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記事タグ: グルメ

【和歌山県】本州最南端から青い海沿いを走り「フェアフィールド・バイ・マリオット・和歌山すさみ」へ《PR》

【和歌山県】本州最南端から青い海沿いを走り「フェアフィールド・バイ・マリオット・和歌山すさみ」へ《PR》

本州最南端の地「和歌山県串本」から、2021年「ナショナルサイクルルート」に指定された海沿いのコースを走り、すさみのホテル「フェアフィールド・バイ・マリオット・和歌山すさみ」を目指す、約40kmのサイクリングをご紹介。

スタートはJR紀勢本線「串本駅」

和歌山県東牟婁(ひがしむろ)郡串本町と言えば「本州最南端」として知られています。

JR串本駅は特急「くろしお」を含む全列車の停車駅で、大阪からのアクセスもよく、関西では観光地としての知名度も高いです。
駅前の観光協会では「チョイのりサイクル」という電動アシストのレンタルもあるので、串本町内のチョイ乗り観光には便利。

まずはここから、串本の有名なスポットのひとつ「橋杭岩(はしぐいいいわ)」を目指します。

国の名勝・天然記念物「橋杭岩」

串本駅から北東へ約2kmで「道の駅くしもと橋杭岩」。


串本から対岸の大島に向かって、大小40余りの岩柱が約850mの列を成して立っています。海の浸食により岩の硬い部分だけが残ったのですが、その規則的な並び方があたかも橋の杭だけが立っているように見えることからこの名が付きました。
干潮時には岩の列中ほどにある弁天島まで歩いて渡ることができます。ちょうど満潮時だった時でもこのような青い海。干潮時にはもっと青さが際立ち神秘的な景色が見えるそうです。

橋杭岩のちょうど向かいに位置する「フェアフィールド・バイ・マリオット・和歌山串本」

橋杭岩を通して見る朝日はとても美しいと評判で「日本の朝日百選」に認定されています。ここに宿泊すれば、すぐ近くで美しい朝日を見ることができます。

また、橋杭岩の南西すぐには「橋杭園地」があり、美しい砂浜の先には紀伊大島と串本大橋を望むことができます。

次は潮岬(しおのみさき)を目指してスタート。

本州最南端「潮岬」

橋杭岩から美しい海と串本大橋を左手に南へ約10km、岬へ向かう上り坂を走れば「潮岬観光タワー」。

潮岬観光タワーは海抜100mで360度見渡せる展望台があります。
タワーの前に広がる芝生を抜けると「本州最南端の碑」があります。碑の前に見える「クレ崎」を含む潮岬が、本州(紀伊半島や和歌山県)の最南端です。

約800m先にある「潮岬灯台」は明治初期の江戸条約によって建設された洋式灯台の1つで、「日本の灯台50選」に選ばれています。

ここからは岬を一気に降りて約10km先の「串本海中公園」へ向かいます。

串本海中公園

海と水族館を丸ごと楽しめる複合施設として知られる「串本海中公園」。
敷地内は南国リゾート感あふれる風景。

沖合にある水深6.3mの海中展望塔からは自然の海の中が観察でき、半潜水型海中観光船ステラマリスからは世界最北限といわれるサンゴ群落を見ることができます。


海はこんな透明度。

海沿いを走る「太平洋岸自転車道」


「串本海中公園」から「すさみ」を目指し走ります。

太平洋岸自転車道は、千葉県銚子市から神奈川県、静岡県、愛知県、三重県、和歌山県の各太平洋岸を走り、和歌山県和歌山市に至る延長約1,400kmの自転車道構想で、2021年5月「ナショナルサイクルルート」に指定されました。

「サイクリング王国わかやま」のコースでもあり太平洋岸自転車の一部となるこの区間は、海沿いが多く美しい景色が続きます。多少のアップダウンもあるので、走りごたえもあります。

串本海中公園から約14kmの「里野海水浴場」は美しい砂浜。

オフシーズンのピーチは貸切り状態。青い海と空、白い砂の上で贅沢な時間を過ごすことができます。

ゴールは「道の駅すさみ」

里野海水浴場から約4kmで「道の駅すさみ」。

「記憶に残る道の駅」がキャッチフレーズのここでは、「食事」「お土産・買い物」「カフェ」「海鮮」などが充実しているだけでなく『温泉』があるのが魅力。

太平洋を見渡せる展望台へ上がれば、目の前の「江須崎」へと沈む夕日。そして宿泊先の『フェアフィールド・バイ・マリオット・和歌山すさみ』。

道の駅ではレンタサイクルもあるので、ここを拠点にショートサイクリングも楽しめます。

宿泊は『フェアフィールド・バイ・マリオット・和歌山すさみ』

ホテルに着いたらまず自転車を館内で保管してくれます。そしてチェックイン。

館内からの景色はこのような絶景。

部屋は洗練されたデザインとともに、窓のブラインドを上げれば、絵画のような景色。

冬の季節は、ちょうど部屋から江須崎に沈む夕陽を見ることができるようです。
このまま部屋で夕陽を見るのもいいですが、日没までまだ少し時間があるので、再び自転車を出してもらって目の前の「江須崎」へ。

神のパワー感じる「江須崎」

夕陽に映えるホテルと海を見ながら走ること約1.8kmで、陸と繋がった陸繋島(りくけいとう)でもある「江須崎」。

ここは、島まるごとが国の天然記念物に指定されているだけでなく、島内の江須崎神社(春日神社)の神域として島全体が保護されています。

鳥居をくぐり抜けて、上り坂を少し走れば「江須崎神社(春日神社)」。

参拝を終えて下りれば美しい夕景。

そしてこの小さな半島の西側へ行けば「日本童謡の園」。ここの夕陽も絶景です。

温泉と夕食のひととき


ホテルの部屋に戻れば、すっかり陽は沈みさらに美しい景色。
それから温泉で温まるという贅沢な時間の始まり。湯上り後はホテルのフリースペースで温かいコーヒータイム。


ホテルでは、コーヒーや紅茶など滞在中はフリーでいただけます。また、ホテル内のショップではソフトドリンクやお酒をはじめ、軽食なども購入できるので、様々なホテル時間を楽しむことができます。
▼「ボイジャーブルーイング・ゴールド」と「なでしこのお酒”てまり”みかん梅酒」

夕食は「道の駅すさみ」のグルメをホテルで堪能できます。
▼「南紀の海の恵みセット」

▼「釜揚げしらす丼」

▼すさみ名物「イノブタ焼肉」

▼勝浦産「まぐろのヒレカツ」

贅沢な時間を堪能して一日目の旅の終了。

フェアフィールド・バイ・マリオット 道の駅プロジェクト

このホテルは地方創生に着眼し、あえて地方にある各地の「道の駅」に隣接したホテルを建設。
道の駅をハブとしてガイドブックにも掲載されていないような地域の文化や見どころ、またその地に行かなければ体験できない様々なものに触れていただく旅をご提供しています。まさに今まで知らなかった「新しい日本と出会う旅」が始まります。

フェアフィールド・バイ・マリオット 道の駅プロジェクト
フェアフィールド・バイ・マリオットで、代々受け継がれてきた温かいおもてなしを体験し、気軽にゆったりと滞在をご満喫ください。フレンドリーなスタッフによるお出迎えから快適な睡眠、無料のWi-Fiなど、必要なものはすべ...

積水ハウスとの共同事業で2021年9月から、新規ホテルが次々にオープンしています。2022年3月21日には奈良天理も加わり、全15ホテルを展開。2022年の春には北海道にも新たなホテルが誕生します。

▼フェアフィールド・バイ・マリオット・和歌山すさみ

フェアフィールド・0...
フェアフィールド・バイ・マリオット・和歌山すさみで宿...

▼道の駅すさみ

道の駅すさみ
紀勢自動車道終点「すさみ南IC」から南へ800m、国道42号線沿いにある道の駅です。館外のお手洗いは24時間ご利用いただけます。車中泊にも是非ご利用ください。

コース・アクセス


▼串本駅~フェアフィールド・バイ・マリオット・和歌山すさみ
距離:40km/上り:795 m/下り:775 m
▼フェアフィールド・バイ・マリオット・和歌山すさみ~日本童謡の園
距離:3km/上り:54 m/下り:46m

〇新大阪駅から串本駅まで:JR特急「くろしお」で約3時間25分
〇大阪市内からフェアフィールド・バイ・マリオット・和歌山すさみまで:クルマで約2時間30分

今回の記事で紹介したコースの詳細は以下でもご覧いただけます。

和歌山串本~すさみ

まとめ

和歌山の串本・すさみと言えば「夏」の観光地としてのイメージが強いですが、「オフシーズン」もたくさんの魅力を感じることができました。
澄んだ空気で美しい海は人が少なく贅沢な時間が過ごせますし、交通量も多く無くとても快適に走ることができます。
陽が沈む時間が早いので、夕日~温泉~食事がゆっくりと楽しむこともできます。
輪行で串本駅から海沿いを走り「フェアフィールド・バイ・マリオット・和歌山すさみ」へのコースをご紹介しましたが、クルマを使って「フェアフィールド・バイ・マリオット・和歌山すさみ」を拠点にしたサイクリングも楽しめます。
海岸沿いを走ればJR紀勢本線が並走している区間も多いので、何かトラブルが起きた時には輪行でホテルへ行けるのも安心感がありました。

広告主:フェアフィールド・バイ・マリオット・和歌山すさみ
取材・執筆:HANADA(TABIRIN編集部)

日本各地に展開する「フェアフィールド・バイ・マリオット」

お得に奈良・京都を周遊!2022年開業キャンペーン第一弾(宿泊券)

フェアフィールド・バイ・マリオット・奈良天理山の辺の道の開業を記念し、宿泊券2枚セットを期間限定で販売いたします (奈良天理山の辺の道1枚+京都みなみやましろ1枚又は、京都京丹波1枚)。
1泊の価格で2泊(2ホテル1泊ずつ)できる、とてもお得なセットです。
都会から離れたのどかな雰囲気の中で美しい自然や歴史に触れながら、奈良・京都の新しい一面を探訪してみませんか。
ぜひこの機会にフェアフィールド・バイ・マリオットを拠点にくつろぎのひとときを過ごしながら、奈良・京都の旅を満喫してみてください。

セット詳細:宿泊券2枚セット(フェアフィールド・バイ・マリオット・奈良天理山の辺の道1枚+京都みなみやましろ1枚又は、京都京丹波1枚)

※京都みなみやましろ・京都京丹波からご希望のホテルをお選びいただけます。
価格:16,500円(税金・サービス料・送料込み)※お食事なし・1室最大2名様利用販売期間:3月1日~3月24日
有効期間:4月1日~9月30日
※土曜日・日曜日・祝前日・4月29日~5月4日・7月21日~8月31日利用不可

2022年開業開業キャンペ&...

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【栃木県】小江戸・栃木市のレトロな街並みをのんびりポタリング!

【栃木県】小江戸・栃木市のレトロな街並みをのんびりポタリング!


