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記事タグ: 歴史

【長野県】初心者でも楽しめる諏訪湖畔と諏訪大社四社めぐり、上級者も満足の霧ヶ峰や八ケ岳山麓などの山岳ルート《PR》

【長野県】初心者でも楽しめる諏訪湖畔と諏訪大社四社めぐり、上級者も満足の霧ヶ峰や八ケ岳山麓などの山岳ルート《PR》

諏訪湖(すわこ)は、長野県岡谷市、諏訪市、諏訪郡下諏訪町にまたがる湖。
一周約16kmのコースは、諏訪湖一周をコンセプトに諏訪湖の魅力を発信、応援するプロジェクト通称「スワイチ」の愛称でも知られています。
諏訪地域を、「諏訪湖畔と諏訪大社四社をめぐる」初級者向けルートと、「霧ケ峰や八ヶ岳山麓など山岳高原をめぐる」上・中級者向けルートを、2日間に分けたサイクリングでご紹介します。

諏訪へのアクセス

自動車でのアクセスは、従来の中央自動車道や長野自動車道などの高速道路網に加え、令和3年8月29日 中部横断自動車道の静岡ー山梨間が全線開通して、都心からだけでなく、中京圏からもアクセスが格段によくなりました。

飛行機では、フジドリームエアラインズ(FDA)が「信州まつもと空港」と福岡、札幌、神戸との間に定期便を就航しています。FDAの全路線で、飛行機輪行時に便利な梱包用ハードケースも無料貸出しています。

▼FDA自転車サービス情報
https://www.fujidream.co.jp/checkin/support/support_bicycle.html

湖畔と諏訪大社四社めぐり(Day-1)

スタートは下諏訪駅

下諏訪駅(しもすわえき)は、JR中央本線の駅。
駅の改札近くには下諏訪観光案内所があり、旅の情報収集にも最適。ここから初日のサイクリングをスタート。

諏訪大社四社めぐり

諏訪大社は、全国に1万社以上あると言われている「諏訪神社」の総本社で、諏訪湖を中心にして4ヶ所にある神社の総称です。
「上社(かみしゃ)」と「下社(しもしゃ)」に分かれていて、上社には「前宮(まえみや)」と「本宮(ほんみや)」、下社には「春宮(はるみや)」と「秋宮(あきみや)」があります。
強力なパワースポットとして知られ、ご利益にあやかれるこの「四社参り」が人気です。

社殿の四隅に御柱(おんばしら)と呼ぶ木柱が建てられているほか、社殿の配置にも独特の形を備えています。6年に一度(7年目に一度)催される、日本三大奇祭のひとつ「御柱祭」でも知られています。

諏訪大社 下社春宮・下社秋宮

まずは、下諏訪駅から北へ約1.3km、「諏訪大社 下社春宮」へ。

御影石の大鳥居を抜けると神楽殿(かぐらでん)が見え、その先には荘厳な雰囲気が漂う幣拝殿(へいはいでん)。

下社春宮から下社秋宮へは、約1.3km。

神楽殿の大きなしめ縄が魅力的です。

ここから「下諏訪駅」へと戻り、1kmほど南下すれば、湖を横目に見ながら並木道を走ることができます。この時期諏訪湖畔では紅葉が進み、並木の葉が赤や黄に色づきを見せます。例年、10月下旬~11月中旬に見ごろを迎えるそうです。
諏訪湖は、冬期に全面結氷して”御神渡り(おみわたり)”が出現することもある湖としても有名です。

諏訪市湖畔公園(すわしこはんこうえん)

湖畔を反時計回りに走ります。歩行者・自転車専用道を交えながら走る湖畔のコースは、常に湖面だけでなく対岸も望める解放感溢れる景色を楽しめます。また右手には様々なお店や美術館などに立ち寄ることもできます。



約11km走って着いたのが「諏訪市湖畔公園」。

諏訪市湖畔公園は、昭和28年に埋め立てられた湖岸公園。石彫公園、諏訪湖間欠泉センタ-、足湯などが開設され、延長2.5kmを超える細長い形をした公園です。
南に位置する「石彫公園」に佇むSLを過ぎたら、湖畔で撮影タイム。山あいからは、北アルプスの南部に3,000m級の峰々を連ねる穂高連峰を望むことができます。

「くらすわ」でランチ

「くらすわ」は、諏訪湖畔に面した、五感で信州を満喫できる空間で、信州の健康的な食文化を発信するために、養命酒製造(株)がプロデュースした施設。
2階のレストランは、大きな窓から諏訪湖を見渡せる絶好のロケーション。ランチは、地元野菜をふんだんに使った料理などを堪能できます。
 1階のショップでは、パッケージがスタイリッシュなオリジナル商品をはじめ、信州各地の名産品、特産品が販売されています。

湖畔公園足湯

食事を終えたら、目の前の諏訪市湖畔公園北側にある足湯へ。
気軽に無料で利用できるので、サイクリング途中の「足休め」としてもおすすめです。

隣接する「諏訪湖間欠泉センター」では足拭き用タオルを購入できるので、タオル持参しなくてもOK。温泉卵も購入できます。

諏訪大社 上社前宮・上社本宮

諏訪市湖畔公園から湖畔を時計周りに戻り、茅野方面へ走ること約10kmで「諏訪大社 上社本宮」。
幣拝殿と片拝殿のみで本殿を持たない、諏訪造りという独持の様式です。

上社本宮から約1.7kmで「諏訪大社 上社前宮」の鳥居が現れます。一の鳥居をくぐり、横の坂道を少し上ると二の鳥居前まで行くことができます。


ここからのどかな道を少し歩けば本殿。

ゴールは茅野(ちの)駅

諏訪大社上社前宮から約2.6km、JR中央線茅野駅で、初日はゴール。

スワイチ16kmを含む、約33kmのコースは、アップダウンが少なく、初心者でも楽しめる観光に最適なコースです。

動画レポート

諏訪湖畔から標高約1,900mの霧ヶ峰へ(Day-2)

スタートは上諏訪駅

2日目のスタートはJR中央線上諏訪駅。長野県内では長野駅・松本駅・篠ノ井駅・塩尻駅に次いで第5位の乗車人員で、長野県内では比較的利用客が多い駅です。

立石公園(たていしこうえん)

上諏訪駅から坂を登り始め約4kmで「立石公園」。

園内からは諏訪湖や周辺の山々が一望でき、眺望のすばらしさから、信州のサンセットポイント100選、日本の夜景100選、日本夜景遺産、信州ふるさとの見える(丘)にも選ばれています。
また、この公園から見た景色が、2016年に公開されたアニメーション映画「君の名は。」の糸守町の景色に似ていると話題になりました。

写真提供:諏訪観光協会

霧ヶ峰高原 ドライブイン霧の駅

標高約900mの立石公園から約13km登れば、標高約1,670mの「霧ヶ峰高原 ドライブイン霧の駅」へ。

霧ヶ峰(きりがみね)は、長野県中部のほぼ中央部、諏訪湖の北側にあるなだらかに起伏する高原で、八ヶ岳中信高原国定公園内にあります。
ドライブインでは、暖かい「あまざけ」で一休み。

霧鐘塔(むしょうとう)

ドライブインから少し歩けば、霧深い霧ヶ峰高原のシンボル的モニュメント。

見晴らしが良い蛙原(げぇろっぱら)・強清水・忘れ路の丘にたたずむアーチ型の霧鐘塔は、濃霧の日には鐘の音色を響かせてその位置を知らせてくれ、ハイカーたちの道しるべとなり、霧のない日にはハイキングやトレッキングの目印にもなります。

車山(くるまやま)肩(かた)


霧ヶ峰公園ドライブインからビーナスラインを約8km、長野県茅野市と諏訪市の境目に位置する車山。霧ヶ峰の最高峰で標高は1,925m。
霧ヶ峰富士見台からは、八ケ岳連峰と富士山を望むことができます。


▲写真提供:諏訪観光協会公式ツイッター

白樺湖(しらかばこ)

車山から一気に坂を下ること約4kmで白樺湖へ。

白樺湖は周囲約3.8キロメートルの人造湖で、湖面標高は1,416メートル。もとは農業用水を確保するため建設された人工の温水ため池です。
この季節は白樺だけでなく紅葉の美しさも目をひきます。
円錐形の美しい山は、八ヶ岳のほぼ最北端に位置する蓼科山(たてしなやま)。日本百名山に数えられ、その姿から諏訪富士(すわふじ)とも呼ばれています。
この蓼科山(標高2,530m)から南の編笠山(標高2,524m)まで南北約25kmの距離に、およそ20の峰が連なる山々の総称が「八ケ岳」です。

茅野駅

白樺湖からは、途中昼食を取りながら坂を下り、初日と同じJR中央線茅野駅でゴール。
前日とは異なる東口前には茅野市民会館に隣接する、美しい茅野市図書館があります。

2日目は約48km、獲得標高1,200mという上級者向けですが、Eバイクなら中級者でも楽しめるコースです。

霧ヶ峰の風景は、日本とは思えない大自然の風景を楽しむことができます。

記事内情報

▼諏訪大社
http://suwataisha.or.jp/

▼フジドリームエアラインズ(FDA)
https://www.fujidream.co.jp/checkin/support/support_bicycle.html

▼下諏訪町地域開発公社(E-bike協力)
http://www.town.shimosuwa.lg.jp/www/contents/1001000000449/index.html

▼くらすわ
https://www.clasuwa.jp/

動画レポート

まとめ

諏訪エリアは、湖畔めぐりをはじめ、諏訪大社の歴史に触れることができるコースを、1日で周遊できるのは自転車ならではの楽しさです。
霧ヶ峰のコースは、まさに絶景!まるで海外のような風景を堪能できます。
また、サイクルツーリズム推進の一環として、諏訪地域各所にサイクルスタンドを設置してくれているのも嬉しいです。

湖、歴史、グルメ(お洒落なレストランやお土産)、そして絶景が揃う、長野県の諏訪エリア。
都心や名古屋からだけではく、関西からも1泊2日の自転車旅は可能です。
今回は秋のサイクリングでしたが、季節によって四季折々の風景を楽しめるので、ぜひ諏訪サイクリングを、何度も楽しんでみてください。

執筆:HANADA(TABIRIN編集部)
広告主:長野県諏訪地域振興局

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【茨城県・千葉県】初詣におすすめ、神栖市からめぐる東国三社めぐりサイクリング《PR》

【茨城県・千葉県】初詣におすすめ、神栖市からめぐる東国三社めぐりサイクリング《PR》

鹿島神宮、香取神宮、息栖神社を巡る東国三社巡りは、東京からも日帰りで行くことができます。
約50kmを1日でめぐる、年始の初詣に向けた「東国三社めぐりサイクリング」をご紹介します。

東国三社とは

遡ること江戸時代、お伊勢参りに次いで広く親しまれていたのが東国三社参り。
当時は利根川の舟運を利用していたそうです。

御朱印を三社でいただくと最後の神社で記念品もいただけるということで、御朱印を集めながら巡っていきます。

鹿島セントラルホテル

スタートは、神栖市の「鹿島セントラルホテル」。
「最寄り駅は東京駅」と言われるように、東京駅八重洲南口から約90分で1日57往復(2021年12月10日時点)もバスが運行されていて、東京からのアクセスが良いのが魅力。
しかも、鹿島セントラルホテルではつくば霞ヶ浦りんりんロード利活用協議会の広域レンタサイクルを利用することができるので、手ぶらで来て自転車を利用することができます。(事前予約が必要です。)
レンタサイクル利用の場合は、ホテルのフロントで受付です。

今回は自分の自転車でサイクリングします。

息栖(いきす)神社

セントラルホテルから約2.4kmで、最初の目的地「息栖神社」に到着。

静かに見守ってくれているような雰囲気が漂う神社で、どこか懐かしい親しみを抱く場所です。

こちらが息栖神社の御朱印です。


息栖神社オリジナルの御朱印帳は品切れで手に入れられませんでしたが2022年の元旦までには入荷するとのことです。
表には桜が満開のころの社殿がデザインされていて、とても素敵。

これは、それぞれの神社の社紋シールを貼ることで完成する「東国三社守」。

木でできた三角柱のお守り本体は、息栖神社、鹿島神宮、香取神宮それぞれで購入できます。これは大願成就のお守りなので、年始に新たな目標を立てて願いを込めてもいいかもしれません。

