メリダはどんな自転車ブランド? ブランドの特徴や人気車種を解説
メリダといえば、世界第2位の生産量を誇る超大手自転車ブランド。
レース用のロードバイクから街乗り用のクロスバイクやE-BIKEまで豊富に揃っているため、用途や予算に合わせて自分にぴったりの1台を見つけることができると定評があります。
本記事ではメリダのブランドストーリーや自転車の特徴、人気車種などを詳しく見ていきます。
目次
メリダはどんなブランド?
1972年、メリダは台湾で産声を上げました。1988年に自社の名前を冠したMERIDAブランドの自転車を初めて出荷し、今日や年間に150万台を出荷するグローバルブランドとして名を馳せています。
世界の国々を経由して、完成しているというメリダの自転車。
エンジニアリングの拠点、ドイツ・シュツットガルト近郊にあるR&Dセンターで、エンジニアとデザイナーにより設計され、台湾・台中エリアのMERIDA本社にあるテストセンターですべての試作車がメリダ独自の厳しい基準のテストを受けます。
そして、ドイツのエンジニアと台湾のクラフトマンシップが融合した革新的な製造方法で製造された後、世界中のライダーのもとへと届けられています。
メリダの自転車の特徴
世界トップレベルのレースで活躍する選手を支えるロードバイクモデル「SCULTURA(スクルトゥーラ)」「REACTO(リアクト)」をはじめメリダでは最先端のカーボンテクノロジーを有するサプライヤーと協力することで、カーボンフレームを自社開発するよりもよりクオリティーの高いフレームを作っているそう。
他の産業のために開発された新しいテクノロジーも自転車に応用できるものはすぐに転用し、常に最新のテクノロジーを盛り込んだカーボンフレームを開発し続けています。
また、開発したフレームは自社工場で製造することで、高品質ながら、リーズナブルな価格を実現しています。
メリダの人気車種を紹介
メリダにはエントリーモデルからハイエンドモデルまで、幅広いグレードの自転車が揃っており、性能もさまざまなので、どれを購入すべきか迷ってしまう人も多いはず。
今回はメリダの中でも特にイチオシの4つのモデルを紹介します。
※価格は税込、公式HPの金額を参考にしています。
SCULTURA TEAM(スクルトゥーラ チーム)
トップレベルの競技からスポーツライド、毎日の移動まで最高性能のバイクを使いたいあらゆるライダーにおすすめなのが「SCULTURA TEAM」。
世界トップレベルのレースで活躍する「TEAM BAHRAIN VICTORIOUS」が使用するオールラウンドモデルで、SCULTURA史上最高の空力性能と、長いレースでも体力を温存できる快適性、超軽量ゆえの俊敏な走りと、すべてが揃ったオールラウンダーです。
フルモデルチェンジした新型Shimano Dura-Aceやステム一体型のハンドルを採用しているのも特徴のひとつです。
商品名 | SCULTURA TEAM(スクルトゥーラ チーム) |
サイズ | XXS(44㎝)、XS(46㎝)、S(48㎝)、M(50㎝) |
カラーバリエーション | RED/BLACK(TEAM) |
価格 | 1,595,000円 |
商品URL | https://www.merida.jp/lineup/road_bike/scultura_team.html |
SCULTURA ENDURANCE 8000(スクルトゥーラ エンデュランス 8000)
メリダを語るうえでフラッグシップモデルの「SCULTURA ENDURANCE 8000」も外せません。
レーシングバイクそのものの走りを実現しながら、長距離を快適に走ることができるこちらのモデル。
リラックスしたポジションに、衝撃吸収性にこだわったチューブ形状、700×32Cタイヤなどのパーツアッセンブル、新しくなったリア12 速のShimano Ultegra Di2と、ロングライドを想定した機能が詰め込まれています。
ロングライドからちょっとしたグラベルライドまで多彩な環境でのライドを快適に楽しみたい人にイチオシのモデルです。
商品名 | SCULTURA ENDURANCE 8000(スクルトゥーラ エンデュランス 8000) |
サイズ | XS(44㎝)、XS(47㎝)、S(49㎝)、M(51㎝)、L(53㎝) |
カラーバリエーション | SILK SPARKLING BLUE(BLACK) |
価格 | 880,000円 |
商品URL | https://www.merida.jp/lineup/road_bike/scultura_endurance_8000.html |
RIDE 80 (ライド 80)
メリダのエントリーロードバイクといえば「RIDE80」。数々のレーシングバイクの開発で培ったアルミニウム加工技術を活かし、超扁平ステーによる振動吸収性を高めたアルミフレームが最大の特徴です。
また、フルカーボンフォークに2×8速のShimano Clarisも採用。ワイドレシオのギア比と軽量なアッセンブルによりロングライドやヒルクライムでも活躍できます。
比較的リーズナブルな価格ながら、快適な乗り味を楽しむことができるので、ロードバイクを始めようと思っている人、クロスバイクからの乗り換えを検討している人はぜひチェックしてみてください。
商品名 | RIDE 80 (ライド 80) |
サイズ | XXS(44㎝)、XS(47㎝)、S(50㎝)、SM(52㎝)、ML(54㎝) |
カラーバリエーション | GLOSSY BLACK、BLACK/TEAL-BLUE、RED(BLACK) |
価格 | 126,500円 |
商品URL | https://www.merida.jp/lineup/road_bike/ride_80.html |
ePASSPORT CC 400 EQ(イーパスポート シーシー 400 イーキュー)
メリダではE-BIKEも取り扱っています。通勤や週末のサイクリングなど、日常生活で便利な機能を詰め込んだのが「ePASSPORT CC 400 EQ」です。
街乗りの際の乗り降りに便利なステップインフレームと、インチューブバッテリーを採用。アルミプレートではない異型メガチューブ形状により、ステップインフレームでありながら抜群のフレーム剛性を実現しています。静かで滑らかなアシストが魅力のShimano STEPS E6180シリーズを採用しているのも特徴です。
一充電走行距離は最大130㎞もあるため、毎日の通勤だけでなく、週末に少し長い距離を走りたいときにもぴったり。スモールサイズもあるため、小さな体格の人でも快適に乗りこなすことができます。
商品名 | ePASSPORT CC 400 EQ(イーパスポート シーシー 400 イーキュー) |
サイズ | XS(38㎝)、S(43㎝) |
カラーバリエーション | BLUE(BLACK)、SILK RED(BLACK) |
価格 | 473,000円 |
商品URL | https://www.merida.jp/lineup/e_bike/ep_cc_400_eq.html |
まとめ
静岡県伊豆の国市にある世界最大級の自転車施設「MERIDA X BASE(メリダエックスベース)」では、メリダの最新モデルを常設で150台以上展示しており、そのすべての自転車をレンタルすることができるので、どの自転車にするか迷っている人は、実際に乗ってみてその魅力を体験してみるのもよいかもしれませんね。
また「MERIDA X BASE(メリダエックスベース)」では、スタッフがガイドを務めるE-BIKEを使ったサイクリングツアーや、プロチームのコーチも務めるスタッフがペダリングやポジションを指導するサイクリングアカデミー、メリダグッズの販売、雨天でも使える屋内パンプトラックコースなど、レンタル以外のコンテンツもたくさん用意しているそう。
世界最大規模の自転車メーカーの技術を体感してみてはいかがでしょうか。
MERIDA X BASE(メリダエックスベース)
住所 静岡県伊豆の国市田京195-2 IZUVILLAGE内
電話番号 0558-77-2727
営業時間 9:00~17:00
定休日 無休(年末年始除く)
HP https://www.merida.jp/x-base/
執筆:高島夢子