東京から電車で1時間ちょっとで来ることができるのが栃木市です。
街中には、蔵造の家屋や洋館が見られ、江戸時代から昭和初期に建てられた建築が目を惹きます。
お気に入りの自転車で散策しても良し、少しお買い物を楽しみたい人は、かごが付いているシティサイクルをレンタルしても良いと思います。

街並みを眺めて写真を撮って、ゆっくりと流れる時間を堪能できる小江戸・栃木をポタリングしてみませんか。

栃木市とは

栃木県の南部にあり、栃木駅にはJR両毛線・東武日光線・東武宇都宮線が通っています。東京からですと東武特急に乗り1時間10分ほどで来ることができます。
江戸時代には、日光例幣使街道の宿場町として栄えていました。また、市内を流れる巴波(うずま)川の舟運を活用し商人の街として発展していったそうです。

現在も見世蔵が建ち並ぶ街並みが保存されており、「蔵のまち栃木」として観光スポットになっています。

まずは栃木市観光協会へ

栃木市観光協会の近くにある「蔵の街第一駐車場」に車を停めました。この駐車場は30分100円ですが、山車会館へ有料入館または蔵の街観光館などで500円以上の買い物をすると無料になるということでした。

私は自分のロードバイクを持参し、友人は栃木市観光協会のレンタサイクルを利用しました。

レンタサイクルは、前かごがあるシティサイクルで、1日(9時~17時)400円で借りることができます。

観光協会には市内のマップや手書きマップが置いてあります。

まずは観光協会周辺を散策しました。観光協会前の蔵の街大通りから東へ入り小路を行ってみました。

神明宮(しんめいぐう)


神明宮という神社がありました。栃木のお伊勢様と呼ばれているそうです。

参拝していると境内には「知恵授けの輪」がありました。

神社をあとにし、神明宮のすぐ北側にある「近龍寺」の小路を行ってみると「街しるべ」という看板がありました。

赤城亭


早速、目を惹く洋館風の建物がありました。「赤城亭」という大正12年(1923年)創業の老舗洋食店です。文明開化のシンボル“牛鍋”が逸品だそう。今回は、お目当てのランチがあってので断念しました。

巴波川(うずまがわ)

続いて、街中を流れる巴波川に沿って北へ進んでいきます。

巴波川は、江戸時代に舟運による交易で栃木市の発展に大きな役割を果たしました。巴波川沿いには遊歩道があり、見世蔵や歴史的建造物が建ち並んでいます。

細い道もあるので走行には十分に気を付けてくださいね。


立ち止まって見たくなるような建物が多く点在しています。カフェも沢山あるので気になったところへふらっと入ってみても楽しめそうです。

旧栃木町役場(栃木市立文学館)


巴波川沿いを走っていくと常盤橋のあたりから見えるエメラルドグリーンの建物があります。
大正時代に栃木県庁跡地の一画に建てられたそうです。国登録有形文化財になっています。

お堀や橋も含めて景観として楽しませてくれます。

旧栃木町役場は、2022年4月に栃木市立文学館として開館予定となっています。

遊歩道には休憩スポットがありました。巴波川と街並みを眺めながら過ごすのも味わい深いです。

千成多幸亭

現在の栃木市役所の裏通りにたこ焼き屋さんがありました。ここで小休止。

8個入りで380円で、お好みで鰹節・青のり・干しエビ・マヨネーズをかけてくれます。ふわっとした生地に大きめのタコが入っていて、とても美味しかったです。

日光例幣使街道「嘉右衛門町地区」

かつて日光東照宮へ参拝する人たちで賑わったという日光例幣使街道の周辺は、栃木県内で唯一の「重要伝統的建造物保存地区」に選定されていて、古くから続く老舗や、古民家や蔵を改装してできた店があります。

築150年の古民家は、花屋でした。パリで修行したという店主が選んだ花たちが並びます。1輪から購入できるということで、チューリップなど3輪を購入。レンタサイクルのかごがは便利です。

建物や街並みはさながらレトロな看板も写真を撮りたくなってしまいます。

おむすび家いちぜん


嘉右衛門町にある見世蔵を改装したシェアスペースにある「おむすび家いちぜん」でランチタイム。

この日にオープンだったようで賑わっていました。私が注文したのは「おむすびセット(650円)」。

おむすび2個と那須御養卵の卵焼き、お味噌汁おしんこ。

ねぎ味噌と梅です。おむすびの中央にも具が入っているので満足感がありました。

プラス50円で選べる肉そぼろと醤油漬け卵黄。濃厚な卵に驚きました!

私たちが座ったテーブル席には、シェアスペース利用ができるところでコンセントがありました。

シェアスペースの隣には「ガイダンスセンター」があります。お手洗いもあるので安心です。

湯沢珈琲

日光例幣使街道を北に向かって走っていくと、栃木市運動公園の近くにおしゃれなカフェがありました。

複数の店舗が並ぶ一画にあります。

それぞれのテーブルにはお花が飾られていて、ソファ席もありました。カウンターではコーヒーを淹れてくれる姿を見ることができました。
厳選した豆を自家焙煎し淹れたての珈琲を味わうことができます。
私たちはハンドドリップコーヒーを注文しました。

ハンドドリップコーヒーは苦味がでるものから酸味があるもの8種類から選ぶことができ、真ん中くらいの「エチオピア イルガチェフェG/1 ウォッシュド」と酸味がある方の「コスタリカ レッドハニー」にしました。それぞれの試飲も出していただけて両方味わうことができました。

エチオピアは苦味を感じますがまろやか。コスタリカはほどよい酸味で飲みやすかったです。

個性がでるコーヒーを堪能しお店をあとにし、蔵の街大通りを通って栃木駅方面へ。

eat me sandwich

お目当てのひとつサンドウィッチのお店「eat me sandwich」。断面が美しいサンドウィッチが目を楽しませてくれます。フルーツサンドだけでなく、お食事ものもあり種類が豊富です。地元企業「岩下の新生姜」とコラボしたメニューも販売しています。

「いちご花~いちごパン~」「しもつかれ江戸サンド」「黒ごまヨモギサンド」を購入。帰宅後にいただきましたが、郷土料理「しもつかれ」をサンドしたものですが、くせがなく食べやすかったです。
初めてしもつかれを食べる方にもおすすめです。黒ごまヨモギサンドには黒蜜がはいっていて和を感じる味わい。

一目ぼれしたチューリップのような断面のいちごサンド。大き目の甘いイチゴがサンドされていて贅沢感!
クリームは甘すぎずさっぱりです。

玉川の湯(金魚湯)

街中にある昔ながらの銭湯に出会いました。
明治22年創業で昭和28年に改築して以来ずっと同じ形であり続ける玉川の湯。薬湯と20種類以上のお湯は日替わりで楽しめるそうです。

とちぎ蔵の街観光館

レンタサイクルを返却して、最後に土産を買いに観光館へ。
栃木市のマスコットキャラクター「とち介」のグッズも置いてありました。

チューリップ柄のふきんと金魚湯のポストカードを購入。

コース紹介

▼栃木市観光協会
https://www.tochigi-kankou.or.jp/

まとめ

走った距離は10kmほどでしたが、立ち寄って写真に収めたいところがたくさんあり4時間以上散策していました。
歴史が残る街並みを眺めていると時間を忘れてしまいますね。古くから残る建造物が今そこにあるといことが尊く感じ、これからも新しいものと交わって続いていってほしい、残ってほしいと思います。

また、喫茶店やカフェも沢山あり、ゆっくり楽しむことができるので、多くの場所に立ち寄りたい方は特に自転車がおすすめです。そして買い物を楽しみたい方はレンタサイクルを利用してみてもいいかもしれません。

執筆:水越恭子

茨城県出身。地元ラジオ局でリポーターをしていた頃にロードバイクを購入。公私ともに自転車を楽しんでいる。現在はフリーランス。SNSで茨城サイクリングの魅力を発信。自転車のさまざまな楽しみ方を研究中!現在は、行方市自転車活用推進会議委員を務め、行方エリアテレビ「なめテレ」に出演し自転車で市内をめぐりレポートし放送している。

 

【東京都】小春日和に自転車で都内を再発見 /ディスカバー東京:江東区編

【東京都】小春日和に自転車で都内を再発見 /ディスカバー東京:江東区編

江東区は東京都の東部に位置し、隅田川と荒川に挟まれ南は東京湾に面しています。
首都圏に住んでいる人でも、実は知らないスポットが多い「東京23区」。東京を拠点に、長年にわたり自転車関連商品の企画や卸売などを行う東京サンエス株式会社の坂井社長と共に「東京23区の魅力発見」をテーマにしたサイクリング第二弾。
小春日和の1月に「江東区」を散策してきました。

スタートは亀戸駅北口

「亀戸駅」はJR東日本と東武鉄道の駅。北口のアトレ前からスタートします。

スポーツ振興の神を祀った「亀戸香取神社」

亀戸駅から北へ700m、鳥居越しに東京スカイツリー望むことができる「亀戸香取神社」。

スポーツ振興の神を祀った神社として知られ、有名アスリートたちも必勝祈願に訪れているという神社です。鳥居の中にサイクルラックがあるのは嬉しいですね。

競泳の池江璃花子選手(江戸川区出身)が、かつて練習拠点としていたのが亀戸で、五輪前には必勝祈願に訪れていたそうです。

恵比寿神、大国神には、お水掛けをして「自分の痛いところ」を清めます。

「亀戸大根の碑」もあります。

亀戸大根は、根が短い大根で、先がクサビ状にとがっているのが特長。1860年代から明治時代までこの地で広く栽培されていました。

参道を押し歩きで抜けていきます。

菅原道真公を奉祀する「亀戸天神社」

「亀戸香取神社」から500mほどで「亀戸天神社」

菅原道真公を奉祀する亀戸天神社は、「亀戸の天神さま」「亀戸天満宮」と呼ばれ親しまれています。

「梅まつり」はもうすぐ。

4月の「藤まつり」シーズンの藤棚は、逆さ富士ならぬ”逆さ藤“がきっと綺麗でしょう。

元祖くず餅「船橋屋」

亀戸天神社のすぐ近くにある「船橋屋」


元祖くず餅「船橋屋」は1805年に亀戸天神参道に創業した発酵和菓子「くず餅・あんみつ」の老舗。お店の前には大きな藤棚。ここも4月には美しい景色になるそうです。
くず餅は持ち帰り購入。

旧中川

船橋屋から東へ走ること1.5km、旧中川にかかる江東新橋。

ここからは河川敷へ降りて川沿いを南下。


雪解け後の未舗装路はゆっくり走ります。

たくさんカヌーやドラゴンボートを見かけます。
亀小橋の下に「亀小橋艇庫」があり、「亀戸カヌー万歩俱楽部」の方々がいました。

旧中川は全長6.68 km、荒川水系の一級河川で、気軽にカヌーやサップができる水辺としては、都心から最も近い場所の一つで、「亀戸カヌー万歩俱楽部」はここを拠点に活動しているそうです。

大島・小松川公園に着いたら「東大島駅」方面へ。

都営地下鉄新宿線「東大島駅」西側にある金のポストは「ゴールドポストプロジェクト」のひとつ。

東京2020大会において、金メダルを獲得した日本代表選手等にゆかりある地域の郵便ポストを金色に塗り替え、選手等の栄光を称えるとともに、選手等を輩出した地域を盛り上げるプロジェクト。
ここは江東区出身、スケートボード男子:堀米雄斗選手の記念ポストです。

門前仲町で深川めし


東大島駅から西へ走り、森下駅を南下、清澄白河を超えて門前仲町へ。
ここでランチタイム。

「門前茶屋」で深川・あさり蒸篭(せいろ)めし。

深川で親しまれてきた「あさりめし」。蒸籠で蒸しあげた「深川あさり蒸籠めし」は、あさりがぎっしり。

木場公園・東京都現代美術館(MOT)

門前仲町から東へ走り平久川沿いを北上し木場公園へ。

公園内を北上すれば「MOT:東京都現代美術館」。

東京都現代美術館は、日本の戦後美術から現代美術の流れを展望できる、現代美術専門の美術館です。

MOTは「MUSEUM OF CONTEMPORARY ART TOKYO」の略。

亀戸梅屋敷


MOTから北東へ4km弱、亀戸駅に帰ってくれば、駅の北側が「歩行者天国」になっていました。自転車通行OKなので「自転車も天国」。

最後に、短い区間、のんびり贅沢な気分で走って「亀戸梅屋敷」へ。

江戸時代に浮世絵師・歌川広重が描いたこともある亀戸に実在した梅屋敷。
「亀戸梅屋敷」はその建物をモチーフにした、観光案内所や物産店、歴史の魅力をたっぷり味わえる複合商業施設です。

