神さまの轍 初日舞台挨拶の様子をお届けします【東京・新宿武蔵野館】
3月17日(土)、いよいよ話題の自転車映画『神さまの轍』が東京でも公開されました。初日舞台挨拶も行われましたので、行けなかった人のために、その様子をお伝えします。
▲左から阿部さん、望月さん、荒井さん、岡山さん、吉沢さん、作道監督
目次
初日舞台挨拶の様子
初日舞台挨拶は3回に分けて行われ、新宿武蔵野館(12:00~)、イオンシマネ板橋(16:00~)、アップリンック渋谷(20:40~)で行われました。
今回参加したのは新宿武蔵野館です。
▲新宿武蔵野館での初日舞台挨拶を見てきました
舞台挨拶は、12:00~12:30の30分間で行われました。楽しくてあっという間でした。
司会はなんと作道監督本人が務めていました。
そして舞台挨拶に登場したのは、
- 荒井敦史さん(主人公 勇利役)
- 岡山天音さん(主人公 洋介役)
- 望月歩さん(主人公 勇利の中学生時代役)
- 吉沢太陽さん(主人公 洋介の中学生時代役)
- 阿部進之介さん(洋介の同僚 吉岡役(ライバル))
でした。
舞台挨拶は作道監督が役者の皆さんに質問していき、そして阿部さんがボケるという形で進行しました。(笑)
さて、その模様は次のとおりです。
Q.今回の作品にはロードバイクのレースシーンが登場しますが、ロードバイクの練習で苦労されたことはありましたか?
▲作中クライマックスとなるロードレースのシーン
(荒井さん)
- ロードバイクの練習は河川敷で行いました。初めてビンディングシューズを使用しましたが、その扱いに苦労しました。2、3回はコケましたね。
(阿部さん)
- シューズとペダルが固定されるので、外さなきゃ、と思った時には外れな~い!ってなるんだよね。
(岡山さん)
- (荒井さんは)自分からコケに行ってましたよね(笑)
- 今回の映画のレースシーンは全て自分たちで実際に走って撮影をしました。その中で長距離を走るシーンがあるのですが、撮影なのでどうしても何度か撮り直しがあり・・・。乗り過ぎて立てなくなっちゃいました。ホント、下半身がなくなっちゃったって感じで(笑)
(荒井さん)
- その時、僕はロケバスで待機していたんですけど、岡山さんが倒れました!!ってスタッフ大騒ぎで。
- どうしたんだ!?と思ったら、岡山さんがスタッフに両脇を抱えられて路肩に運ばれてて・・・
(作道監督)
- 本当に何度も繰り返し走ってましたからね。
(岡山さん)
- いや、まあ、繰り返し撮影を指示していたのは監督なんですけどね(一同笑)
- 本当に辛くて、叫ばないと全力が出せないシーンもありました。
(作道監督)
- ロードレースのシーンは本当に魂が籠っていたというか、岡山さんの台本にはない咆哮には、スタッフ全員が震えるほどのものでした。
Q.望月さんと吉沢さんは主人公の中学生時代役でしたが、どうでしたか?
▲主人公の中学生時代役を演じた望月さん(左)と吉沢さん(右)
(望月さん)
- 周りの人から主人公勇利役の荒井さんに似ているとよく言われました。でも、だからこそしっくりこなかった、という感じでした(一同笑)
(吉沢さん)
- 岡山さんを初めて見たときは、あっテレビで見たことがある人だ、って思いました(一同笑)
(作道監督)
- 二人とも、主人公の荒井さん、岡山さんとお芝居の雰囲気がすごく似ていたと思います。
(岡山さん)
- 僕も、完成したムービーを観て、そう思いました。
(阿部さん)
- まとっている空気が似ていましたよね。荒井さん・望月さんが演じる勇利は直球!、岡山さん・吉沢さんが演じる洋介はクセがある!という感じで(笑)
- 僕の場合、岡山さんとの撮影がほとんどだったんですけどね。まさか、あそこで宇宙人が登場すると思わなかったですね(一同笑)
- そこは冗談として、僕の役(洋介の同僚:吉岡)は、まあ、ちょっとウザいキャラなんですけど、岡山君はそれを上手くいなしていた。サッカーでいうと、マタドールのように抜き去るというか・・(笑)
(作道監督)
- そんなことを言われていますが、吉沢さんは実際にクセがあるんですか?
(吉沢さん)
- クセがあるのは僕だけじゃないですよ!歩くん(望月さん)だって・・・(笑)
- 初めて顔を合わせた時の挨拶なんかも、普通は『初めまして、よろしくお願いします』って言うじゃないですか。でも歩くんは『ヨロシク~』って感じで(笑)
(望月さん)
- いやいや、吉沢さんの緊張をほぐす為に、最大限配慮した結果だったんです(一同笑)
(阿部さん)
- じゃあ、今度から僕も『ヨロシク~』ってやろうかな。
(作道監督)
- 阿部さんの場合は逆効果になっちゃいます。(一同笑)
Q.この「神さまの轍」は京都・神戸・大阪で先行公開されました。今回会場にいらっしゃった方で、すでに映画を観てきた、という方はいますか?
▲神さまの轍の先行公開の様子
(会場:10名程度が挙手)
(作道監督)
- ありがとうございます!やはり、それだけ面白いと(笑)
(阿部さん)
- やっぱり、宇宙のシーンがね!(一同笑)
―ここでサプライズとして、撮影舞台 井手町の方による花束贈呈と挨拶―
(作道監督)
- ありがとうございました!今回、撮影の舞台となった井手町の皆さまからは、本当に沢山のご協力を頂きました。例えば、地元のイオンさんには、そのために場所を提供して頂いたりもしました。
- 映画をきっかけにして、ロードバイクの人が多く来訪するようになり、今ではサイクリングマップの配布やバイクラックを設置するほどと伺い、僕の思い描いた通りとなりました(笑)
(阿部さん)
- 監督の青写真が、現実のものとなったわけですね!
- でも、バイクラックを置かないといけないほど人が増えたと聞いて、鳥肌が立っちゃいました!こんな風に僕たちの映画によって、分かりやすく現実が変わるっていうのは、嬉しい限りです。
それでは、最後に主人公役の新井さん、岡山さんから一言頂きたいと思います。
▲主人公役を演じた荒井さん(左)と岡山さん(右)
(荒井さん)
- この映画は、井手町の皆さんやエキストラの皆さん、関係者の皆さんなど、皆さんの協力のおかげで出来上がりました。作中で描かれる内容は誰しもが経験したことがあるものだと思います。ぜひ映画を楽しんでください。
(岡山さん)
- 一昨年の夏に映画撮影が始まり、ついに本日公開の日を迎えることができました。映画を観てくれた一人ひとりに共感してもらえればと思います。良いと思ったら、SNSでも発信をしてください。
(作道監督)
- この映画は原作もオリジナルもなく、井手町で0から作り始めました。みんなの想いが詰まった作品になっています。公開の日を迎えることができ、とてもドキドキしています。ぜひ映画を楽しんでいただき、何度でも映画館に足を運んでください。それから、良いと思ったらSNSや口コミをお願いします。(笑)
いかがでしたか?
会場が笑いに包まれた舞台挨拶でした。
この作品に興味を感じた方は、ぜひ映画館へ足を運んでみてください。
映画の概要はコチラから!
いよいよ東京・愛知・栃木で公開(3/17)! 話題の自転車映画『神さまの轍』とは? 見どころや劇場をお伝えします。
(執筆:t.k)