【大阪府】御堂筋の側道閉鎖!歩行者・自転車走行空間に!渋滞や荷捌きはどうなる?
御堂筋の側道閉鎖!
知らない人は何事か!?となってしまっているのではないでしょうか。
大阪のメインストリートの「御堂筋」、南行きの一方通行で6車線あり、
日本の道100選の一つで、大阪の大動脈といえる関西では誰もが知っている道路です。
その御堂筋の側道を自動車の通行を禁止して、
歩行者、自転車用の通行空間にしてしまう社会実験がスタートしています!
社会実験とはいえ、本当にやってしまうとは驚きです!
毎年実施しているサイクルピクニックでのアピール走行が奏功したようですね。うまい。
私も参加したことがありましたので、実現に向けて一歩前進ということでうれしい限りです!
大阪のメインストリートを歩行者天国にする計画の第一弾ということですが、
実現に向けてやっと動き出したということで、今後の動向に注目です!
社会実験の概要
御堂筋の南側の東の側道を閉鎖して、自転車、歩行者専用道としています。
具体的には、道頓堀橋北詰~難波西口交差点間の400mの区間です。
平成30年10月9日(火)~22日(月)の14日間のみです。
もうすぐ終わりますので!見ようと思っている方はお急ぎを。
この実験ではいろいろな状況を把握しようとしており、例として以下が考えられます。
①側道閉鎖による車線数減での渋滞の影響把握
②側道閉鎖による荷捌きの影響
③側道閉鎖によるタクシーの乗降への影響 etc
歩行者天国化に向けて有意義な実験になることを期待しております!
会社帰りに立ち寄ってみた!
ちょうど時間があったので、会社帰りに現場に行ってみました!
一番南の難波西口交差点から北上してみます!
ここからですよ!とわかりやすいようにしています。
見てもらうとわかりますが幅員が広くてかなり走りやすそうです。
段差で歩道と分離しているのでわかりやすいです。
交差点のところはこんな感じ。歩行者の滞留があるので、仕方ないのか…
実験なので、とりあえずなのでしょうか。
ここからが、側道で歩行者、自転車が走行できるようになってます!
共存するとこんな感じ。自転車通しでも十分にすれ違えるだけの幅員はあります!
実験なので出入りはガードマンがコントロールしているみたいですね。
奥を見てもらうとわかるように自動車は混んでそうです…
ただ、帰宅時間帯なので、実験前もこれぐらい混んでるのかもしれませんが…
ここで終わり。前方にタクシーが並んでいます。
効果を確認するために、通行人数をカウントしているのでしょう。漏れなく一人にカウントされました。
側道が閉鎖されるとタクシーが乗降できないので、側道が閉鎖される手前で、タクシーの乗降が頻繁に行われていました。
これらの車両が本線に戻ることも渋滞の要因になっていそうです。
ちなみにこれが閉鎖していない側道です。この時間帯、区間だからかもしれませんが、
自動車はあまり側道を走っていないようです。これを見る限りは閉鎖してもいいのか?
社会実験とはいえ、側道閉鎖はかなりのインパクトがありますね!
人、自転車、自動車、バス、タクシー…多くの交通手段がいろいろな変化を受けて、
見ているだけで、なんかわくわくしました!技術者の血が騒いだのでしょう!
この実験がうまくいって、多くの交通手段が共存できる魅力的なメインストリートになることを期待して、終わりにいたします。
追伸
これだけは書いておきますが、御堂筋は異国のようになっています。
久しぶりに御堂筋を歩きましたが、日本語はほとんど聞こえませんでした…
インバウンドの効果は絶大ですね。英語だけでも喋れるようになっとかないとな…
<執筆者:コぶた>