コース紹介

▼ゴールドポストプロジェクト
http://www.kantei.go.jp/jp/singi/tokyo2020_suishin_honbu/gold_post_project/index.html

▼亀戸香取神社
https://www.kameido-katori.com/

▼亀戸梅屋敷
https://kameido-umeyashiki.com/

詳細は以下でもご覧いただけます。

江東区北部散策18kmコース

まとめ

暖かく穏やかな冬晴れ。江東区の北部約20kmのサイクリングは「スポーツ振興の神」から始まり、カヌーやドラゴンボート、スポーツ広場など、アクティブ感満載と感じていたら、まさに江東区は「スポーツと人情が熱いまち」でした。
自転車で風を感じ、お腹が空いたら美味しいものを食べて。車は通れない河川敷を走り、徒歩では周れないところまで散策。サイクリングの魅力を存分に楽しめた「江東区」。
次は、どこの知らない東京へ行こうかと、楽しみが膨らむ週末でした。
ぜひ自転車で、知らない町を散策してみてください。

協力:東京サンエス株式会社

東京サンエス株式会社 | オリジナル企画販売および自転車総合卸

執筆:HANADA(TABIRIN編集部)

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【京都府】岡崎エリアをポタリング! 宝物を探しに蚤の市へ

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まだ寒い2月上旬、たまたま休みが重なったため、毎月10日前後に平安神宮前の岡崎公園にて行われている『平安蚤の市』へ行ってみました。
京都の町では、手作り市や骨董市、フリーマーケットなど、さまざまな市が定期的に開催されていますが、『平安蚤の市』は全国から100店舗以上が出店するアンティーク市です。西洋のアンティーク家具や食器から、古道具、骨董、古着などが一同に会すると聞いて、アンティーク好きの私は素敵なアイテムとの出会いに胸を膨らませつつ、ポタリングをスタートしました。

京都屈指のアートの街・岡崎エリアへ

まずは三条大橋から三条通を東へ。三条大橋といえば、京都の街中を流れる一級河川・鴨川に架かる橋で、東海道の終点としても知られています。

神宮道まできたところで左折し、平安神宮の方向へ北上。神宮道はまさに平安神宮から伸びる道で、この通りを南へと進むと知恩院や円山公園など京都の有名な観光名所もあるんですよ。

しばらくすると朱色の大きな鳥居を発見! 高さ24m、幅18mの平安神宮の大鳥居は岡崎エリアのシンボルですが、その歴史は意外にも新しく、建てられたのは昭和に入ってからだとか。平安神宮のある岡崎エリアは京都きっての文化的な香りがする町で、美術館や劇場など多くのアートスポットが点在しています。
中でも2020年にリニューアルオープンした京都市京セラ美術館は展示物もさることながら、新旧が調和した建築が注目を集めています。
内部のディティールもとっても素敵なので、建物を見るだけでも行く価値ありですよ。

運命の一品を探しに… アンティーク品が集まる「平安蚤の市」

そうこうしているうちに、『平安蚤の市』の会場である岡崎公園に到着。 朝一にもかかわらず凄い人出です。
公園周辺には駐輪場がたくさんあるのでひとまず自転車を停めていざ出陣。大鳥居を背に公園にはテントがずらり。大きな籠を持った人や、箪笥を担いでいる人など、すでに掘り出し物を見つけた人たちとすれ違い、「おっと、出遅れたか」と先を急ぎます。
今回の私のお目当てはクラシカルな食器! 掘り出し物を見つけるべく、一軒ずつ店を覗いていきます。
年季が入ったアンティークの品ってどうしてこうも素敵なのでしょう。
私が生まれる何十年も前からどこかの国でひっそりと眠っていて、この時代にこの場所で出会えたのだと思うと、それだけで胸がキュンキュンしてしまいます。 「工具類やカトラリーも味があって素敵だし、大切なものをしまう小さな棚も惹かれる…
お気に入りの絵をあの額に入れるのもいいなぁ」なんて考えているとあっという間に1時間が経過。
これは買おう!と目星をつけていた食器のもとに戻ると、そこにはその姿はなく、私の平安蚤の市デビュー戦はあえなく幕を閉じたのでした。

ただ、たくさんの味のあるアンティーク品を見られたことや、お気に入りを見つけたら迷わず即買いすべし。
ということを学べたのは今回の大きな収穫。次の蚤の市は3月10日とのことなので、次は戦利品を持ち帰れるように、気合を入れて参戦します!

濃厚なドビソースがたまらない  洋食屋さんのオムライス

平安蚤の市を後にし、岡崎に来たら久しぶりに行きたいと思っていた洋食店『グリル小宝(こだから)』へと自転車を走らせます。

オープンの11時30分に着くように出たのですが、時すでに遅し、店の前には行列が…。
しかしここで帰るわけにはいきません! メニューを見ながら待つこと30分、いよいよ入店です。

メニューはいつものオムライス小680円。席に着くとまもなく艶やかなデミグラスソースを纏ったオムライスが登場。

薄焼き玉子をめくると、中にはほかほかのケチャップライスがたっぷり入っています。
具材は牛肉、豚肉、玉ねぎ、グリンピースといたってシンプルですが、ドビソースと呼ばれるデミグラスソースがとんでもなく美味しいんです。

旨みがギュギュっと凝縮したソースを絡めれば、一気に深い味わいに様変わり。
自然と笑みが溢れてしまう、そんな絶品オムライスに心もお腹もパンパンに満たされました。
ちなみにサイズは大・中・小ありますが、女性で大食いでなければ小で十分満足できると思います。

岡崎ポタリングはこれにて終了。短い時間でしたが、蚤の市で宝探しをしたり、絶品オムライスを堪能したり、岡崎の街並みを楽しんだりと大満足の一日でした。
帰りは鴨川沿いをのんびり走りながら帰路に着きました。

コース

コースは三条大橋から反時計回りに約4km。

▼平安蚤の市
https://www.heiannominoichi.jp/

▼グリル小宝
http://www.grillkodakara.com/

まとめ


私が8年愛用している、まちのりに便利なTOKYO BIKEでポタリングに出かけました。
普段は通勤やスーパーへの買い物がメインの用途ですが、たまにはゆっくり周りの風景を楽しみながらサイクリングするのもいいですね。
京都の町ではさまざまな寺社で毎月決まった日に市が行われているので、今度は他の市にも出かけてみようと思います。

執筆:高島夢子

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【京都府】伏見濠川沿いから東山円山公園への桜をめぐるサイクリング

【京都府】伏見濠川沿いから東山円山公園への桜をめぐるサイクリング

3月になり暖かい日が増えてくれば、気になるのが「さくらの開花予想」。
そしてどこへ「桜サイクリング」に出かけようか、予定を立てるのが楽しみになる季節です。
2021年にレポート記事を掲載する機会を逸した「京都・伏見の桜サイクリング」をご紹介しますので、プランニングの参考にしてください。
サイクリングのお供はMCアケさん。

京阪電鉄「中書島駅」

スタートは、京都市伏見区で宇治川近くに位置する京阪電車「中書島(ちゅうしょじま)駅」。
伏見といえば、「伏見稲荷大社」や「伏見城」が有名ですが、酒蔵の多い酒どころとしても知られています。
「中書島駅」は、月桂冠旧本社や黄桜記念館などや、春には桜並木で有名な「伏見みなと公園」も近くです。
まずは「中書島駅」から北へ400mの「伏見みなと公園」へ。

伏見みなと公園・濠川(ほりかわ)


港がないのに「伏見みなと公園」。この辺りはかつて「伏見の浜」と呼ばれ、伏見城が築かれた頃から昭和初期まで、淀川舟運の基地でした。江戸時代には、十石舟や三十石舟、高瀬舟などが往来し、伏見は港町として栄えたそうです。

疎水・濠川を行きかう観光船「伏見十石舟」。(ここでウエアをチェンジ)

ここは「濠川」から「宇治川派流」に分かれる分岐点で、3方向から歩き進んできて出会うY字のユニークな「伏見であい橋」。

ここは、2017年に大ヒットした映画「君の膵臓をたべたい」のロケ地でもあります。
映画のポスターと同じアングルで撮ってみました。濠川沿いの桜並木は、まさに絶景。

自転車は押し歩きで、ゆっくり桜を堪能です。

伏見の町並み

寺田屋

伏見みなと公園近く、幕末の英雄・坂本龍馬が襲撃された場であり、悲劇の事件として名高い「寺田屋騒動」の舞台となった「寺田屋」。

現在の建物は再建されたものです。

月桂冠旧本社

酒造メーカー月桂冠の旧本社を改装してつくられた『伏見夢百衆』。カフェを併設したお土産店があり、外観や周辺は人気の撮影スポット。


近くには「黄桜記念館」などもあり、酒どころとしての風情あふれる町並みです。
ここからは、京都東山へ約9kmを北上します。

八坂庚申堂・法観寺(八坂の塔)

フォトジェニックなスポットとして注目の「八坂庚申堂(やさかこうしんどう)」。

正式名称は「大黒山 金剛寺 庚申堂」といいます。
本堂などに吊るされたカラフルな「くくり猿」と呼ばれるお守りがたくさん目に飛び込んできます。

八坂庚申堂のすぐ近くに見えるには、清水寺の近隣に位置する法観寺(ほうかんじ)の五重塔は通称「八坂の塔」と呼ばれ、周辺のランドマークとなっています。

円山公園

八坂庚申堂から北へ800mほどで、円山公園。

円山公園の園内中央には、通称「祇園の夜桜」という有名な桜があります。
正式名は、一重白彼岸枝垂桜(ひとえしろひがんしだれざくら)といい、現在は二代目。「初代のシダレザクラ」は、昭和13年、天然記念物に指定されましたが、昭和22年枯死。現在ある桜は、これに先立つ昭和3年に初代のサクラから種子を採取し、畑で育成したものを昭和24年に現地に植栽したものです。

他にも園内には美しい桜を楽しむことができます。

白川一本橋(行者橋)

円山公園北の知恩院。

ここから西へ坂を下れば小さな「白川」。

白川に架かる橋が古川町橋(ふるかわまちばし)は、明治40年の架橋された現存するレトロな石橋。

比叡山の千日回峰行『京都大廻り』の際、修行後にこの橋を渡ることから行者橋、阿闍梨橋(あじゃりばし)、さらに石が一本だけで欄干もない形状から白川一本橋とも称されています。

洋食店「京中 月(きょうなか にくづき)」

祇園白川沿い一本橋近く、熟成肉で有名な食肉店 京中の洋食部門「京中 月」でランチ。

人気のハンバーグステーキは絶品です。

セットにはデザートも付いています。

祇園巽橋

京都を代表する花街である祇園の中でも、昔ながらの風情が多く残る、白川に架かる新橋の周辺エリア。
新橋のとなり「巽橋」は、ひときわ美しい風景が残っています。

ここから東へ約2km、「蹴上(けあげ)インクライン」。

ゆっくり桜を、と思いましたがここは人が多いので写真を1枚だけで、伏見を目指して帰路につきます。

松甫堂(しょうふどう)

竹田街道沿い近鉄京都線を超えたところで偶然見つけた和菓子屋「松甫堂」。

フルーツ大福が人気のようなので「白あんのいちご大福」を購入。

夕暮れの濠川


白あんいちご大福でスイーツタイム。(またここでウエアを交換)


夕暮れ時は、空の色がどんどん変わり、桜の風景も移り変わっていきます。


しっかり陽が落ちたので、中書島駅に戻り「桜サイクリング」終了です。

動画レポート

コース

距離:26.8km

▼NPO法人 伏見観光協会
https://kyoto-fushimi.or.jp/map/

▼京中 月 にくづき
http://www.kyotonakasei.jp/nikuzuki/

まとめ

毎年3月になれば、どこへ桜をめぐるサイクリングに出かけようか。とワクワクしてきます。
京都伏見の濠川周辺は、一日中この辺りでも楽しめるエリアです。片道約10km走れば円山公園公園の桜も楽しめました。
自転車を使えば、一所でゆっくり楽しむこともできますし、いくつかのスポットをめぐることもできます。
駐車場探しや渋滞なども心配なしなことも、自転車ならではの魅力です。
TABIRINの「写真ギャラリー」の条件で探す機能を使い「桜」を選択すれば、写真からスポットを検索することもできます。
「桜サイクリングの行先探し」に、TABIRINの記事は写真ギャラリーを活用してみてください。

写真ギャラリー アーカイブ - TABIRIN(たびりん)

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【東京都】食べること大好き女子が初めてのポタリング 食後に目黒川周辺を散策するもまさかの苦戦!?

