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記事タグ: つくば霞ヶ浦りんりんロード

【インタビュー】茨城県自転車政策の立役者・根本博文さんに聞く

【インタビュー】茨城県自転車政策の立役者・根本博文さんに聞く

ナショナルサイクルルートに選定されている「つくば霞ケ浦りんりんロード」。
令和2年度の利用者は10万人を超えていて、「水郷筑波サイクリング環境整備ガイドライン」が完成した平成28年度から2倍以上もの人が訪れたことになります。
車社会の茨城で自転車を活用して地域振興を考えたのか、これまでとこれからについて、元茨城県職員でりんりんロードの立役者である根本博文さんに、自転車と地域振興について伺いました。

ナショナルサイクルルート2019年指定「つくば霞ケ浦りんりんロード(筑波山側)」

つくば霞ケ浦りんりんロードの整備計画がはじまったのは?

平成28年(2016年)に「水郷筑波サイクリング環境整備総合計画」を国に先駆けて策定です。

「始まりは一人の職員の“気づき”」

震災の翌年2012年に、県庁企画部にいた頃、自転車の政策に取り組み始めました。

一人の職員が休日にりんりんロードの近くを車で通ったときに、自転車で走っている人が多いので何かできるのではという考えがきっかけになりました。何気ない職員の“ 気づき” から、もしかしたら地域振興につながるのではというアイディアがスタートだったんです。

「“どうせやるなら面白く!”」

私のモットーは、“県庁の仕事は選べない、どうせやるなら面白く”でした。職員が気づいたところから、直感的に面白そうだからやってみようと動きだしました。
当時は課長というポストにいたので、動き出すのは早かったです。

「“ヒト”を探すとこから始まった」

まずは何も知識がなかったので実態調査から始めました。1、2年くらいは自転車の専門家の意見や、りんりんロード周辺で、地元ではどういう印象をもたれているのか地道に聞きこみなどしたところ、りんりんロードは、フラットで、初級・中級者、女性向けのコースづくりが可能だということになりました。
首都圏から近い本県では、これはいけるぞと確信に変わり、本腰を入れて予算確保に向かうことになったんです。
企画部の仕事は意外と地道なことが多いです。どう転ぶかわからないところに実は種があって、後に花が咲くといったものなんですよね。まさか、(計画ができて)10年経たないうちにナショナルサイクルルートに選ばれるとは思ってもいませんでした。私が一線を退いて後任の担当者が凄く頑張ってくれたおかげもあり、ナショナルサイクルルートに選ばれました。

県民に自転車に振り向いてもらうためにどうしたら良いのか、色んな人の話をきいたのが楽しかったので今でも印象に残っています。

自転車で地域振興とは

「地域にお金が落ちる政策を」

私が考える「地域振興」って、“その地域が儲かること”なんです。
他の地域から来た人たちが満足して何度も足を運ぶことだけでは地域振興になりません。地元の人たちが心を込めておもてなしをしたとしても、まるっきりのボランティアで、そこから得られる達成感だけでは地域活動の継続性は担保できないと思うんです。

地域になんらかの形でお金が落ちる仕組みが必要です。それには、多様な主体の連携も必要になってきます。行政主体だけでは決して成しえないのです。
その仕組みを作ること、考えることが地域振興策だと思うんです。その仕組みの中で、おもてなしする側の地元の皆さんも一緒に楽しめるといいと思っています。

「県や市町村単位の垣根を無くすこと 広域的政策」

自転車のイベントを開催するにしても、やる以上は主催する側も一緒に楽しんでほしいと感じています。

また、道はどこにでもつながっているので、その道路はあそこの市、あの道路は県がなどと、垣根を作ってはいけないと思っています。走りに来る人は、〇〇市で自転車乗りたいとかって来ているわけではないと思うので、市町村単位で県単位で垣根を作ってはいけないですね。

それこそ「広域的な連携政策」にならないといけないですからね。

「周回遅れのトップランナーを目指す」

実態調査と様々な人の意見を聞いたうえで、 “広域的な連携による地域振興策” として、予算を取り本格的に取組もうということになったのは、取組み開始から3年目だったと思います。

当時、関東各県では既にレンタサイクルも含め、自転車を観光に取り入れたりサイクルツーリズムを実施したりしていたので、茨城県は最後発のスタートでした。職場内では、最終目標は日本一のサイクリング環境づくり!先ずは “周回遅れのトップランナー” を目指そうと、自分たちを揶揄して取り組んでいたことが懐かしいです。

そうした取組みの成果が、2019年、「しまなみ海道サイクリングロード」と「ビワイチ」に並んで、わが国最初のナショナルルート指定につながったと思います。

茨城のサイクルツーリズムとは

茨城県は、人口割りの自家用自動車保有率が全国3位となっていて、県民の日常生活での移動は自動車に依存しています。県民が自転車を生活の移動手段としてあまり認識していないのです。通学のときに自転車を使うくらいでしたからね。

そうした中で、自転車政策の裾野をどう広げていくかは課題でした。

「五感でたのしむサイクリング 生業をみせて魅せるツーリズムを」

茨城県は、大規模な観光資源が少なく、拠点も各地域に点在していることも不利な条件ですが、一方、ドラマロケ地に選ばれるような風光明媚なところがたくさんあります。そして、その場所に行く道もたくさんあるわけです。

その資源を存分に活用し、サイクリングと一緒に楽しんでもらえると考えたときに、生業をみせ人の営みをみせることができ体験してもらい感動してもらえる観光ができるのは茨城県ならではと思いつきました。

生業をみせる観光ができないかと思ったとき、五感で感じる観光が自転車ならできるんです。車でスタート地点まで来てレンタサイクルを利用し体験してもらう観光をりんりんロードで実現できたら外向けのアピールになると思いました。りんりんロードのように180キロも走ると、いろんな地域を走ることになるのですね。
花やフルーツとかが季節ごとに変わっていくので、それを自転車と組み合わせたら地元にもお金が落ちたりするのではと考えました。直売所や農家さんのところで食べたりお土産を宅配したりと、お金を使ってもらえるんですよね。