二の鳥居から参道を約140m走れば「一の鳥居」があります。

一の鳥居は利根川の支流「常陸(ひたち)利根川」沿いにあり、船溜まりとなっていて、両側には、日本三霊水のひとつとされている「忍潮井(おしおい)」と呼ばれる井戸があります。
実は、息栖神社のご神体は、なんと井戸なんです。

それぞれに小さな鳥居が建っていて、足元は水に覆われていますがその中に「男瓶(おがめ)」「女瓶(めがめ)」が設置されています。

パワーを授かったところで、次の目的地である香取神宮を目指します。

サイクリングロードと東関東自動車道

常陸利根川沿いは「リバーサイドサイクリングロード」として整備されています。

息栖大橋を渡ったら、しばらく利根川を左手に進んでいきます。少し風がありましたが走りやすい道路です。

そしてたどりついたのが東関東道の下を自転車で走ることができる「利根川橋」。

風除けにもなり安心して走行できますが、時折、高速道路を走る車の音に少しびっくりしました。
橋を渡ったら利根川を右手に見ながらサイクリングロードを走っていきます。

津宮(つのみや)鳥居河岸(香取神宮浜鳥居)

香取神宮の浜鳥居が利根川に面して立つ津宮鳥居河岸。かつて香取神宮への参道口だったといわれています。

浜鳥居越しに土手を見ればこんな写真を撮ることができます。

香取神宮浜鳥居から、香取神宮への参道を進んでいくと、太鼓橋が見えてきます。

側に立っている看板によると、かつてこの場所は湧き水で身を清め草履などを履き替えて神宮へ向かったそうです。
桜の木もあり、春には情緒溢れる景色が広がると思います。

太鼓橋からすぐのところに「神道山(しんどうやま)古墳群」があります。

案内板によると、前方後円墳1基、円墳が6基残っていて、市指定の史跡になっているそうです。
少しだけ秋の風景が残っていました。

野の花庵

香取神宮すぐ近くの「野の花庵」で少し早いランチタイム。

日本家屋の佇まいも趣がある会津十割そばが食べられるお店です。(金・土・日曜日のみの営業です。)

こちらが「野の花そば」。

私は12月から2月まで食べられる「鴨南蛮」を注文。

のど越しの良いお蕎麦と柔らかい鴨肉でお腹を満たし、身体もぽかぽかになりました。

香取神宮

鳥居をくぐり、表参道を進んでいきます。

紅葉の黄色や橙色、赤色のグラデーションが目を楽しませてくれました。

階段の下から見上げると朱色の鮮やかな総門があります。

立派な楼門の先には、年越大祓の茅の輪があります。半年間の穢れを払ってから参拝。


拝殿の奥にある本殿と楼門は元禄13年に造営され、現在は国の重要文化財に指定されています。

「香取神宮」は荘厳な雰囲気に包まれていて、参拝を終えた後は身の引き締まる思いで「鹿島神宮」へ向かいます。
外浪逆浦(そとなさかうら)は神栖市と潮来市の間、常陸利根川と北浦がぶつかるところにあります。

潮来市側からみると神栖市の海沿いにある鹿島臨海工業地帯までみえました。

水郷潮来バスターミナル

潮来佐原線(県道101号)を北上すればすぐ「水郷潮来バスターミナル」。

「水郷潮来バスターミナル」は潮来インターチェンジからすぐのところにあり、「鹿島セントラルホテル」のひとつ手前の停留所。
2021年10月にオープンしたばかりの売店は、お土産はもちろん、お手洗いや自動販売機もあります。

「水郷潮来バスターミナル」から約1km北上すれば「道の駅いたこ」。サイクリングの立ち寄りスポットにもおすすめです。

鹿島神宮

潮来市と鹿嶋市を結ぶ神宮橋を渡っていると、鹿島神宮の「西の一の鳥居」が目に飛び込んできます。遠くからでもよくわかる存在感。
 鹿島神宮大鳥居の脇にある駐車場の奥にサイクルラックが設置されています。
日本三大楼門のひとつである立派な楼門は、重要文化財に指定されています。
大木に囲まれた広大な境内は、神秘的で格式の高さが伺えました。

東国三社巡りでは巡拝の記念品をいただけるということで、鹿島神宮で記念ステッカーをいただきました。

もなcafe

ゴールの「鹿島セントラルホテル」への帰り道、最中を主としたカフェ「もなcafe」へ立ち寄り。

注文したのは、人気ナンバー1という「ハニーコムバターあんこ」。

写真提供:もなcafe

ハチミツで作ったあめが練りこまれているバターは餡子との相性が良く、甘さの中にほんのり塩気も感じられてとても美味しいです。最中は注文してから餡を挟むのでサクっとした食感。
ドリンクは店主のこだわりを感じられる「最中のためのコーヒー」。
テイクアウトもできるので、外で食べてもいいかもしれませんね。

なさか夕日の郷公園

この日は行くことができませんでしたが、「なさか夕日の郷公園」は外浪逆浦の側にある絶景スポット。木造のデッキからは沈む夕日をみることができます。

写真提供:神栖市 政策企画課

天然温泉 美人の湯ゆの華

約50kmのサイクリングをしたあとは、日帰り温泉「天然温泉 美人の湯ゆの華」へ。
美肌成分がたっぷりだそうで、温泉は紅茶色をしています。ジャグジー風呂は、毎月10日が豆乳風呂らしく、お肌もしっとりしました。

写真提供:天然温泉 美人の湯ゆの華

サイクリング後の温泉は非常に気持ちよかったです。

ピーマンソフトクリーム

温泉の後は、ピーマンソフトクリーム。神栖市名産のピーマンを使ったソフトクリーム。
食べてみると最初はピーマンの風味を感じられますが、ソフトクリームの甘味のバランスが絶妙です。他では味わえないスイーツだと思うので、ぜひ味わってみてください。

コース紹介

▼鹿島セントラルホテル
https://www.ekch.jp

▼高速バス 鹿島~東京線
https://www.ekch.jp/accessmap/bus_timetable/

▼息栖神社
https://ikisujinja.com/

▼香取神宮
https://katori-jingu.or.jp/

▼鹿島神宮
http://kashimajingu.jp/

まとめ

約50kmのコースは、アップダウンもほとんどなく初心者の方でも十分に楽しみながら走れるコースです。
河川敷は堤防がサイクリングロードになっていて安全に走れますし、東関東道の下を走ったり、かつては参道だったところで歴史を感じることができます。
東国三社とそれぞれの一の鳥居をめぐることで、雰囲気の違いも味わえます。

東国三社は、どこからスタートしても良いということすが、個人的には今回のコースがお気に入りです。
ぜひ、新らしい年の始まりに東国三社で「開運サイクリング」を楽しんでみてください。

執筆:水越恭子

茨城県出身。地元ラジオ局でリポーターをしていた頃にロードバイクを購入。公私ともに自転車を楽しんでいる。現在はフリーランス。SNSで茨城サイクリングの魅力を発信。自転車のさまざまな楽しみ方を研究中!現在は、行方市自転車活用推進会議委員を務め、行方エリアテレビ「なめテレ」に出演し自転車で市内をめぐりレポートし放送している。

広告主:神栖市 政策企画課

【鳥取県】日本海沿いを走る「うみなみロード」の東側50kmを1日サイクリング《PR》

【鳥取県】日本海沿いを走る「うみなみロード」の東側50kmを1日サイクリング《PR》

鳥取県の日本海に沿って整備された138kmのサイクリングロード「鳥取うみなみロード」。

一日で一気に走り抜けることもできますが、美しい風景やグルメを楽しみながら、何日かかけてめぐるのもおすすめ。
まずは、「鳥取うみなみロード」を東から西へ向かう約50kmのコースを、1日で走って見つけた魅力をご紹介します。

スタートはJR「東浜駅」

スタートは、鳥取県の一番東に位置するJR山陰本線「東浜駅(ひがしはまえき)」。
無人駅なのに、とても洗練された佇まい。
実は2017年6月から運転を開始した「TWILIGHT EXPRESS 瑞風」が立ち寄る駅なんです。
それに合わせて、ステンレス鏡面仕上げの天井や待合室の全面透明ガラス窓など、周りの風景に溶け込むように改修されました。
郵便ポストも「TWILIGHT EXPRESS瑞風」カラーです。


駅をスタートすればすぐ、「TWILIGHT EXPRESS 瑞風」の乗客に食事提供もしているレストラン「AL MARE」(アル・マーレ)があります。

西脇海岸


東浜駅から西へ走ること約800m、小さな島々と緑の松が連続する風光明媚な「西脇海岸」が現れます。
西脇展望駐車場から西方向に見える、白い砂浜と緑の松のコントラストが美しい風景は、“寝覚めの佳境(ねざめのかきょう)”とも称されています。

浦富海岸(うらどめかいがん)


西脇海岸から約3kmで遠浅の砂浜が広がる「浦富海水浴場」。

海岸端の小島には「向島恵比寿神社」の鳥居が見えます。


ここから約2km坂を登れば、浦富海岸の風景が広がります。

 約15kmにわたるリアス式海岸は、国の名勝、天然記念物に指定され、「日本百景」「日本の白砂青松百選」「日本の渚百選」「平成にっぽん観光地百選」などに選ばれています。

ここから一気に坂を下り、小さな漁村を抜けて、約4km先の「大谷海岸」へ。

COCCARACAFE(コッカラカフェ)


大谷海岸に面した「COCCARACAFE」でランチタイム。
ここは2020年6月にオープンし、サイクリストフレンドリーな「サイクルカフェ」です。
県内にはいくつも「サイクルカフェ」に登録されたお店があります。

鳥取県では安心・快適なサイクリングを楽しんでもらうため、地元飲食店、宿泊施設等の協力のもとサイクリストを支援する「ダイジョウブシステム」の取組を進めています。
https://www.pref.tottori.lg.jp/247048.htm

大谷海岸を見ながらゆっくりランチを楽しんでもらえるように、11:00~と12:40~(各1時間30分)の完全予約制(※取材時の情報)になっています。
時間が穏やかに流れるお店で、美味しい食事と美しい風景を楽しめます。

お店の前に広がる景色。

食事の後は、大谷海岸沿いに国道178号線へと戻り、県道328号~319号を走って鳥取砂丘を目指します。

鳥取砂丘

大谷海岸から鳥取砂丘へ向かう「砂丘道路」の途中から、自転車専用道を走ることができます。


約8kmの走行で「鳥取砂丘」に到着。
「鳥取砂丘」は、日本海海岸に広がる広大な海岸砂丘で、山陰海岸国立公園の特別保護地区に指定されています。

南北2.4km, 東西16kmに広がる観光可能な砂丘としては日本最大で、一般に立ち入れない場所も含めると、猿ヶ森砂丘(青森県下北郡)に次ぐ規模を誇ります。

鳥取砂丘を「ファットバイク」で走るツアー、アクティビティもあるので、時間に余裕があれば、雄大な景色の中を駆け抜けてみてください。

鳥取の台所「鳥取港海鮮市場 かろいち」

「鳥取砂丘」から少し走れば、自転車専用レーンや因幡自転車道が続きます。


千代川を渡れば一般道になります。比較的路側帯が広く走りやすい道を走れば、イカ釣り船が並ぶ「鳥取港」。

かつては「賀露港(かろこう)」として知られるこの港の西側防波堤の方に、小さな「鳥ケ島(とりがしま)」が見えます。どこか「モンサンミッシェル」のような佇まい。

ちなみに、鳥取県にはもうひとつ同じ名前の、湖山池の中にある周囲100mにも満たない小さな「鳥ケ島」があります。

鳥取港から1km、「山陰は、カニだけじゃない!日本海のとれたて海の幸を買うなら鳥取の台所『かろいち』」と言われる鳥取港海鮮市場へ。

いまが旬の「松葉ガニ」もたくさん並んでいるので、一番高価なものを探してみました。

鮮度が自慢の海鮮市場「かろいち」のほか、隣接する施設では地元の新鮮野菜やお肉、お土産まで手に入ります。

鳥取砂丘コナン空港

「かろいち」から約2kmで「鳥取砂丘コナン空港」。

空港の知名度向上をめざして、鳥取県の観光地「鳥取砂丘」と、鳥取県出身の漫画家・青山剛昌氏の漫画作品「名探偵コナン」にちなみ、『鳥取砂丘コナン空港』の愛称が使用されています。