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東京で桜並木というと真っ先に浮かぶ見どころ、目黒川の桜並木。春になると、中目黒など目黒周辺エリアに多くの人が訪れます。目黒川に映る桜はうっとりするほど綺麗な景色ですが、桜を目的に訪れると、桜をみて満足してしまうなど、周辺をゆっくり散策する機会は案外なかったりするのではないでしょうか。そんな目黒川周辺を、筆者の大好物であるラーメンをランチにポタリングをしてきたのでご紹介します。

ポタリングとは

ポタリングとは説明

レンタサイクルでサイクリングスタート

STYLE-B外観

自転車をレンタルするのは五反田駅近くの「STYLE-B」。駅から歩いて5分ほどです。本当の最寄りは東急池上線の大崎広小路(おおさきひろこうじ)駅で、こちらからだと徒歩1分で到着します。五反田駅から東急池上線が走っている線路高架下の一角にお店があります。

STYLE-B店先の果物

お店に到着すると、自転車店なのに店先で果物も売っていました。新鮮な果物がたくさん並べられていてつい買いたくなりましたが、これからサイクリングなので我慢。

レンタサイクル手続き

レンタサイクルの手続きをします。クロスバイクのレンタルが、3時間1200円。1日レンタルは2200円です。

STYLE-Bのレンタサイクル情報

Pure Cycles

今日は同じTABIRIN編集部のメンバーYさんも一緒にお出かけです。

Pure Cyclesのハンドル

レンタルした自転車は「Pure Cycles」という、カリフォルニア発の自転車。クロスバイクなのですが、ハンドルが弓形になっているなど、かたすぎないデザインが素敵でした。真っ直ぐなハンドルよりは握りやすさもあります。私自身はクロスバイクを既に持っているのですが、また違ったおしゃれな自転車に乗ることができるのも、レンタサイクルの魅力ですね。

目黒川周辺を走る

「STYLE-B」を出発して、目黒川沿いを走ります。お昼時で歩行者も多かったのですが、五反田付近は自転車道が整備されており、とても走りやすいです。

五反田駅前の目黒川

五反田駅付近 自転車道

快適に走るはずが予想外の展開に…

首都高

目黒川沿いを少し走ったあと、首都高沿いを目黒駅方面へ向かいます。

 

快適に走っていた私たちですが…このあと突然、急な上り坂が出現…!変速を1に切り替え、最初は頑張ってこいでいたのですが、徐々に傾斜が強くなり、運動不足である私たちのエネルギーは中腹でゼロに。必死に上っていたので、写真も撮り忘れてしまいました。

 

しかし、思いがけないエネルギーを消費したことにより、ラーメンへの気持ちが最高潮の状態でお店に到着です!

ビブグルマン5年連続選出の名店 至極の淡麗ラーメン「麺や維新」

麵や維新外観ランチのお目当てはラーメン「麺や維新」。ビブグルマンは、ミシュランガイドにおいて「安くてコスパのよいオススメの店」にあたえられる印で、麺や維新は2015年から5年連続で受賞しています。場所は目黒駅から徒歩3分ほどです。訪れた時間は金曜の11:45頃。平日とはいえ、オフィス街の目黒でこの時間となると、多少の混雑を覚悟していたのですが、幸運なことに並ぶことなく入ることができました。

麺や維新の醤油らぁめん注文は迷わずオリジナルメニューの「醤油らぁめん」(800円)。透き通る金色色のスープが美しい…麺や維新はこだわりのスープが特徴で、化学調味料に頼らず食材が持つ自然の旨みでラーメンを作っています。

麵や維新醤油らあめんの麺麺は細麺でつるっとしています。にゅう麺に近い感じ。一気にするっと食べられます。これは私のラーメンあるあるなのですが、最後にスープが残ったときに、もう少しスープを飲むか、いつも葛藤します。大体、健康への気持ちが勝ち最後までは飲み切らずに終える私ですが、このラーメンは化学調味料を使用せず作られたスープ。ということで、今回は最後まで美味しくいただきました。ごちそうさまでした。

麵や維新 ラーメンのから

食後の運動に目黒川へ

お腹も満たされたところでサイクリングに戻ります。ここからは目的地なく走るポタリングで進みます。目黒駅横を通りすぎ、今度は登った分しっかり下り、目黒川沿いにまた戻ります。

目黒川沿いを走る

目黒川の桜並木川沿いをしばらく走り、中目黒(なかめぐろ)駅近くまでやってきました。写真の向こうに見えているのは、中目黒駅そばにある高層マンションです。桜が咲いたらこの場所も混雑して、きっとこんなにゆっくり眺められないだろうなあ、と思いながら一息。時間もあったので、ここで折り返しです。

おしゃれなウォールアートを発見

折り返して走っていると、突然おしゃれなウォールアートが!軽快に走っていたのですが、思わずブレーキがかかりました。

目黒川沿いのウォールアート

東京都立芸術高等学校の卒業生の作品です。パステルの色味におしゃれな女性の絵、インスタ映え間違いなしですね。いい大人2人が「かわいい」を連呼して大量に写真を撮りました。ちょうどブルーの自転車だったこともあり、映える一枚が撮れました。

こういった思いもよらない出会いがあることが、ポタリングならではです。自分が知らない新しいスポットを発見できると、一段と楽しくなりますね。

かつては〇〇〇だった?「下目黒」エリアへ

目黒川沿いを折り返してきたところで、川沿いから逸れて下目黒(しもめぐろ)エリアに南下してみます。

 

すると、ここでも上り坂にあたることに…目黒エリアってこんなにも坂が多い地域なのですね。くじけずに上っていると、思わず目に留まったバス停がありました。

元競馬場前バス停

その名も「元競馬場前」。実はこの下目黒一帯、昔は「目黒競馬場」だったようです。1907年(明治40年)から1933年(昭和8年)まで、現在の東京都目黒区下目黒に存在した1周1マイル(約1.6km)の競馬場で、現在の府中市にある東京競馬場はこの目黒競馬場が移転したものだそうです。バス停の名前から、歴史事情に触れることができました。

「ふげん社」のコミュニケーションスペース

ふげん社 外観坂を上りきる手前でおしゃれなお店を発見。「ふげん社」という出版社が経営する、ギャラリーとブックカフェが一体になったコミュニケーションスペースです。

ふげん社ブックスペース

ふげん社ギャラリースペース写真集や小説など、幅広いジャンルの本が揃えられていました。3階のギャラリースペースでは展示も行っており、無料で閲覧可能です。ギャラリー、ブックカフェスペースともに、とても洗練された空間でした。

目黒不動「泰叡山 瀧泉寺」

上ってきた坂を下り、不動前(ふどうまえ)方面へ。大通りから少し中道を進んでいくと、瀧泉寺(りゅうせんじ)の看板が見えたので、立ち寄ってみることに。

ただ、まさかのまたまた上り坂…しかも一番ハード。のらりくらりと自転車を押しながら登りました。目黒エリア、要注意ですね。

目黒不動 瀧泉寺目黒不動「泰叡山 瀧泉寺」は日本三大不動のひとつで、有名人も多く訪れるのだそうです。

恵比寿神 大黒天

となりには、「恵比寿神」が祀られていました。元祖山手七福神商売繁盛・五穀豊穣(ごこくほうじょう)をもたらす福の神で、この瀧泉寺含め目黒周辺には「元祖 山手七福神」巡りのコースがあります。また、回り方によってもご利益が変わるのだそうです。徒歩だと約1時間半のコースですが、このコースを自転車で回るのも一つですね。

レンタサイクル返却

STYLE-Bまでの帰り道 自転車道

龍泉寺から首都高速中央環状線沿いに戻ります。道幅が広いかつ、自転車と歩道の区切りが分かりやすく走りやすかったです。このまま真っすぐ突き進むと、東京湾まで行けるようです。この先にはどんな景色が広がっているのか、気になるところです。

走ったコース

走行時間合計:2時間30分(ランチ時間も含め)

 

●STYLE-B

東京都品川区西五反田1-22-4

11:00〜19:00(水曜定休)

※修理対応時間は12:00~18:00

●麺や維新

東京都品川区上大崎3-4-1 サンリオンビル1F

昼営業 11:00〜15:00
夜営業 18:00〜21:30

●ふげん社

東京都目黒区下目黒5-3-12

火 – 金 12:00 – 19:00 / 土 – 日 12:00 – 18:00 (月祝休)

●目黒不動 泰叡山 瀧泉寺

 

まとめ

以上、ラーメンを目当てに目黒川周辺をポタリングをしました。麵や維新のラーメンは優しい味の中にもしっかり旨味があり、間違いなくおススメです。目黒エリアは想像以上に坂が多く苦戦を強いられましたが、思わぬ坂の出現により、ラーメンで摂取したカロリーは取り返せたと思っています。このあとしっかり筋肉痛になり、代償も大きかったことは笑い話です。

また、歴史事情やインスタ映えスポットなどの新しい出会いがあり、改めてサイクリングの魅力を実感することができました。目黒川沿い以外に行く際は、多少の苦労を覚悟して訪れてみてください。

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執筆者:まんぷくひよこ

TABIRIN編集部メンバー。東京谷中でTokyoBykeをレンタルしてサイクリングをしたことをきっかけに、街なかサイクリングの魅力に気づく。好きな食べ物はラーメンと餃子の食べること大好き女子。休日は自転車で近所の気になる飲食店やカフェを訪れています。

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和歌山県すさみのホテル「フェアフィールド・バイ・マリオット・和歌山すさみ」に宿泊し、「すさみ八景」と言われる周参見(すさみ)町の景勝地の中から海沿いの5ヵ所をめぐる約14kmのサイクリング。
夜明け前の景色から、朝のホテル滞在、そしてすさみの美しい景色をご紹介します。

すさみ八景「江須崎」の夜明け

南東から陽が昇り、南西に陽が沈む冬の季節、江須崎からは夕陽と朝陽を見ることができます。
6:30に起きれば窓の外は次第に明るくなってきています。

フリースペースからの夜明け前の景色。

フロントで自転車を出してもらい、江須崎へ。
前日夕陽に照らされていたホテルは、朝陽を待つこんな景色になっています。

そして夜明け前の江須崎。

7:00美しい朝陽が昇ってきます。

ホテルのスタッフに聞けば夕陽や朝陽の登る方向や時間を教えてくれるので、予定をたてる時には助かります。

ホテルでの温泉と朝食

ホテルに戻れば、ホテルBIFにある温泉「望海(のぞみ)のゆ」で体を温めます。

温泉は、宿泊者だけなく一般利用も可能です。
波の音を聞き、潮風を感じながらの露天風呂は最高です。

部屋に戻って、「道の駅すさみ」で作られているオリジナルお弁当で朝食。
地元の食材をふんだんに使った地方色溢れる「朝食ボックス(要事前予約)」です。

名物「めはり寿司」をはじめ地元の味を朝から堪能。
空がどんどん明るくなり、部屋から見える海もかなり美しくなってきたので、準備をしてフロントへ。
「有田みかんのスムージー」を買ってチェックアウト。
そして道の駅すさみで「高菜巻き」を買ってサイクリングスタート。

