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記事タグ: ツーリング(10~50km)

【石川県】シェアサイクル「まちのり」で楽しむ、金沢の半日自転車旅

【石川県】シェアサイクル「まちのり」で楽しむ、金沢の半日自転車旅

旅行をするとき、時間が多く取れなくてもどうすれば魅力を味わえるのか。旅行は観光地に行くだけでなく、その土地の雰囲気や街並み、空気を感じることも旅行の醍醐味です。
そんな時に、移動手段としてのシェアサイクルを利用すると、その土地の良さを、五感を通じて感じられるのではないかと思い、金沢で実際に利用してみました。

シェアサイクル「まちのり」を利用した観光

金沢に着いてまずはホテルにチェックイン。荷物が多いと観光も大変なので、財布と水分、スマホとモバイルバッテリーを鞄に入れ、早速観光に出発。

金沢にある「まちのり」というシェアサイクルを利用しました。
事前にアプリをダウンロードし、会員登録を済ませておくとスムーズに利用できます。
アプリを開き、サイクルポートの場所と使える自転車があるか確認をしてみると、近くのポートでの利用可能台数が分かりやすくまとめられていました。

実際にポートに行くとトレードカラーの黄緑色の自転車が止められていました。
とてもコンパクトな自転車で重心も低く、初心者でも使いやすそうな自転車です。

サドル下にある自転車のコードをアプリに入力すると、パスワードが表示され、それを自転車に入力すると解錠されます。

まずは体力があるうちに、山の上にある金沢大学に向かうことにしました。
道中は長い上り坂が多かったですが、「まちのり」は電動自転車なので楽々と上れました。
しばらく走ると住宅が少なくなっていき、周りは森の景色。

山の中の目的地「金沢大学」

走り続けると大学が見えてきました。
金沢大学を訪れた理由は、アニメ「Angel Beats!」に出てくる学校のモデルになっているからで、いわゆる聖地巡礼です。

アニメの再現度が高いことを実感。次回はたっぷりと時間を取って堪能してみたいと思いました。

市街地の有名観光地へ

次は金沢市内の観光地へ戻ります。
金沢市は、道が整備されていて、多くの道路には自転車用のレーンが用意されているので安心です。

金沢城周辺のため、近くの駐輪可能ポートを探し、アプリで返却手続きを行います。
アプリに登録したクレジットカードでの決済なので、返却手続きも簡単です。
返却後は近江町市場まで散策。

近江町市場

近江町市場は金沢の台所とも呼ばれており、日本海側で獲れる鮮魚だけではなく、肉や野菜、日用品までも扱う巨大な市場です。市場内ではおいしい魚を寿司や海鮮丼でいただけるお店が多くあり、味覚で北陸を味わえる場所です。
お店はほとんどが閉まっている時間になっていましたが、お店からの匂いで、市場の活気を感じます。

ひがし茶屋街

再び自転車を借りて「ひがし茶屋」へ。移動後は自転車を返却し、町の中に入っていきます。

「ひがし茶屋」は、金沢文化を感じられる茶屋街の一つで、作家・五木寛之作品『朱鷺の墓』の舞台としても有名です。国の重要伝統的建造物群保護地区に選定されている古い町並みは、着物を着て歩き日本の古き良き風景を楽しめる場所です。


17時近くになっていたので、多くのお茶屋は店仕舞いを始めていましたが、SNSでよく見かけるお店「箔一」は開いていました。

金沢は「金箔の町」だけに、この「金箔アイス」は外せません。890円と少し高いソフトクリームですが、かなり濃厚でおいしかったです。

金沢の玄関口と海の幸

金沢駅

再度自転車を借りて金沢駅へ。

金沢市の玄関口である金沢駅は、世界で最も美しい駅の一つにも選ばれており、金沢の伝統芸能である能楽で使われる鼓をイメージした鼓門は見たことある人も多いのではないでしょうか。
近くには多くの飲食店もあり、近江町市場と並んでおいしそうなお店が並んでいました。



石川県に来たのだから日本海の幸を堪能すべく「のとめぐり」という寿司屋へ行くことに。北陸の日本酒飲み比べも楽しみです。
どの料理もおいしく、初めて食べたノドグロは感動しました。

食後は金沢駅のイルミネーションを見に行きました。
1時間おきに行われているイルミネーションは20分ほどで終了してしまいますが、大きさとグラデーションは壮観でした。

ここで約5時間の半日金沢観光を終了です。

コース情報


ドコモ・バイクシェア(金沢エリア) 愛称:まちのり
WEBhttp://www.machi-nori.jp/営業時間24時間電話番号まちのり事務局076-255-1747(9:00~18:00)受付住所石川県金沢市此花町3-2ライブ1ビル 1Fポート数約72公式HPご確認ください。車種電動アシスト自転車料金■1回会員基...