▼外国人を交えて、つくば霞ヶ浦りんりんロード沿線でのサイクリング&そば打ち体験。

「広域レンタサイクル」

レンタサイクルだと発着地点が同じなので、長い距離を走ってくるのは大変だと思うんです。茨城県内を走って乗り捨てができると良いなと思って、行った先でレンタサイクルを返せる広域レンタサイクルをはじめました。

りんりんロードでは、例えば土浦市で借りて桜川市の岩瀬駅や潮来市の高速バスターミナルでレンタサイクルを返して電車で帰ってくるなんてことができるようになっています。各地域でそういったことができるんです。観光で来た人に往復80kmは大変ですからね。

「サイクリング・ミックス・ツーリズム!」

さらに自転車で行って電車や船でかえってきたりと、自転車は色んな乗り物とセットにして楽しめると気が付きました。茨城県は、海、山、川、湖、平地、丘陵地、山間地とすべての自然があるので、様々なアウトドア資源に恵まれています。おそらく、関東では茨城だけだと思います。

去年、自転車とカヌーを組み合わせた「ペダル&パドル」というイベントを企画したんです。

サイクルツーリズムではなく、それらアウトドア資源をサイクリングに組み合わせて楽しむサイクリングミックスツーリズムが茨城にはぴったりだと思いました。

海、山、川、湖と自然豊かな茨城県では、可能性がたくさんあると感じています。今までは、なんでもあるがゆえに「まとまりがない」とか「アピールポイントがぼやけている」とか言われていたんですが、なんでもあるのを逆手にとって「サイクリング・ミックス・ツーリズム」ができると思いましたね。
他の県にはない茨城の魅力だと強く感じています。

▼河川敷のサイクリングとカヌー体験 「ペダル&パドル」

▼茨城県北部の林業地帯の山間サイクリング

日本一のサイクリング環境へ向けて

これほど資源が多くある地域は他にないと思っています。この自転車の環境にこだわりをもっていて、海、山などそういったサイクリング環境を大事にしていきたいです。
道だけでなく、広くとらえて、地域ごとの魅力をサイクリング環境に脚光をあてられるのが理想です。身近にあるも自然環境に光があたることを願っています。

また、茨城県で自転車を使った観光がさらに楽しめると思っています。

コロナ禍でイレギュラーな環境ですが、自転車は個人で楽しめるものだと思います。密を避けながら、健康管理ができ、心のリフレッシュのためにもサイクリングは良い道具です。私は、自転車に乗る習慣の少ない市民意識の転換を図る意図もあって、夏季限定の早朝ライドを企画実施しています。コロナ禍で楽しめる遊びの手段のひとつです。最近は、朝に自転車に乗ることが多く、例えば6時から90分ときめて毎週日曜集合し、行先を決めずに行っています。今は、自分なりに自転車を楽しんでいますが、今後コロナが収まったら、サイクリングミックスツーリズムメニューをどんどん提供していきたいと考えています。

▼早朝サイクリング 水戸朝ライド

▼鯉のぼりに思いを託しながら、日本一のサイクリング環境づくりを展望する根本さん

▼茨城県国際交流協会にてインタビュー

プロフィール

名前:根本博文(ねもとひろふみ)
1957年生まれ、茨城県水戸市出身

<略歴>
1981年4月、茨城県庁入庁
2012年4月、県庁企画部に所属。県域の地域振興政策に従事。そのひとつとして自転車政策を立ち上げ。
以降、公私におけるサイクリング関係のネットワークづくりに関与

2018年3月、茨城県庁退職
2018年4月、石岡市副市長就任
2020年5月、同上 退職
2021年8月現在、公益財団法人 茨城県国際交流協会 理事長、茨城県選挙管理委員、行方市自転車活用推進会議会長

仲間とともにサイクリングを楽しみながら、自動車依存率の高い茨城県民の日常生活に自転車活用を促進するため「水戸朝ライド」を主宰している。

<モットー>
どうせやるなら面白く

 

インタビュー・執筆:水越恭子

茨城県出身。地元ラジオ局でリポーターをしていた頃にロードバイクを購入。公私ともに自転車を楽しんでいる。現在はフリーランス。SNSで茨城サイクリングの魅力を発信。自転車のさまざまな楽しみ方を研究中!現在は、行方市自転車活用推進会議委員を務め、行方エリアテレビ「なめテレ」に出演し自転車で市内をめぐりレポートし放送している。

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ロングライドの基礎知識 | 準備や持ち物、おすすめのサイクリングコースを解説

ロングライドの基礎知識 | 準備や持ち物、おすすめのサイクリングコースを解説

ロードバイクやクロスバイクなど、スポーツタイプの自転車を新しく購入した方の中には、長距離のサイクリングに興味を持っている方も多いのではないでしょうか。

初心者がロングライドを始める際には、事前の準備が重要です。

そこで今回は、ロングライドの基礎知識やおすすめのサイクリングコースを紹介します。

ロングライドに適した服装や必要な持ち物についても併せて解説します。

ロングライドとは?

