9月最後の週末は天気が良いので、まだ間に合いそうな曼珠沙華(彼岸花)を見に埼玉県日高市の巾着田(きんちゃくだ)に行くことに。
目的は秋の花をバックに写真を撮ることと、あわよくば美味しいものに出会えたら!ということで、走る距離は考えずに、今回はクロスバイクをセレクトしました。
※この記事は2017年9月30日に公開されたものを2020年9月に更新したものです。
埼玉県の巾着田の曼珠沙華(彼岸花)を見に、サイクリングスタート!
クロスバイクを積み込み「巾着田曼珠沙華公園」まで車で向かう
近所のカーシェアでホンダフィットを借りてクロスバイクを積み込み出発。
途中は多少の渋滞に遭いながらも最近開通した圏央道のおかげで2時間足らずで「巾着田曼珠沙華公園」に到着。
もう見ごろは終盤のため、赤い曼珠沙華が密集している場所を探して、まずはパチリ!
この公園は秋になると曼珠沙華を見にくる観光客でとても混雑するのですが、曼珠沙華のピークを過ぎていたからか、自転車でも押しながらであれば園内を歩けたので、少し散策。
高麗川近辺で秋桜探し
その後、特に今回は目的地は定めていなかったのですが、高麗川を意識しながら東方向へサイクリング開始。
事前にちょっと調べていた「木の橋」は、軽自動車がギリギリ通れるような幅!実際に軽自動車はガタガタと音を立てて結構行き交っています。
のんびりした道路の周辺は秋桜(コスモス)が美しい~!ということで、秋桜をバックに撮影できるところを探しながらのんびりサイクリング。
どこを走っているのか分からなくなったときに突然現れた「醤油ソフトクリーム」の垂れ幕を発見!迷わず立ち寄り、「醤油ソフトクリーム」で小休止します。
ここは地元の「弓削多醤油」という会社が運営している「醤遊王国」。
2階の小さなレストランではTKG(たまごかけごはん)と生醤油のセットがあるそうなので、ランチはここに帰ってくることに決めて、再び秋桜ポイント探しへ。
ランチは日高市にある「醤遊王国」で「たまごかけごはんセット」を頂く
秋桜は至る所で咲いているのですが、その中でひときわ綺麗な場所を発見!
ファンタジー的な写真が撮れたので再び高麗川を目指し、巾着田から約10km走った先の城西大運動公園あたりでUターン。
なんだかんだでもうお昼どきなので、先ほどの「醤遊王国」へ。そして生醤油で「たまごかけごはんセット」(350円)をいただきます。
【醤遊王国】
「高麗神社」「聖天院」に寄り道しながら巾着田に戻る
帰りは往路でチラ見した「高麗神社」や「聖天院」にちょっとずつ立ち寄りながら巾着田にのんびり戻ります。
巾着田に戻ったら、高麗川の川辺にも下りてひと休み。
まだ14:00ごろでしたが、帰りの渋滞に巻き込まれたくないので、早めに帰宅します。
巾着田、高麗川周辺で秋を満喫しよう!
今回は、目的の「曼珠沙華」のほかに「秋桜」とも一緒に写真を撮れて、「醤油ソフトクリーム」と美味しい「たまごかけごはん」に出会えた、自転車旅でした。
約20kmを約4時間かけての、のんびりサイクリング(ポタリング?)。ほとんど坂も無く、自転車初心者の方も楽しめると思います。
スポーツの秋、芸術の秋、食欲の秋にぴったりですので、ぜひ足を運んでみてください。
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執筆:YASU
巾着田のイベント情報
巾着田は、日本一の曼珠沙華群生地として知られています。そこに生えている本数はなんと500万本。真っ赤な曼珠沙華が絨毯のように広がるその光景は圧巻で、これを見に来る観光客の数は毎年30万人にものぼります。
そんな巾着田では、例年9月中旬から下旬頃に「巾着田曼珠沙華まつり」が開催されます。曼珠沙華が見ごろを迎えるなか、屋台、露店が並び、地元のグルメや特産品を楽しめます。
そして、秋分の日前後には「ひだか栗フェスティバル」も同時開催されます。こちらは埼玉県日高市が県内有数の栗の産地であることにちなんで行われるもので、栗が主役のイベントとなっており、この日は巾着田周辺が一段と盛り上がります。
「巾着田曼珠沙華まつり」の期間中は非常に多くの人出があり、「巾着田曼珠沙華公園」内や周辺の道路が大変混雑しますので、時間に余裕を持ったお出かけプランを立てるとよいでしょう。
今年は新型コロナウイルス感染拡大防止のため、残念ながら巾着田の曼珠沙華は開花前に刈り取られ、「巾着田曼珠沙華まつり」も中止されることになりました。「ひだか栗フェスティバル」の開催も見込まれていません。
日高市は来年に向けて曼珠沙華をしっかり管理していくとのことですので、次の機会を楽しみに待ちましょう!
【巾着田の公式ホームページ】(曼珠沙華の開花情報も確認できます)