空港内は、まさに「名探偵コナン」のテーマパーク。作品を知っている人なら楽しめるシーンが、いくつも再現されています。

作品を知らない人でも楽しめる「トリックアート」などもあります。

お土産も充実。

展望デッキでは、日本海と離発着する飛行機を、間近に見ることもできます。

そして、空港にはレンタサイクルも完備されています。

白兎(はくと)海岸 / 白兎神社

空港から5km走れば、国道沿いの道の駅「神話の里 白うさぎ」。

道の駅の前は、神話「因幡の白うさぎ」の舞台となった白い砂浜が弓なりに連なった美しい「白兎海岸」。


西側に見える淤岐之島(おきのしま)は、神話「因幡の白うさぎ」の舞台でもあります。
季節によってはこの島に沈む夕日が見ることができる美しい海岸です。

道の駅に隣接する鳥居をくぐれば「白兎神社」。

日本最古の書物「古事記」に記される日本神話「因幡の白うさぎ」の白兎神を主神とする由緒明らかな神社です。
アルコールスプレーも白うさぎ。

道の駅「神話の里 白うさぎ」で一休み。名誉駅長の「命(みこと)」くんがお出迎え。


鳥取で有名な「すなば珈琲」でコーヒーブレイク。

白兎海岸は、神話のストーリーにちなんだ恋愛のパワースポットとされ、2010年「恋人の聖地」に認定されています。ポストもピンクでラブラブ感。

白兎海岸から国道9号線を5km走れば、龍見台(たつみだい)から、180°拡がる日本海のパノラマを見ることができます。

龍見台すぐの「カフェウエーブ」も「サイクルカフェ」です。

海に吸い込まれそうな坂を下り、県道32号へと左折して、本日の宿へ。

鹿野温泉 国民宿舎 山紫苑

一日のサイクリングの終わりは「鹿野温泉 国民宿舎 山紫苑(さんしえん)」。

2021年から鳥取県が開始した「サイクリストに優しい宿」の第1号認定施設で、ロビーから部屋まで、自転車を押していくことができます。

▽鳥取県サイクリストに優しい宿
https://www.pref.tottori.lg.jp/297462.htm


お部屋からは広大な日本庭園を楽しむことができます。

通称「おんな水」と言われる弱アルカリ性温泉の庭園露天風呂、地元の食材を活かした多彩なお料理などを楽しめる宿です。

コース紹介

▼鳥取うみなみロード
https://www.pref.tottori.lg.jp/282838.htm

▼COCCARACAFE
https://www.coccaracafe.com/

▼鳥取砂丘
https://www.sakyu-vc.com/jp/

▼かろいち
https://karoichi.jp/

▼鳥取砂丘コナン空港
https://www.ttj-ap-bld.co.jp/

▼道の駅 神話の里 白うさぎ
http://sirousagi.com/

▼鹿野温泉 国民宿舎 山紫苑
https://www.sanshien.jp/

今回の記事で紹介したコースの詳細は以下でもご覧いただけます。

鳥取うみなみロード

鳥取までのアクセス

▽鉄道(大阪駅から鳥取駅)
智頭急行「特急スーパーはくと」で約2時間20分

▽自動車
大阪から阪神高速、中国自動車道、鳥取自動車道(無料)を乗り継いで約2時間半

▽飛行機
羽田空港から鳥取砂丘コナン空港へ、ANA便で約1時間15分

まとめ

「鳥取うみなみロード」の第一弾として、東側50kmのサイクリング。
日本海沿いを走るコースは、美しい自然や港町があり、どんどん表情を変えてくれます。
少しアップダウンはありますが、長い峠は無く、鳥取砂丘から先はサイクリングロードが続くので、初心者から中級者でも楽しめるコースです。

そしてコース途中に鉄道駅だけでなく空港があるのでアクセスは抜群。
関西圏からはクルマか輪行が便利ですが、関東圏からは飛行機がおススメ!
レンタサイクルがあるので、空港からレンタサイクルで海の幸を堪能しながら、鳥取砂丘や白兎海岸をめぐることも可能です。

季節が変われば真っ青な日本海にも会えるそうです。ぜひアクセスが良い鳥取を、いろいろな季節に楽しんでみてください。

広告主:鳥取県観光交流局
取材・執筆:HANADA(TABIRIN編集部)

【アルゼンチン】日本初レポート!?インカ帝国時代の遺跡、シンカル遺跡を散策〜ベレン 観光 1〜

【アルゼンチン】日本初レポート!?インカ帝国時代の遺跡、シンカル遺跡を散策〜ベレン 観光 1〜

500年以上前に栄え、スペイン軍の侵略によって絶滅したインカ帝国の幻の遺跡を紹介!

映画アポカリプトを彷彿とさせる太陽の祭壇は大迫力でした!(※映画アポカリプトはマヤ文明)

最近まで整備されず、観光地化もされていなかった知る人ぞ知る遺跡なだけに、この記事が日本語で書かれたこの遺跡の最初のレポート?!です!!

シンカル遺跡での一枚。遺跡以外にも、今回やっと紹介できる料理の写真も撮れました!

▲カタマルカ州ベレンの町

カファヤテの町から3日間かけて約270km走りきり、カタマルカ州<ベレンの町>に到着しました。

ベレンの町周辺には、インカ帝国時代の遺跡や渓谷、リャマや羊の毛を使ったポンチョの生産が盛んであったりと、たくさん見所があります。

シンカル遺跡へ出発

べレンの隣町(ロンドレス)に<シンカル>というインカ帝国時代の遺跡があります。

▲ベレンの町からロンドレスの町を過ぎ、20km程の距離にあります。
▲田舎道を進みます。工事が行われているので、数年後には前面アスファルトになっていることでしょう。

シンカル遺跡

▲シンカル遺跡に到着

到着すると、11時のガイドツアーが出発していたので、急いで追いかけます。必ずガイドツアーに参加する必要があるので、時間をチェックしてから行くのがいいと思います。

入場料は、300ペソ (約340円)です。

*価格 2021年10月時点。

遺跡内を歩き、高台を上り、

▲ガイドのグループに追いつきました。遺跡のガイドさんが説明をしてくれます。

シンカル遺跡は、コロンブスがアメリカ大陸を発見するよりも前の1470年から1536年にかけて、インカ帝国の南部地域の行政、宗教、政治の中心地として機能していました。

マチュピチュのあるインカ時代の首都クスコ(ペルー)とはカパック・ニャン(インカの道)で結ばれていました。

首都から送られてくるニュースや指令は、遠く離れたこの地でも、忠実に実行されていたそうです。

遺跡では、インカの特徴的な建築様式や、当時のクスコとよく似た都市設計を見ることができます。

そして、1997年に国定歴史建造物に指定されました。

また、このガイドさんはシンカル地区の出身で、祖先がインカの原住民だそうです。

以前はシンカル地区の出身ということが嫌だったそうですが、(原住民差別、嫌がらせがあったのだと思います。。)この地区の歴史的価値を再認識し、今では誇りを持ってガイドの仕事をしているそうです。

▲山とジャングルに囲まれた遺跡です。中央奥に高台が見えます。
▲丘を降りると反対側に、当時のまま保存された階段を見ることができます。こちらは、女性専用の階段だったそうです。

以前、この遺跡は重要視されておらず2013年に再評価されるまでは、整備されずに放置されていました。

アウカイパタ

▲現在も遺跡内では調査と復元、修復工事が行われています。
▲石で作られた塀
▲アウカイパタ:城壁内の広場。中は広々としています。

遺跡は山脈の麓の谷間にあり、城壁内の大広場であるアウカイパタが際立っています。4つの小さな山に囲まれていて、頂上まで階段を作っていました。東西南北それぞれの山が重要な役割をになっていました。

北と南のものは、防衛のための望楼や見張り台として使われていました。

東と西の山はそれぞれ、神聖の場として儀式に使われていました。

東は太陽神:インティ、西は月神:ママキヤのためのものでした。

エスカレーラス・アル・シエロ

▲空への階段という意味
▲上ることはできませんでしたが、反対側に登れるように階段を建設中でした。数年後には、登れるようになるでしょう。
▲遺跡内にリャマを発見。後ろ姿も可愛らしいですね。

Kallanka:カランカ

▲カランカ:大きな小屋として使われていたか、行政を行うための建物だったと推測されています。
▲カランカ内部

インカの人々にとって、星は農業経済にとって重要な価値を持ち、神としての最高の価値を持っていました。

シンカルの遺跡からは、春分の日の日の出を直接指す月の山の石造物などの発見がありました。

その一方で、4つの山を結ぶ2本の垂直線を引くと、ちょうどその交点に宇宙のエネルギーとパワーの中心である「ウシュヌ」があることも発見されました。

そこで彼らは儀式用の台を作り、パチャママ(母なる大地)に食べ物や飲み物、生け贄を捧げて様々な儀式を行いました。

ウシュヌ

▲ウシュヌ:東西南北の山を直線で結んだ中心に作られています。
▲ウシュヌ入り口

コルカ

▲コルカ:食料を保存する倉庫。
▲重要視されていなかったため、発見当時はこのような状態だったそうです。

石臼

▲トウモロコシや木の実、その他食物を挽くのに使われていた臼がいくつか見られます。大きな岩に穴が空いています。
▲奥には川が流れているそうで、ここがキッチンだったのですね。

▲先程のリャマと再会できました。
▲Capacnan は、先住民族の言葉ケチュア語で「メインロード」の意味。インカ帝国の首都ペルーのクスコまでの道(インカの道)を意味します。

シンカル博物館

遺跡内には、小さな博物館もありました。

▲出土されたものが保管されています。
▲遺跡の模型
▲このような人が住んでいたのですね。模型がとてもリアルでびっくりです。
▲原住民の方々の服装を、イラストで分かりやすく説明してくれています。
▲チョコレート色のリャマを発見。最近毛を刈られたようですね。
▲”シンカル:インカの足跡”と書いてあります。

500年前のインカの歴史を感じることができました。

数年後には工事も完了して、たくさんの人々が訪れることでしょう。

アサド・アルヘンティーナ(Asado Argentina)

シンカル遺跡からベレンの町へ帰った後に、アレハンドラ(以降、アレと呼びます。)の両親に昼ごはんを招待されました。

アルゼンチンでは、日曜日にカルネアサド(牛肉のBBQ)を食べる習慣があることを何度か話していましたが、やっと実物を紹介できますね。

自転車旅は、体力勝負なので、食事はとても大切です。一人旅では、大掛かりな料理も難しいので、食事に招待してもらえることはとてもありがたいことです。

▲アレハンドラのお父さんがアサドの準備をしてくれていました。
▲牛肉、野菜、チョリソー、など。いただきます!
▲サラダやじゃがいもをパンと一緒に。昨日までの走行中、ろくなものを食べていなかっただけに、とてつもなく美味しかったです。たまに肉を食べると、体にパワーが補充される感覚があります。
▲カファヤテから来る時に通った、ボデガ:エチャートのカファヤテ産赤ワインと一緒に。
▲デザートは、今が旬のイチゴにクリームが乗ったもの。こちらも大変美味でした。
▲アレハンドラと愛犬のナラ。ナラの表情がいいですね。
▲シンカル遺跡でもでた、インティ:太陽神
▲この太陽神はかわいいですね

寿司作り

夜はアレハンドラが寿司の作り方を教えて欲しいと言うことで、一緒に寿司を作ることになりました。

現地の家族に泊めてもらうと、たまにこういったイベントが発生します。

ホテルに泊まるだけでは、体験できない交流ができるので、僕は現地の家庭にお邪魔するのが好きです。

▲エビと鶏肉とツナの3種類を作ります。下準備は僕がして、アレハンドラと一緒に巻いていきます。
▲寿司を巻くアレハンドラ。
▲上手にできました。
▲いただきます!

まとめ

今回はインカの足跡、シンカル遺跡に行って、インカ時代の人々の生活を知ることができました。

当時の建物や石臼など、500年前の歴史を肌で感じました。

そして遂に実物を載せることが出来たアルゼンチンの国民食、カルネアサド。

夜は日本人の心、寿司をアレハンドラとマルティンと一緒に作ることが出来て、最高の休養日となりました。

次回は大統領も買いにくるベレンの伝統工芸、リャマの毛皮を使ったポンチョづくりを見学しにいきます!

お楽しみに!