「ロングライド」とは、その名の通り「自転車で長距離走行をすること」です。

距離には明確な規定はなく、50㎞程度をサイクリングすることや、総距離160kmのセンチュリーライドに出場すること、宿泊しながら数日間走行することまで幅広い捉え方があります。

その中でも一般的なのが「ロングライドは100㎞以上の走行」とする見方です。

100㎞以上の距離になると、普段とは一味違う新鮮な景色を楽しんだり、目的地に到達したときの達成感を味わったりすることができます。

初心者がロングライドを始める前の3つの準備

初心者がロングライドを始めるにあたっては、安心・安全のために、以下の3つの準備をすることをおすすめします。

ある程度のプランを立てておく

ロングライドの魅力は、目的や目標など、自分に合った走行計画を立てられることです。

例えば、観光をメインにしたいときには、走行距離を短く設定して観光スポット巡りに時間を割くことができます。

一方、ロングライドは通常のサイクリングとは違い、より多くの体力が必要となります。

そのため走行計画に関しては、時間の配分や走行ルートのプランを事前に立て、コース周辺の情報収集も行うなど、備えや充実度を高めておくことが大切です。

ある程度のプランを立てておくことで、心にゆとりを持った快適なライドができるでしょう。

走行距離を伸ばす練習をしておく

初心者がいきなり100㎞以上の距離を走行することは、怪我の恐れもあり危険です。

そのため、最初は平地に近いルートで50㎞程度から始めるなど、短い距離から練習していきましょう。

長距離走行の練習を積むことで、負担のかかりにくい漕ぎ方や、体力を消耗しにくいペース配分を身につけることができます。

また練習中には、自分に適正なサドルの高さを調整するなど、ロングライドがしやすいように車体の調整も行いましょう。

50kmの走行に慣れてきたら、プラス10㎞、20㎞と、少しずつ走行距離を増やしていくことをおすすめします。

メンテナンスをしておく

安全なライドのためには、自転車のメンテナンスが重要です。

自転車は走行することで強い振動を受けるため、ボルトが緩んだり、タイヤの空気圧が下がってパンクしやすくなったりします。

また、管理方法によっては直射日光や雨風の影響で、錆や劣化が生じることもあります。

そのためロングライドに出かける前には、自転車のメンテナンスをしっかり行うようにしましょう。

以下ではタイヤ、チェーン、ブレーキ、変速機、ペダルにおけるチェックポイントをまとめているので、参考にしてください。

タイヤ ・空気はしっかりと入っているか
・ひび割れは起きていないか
チェーン ・伸びはないか
・グリスやオイルはしっかりと行き届いているか
ブレーキ ・ブレーキがかかりにくくなっていないか
・ブレーキシュー(ホイールを挟んでブレーキをかけるためのパーツ)のゴムの表面は溝がなくなっていないか
変速機 ・変速がスムーズに行えるか
・歪みなどが生じていないか
ペダル ・クルクルと、しっかりとペダルが回るか
・ペダルから異音が聞こえていないか

その他、チェックポイントや具体的なメンテナンスの方法については、以下の記事をご覧ください。

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ロングライドに適した服装とは?

ロングライドに適した服装は以下の通りです。

  • 吸水性と速乾性に優れている
  • 伸縮性があり動きやすい
  • 風の抵抗が小さい
  • クッションパッド付きのズボン

ロングライドはハードなアクティビティのため、想像以上に汗をかきます。

走行時に汗の影響で体温が下がりすぎないようにするため、速乾性の高い生地の服装を選びましょう。

また、服装が自転車走行の妨げとならないよう、動きやすいストレッチ素材のウェアや、風の抵抗を受けにくいタイトな服装がおすすめです。夏場は紫外線カットや通気性に優れた高機能素材の服装などもおすすめします。

さらに、クッションパッド付きのズボンを着用すると、ロングライドでは避けられないお尻の痛みを軽減できるでしょう。

ロングライドで、あると便利な持ち物

ここでは、ロングライドの際にあると便利な持ち物を紹介します。

サイクリングボトル

サイクリング中の水分補給は必須です。

ペットボトルで水分を補給する場合は、キャップを開けるために一度走行を停止する必要がありますが、サイクリングボトルがあれば、ワンタッチで素早く給水できます。

携帯工具(携帯用ポンプパンク修理キット)

自転車旅では、様々なトラブルが起こる可能性もあります。

ロングライド中は慣れない土地を走行することもあり、特にパンクの恐れも高まります。

パンクは自分で修理が可能のため、落ち着いて対処できるように、以下の携帯工具を用意しておきましょう。

  • 携帯用ポンプ
  • パンク修理キット
  • 予備タイヤチューブ

グローブ

クロスバイクやロードバイクの多くは、前傾姿勢が基本です。

ロングライド中は、地面からの衝撃や振動を常に受けるため、シティサイクル以上にグリップを握る手には衝撃がかかり、上半身にも負担が蓄積していきます。

そこで、自転車グローブを装着することによって、手に伝わる衝撃を和らげ、疲れにくくすることができます。

特にロングライドの際には、厚みのあるクッションパッドが入ったサイクリンググローブがおすすめです。

バッグ

上記でご紹介した修理キットなどのグッズやアイテムはバッグに収納します。

中でもサイクリングリュックと呼ばれるリュックサックは、ボトル専用の収納スペースがあるなど、走行中、よりスムーズに水分補給ができるようにデザインされているものもあります。

一方、自転車に取り付けられるサドルバッグやサイドバッグなどは、背負う必要がないため、走行時の体への負担を軽減できるほか、体とバッグが接する面に汗がたまることも防げます。

ただし車体が重くなり、バランスが取りづらくなることもあるため、自身の使いやすさを考慮して選ぶようにしましょう。

ロングライドにおすすめのサイクリングコース

ここからは、ロングライドにおすすめのサイクリングコースを紹介します。

距離も記載しているので、自分のレベルに合ったコースを探してみてください。

つくば霞ヶ浦りんりんロード

 

つくば霞ヶ浦りんりんロードは、土浦市街からスタートして筑波山や霞ケ浦をめぐる全長約180㎞のサイクリングロードです。

高低差がほとんどないため、初心者でもロングライドを楽しむことができます。

デジタルスタンプラリーなどのイベントや、サイクリストに優しい宿泊施設や休憩スポットも充実しています。

総距離 約180km
サイクリングマップ・コース つくば霞ヶ浦りんりんロード ※外部リンク

瀬戸内しまなみ海道サイクリングロード

瀬戸内しまなみ海道サイクリングロードは、広島県尾道市から愛媛県今治市までの全長約70㎞のサイクリングコースです。

瀬戸内海の島々をつなぐ橋を渡って、本州から四国までを走行します。

新鮮な魚介類などのグルメが満載なのも魅力の一つです。

総距離  72km
サイクリングマップ・コース 瀬戸内しまなみ海道サイクリングロード(TABIRIN収録)

