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実走調査! 日本の自転車道 ルート2 トカプチ400 ②実走編その1

日本のサイクリングルートを走破していくシリーズ。国土交通省のナショナルサイクルルートHPに掲載されている「サイクルツーリズムの推進モデルルート」を中心に、各地の自転車道を不定期連載で紹介する。今回はトカプチ400の実走レポートその1。帯広市から南半分を反時計回りに走った2日間の模様をレポートする。

2日目終盤に通った十勝中央大橋。日暮れが近づいている

DATA
北海道帯広市→幕別町→中札内村→更別村→大樹町→豊頃町→浦幌町→池田町→音更町→帯広市
距離:186km 獲得標高:856m 最大標高:200m
実走調査日:2024年10月8日〜9日

何日間かけて走るのか?

 2025年1月現在、日本で6カ所指定されているナショナルサイクルルートのうち、このトカプチ400だけ走ったことがなかった。遠いから飛行機代高いし、距離が長いから日数もかかるし、夏は混みそう、冬は雪だし、春秋も寒そうだな、とか思って敬遠していた。

でも年齢も年齢だし、今走らないとずっと走らないような気がした。
行くぞ! 仕事の合間を縫って北海道行きを決めたのは8月下旬だった。だが飛行機も宿もすべて手配したのに、台風のせいですべてキャンセルするはめに。
気を取り直して季節的にも最後のチャンスと、2024年10月の上旬に行くことにした。

このトカプチ400は帯広を中心に南半分のループと北半分のループがあり、その北半分に三国峠までの往復路が付け足された、単位記号のグラム(ℊ)みたいな形をしている。距離は全部で約400km。これを何日で走るのが一般的なんだろう? 実際に走った人のレポートがネットであまり出てこないんだよな。公式MAP(トカプチ400サイクルマップ)とにらめっこしながら自分の脚力と相談して、1日100kmまでの走行、山岳部ではもっと余裕をもったプランニングを考えた。

結論として帯広から南のループを2日間、北のループを2日間、三国峠往復を1日の合計5日間で走ることに決めた。

初日は南側のループをざっくり2分割したところにセキレイ館という宿があるのを公式MAPで発見、いつも使っている宿泊予約サイトからは予約できなかったので、宿のHPから予約を入れた。2日目は帯広市内に戻って一泊。3日目は北側のループを時計回りでぬかびら温泉郷まで。峠が2つあるのでここが厳しそうだ。4日目はぬかびら温泉郷から三国峠までの往復。距離は短いが三国峠はルート最高地点だし、前日までに疲れもたまっているだろうから、往復64kmでも満腹かな。ホテルは連泊だ。そして5日目はぬかびら温泉郷から帯広市内に戻って終了。帯広で祝杯を上げて翌日の飛行機で戻る。うん、完璧だ。

空港から駅までは空港連絡バス

関東に住んでいるので、飛行機で行くことは決めていた。羽田空港からとかち帯広空港までANAとAIR DOとの共同運航便の早朝便があるので、現地までの移動方法はそれ一択。
さっそく頭のなかで移動のシミュレーションをしてみる。自宅から羽田まではクルマで送ってもらえるので問題ない。朝イチの便で現地入りして、その日のうちに走り始めよう。
とかち帯広空港から市内までは空港連絡バスがある。これで起終点となるJR帯広駅まで移動して走り出したい。運行会社のとかちバスに電話すると、「分解して袋に入れた状態であれば、スペースがあれば載せられますよー」という返事。ありがたい。たいていの空港バスは、公式にはNO、現場ではOK。現場判断では輪行状態であれば載せてくれるものの、取材で正面切ってお伺いをたてると「ダメです」と言われるのが一般的。自転車雑誌編集者時代には、ここをどう書くかでいつも悩まされた。

朝6時過ぎには羽田にいた。とかち帯広空港まではJALも運行しているが、朝早い便があるのはAIR DOとANAの共同運航便のほう


とかち帯広空港では飛行機の時間に合わせて空港連絡バスが運行されている


空港にある自転車組み立てスペース。フロアポンプも貸し出してくれる。ただここで組み立ててしまっても、輪行機材を預ける場所がないじゃんか……と思っていた

輪行バッグどうする問題勃発

で、飛行機輪行の場合、いつも問題になるのが自転車を収納してきたバッグや箱の保管場所。俺はオーストリッチのOS-500というパッド入りの輪行バッグを愛用しているのだが、とても持って走るわけにはいかない大きさ。サイクリングしている5日間、これをどこで保管するか。

帯広駅に電話するがコインロッカーは3日間しか保管できないという。バスターミナルも同様。いっそのこと空港から走り始めることにして(ルートは空港のすぐ近くを通っている)、空港に荷物を預けるか? だが空港には荷物預かりのサービスがないという。しかも調査ということもあり、やはり起点は帯広駅にしたいという思いが強い。