走行マップ

 

▼Hiro インタビュー記事

【インタビュー】自転車旅人「津田幸洋」さんのプロフィールに迫る!
2014年5月に日本を出発して以来7年世界中を旅している「津田幸洋(つだ ゆきひろ)」さんに、TABIRINでは、リアルタイムの自転車旅の情報や、訪れたまちの自転車情報や都市情報また、エッセイなどの記事を執筆いただくことになりました。今回は、第1弾として、津田さんの「これまで」の自転車旅と「これから」の自転車旅の予定についてご紹介します。 ソルトレイクシティー(アメリカ合衆国)プロフィール名前津田 幸洋よみがなつだ ゆきひろ何年生まれ昭和60年出身地福岡県福岡市プロフィール父親は、漁師で漁師町で、幼少期を過...

*旅をサポート頂ける企業、または個人の方を募集中です。特にアウトドア・自転車・カメラメーカー等の企業の方、ご興味あれば、ご連絡ください。

Hiro(津田幸洋 ツダユキヒロ)
自転車旅人。2014 年に日本を立ち、自転車で旅を続けています。オーストラリア、ニュージーランドを経て、アメリカ大陸横断中、COVID-19による、世界パンデミックにより足止めとなり、2021年7月現在は、アルゼンチンに滞在しています。人との出会い、美しい自然、野生動物を探す旅を近日再開を予定しており、旅とともに、訪れた場所の都市情報、見どころ、自転車に関する情報、エッセイ等をTABIRINにて発信していきますので、よろしくお願いいたします。インスタグラム  https://www.instagram.com/yukihirotsuda/
津田幸洋

 

 

【大阪府】初心者向け冬ライドのヒントも!岸和田城〜関西空港ベイエリアライド

【大阪府】初心者向け冬ライドのヒントも!岸和田城〜関西空港ベイエリアライド

せっかく晴れた週末も、冬は寒さに躊躇して何かと家にこもりがち。
ですが、防寒や時間配分のコツを掴めば、冬ライドも十分楽しむことができます。
今回は冬ならではの澄んだ空気と、太陽の温もりを感じながら走った大阪南部の岸和田市〜泉南市の約20kmのショートライドの様子をお届けします。
後半には特に初心者にお届けしたい、冬ライドのヒントも併せてお伝えします。

関西空港から一番近い城:岸和田城

大阪には大阪城、尼崎城、岸和田城と3つの城があります。その中でも岸和田城は「関西空港から車で20分 気軽に立ち寄れる日本の文化遺産」を謳うアクセスの良さが魅力の一つです。

この日のライドは岸和田城の最寄り駅 南海線 岸和田駅からスタートです。

岸和田駅から岸和田城までは商店街を通り抜けて約1km。
現天守閣は1954年(昭和29年)に建造された3層3階のものですが、元は戦国時代の1585年(天正13年)、羽柴秀吉が紀州の根来寺を討った後に、おじの小出秀政を城主とし、その秀政が築いたもので5層ありました。
「参勤交代の時代には、大阪城城主が江戸に出向いている間、尼崎城と岸和田城の城主が交代で大阪城を守っていたんですよ」と、自身もサイクリストだというボランティアガイドの男性が教えてくれました。

天守閣内は博物館になっていて、日本史の教科書や歴史番組でよく見る明智光秀の肖像を描いた掛け軸のレプリカも。(現物は岸和田城近くの本徳寺が所蔵。)岸和田の歴史を感じることができます。

岸和田城で特徴的なのはなんと言っても天守閣の目の前の枯山水です。
国指定名勝の岸和田城庭園は通称「八陣の庭」と呼ばれています。庭園設計の第一人者と言われる重盛三玲氏により1953年(昭和28年)に設計・作庭されたもので、室町以前の城郭平面図をもとにしつつ、諸葛孔明の八陣法をモチーフに大将を中心に、天・地・風・雲・龍・虎・鳥・蛇の各陣を配しています。
地上からは一見分かりづらいですが、天守閣の最上階から眺めるとそのアシンメトリーなデザインに近代芸術のような美を感じます。

岸和田の伝統、だんじり祭にふれる

岸和田と言えば有名なのが毎年9月〜10月にかけて行われるだんじり祭です。
江戸時代中期から始まり300年以上の歴史と伝統を持つ行事。町ごとに所有する1台4トンとも言われる巨大な「だんじり」をさまざまな世代の男性陣が猛スピードで曳きながら、曲がり角で直角に方向転換させる「やりまわし」は迫力満点です。

岸和田城すぐ側に位置する岸和田だんじり会館では、実際のだんじりに、車体に飾られる木彫りの作品の展示を始め、3Dシアターや巨大ビジョンでだんじり祭りの様子を疑似体験することができます。天守閣と併せて訪問すれば、岸和田の歴史により深くふれることができますよ。

二色の浜公園経由で関西空港ベイエリアへ

岸和田から南下して、約10km先の関西空港ベイエリアを目指します。
岸和田城のボランティアガイドの方に、泉佐野市のりんくう公園に向かうと話すと、内陸部の県道204号線は車通りが多いので湾岸沿いの国道4号線を辿り二色の浜公園を通り抜けていくのがよいとアドバイスをもらいました。

国道4号線に出てみてその理由を納得。
車道と区切られた自転車・歩行者専用道路がきちんと整備されており、信号も車道よりずっと少なくスムーズです。二色の浜公園内で車が高架の有料道路になっている区間は、高架の下に専用道路が整備されています。やはり地元の道は地元の方に聞くのが一番だと改めて実感しました。

公園を抜けたら車道と同じ国道4号線に合流し、泉佐野市へと入ります。

関西空港連絡橋を望むりんくう公園

関西空港へと続く連絡橋(国道481号線 有料道路)は自転車で渡ることはできないのですが、その全貌は連絡橋のたもとに位置するりんくう公園から望むことができます。

飛行機を模したモニュメントと共に連絡橋とそれに続く空港ターミナルを望むと、ここが関西の空の玄関口であることを実感します。広々とした公園内にはベンチやお手洗いも複数あるので、ライドの休憩スポットにも最適です。

早くまた飛行機に乗って世界中を走りに行きたいですね・・・!

まるでアメリカ西海岸 泉南りんくう公園 SENNAN LONG PARK

りんくう公園のシーサイドウォーク〜マーブルビーチを抜けたら、国道63号線を南下し橋を渡り泉南市エリアへ。
約5km先の泉南りんくう公園 SENNAN LONG PARKが目的地です。

SENNAN LONG PARKは複合レジャー・宿泊施設で、独立型ヴィラを備えたグランピングエリア、岡田浦港とタイアップしたマルシェエリア、アスレチックやサッカーグラウンドを備えたアクティビティエリア、そしてBBQ場やテラス席のある飲食店が並ぶコミュニティエリアの4つのエリアから成ります。 この日は海風がとても冷たかったので洋食レストランL.growにて、スープカレーで冷えた身体を温めました。
晴れて暖かい日にはテラス席でいただくのも気持ちよさそうです。 また、大阪府内では唯一、オーシャンビューが楽しめる店舗というスターバックスでコーヒーブレイクも良いですね。SENNAN LONG PARKから約1.3kmの最寄駅、南海線 樽井駅から輪行で帰路につきました。

〜初心者向け冬ライドのヒント3つ〜

今回は約20kmのソロ・ショートライドでしたが、最低気温4度・最高気温9度、加えて海風の中を走るのはなかなかハードでした。

そこで特に初心者に向けた冬ライドのヒントを3つ、お伝えします。

○その1 : 3つの首を冷やさない

冬場に特に悩ませるのが冷え性。日常時と同じくライドの時でも首、手首、足首の「3つの首」を冷えから守ることは大切です。
首にはネックウォーマー(裏起毛がおすすめ)、手首にはグローブ(指切りはNG!)、足首には靴下(くるぶしたけでなく長いものを)を使いましょう。
お腹が冷えがちな人は貼るカイロを使うのも効果的です。

他にもヒートテックのインナー、タートルネックのセーター、アウターなどを活用し、汗冷えしないよう体温調節をしやすくすることも大切です。

○その2:飲み物や食べ物で内側から温まる

こぎ続けていればある程度温まるものの、風にさらされたりして冷えると身体が固まってくるもの。そんな時は無理せずコンビニやカフェで休憩を取りましょう。
温かい飲み物や食べ物を選んで、暖を取りながら、休み休み走るのが無理なく楽しむコツです。補給食代わりにドライジンジャーを持っておくのもよいですね。

そして、当たり前ですが冬場ももちろんサイクリングボトルは必須です。寒いからといって水分を取るのを控えるのはNGです。

○その3:日没時間に気をつける

寒さはもちろんですが、冬場のライドで特に気をつけたいのが日没時間です。
日中晴れた日でも15時を回ると西陽の中にも少しずつ夕方の寒さを感じ始めますよね。例えば、大阪の8月の日没時間は19時頃ですが、12月になると17時前になります。

慣れている方なら良いですが、暗い中車道を一人自転車で走るのは不安を覚える方も多いでしょう。輪行で帰る場合でも「帰りの電車に乗る時間」ではなく、「自宅最寄駅から家まで帰る時間」を日没前に設定しておく方が安心です。
気持ち早め早めで、行動しておくと良いですよ。もちろん、日没前に帰るつもりでも前後のライトは必ず自転車に付けて出かけるようにしましょう。

コースと施設情報

▼岸和田城 特設サイト
https://www.city.kishiwada.osaka.jp/kishiwadajyo/

▼きしわだside
https://www.city.kishiwada.osaka.jp/site/kishiwada-side/danjiri-kaikan.html

まとめ

実は冬ライドで一番大変なのは実は出かけるまでなのではないでしょうか。バイクを点検して、ウェアを着込んで、あぁ、この寒さの中出かけるのか・・・とつい億劫になりがちですが、出さえしてしまえばこっちのもの。
目的地を目指してこいでいるうちに体が温まり、冬ならではのキリッとした空気に心地よさを感じてくるから不思議です。

日照時間が短い冬は、距離にこだわらずに、観光スポットや美味しいお店を適度に織り混ぜながら走るようにすると、満足度もUPするようになりますよ。そして何より、帰宅後に湯船に浸かるのは至福の一時です。

執筆:Ayaka

2011年に社会人になると同時に始めた自転車で「自転車×旅」の魅力にハマる。
ニュージーランドでのワイナリーロードレース、タイの寺院巡り、ドイツ古城巡り、インドネシアでの遺跡巡りなど世界各地で自転車旅を催行し、その様子を雑誌『Cycle Sports』に寄稿。
2017年には自転車ツーリズムを探究しにオーストラリアへ留学。現地の様子を『Cycle Sports.jp』にて『G’day, Australia! 〜ブリスベンからの自転車だより』として1年間連載。帰国後は英語教材編集者の傍ら、自転車イベントで通訳・MC・PR担当等を務める。
座右の銘は「好きにまみれろ、夢中で生きろ」。

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江東区は東京都の東部に位置し、隅田川と荒川に挟まれ南は東京湾に面しています。
首都圏に住んでいる人でも、実は知らないスポットが多い「東京23区」。東京を拠点に、長年にわたり自転車関連商品の企画や卸売などを行う東京サンエス株式会社の坂井社長と共に「東京23区の魅力発見」をテーマにしたサイクリング第二弾。
小春日和の1月に「江東区」を散策してきました。

スタートは亀戸駅北口

「亀戸駅」はJR東日本と東武鉄道の駅。北口のアトレ前からスタートします。

スポーツ振興の神を祀った「亀戸香取神社」

亀戸駅から北へ700m、鳥居越しに東京スカイツリー望むことができる「亀戸香取神社」。

スポーツ振興の神を祀った神社として知られ、有名アスリートたちも必勝祈願に訪れているという神社です。鳥居の中にサイクルラックがあるのは嬉しいですね。

競泳の池江璃花子選手(江戸川区出身)が、かつて練習拠点としていたのが亀戸で、五輪前には必勝祈願に訪れていたそうです。

恵比寿神、大国神には、お水掛けをして「自分の痛いところ」を清めます。

「亀戸大根の碑」もあります。

亀戸大根は、根が短い大根で、先がクサビ状にとがっているのが特長。1860年代から明治時代までこの地で広く栽培されていました。

参道を押し歩きで抜けていきます。

菅原道真公を奉祀する「亀戸天神社」

「亀戸香取神社」から500mほどで「亀戸天神社」

菅原道真公を奉祀する亀戸天神社は、「亀戸の天神さま」「亀戸天満宮」と呼ばれ親しまれています。

「梅まつり」はもうすぐ。

4月の「藤まつり」シーズンの藤棚は、逆さ富士ならぬ”逆さ藤“がきっと綺麗でしょう。

元祖くず餅「船橋屋」

亀戸天神社のすぐ近くにある「船橋屋」


元祖くず餅「船橋屋」は1805年に亀戸天神参道に創業した発酵和菓子「くず餅・あんみつ」の老舗。お店の前には大きな藤棚。ここも4月には美しい景色になるそうです。
くず餅は持ち帰り購入。

