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【兵庫県】神戸市の豊かな自然や里山風景が広がる西北神地域でグルメ&歴史探訪サイクリング《PR》

神戸市の北区や西区といった西北神地域と呼ばれるエリアには、豊かな自然や里山風景が広がっています。

都市部からも近く、気軽でありながら、豊かで奥深い自然や里山の営みが感じられる、神戸市農村地域の活性化へ向けて、交通事業者や地域事業者、自治体が連携し、自転車を活用した周遊観光モデルの構築を目指し、モニターツアーを実施した「神戸農村サイクリング」。

モニターツアー終了後も、魅力溢れる風景の中をグルメや歴史探訪しながら、自転車で駆け抜けることができる約32kmの周遊コースをご紹介します。

道の駅神戸フルーツ・フラワーパーク大沢

スタートは「道の駅神戸フルーツ・フラワーパーク大沢(おおぞ)」

1993年に花と果実のテーマパークとして開園し、2007年に「道の駅神戸フルーツ・フラワーパーク大沢」として生まれ変わりました。
園内は道の駅とは思えない広さと風景。スタート前からたくさんの美しい写真を撮ることができます。


ちょうど11周年を迎える「神戸イルミナージュ2021 ~光のWinter Wanderland~」の準備をしていた時でした。(開催は2021年11月21日~2022年2月27日)
夜には美しいイルミネーションが広がります。

ベーグルと米粉の蒸しぱん「はなとね」

神戸フルーツフラワーパーク大沢をスタート。美しい農村の風景を走り約6km、ベーグルと米粉の蒸しぱんが人気の「はなとね」をめざします。


 「はなとね」 はベーグルとスチームベーグル(米粉の蒸しぱん)のお店で、260年以上前に建てられた茅葺き民家でパンを焼いています。

パンは一人で焼いているため、一度にたくさん焼くことができず、お店の営業は木曜・金曜・土曜のみ。確実に来店するお客さんには予約も受付けています。
古民家のイートインで食事用と、テイクアウト用をオーダー。


オーダー後に渡される小さな人形には、番号が書いています。イートインの番号札のような役割なんです。
穏やかな空気が満ち溢れる古民家で、美味しいベーグルを頂きました。

風情ある「石峯寺(しゃくぶじ)」

「はなとね」から西へ約3km、短い激坂を登れば山門があります。そこからのどかな参道を走れば「石峯寺」。



薬師堂と三重塔は重要文化財に指定されています。境内は美しい紅葉と趣のある風景が広がります。

淡河(おうご)宿本陣跡

石峯寺の坂を下り、田園風景の中、一部未舗装の道を走ること約5kmで「道の駅淡河」。

そして道の駅近く、江戸の風情が残る「淡河宿本陣跡」へ。

「淡河宿本陣跡」は、近世明石藩の大庄屋を勤めた村上家の家屋。江戸時代に身分の高い旅行者のために諸街道の宿場に設置された本陣としても使用されました。
淡河宿本陣跡は、保存会によって情報発信の拠点として再生され、『本陣なな福 』というカフェ にもなっています。

蔵は雑貨のお店。

映画『るろうに剣心 最終章 The Beginning』のロケ地にもなりました。

北僧尾農村歌舞伎舞台(きたそうおのうそんかぶきぶたい)

淡河宿本陣跡から国道423号を北へ約2km、まずは「南僧尾観音堂」。
「南僧尾観音堂」は、室町時代後期に建てられた寄棟造りをもつ茅葺きのお堂です。

そこからすぐ北へ行けば「北僧尾農村歌舞伎舞台」。
 「北僧尾農村歌舞伎舞台」は、日本で現存するもっとも古い農村歌舞伎舞台。
農村歌舞伎舞台は、江戸時代より農民の娯楽として行われている農村歌舞伎や人形浄瑠璃を催すための舞台で、特に兵庫県において発達しました。農村舞台は全国に1000基以上残っていますが、約10%が兵庫県内に存在しています。

棚田を望む農村サイクリング

北僧尾農村歌舞伎舞台から国道428号~県道355号~県道17号と走ること約11km。神戸市立大沢小学校を過ぎたところで光山寺方向へ向かいます。
途中少し雨に降られましたが、坂の上のイチョウの木を撮ろうしていたら、美しい虹に出会うことができました。

ここからさらに坂を登れば「光山寺(こうざんじ)」。地元の方は「こさじ」と呼ぶようです。日が暮れて来たので、光山寺公園で引き返し。

美しい棚田の風景を駆け抜けて、ゴールを目指します。

夕暮れの「道の駅神戸フルーツ・フラワーパーク大沢」

30kmちょっとのサイクリングを終えてゴール。もうすっかり夕方の景色になっている「道の駅神戸フルーツ・フラワーパーク大沢」は、朝とは違う趣です。

気になっていた「FARMCIRCUS」でお土産を買って終了です。

コース紹介

▼神戸フルーツ・フラワーパーク大沢
http://fruit-flowerpark.jp/

▼はなとね
http://hanatone.jp/

▼淡河宿本陣跡
https://www.ogo-honjin.com/

まとめ

神戸と言えば、異国情緒溢れる「港町」を思い浮かべますが、北区や西区に行けば、のどかな「田園風景」が広がっています。
洋風の建物が美しい「神戸フルーツ・フラワーパーク大沢」からスタートして、田園風景を走り、グルメを楽しみ、歴史にも触れることができるこのエリア。
季節によってさまざまな風景を楽しむこともできますし、30kmほどのサイクリングは、グルメや写真撮りも十分楽しむことができます。
ぜひ神戸に何度も足を運んで、その時々のサイクリングを楽しんでください。

執筆:HANADA(TABIRIN編集部)
協力:「神戸農村サイクルツーリズム実証事業」運営事務局

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