すさみ八景「日本童謡の園」「JR見老津駅」

まずはホテルから約1.8km、すさみ八景「日本童謡の園」へ。

1987年に日本で初めて、童謡を集大成した公園として生まれた「日本童謡の園」では、日本の代表的な童謡7曲の、それぞれのブロンズ象や歌碑が建ち、その前に立つとメロディーが自然に流れます。

日本童謡の園から約1.5kmで見老津(みろづ)港。

穏やかな港を眺めて、見老津港から北へ500mにある「JR見老津駅」へ。


「すさみ八景」のひとつであるこの駅の前は美しい海、夕陽もきれいな駅です。

駅舎には「のんびり屋」という小さなカフェがあり、店内には、店主の女性がこの駅で撮った「パンダくろしお」の写真が沢山貼られていています。

「パンダくろしお『Smileアドベンチャートレイン』」は、2017年JR西日本が発足30周年、2018年は和歌山・アドベンチャーワールドが開園40周年を迎えたことをきっかけに、2017年8月に登場。2019年12月からは第2編成が運行を開始しました。
2020年7月には、第3編成として車両前頭部にジャイアントパンダの親子がデザインされた「パンダくろしお『サステナブルSmileトレイン』」も登場しました。

のんびり屋に入ったのは10:10ごろ。「10:40ごろにはこの駅を通過するよ」と教えてくれたのでコーヒーを飲みながら「くろしお待ち」。

駅の端からは、こんなアングルで「パンダくろしお」の写真が撮れます。

すさみ八景「恋人岬」


見老津駅から約1.6kmで、和歌山朝日夕陽百選の一つ「恋人岬」。

激しい海流が「陸(おか)の黒島」にあたり、二つに裂けた波がぶつかり合う様は婦夫波(合掌波)と呼ばれています。 満潮に向かう時間で波もあまり激しくなかったので婦夫波は見られませんでしたが、美しい景色です。

すさみ八景「稲積島(いなづみしま)」

恋人岬から海沿いに走ること約8.5kmで「すさみ枯木灘(かれきなだ)海岸」。

砂浜の前には周参見湾に浮かぶ、美しい「稲積島」が見えます。


島には亜熱帯性植物が生い茂り、国の天然記念物に指定されています。
稲積島や太平洋に沈む夕陽は、和歌山朝日夕陽百選の一つで人気のスポットです。

ビーチ北側、すさみ川の河口辺りも美しい景色です。

すさみ FRONT110

ビーチの向かいにあるのは、元警察署であったことから、フロントナンバーとして110(イチイチマル)と名付けられた観光案内所。訪れた人へ地域の魅力コンテンツを「案内する」役割を担う施設です。


すさみの観光案内だけでなく、レンタサイクルやサップ、カヤック、キャンプ等の予約やツアー予約もできます。

2階のデッキからは美しい景色。

1階奥には警察署時代の取調室や留置所が残っています。

JR周参見駅

FRON110から「JR周参見駅」までは150mほどで、駅周辺には数店の飲食店があります。そこで食事もいいですが、海を見ながら食事をすることに。

朝買っておいた、高菜巻きとみかんスムージーでランチタイム。

JR周参見駅でサイクリング終了です。

周参見駅構内には「すさみ町民コミュニティープラザ」があり、町内の観光情報を掲示しているとともに、レンタサイクルも保管(展示)されています。

コース・アクセス

▼フェアフィールド・バイ・マリオット・和歌山すさみ~周参見駅
距離:14km/上り:424m2/下り:443m

〇周参見駅から新大阪駅まで:JR特急「くろしお」で約3時間
〇フェアフィールド・バイ・マリオット・和歌山すさみから大阪市内まで:クルマで約2時間30分

今回の記事で紹介したコースの詳細は以下でもご覧いただけます。

和歌山すさみ

フェアフィールド・バイ・マリオット 道の駅プロジェクト

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フェアフィールド・バイ・マリオット 道の駅プロジェクト
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まとめ

紀勢自動車道の延伸によって、大阪や関西圏のアクセスが劇的によくなった「周参見町」。またそれによって国道42号線の自動車交通量が減り、サイクリングにはとても快適な環境になっています。
ホテルから周参見駅までは14km程なので、初心者の方でも楽しめるコースです。
すさみ八景は、ご紹介した他に「上ミ山(かみやま)頂上」「広瀬渓谷・琴の滝」「雫の滝」があるので、脚力に自身のある方は「すさみ八景を制覇」するのもいいでしょう。
絶景あり温泉ありの「フェアフィールド・バイ・マリオット・和歌山すさみ」に宿泊して、色々な季節に、様々な自転車旅を楽しんでください。

広告主:フェアフィールド・バイ・マリオット・和歌山すさみ
取材・執筆:HANADA(TABIRIN編集部)

日本各地に展開する「フェアフィールド・バイ・マリオット」

お得に奈良・京都を周遊!2022年開業キャンペーン第一弾(宿泊券)

フェアフィールド・バイ・マリオット・奈良天理山の辺の道の開業を記念し、宿泊券2枚セットを期間限定で販売いたします (奈良天理山の辺の道1枚+京都みなみやましろ1枚又は、京都京丹波1枚)。
1泊の価格で2泊(2ホテル1泊ずつ)できる、とてもお得なセットです。
都会から離れたのどかな雰囲気の中で美しい自然や歴史に触れながら、奈良・京都の新しい一面を探訪してみませんか。
ぜひこの機会にフェアフィールド・バイ・マリオットを拠点にくつろぎのひとときを過ごしながら、奈良・京都の旅を満喫してみてください。

セット詳細:宿泊券2枚セット(フェアフィールド・バイ・マリオット・奈良天理山の辺の道1枚+京都みなみやましろ1枚又は、京都京丹波1枚)

※京都みなみやましろ・京都京丹波からご希望のホテルをお選びいただけます。
価格:16,500円(税金・サービス料・送料込み)※お食事なし・1室最大2名様利用販売期間:3月1日~3月24日
有効期間:4月1日~9月30日
※土曜日・日曜日・祝前日・4月29日~5月4日・7月21日~8月31日利用不可

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【神奈川県】古くて新しい小田原の魅力を発見!クロスバイクで城下町サイクリング

【神奈川県】古くて新しい小田原の魅力を発見!クロスバイクで城下町サイクリング

日本各地に城下町は数ありますが、神奈川県の城下町といえば小田原です。
新幹線駅・箱根の入り口として定番ですが、近年、城下町の面影を残しながらも再開発が進み、旅番組やドラマのロケ地としても数多く登場し、街も市民や観光客で大変活気づいています。
そんな小田原の城下町をRITEWAYのクロスバイクでゆったり探検してみます。

小田原駅からいざ出陣!北条氏ゆかりの小田原城へ

スタートは小田原駅から。小田原駅には東海道線・御殿場線・小田急線・大雄山線・箱根登山鉄道・東海道新幹線と実に6路線が乗り入れており、常に東西から人が行き交っています。
東京駅からは新幹線こだまで約33分、新宿駅から特急ロマンスカーで約75分で1本でアクセスできるので輪行も楽々。また、自転車を持参しなくてもレンタサイクル「ぐるりん小田原」を小田原駅東口駐車場でレンタルすることも可能です。

東海道線の改札口頭上にかかる名物の巨大な小田原ちょうちんは駅のシンボル。
ちょうちんの向かいにある観光案内所で情報収集をしたら、いざ、東口から小田原城を目指しましょう。

小田原城天守閣へは、徒歩なら南側の学橋から石段で登るのがメジャーですが、自転車と一緒なら北入口を使うのがおすすめ。坂道を自転車を押しながら天守閣に到達することができます。

小田原城は北条氏ゆかりの城。15世紀末に伊勢宗瑞(後の北条早雲)が小田原に進出した後、5代約100年にわたり関東での勢力を拡大しました。
その中で小田原城は、関東支配の中心拠点として整備・拡張されていきました。1590年(天正18年)、石垣山一夜城で有名な秀吉の小田原攻めにより北条氏は滅亡しましたが、天守閣は廃城・再建・復興を繰り返しながら今に至っています。
2016年4月には「平成の大改修」を終え、館内展示も大幅リニューアル。映像や多様な資料を交えながら、北条氏や小田原の歴史にふれることができます。また、城址公園内やお堀では、桜、藤、紫陽花、菖蒲、梅など四季折々の花々が訪れた人の目を楽しませてくれます。

元祖二宮金次郎像はここに:報徳二宮神社

小田原城と併せて訪れたいのが、お城の敷地内にある報徳二宮神社です。
鳥居をくぐると目を引くのは二宮金次郎像です。みなさんの学校にも子供の頃、金次郎像があったのではないでしょうか。

ここ、二宮神社の御祭神は二宮金次郎こと二宮尊徳。
二宮尊徳の生まれが相模国栢山村(現在の小田原市栢山)の農家であることに由来しています。二宮尊徳は生涯にわたり大名旗本などの財政再建と領民救済、北関東から東北にかける各藩の農村の総合的復興事業を行い、素晴らしい成果をあげました。
1894年(明治17年)、二宮尊徳の教えを慕う6カ国(伊豆、三河、遠江、駿河、甲斐、相模)の報徳社の総意により建立されたのが報徳二宮神社というわけです。 

授与所では二宮尊徳をモチーフにしたおみくじやお守りをいただける他、境内内の「きんじろうカフェ」でイタリアンコーヒーで一息つくこともできます。

時間に余裕があれば、報徳二宮神社と道路を挟んで向かいにある、清閑亭もぜひ立ち寄ってほしいスポットです。
入口こそ急斜面ですが、坂の上にはサイクルラックも設置されています。

清閑亭は、明治時代に活躍した黒田長成(ながしげ)侯爵の別邸として1906年(明治39年)に建てられた数寄屋造りの2階建ての邸宅です(見学無料)。
母屋の1階からは相模湾と真鶴半島を望みながら喫茶を楽しんだり、季節ごとに展示・販売されている地元ゆかりのアーティストによる絵画や陶芸作品も楽しめるスポットになっています。

※清閑亭は、2022年3月31日をもって一般公開を終了し、同年4月1日より休館、後に料亭としてリニューアルオープンが予定されています。

箱根口ガレージで名物アジフライに舌鼓

史跡めぐりでお腹が空いたら、箱根駅伝でもおなじみの国道1号線に出ましょう。
すると、「ここにもまたお城が!?」と思う立派な建物が目に飛び込んできます。

実はこれ、お城ではなく「ういろう」の本店です。
名古屋名物として知られる「ういろう」ですが、発祥の地は小田原です。薬の製造・販売を行っていた外郎(ういろう)家が、接待用のお菓子が評判を得たことから「ういろう」として知られることになりました。

その「ういろう」から道路を1号線を挟んで約1分のところにあるのが「箱根口ガレージ 報徳二宮広場」です。
先の二宮神社と同じ報徳会館が営む花屋・パティスリー・レストランが入る施設で、広場のミニ金次郎像と、ブルーの車体に黄色の差し色が入ったポップな路面電車が目印です。この路面電車は、かつてこの地を走っていたモハ202号と呼ばれる車両で内部見学も可能。モハ202号目当ての鉄道ファンも多く訪れているようです。

注文したのは「地魚MIXフライプレート」。
小田原名物の揚げたてのアジフライに、その日の水揚げによって変わる地魚を両方楽しめる一皿です。フレッシュレモンと特製ソースでいただきました。