旧中川

船橋屋から東へ走ること1.5km、旧中川にかかる江東新橋。

ここからは河川敷へ降りて川沿いを南下。


雪解け後の未舗装路はゆっくり走ります。

たくさんカヌーやドラゴンボートを見かけます。
亀小橋の下に「亀小橋艇庫」があり、「亀戸カヌー万歩俱楽部」の方々がいました。

旧中川は全長6.68 km、荒川水系の一級河川で、気軽にカヌーやサップができる水辺としては、都心から最も近い場所の一つで、「亀戸カヌー万歩俱楽部」はここを拠点に活動しているそうです。

大島・小松川公園に着いたら「東大島駅」方面へ。

都営地下鉄新宿線「東大島駅」西側にある金のポストは「ゴールドポストプロジェクト」のひとつ。

東京2020大会において、金メダルを獲得した日本代表選手等にゆかりある地域の郵便ポストを金色に塗り替え、選手等の栄光を称えるとともに、選手等を輩出した地域を盛り上げるプロジェクト。
ここは江東区出身、スケートボード男子:堀米雄斗選手の記念ポストです。

門前仲町で深川めし


東大島駅から西へ走り、森下駅を南下、清澄白河を超えて門前仲町へ。
ここでランチタイム。

「門前茶屋」で深川・あさり蒸篭(せいろ)めし。

深川で親しまれてきた「あさりめし」。蒸籠で蒸しあげた「深川あさり蒸籠めし」は、あさりがぎっしり。

木場公園・東京都現代美術館(MOT)

門前仲町から東へ走り平久川沿いを北上し木場公園へ。

公園内を北上すれば「MOT:東京都現代美術館」。

東京都現代美術館は、日本の戦後美術から現代美術の流れを展望できる、現代美術専門の美術館です。

MOTは「MUSEUM OF CONTEMPORARY ART TOKYO」の略。

亀戸梅屋敷


MOTから北東へ4km弱、亀戸駅に帰ってくれば、駅の北側が「歩行者天国」になっていました。自転車通行OKなので「自転車も天国」。

最後に、短い区間、のんびり贅沢な気分で走って「亀戸梅屋敷」へ。

江戸時代に浮世絵師・歌川広重が描いたこともある亀戸に実在した梅屋敷。
「亀戸梅屋敷」はその建物をモチーフにした、観光案内所や物産店、歴史の魅力をたっぷり味わえる複合商業施設です。

コース紹介

▼ゴールドポストプロジェクト
http://www.kantei.go.jp/jp/singi/tokyo2020_suishin_honbu/gold_post_project/index.html

▼亀戸香取神社
https://www.kameido-katori.com/

▼亀戸梅屋敷
https://kameido-umeyashiki.com/

詳細は以下でもご覧いただけます。

江東区北部散策18kmコース

まとめ

暖かく穏やかな冬晴れ。江東区の北部約20kmのサイクリングは「スポーツ振興の神」から始まり、カヌーやドラゴンボート、スポーツ広場など、アクティブ感満載と感じていたら、まさに江東区は「スポーツと人情が熱いまち」でした。
自転車で風を感じ、お腹が空いたら美味しいものを食べて。車は通れない河川敷を走り、徒歩では周れないところまで散策。サイクリングの魅力を存分に楽しめた「江東区」。
次は、どこの知らない東京へ行こうかと、楽しみが膨らむ週末でした。
ぜひ自転車で、知らない町を散策してみてください。

協力:東京サンエス株式会社

東京サンエス株式会社 | オリジナル企画販売および自転車総合卸

執筆:HANADA(TABIRIN編集部)

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東京都台東区の南西部に位置するJR御徒町駅近くに本社を構える「東京サンエス株式会社」。
南西には千代田区、北西には文京区が近くにあるここから、週末の朝の都心サイクリング。
澄み渡る冬の青空のもと、週末ならではの都心の景色などをご紹介します。

スタートは台東区「東京サンエス本社」

台東区に本社を構える「東京サンエス株式会社」は、1927年(昭和2年)創業。自転車総合卸とオリジナル商品の企画販売を行う会社です。
下町情緒が残る本社から、まずは千代田区方面へサイクリングスタート。

神田川にかかる「昌平橋」


東京サンエス本社から南西へ1.5km、神田川にかかる千代田区の「昌平橋(しょうへいばし)」。
昌平橋から、お茶の水駅方向を見ると「JR中央線」「JR総武線」「東京メトロ丸の内線」の3つの路線が交差しているのが見えます。

ちょうど中央線と総武線の電車が交差。

丸の内・東京駅


昌平橋から南へ1kmほど走れば大手町、そして丸の内。

大手銀行の本店や大企業の本社ビルが建ち並ぶ、日本屈指のオフィス街も、日曜の朝は人も車もほとんどいなくて、とても静かで美しい景観です。

皇居外苑(皇居前広場)

東京駅を西へ曲がればすぐ皇居前広場。地下鉄二重橋前近くのここは皇居外苑の代表的な広場。

広大な広場は、都心とは思えない開放的な雰囲気。

日本武道館


皇居前広場から反時計回りに2kmほど走って皇居外苑北の丸広場にある「日本武道館」へ。

1964年東京オリンピックの柔道競技会場として建設された武道館。
私にとっては「武道」より1966年ビートルズのコンサートが実現した「音楽の聖地」としてのイメージです。

「田安門」を抜けて早稲田通りへと向かいます。

牛天神北野神社

飯田橋駅前から水道橋方向へ走り、神田川を北に渡れば、文京区。目の前には「東京ドームシティ」。

小石川後楽園横を抜けて、春日通りの坂をのぼって「牛天神北野神社」へ。

境内にある牛の形をした岩「ねがい牛」を撫でると願いが叶うといわれています。

梅まつりの時期で「あまざけ」を頂けました。

根津神社

「牛天神北野神社」から東京大学横を通って「根津神社」へ。

根津神社は、日本武尊が1900年近く前に創祀したと伝えられ、東京十社の一社に数えられています。

境内には沢山の鳥居が連なる「乙女稲荷神社」もあります。

文京区と台東区「へび道」

根津神社から不忍通りを渡れば「よみせ通り」へと繋がる通称「へび道」。

その名の通りクネクネと曲がっているこの道は、昔ながらの町家が軒を並べ下町の風情たっぷり。左(西側)は文京区千駄木、右(西側)が台東区谷中です。

VANER(ヴァーネル)

谷中銀座商店街を抜けてJR日暮里駅方面へ。谷中霊園沿いに南下して「VANER」へ。

ベーカリーショップ「VANER」は、2018年8月、台東区の「上野桜木あたり」という昭和初期の古民家を改装した建物の一画にオープンしました。
ノルウェーで収穫された風味豊かな小麦を、サワードウ発酵させて焼き上げたベーカリーが人気。

シナモンロールとカルダモンロールをテイクアウト購入。

上野恩賜公園

年齢制限なく誰でも入館することができる児童書を専門に扱った「国際こども図書館」。

そして「上野恩賜公園」を走れば「パンダポスト」を発見。

最後に、東京サンエスがお世話になっている「五條天神社」へお参りして、御徒町の本社へ戻りサイクリング終了。

コース紹介

▼牛天神北野神社
http://ushitenjin.jp/

▼VANER
https://vanertokyo.stores.jp/

詳細は以下でもご覧いただけます。

台東区~文京区周遊20kmコース

まとめ

約20kmを、週末朝約4時間のサイクリング。
日本経済の中心を実感する千代田区大手町・丸の内の静かな朝、都心とは思えない皇居前広場の広い空を感じ、東京の古き良き風情を感じる「谷根千」。
谷中は台東区で、根津・千駄木は文京区、であることも改めて知ることができました。
初めて走る道はもちろんのこと、曜日や時間帯が違うだけで今まで見たこともない景色に出会えるのはとても新鮮。
これからどんどん暖かくなる季節。もっと「どこか近くの知らない景色」を、自転車で探しに行ってみようと思う週末でした。

協力:東京サンエス株式会社

東京サンエス株式会社 | オリジナル企画販売および自転車総合卸

執筆:HANADA(TABIRIN編集部)

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【神奈川県】古くて新しい小田原の魅力を発見!クロスバイクで城下町サイクリング

【神奈川県】古くて新しい小田原の魅力を発見!クロスバイクで城下町サイクリング

日本各地に城下町は数ありますが、神奈川県の城下町といえば小田原です。
新幹線駅・箱根の入り口として定番ですが、近年、城下町の面影を残しながらも再開発が進み、旅番組やドラマのロケ地としても数多く登場し、街も市民や観光客で大変活気づいています。
そんな小田原の城下町をRITEWAYのクロスバイクでゆったり探検してみます。

小田原駅からいざ出陣!北条氏ゆかりの小田原城へ

スタートは小田原駅から。小田原駅には東海道線・御殿場線・小田急線・大雄山線・箱根登山鉄道・東海道新幹線と実に6路線が乗り入れており、常に東西から人が行き交っています。
東京駅からは新幹線こだまで約33分、新宿駅から特急ロマンスカーで約75分で1本でアクセスできるので輪行も楽々。また、自転車を持参しなくてもレンタサイクル「ぐるりん小田原」を小田原駅東口駐車場でレンタルすることも可能です。

東海道線の改札口頭上にかかる名物の巨大な小田原ちょうちんは駅のシンボル。
ちょうちんの向かいにある観光案内所で情報収集をしたら、いざ、東口から小田原城を目指しましょう。

小田原城天守閣へは、徒歩なら南側の学橋から石段で登るのがメジャーですが、自転車と一緒なら北入口を使うのがおすすめ。坂道を自転車を押しながら天守閣に到達することができます。

小田原城は北条氏ゆかりの城。15世紀末に伊勢宗瑞(後の北条早雲)が小田原に進出した後、5代約100年にわたり関東での勢力を拡大しました。
その中で小田原城は、関東支配の中心拠点として整備・拡張されていきました。1590年(天正18年)、石垣山一夜城で有名な秀吉の小田原攻めにより北条氏は滅亡しましたが、天守閣は廃城・再建・復興を繰り返しながら今に至っています。
2016年4月には「平成の大改修」を終え、館内展示も大幅リニューアル。映像や多様な資料を交えながら、北条氏や小田原の歴史にふれることができます。また、城址公園内やお堀では、桜、藤、紫陽花、菖蒲、梅など四季折々の花々が訪れた人の目を楽しませてくれます。

元祖二宮金次郎像はここに:報徳二宮神社

小田原城と併せて訪れたいのが、お城の敷地内にある報徳二宮神社です。
鳥居をくぐると目を引くのは二宮金次郎像です。みなさんの学校にも子供の頃、金次郎像があったのではないでしょうか。

ここ、二宮神社の御祭神は二宮金次郎こと二宮尊徳。
二宮尊徳の生まれが相模国栢山村(現在の小田原市栢山)の農家であることに由来しています。二宮尊徳は生涯にわたり大名旗本などの財政再建と領民救済、北関東から東北にかける各藩の農村の総合的復興事業を行い、素晴らしい成果をあげました。
1894年(明治17年)、二宮尊徳の教えを慕う6カ国(伊豆、三河、遠江、駿河、甲斐、相模)の報徳社の総意により建立されたのが報徳二宮神社というわけです。 

授与所では二宮尊徳をモチーフにしたおみくじやお守りをいただける他、境内内の「きんじろうカフェ」でイタリアンコーヒーで一息つくこともできます。

時間に余裕があれば、報徳二宮神社と道路を挟んで向かいにある、清閑亭もぜひ立ち寄ってほしいスポットです。
入口こそ急斜面ですが、坂の上にはサイクルラックも設置されています。