守山~近江八幡~彦根ルート

滋賀県守山市から彦根市を結び、湖岸道路を走行する約98㎞のコースです。

コース中には安土城跡や彦根城など、歴史を感じられるスポットのほかにも、バームクーヘンが有名なラ・コリーナ近江八幡やクラブハリエがあります。

ロングライドに慣れてきたら走行距離を伸ばして、琵琶湖を一周する通称「ビワイチ」に挑戦してみるのもおすすめです。

総距離 97.9km
サイクリングマップ・コース 守山~近江八幡~彦根ルート(TABIRIN収録)

準備を整えてロングライドに出かけよう

初心者がロングライドを始めるときには、事前の準備が重要です。

あらかじめ走行するコースやペース配分などのプランを決めておくこと、練習の段階で走行距離を徐々に伸ばしてロングライドに慣れておくこと、自転車のメンテナンスを欠かさずに行うことが必要です。

持ち物や服装を含めて準備を万全に整えることで、当日に心のゆとりが生まれ、よりロングライドを楽しむことができるでしょう。

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執筆者:TABIRIN事務局f

 

【茨城県】留学生と走るつくば霞ケ浦りんりんロード つくば市

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【茨城県】桜川市で「まかべのひなまつり」を楽しむ約25㎞のポタリング

【茨城県】桜川市で「まかべのひなまつり」を楽しむ約25㎞のポタリング

立春を過ぎ季節は春へ向かっているころ、各地でひな祭りが開催されています。穏やかな天気のもと、ひなまつりを楽しもうと桜川市の旧真壁町に行ってみました。
寒い中真壁に訪れる人たちをもてなそうとお雛様を飾るようになったそう。国の登録有形文化財になっている建物が残る街でどんなひな祭りが開催されているのか楽しみです。

つくばりんりんロード岩瀬休憩所を出発

ナショナルサイクルルートのひとつ「つくば霞ケ浦りんりんロード」のコースになっている旧筑波鉄道の廃線跡。その起点になっているのが、桜川市の岩瀬休憩所です。JR水戸線岩瀬駅の北側にあります。
無料の駐車場があり、平日もサイクリングの人やハイキングの人などが訪れているようです。

お手洗いやベンチもあり、石で作られたサイクルラックもありました。この石は坂戸石という地元で採れる石だそう。

側面には孔雀のイラスト。

真壁へむけてりんりんロードを走っていきます。

出発してすぐ柵に自転車を楽しむ絵が描かれていました。
りんりんロードは、サイクリストはもちろんですが散歩をする住民の姿も多くみられますので走行には注意してください。

約10㎞走ったところに「旧筑波鉄道真壁駅」がありました。ホームの名残もあり、ノスタルジックな雰囲気も感じられます。

岩瀬休憩所にもあった石のラックがありました。真壁らしいお雛様の絵でした。

まかべのひなまつり

茨城県内で初めて「国選定重要伝統的建造物郡保存地区」に選ばれた街です。蔵や門、土蔵造りなど歴史的な建物が残っています。

また、真壁で一番古い門は「高麗門」、1828年の門。素晴らしい建造物が並ぶ街並みは季節を問わず訪れる人々を楽しませてくれます。

立春から3月3日まで約160軒でお雛様が飾られる「まかべのひなまつり」。
平日でも多くの人が散策していました。休日には歩行者天国で交通規制がされる日があるので情報を確認してからお出かけくださいね。

旧真壁郵便局は昭和初期に建てられた洋風建築。この中でもお雛様を見ることができます。

大きなお雛様と写真が撮れるよう椅子が置いてありました。

明治中期の建物で国の登録文化財になっている「伊勢屋旅館」。

段飾りをみることができます。とても華やかです。

「川島書店見世蔵」も登録文化財。隣の店舗には、本が並ぶ店内でつるし雛が飾られていました。

今のお雛様とは違った明治時代のお雛様を見ることができました。表情も雰囲気も違いますね。

「白川菓子店」に入ってみました。明治時代のお雛様が竹に飾られていたり、段飾りもありました。

「あんドーナツ」を購入。餡子がたくさん詰まった昔ながらの味で美味しかったです。

高松家には暖簾がかかっていました。

暖簾をくぐって見てみてください。見せ方も様々あって、まかべのひなまつりは面白いです。

旅人Café TOYBOX

店先にトゥクトゥクが置いてあるカフェでランチをすることに。

サイクルラックも置いてありました。

ショーケースにお雛様が飾ってありました。

店内には梵鐘やロードバイクが飾られていました。

また、お店の方が作成したというマップもいただきました。真壁の街のいろんな情報が詰まっています。
手書きのマップでイラストがとても素敵です。

そのマップの下書きがお店の床に描かれていました。遊び心満載です。

注文したのはひな祭り期間メニュー「筑波山カレー」のセット。ドリンクとデザートがついてきます。

しっかりと筑波山の形になっています。見た目も可愛らしくて良いですね。
ボリュームもあるのでサイクリストにもおすすめです。

デザートはベイクドチーズケーキ。こちらも大きめだったのでかなり満足感のあるセットでした。
街並みを眺めながら次の場所へ向かいました。

真壁城跡

ひなまつりの会場からほど近くに国指定史跡の真壁城跡があります。

敷地内には真壁体育館があり、そこがかつて本丸だったところ。
城のイメージは石垣などを想像すると思いますが、中世の関東では土を使って城の土台を作っていたそう。

平城だったそうです。今は、調査中の所もありますが見学することができます。
土塁や堀がありました。出土した遺物は桜川市のHPで見ることができるそうです。

 加波山神社真壁拝殿

真壁城跡から約3㎞いったところにある加波山神社真壁拝殿に立ち寄りました。

きらびやかな拝殿が美しかったです。加波山神社本殿は加波山の山頂にあるようです。
参拝した後は景色を楽しみながら岩瀬休憩所へ戻りました。

途中見えた景色が素晴らしかったので足を止めました。

りんりんロード道中も筑波山を眺めることができましたよ。冬の景色も穏やかで素晴らしかったです。

コース紹介

▼桜川市観光協会
http://www.kankou-sakuragawa.jp/

まとめ

今回は約25㎞のポタリングとなりましたが、今しか見ることができないお雛様を目的地にしてのんびり楽しむことができました。
りんりんロードは整備されているので初心者でも安心して走行することができます。岩瀬休憩所から真壁まで、りんりんロードに沿って行けば迷うこともないので初心者の方におすすめしたいコースです。