御幸の浜海岸で相模湾を体感

小田原城の天守閣や清閑亭から望む相模湾もよいですが、せっかくなのでランチ後は海まで自転車散歩してみましょう。
箱根口ガレージ 報徳二宮広場から南へ500mほど足を向ければ御幸の浜海水浴場に出ます。一部入口は階段になっていますが、海へと出ればドラマのロケ地でも使われたことのある、相模湾の絶景を望むことができますよ。

ちなみに「御幸の浜」という名前は、1873(明治6年)の夏、明治天皇・皇后陛下が箱根に避暑にいらした際、この浜に立ち寄り地元漁師たちの地引網をご覧になったことに由来しているそうです。

のんびりと海を眺めるのも、防波堤に打ち付ける波をねらい迫力の一枚を狙うのもよいですが、近隣のポンデケージョ専門店「grit(グリット)」でカラフルなポンデケージョを買って、海辺でつまむのもまたおすすめです。

また、このエリアには茶室も併設する「旧松本剛吉別邸」や、北原白秋や坂口安吾など小田原ゆかりの文学者の資料を展示する「小田原文学館」などの文化スポットも点在しています。
温暖な気候ゆえに、明治期以降、多くの政財界人や文学者が居住・静養した当時の小田原の名残を感じることができるでしょう。


城町CAFEで城下町スイーツを

御幸の浜で海を満喫したら、再び街中へと戻っていきましょう。

海から国道1号線に出る1本手前の旧東海道小田原宿には、老舗かまぼこ店が並ぶ「かまぼこ通り」があります。サイクルラックを置いた店舗もあるので、自転車を置いて店先で炙りたてのじねんじょ棒を食べるのも旅気分を上げてくれます。

かまぼこ通りの入り口にある、しだれ柳が目印の「小田原宿なりわい交流館」には無料の休憩スペースがある他、雛人形など季節に応じた展示も楽しめます。

国道1号線を渡った先、小田原城のお堀〜学橋を通る「お堀端通り」にある「城町CAFE」は城下町散策の道中で立ち寄るのに最適なカフェ。
小田原の食材を使ったランチはもちろん、わらびもち、あんみつなどの和風スイーツもあり、幅広い年齢層の方でにぎわっています。

この日は「城町『枡』ティラミス抹茶マスカルポーネと抹茶アイス」をいただきました。
枡に入ったティラミスの表面に、小田原の市の花であり、市章でもある梅の花があしらわれており、見た目も美味しさも満足な一品でした。

城町CAFEからお堀端通り〜お城通り沿いを300mほど進めば小田原駅へと戻ります。2020年12月にオープンした駅前の複合施設「ミナカ小田原」や、駅前通り商店街でお土産を買うのも忘れずに。
小田原名物の梅干しや小田原漁港で水揚げされた地魚の干物にかまぼこ、先の「ういろう」の支店である「ういろう駅前調剤薬局」など、老舗から新進気鋭のお店まで新旧豊富に揃っています。

泊りがけでもっとゆっくり小田原を味わおう

日帰りライドでももちろん十分楽しめますが、見どころ・味わいどころの多い小田原の城下町を堪能するには、ぜひ1泊2日で訪れるのがおすすめです。脚に自信のある方は前後に箱根ヒルクライムと組み合わせてみるのもよいですね。

サイクリスト歓迎のリノベ古民家旅館:RYOKAN PLUM

小田原で泊まるなら、小田原駅東口から650mほどにあるサイクリスト歓迎の古民家旅館「RYOKAN PLUM」がおすすめです。


RYOKAN PLUMは1922年(大正11年)に地元のガス会社創業家族の民家として建てられた古民家をリノベーションし、2020年にオープンしました。
地元のアーティストやデザイナーが手掛けた和モダンなテイストの内装やインテリアはおしゃれで落ち着いた雰囲気で、外国人観光客にも人気の宿です。1階の洋室は最大8名まで宿泊可能、バラしてパッキングすれば自転車の室内持ち込みもOKとのことなので、安心して愛車と共に旅の夜を過ごすことができます。

元バイクメッセンジャーが営むパブ:Three Pints

お酒を楽しめるのもまた、泊りがけでの自転車旅ならでは。RYOKAN PLUMの1階部分に併設するパブ「Three Pints」は元バイクメッセンジャーの若きマスターが営むお店です。


日本・世界各地の地ビールを飲み比べ、本当に美味しいと思ったものをオーナー自ら丁寧に注いでくれます。オリジナルクラフトビール「Three Pints Bitter」も人気の一杯。
観光客はもちろん、地元住民の常連も多く、国籍問わず多様な人が訪れビールを通じた交流の場になっています。マスターとの自転車談義はもちろん、他のお客さんと旅ならではの一期一会を楽しむのに最適な空間です。

また、駅周辺には湯河原の天然温泉を使った「小田原お堀端 万葉の湯」もあり、サイクリングの後の体をほぐすのにもぴったりです。

先に紹介した「ミナカ小田原」では、小田原特産の練り物を使った小田原おでんや、湘南の地鶏を使った親子丼なども楽しめ、夕食のグルメにも事欠きません。

日帰りでも、泊まりでも、何度訪れても楽しめる小田原です。

コース紹介

▼レンタサイクル ぐるりん小田原https://www.city.odawara.kanagawa.jp/kanko/machimeguri/gururin.html

▼小田原市観光協会
https://www.odawara-kankou.com/

▼小田原城
https://odawaracastle.com/

▼箱根口ガレージ 報徳広場
https://www.hotoku.co.jp/hakone-guchi-garage/

▼Ryokan Plum
http://ryokanplum.jp/

▼Three Pints
https://www.facebook.com/pages/category/Bar/Three-Pints-105896484107807/

まとめ

古さと新しさが共存する街、小田原。小田原城を中心に城下町の風情を残しながら、街並みに馴染む形での公共施設の建て替えや複合施設が近年続々とオープンし、市街・県外からの移住先としても人気になり、街は日々進化しています。本記事で紹介したのは小田原の数ある見どころのごく一部。
ぜひあなたの足でまわって、古くて新しい小田原の魅力を見つけてみてくださいね。

執筆:Ayaka

2011年に社会人になると同時に始めた自転車で「自転車×旅」の魅力にハマる。
ニュージーランドでのワイナリーロードレース、タイの寺院巡り、ドイツ古城巡り、インドネシアでの遺跡巡りなど世界各地で自転車旅を催行し、その様子を雑誌『Cycle Sports』に寄稿。
2017年には自転車ツーリズムを探究しにオーストラリアへ留学。現地の様子を『Cycle Sports.jp』にて『G’day, Australia! 〜ブリスベンからの自転車だより』として1年間連載。帰国後は英語教材編集者の傍ら、自転車イベントで通訳・MC・PR担当等を務める。
座右の銘は「好きにまみれろ、夢中で生きろ」。

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周辺は自然に恵まれていて、飲食ができる店や昔ながらの菓子店、休憩所があることからサイクリストも訪れる茨城県の涸沼(ひぬま)。
茨城県茨城町を中心に自転車で食べて走って満喫の旅に出かけました。

涸沼とは

茨城町・大洗町・鉾田市に隣接する涸沼は、周囲が約22㎞ある関東唯一の海水と淡水が混ざる汽水湖です。
また、茨城県内にある渡良瀬遊水地に続いてラムサール条約に登録されました。
ヤマトシジミやマハゼなど汽水性魚介類の漁場になっていて、キャンプ場や釣り、バードウォッチングなどを楽しむ人たちが訪れます。

広浦公園をスタート

涸沼の東側にある広浦公園から時計回りに出発します。
眺めの良い場所で、夕日を見に来る人も多いそう。さらに、涸沼の湖面にうつる中秋の名月は「広浦の名月」として代9代水戸藩主徳川斉昭が水戸八景のひとつに選びました。 涸沼を時計回りに巡っていきます。大洗方面へ6㎞ほどいったところに「温泉スタンド」と書かれた看板がありました。

大洗町営「温泉スタンド」

ガソリンスタンドのような雰囲気。自宅で温泉に入ることができるそうです。温泉スタンドを目印に南へ進みます。

大洗町「夕日の郷 松川」

地域の交流拠点で涸沼を眺めながらのキャンプも楽しめる場所です。地元野菜などが並ぶ直売所で休憩しました。 直売所店内には、チェーンで作られたかわいい自転車がありました。お店の方が自転車乗りだそうで、手作りしたそです。

写真を撮って良いということなので、撮らせていただきました。

どらやきやパンも並んでいました。

「メロンどら焼き」を食べて小休止。

緑色した餡は、メロンの味がしっかりでていました。そしてこの場所は涸沼の奥に筑波山を拝むことができる絶景スポット。

鹿島臨海鉄道「涸沼駅」

続いて立ち寄ったのは鉾田市に位置する鹿島臨海鉄道「涸沼駅」。
駅に併設する「涸沼観光センター」は全体が鮮やかな水色をしています。
観光センターは月曜日が休館日。レンタサイクルの貸出もあるようです。

海と空を象徴する色では美しく、写真映えすること間違いなしです。

鉾田市のマスコットキャラクター「ほこまる」も描かれています。駅駐車場入り口には大きなメロンのモニュメントがありました。

立原パン店

涸沼の南側を道なりに進み、田舎道を抜けていきます。

茨城町小幡にある「立原パン店」につきましたが、完売の文字。

人気店のようで、車で来た人も「完売」の文字をみて肩を落として帰りました。

昔ながらの雰囲気で味わいのある店構え。
朝から販売しているようなので、開店時間にまた来てみたいです。

カザマデンキ

茨城町の街中へ。

いろんな看板が気になるお店を見つけました。
「カザマデンキ」電気屋なのかカフェなのか、自然と店内へ足が進みました。

サイクルラックもあります。


お店に入るとオートバイが目の前にあり、左手にはCDが並んでいます。

更に奥さんの手作りパン。

メニューも豊富。ランチセット「手打ちそば&キーマカレー」を注文。

ご主人手打ちの蕎麦だそうです。キーマカレーはピリ辛で食欲をそそります。
話を伺うと電気店をはじめて75年、息子さんで3代目になる老舗電気店だそうです。
おやつにアップルパンも購入。りんごの食感もあり甘くて美味しかったです。

藤屋製菓

カザマデンキから近くに「みそまんじゅう」とかかれた看板。お店から、湯気が出ていました。


店先には、切り株のサイクルスタンド。

お土産用に「みそまんじゅう」を購入。黒糖が香るふかふかの皮に餡子がたっぷり入っていました。

親沢公園

親沢公園はキャンプ場として利用することができるので、周辺のお店で買い出しをしてキャンプやバーベキューを楽しむのもおすすめ。

駐車場にはヤドリギがあります。バードウォッチングや釣りに訪れる人もいる公園です。
親沢公園をあとにし、涸沼湖岸を走ることができる湖岸道路を行きます。

雄大な涸沼を眺めることができます。

宮前公園

ベンチもあり眺めがいいので足をとめました。

広浦港

スタート地点の広浦公園が目前の場所で、船が停まっていて港町を感じることができました。

しじみ漁をしている方々もいました。

コース紹介

▼大洗町「夕日の郷松川」
https://uhimatsukawa.wixsite.com/matsukawa

▼鹿島臨海鉄道「涸沼駅」
https://www.rintetsu.co.jp/route_map/hinuma

▼カザマデンキ
https://www.ibaraki-town.jp/category/1967362.html

まとめ

約43㎞のライドは、涸沼周辺の長くまっすぐな道や、上り下りもほどよくあり走っていて楽しいコースでした。
立ち寄りポイントもいくつもあるのでお菓子やパンを買って、景色を眺めながら食べるのもおすすめです。
田園風景が広がる風景は、初夏にもおすすめのコースです。

