旅×自転車 記事

シェアサイクルのメリットは?レンタサイクルの違い、おすすめのサービスを紹介

シェアサイクルは自転車をエリア内で共有して利用するサービスです。

現在でも各社が展開エリアを拡大しているシェアサイクルですが、その人気の秘密はいったいどこにあるのでしょうか。

今回はシェアサイクルを利用するメリットやレンタサイクルとの違い、おすすめのシェアサイクルサービスをご紹介します。

シェアサイクルを有効活用して、身近な移動手段として利用してみませんか。

シェアサイクルとは?

シェアサイクルとは「他の人と自転車をシェア(共有)し、好きなタイミング、好きな場所、好きな時間で利用するための仕組み」のことです。

好きなポート(自転車の貸出拠点、ステーションともよばれる)で自転車を借り、好きなポートで返却できるのが特徴です。

なお、借りられる自転車は電動アシスト機能付きの自転車が中心となっています。

国土交通省の「シェアサイクルに関する現状と課題」によると、シェアサイクルは2019年3月時点において、225の都市で導入されています。導入状況・シェアとしては、「HELLO CYCLING」を展開するOpenStreet(その他の管理状況/有人管理を除く)が一位、次いでdocomoの提供する「ドコモ・バイクシェア」が二位という結果になっています。

レンタサイクルとの違い

シェアサイクルと似たサービスとして、レンタサイクルというサービスがあります。

これらサービスの違いは以下の表の通りです。(一般的な特徴をまとめたもののため、詳細は店舗・サービスによって異なります。)

レンタサイクル シェアサイクル
返却場所 貸し出してもらった店舗 目的地付近のサイクルポート(貸し出してもらったポート以外の場所に返却可能)
営業時間 日中の時間帯 24時間
貸出時間 1時間~1日単位のような長時間利用を前提とする 30分単位のような短時間利用も可能
利用手続き 有人窓口で個人情報の記載等を行う 自転車についている鍵をQRコード等で解除する
支払い方法 窓口で支払い(現金使用可能) クレジットカード、電子マネー等(現金は基本使用不可)
サポート体制 現地スタッフによるサポートあり 現地スタッフによるサポートなし
利用価格 高い(長時利用前提のため) 安い

レンタサイクルとシェアサイクルの大きな違いとして挙げられるのが、返却場所の違いです。

好きなポートで返却できるシェアサイクルに対し、レンタサイクルの場合は借りた場所で返却しなければいけません。

またシェアサイクルと違い、レンタサイクルは選べる車種の多さ、そして充実したサポート体制も特徴です。レンタサイクルの貸し出しは有人の窓口で行うため、わからないことがあればスタッフの方がサポートを行ってくれます。

自転車は毎回店舗に返却され、車体チェック・メンテナンスも行われます。

シェアサイクルの使い方・利用方法

シェアサイクルを利用する際の流れは以下の通りです。

会員登録を行う

初めてシェアサイクルを利用する場合、事前に各サービスの会員登録(個人情報や決済情報)を行います。

ポートで自転車を選び利用開始

近隣のサイクルポートを検索して現地に移動し、利用する自転車を選びます。

その後アプリやQRコードを使用し、車体の鍵のロックを解除して利用可能となります。

なお事前に目的地近くのポートも検索しておくと、道に迷うこともなくなり、スムーズに返却を行えます。

目的地近くにあるポートまで移動

サイクリングを終え、返却を行う際はアプリ等で近くのポートの場所を確認します。

到着次第、ポートに利用した自転車を返却し、鍵をロックすれば利用終了です。

シェアサイクルの4つのメリット

手軽な移動手段として利用できる

シェアサイクルのメリットとしてまず挙げられるのが、利用する際の手軽さです。

レンタサイクルのように貸出場所に戻って返却する必要がないため、より効率良く走行することができます。

また、シェアサイクルは24時間利用可能になっており、バスや電車のように時間に縛られず、いつでも好きなタイミングで利用できます。

そのため、例えば「徒歩で行くには少し遠い」と感じる場所まで向かう際には便利な選択肢となります。

自分で自転車を管理する必要がない

自身で自転車を所有する場合、購入費用や定期的なメンテナンス、駐輪スペースの確保、備品の購入などのコストがかかります。

一方でシェアサイクルの場合は自転車を購入する必要がなく、管理する手間もかかりません。

環境に良い

自転車はバイクや自動車などと違い、排気ガスを排出しません。そのため、地球に優しい交通手段となっています。

実際に国土交通省の「シェアサイクルの公共的な交通としての在り方について」によると、中央区では、平成27年度〜29年度にかけて、合計約41万kgのCO2が削減されたという結果も出ています。