清閑亭は、明治時代に活躍した黒田長成(ながしげ)侯爵の別邸として1906年(明治39年)に建てられた数寄屋造りの2階建ての邸宅です(見学無料)。
母屋の1階からは相模湾と真鶴半島を望みながら喫茶を楽しんだり、季節ごとに展示・販売されている地元ゆかりのアーティストによる絵画や陶芸作品も楽しめるスポットになっています。

※清閑亭は、2022年3月31日をもって一般公開を終了し、同年4月1日より休館、後に料亭としてリニューアルオープンが予定されています。

箱根口ガレージで名物アジフライに舌鼓

史跡めぐりでお腹が空いたら、箱根駅伝でもおなじみの国道1号線に出ましょう。
すると、「ここにもまたお城が!?」と思う立派な建物が目に飛び込んできます。

実はこれ、お城ではなく「ういろう」の本店です。
名古屋名物として知られる「ういろう」ですが、発祥の地は小田原です。薬の製造・販売を行っていた外郎(ういろう)家が、接待用のお菓子が評判を得たことから「ういろう」として知られることになりました。

その「ういろう」から道路を1号線を挟んで約1分のところにあるのが「箱根口ガレージ 報徳二宮広場」です。
先の二宮神社と同じ報徳会館が営む花屋・パティスリー・レストランが入る施設で、広場のミニ金次郎像と、ブルーの車体に黄色の差し色が入ったポップな路面電車が目印です。この路面電車は、かつてこの地を走っていたモハ202号と呼ばれる車両で内部見学も可能。モハ202号目当ての鉄道ファンも多く訪れているようです。

注文したのは「地魚MIXフライプレート」。
小田原名物の揚げたてのアジフライに、その日の水揚げによって変わる地魚を両方楽しめる一皿です。フレッシュレモンと特製ソースでいただきました。

御幸の浜海岸で相模湾を体感

小田原城の天守閣や清閑亭から望む相模湾もよいですが、せっかくなのでランチ後は海まで自転車散歩してみましょう。
箱根口ガレージ 報徳二宮広場から南へ500mほど足を向ければ御幸の浜海水浴場に出ます。一部入口は階段になっていますが、海へと出ればドラマのロケ地でも使われたことのある、相模湾の絶景を望むことができますよ。

ちなみに「御幸の浜」という名前は、1873(明治6年)の夏、明治天皇・皇后陛下が箱根に避暑にいらした際、この浜に立ち寄り地元漁師たちの地引網をご覧になったことに由来しているそうです。

のんびりと海を眺めるのも、防波堤に打ち付ける波をねらい迫力の一枚を狙うのもよいですが、近隣のポンデケージョ専門店「grit(グリット)」でカラフルなポンデケージョを買って、海辺でつまむのもまたおすすめです。

また、このエリアには茶室も併設する「旧松本剛吉別邸」や、北原白秋や坂口安吾など小田原ゆかりの文学者の資料を展示する「小田原文学館」などの文化スポットも点在しています。
温暖な気候ゆえに、明治期以降、多くの政財界人や文学者が居住・静養した当時の小田原の名残を感じることができるでしょう。


城町CAFEで城下町スイーツを

御幸の浜で海を満喫したら、再び街中へと戻っていきましょう。

海から国道1号線に出る1本手前の旧東海道小田原宿には、老舗かまぼこ店が並ぶ「かまぼこ通り」があります。サイクルラックを置いた店舗もあるので、自転車を置いて店先で炙りたてのじねんじょ棒を食べるのも旅気分を上げてくれます。

かまぼこ通りの入り口にある、しだれ柳が目印の「小田原宿なりわい交流館」には無料の休憩スペースがある他、雛人形など季節に応じた展示も楽しめます。

国道1号線を渡った先、小田原城のお堀〜学橋を通る「お堀端通り」にある「城町CAFE」は城下町散策の道中で立ち寄るのに最適なカフェ。
小田原の食材を使ったランチはもちろん、わらびもち、あんみつなどの和風スイーツもあり、幅広い年齢層の方でにぎわっています。

この日は「城町『枡』ティラミス抹茶マスカルポーネと抹茶アイス」をいただきました。
枡に入ったティラミスの表面に、小田原の市の花であり、市章でもある梅の花があしらわれており、見た目も美味しさも満足な一品でした。

城町CAFEからお堀端通り〜お城通り沿いを300mほど進めば小田原駅へと戻ります。2020年12月にオープンした駅前の複合施設「ミナカ小田原」や、駅前通り商店街でお土産を買うのも忘れずに。
小田原名物の梅干しや小田原漁港で水揚げされた地魚の干物にかまぼこ、先の「ういろう」の支店である「ういろう駅前調剤薬局」など、老舗から新進気鋭のお店まで新旧豊富に揃っています。

泊りがけでもっとゆっくり小田原を味わおう

日帰りライドでももちろん十分楽しめますが、見どころ・味わいどころの多い小田原の城下町を堪能するには、ぜひ1泊2日で訪れるのがおすすめです。脚に自信のある方は前後に箱根ヒルクライムと組み合わせてみるのもよいですね。

サイクリスト歓迎のリノベ古民家旅館:RYOKAN PLUM

小田原で泊まるなら、小田原駅東口から650mほどにあるサイクリスト歓迎の古民家旅館「RYOKAN PLUM」がおすすめです。


RYOKAN PLUMは1922年(大正11年)に地元のガス会社創業家族の民家として建てられた古民家をリノベーションし、2020年にオープンしました。
地元のアーティストやデザイナーが手掛けた和モダンなテイストの内装やインテリアはおしゃれで落ち着いた雰囲気で、外国人観光客にも人気の宿です。1階の洋室は最大8名まで宿泊可能、バラしてパッキングすれば自転車の室内持ち込みもOKとのことなので、安心して愛車と共に旅の夜を過ごすことができます。

元バイクメッセンジャーが営むパブ:Three Pints

お酒を楽しめるのもまた、泊りがけでの自転車旅ならでは。RYOKAN PLUMの1階部分に併設するパブ「Three Pints」は元バイクメッセンジャーの若きマスターが営むお店です。


日本・世界各地の地ビールを飲み比べ、本当に美味しいと思ったものをオーナー自ら丁寧に注いでくれます。オリジナルクラフトビール「Three Pints Bitter」も人気の一杯。
観光客はもちろん、地元住民の常連も多く、国籍問わず多様な人が訪れビールを通じた交流の場になっています。マスターとの自転車談義はもちろん、他のお客さんと旅ならではの一期一会を楽しむのに最適な空間です。

また、駅周辺には湯河原の天然温泉を使った「小田原お堀端 万葉の湯」もあり、サイクリングの後の体をほぐすのにもぴったりです。

先に紹介した「ミナカ小田原」では、小田原特産の練り物を使った小田原おでんや、湘南の地鶏を使った親子丼なども楽しめ、夕食のグルメにも事欠きません。

日帰りでも、泊まりでも、何度訪れても楽しめる小田原です。

コース紹介

▼レンタサイクル ぐるりん小田原https://www.city.odawara.kanagawa.jp/kanko/machimeguri/gururin.html

▼小田原市観光協会
https://www.odawara-kankou.com/

▼小田原城
https://odawaracastle.com/

▼箱根口ガレージ 報徳広場
https://www.hotoku.co.jp/hakone-guchi-garage/

▼Ryokan Plum
http://ryokanplum.jp/

▼Three Pints
https://www.facebook.com/pages/category/Bar/Three-Pints-105896484107807/

まとめ

古さと新しさが共存する街、小田原。小田原城を中心に城下町の風情を残しながら、街並みに馴染む形での公共施設の建て替えや複合施設が近年続々とオープンし、市街・県外からの移住先としても人気になり、街は日々進化しています。本記事で紹介したのは小田原の数ある見どころのごく一部。
ぜひあなたの足でまわって、古くて新しい小田原の魅力を見つけてみてくださいね。

執筆:Ayaka

2011年に社会人になると同時に始めた自転車で「自転車×旅」の魅力にハマる。
ニュージーランドでのワイナリーロードレース、タイの寺院巡り、ドイツ古城巡り、インドネシアでの遺跡巡りなど世界各地で自転車旅を催行し、その様子を雑誌『Cycle Sports』に寄稿。
2017年には自転車ツーリズムを探究しにオーストラリアへ留学。現地の様子を『Cycle Sports.jp』にて『G’day, Australia! 〜ブリスベンからの自転車だより』として1年間連載。帰国後は英語教材編集者の傍ら、自転車イベントで通訳・MC・PR担当等を務める。
座右の銘は「好きにまみれろ、夢中で生きろ」。

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群馬県 赤城山の南西に位置する「渋川市」。伊香保温泉でも知られる渋川市の町なかを、レンタサイクル(電動アシスト自転車)を使って、いちご狩りや、歴史を感じる古き良き宿場町をめぐる約15kmのサイクリングをご紹介します。

JR上越線「渋川駅」


サイクリングのスタートはJR上越線渋川駅。
渋川駅は、三国街道の宿場町として栄えた渋川市の中心駅で、利根川支流の平沢川南岸に位置しています。
伊香保温泉の最寄り駅であり、榛名山観光の拠点ともなっていることから「伊香保温泉・榛名湖口」の副駅名もあります。

渋川市レンタサイクル「あじサイクル」


渋川駅前プラザでレンタサイクルを利用。「手ぶら観光」をPRしています。

自転車を借りるには身分証明書が必要です。必要事項を記入すれば、番号が書かれた鍵とバッテリーを受け取り駐輪場へ。

車種はクロスバイクとシティサイクルで、いずれも電動アシスト自転車。
「あじサイクル」は、渋川市で有名な紫陽花をイメージしてネーミングされています。

大畠武雄いちご園

渋川駅から利根川沿いに北上し3.6kmで「大畠武雄いちご園」。

30分食べ放題1,200円で、「とちおとめ」「やよいひめ」「章姫(あきひめ)」「紅ほっぺ(べにほっぺ)」「もういっこ」 を食べ比べできます。

練乳は無料サービス。

いちごは食べて美味しいだけでなく、写真を撮るのも楽しいですね。

源空寺 / 玄棟院

大畠武雄いちご園から利根川を半時計回りにぐるっと渡り約4km、源空寺(げんくうじ)へ。

1590年(天正18年)創建の源空寺は白井宿の北側に位置していて、一段高い所に境内を構えています。

源空時から、かつての交通の分岐点「松原の道しるべ」を経て500mほどで玄棟院(げんとういん)。

厳かな雰囲気の玄棟院。境内はよく整備されていて庭園は見ごたえがあります。

白井城址と白井宿

玄棟院から400mほどで、白井城址。

1430年(永享2年)築城の白井城(しろいじょう)。「しらいじょう」と言われることもありますが、地元の読み方は「しろいじょう」です。

天守閣は現存せず、本丸、二ノ丸・三ノ丸などの跡が残っています。
城址には約40本のしだれ桜があり、桜の季節は美しい風景になるそうです。
白井城址のすぐ東側、南北約950mの古き良き町なみが残る「白井宿」。

白井宿は景観整備がされていて、8つの「つるべ井戸」や、「常夜灯」が残されています。

通りには電柱が無く、大正ロマンあふれる街路灯が並び、川沿いには約100本もの八重桜が植えられています。

道の駅 こもち

白井宿の北端に位置する「道の駅 こもち」。

白井宿ふるさと物産館でランチタイム。店内も良いですが暖かい日は屋外での食事もおススメ。

名物「かつ丼」は、モチモチの上州豚を使ったおすすめの逸品です。

へそ地蔵、渋川商工会議所

道の駅からは、再び白井宿を南下し「へそ地蔵」へ。

渋川市は、日本の最北端、北海道宗谷岬と最南端の鹿児島県佐多岬を円で結んだ中心に位置しているため、「日本のまんなか」と言われています。

1984年、渋川商工会議所を中心に「へそ祭り実行委員会」が組織され、渋川市が「日本のまんなか・へそのまち」であるという「へそのまち宣言」を行いました。
そしてここ、寄居町自治会館の前には、へそ地蔵とへそ石が設置されています。
マンホールにも日本のまんなかを示すデザインが施されています。

へそ地蔵から600mほどで、渋川商工会議所。

旧渋川公民館の建築様式は、鉄筋コンクリート造の様式建築の要素を多く取り入れたアール・デコの建築です。太平洋戦争の空襲による機銃掃射被弾痕が残っていて、歴史的にも貴重な遺構として、2011年、渋川市重要文化財として指定されました。