執筆:水越恭子

茨城県出身。地元ラジオ局でリポーターをしていた頃にロードバイクを購入。公私ともに自転車を楽しんでいる。現在はフリーランス。SNSで茨城サイクリングの魅力を発信。自転車のさまざまな楽しみ方を研究中!現在は、行方市自転車活用推進会議委員を務め、行方エリアテレビ「なめテレ」に出演し自転車で市内をめぐりレポートし放送している。

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今年も盛り上がったサイクルモード東京。日本最大級の自転車の展示試乗イベントが今年も開催され、多くの来場者でにぎわいました。自転車ブランドだけでなく、パーツや用品、さらに保険やサイクリングエリアの紹介、自転車メディアなど、自転車に関する多くのブースが出展され、ステージイベントとともに参加者たちを魅了しました。今年はeバイク関連の出展も多く、時代がどんどんシフトしていることを感じさせました。


会場は今年も東京ビッグサイト。江東区有明にあります


会場はたくさんの来場者で大盛況


2日目は天気もよく試乗を楽しむ人たちがたくさんいました


ステージイベントも大盛況です


試乗前には無料のレッスンコーナーを受講できます

そのなかでTABIRINが注目したのはナショナルサイクルルートの合同ブース。ここにはしまなみ海道やビワイチをはじめ、全国で6カ所指定されているナショナルサイクルルートの担当者が集結して、それぞれの魅力をアピール。まさに日本を代表するサイクルルートがそろい踏み。いつかは走ってみたいナショナルサイクルルート。こんなチャンスを逃してはならじとお話を聞いてきました! ナショナルサイクルルートの魅力を教えてくださーい!


いつも自治体ブースは閑散としていることが多いのですが、ナショナルサイクルルートのブースは身動きが取れないほどの大盛況でした。関心の高さがうかがえます

トカプチ400


北海道の帯広を中心とする十勝平野、大雪山麓を駆け抜ける雄大なサイクリングルート。肥沃な大地に豊かな農業、酪農の広がりを感じることができる。

北海道の雄大な景色を速攻で満喫できる!

北海道開発局 帯広開発建設部 上席道路計画専門官
宮西功喜さん

トカプチ400は大雪山麓から太平洋岸までを駆け抜ける合計403kmのルートです。おおまかに言うと8の字を描くルートになっていて、ルートどりがいろいろできるのが特徴で、北海道の大自然を体感しながら、さまざまな景色のなかを走れるのが魅力です。

トカプチっていうのは先住民族であるアイヌの言葉で「十勝川」を意味しています。それがもとになって十勝という地名も生まれています。

403kmを全部走るということになると健脚者向けになりますが、一部を走るのであれば初心者やファミリーにも十分楽しめる設定です。たとえば帯広駅から十勝川温泉までをレンタサイクルで走るとか。十勝川の堤防上を走る部分は解放感があり、距離は短いですがこれだけでも北海道を自転車で走る特別感を味わってもらえると思います。

最近は三国峠のダウンヒルが人気です。一般的には峠というと上って下ってになるんですが、上士幌町ではNPOひがし大雪自然ガイドセンターが、自転車をクルマで峠の上まで持って行きダウンヒルだけを楽しむという楽しみ方をサポートしてまして、それが人気なんです。

帯広空港にもレンタサイクルが用意してあって、それを使って空港からサイクリングを楽しむ方も増えてきています。レンタサイクルは事前予約なんですが、今年もGW空けから予約が始まる予定です。荷物を空港から帯広駅前バスターミナルまで運ぶ事業など、サイクリスト目線でサービスを充実させています。

個人的には三国峠の壮大さが好きですね。途中の橋から走ってきた道が見下ろせるんですよ。ぜひ一度走ってみてください!


北海道の広さを感じられる十勝川の河川敷もルートに


ルートを外れてちょっと寄り道して豊頃町にある湧洞湖も訪れてみたい。周辺には美しい原生花園が広がる


冬にはファットバイクを使ったガイド付きツアーなども楽しめる

富山湾岸サイクリングコース


富山湾に沿って設定されたフラットで走りやすいルート。その富山湾の美しい海越しに見える風景は、訪れたサイクリストを必ず感嘆させる。

海越しの立山連峰と富山湾のグルメ!

富山県 地方創生局 観光振興室 副主幹
小沼景子さん

富山湾をぐるっと囲むように延びる約102kmの富山湾岸サイクリングコース。なんといっても海越しに3000m級の山々が見える雨晴海岸から見る絶景が最大の売りです。こういう場所は世に3カ所しかないと言われていて、日本ではここ富山湾、あとはチリとイタリアにあるそうです。また世界で最も美しい湾クラブにも加盟している富山湾全域の美しさを楽しみながら走れるのがポイントです。

周回路ではなく海岸線の1本道ルートなので、新幹線のJR富山駅を起点としてもいいですし、氷見市にあるひみ番屋街がルートのゲートウェイになっていますので、クルマで来てそこを起点にする方も多いですね。また富山には湾岸サイクリングコース以外に北アルプスの麓をめぐる田園サイクリングコース、さらにこの2つをつなぐ連絡コースがあり、それらと組み合わせて楽しむのもお薦めです。富山駅からはあいの風とやま鉄道や富山地方鉄道がサイクルトレインを運行していますので、それを利用したりしてアクティブに楽しんでいただけたらと思っています。

個人的なお薦めルートは富山駅から海王丸パークを経て、あいの風プロムナード越ノ潟へ。ここは新湊大橋の下を自転車と歩行者が渡れる絶景スポットです。そこから昨年12月に国宝指定された勝興寺、そして雨晴海岸の横を走って氷見市で虻が島越しの立山連峰を見る。これがサイコーです。

グルメでいうと富山湾鮨や白エビ、ホタルイカ料理など、富山湾ならではの味覚を楽しんでいただきたいですね。黒いスープが独特なラーメン、富山ブラックはサイクリストの塩分補給にも最適ですよ!


