【神奈川県】大和市で自然を満喫!のんびり昼から32kmポタリング
湘南から町田、果ては城山湖の方まで続く境川を少し逸れて、神奈川の中心に位置する大和市で自然を満喫できるポタリングコースをご紹介します。
町田駅から大和駅へ
スタート地点は町田駅。駅前の繁華街を抜けるとすぐに住宅街や細道が現れますが、駅のすぐ横を流れる境川に沿って、南下していきます。
約11kmの道のりで30分も走れば、あっという間に大和駅に到着。
走り始めたところだが、まずは腹ごしらえといきましょう。
大和駅から自転車で2分という立地にある天ぷら屋「秀ほう」。カウンター席で気さくな大将と話しながら、天丼ランチに舌鼓を打つ。
旬の野菜や新鮮な食材を使った天ぷらがリーズナブルに食べられるのがおすすめで、他にもお蕎麦のセットや定食などランチメニューが豊富です。
お腹が満たされたところで、いよいよ今日の目的地へ。
河童だらけの常泉寺
大和駅から南下すること約5km。福井県の永平寺を本山とする曹洞宗のお寺「常泉寺」へ。
寺門から本堂までの両脇にはたくさんの草花が茂り、敷地内には多数の河童像が置かれ、庭園の至る所で見つけられます。別名、河童寺と言われるほど。こちらも季節折々の花が楽しめ、春はみつまた、夏は紫陽花や新緑、秋は白の彼岸花や紅葉と、いつ行っても違った景色が迎えてくれます。
この時は、5月下旬で紫陽花の咲き始め。6月にはきれいに咲き乱れていることでしょう。
果たして何体の河童が見つけられるのか…
お気に入りの河童像も見つかるかもしれませんね。いろいろな姿の河童たちを楽しんでみてください。
※こちらはサイクルラックがないため、フェンスや柱に自転車を停めることになります。
自然あふれる公園「泉の森」
次は、常泉寺から自転車で約6km程の場所に位置する「泉の森」。
大和水源地を中心に広がる、大和市の自然の核として位置づけられている公園で、約42haの広さを誇る都会の緑地となっています。手入れが行き届いた公園内には野鳥や季節の草花、小川、キャンプ場など、たっぷり森林浴ができ、日頃の疲れもリフレッシュできます。ゆっくり歩くと1〜2時間くらい散策ができるかもしれません。
一応、自転車も押しながら持ち込めるものの、砂利や段差もあるため、少し注意が必要です。フラットシューズでのんびり散歩といきましょう。
一日の終わりに汗を流す
泉の森から北上すること約2km。住宅街にポツンと現れる大きな富士山が描かれた「つるま湯」へ。
昔ながらのカラン、高い天井に木造の脱衣所といった趣のある銭湯です。何と言っても、浴室内の壁絵の沼津富士が素晴らしい!この銭湯の雰囲気とベストマッチとなっています。昭和レトロ好きには堪らないのではないでしょうか。
こちらは15:00から営業開始となっているため、散策終わりにぴったり。少し熱めのお湯で散策でかいた汗を流していきましょう。
石鹸やタオルなど、番台で買えるので、気軽にふらっと立ち寄れますよ。
この近辺には、つるま湯の他、菊の湯、大和湯といった銭湯もあるので、毎回違ったお風呂に入るのも楽しみになりそうです。
さて、帰りも境川へ出て、北上すれば約9kmで町田駅に到着です。
コース紹介
距離:32km、獲得標高:120m
まとめ
境川を走ると、ついつい江の島まで行ってしまいたくなりますが、遅く起きた日やちょっと近場をサイクリングというときには、おすすめのコースです。
シティサイクルでも周れるコースなので、家族や恋人とのんびり走ったり、私服で乗れるかと思います。
四季折々の季節の匂いを感じながら、走ってみてください。
執筆:duck-ride