウンリゾート・アメリカンビレッジからスタート

美浜タウンリゾート・アメリカンビレッジは、沖縄県北谷町美浜にあるリゾート地区。
アメリカ合衆国の雰囲気を表現したショッピング、エンターテイメントエリアで、リゾートホテル、飲食店、カフェ雑貨店、土産物店、ショッピングセンター、シネマコンプレックス、ボウリング場、ライブハウスなどがあります。


その一角、Hotel LeQu プレミア棟 1FにあるSHUHARI BIKE WORKS(自転車研究工房 守破離) でクロスバイクをレンタル。
オリジナルのクロモリフレームをベースにしたロードバイクをはじめ、クロスバイクやミニベロ、ユニークな自転車などを借りることができます。



レンタルしたクロスバイクは、カラフルなフレームが特徴的なジャイアントSEEK R3 2011モデルです。

読谷村:残波ビーチ・残波岬

アメリカンビレッジの海沿いからサイクリングスタート。北谷フィッシャリーナ(マリーナ)沿いから北へ向かって走ります。

約8km走って嘉手納(かでな)町・比謝(ひじゃ)川沿いの風景。

読谷村(よみたんそん)へ入り西側の道へ。のんびりとしたさとうきび畑の中を一気に北上します。

比謝川沿いから約10kmで、残波(ざんぱ)ビーチ。
残波岬公園に隣接する残波ビーチは、外洋との間に大きな珊瑚礁があるので、穏やかで青い海が広がっています。

残波ビーチから400mほどで「CAPE ZANPA DRIVE-IN」

このアメリカンな雰囲気に合うのは「ハンバーガー」。大きくてふわふわなバンズにチキンが挟まれたフライドチキンバーガーとホットコーヒーでランチタイム。

CAPE ZANPA DRIVE-INの北に残波岬があります。
高さ30m前後の断崖が約2kmにも連なる残波岬には、約31mの高さを誇る残波岬灯台があります。

残波岬から来た道を約1km走れば、「元祖紅いも菓子本舗 御菓子御殿」。
沖縄の歴史遺産をモチーフにした御菓子御殿は、沖縄の素材にこだわったお菓子のお城です。

お土産として様々な紅いものお菓子やスイーツを買えるだけでなく、紅いもタルト手作り体験や、工場見学ができ、沖縄の食を楽しめるレストランなどもあります。

嘉手納町:穏やかな比謝川とカヤック

御菓子御殿から一気に嘉手納町まで走り比謝川橋へ。

橋を下りて比謝川沿いの風景を楽しみます。ここは「嘉手納町 比謝川自然体験センター」があり、マングローブ林をめぐるカヤックも楽しめます。


北谷町:アメリカンビレッジでフォトセッション

北谷アメリカンビレッジに戻れば、素敵な景色や、アメリカンテイスト満載の街並みでフォトセッション。

アメリカンビレッジをぐるっとめぐって、約38km、4時間のサイクリング終了。
自転車返却後は、同じ施設内の「ZHYVAGO COFFEE ROASTERY」でコーヒーブレイク。

施設内の各所に自転車が展示されていて、サイクリングを終えても自転車を楽しむ時間が続きます。

コース紹介


距離: 37.7 km 獲得標高:135 m

那覇空港からのアクセス
〇空港リムジンバスは、那覇空港と各リゾート地の主要ホテルとを結んでいます。
〇路線バスは、120番(名護西空港線)をご利用し「桑江」下車。
〇タクシー利用の場合は、那覇空港からは45分程度(料金は3,500~4,000円)。

▼SHUHARI BIKE WORKS(自転車研究工房 守破離)

▼美浜タウンリゾート・アメリカンビレッジ
https://www.okinawa-americanvillage.com/

▼北谷町観光協会
https://chatantourism.com/

▼読谷村観光協会
https://www.yomitan-kankou.jp/nature/

まとめ

沖縄の冬は気温20度前後と暖かい日が多いですが北風が強い日も多いのが特徴です。そのため夏のようなマリンアクティビティには向かないですが、サイクリングなら北風も心地よく感じられます。
那覇空港から1時間弱で行ける北谷は、リゾート感溢れる風景や街並みが魅力なだけでなく、沖縄本島の各方面への拠点にも便利です。
北谷から北に行けばリゾート地として知られる「恩納村」や美しい「古宇利島」へ、東に行けば海中道路から陸続きで美しい島めぐりができる「うるま市」へアクセスできます。
もし天気が悪かったら「アメリカンビレッジ」で食事したりショッピングして楽しむこともできます。
夏のオンシーズンに比べたらフライトやホテルなどの予約も取りやすい ”冬の沖縄本島” で、暖かいサイクリングをぜひ楽しんでください。

執筆:HANADA

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