【岡山県】片鉄ロマン街道から湯郷温泉+日生グルメ&スイーツの旅をご紹介!
先にご紹介した、備前市を出発する片上鉄道跡地のサイクリング道「片鉄ロマン街道」。
後編は「吉ケ原駅」から「湯郷温泉(ゆのごうおんせん)」「日生湾(ひなせわん)」をグルメ&スイーツを交えてレポートします。
目次
吉ケ原駅」から「湯郷温泉(ゆのごうおんせん)」「日生湾(ひなせわん)」をグルメ&スイーツの旅
棚原(やなはら)ふれあい鉱山公園|鉄道ファンや小学生におすすめ
片鉄ロマン街道の終点「吉ケ原駅」にある「棚原ふれあい鉱山公園」は、旧片上鉄道の吉ケ原駅舎と操車場のあった場所に作られ、約18,400平方メートルの敷地内には、昭和30年頃の鉱山の様子や鉱山町の暮らしぶりを再現した資料館、駅舎、輸送用貨車や客車車輌11両の動態保存など鉱山をテーマとした公園です。
通常は公園内の線路などにも立ち入りが可能です。そのため素敵な写真もたくさん撮れます。
展示してる車両の中にも入れます。
公園なので花も咲いています。
毎月第一日曜日(1月は第2日曜日の場合あり)には、片上鉄道保存会が展示運転を実施。片上鉄道終点の「黄福柵原駅」までの約2分の実動運転(300円で乗車もできます)や旧片上鉄道吉ヶ原駅の駅長猫の紹介なども行われています。
「黄福柵原駅」
「黄福柵原駅」~「吉ケ原駅」は約400mほど。
偶然にも翌日が第一日曜だったので、翌日は乗車&「駅長猫コトラ」にも会ってきました。
展示運転なので、運転や駅員などは全て片上鉄道保存会の方々が行っているそうです。
たまごかけごはんの店~らん~でランチ!
見所満載ですっかり遅くなったお昼ごはん。
地元食材で美味しい「卵かけごはん」を提供してくれる、その名も「たまごかけごはんの店~らん~」
もちろんメニューは1種のみ!
たまごかけごはんには地元食材で作った6種の薬味+しょう油で、色々な味を楽しめます。
地元「黄にら」の水餃子もついてます。
店内はカフェっぽい雰囲気で落ち着きます。
デザート(スイーツ)を求めて湯郷温泉「農園カフェ」へ
食事のあとはデザート!
ということで地元農園で作ったデザートを楽しめる「農園カフェ 湯郷(ゆのごう)」へ。
観光案内所の向かいにある「農園カフェ 湯郷」は、岡山県最大級のいちご・ぶどうの観光農園である美作農園(みまさかのうえん)の直営店です。
思い切って注文したのは「Wいちごかき氷」1080円(税込)
凍った「いちご」をそのままかき氷にし、アイスクリームを乗せその周りにまた「いちご」をあしらうという何とも贅沢なかき氷!
店内はカップルやファミリーばかり。男一人でこれは周囲の視線を感じますが「完食」させていただきました!
お腹もいっぱいになったことですし、しばらくは湯郷散策を楽しみます。
宿泊はお洒落な温泉宿の別館
今宵の宿は「和モダンな温泉宿かつらぎ」の別館「9ROOMS HOSTEL」。
温泉宿かつらぎのお風呂が使えて、食事なしでリーズナブルに泊まれる宿です。
自転車はエントランスのレンタサイクルスペースに置かせていただきました。
夜は、「星空」と「ほたる」
またまた偶然にもこの夜は「ほたる祭り」が開催されていました!
宿隣りの駐車場には露店が出て地元の人たちで大賑わい。(ほたる祭りでなくても「ほたる」は居るので静かな方がいいのですが…。)
日が沈むと小川には沢山の蛍が飛び交っていました。
人が多いので一旦、食事と温泉に入りに行って「ほたる祭り」が終わった10時過ぎに再び小川に戻ると…。(時間が遅いので飛んでる蛍の数は減っていましたが)
そこではきれいな星空と飛び交うほたるを独り占めできました。
2日目は「日生湾」「備前♡日生大橋」やご当地グルメを楽しむ
「日生湾」と「備前♡日生大橋」
翌日は片上鉄道の展示運転を経て、早めに「備前市サイクリングターミナル」へ。そこから車で「日生」へ向かいショートサイクリングします。※ちなみに「ニッセイ」ではなく「ひなせ」と読みます。
そしてこちらが備前市日生町と鹿久居島を結ぶ、『備前♡日生大橋』(全長765m)
この橋は平成27年4月に開通した橋です。
「♡ハート」マークの呼び方は特に決まってないようで、備前と日生を結ぶ熱い思いと願いが込められ一般公募によりこの名称に決定したそうです。
橋からはご覧のとおり雄大な景色となっています。
港にはこんな名前の渡船屋さんも(石原軍団の有名な方を思い出しますね…)
日生ご当地グルメ「カキオコ」
本日の遅いランチはご当地グルメの「カキオコ」。
「カキオコ」は牡蠣お好み焼きのことで、一見普通のお好み焼きですが中には15個もの「カキ」がギッシリ!
しかもこれで1000円(税込)なのだから驚きです。
岡山でさまざまな風景&グルメを楽しもう
2回に分けてご紹介してきました、岡山「片鉄ロマン街道」と「湯郷温泉」の旅。
古き良き時代を思わせる「鉄道の風景」、山や清流が織りなす「美しい風景」、地元食材を使った「グルメ&スイーツ」、サイクリングの後に嬉しい「温泉」、星空&ほたるの「幻想的な風景」、そして海岸沿いには「島と橋の雄大な風景」。
しかも川沿いの鉄道跡地ということもあり、坂はさほどきつくなく、距離も長くなくゆっくり楽しめます。
さまざまな風景を楽しめるこのサイクリングーコース。備前市までは大阪からはクルマで約2時間という便利さですし、首都圏からでも足を伸ばす価値は充分ありますよ。
執筆:YASU