渋川商工会議所からは渋川駅前通りを走り約1kmで渋川駅。
約15kmのサイクリング終了です。

コース紹介

▼渋川あじサイクル
https://tabi-rin.com/archives/bicycle_info/29787

▼渋川駅前プラザ
https://www.city.shibukawa.lg.jp/sangyou/sangyou/syougyou/sibukawaekimaepuraza.html

▼大畠武雄いちご園
https://www.jalan.net/kankou/spt_guide000000192241/

▼道の駅 こもち
https://www.michi-no-eki.jp/stations/views/19087

まとめ

東京駅から、JR上野東京ライン・両毛線・上越線を乗り継げば約2時間半で行ける「渋川」。レンタサイクルを使ったサイクリングは日帰りで「手ぶら」でも楽しめる手軽さです。
いちご狩りは1月から6月ごろまで楽しめますし、4月は白井宿の八重桜も美しい風景になるそうです。
夏には青々とした木々、秋には紅葉と、季節によっても様々な表情を楽しめます。
晩秋から冬の季節には、「伊香保温泉」に泊まって温泉を楽しむこともできるので、季節によって様々な「渋川サイクリング」を楽しんでください。


ガイドのご協力いただいた、小渕春男様(渋川サイクリング協会 会長)、塩川信夫様(渋川サイクリング協会)、松島伸安様(観光地域づくり法人赤城自然塾、サイクルツーリズムプロデューサー)、松島奈央様(Discover Link Associates ゼネラルマネジャー)
ありがとうございました。

広告主:特定非営利活動法人赤城自然塾(観光庁登録観光地域づくり法人)
取材・執筆:HANADA(TABIRIN編集部)

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春の訪れとともに暖かさが増し、自転車で走りやすい季節がやってきました。
少し早いですが沖縄で夏気分を先取り!ということで半袖ジャージで沖縄本島 南城エリアを中心に約45km走ってきました。
旅のプランからレンタサイクルを借りる際のポイントも盛り込んでいますよ。では早速、行ってみましょう!

自転車は持参かレンタルか?旅のプランを組み立てよう

過去に石垣島・宮古島は自転車旅で走ったことがあるものの、沖縄本島へは初めての旅。
2泊3日で島の全体像を見たい!でも天気予報の雲行きは怪しい…ということで、下記のようなプランを組んでみました。

1日目
9時:伊丹空港発
11時:那覇空港着
PM :モノレール「ゆいレール」と徒歩で国際通り・首里城周辺を散策

2日目
全日バスツアーで中部の万座毛ビーチ、アメリカンビレッジ〜北部の海洋博公園(美ら海水族館)など主要な観光名所を周遊

3日目
レンタルロードバイクで南東エリアをライド
18時:那覇空港発
20時:伊丹空港着


一人旅だったのでレンタカーは借りずに公共交通機関とバスツアーを利用し交通費を抑えました。
宿は、食事やお土産の買い出しにも便利な、ゆいレールの牧志駅そば・国際通り沿いのホテルに連泊。1~2日目は雨予報だったのでmy自転車は持参せず、3日目に走れることを期待し、現地のレンタサイクル店にロードバイクの予約をしていきました。
島一周、南部一周など、自転車で走る日数が複数のプランなら、愛車を飛行機輪行で持参するのもよいですね。

那覇市内でロードバイクをレンタル

1〜2日目はあいにくの雨に見舞われましたが、旅の最終日はなんとか曇り空。ライドを催行することに決めました。今回利用したのは牧志駅から徒歩3分にある、「流Qレンタサイクル」。沖縄本島でバイクメッセンジャーも担う「サイクルワークス」が営むお店です。


レンタサイクルのタイプはミニベロ、クロスバイク、ロードバイクと3種類から選ぶことができ、中長期滞在者向けに1週間、1ヶ月単位でのレンタルも。
追加料金でホテルなど指定先への配達・回収もしてくれます。
観光客はもちろん、プロ野球選手や大学野球部の方々もキャンプ期間中にここでレンタルして島内の散策に利用することも多いのだとか。

お店発着で南東部を中心に約45km、アップダウンも多めのコースを計画したのでロードバイクを選びましたが、那覇市内散策だけならミニベロやクロスバイクでもよいですね。

神秘の森で太古の人類史を体感:ガンガラーの谷

流Qレンタサイクルを9時30分に出発し、約12km先、最初の目的地である南城市にある「ガンガラーの谷」を目指します。

流Qレンタサイクル代表 下村修平さんから頂いた地図とアドバイスに従い、沖縄大学を経由し507号線沿いに南城市を目指します。
507号線沿いにはガンガラーの谷と、併設する沖縄ワールドの標識が多数出ているので迷うことなく進めます。


ガンガラーの谷は鍾乳洞が崩れてできた谷間で、2008年に観光地として公開されるようになりました。
要事前予約のガイドツアーのみで見学できるスポットで、洞窟から始まる原生林や鍾乳洞を約1km、専門ガイドの説明を聞きながらゆっくりと80分かけて散策します。

ツアー開始場所であり、ツアー前にだけ利用できる「ケイブカフェ」はぜひ利用してほしいスポットです。
洞窟の地下水でドリップしたコーヒーは、すっきりとした味わいで、このためにここまでのアップダウンを巻いて走った甲斐があったと、すでに満足感を得られました。



ガイドツアーはケイブカフェをスタートし、亜熱帯の森や複数の洞窟、ツリーテラスを回ります。
自分で歩いているだけでは絶対に見逃してしまうであろう、濃い緑の森の中に擬態した生き物の数々を、ガイドの方が教えてくれます。

上の写真の中にナナフシがいるのがわかるでしょうか?
濃い緑の森は、歩くだけでパワーをもらえる気がします。
暗い鍾乳洞内はガスランタンを片手に進みます。

巨大なマングローブの木はアンコールワット遺跡群で見たそれを彷彿とさせます。

ガンガラーの谷は、日本人の祖先とも言われる「港川人」が発見された場所からほど近く、旧石器時代の生活場所として最適であることから、2007年から調査対象となり、今現在も発掘調査が続いています。
港川人や発掘調査の様子についても、ガイドの方がパネルを使い丁寧に説明してくれるので、歴史の勉強にもなります。

奥武島の島てんぷらで浜辺ランチ

ガンガラーの谷のツアーを終えたらちょうど正午に。
ここからは奥武街道沿いに約4km南下し、南城市の離島 奥武島(おうじま)へと向かいます。
島へは奥武橋がかかっているので徒歩・自転車でも渡れます。
奥武橋を渡ってすぐのところにあるのが「中本鮮魚てんぷら店」です。
「島の天ぷらは美味しいですよ!」と下村さんからもおすすめされていたので期待が高まります。

観光客や地元の方が入り交じる列に並び、沖縄ならではの「アーサー」(あおさ)や紅芋のてんぷらをテイクアウトで注文し、そのまま自転車と共に目の前の浜辺へ。
海と釣り人を眺めながら、浜風に吹かれながらのんびりといただきます。
アーサーはもちもちとした不思議な食感。紅芋天ぷらはさつま芋とは違った素朴な甘みがありました。
衣はどれも厚めでほんのり甘みがあり、本州で食べるサクサクっとした天ぷらとはまた印象が違い、旅の思い出の味となりました。

ローカルな新原ビーチから森カフェへ

腹ごしらえをしたら再び奥武橋を渡り本島へと戻り、海沿いの道を走っていきます。
道沿いには建物の塀に鮮やかに咲き乱れるブーゲンビリアの木が。本州では植物園の温室でしか見られないような植物が自生しているのも亜熱帯の沖縄ならでは。

約2.3kmほど走るとぱっと視界が開け、マリンブルーの新原(みいばる)ビーチの入り江が見えました。

750mほど先には百名ビーチも隣接。前日のバスツアーで立ち寄った万座毛の、ホテル付きリゾートビーチとはまた一味異なり、こじんまりとしながらもローカルな落ち着いた雰囲気が漂っています。

ここからはやや坂道を登りながら301号線へと出て、内陸を走ること約5.5km。目的地は高台にある「cafe 森のテラス」です。

「cafe 森のテラス」は知念団地の中に広がる3,500坪の森を備えたガーデン&ギャラリーカフェです。敷地内の矢印に従い森の庭を抜け、階段を下るとテラスを備えた建物が出てきました。

春休みの旅行でしょうか、店内では大学生と思われる女子旅のグループが複数、おしゃべりに花を咲かせていました。
さすがにここまで自転車で来ているのは私一人だけでしたが、テラス席でゆったりと、目の前に広がる森と海を眺めながら黒蜜ロールケーキとコーヒーをいただきました。

知念岬〜ニライ・カナイ橋をアップ&ダウン

cafe 森のテラスから約1.8km、これまで登った分を一気に下って知念岬公園へ。海にせりだしたような岬にたたずむ公園からは、ダイナミックな太平洋、周辺の久高島やコマカ島を望むことができます。
近くのパワースポット斎場御嶽(せーふぁーうたき)に立ち寄ってもよいでしょう。時間があれば、このまま海沿いの国道331号線を走り那覇へ戻りたいのですが、帰りの飛行機の時間を鑑み、ここはニライ橋・カナイ橋を登って内陸の県道86号線沿いで帰ることに。ニライ橋・カナイ橋は県道86号線のつきしろ方面から国道331号線へ下る途中にある、海に向かって大きくカーブを描く全長660m、高さ80mの橋です。
「ニライカナイ」とは「海の向こうにある理想郷」という意味だそう。通常、ガイドブックには「橋から望む海が絶景なので下りルートでのドライブがおすすめ!」と書いてあるのですが、坂好きな方はぜひ下から登るのもおすすめです。
知念岬からは一見きつそうに見えますが、ゆるやかに大きくループしており、入り口の吉富交差点から展望台までは約1.7kmほど。
 ニライ橋・カナイ橋を越え、トンネルをくぐった先にある展望台のゴールから眺める2本の橋の曲線、知念岬と太平洋の海を見れば、達成感を味わえますよ。


86号線経由で那覇市内へ

ニライカナイ橋展望台からは県道86号線経由で約18km、那覇市内へと戻っていきます。
展望台から続く一部区間には自転車・歩行者専用道があり、那覇市内に入るまでは信号も少なくストップ&ゴーが少ないのがありがたいです。
ローソンやファミリーマートを中心に県道沿いはコンビニも点在しているので、手持ちの飲み物や補給食を切らしてしまった時も助かります。天気予報に反して雨風が強まってきたので、私も途中コンビニでゼリーを補給しつつ雨宿りをさせてもらいました。

約13km地点の沖縄公文書館から、残り5kmは県道221〜29号線を経由し、16時過ぎに那覇市内へと到着。
レンタサイクルを返却後はホテルでスーツケースを受け取り、ゆいレールで空港へと向かい無事に帰路についたのでした。

レンタサイクル利用時のポイント

普段からスポーツ自転車に乗っている人は、レンタサイクル利用時も最低限自分の備品を持参するとよいでしょう。
例えば私はアイウェア、グローブ、雨風に備えてウィンドブレーカーを持参し、サイクルジャージを着用していきました。
ヘルメットの貸出があるかも事前にお店に確認し、利用を申し込んでいました。普段はビンディングシューズという人も、レンタルバイクはフラットペダルであることが多いので、自転車に乗らない日と兼用できるスポーツシューズを選ぶと旅の荷物が減らせてよいですね。
ルートによっては頻繁に自動販売機やコンビニがあるとは限らないので、飲み物や最低限の補給食は持っておくようにしましょう。私は現地のお土産屋さんで購入したドライパイナップルが重宝しました。

コース紹介


▼流Qレンタサイクル
http://cycle.sunnyday.jp/rental/

▼ガンガラーの谷
https://gangala.com/

▼中本鮮魚てんぷら店
https://nakamotosengyoten.com/

▼cafe 森のテラス
https://tabelog.com/okinawa/A4704/A470403/47006050/

▼ニライ橋・カナイ橋
https://www.kankou-nanjo.okinawa/bunka/details/171

まとめ

初めての沖縄本島の旅は、徒歩・バスツアー・自転車とそれぞれに楽しめましたが、やはり自分の脚で遠くまで行ける、自転車での旅が一番満足感と達成感がありました。
自転車で走ってみることで地形のアップダウン、海風や湿度、街中から農耕・牧畜エリアへの景色の移ろいなどを肌でリアルに感じることができます。多少の雨風も自然相手のアクティビティならでは。格闘しながらもなんとか走りきった後は、自分にまた一つ自信がもてるようになった気がするものです。