悩んだ末、帯広駅までバスで行き、そこから最終日の宿(帯広市内)まで走って輪行バッグを預けることにした。宅配便で空港から日付指定で宿に送ることも考えたが、幸いその宿はルート近くにあり、駅からも3kmほどの距離。OS-500を背負って走っても3kmならなんとかなるだろう。少し工夫すればOS-500が背負えることは過去に体験ずみだった。まあ宿が帯広駅前なら全く問題なかったんだけど予約できなかったんだよね。

しかーし。あとで知ったことだが空港のコインロッカーは、カウンターで申し出れば3日以上預かってもらうことも可能だったようだ。それなら空港を起点にして走り出すこともできるし、なんなら空港バスに乗る前に普通の輪行袋に自転車を詰め替えて、OS-500をコインロッカーにぶち込むこともできたわけだ。むー。


バスターミナルおびくるのコインロッカー。大型のロッカーもあるが、預けられるのは3日まで


JR帯広駅のコインロッカー。こちらも折り曲げればいちばん安いロッカーにOS-500が入りそうなんだけどなー


おびくるには更衣室がある。これはうれしい! 俺もここでサイクルジャージに着替えました


こんなふうにOS-500をザックにくくりつけた。もう少し上に取り付ければよかった

起終点は「帯広駅・バスターミナルおびくる」

朝6時55分の飛行機に乗ってとかち帯広空港に8時25分着。飛行機の時間に合わせて帯広市内行きの空港バスが待っていて、スムーズに乗車できた。乗車時間は約30分なので、朝9時にはスタート地点に立っていた。

だがそこから自転車を組み立てたり、バスターミナルや駅を見たり写真を撮ったりして、スタートは11時くらいになってしまった。

で、スタートの記念写真を撮ろうと周囲を探すが、モニュメント的なものがない。うーん。太平洋岸自転車道や富山湾岸サイクリングコースのような起終点のモニュメントがぜひほしいものです。

気を取り直してスタートしようとするが、まずどっちに行っていいかわからない。公式MAPの二次元コードやHPから飛べるRWGPS(Ride with GPS)のMAPを拡大してみると、どうもJR帯広駅の南口が起点のようだ。バスターミナルおびくるからは駅の反対側ということになる。ところが駅構内は自転車進入禁止。押しても通っちゃだめだって。サイクリストに厳しい。しかたなく駅をぐるっとまわって南口に。ここにもモニュメントはなく、ルートの方向を示す看板などもない。さびしー。

おびくるの壁にある全体MAP。公式MAPと同じものだが、ここが唯一の記念写真ポイント


おびくるの中にはこんな看板(?)があった。ここで写真を撮ってくれということなんだろうけど、そういうことじゃないんだよなー


帯広駅の構内は自転車進入禁止


起点となる駅の南口。ルートの方向を見てもなんの案内もない。これでホントにナショナルサイクルルートなの?

ルートの指示は心もとない

公式MAPだと細かいルートがわからないので、RWGPSを拡大してどの道を行けばいいか特定して走り出す。ルートが国道236号に出る前に最終日のホテルがあるので、そこに寄ってOS-500を預かってもらった。

身軽になって、さあトカプチ400を楽しむぞー!と意気込んだところで、早々とルートミス。札内川を渡って右折するところで、ルートを示す小さな矢印ステッカーを見落として直進してしまったのだ。ダウンヒルの先だったこともあるが、ステッカーの貼付位置が低く、雑草で見えにくかった。その先,どん突きのT字路まで行って、そこに矢印がないことで不安になってMAPを確認すると、4kmほど行き過ぎてることが判明。泣きながらアップダウンを戻って正規ルートに復帰。

この反省から、以降は矢印に頼らず、この先のある程度のルートを頭の中に入れて走る、少しでも不安な交差点などではMAPを確認する、を繰り返して走ることとなった。後述するがこの矢印看板がない場所などもあり、常に油断はできない。ほかのナショナルサイクルルートのようにルート案内看板や路面表示が充実していないので、地図なしで楽々サイクリング、というわけにはいかないのがトカプチ400のワイルドなとこだ。あー、またやられたー!とゲーム感覚で楽しむのが正しいお作法かも。

輪行機材を預かってもらったホテル。事前に言ってあったので問題なく預かってくれた


この交差点で右折の矢印を見落とした。戻ってきてよく見ると、ステッカーの一部が草で隠れている……


これは手前から走ってきて左折する部分の案内なんだけど、左折してからの直進を示す看板は不要では?

