【愛媛県】しまひめライドで美しい海沿い景色と歴史を探訪「今治・松山エリア」《PR》
愛媛県で実施しているサイクリングで巡る デジタルスタンプラリー& フォトコンテスト「しまひめライド」を、元プロロードレーサー辻善光氏がめぐる1泊2日サイクリングの2日目。
瀬戸内海の美しい海から松山の歴史探訪、そしてグルメレポートもご紹介します。
★は、しまひめライドの登録スポットです。
目次
今治市からスタート
JRクレメントイン今治の朝食
サイクリング2日目の始まりは、宿泊先のJRクレメントイン今治での朝食。
人気のオリジナル3色丼をはじめ、サラダや地元食材を使った充実したメニューを頂きます。
準備が整ったら、サイクリングターミナル「i.i.imabari! Cycle Station」からサイクリングスタート。
★野間馬ハイランド
国道196号線を走り少し南下すれば、日本最小の在来馬である野間馬と触れ合える野間馬ハイランド。
園内には、体の高さが120cm以下の野間馬を間近で見られる放牧場が3つ整備されています。
馬たちが朝ご飯を食べている風景を静かに眺めます。
星の浦海浜公園
国道196号線へ戻り、海が見えてきたら星の浦海浜公園。
「遠い昔、このあたりに星の神が天降った」との伝説から星の浦という地名となっています。美しい海の先には、今治らしい造船所の景色を望むことができます。
園内にはピラミッド型のモニュメントがあり、空の青と芝生の緑とのコントラストが美しい公園です。
海と歴史をめぐる松山市
★道の駅 風早の郷·風和里
星の浦海浜公園から海沿いの国道196号線走れば、道の駅 風早の郷·風和里(かざはやのさと ふわり)。
山と海に囲まれた自然豊かな場所にあり、朝採れ新鮮野菜や、魚介類、手作りの惣菜や漬物など、バラエティに富んだ地元産品が揃っています。人気の「蛇口からみかんジュース」もあります。
国道を渡った先には、青く澄んだ海と白い砂浜が美しい風早長浜海岸。
遊歩道の先には石のモニュメントとベンチがあり海を見渡すことができます。夕暮れ時には美しい夕陽を望むこともできるそうです。
海沿いのヤシの木々は南国のような雰囲気があります。
カフェトレイン
さらに国道を南下すれば、海沿いに現れる「カフェトレイン」。
懐かしい豪華列車のような店内(車窓)から美しい海を眺めながら美味しいコーヒーをいただけます。
セットもあるのでこの日2度目のブレックファースト。
興居島を望む風景
県道347号~39号へと走れば興居島(ごごしま)の望む海沿いの道。
興居島は高浜港からフェリーで約10分、松山からいちばん近い島で、 美しい海水浴場と高級みかんの産地として知られています。
この島にも「しまひめライド」のスポットがいくつもあります。
★みきゃんパーク梅津寺
県道39号をさらに南下すれば、愛媛県のイメージアップキャラクター「みきゃん」たちが大きく描かれている「みきゃんパーク梅津寺」。
みきゃんと柑橘を県内外の人に楽しく知ってもらえる場所として2019年にオープンしたこの施設。1階はお土産やグッズ販売、2階はカフェで柑橘スイーツを楽しめます。
レジ横にあるQRコードを読み取ると、スタンプを獲得できます。
2階からは伊予鉄「梅津寺駅」と海を見渡すことができます。
★カフェ&バル 太陽と月
かつて、松山の「海の玄関口」として地域経済の中心を担っていた三津浜のまちへ。
港町の古民家をリノベーションした施設がいくつかある中から、明治時代の古民家でランチを頂ける「カフェ&バル 太陽と月」。
沢山の副菜が囲まれたメイン料理だけでなく、愛媛県の名物「鯛めし」も付いた贅沢なランチです。
坊っちゃんカラクリ時計
松山市内を約10km東へ走って道後温泉へ。
伊予鉄路面電車「道後温泉駅」は、1911年に建築された旧駅舎を復元した洋風建築の外観が美しい駅です。
道後温泉駅近くには、1994年、道後温泉本館改築100年周年記念事業の一環として作られた「坊っちゃんカラクリ時計」。
上映時間になると、小説「坊っちやん」の登場キャラクターが音楽に合わせて動き出します。カラクリ時計は8時~22時(1時間毎)、特別期間は30分毎に動きます。
★道後温泉別館 飛鳥乃湯泉/道後温泉本館
懐かしい雰囲気の中に新しいお店も並んでいる道後商店街を抜けた先の、道後温泉別館 飛鳥乃湯泉は、飛鳥時代の建築様式を取り入れた湯屋がコンセプトの「新湯」です。
風鈴約100個に万葉集の短冊などを付けて飾りつけた「風鈴の回廊」が開催されていました。(2025年8月7日までの開催)
そして、日本最古の温泉の一つで、約3000年の歴史を誇る「道後温泉本館」。