しっとりした趣のある岩瀬の町並み


海越しの立山連峰が望める雨晴海岸


富山湾ならではの海の味覚、ホタルイカ

つくば霞ヶ浦りんりんロード

東京から50分で多様な楽しみ方が待っている!

茨城県 県民生活環境部 スポーツ推進課 主事
沼田貴裕さん

つくば鉄道の軌道跡を利用したつくばりんりんロードと、霞ヶ浦自転車道が一体化してつくば霞ヶ浦りんりんロードになりました。霞ヶ浦一周が約140km、つくばりんりんロードが約40km、合わせて総距離約180kmです。霞ヶ浦は途中の霞ヶ浦大橋でショートカットすると約90kmのショートコースも作れるので、自分のレベルに合わせてルート設定できます。霞ヶ浦はショートコースを走る方のほうが多い感じですね。

JR土浦駅がコースのハブになっているので、そこでレンタサイクルを借りて、りんりんロードで岩瀬駅まで行って乗り捨てる、またはその逆という利用パターンが多いです。健脚サイクリスト向けには筑波山のヒルクライムも楽しめます。筑波山神社にはサイクリスト向けのお守りもあるのでヒルクライム達成の記念にぜひ! 筑波山から見る絶景はごほうびですよ!

土浦周辺には蓮(レンコン)畑が多いので、その水を張った畑に映る夕日など写真映えするスポットがたくさんあり、こちらもお薦めです。休日の夕方にはアマチュアカメラマンが大勢集まっています。

霞ヶ浦は湖の開けた風景を楽しめるフラットな道がずーっと続くので、初心者やファミリーでも走りやすいと思います。

東京から土浦まで50分というアクセスのよさ、フラットなコースのなかにヒルクライムも楽しめたり、180kmを一気に走るという上級者向けのチャレンジもできるなど、多様性が魅力だと思います。


季節ごとに違った表情を楽しめる筑波山


息を呑む美しさ。霞ヶ浦の朝焼け


道の駅たまつくりで食べられるなまずバーガー。霞ヶ浦で捕れたナマズを使用

太平洋岸自転車道


千葉県銚子市から和歌山県和歌山市まで6県を結んで走る日本最長の自転車道。沿線には日本を代表する観光地がひしめき、訪れるサイクリストを魅了する。

自分だけのオリジナルな走り方で楽しんで!

国土交通省 自転車活用推進本部事務局次長(道路局参事官)
金籠史彦さん

これから1400kmの旅が始まるという高揚感。そのスタートである銚子のモニュメント前に立ったときの気持ちは特別です。そしてゴールである加太港での達成感は何ものにも代えがたいはずです。太平洋岸自転車道は6県にわたって太平洋岸を駆け抜けるわけですが、県ごとに特徴があって、さらに同じ県内でも走っていくうちに表情が変わる、そのダイナミックな行程がこの太平洋岸自転車道最大の魅力でしょう。

伊豆半島や伊勢志摩など上級者にも走りごたえのある場所もあれば、旧街道のしっとりとした町並みを楽しめる部分、軌道跡をたどるところ、雄大な景色に心打たれるところなど、走るにつれ風景や味わいが変わっていきます。もちろん海の風景も同じではなく、その場所その場所で全部違います。

太平洋岸といいながら紀伊半島ではかなり山深いところも走りますし、海だけではない魅力を感じてもらえればと思います。また東京湾フェリー、伊勢湾フェリーといった航路がコースの一部になっているというのも非日常感があって楽しいですね。

グルメでいうと魚はもちろん全ルートで楽しめるんですが、場所によって味わえる種類や味が変わっていくのもおもしろいですよね。

全ルートを一気に走るというチャレンジングな楽しみ方もありますが、全体をいくつかに分けて楽しむ、あるいはオイシイところだけを選んで走るというのもアリです。自分だけのオリジナルな走り方をして、それを思い思いに発信して頂けると、ほかの皆様の楽しみ方の幅も広がっていくと思います。

ナショナルサイクルルートに指定されたことがゴールではなく、地域の方々、サイクリストの方々といっしょになって、どんどん魅力あるものに進化させていきます。ぜひ何度も走ってもらい、そういう進化も感じてもらえればと思います!


犬吠埼灯台。太平洋岸の旅は灯台をたどる旅でもある


江ノ島越しの富士山。神奈川から静岡は富士山の威容を楽しみながら走る


和歌山県白浜町の千畳敷。三重県・和歌山県ではダイナミックな地形を見ることができる

ビワイチ

どんどん広がるビワイチの魅力!

滋賀県 観光振興局 ビワイチ推進室 主任主事
中嶌眞季さん

ビワイチの魅力は、なんといっても日本一の湖を一周できるっていうダイナミックさですね。湖の景色だけでなく、比叡山、伊吹山、比良山といった山の姿を楽しみながら走れるところもポイントです。

それだけじゃなくて、最近はビワイチファンの方々が独自に見つけたスポットが密かに人気なんです。たとえば湖北にある「コホクブロック」は、黄色いブロックに「コホク」って書いてあるだけのものなんですけど、それがサイクリストのあいだで名所になって。ほかにも「あのフレーム」や「あの地球儀」などサイクリスト発の密かな名所が続々とできているんです。メジャーなスポット以外にそういうファンが見つけた「名所」があるのがビワイチの強みかなと思っています。みなさんに愛されていることを実感しますね。

日帰りで一周する方ももちろんいますけど、最近は宿泊して楽しむ方が増えていますね。スタートは新幹線で東京方面から来る人なら米原駅とか、あとクルマの方は駐車スペースが用意された守山市をスタートにすることが多いと思います。

滋賀県では県内各地の観光地等を周遊するビワイチ・プラスというルート設定もしているんですけど、これもびわ湖沿岸以外のエリアの魅力を楽しめて人気になりつつあります。私個人もレンタサイクルをして近江商人の町を巡ったりするなど自転車での散策が好きなんです。あとは米原駅でレンタサイクルして北国街道の木ノ本という古い町並みを訪ねたり。どんどん広がるビワイチの魅力を感じに来てください!