10月の北海道、夕暮れは意外に早い

景色は北海道の雄大さを感じさせるものの、天気が曇りなのでイマイチ気分が上がらないまま、ゆるーくアップダウンを繰り返して道の駅なかさつないへ。すでに午後2時。昼飯に豚丼をかっ込んで先を急ぐ。10月の北海道、日の入りは17時ころ。17時半には暗くなってしまうだろう。その前に宿に入りたい。

忠類朝日のあたりで北海道らしい直線路が現れ、思わずシャッターを切る。あとで帯広バスターミナル横の案内地図看板で知ったが、ここは忠類坂という名所。最近は「忠類北10線の坂」と呼んでいるということだ。


北海道らしい風景が見られる


畑に実っているのはホップ。これがビールになるんだねえ


ばんえい牧場十勝。ばんえい競馬を走る「ばん馬」と呼ばれる馬のトレーニングセンターだが見学もできる


矢印ステッカーはどこに貼られているかわかならいので油断禁物


道の駅なかさつないで豚丼


忠類北10線の坂。覚えられないから忠類坂でいいのに

トカプチ400名物の「横断クラック」

この忠類北10線の坂もそうなんだけど、トカプチ400のルートで非常に不快なのが道路の段差。横断クラックと呼ばれる、道路を横断する形で現れる道路の継ぎ目のような段差だ。走り始めて最初のうちは気にならず、まあこのあたりだけかな、なんて思いながら走っていたが、それがどこに行っても現れるものだとわかり、これはひでえなあと思うように。

とにかく10〜20mおきに現れる段差を通過するたびに、腕に振動が伝わる。最初のうちは少しハンドルを引いて抜重しながら走ったものの、すぐにそんな気は薄れてしまった。とにかく数が多すぎる。

これは走った人にしかわからない、トカプチ400の最大の欠点だろう。このルートを推進する人たちもそれはわかっているらしく、なんとかしたいのはやまやまなんだろうけど、クルマだと気にならない程度のものなので、莫大な費用をかけて自転車のために補修するなんてことはできるはずもなく。結果ロードバイクはガッタンコガッタンコと段差の振動に耐えながら走ることに。

トカプチ400走るならグラベルバイクですよ、マジで。


こういう新しい舗装には当然クラックはない


でも古い道路には必ずと言っていいほど横断クラックが

セキレイ館は「とほ宿」だった

道の駅コスモール大樹(の横のショッピングセンター)のベンチで休憩。空模様がだんだん怪しくなってきて、わずかに小雨の気配も。10月の北海道で雨に濡れて震えながら、日が暮れた街路灯もない道路を、クルマに怯えながら走るのは避けたい。とにかく必死でペダルを回し続ける。

大樹町は小型ロケットの打ち上げ施設があり、町をあげて宇宙推し。ルート脇にスペースシャトルを模したモニュメントがあったらしいんだけど、見逃した。いや、パチンコ屋か何かの看板かと思って気にしなかったのかも。

宿に入ったのは17時半。ふー。
本日の走行105km。


大樹町の市街。空模様が怪しいー。このあとは必死で走ったので写真がない

この日の宿であるセキレイ館は「とほ宿」。徒歩、自転車、オートバイなどで旅するツーリストをもてなす、いわゆる旅人宿だ。この日の宿泊客は俺含め4人。俺のほかはオートバイで来ている人たちだった。夜は宿の主人を中心としたミーティング?があり、ビール片手に旅の話に花が咲いた。ご主人は帯広で自転車店勤務の経験もあり、奥さんはランドナーで旅するサイクリストでもある。このご主人に横断クラックの話をすると、ちょっと前に泊まった台湾のサイクリストに感想を聞いたら「道路がだめだ」と言ったきり無口になってしまった、という話をしてくれた。


セキレイ館。MAPに載ってたのでメールで予約を入れた。「サイクリストにやさしい宿」にも指定されていて、自転車は大きな納屋の中にとめさせてもらえた


相部屋になる場合もあるらしいが、宿泊客が少なかったのでツインのシングルユース(?)で泊まることができた


当然2食付き。周囲に飲食施設はない


宿の本当の主である猫

お腹がすいたが店はない

翌朝は9時ころ出発。道幅は広いが交通量の少ない国道336号でアップダウンと戦いながら長節湖。ここからわずかだが太平洋岸を走る。トカプチ400は肥沃な農地と山や川のイメージが強いが、海までが含まれる多彩なルート景観が魅力のひとつなのだ。

豊頃町の大津港町で11時。そろそろ昼飯のことを考えなければならないが、ここにはラーメン屋が一軒あるだけ。まだ大丈夫かと思って先に進むが、とよころヘリポートに向かう鋭角のターン箇所で矢印を見逃し、少しミスコースしてしまったこともあり、だんだん時間がたち腹も減ってきた。聞けばこの先、豊頃の駅前までは飲食できる店やコンビニはないらしい。