1894年に改築された木造三層楼の建物は、国の重要文化財に指定されています。
周囲を散策するだけでも歴史を感じることができます。
★萬翠荘
道後温泉から愛媛県庁方面へと走って萬翠荘(ばんすいそう)へ。
萬翠荘は、旧松山藩主の子孫にあたる久松定謨伯爵の別邸として建てられた、フランス・ルネッサンス様式の洋館。
国重要文化財の館内は、映画のロケにも使われたそうで、静かで厳かな雰囲気が感じられます。
★漱石珈琲店 愛松亭
萬翠荘の敷地内にある庭園のような中へ入れば漱石珈琲店 愛松亭。
夏目漱石氏が松山に赴任当初下宿した「愛松亭」は、かつてこの地にありました。夏目漱石氏が慣れ親しんだ「愛松亭」が、愛松亭「漱石珈琲店」としてコーヒーやスイーツを楽しめます。
愛松亭には看板ネコの「坊っちゃん」「マドちゃん」がいます。私達が会えたのは小説「坊っちやん」に登場するマドンナから名付けられた「マドちゃん」。店内はとても穏やかな時間が流れています。
★坂の上の雲ミュージアム
坂の上の雲ミュージアムでは、司馬遼太郎氏の小説『坂の上の雲』に描かれた松山出身の主人公の足跡や“明治”という時代に関する展示を行っています。
ミュージアムの設計は、世界的建築家・安藤忠雄氏が手掛けています。入館無料の2階吹き抜けフロアからの”支柱がない空中階段”は見応えがあります。
2階ではカフェやライブラリー・ラウンジも利用できます。
3階から4階のスロープには、1968年から約4年半、1296回にわたって産経新聞(夕刊)に連載された小説『坂の上の雲』が壁一面に掲示されています。
ガラス越しには、萬翠荘の美しい建物を望むことができます。
愛媛県庁
愛媛県庁に立ち寄って、本館前の“四国一周サイクリングのはじまり”を示す「四国一周0kmモニュメント」へ。
四国一周のスタート、ゴールの記念撮影にサイクリストが訪れる聖地。「いつか四国一周するぞ!」という思いを込めて記念撮影。
★JR松山駅 観光案内所
県庁から西へ走れば、2024年9月に新しい松山の玄関口として完成したJR松山駅新駅舎。
観光案内所へ立ち寄り、松山への再訪に向けて、まだ行けていない松山市のスポットや情報を収集。
★松山空港
JR松山駅から西へ約5km、松山空港へ到着。2日間のサイクリング終了です。
松山空港ターミナルビル1階東端には、サイクルスタンド2基と空気入れが常備されたサイクルステーションを設置されていて輪行作業をすることができます。
同ビル内の案内所で整備工具を借りられるほか、自転車梱包用の段ボールや輪行袋を、帰りの出発まで一時預かり(有料)するサービスを行っています。
しまひめライドで風景・歴史・グルメを堪能
1泊2日のしまひめライドは、田園風景とうちぬきの水から始まり瀬戸内海の青い海がある風景、今治城や道後温泉、夏目漱石氏ゆかりの地や司馬遼太郎氏の歴史などを知り、フルーツやグルメなども堪能しました。
一日のコースも60km程度で厳しい坂も無く、自転車旅としてめぐるにはとても良いエリアです。
ぜひ愛媛県に来て「しまひめライド」で沢山スポットをめぐって、いっぱい写真を撮って楽しんでください。
今治市で食べた「今治焼き鳥」は絶品です。ぜひ「ダークみきゃん」も旅のお供に!!
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ナビゲーター:辻 善光(元プロロードレーサー)
京都の自転車競技の名門北桑田高校を経て立命館大学に入学。 |
コース紹介
距離:68.9km 獲得標高:368 m
野間馬ハイランド
道の駅 風早の郷·風和里
カフェトレイン ベイサイド
みきゃんパーク梅津寺
CAFE & BAR 太陽と月
坊っちゃんカラクリ時計
道後温泉別館 飛鳥乃湯泉
道後温泉本館
萬翠荘
漱石珈琲店 愛松亭
坂の上の雲ミュージアム
愛媛県庁 本館
JR松山駅松山市観光案内所
まとめ
関西圏からはフェリーで東予港を、首都圏からは飛行機で松山空港を利用すれば、かなり便利な愛媛県。
夏のサイクリングでも、水辺・海沿いが多く、冷たいジュースやスイーツも充実しているので、暑さも少しは和らぎます。秋はきっと違う風景になっていると思いますし、美味しい食材も増えそうです。冬でも温暖な気候なのでサイクリングを楽しめます。
2026年3月まで実施している「しまひめライド」で、さまざまな季節に多様な愛媛県の魅力を自転車旅で感じて味わってみてください。
広告主:愛媛県観光スポーツ文化部観光交流局 自転車新文化推進課
撮影・執筆:花田 康(TABIRIN編集部)