湖北にある賤ヶ岳(しずがたけ)は奥びわ湖のシンボル


四季折々の表情が楽しめる高島市のセコイア並木


三大和牛のひとつ、滋賀の近江牛をぜひ味わいたい

しまなみ海道サイクリングロード


広島県尾道市と愛媛県今治市を結ぶ、約70kmのルート。CNNが選ぶ世界7大サイクリングコースに選ばれるなど、その魅力は世界的に知られている。

走るたびに新しい発見があるしまなみ!

愛媛県 観光スポーツ文化部 サイクリング誘客推進監
石丸正雄さん

瀬戸内の島々とそれをつなぐ架橋が織りなす絶景がしまなみ海道の最大の魅力です。でももちろんそれだけではないんです。ルートが通る各島それぞれに生活があって文化があって、そしてそれが少しづつ異なっています。島から島へと渡るたびに変わるその変化を楽しんでもらえたらと思います。

初めての方は、たとえば今治市のサンライズ糸山サイクリングターミナルでレンタサイクルを借りて、大島、伯方島と渡り、大三島のサイクリストの聖地碑まで約30km。そこでレンタサイクルを乗り捨ててバスやフェリーで今治に戻って来る、なんてどうでしょう。もちろん余裕があれば自転車で戻っても往復60kmくらいですから、一日かければ初心者の方でも走り切れると思います。

東京から来る場合のお薦めは、新幹線で来るなら福山から尾道へ出てサイクリングスタート、サイクリストの聖地碑を見て大三島で1泊、そして今治へ抜けるプランですね。

ぜひとも行ってほしいのが亀老山の展望台です。その絶景はしまなみでも1、2を争うもの。亀老山はコアなサイクリストの人にとっては大好物の激坂が有名ですが、今はeバイクのレンタルがありますので、女性や年配の方でも同じ絶景を目指して走れますよ。

ほかにも船で渡る上島町のゆめしま海道は4つの島が橋でつながれているんですが、信号がひとつもないんです。快適ですよ!

最近は宿泊施設もどんどん増えてきていて、近くほぼ無人のスマート旅館なんてものもできる予定です。しまなみ海道は常に進化を続けていますので、何度来てもらってもそのたびに新しい発見があるんです。みなさんのお越しをお待ちしています!


愛媛県今治市のサンライズ糸山にあるしまなみモニュメント


しまなみ海道でもっとも大きな橋、来島海峡大橋


大三島にあるサイクリストの聖地碑

まとめ

自治体やエリア観光紹介のブースって、そんなに人が集まらない気がしていましたが、さすがナショナルサイクルルート。その破壊力はハンパではありませんでした。連日押すな押すなの大盛況。だってしまなみ、ビワイチ、つくばりんりんと、日本のサイクリングルートのキラ星たち、そして太平洋岸、富山湾岸、トカプチというニューフェイスも全部集まっているんですから、この賑わいも納得です。来場者も「もうしまなみ走ったから次はどこに行こうかなー」とか「富山湾岸ってどうやって行けばいいの?」とか「ビワイチはどこから走り始めるといいですか?」など、前のめりな人が多いのも印象に残りました。各担当者に直接いろいろ聞けるってのもうれしかったみたい。俺もまだトカプチ走ったことないから、今年の夏は絶対に走るぞ!


担当者全員集合! みんなナショナルサイクルルートを走りに来てねー

関連リンク

ナショナルサイクルルート(国土交通省)
https://www.mlit.go.jp/road/bicycleuse/good-cycle-japan/national_cycle_route/index.html

トカプチ400
https://www.ctjguide.com/

富山湾岸サイクリングコース
https://cycling-toyama.jp/course/wangan/

つくば霞ヶ浦りんりんロード
https://www.ringringroad.com/

太平洋岸自転車道
https://www.kkr.mlit.go.jp/road/pcr/index.html

ビワイチ
https://www.biwako1.jp/

しまなみ海道サイクリングコース
https://shimanami-cycle.or.jp/

DATA

イベント名:CYCLE MODE TOKYO 2023
開催日:2023年4月15日(土)〜16日(日)
会場:東京ビッグサイト
主催:サイクルモード実行委員会

執筆:岩田淳雄

愛知県出身、千葉県在住。
自転車雑誌「サイクルスポーツ 」「バイシクルクラブ」の編集長を歴任。現在は「ペダルプッシャー」を主宰し、サイクリングの啓発活動を展開しています。
https://pedalpusher.jp/

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日本最長1400kmのダイナミックなサイクリングルートである太平洋岸自転車道を実走調査したシリーズの他記事もご覧になりたい方はこちらから

茨城県のサイクリングコースおすすめ11選!TABIRINで見つける茨城の魅力を満喫!

茨城県のサイクリングコースおすすめ11選!TABIRINで見つける茨城の魅力を満喫!

茨城県は、豊かな自然や歴史ある街並みが広がり、サイクリングに最適なエリアです。都心からもアクセスしやすく、初心者から上級者まで楽しめるさまざまなコースが揃っています。
ナショナルサイクルルートのひとつ「つくば霞ヶ浦りんりんロード」をはじめ茨城県のおすすめサイクリングコース11選ご紹介します。

自治体などから発行されているマップに掲載されているコースをサイクリングしたい方は茨城のサイクリング情報ページから探してみて下さい。

茨城県のサイクリングコースおすすめ11選!

