【茨城県】筑西市で写真を撮りながらのんびり楽しむ約21㎞の自転車旅
茨城県の県西地域にある筑西市。
旧下館市、明野町、協和町、関城町が合併しできた街で、小貝川、五行川、鬼怒川が流れる自然豊かな街です。
人々の交流拠点になるような場所を巡りながら、写真撮影も楽しめるスポットをご紹介します。
茨城県国際交流協会理事長の根本博文さんとフリーアナウンサーの木村さおりさんと一緒に旧・下館市を巡っていきます。
道の駅 グランテラス筑西
茨城県内14番目の道の駅として2019年7月にオープンした北関東最大級の道の駅グランテラス筑西。
国道50号下館バイパス沿いにあることからアクセスも良く、毎日多くの人で賑わっています。
広い敷地内には直売所、フードコート、パン屋、芝生広場、コーヒーチェーン店など幅広い世代が楽しめる道の駅になっています。また、明峰・筑波山を望む絶景を堪能できます。
サイクルラックも設置されていました。また、ハローサイクリングのレンタサイクルを利用できます。道の駅で集合し、自転車旅に出発です。
ザ・ヒロサワ・シティ
まずは、筑西市といえばという場所へやってきました。
ザ・ヒロサワ・シティは、100万㎡の広大な敷地に作られた「自然・文化・健康」をテーマにしたひとつの街のようなテーマパーク。
ゴルフ場やパークゴルフ場、廣澤美術館、クラインガルテン、オフロードコース等、さまざまな人の交流の場所になっています。
敷地内を走っていると、ゴルフを楽しむ人や散策している人たちの声が聞こえてきます。
アメリカのルート66を再現したスポットがありました。
ロードバイクで撮影してみました。
小さな博物館が併設されているようで、貴重なヴィンテージバイクを見ることができるとか。
また、敷地内にはクラシックカーやバイク、ミニカーのミュージアムや、寝台特急北斗星や蒸気機関車D51など歴史ある列車が展示されていたりと大人も子供も興奮するようなスポットがあります。
貴重な車両を間近で見ることができました。
他にも昨年開館したばかりの廣澤美術館やカフェもあるのでゆっくり楽しめます。
カフェの前にはシティサイクルをアートにしたオブジェもありました。
施設を見学したり、写真撮影を楽しんだのち、ランチへ向かいました。
車通りの少ない道を選び、田園風景を眺めながら穏やかな気持ちでサイクリング。
サン・ビオラでランチ
下館駅南口から500mほどのところにある老舗洋食店「サン・ビオラ」で食事をすることに。
1978年創業。地元の人々から長く愛されているお店です。
ランチメニューのほかコース料理もあります。
店内は落ち着きのある昔ながらの洋食店の雰囲気。昼時は大変賑わっておりました。
案内されたのは仕切りのある一角で、ゆっくりとプライベート空間で楽しむことができました。
注文したのは、日替わりメニュー。
この日は、「国産ブランド鶏てりマヨソース」。スープ・ライス・コーヒー付き。
やわらかい鶏肉に甘めのソースが食欲をそそります。丁寧なランチを頂くことができました。
最勝寺
サン・ビオラから約5㎞、筑西市下平塚にある最勝寺へやってきました。
京都を感じることができる寺として人が集まる寺だそう。
11月いっぱいは紅葉を見にくる人が多く訪れます。
寺の方に話をきくと、京都の庭師に手入れをしていただいてるとか。2週間滞在し作業されるそうです。
タイミングよく寺の方に「十三仏巡り」をご案内いただきました。
十三仏とはこの世で務めを終えて彼岸の悟りの境地に至るまで導いてくださる十三尊の仏様のこと。
仏様の教えを表した場所になっています。また、十三仏の教えのもとに参道の庭や本堂北側の庭の作庭へ拡大し発展していったそうです。
春の頃には苔が青々と茂りそれもまた美しいと教えてもらいました。
季節を問わず訪れたい寺でした。大きなカメラを構える人もたくさん来ていましたよ。
心洗われたところで寺を離れました。
雄大な筑波山を眺めながら戻りました。
日が暮れる前に道の駅に戻りサイクリングは終了です。
コース紹介
▼道の駅グランテラス筑西
https://granterrace-chikusei.com/
▼ザ・ヒロサワ・シティ
https://www.shimodate.jp/index.html
▼サン・ビオラ
http://sunviola.com/
まとめ
筑西市(旧下館市)を巡る約21㎞のポタリングは、約6時間かけてゆっくりと巡りながら、のどかな風景を堪能するライドになりました。
その季節にしか見られない景色を楽しむのも良いですし、季節を問わず楽しめる場所を見つけるのも楽しいですね。
旧下館市は地元なのですが、自転車で巡るといつもの風景が違って見えるのも良いですね。
執筆:水越恭子
茨城県出身。地元ラジオ局でリポーターをしていた頃にロードバイクを購入。公私ともに自転車を楽しんでいる。現在はフリーランス。SNSで茨城サイクリングの魅力を発信。自転車のさまざまな楽しみ方を研究中!現在は、行方市自転車活用推進会議委員を務め、行方エリアテレビ「なめテレ」に出演し自転車で市内をめぐりレポートし放送している。 |