交通状況の影響を受けづらい

他の交通機関と比べ、交通状況の影響を受けづらいのもシェアサイクルのメリットです。

バスや電車といった公共交通機関を使って通勤する以上、渋滞や事故による影響を受けることは避けられません。

一方、シェアサイクルであればこれらの影響をほとんど受けることなく移動を行えます。普段は公共交通機関を利用し、緊急の場合にはシェアサイクルを利用する、というように状況に応じて使い分けるのも良いでしょう。

シェアサイクルのデメリット・注意点

自転車の状態によっては借りられないことも

シェアサイクルでは電動アシスト付き自転車を借りることになります。

駐車中、サイクルポートでは充電が行われていますが、返却したばかりの自転車は充分に充電がされていないものもあります。そのため、借りる際には自転車のバッテリー状況も確認しておく必要があります。

また基本的にシェアサイクルは無人管理となっているため、せっかく貸し出し可能な自転車を見つけても、パンクした車両や不具合がある場合もあります。

都心部以外ではポートが少ない場合もあるため、返却時にはアプリの確認が重要

上述したデータの通り、シェアサイクルを借りられるポートは増加しています。

しかし、都心に比べてポート数が充実していない地方では自転車を借りられたとしても、返却場所が限られている場合もあります。返却場所を探す間も料金は発生し続けるため、結果的にレンタサイクルの方がお得に済むこともあるでしょう。

このようなケースを想定して、借りる前には、事前に返却場所を把握しておくことが重要になります。

代表的なシェアサイクルサービス

anabuki シェアバイク

ここからは、代表的なシェアサイクルサービスをご紹介します。

サービスによって対応エリアや料金プランなどが異なるため、自身に適したシェアサイクルサービスを探しましょう。

チャリチャリ

チャリチャリは「まちの移動の、つぎの習慣をつくる」をスローガンにしたシェアサイクルサービスです。

福岡からサービスをスタートし、名古屋、東京に進出。現在も都市部や観光地を中心にエリアを拡大しています。利用プランは6円/分と1分単位での利用が可能になっているため、どんなシーンでも活用できる点が魅力のサービスです。

チャリチャリ

ドコモ・バイクシェア

ドコモ「バイクシェアスマートシェアリング(バイクシェア)」はNTTドコモが提供しているシェアサイクルサービスです。

東京をはじめとした都市部や観光地を中心に広範に及ぶ対応エリアが最大の魅力です。専用のアプリではポート検索や経路の検索といった基本的な機能に加え、自転車の電池残量や乗車履歴を確認できるといった便利な機能も提供されています。

ドコモ・バイクシェアスマートシェアリング

COGICOGI

COGICOGIは長時間の利用を前提としたシェアサイクルサービスです。

30分単位や分単位からの料金プランを提供するサービスが多い中、COGICOGIでは12時間まで乗り放題という半日プランからの提供となっています。各地の観光地に幅広くサービスを展開しているため、旅行などで観光に訪れた際にはぜひ利用したいシェアサイクルサービスといえるでしょう。

COGICOGI

HELLO CYCLING

東京都を中心に、全国で展開されているシェアサイクルサービスです。

クレジットカードやPayPay、Yahoo!ウォレットなど、幅広い決済方法が用意されているのが特徴です。HELLO CYCLINGから発行されている「ハローカード」を取得することで、登録の手続きもスムーズになり、予約不要で、カードをかざすだけで利用可能になります。

HELLO CYCLING

シェアサイクルを使って日々の移動をより便利に

今回はシェアサイクルを利用するメリットやレンタサイクルとの違い、おすすめのシェアサイクルサービスをご紹介しました。

シェアサイクルという選択肢を用意しておけば、日常での移動の幅が広がります。

これを機にシェアサイクルの利用をスタートして、日々の生活をより便利なものにしていきましょう。

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執筆者:yashin fuku
神奈川県在住のライター・編集者。鹿児島県出身。
自転車業界の動向、データやグッズを調べるのが大好きで、これまでTABIRINで執筆したきた記事の本数は100本を超える。
好きな自転車はファットバイク。
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