【茨城県】筑波山麓の桜を満喫!つくば霞ヶ浦りんりんロードサイクリング

筑波山の麓を走る15kmのサイクリングコースは、春には桜が咲き誇る絶景ルートとして特に人気があります。桜並木が続く道では、花びらのシャワーを浴びるような贅沢なライドを楽しむことができます。また、桜の名所として知られる観光スポットも点在しており、立ち寄りながら美しい写真を撮るのもおすすめです。

【茨城県】筑波山麓の桜を満喫!つくば霞ヶ浦りんりんロードサイクリング
ナショナルサイクルルート「つくば霞ヶ浦りんりんロード」のつくば方面廃線跡は、長い桜並木が有名です。2022年4月に開催された、筑波総合体育館からつくば霞ヶ浦りんりんロードの桜並木などをめぐる約15kmの「筑波山麓さく...

【茨城県】大洗・ひたちなか海浜シーサイドルートから、約16kmコースサイクリング

海岸線を走る16kmのサイクリングコースは、水辺の景色を楽しむのに最適です。道中には、地元で取れた新鮮な魚介を使ったグルメスポットや、自然を楽しめる観光地が点在しています。リラックスしたライドを楽しみたい方におすすめです。

【茨城県】大洗・ひたちなか海浜シーサイドルートから、約16kmコースサイクリング...
ナショナルサイクルルート「つくば霞ヶ浦りんりんロード」を有する茨城県は、県内にいくつかのサイクリングルートを設定しています。そのひとつ「大洗・ひたち海浜シーサイドルート」は、ネモフィラやコキアが丘一面を染め...

【茨城県】奥久慈ヒルクライムルート 1泊2日で滝をめぐり坂を楽しむサイクリング

茨城県奥久慈エリアのヒルクライムルートは、自然と挑戦を楽しみたい方におすすめのコースです。このコースでは、袋田の滝をはじめとする名瀑を巡ることができ、爽やかな風景とともに達成感のあるライドを体験できます。道中には地元の食材を使ったグルメスポットもあり、観光と運動を兼ねた充実の一日を過ごせます。

【茨城県】奥久慈ヒルクライムルート 1泊2日で滝をめぐり坂を楽しむサイクリングレ...
ナショナルサイクルルート「つくば霞ヶ浦りんりんロード」を有する茨城県には、魅力あるサイクリングルートがいくつかあります。福島と茨城の県境にそびえる八溝山(やみぞさん)を源とする久慈川が流れる大自然エリア「奥...

【茨城県・千葉県】初詣におすすめ、神栖市からめぐる東国三社めぐりサイクリング

神栖市を起点に、東国三社(鹿島神宮・息栖神社・香取神宮)を巡るサイクリングコースは、歴史と信仰の深さを感じられる魅力的なルートです。約50kmの距離で、主に平坦な道が多いため、初心者から中級者まで楽しむことができます。三社を参拝しながら、日本の伝統的な文化や自然を体感でき、心身ともにリフレッシュできるライドです。初詣や季節ごとの参拝ライドにぴったりです。

【茨城県・千葉県】初詣におすすめ、神栖市からめぐる東国三社めぐりサイクリング...
鹿島神宮、香取神宮、息栖神社を巡る東国三社巡りは、東京からも日帰りで行くことができます。約50kmを1日でめぐる、年始の初詣に向けた「東国三社めぐりサイクリング」をご紹介します。東国三社とは遡ること江戸時代、お...

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石岡市は、茨城県の中でも豊かな伝統文化を誇る場所です。サイクリングでは、200年以上続く「廣瀬商店」の酒蔵や、茨城の特産物「しし鍋」を味わえる「そば処中津川」を巡ります。さらに、手作り線香の「駒村清明堂」や、新たに蒸留所を開設した木内酒造八潮蒸留所など、地域のモノづくりを感じられるスポットも満載。自然と歴史を感じながら、地元の名産品を堪能することができ、サイクリングにぴったりのコースです。

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2006年に小川町、美野里町、玉里村が合併してできた「小美玉(おみたま)市」は県央地域に位置しています。茨城空港があり空の玄関口としても人の往来があり、つくば霞ケ浦りんりんロードへのアクセスもよい所です。小美玉...

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【茨城県】タイムスリップを味わえる常総市で約25㎞のポタリングとサイクルトレイン
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【茨城県】女子旅にもオススメ!つくば市で約30㎞のグルメライド

つくば市を舞台にした約30kmのグルメライドは、美味しいものを食べながらサイクリングを楽しみたい方にぴったりのコースです。道中でのグルメスポットが点在しており、美味しいスイーツや食事を楽しむことができます。女子旅にも最適で、友達と一緒に食べ歩きをしながら楽しい時間を過ごせること間違いなし。

【茨城県】女子旅にもオススメ!つくば市で約30㎞のグルメライド
季節の変わり目。花の盛りもまだ先だしどこへ行こうか迷ってしまいますね。そんな時こそ、見た目も可愛く写真に撮りたくなるグルメを探しにサイクリングをしてみてはいかがでしょうか。つくば市内にはオシャレなカフェやSNS...

サイクリングに便利な「TABIRINアプリ」PR動画

この動画でも茨城県のサイクリングが紹介されていますので、ぜひご覧ください。

まとめ

茨城県は、豊かな自然と歴史、グルメが楽しめるサイクリング天国です。初心者から上級者まで、幅広いレベルで楽しめるコースが揃っており、観光やアクティビティも充実しています。ぜひ、自分に合ったコースを見つけて茨城のサイクリングを満喫してください。

執筆:花田 康

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WEBサイト「TABIRIN」で掲載している自治体等が作成した全国のコース・マップやサイクリストにやさしい宿、レンタサイクルといった「旅×自転車 情報」の各施設、サイクリングの魅力を伝える「旅×自転車 記事」の情報などをまとめて一つの地図で見ることができるアプリです。

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