【栃木県】初めてのサイクリングは、宇都宮市で餃子巡り!
ジャパンカップサイクルロードレースが開催されている自転車の街「宇都宮」で、ロードバイクに初めて乗る友人を連れて餃子巡りサイクリングに行ってきました。
宮サイクルステーション
宇都宮市では「自転車のまち 宇都宮」の実現へ向けて、自転車の利用促進を図るためにJR宇都宮駅西口に設置されたのが「宮サイクルステーション」。7時から20時まで利用することができます。
クロスバイクやロードバイクのレンタル、自転車の修繕スペース、更衣室、シャワー、トイレがあります。
4時間以内の利用だと510円、1日だと1030円。初めて乗る人にも優しい値段設定です。
乗り方を教わったら早速サイクリングへ。
駅前の大通りにかかる「宮の橋」を渡り田川沿いを走っていきます。
宇都宮城址公園
宮サイクルステーションから1.7㎞。宇都宮市役所の近くにあるのが宇都宮城址公園。宇都宮城の歴史は平安時代後期と言われています。
戊辰戦争で建物の大半が焼失したそう。2007年3月に宇都宮城の一部を復元されました。
お堀もあって雰囲気があります。
緑豊かな敷地では子供たちが遊んでいたり、散歩に来ている人もみられました。
あおぞら珈琲アフリカ豆専門店
自家焙煎珈琲が味わえるお店に立ち寄りました。
テイクアウトもできるそうですが、せっかくなので店内でいただくことに。
入ってすぐのところには珈琲豆がずらり。珈琲へのこだわりが見えました。
「ゆうぞらブレンド」は5種類の豆を使用しているそう。
苦味もありながらマイルドで飲みやすく、美味しかったです。他にも「あおぞらブレンド」「ほしぞらブレンド」がありました。
「手作りアイスクリーム」はとちおとめの苺の味がしっかり出ていて美味しかったです。何度も食べたくなる味でした。
ぎょうざ専門店正嗣(まさし)
あおぞら珈琲から6㎞弱いったところにある「ぎょうざ専門店正嗣」の駒生店。
正嗣は1983年(昭和58年)創業。さすが人気店、すでに何組もの先客がいました。現在は、焼き餃子と冷凍餃子の持ち帰りのみ。
近くにあった公園のベンチで食べることにしました。
野菜の甘味を感じられて何個でも食べられる美味しさ。生姜がきいていてさっぱりとした味わいです。焼きたての餃子を外で食べるのは気分が良かったです。あっという間に完食。次の餃子屋へ向かいました。
宇都宮餃子さつき
北へ約10㎞いった宇都宮市徳次郎町にある「宇都宮餃子さつき」。
山々が近くに見えるのどかなところにありました。お店の佇まいは古民家。
落ち着く雰囲気の店内には、テーブル席と座敷席がありました。実家のようにくつろげる空間です。注文したのは「オールスター餃子」。7種類を一度に味わえます。
中にはキムチ餃子やゆず餃子、茶美人餃子など変わり種も。味の変化を楽しみながら1個1個堪能しました。
個人的には、宇都宮産ゆずを使ったゆず餃子はゆずの香りが爽やかで美味しかったです。店内に宇都宮餃子アクリルキーホルダーのガチャポンがありました。しかもQRコードでお金を払う今時なシステムに驚きました。引き当てたのはさつきの餃子でした。
さつきの餃子がでたらソフトドリンクサービスということでした。宇都宮に来た記念にもなるのでおすすめです。
つる餃子の台湾八商店
続いての餃子屋は2021年12月にオープンしたばかりの「つる餃子の台湾八商店」。 おしゃれな看板やインテリアで台湾屋台の雰囲気をだしています。
注文したのは賞味期限10分というオリジナル餃子「つる餃子」。厚さ3㎜のぷるぷるっとした皮、お肉の旨味もしっかりでて食べ応えがありました。ピリ辛のタレで後をひきます。ビールにもあいそう。美味しくいただきました。
次のスイーツ店に向かう途中、栃木県庁に立ち寄りました。 今年は国体が栃木県で開かれることもあり、モニュメントが設置されていました。
格子の木材は日光連山を表しているようです。
フルーツダイニング8010
1898年に果実専門店からはじまり、このお店を始めたときから栃木の苺のみを使ってオリジナルサンドを作ってきた老舗。
落ち着いた雰囲気の店内で一息つくことに。 ガラス張りになっていて開放感のある店内の一画でいただきました。「とちおとめ苺サンド」はクリームがたっぷりで、ほどよい甘さのクリームが苺の味を引き立てます。友人が注文したのは「とちおとめ苺パフェ」。苺をふんだんに使った贅沢なパフェでした。
お腹も心も満たしたところで、街中を巡りながらレンタサイクルを返しに行きます。 オリオン通りなど中心市街地を流れる釜川沿いは、遊歩道が整備されています。周辺にはセレクトショップなどお店もあり、散歩に来る人も多いようです。
東屋やベンチがあり、憩いのスポットのようでした。
コース紹介
▼宮サイクルステーション
▼あおぞら珈琲
https://aozoracoffee.xyz/
▼ぎょうざ専門店正嗣
https://masakoma4546.raku-uru.jp/
▼宇都宮餃子さつき
http://satsuki-gyoza.com/
▼フルーツダイニング8010
http://www.8010-pallet.com/
まとめ
餃子店を巡りながら40㎞のサイクリングはあっという間で、街中に自転車専用レーンもあり安心して走ることができました。
初めてロードバイクに乗った友人も「こんなに走れると思わなかったし楽しかった、また乗りたい!」と言っていました。
満足できたようです。宇都宮市内には、まだまだ多くの餃子店があるので、
餃子巡りサイクリングは何度も楽しめそうです。
執筆:水越恭子
茨城県出身。地元ラジオ局でリポーターをしていた頃にロードバイクを購入。公私ともに自転車を楽しんでいる。現在はフリーランス。SNSで茨城サイクリングの魅力を発信。自転車のさまざまな楽しみ方を研究中!現在は、行方市自転車活用推進会議委員を務め、行方エリアテレビ「なめテレ」に出演し自転車で市内をめぐりレポートし放送している。 |