旅×自転車 記事

【メイキング】TABIRINのサイクリングジャージをつくりました!!

サイクルジャージメイキングこのたび、TABIRINのサイクリングジャージをつくりました!

作成にあたっての、きっかけや作成時のことをお伝えいたします!

作成のきっかけ

2016年8月。自転車での旅をもっと日本に広げたいという思いから、TABIRINの活動は始まりました。

少しづつ、少しづつ前に進めて、2017年11月にビギナーから上級者まで、
自転車で旅を楽しむサイクリングファンのための情報サイト「TABIRIN」が立ち上がり、
サイトオープンから1年が見えてきた8月。

「そろそろチームジャージがほしいよね!!」という声があがってきました。

そこから、みんなで議論。

「レーサータイプのかっこいいサイクルジャージがよい!」

「女子も抵抗がないカフェ風がよい!」等々。。

様々な意見があがりましたが、なかなか意見がまとまらず。
停滞した時期もありました。
(ちなみに、TABIRINチームはプロのロードレーサーから自転車初心者まで、
男女様々なタイプの人が関わっています)

「やっぱりTABIRINのサイクルジャージがほしい!!」という思いのもと

デザインをアガスケ合同会社ナオヤさん

オーダーサイクルジャージメーカーのChampion Systemさん

にご協力いただきながら、本格的なオリジナルのサイクリングジャージ製作をスタートしました。

出来上がったサイクルングジャージがこちらです!!
個人的には、ビブショーツの左側のラインがかっこいいと思ってます。

さいくりんぐしまなみ
▲TABIRINジャージをきて、サイクリングしまなみ2018への出展 チーム感高まっています!!
ライドイベント
▲TABIRINジャージをきて、サイクリングしまなみ2018のライドイベントに参加

agasuke ナオヤさんに製作秘話をインタビュー

デザイナーさんという立場でサイクリングジャージ製作に関わっていただいた、agasuke のナオヤさんに製作秘話を伺いました。

オーダー内容

デザインをお受けする際のオーダーは、要約すると

「TABIRINのチームジャージ」でありつつ、「ガチレーサーではないTABIRINメンバーでも着やすいもの」と言った感じだったかと思います。

実際、「TABIRIN」は、サイクリングをもっと身近なものにするための情報を紹介しているサイトですし、レースらしさよりも、自転車旅に似合うものにしたいという話に。

なるべくシンプルでありつつも、「TABIRINらしさ」を入れることになりました。

試行錯誤

はじめは、「たびりん」オレンジや「パシコン」ブルーをメインカラーにしなければならない!
と思い込んでいましたが、自転車旅行で楽しむ際に、日本の風景に馴染む、あえて少しくすみのある茶色をメインカラーにしました。

デザイン案
▲ボツ案 沢山アイデア出していただきました!!
agasuke
▲打合せ中時のメモ

布に大きくプリントしたとき(指定した色を正確に出力しても)、カラーチップで見たときよりやや明るく感じる印象があったので、目指したいところより鮮やかにならないように色の指定は慎重に行いました。

色見本
▲色味の確定には、二転三転してしまいChampion Systemさんにご負担かけました!!

デザインコンセプト

シンプルな太いボーダーの上のラインを山に、下のラインを海(川)に見立て、
その間に自転車の道があるというイメージに辿り着きました。

今回は、あくまでも着るものであること、担当者=着る本人であることから、
一緒に考えるための素材としてデザイン案をお持ちして、
打ち合わせの現場で直接話をしながらデザインに手を入れていくということをしました。

チャンピオンシステム
▲山と海と道路をイメージしたデザインに決定!!基本色の茶色です

また、色違いで桜色、鶯色も製作して、こちらはセットで桜餅シリーズと呼んでいます。

桜餅
▲和をテーマとした色を選んだのですが、偶然にも桜餅カラーに!!楽しい

作成に関わった方々のご紹介

agasukeさんについて

ナオヤさんに自己紹介をお願いしました。

あまり自己紹介っぽいことが苦手というか自己規定したくない気持ちもあり、オフィシャルに言ってることはこのくらいしかないです。

「伝えたいコト」を、「伝わるカタチ」に。
あと、ちょっと面白く。

伝わるカタチは、伝えたいコトや相手によって違います。
つくったものが伝わるカタチになるよう、
あまり媒体には縛られずにお仕事しております。

なにかをはじめようと思ったとき、
つくりたいもの、伝えたいことが出てきます。
そういうときに、思い出してください。

未来がちょっとでも面白くなりますように。

About|agasuke

あとは、二人組みで、自転車っぽいことでいうと、相棒の田代は自転車通勤で、最近はマウンテンバイクに夢中です。
僕は、夏だけ自転車通勤です。(自転車じゃないときは徒歩)

あまり、語っていただけませんでしたが(笑)
私が一緒にお仕事している中で感じたナオヤさんのお仕事は、ただきれいなデザインをするというだけでなく、イラスト一つの中にも意味があり、伝えたいメッセージがギュッと詰まっています。

いつもざっくりお願いをすることが多いのですが、上手に解釈してくれたデザインは、なんかかわいいけど、ちょっとひねりがあったり、少しププッとくることもあったりと、ステキなデザインを提供してくれます。

Champion Systemさんについて

完全オーダーメイド製スポーツ用アパレルの製造・販売を手掛けており、
サイクリングジャージの製作のサポートをしてくれ、注文から納品まで4週間程度で受け取ることができました。

また、アパレル業だけでなく、東京都稲城市にサイクリストのためのコミュニティースペース「CROSS COFFEE」をオープン。
集合場所、ライドの休憩など幅広く利用することができます。

cross coffee
▲サイクルカフェ「CROSS COFFEE」
champion system
▲コーヒー、チョコレート、バケットサンドを楽しめます!
パーティー、イベント
▲イベントもできるスペースとなっています

カフェにはバイクラック21台、店内にはサイクルウェアやシューズを展示販売しているなど、サイクリストにありがたいカフェスペースとなっています。

サイクルイベントも実施しているそうなので、ご興味ある方はぜひご参加ください。

おわりに

本日より、日本最大のサイクルイベント「CYCLE MODE international2018」が開催されますが、TABIRINは「見る」の『ジテンシャ×旅フェア』で参加いたします。

サイクルジャージが目印になります。ぜひブースにもお立ち寄りください。

 

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(文責:s.k)

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