執筆:水越恭子

茨城県出身。地元ラジオ局でリポーターをしていた頃にロードバイクを購入。公私ともに自転車を楽しんでいる。現在はフリーランス。SNSで茨城サイクリングの魅力を発信。自転車のさまざまな楽しみ方を研究中!現在は、行方市自転車活用推進会議委員を務め、行方エリアテレビ「なめテレ」に出演し自転車で市内をめぐりレポートし放送している。

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【群馬県】上毛電鉄サイクルトレインで、みどり市をめぐる15kmのE-Bike体験サイクリング《PR》

【群馬県】上毛電鉄サイクルトレインで、みどり市をめぐる15kmのE-Bike体験サイクリング《PR》

シェアサイクル「あかぎcogbe」でE-Bikeを使い、赤城山南麓を東西に横断する「上毛電気鉄道サイクルトレイン」で、みどり市の坂道と古き良き町なみをめぐる15kmのサイクリング。自然やグルメも楽しみながら、初心者にも快適なサイクリングをご紹介します。

あかぎcogbe/まえばしシェアサイクルcogbe

「あかぎcogbe(コグベ)」は長距離移動に最適なE-Bike(クロスバイク型電動アシスト自転車)のシェアサイクル。

「まえばしシェアサイクルcogbe」は前橋市内の複数ポートで貸出・返却ができるシェアサイクルです。

「中央前橋駅」で、あかぎcogbeを利用し、上毛電鉄のサイクルトレインを使って「赤城駅」を目指します。


自転車(E-Bike)はクロスバイク型で外装7段、アシストモードは「エコモード」「オートモード」「パワーモード」の3段階。走っている間にモーターが発動して自動で充電される「走りながら自動充電」も搭載されています。

上毛電鉄サイクルトレイン

上毛電気鉄道は、中央前橋駅(前橋市)~西桐生駅(桐生市)間、路線距離25.4 kmの鉄道。
2003年から電車運賃のみで車内に自転車を持ち込むことができる「サイクルトレイン」を試験的に実施し、2005年4月から本格的な実施になりました。
今では、平日は通勤や買い物、週末にはレジャーまで、地元の方々を中心に年間40,000台以上の利用があります。

列車は2両編成で、後部の1両が自転車持ち込み可能車両です。

サイクリングスタートは「赤城駅」

中央前橋駅から上毛電鉄に乗って約40分でみどり市の「赤城駅」。上毛電気鉄道上毛線と、東武鉄道桐生線が乗り入れ、接続駅となっています。
電車を降りて赤城駅からサイクリングスタート。

赤城駅から北へ約1km、わたらせ渓谷鐵道わたらせ渓谷線「大間々駅」。
トロッコわたらせ渓谷号の始発・終着駅で、駅前には、引退した開業当時の車両が展示されています。

はねたき橋

大間々駅から北へ500mほどで渡良瀬川の高津戸峡に架かる「はねたき橋」。

橋名は、岩に水が当たって飛び跳ねる様が滝のように見えることから名前が付けられました。
ここからは約6km先の「小平の里 親水公園」へ向かいます。

いきなりキツイ上り坂。しかし一番軽いギアに入れてアシストを「パワーモード」にすれば、驚くほど快適に坂を登れます。

その後は「エコモード」でのんびり走行。田舎ならではの風景を走れば、「御朱印あります」の看板が目に入る「菅原神社」。

ここからは、あと約2kmで小平の里です。

小平の里

 「小平の里 親水公園」の川は浅く流れもゆるやか。広々とした芝生にあるすべり台や複合遊具は子どもたちに大人気だそうです。

施設内の「野口水車小屋」は、明治から昭和にかけて約45年間、精米の原動力として活動してきた水車が保管され、いまも現役で稼働しています。

ランチは親水公園近くの農家レストラン「小平の里 狸穴亭(まみあなてい)」へ。

ランチ前に「揚げまんじゅう」でひと休み。

そして敷地内にある鍾乳洞へ。

ランチは「狸穴定食 うどん」。

ここの蕎麦とうどんは全て手打ちです。

斉藤酒店と岡直三郎商店

ランチを終えたら小平川を下ります。渡良瀬川と合流して橋を渡れば古き良き雰囲気が漂う「斉藤酒店」。

自動販売機も並び、暑い季節には欠かせない水分補給スポットです。

わたらせ渓谷鉄道の踏切を渡り大間々のまちへ。

懐かしい建物が立ち並ぶ街道に佇む醤油店「岡直三郎商店」。

岡直三郎商店の創業は1787年。創業から二百年を超えるこの蔵では、今なお昔ながらの木製大桶で仕込む醤油づくりが続けられています。

ここからゴールの赤城駅までは1km。サイクリングの最後は、青空に映える高い煙突を見上げながら人気の「しょうゆソフトクリーム」。

約1kmで「赤城駅」。サイクリングを終えてサイクルトレインで「中央前橋駅」へと帰ります。

コース紹介

▼あかぎcogbe
https://interstreet.jp/akagi-cogbe/

▼まえばしシェアサイクルcogbe
https://interstreet.jp/maebashi-cogbe/

▼上毛電気鉄道サイクルトレイン
https://tabi-rin.com/archives/bicycle_info/5466

▼岡直三郎商店
http://www.nihonichi-shoyu.co.jp/

まとめ

スマホで手軽にE-Bikeが借りられる「あかぎcogbe」。初めてのE-Bike体験でしたが激坂の楽しさ(楽さ!)には驚きました。
バッテリーは「走りながら自動充電」が搭載されているので、15kmのサイクリングでは20~25%しか消耗していませんでした。

「上毛電鉄サイクルトレイン」でそのE-Bikeを電車に乗せられるのは、手軽で楽しい「旅×自転車」の要素が満載。

赤城駅からサイクリングを始めれば、風光明媚な渓谷や坂道でE-Bikeの実力を体験。
のんびり田舎ならでは景色の中を走り、グルメや古き良き町なみを楽しむ。
自転車を持っていなくても「自転車旅」の魅力を満喫できる赤城エリア。
都心からは日帰りも可能ですが、1泊して他のエリアを旅することもおススメです。

広告主:特定非営利活動法人赤城自然塾(観光庁登録観光地域づくり法人)
取材・執筆:HANADA(TABIRIN編集部)

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【沖縄県】洞窟探検から絶景の海まで!南城〜知念岬45kmライド

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春の訪れとともに暖かさが増し、自転車で走りやすい季節がやってきました。
少し早いですが沖縄で夏気分を先取り!ということで半袖ジャージで沖縄本島 南城エリアを中心に約45km走ってきました。
旅のプランからレンタサイクルを借りる際のポイントも盛り込んでいますよ。では早速、行ってみましょう!

自転車は持参かレンタルか?旅のプランを組み立てよう

過去に石垣島・宮古島は自転車旅で走ったことがあるものの、沖縄本島へは初めての旅。
2泊3日で島の全体像を見たい!でも天気予報の雲行きは怪しい…ということで、下記のようなプランを組んでみました。

1日目
9時:伊丹空港発
11時:那覇空港着
PM :モノレール「ゆいレール」と徒歩で国際通り・首里城周辺を散策

2日目
全日バスツアーで中部の万座毛ビーチ、アメリカンビレッジ〜北部の海洋博公園(美ら海水族館)など主要な観光名所を周遊

3日目
レンタルロードバイクで南東エリアをライド
18時:那覇空港発
20時:伊丹空港着


一人旅だったのでレンタカーは借りずに公共交通機関とバスツアーを利用し交通費を抑えました。
宿は、食事やお土産の買い出しにも便利な、ゆいレールの牧志駅そば・国際通り沿いのホテルに連泊。1~2日目は雨予報だったのでmy自転車は持参せず、3日目に走れることを期待し、現地のレンタサイクル店にロードバイクの予約をしていきました。
島一周、南部一周など、自転車で走る日数が複数のプランなら、愛車を飛行機輪行で持参するのもよいですね。

那覇市内でロードバイクをレンタル

1〜2日目はあいにくの雨に見舞われましたが、旅の最終日はなんとか曇り空。ライドを催行することに決めました。今回利用したのは牧志駅から徒歩3分にある、「流Qレンタサイクル」。沖縄本島でバイクメッセンジャーも担う「サイクルワークス」が営むお店です。


レンタサイクルのタイプはミニベロ、クロスバイク、ロードバイクと3種類から選ぶことができ、中長期滞在者向けに1週間、1ヶ月単位でのレンタルも。
追加料金でホテルなど指定先への配達・回収もしてくれます。
観光客はもちろん、プロ野球選手や大学野球部の方々もキャンプ期間中にここでレンタルして島内の散策に利用することも多いのだとか。

お店発着で南東部を中心に約45km、アップダウンも多めのコースを計画したのでロードバイクを選びましたが、那覇市内散策だけならミニベロやクロスバイクでもよいですね。

神秘の森で太古の人類史を体感:ガンガラーの谷

流Qレンタサイクルを9時30分に出発し、約12km先、最初の目的地である南城市にある「ガンガラーの谷」を目指します。

流Qレンタサイクル代表 下村修平さんから頂いた地図とアドバイスに従い、沖縄大学を経由し507号線沿いに南城市を目指します。
507号線沿いにはガンガラーの谷と、併設する沖縄ワールドの標識が多数出ているので迷うことなく進めます。


ガンガラーの谷は鍾乳洞が崩れてできた谷間で、2008年に観光地として公開されるようになりました。
要事前予約のガイドツアーのみで見学できるスポットで、洞窟から始まる原生林や鍾乳洞を約1km、専門ガイドの説明を聞きながらゆっくりと80分かけて散策します。

ツアー開始場所であり、ツアー前にだけ利用できる「ケイブカフェ」はぜひ利用してほしいスポットです。
洞窟の地下水でドリップしたコーヒーは、すっきりとした味わいで、このためにここまでのアップダウンを巻いて走った甲斐があったと、すでに満足感を得られました。



ガイドツアーはケイブカフェをスタートし、亜熱帯の森や複数の洞窟、ツリーテラスを回ります。
自分で歩いているだけでは絶対に見逃してしまうであろう、濃い緑の森の中に擬態した生き物の数々を、ガイドの方が教えてくれます。

上の写真の中にナナフシがいるのがわかるでしょうか?
濃い緑の森は、歩くだけでパワーをもらえる気がします。
暗い鍾乳洞内はガスランタンを片手に進みます。

巨大なマングローブの木はアンコールワット遺跡群で見たそれを彷彿とさせます。

ガンガラーの谷は、日本人の祖先とも言われる「港川人」が発見された場所からほど近く、旧石器時代の生活場所として最適であることから、2007年から調査対象となり、今現在も発掘調査が続いています。
港川人や発掘調査の様子についても、ガイドの方がパネルを使い丁寧に説明してくれるので、歴史の勉強にもなります。

奥武島の島てんぷらで浜辺ランチ

ガンガラーの谷のツアーを終えたらちょうど正午に。
ここからは奥武街道沿いに約4km南下し、南城市の離島 奥武島(おうじま)へと向かいます。
島へは奥武橋がかかっているので徒歩・自転車でも渡れます。
奥武橋を渡ってすぐのところにあるのが「中本鮮魚てんぷら店」です。
「島の天ぷらは美味しいですよ!」と下村さんからもおすすめされていたので期待が高まります。

観光客や地元の方が入り交じる列に並び、沖縄ならではの「アーサー」(あおさ)や紅芋のてんぷらをテイクアウトで注文し、そのまま自転車と共に目の前の浜辺へ。
海と釣り人を眺めながら、浜風に吹かれながらのんびりといただきます。
アーサーはもちもちとした不思議な食感。紅芋天ぷらはさつま芋とは違った素朴な甘みがありました。
衣はどれも厚めでほんのり甘みがあり、本州で食べるサクサクっとした天ぷらとはまた印象が違い、旅の思い出の味となりました。