旅行期間中の全部を全部、自転車に乗ることにこだわる必要はありません。ですが、旅の一部に自転車というアクセントを加えてみてることで、思いがけない冒険が待っていることでしょう。

執筆:Ayaka

2011年に社会人になると同時に始めた自転車で「自転車×旅」の魅力にハマる。
ニュージーランドでのワイナリーロードレース、タイの寺院巡り、ドイツ古城巡り、インドネシアでの遺跡巡りなど世界各地で自転車旅を催行し、その様子を雑誌『Cycle Sports』に寄稿。
2017年には自転車ツーリズムを探究しにオーストラリアへ留学。現地の様子を『Cycle Sports.jp』にて『G’day, Australia! 〜ブリスベンからの自転車だより』として1年間連載。帰国後は英語教材編集者の傍ら、自転車イベントで通訳・MC・PR担当等を務める。
座右の銘は「好きにまみれろ、夢中で生きろ」。

 

 

【東京都】世田谷線沿線を自転車で散策 /ディスカバー東京:世田谷区編

【東京都】世田谷線沿線を自転車で散策 /ディスカバー東京:世田谷区編

東京都の南西部に位置する「世田谷区」は、23区内で人口が一番多く、面積は大田区に次いで2番の広さ。
二子玉川・三軒茶屋・下北沢などが知られていますが、区の面積の9割以上は閑静な住宅地区です。
世田谷区の下高井戸から三軒茶屋の住宅地の中を走る「東急世田谷線」。その沿線を自転車で散策してきました。

「千歳烏山駅」からスタートの「下高井戸駅」へ

京王線「千歳烏山駅」からサイクリングをスタート。

旧甲州街道から甲州街道を走り東へ4km「下高井戸駅」へ。

下高井戸駅は、世田谷区にある京王電鉄の停車駅であり、東急電鉄世田谷線の終点駅。
ここから起点駅の「三軒茶屋駅」を目指し、世田谷沿線を散策します。

東急世田谷線とは


1925年(大正14年)1月に開業した世田谷線は、三軒茶屋駅と下高井戸駅を結ぶ5kmの鉄道。路面電車のような趣ですが、道路上を走行する併用軌道はありません。
東急電鉄の鉄道各線とは別建ての運賃制度で、全区間均一の大人150円・小児80円、ICカード利用の場合は大人147円・小児73円(2022年6月現在)です。

下高井戸駅~山下駅

世田谷線沿いの道を走り始めると電車と並走できます。

500mほど走れば線路の緑が鮮やかな風景。

次の電車が来る時間を調べていると遮断機の音が聞こえてきます。
日曜の日中は1時間に6本(6分に1本の間隔で)運行されていました。
都心とは思えない風景と空気を感じながら、しばらく写真撮り。

「松原駅」を越えて「山下駅」へ向かいます。

「山下駅」は小田急「豪徳寺駅」との乗換駅です。

豪徳寺駅前には、招き猫発祥の地といわれる豪徳寺にちなんで「大きな招き猫」。
そういえば電車にも「招き猫」が描かれていました。

「豪徳寺」と「梟焙煎研究所」

豪徳寺駅から商店街を抜けて600mほどで「豪徳寺」。
厳かな趣の「山門」で写真撮り。

そして線路沿いにある「梟(ふくろう)焙煎研究所」が気になり立ち寄ることに。

お店の名前は「シュエット トレファクチュール ラボラトワール(Chouette torréfacteur laboratoire)」。
低温焙煎にこだわったコーヒーと、濃厚プリンで、カフェタイム。

古い車両が展示「宮の坂駅」

500mほど走れば「宮の坂駅」。ここには古い車両が展示されています。

江ノ電601号と呼ばれるこの車両は、1925年(大正14年)に製造され1969年(昭和44年)までは玉川線、世田谷線を走り、その後江ノ電にて1990年(平成2年)まで活躍しました。
65年間走り続けた車両は、宮の坂駅ホームの横に保存されています。

世田谷代官屋敷

宮の坂駅から700,mで上町駅。そこから350mで「世田谷代官屋敷」。

世田谷代官屋敷は、彦根藩世田谷領の代官を世襲した大場家の役宅で、大場代官屋敷とも呼ばれています。
大名領の代官屋敷としては都内唯一の存在で、1952年(昭和27年)11月、「都史跡」に指定されました。

松陰神社

世田谷代官屋敷から約1.2km、松陰神社は幕末の教育者であり思想家「吉田松陰」を祀った神社。ここ東京都世田谷区と、山口県萩市にもあります。

奥には山口県の松下村塾を模した建物もあります。

三軒茶屋駅

「若林駅」から環七を越えて「西太子堂駅」を過ぎれば、お店が増えてきます。
そして「三軒茶屋駅」へ到着。

東急世田谷線に直結している「キャロットタワー」は、1996年に完成した商業・ホール・オフィスからなる複合ビル。東急田園都市線「三軒茶屋駅」にも地下通路で接続されています。

駅前には、世田谷区の観光案内所もあります。

バレアリック飲食店

再び世田谷線沿線を走り「梟焙煎研究所」近くまで戻って、線路沿いのレストラン「バレアリック」でランチタイム。

店内は80年代の音楽がながれ、懐かしい雰囲気のリゾート感。
冷たいドリンクと美味しいパスタランチを堪能。

ランチのあとは、再び甲州街道を走り「千歳烏山駅」に到着。21kmのサイクリング終了です。

コース紹介


△オレンジ線は「世田谷線」

▼東急電鉄世田谷線
https://www.tokyu.co.jp/railway/station/sg.html

▼豪徳寺
https://gotokuji.jp

▼松陰神社
https://www.shoinjinja.org/

▼バレアリック
https://tabelog.com/tokyo/A1317/A131709/13181658/

詳細は以下でもご覧いただけます。

千歳烏山~東急世田谷線沿線めぐり21kmコース

まとめ

私自身思い出のある世田谷線。「三軒茶屋駅」や「若林駅」周辺は約30年前とはかなり町の雰囲気は変わっていましたが、昔ながらの建物も残っていて懐かしく思えました。
ずっと変わらないもの、どんどん変わっていくものが交差する町の中を走る「世田谷線」。
その周りをのんびり自転車での散策は、懐かしさと発見、そして東京都とは思えないゆっくりとした時間が流れていました。
ぜひ自転車で、懐かしい場所をのんびり「散策」してみてください。

協力:東京サンエス株式会社

東京サンエス株式会社 | オリジナル企画販売および自転車総合卸

執筆:HANADA(TABIRIN編集部)

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【茨城県】那珂市をぐるっと一周!歴史と自然とグルメな約40㎞のサイクリング

【茨城県】那珂市をぐるっと一周!歴史と自然とグルメな約40㎞のサイクリング


茨城県の県央地域に位置する那珂市。南側は水戸市と隣接していて久慈川と那珂川が流れる自然豊かなところ。春には静峰ふるさと公園の八重桜、夏にはひまわり、冬には古徳沼に白鳥が飛来し四季折々楽しめる街です。ハートの形をした那珂市をぐるっと巡るサイクリングに行ってみました。

スタートは那珂市曲がり屋

那珂市サイクル拠点になっている那珂市役所に車を停めて、市役所の向かいにある一の関ため池親水公園内にある那珂市曲がり屋へ。町内に残る最後の茅葺屋根を解体保存し、公園内に移設し復元したものだそう。
円柱型のポストが置いてあります。このポストに投函すると曲がり屋記念消印が押印されるとか。

風情ある建物の中は無料で見ることができました。
土間や台所、座敷など昔の生活を感じられますね。

曲がり屋ではマンホールカードをもらいました。市の花「ひまわり」が描かれています。
実物のマンホールをみに次の場所へ。

JR上菅谷(かみすがや)駅

上菅谷駅はサイクルトレインを実施している水郡線の起点にもなっています。
(サイクルトレインは混雑する時期などは運行されないのでご注意ください。)

駅舎には自転車の飾りも。那珂市のマスコット「ナカマロちゃん」がサイクリングをしています。

駅の側でマンホールを発見。鮮やかでかわいいです。

パン工房ぐるぐる

駅からほど近くにある「パン工房ぐるぐる」に立ち寄りました。
茨城県産小麦「ゆめかおり」、国産小麦、茨城県産牛乳を使いパンを作っています。

駐車場にサイクルラックがあります。

那珂本店はいつも人で賑わっています。
人気店で車の出入りが多いので注意してください。

「奥久慈卵のとろ~りクリームパン」。
ふわっとやわらかい生地に、なめらかなカスタードクリームがたっぷり入っています。
とても美味しかったです。

HACHICAFE(ハチカフェ)

少し早めのランチをしにHACHICAFEにやってきました。

11時オープンなのですが既に車が多く停まっていました。
地元の人の話によると予約して行った方が良いということでした。
黒を基調としたシックな外観がオシャレ。
店内は暗がりで大人な雰囲気でコースメニューもありました。

注文したのは、常陸牛とローズポークのハンバーグ。前菜とドリンクがセットでした。

ハンバーグからは肉汁があふれ出します。甘味があり上品な味のハンバーグは贅沢な品でした。
とても美味しかったです。女子会やデートにぴったりなお店でした。

一乗院

カフェから約2㎞、田園風景を眺めながら向かった一乗院は北関東三十六不動霊場第25番札所。
全長16mあるという日本一大きな毘沙門天は圧巻です。


境内には出世観音、薬師堂、七福神などがありました。
毎月第4日曜には骨董市が開かれ、11月の菊まつりも開催されます。またゆっくり参拝したいです。

古徳沼

農業用のため池で広さは約5haある古徳沼にやってきました。
静かな場所にあり、ゆっくりと時間が流れるようでした。

冬には白鳥が飛来し2020年には206羽が集まりました。
那珂市には古徳沼の他、一の関ため池親水公園にも白鳥が飛来するそう。
11月上旬から4月頃まで見られるということで、冬から春にかけてのサイクリングでも訪れてみたいですね。

静神社

東国の三守護神として崇拝されている由緒ある静神社に立ち寄りました。
本殿には国の重要文化財に指定されている銅印が収められているそうです。

静かで神聖な空気が漂っているようでした。

隣にある静峰ふるさと公園には約2000本の八重桜が植えられていて日本さくらの名所100選になっている絶景スポットです。春になると華やかに咲き誇り地元住民だけでなく多くの観光客が訪れます。

額田城跡

東京ドーム約22倍の面積のある額田城跡。

本丸・二の丸の堀・土塁がほぼ原型の状態で残っているとのこと。歴史は古く、鎌倉時代初期に佐竹氏宗家5代義重の次男義直が城をき、額田氏を名乗ったのが始まりだそう。

遊歩道があるので周りを散策することができます。
有志で結成された額田城跡保存会が整備などをしているそう。歴史を感じながら自然を楽しむことができます。

 コース紹介


▼JR水郡線サイクルトレイン
https://www.jreast.co.jp/mito/suiguncycletrain/

▼那珂市観光協会
https://www.naka-kanko.jp/

▼HACHICAFE
https://www.hachicafe.net/

▼那珂市サイクリングマップ
https://www.city.naka.lg.jp/page/page007103.html

▼額田城跡保存会
https://www.nukada.jp/index.html

詳細は以下でもご覧いただけます。

那珂市ぐるっと1周コース

まとめ

那珂市を周る約40㎞のサイクリングとなりました。まだまだ見どころはたくさんあるのでテーマを決めて走っても楽しい街です。歴史のある寺社仏閣を巡ってみたり、久慈川や那珂川、季節ごとの花をみながら走ってってみたり、グルメライドもできそうです。那珂市のサイクリングマップには初心者でも楽しめるコースが紹介されているので参考にしてみてください。

執筆:水越恭子

茨城県出身。地元ラジオ局でリポーターをしていた頃にロードバイクを購入。公私ともに自転車を楽しんでいる。現在はフリーランス。SNSで茨城サイクリングの魅力を発信。自転車のさまざまな楽しみ方を研究中!現在は、行方市自転車活用推進会議委員を務め、行方エリアテレビ「なめテレ」に出演し自転車で市内をめぐりレポートし放送している。

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