▼近江町市場
https://ohmicho-ichiba.com/

▼ひがし茶屋街
https://www.kanazawa-kankoukyoukai.or.jp/spot/detail_10212.html

▼金沢駅
https://www.kanazawa-kankoukyoukai.or.jp/spot/detail_10050.html

▼金沢大学
https://www.kanazawa-u.ac.jp/

今回の記事で紹介したコースの詳細は以下でもご覧いただけます。

金沢シェアサイクル

まとめ

旅行したいのに時間が多く取れない。けど街の雰囲気を感じる手段として自転車を使う観光は楽しいものでした。
金沢市の場合、道も整備されており、レンタサイクルも多くの利用方法や料金体制があり、自分に合った使い方もできます。
観光地間の移動をただの移動にせず、町の雰囲気をより身近に感じられる自転車を使う観光、ぜひ試してみてください。

執筆:るかす
愛媛県松山市在住の22歳大学院生。
中学の時から通学に自転車を使っていて、自転車の魅力に気が付きました。
今は長距離に挑戦したいと思っています。

関連記事

以下も金沢駅を起点とした、ドコモバイクシェア「まちのり」を利用した観光プランのご紹介記事です。金沢の主要観光スポット巡りの予習として見るのもおすすめです。是非ご覧ください。

●長町武家屋敷跡を通り、にし茶屋街で和菓子を食べ歩き、ハントンライスの有名店「グリルオーツカ」でB級グルメに舌鼓、人気スポット「金沢21世紀美術館」や、秋の兼六園を巡る

【石川県】シェアサイクル「まちのり」で秋の金沢周遊
初めての街を旅する時、レンタカーやバスでももちろんよいのですが、自転車を使ってみるとその街の作りがわかり、親しみがいっそう湧くものです。最近では世界各国の観光地で主要なスポットに自転車ポートを設置し、ポート...

 

【栃木県/群馬県】わたらせ渓谷鐵道の紅葉を楽しむ45kmミニベロポタ

【栃木県/群馬県】わたらせ渓谷鐵道の紅葉を楽しむ45kmミニベロポタ

わたらせ渓谷鐵道は群馬県と栃木県をまたぐ路線で、渓谷沿いを走るので四季を通じて人気の鉄道です。特に春と秋は観光客も多く賑わいます。栃木県にある終点の間藤駅から紅葉と鉄道を楽しみながら戻るルートです。

輪行して間藤駅からスタート

小径車(ミニベロ)で輪行して大間々駅から間藤駅に向かいます。
わたらせ渓谷鐵道は、乗車券と手回り品切符を購入して乗車します。サイクルトレインではないので、輪行袋に入れて乗車します。
途中の神戸駅(ごうどえき)では、上りと下りがすれ違う(離合する)ため数分停車するので外に出て車輌の写真を撮ることができますよ。

ニホンカモシカに出会える駅

間藤駅に降り立つと気温が数度下がったようにヒンヤリします。
駅舎の壁にはカモシカをデザインした銅板壁画があり「ニホンカモシカの見られる駅」と描かれています。タイミングが良ければニホンカモシカが見られるかも知れません。

国鉄時代には間藤駅から足尾本山駅まで貨物専用の線路が1.9kmのびていました。
現在は廃線となり、道路からも一部見る事ができます。
間藤駅から、まず北上して廃線跡を見てから南下していきます。

足尾駅に向かう途中にあるトラス橋の田元橋(歩道橋)で、ちょうど列車が通過しました。
鉄橋と紅葉がセットで撮れて良い感じです。

足尾駅近くにある煉瓦造りのレトロな建物は、足尾銅山の鉱業事務所の書類庫だった建物です。明治40年に完成したそうですが、さほど古さを感じない重厚な雰囲気で、隣のイチョウも良いアクセントになっています。