ローカルな新原ビーチから森カフェへ

腹ごしらえをしたら再び奥武橋を渡り本島へと戻り、海沿いの道を走っていきます。
道沿いには建物の塀に鮮やかに咲き乱れるブーゲンビリアの木が。本州では植物園の温室でしか見られないような植物が自生しているのも亜熱帯の沖縄ならでは。

約2.3kmほど走るとぱっと視界が開け、マリンブルーの新原(みいばる)ビーチの入り江が見えました。

750mほど先には百名ビーチも隣接。前日のバスツアーで立ち寄った万座毛の、ホテル付きリゾートビーチとはまた一味異なり、こじんまりとしながらもローカルな落ち着いた雰囲気が漂っています。

ここからはやや坂道を登りながら301号線へと出て、内陸を走ること約5.5km。目的地は高台にある「cafe 森のテラス」です。

「cafe 森のテラス」は知念団地の中に広がる3,500坪の森を備えたガーデン&ギャラリーカフェです。敷地内の矢印に従い森の庭を抜け、階段を下るとテラスを備えた建物が出てきました。

春休みの旅行でしょうか、店内では大学生と思われる女子旅のグループが複数、おしゃべりに花を咲かせていました。
さすがにここまで自転車で来ているのは私一人だけでしたが、テラス席でゆったりと、目の前に広がる森と海を眺めながら黒蜜ロールケーキとコーヒーをいただきました。

知念岬〜ニライ・カナイ橋をアップ&ダウン

cafe 森のテラスから約1.8km、これまで登った分を一気に下って知念岬公園へ。海にせりだしたような岬にたたずむ公園からは、ダイナミックな太平洋、周辺の久高島やコマカ島を望むことができます。
近くのパワースポット斎場御嶽(せーふぁーうたき)に立ち寄ってもよいでしょう。時間があれば、このまま海沿いの国道331号線を走り那覇へ戻りたいのですが、帰りの飛行機の時間を鑑み、ここはニライ橋・カナイ橋を登って内陸の県道86号線沿いで帰ることに。ニライ橋・カナイ橋は県道86号線のつきしろ方面から国道331号線へ下る途中にある、海に向かって大きくカーブを描く全長660m、高さ80mの橋です。
「ニライカナイ」とは「海の向こうにある理想郷」という意味だそう。通常、ガイドブックには「橋から望む海が絶景なので下りルートでのドライブがおすすめ!」と書いてあるのですが、坂好きな方はぜひ下から登るのもおすすめです。
知念岬からは一見きつそうに見えますが、ゆるやかに大きくループしており、入り口の吉富交差点から展望台までは約1.7kmほど。
 ニライ橋・カナイ橋を越え、トンネルをくぐった先にある展望台のゴールから眺める2本の橋の曲線、知念岬と太平洋の海を見れば、達成感を味わえますよ。


86号線経由で那覇市内へ

ニライカナイ橋展望台からは県道86号線経由で約18km、那覇市内へと戻っていきます。
展望台から続く一部区間には自転車・歩行者専用道があり、那覇市内に入るまでは信号も少なくストップ&ゴーが少ないのがありがたいです。
ローソンやファミリーマートを中心に県道沿いはコンビニも点在しているので、手持ちの飲み物や補給食を切らしてしまった時も助かります。天気予報に反して雨風が強まってきたので、私も途中コンビニでゼリーを補給しつつ雨宿りをさせてもらいました。

約13km地点の沖縄公文書館から、残り5kmは県道221〜29号線を経由し、16時過ぎに那覇市内へと到着。
レンタサイクルを返却後はホテルでスーツケースを受け取り、ゆいレールで空港へと向かい無事に帰路についたのでした。

レンタサイクル利用時のポイント

普段からスポーツ自転車に乗っている人は、レンタサイクル利用時も最低限自分の備品を持参するとよいでしょう。
例えば私はアイウェア、グローブ、雨風に備えてウィンドブレーカーを持参し、サイクルジャージを着用していきました。
ヘルメットの貸出があるかも事前にお店に確認し、利用を申し込んでいました。普段はビンディングシューズという人も、レンタルバイクはフラットペダルであることが多いので、自転車に乗らない日と兼用できるスポーツシューズを選ぶと旅の荷物が減らせてよいですね。
ルートによっては頻繁に自動販売機やコンビニがあるとは限らないので、飲み物や最低限の補給食は持っておくようにしましょう。私は現地のお土産屋さんで購入したドライパイナップルが重宝しました。

コース紹介


▼流Qレンタサイクル
http://cycle.sunnyday.jp/rental/

▼ガンガラーの谷
https://gangala.com/

▼中本鮮魚てんぷら店
https://nakamotosengyoten.com/

▼cafe 森のテラス
https://tabelog.com/okinawa/A4704/A470403/47006050/

▼ニライ橋・カナイ橋
https://www.kankou-nanjo.okinawa/bunka/details/171

まとめ

初めての沖縄本島の旅は、徒歩・バスツアー・自転車とそれぞれに楽しめましたが、やはり自分の脚で遠くまで行ける、自転車での旅が一番満足感と達成感がありました。
自転車で走ってみることで地形のアップダウン、海風や湿度、街中から農耕・牧畜エリアへの景色の移ろいなどを肌でリアルに感じることができます。多少の雨風も自然相手のアクティビティならでは。格闘しながらもなんとか走りきった後は、自分にまた一つ自信がもてるようになった気がするものです。

旅行期間中の全部を全部、自転車に乗ることにこだわる必要はありません。ですが、旅の一部に自転車というアクセントを加えてみてることで、思いがけない冒険が待っていることでしょう。

執筆:Ayaka

2011年に社会人になると同時に始めた自転車で「自転車×旅」の魅力にハマる。
ニュージーランドでのワイナリーロードレース、タイの寺院巡り、ドイツ古城巡り、インドネシアでの遺跡巡りなど世界各地で自転車旅を催行し、その様子を雑誌『Cycle Sports』に寄稿。
2017年には自転車ツーリズムを探究しにオーストラリアへ留学。現地の様子を『Cycle Sports.jp』にて『G’day, Australia! 〜ブリスベンからの自転車だより』として1年間連載。帰国後は英語教材編集者の傍ら、自転車イベントで通訳・MC・PR担当等を務める。
座右の銘は「好きにまみれろ、夢中で生きろ」。

 

 

【東京都】世田谷線沿線を自転車で散策 /ディスカバー東京:世田谷区編

【東京都】世田谷線沿線を自転車で散策 /ディスカバー東京:世田谷区編

東京都の南西部に位置する「世田谷区」は、23区内で人口が一番多く、面積は大田区に次いで2番の広さ。
二子玉川・三軒茶屋・下北沢などが知られていますが、区の面積の9割以上は閑静な住宅地区です。
世田谷区の下高井戸から三軒茶屋の住宅地の中を走る「東急世田谷線」。その沿線を自転車で散策してきました。

「千歳烏山駅」からスタートの「下高井戸駅」へ

京王線「千歳烏山駅」からサイクリングをスタート。

旧甲州街道から甲州街道を走り東へ4km「下高井戸駅」へ。

下高井戸駅は、世田谷区にある京王電鉄の停車駅であり、東急電鉄世田谷線の終点駅。
ここから起点駅の「三軒茶屋駅」を目指し、世田谷沿線を散策します。

東急世田谷線とは


1925年(大正14年)1月に開業した世田谷線は、三軒茶屋駅と下高井戸駅を結ぶ5kmの鉄道。路面電車のような趣ですが、道路上を走行する併用軌道はありません。
東急電鉄の鉄道各線とは別建ての運賃制度で、全区間均一の大人150円・小児80円、ICカード利用の場合は大人147円・小児73円(2022年6月現在)です。

下高井戸駅~山下駅

世田谷線沿いの道を走り始めると電車と並走できます。

500mほど走れば線路の緑が鮮やかな風景。

次の電車が来る時間を調べていると遮断機の音が聞こえてきます。
日曜の日中は1時間に6本(6分に1本の間隔で)運行されていました。
都心とは思えない風景と空気を感じながら、しばらく写真撮り。

「松原駅」を越えて「山下駅」へ向かいます。

「山下駅」は小田急「豪徳寺駅」との乗換駅です。

豪徳寺駅前には、招き猫発祥の地といわれる豪徳寺にちなんで「大きな招き猫」。
そういえば電車にも「招き猫」が描かれていました。

「豪徳寺」と「梟焙煎研究所」

豪徳寺駅から商店街を抜けて600mほどで「豪徳寺」。
厳かな趣の「山門」で写真撮り。

そして線路沿いにある「梟(ふくろう)焙煎研究所」が気になり立ち寄ることに。

お店の名前は「シュエット トレファクチュール ラボラトワール(Chouette torréfacteur laboratoire)」。
低温焙煎にこだわったコーヒーと、濃厚プリンで、カフェタイム。

古い車両が展示「宮の坂駅」

500mほど走れば「宮の坂駅」。ここには古い車両が展示されています。

江ノ電601号と呼ばれるこの車両は、1925年(大正14年)に製造され1969年(昭和44年)までは玉川線、世田谷線を走り、その後江ノ電にて1990年(平成2年)まで活躍しました。
65年間走り続けた車両は、宮の坂駅ホームの横に保存されています。

世田谷代官屋敷

宮の坂駅から700,mで上町駅。そこから350mで「世田谷代官屋敷」。

世田谷代官屋敷は、彦根藩世田谷領の代官を世襲した大場家の役宅で、大場代官屋敷とも呼ばれています。
大名領の代官屋敷としては都内唯一の存在で、1952年(昭和27年)11月、「都史跡」に指定されました。

松陰神社

世田谷代官屋敷から約1.2km、松陰神社は幕末の教育者であり思想家「吉田松陰」を祀った神社。ここ東京都世田谷区と、山口県萩市にもあります。

奥には山口県の松下村塾を模した建物もあります。

三軒茶屋駅

「若林駅」から環七を越えて「西太子堂駅」を過ぎれば、お店が増えてきます。
そして「三軒茶屋駅」へ到着。

東急世田谷線に直結している「キャロットタワー」は、1996年に完成した商業・ホール・オフィスからなる複合ビル。東急田園都市線「三軒茶屋駅」にも地下通路で接続されています。

駅前には、世田谷区の観光案内所もあります。

バレアリック飲食店

再び世田谷線沿線を走り「梟焙煎研究所」近くまで戻って、線路沿いのレストラン「バレアリック」でランチタイム。

店内は80年代の音楽がながれ、懐かしい雰囲気のリゾート感。
冷たいドリンクと美味しいパスタランチを堪能。

ランチのあとは、再び甲州街道を走り「千歳烏山駅」に到着。21kmのサイクリング終了です。

コース紹介


△オレンジ線は「世田谷線」

▼東急電鉄世田谷線
https://www.tokyu.co.jp/railway/station/sg.html

▼豪徳寺
https://gotokuji.jp

▼松陰神社
https://www.shoinjinja.org/

▼バレアリック
https://tabelog.com/tokyo/A1317/A131709/13181658/

詳細は以下でもご覧いただけます。

千歳烏山~東急世田谷線沿線めぐり21kmコース

まとめ

私自身思い出のある世田谷線。「三軒茶屋駅」や「若林駅」周辺は約30年前とはかなり町の雰囲気は変わっていましたが、昔ながらの建物も残っていて懐かしく思えました。
ずっと変わらないもの、どんどん変わっていくものが交差する町の中を走る「世田谷線」。
その周りをのんびり自転車での散策は、懐かしさと発見、そして東京都とは思えないゆっくりとした時間が流れていました。
ぜひ自転車で、懐かしい場所をのんびり「散策」してみてください。

協力:東京サンエス株式会社

東京サンエス株式会社 | オリジナル企画販売および自転車総合卸

執筆:HANADA(TABIRIN編集部)

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