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【建売住宅 自転車置き場がない】10個の対処法・アイディアを紹介します

建売住宅を購入した後に、「自転車を置けるスペースがない…」と悩まれる方は少なくありません。

かといって自転車を外に放置していると劣化が早まるだけでなく、盗難に遭う可能性が高まります。

今回は、自転車置き場がない建売住宅における、おすすめの対処法を10個紹介します。自転車を保管するうえでのポイントも解説するので、ぜひ最後までご覧ください。

自転車を外に放置した場合のリスク

自転車を外で放置することによって、自転車は想像以上に大きく消耗します。原因は、以下の3つです。

  • 雨によるサビの影響
  • 風による転倒のリスク
  • 直射日光によるゴムの劣化

例えば、雨をしのげる屋根や風よけとなる囲いがないと、自転車は夏場の直射日光や冬場の雪、台風シーズンには豪風雨のダメージを直接受けることになります。劣化を抑えて長く乗るためにも、自転車を保護するための施策が重要です。

自転車置き場がない建売住宅の10個の対処法・アイディア

自転車置き場がない建売住宅には、10個の対処法があります。設置可能なスペースや予算を加味しながら、あなたにとって最適な対処法を見つけましょう。

1. 自転車にカバーを掛け、空いたスペースに置く

自転車置き場がない建売住宅でも、自転車カバーを掛けて空いたスペースに置くことで、自転車の寿命を延ばすことができます。

ただし、自転車カバーは使用する自転車のサイズにピッタリ合うものにしましょう。理由は、風によって飛ばされてしまったり、雨を完全に防ぐことができなかったりするリスクが高まるからです。自転車と同じタイミングでカバーも購入することで、サイズのミスマッチが起きにくくなります。

2. 車輪止め(サイクルスタンド)を設置する

上記の空いたスペースに関連して、限られたスペースをうまく使うのに適しているのが、車輪止め(サイクルスタンド)を設置する方法です。車輪止めを使用することによって、自転車の転倒を防止してくれます。一方で、設置する場所によっては雨や直射日光の影響を受けてしまいます。そのため、しっかりと自転車カバーをかけた上で、保管しましょう。

3. 簡易式自転車置き場(サイクルガレージ等)を設置する

建売住宅に自転車置き場がない場合には、簡易式自転車置き場を後から設置するという対処法があります。簡易式自転車置き場には、ガレージタイプとハウスタイプの2種類が存在します。ガレージタイプは、細い骨組みに天井を付けた、組み立て式の自転車置き場です。一方でハウスタイプは、骨組みをカバーで上からも横からも覆っているテントのようなタイプです。いずれにせよ、庭や駐車場など、一定のスペースの確保が必要になるため、自転車のサイズや商品のサイズをあらかじめ確認しておきましょう。

4. 屋根・庇を設置する

自転車置き場を作るスペースがない方は、家の外壁に簡易的な庇を取り付け、そこに自転車を置くという方法もおすすめです。なお、庇を設置する際、簡易的な工事になるため、DIYを行おうと考える方も多いでしょう。しかし勝手に工事を進めてしまうと、工事の保証から外れてしまう可能性があります。そのため、工事の際には、施工してもらった業者やハウスメーカーに確認を行っておきましょう。

5. 玄関に収納スペースを作る

玄関にスペースがある物件の場合には、自転車置き場を玄関にしてしまうのも選択肢となるでしょう。折り畳み自転車やミニベロ(ホイールの小さい自転車)の保管に困っている場合におすすめです。玄関に自転車を置くと、雨風や日光の影響による自転車の劣化を防ぎ、盗難リスクも下げることができるのがメリットとなります。

6. 軒下スペースを活用する

自転車置き場がない建売住宅でも、軒下のスペースを自転車置き場として活用するという対処法があります。特に前面と側面の3方向が壁で囲われている軒下は、効果的に雨風をしのぐことが可能です。1~2方向しか壁がないタイプの軒下の場合には、自転車カバーを用いましょう。

7. 倉庫や物置に置く

自転車置き場がない建売住宅でも、倉庫や物置が設置できる場合には、その中に自転車を収納するという選択肢があります。基本的に、物置や倉庫は天候による影響を受けません。さらに、外から鍵をかけておくことでセキュリティも高めることができます。

8. 室内で保管する ※スポーツバイクの場合

自転車の保管方法として、ディスプレイスタンドやラックを用意して部屋に置くという方法があります。

特に高価なロードバイクやクロスバイクは、盗難防止の観点から部屋に置いておくことで、一段と安心感が生まれます。メンテナンスもしやすくなるため、自転車の修理や部品交換を自分で行う方にはおすすめです。

9. トランクルームを借りる ※スポーツバイクの場合

スポーツバイクの場合、盗難は最も避けたいリスクの1つです。とはいえ、家の中に置き場所がない方や玄関スペースがない方もいらっしゃるでしょう。

そこで貸し倉庫(トランクルーム)を別途借り、保管するのもおすすめです。

雨風を凌げることに加え、盗難リスクもかなり抑えられます。

10. 自転車置き場を作るリフォームをする

自転車置き場のスペースを確保するため、リフォームをすることで、自転車の設置可能な台数も増やすことができます。予算に余裕があり、将来的に家族が増えて、使用する自転車が増えることが見込まれる場合におすすめの対処法です。

花壇スペースや庭の一部にサイクルポートを設置することで、よりスムーズに自転車の保管が可能になるでしょう。なお、予算としては10~20万円が相場となっています。

自転車の保管場所を決めるときのポイント

自転車の保管場所を決めるときには、自転車のタイプや収納スペースの大きさのほかにも重要なポイントが3つあります。ここからは、それぞれの内容について詳しく解説していきます。

直射日光や雨風が当たらない場所を選ぶ

自転車の劣化を抑えたい場合は、直射日光や雨風が当たらない場所を選択することが第一の条件となります。「軒下スペースを活用する」「屋根・庇を設置する」といった対処法は、前・横方向からの雨風の影響を防ぐことは難しいです。そのため、少しでも自転車の寿命を延ばしたい場合には、しっかりと自転車カバーを用いて保管しておきましょう。

盗難防止の観点で考える

自転車の保管場所は、盗難防止の観点からも考えることが重要です。特に高価なロードバイクやクロスバイクは、軽量化されているモデルが多いため、鍵をつけていても簡単に持ち運びすることができます。盗難が心配な場合には、鍵がかけられる倉庫や物置、玄関や部屋などの室内に保管するのがおすすめです。

また、どうしてもスペースの関係上室内保管が難しい場合には、必ず住宅の一部(玄関のスロープ部分など)や固定されたフェンスを通して鍵をかけるようにしましょう。

日常利用しやすい場所を選ぶ

普段使いのシティサイクル(一般的に言うママチャリ)や通勤・通学用のクロスバイクの保管場所を検討するときには、利用時のことまで考えるようにしましょう。

例えば、玄関保管であれば雨の日でも自分が濡れることなく、室内でカッパを着ることができます。家族構成や天候など様々なシチュエーションを考慮したうえで、最も使いやすい場所に保管することをおすすめします。

自転車置き場がない建売住宅でも対処法はある

自転車置き場がない建売住宅でも、限られたスペースを活用して自転車置き場を設置する方法はあります。

自転車の保管方法を決めるときには、直射日光や雨風に当たらないか、盗難対策を施すことができるか、日常利用しやすいかというポイントを考慮して決定することが効果的です。

設置可能なスペースや予算も加味しつつ、自転車置き場がない建売住宅でも工夫して対処しましょう。

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執筆:TABIRIN事務局f

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