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【茨城県】神栖(かみす)市 電動アシスト自転車 体験乗車会

2021年11月13日(土)、茨城県民の日に、神栖市で高齢者に向けた「電動アシスト自転車体験乗車会」が行われました。
「働く方の健康づくり」や「環境にやさしいまちづくり」を目指す一環として、市内の60歳以上の方たちのスポーツ大会「かみす健康スポーツまつり」会場でのイベントをご紹介します。

神栖市の取り組みについて

神栖市は、茨城県の東南部鹿島地域にあり、太平洋と利根川に面した県境にある市。
東京からは100km圏内、成田空港からは30kmほどのところに位置しています。

神栖市は、自転車の利用促進による「働く方の健康づくり」や「環境にやさしいまちづくり」を目指しています。
「神栖市自転車活用推進計画」のコンセプトは、「国内有数の工業地帯かみすにおける自転車フレンドリーなまちづくり」で、鹿島臨海工業地帯を擁するため、通勤時の渋滞緩和や働く人たちの健康維持・増進、環境負荷の低減に取り組む必要があるとしています。

電動アシスト自転車 体験乗車会

神栖市にある神之池(ごうのいけ)緑地公園 陸上競技場では、市内の60歳以上の方たちのスポーツ大会「かみす健康スポーツまつり」が行われ、その会場のすぐ側で体験乗車会が開催されました。
朝、スポーツまつりが始まるころに体験乗車会も始まりました。
最初はスポーツまつりの受付と間違われてしまうこともありましたが、良い宣伝になったのか、徐々に体験乗車会の申し込みにも列ができます。

体験希望者には、受付で注意事項を読んだうえで参加用紙に名前などを記入していただき、タブレット端末を利用した電動アシスト自転車の使い方、乗り方、自転車走行のルールなどの動画を視聴してもらいます。


約10分の動画は、ブリヂストンサイクルが作成したものです。皆さん真剣に視聴されていました。

動画の視聴が終わったらヘルメットを被ります。
後ろにつまみがあるヘルメットです。つまみで調整するタイプのものを初めて被ったという方がほとんどで、中には付け心地に感動されている方もいました。
体験乗車では、ブリヂストンの電動アシスト自転車に乗っていただきます。

「電動アシスト自転車」にも色々な種類がありますが、用意したのは20インチと、24インチのタイヤが小さめのタイプで。車体の重心が低く、安定感があります。
また、足を高く上げる必要がないので高齢者にも優しい作りになっています。

絶妙なカラーリングとサイズ感に目を奪われました。可愛いです。この自転車で出かけたら鼻歌を歌ってしまいそうです。

そして、道幅約5m、片道約25mのコースを往復。 スタッフが側について安全には十分な配慮。


体験後は、感想など簡単なアンケート用を記入し、神栖市のサコッシュなどのお土産をお渡しして体験乗車は終了です。

まとめ

体験された方の中には、普段から自転車に乗るという方もいれば、「自転車にのるのは50年ぶり!」「自転車に乗ったことがない」という方もいて様々な方に電動アシスト自転車の乗り心地や魅力、どんなものなのかを知っていただく良い機会になりました。さらに、動画などを通して安全に乗るための意識を再確認していただけたのではと思います。

幅広い世代の人が自転車を活用できるようになり、小さい子供から高齢者まで安全に安心して自転車に乗れる街が増えていくといいですね!

執筆:水越恭子

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