北海道はクルマも少なく道もまっすぐで、広い大地を走ってるって実感できるのはいいんだけど、言い換えると民家や商店などが少ないってこと。トイレや補給は計画的にしておかないと、けっこうピンチになることも。

13時ごろ、豊頃町のセイコーマート着。この手前の交差点にも左折の矢印がないことに、あれーっと思いながらパンと飲み物。


アップダウンのある国道336号。クマに注意の看板


ちょっとだけど太平洋岸を走る。空が曇っていてホント残念だ


この「きいちゃん食堂」が大津で唯一の飲食店。あとで気づいたんだが、この店はトカプチ400のサイクルステーション(驚)


やっとあったセイコーマートでパン


豊頃駅近くの国道38号に出るところ。セイコーマートの手前。左折なのに案内はない。だが曲がったところに直進の案内が。この「曲がった先に案内を出す」ってのはトカプチルールなんでしょうか?

十勝川沿いのスーパー直線路

ルートからちょっとだけ離れるけど、少し観光しようと思ってハルニレの木へ。そこから十勝川沿いの堤防道路に入る。これが滑走路みたいな直線道路で(横断クラック付き)、しかもクルマがほとんど来ない。支流である利別川を渡るまで10km近いが、クルマは2台しか通らなかった。

池田町ではいけだワイン城に寄ってみたかったが、丘の上にあって坂を上らなければならないようだし、ここ数年酒を断っているのでスルー。


豊頃町の矢羽根。冬期の除雪作業でこんなに削られてしまう。補修費用もバカにならない。案内はステッカーですませておこう、という気持ちがわからなくもない


ハルニレの木。天気がよければきれいなんだろうなー


十勝川沿いのスーパー直線路。残念ながら川は見えない


路面には5kmおきに距離標と呼ばれるペイントが。災害時に航空機からの位置確認用に用いられるという

交通量の多い道道73号

JR利別駅から十勝川温泉までの道道73号は道幅のわりに交通量が多く、深さのある排水口が路肩にあるのでルート上でもっとも危険な箇所だと感じた。道路の左側に幅の広い歩道があるので、これはひょっとして自転車歩行者専用道なのかとも思ったが、どうやら幅が広いのは除雪時に道の端に雪溜まりができた場合のことを考えてあるようで、自歩道ではないらしい。ちなみに北海道開発局によれば、トカプチ400では道路のどこを走るかといった設定はしていないとのこと。太平洋岸自転車道では歩道にガンガン案内表示がペイントされているが、基本、自転車は車道ですからね。

路肩が狭く走りにくい。歩道を走りたくなるが、草やクラックで走りにくそうだ


十勝中央大橋を渡ったところ。矢羽根は自転車の走行空間を明示するものであって、道順を示すものではない、というセオリーには反する気が。でもこういう大胆な使い方はほかでもときどき見かける

帯広に戻って南側ループが終了

十勝中央大橋を渡って十勝川沿いの堤防道路を、相変わらずの横断クラックと戦いながら抜ければ、道は帯広市内へ。市街のビル群や橋がぐんぐん近くなってくる。昨日スタートした帯広駅前に戻り、今日の宿「ホテル ヌプカ」へ。

本日の走行95km。

このホテルヌプカはレンタサイクルがあったり、1階にはおしゃれなカフェがあったりする。トカプチ400のイメージビデオ(?)にも登場する宿だ。コンパクトなシングルルームもあるようだが、今回は空きがなくてドミトリーへ。市内の大きなホテルの温泉に浸かり、居酒屋で乾杯。いやーサイクリングってほんとにいいですね!(淀川長治調)とノンアルコールビールを飲み干した。

次回実走編2はいよいよ北側ループの山岳地帯に突入! オヤジのヘタレっぷりに戦慄が走る!


日が暮れるころ帯広に帰ってきた


帯広駅前にトカプチ400のモニュメントはないがラリー北海道のはある


本日の宿ヌプカ。自転車は入口にあるサイクルラックにとめて鍵をかけるように言われた。ここじゃなくて近くにあるヌプカ・ハナレはサイクリストにやさしい宿に指定されてて、自転車を室内に持ち込めるようだ。そっちにすればよかった!


ドミトリーの2階ベッドは階段を登るときに足が痛いし下の人に気を遣うので好きじゃない


はいお疲れさーん!

DATA

トカプチ400HP

トカプチ400サイクルマップ

Ride with GPS

サイクルルート北海道

 

次回はトカプチ400③ 実走編その2

執筆:岩田淳雄

愛知県出身、千葉県在住。
自転車雑誌「サイクルスポーツ 」「バイシクルクラブ」の編集長を歴任。ナショナルサイクルルートは全ルート全行程を走破している。現在は「ペダルプッシャー」を主宰し、サイクリングの啓発活動を展開しています。
https://pedalpusher.jp/

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