足尾銅山周辺の裏路地

足尾駅には数台の貨物車輌が動態保存展示しています。見た目はかなり錆びていますが、ちゃんとエンジンがかかるそうです。

足尾のメイン観光といえば「足尾銅山観光」です。今回は時間がないので施設内には入りませんでしたが、閉山後の坑内の一部をトロッコ電車で見学出来る施設になっています。
施設内にある通洞鉱山神社に味のある狛犬さまが居るというので、立ち寄ってみました。

愛郷のある狛犬は1743年(寛保3年)に彫られたモノとか。
もともとは別の神社にあったのを、大正9年にこちらに移されたそうです。

通洞駅から線路沿いに続く路地を走ります。この辺りは裏路地が雰囲気が良いので、散策しながら走って行きましょう。

裏路地の紅葉も美しく色づいていました。

わ鐵を走ると鉄道写真を撮りたくなる

国道122号を走っていると第二渡良瀬川橋梁が良く見える橋に通りかかりました。
石造の橋がレトロで立ち寄ると、そろそろ列車が通過するというので待ってみることにしました。さほど鉄道に興味なくても、見た目が可愛い「わ鐵」の姿は写真に納めたくなるから不思議です。

空色の橋梁は国登録文化財で、100年以上現役で活躍しているというから凄い。

国道122号を下って行くと、渡良瀬川沿いに色づく紅葉が楽しめます。

しばらく国道を走ると、群馬県に入ります。沢入駅(そうりえき)入口の看板を見つけたら左折して坂を下ります。沢入橋を渡っていると踏切が鳴り出したので、また列車待ちすることに…

さらに沢入駅で上りと下りが離合するというので跨線橋から待ってみます。
ディーゼル機関車が客車を引っ張る「トロッコわたらせ渓谷号」に出会えました!

ランチは草木湖のお蕎麦屋さん

沢入駅から県道343号を走ります。国道と違い、多少アップダウンがあり走りごたえがあります。真っ赤な草木橋が見えてきたら、渡って国道側に出ます。
わたらせ渓谷鐵道沿いには、食事処が少ないので食べられるタイミングで入店しないと後々困ることになるので注意です。

草木橋を渡った目の前にある古民家風のお蕎麦屋、喜龍苑でお昼ゴハンにしましょう。
こちらのお蕎麦は十割蕎麦がメイン。あとは季節の天ぷらや炊き込みご飯も人気です。

舞茸天ぷらと蕎麦のセットと“むかご”と舞茸の炊き込みご飯をいただきました。
山芋のわき芽のむかごを食べるのは初めてでしたが、ホクホクして美味しかったです。

お店の向かいにある草木公園から草木橋を見上げることが出来ます。
赤くて立派な橋で、草木湖の雰囲気に合っています。

草木湖の紅葉

今回のルートの中で最も賑わっているのが道の駅富弘美術館周辺になります。
道の駅周辺も紅葉が美しいスポットがあります。奥に進むと草木湖を眺められるベンチがあるので座って湖を眺めるのも良さそうです。

近くの草木ドライブインの裏に寝釈迦のレプリカが設置されているのですが、あまり知られていません。レプリカというからには、本物はどこに?と思って調べると袈裟丸山という近くの山の中腹にあるそうです。

草木ドライブインから少し下ると、草木ダム展望台があります。
ここから草木ダムの天端を通り、対岸に渡ります。

草木ダム展望台からは、ダム全体が見渡せて気持ちが良いですよ。

天端からは、お昼を食べたお蕎麦屋さんの近くにある草木橋も見えます。
遠くから見ても赤い橋が絵になります。

天端を渡るとダムの管理所があります。こちらでダムカードが貰えますよ。
管理所の隣にあるテラスからダムの側面が良く見えます。

落差20mの柱戸不動滝

草木ダムから坂を下ると柱戸川に出ます。橋の手前に駐車場があり、自転車を置いて滝を見に行きましょう。急な階段を下りますので歩きやすいシューズで行く事をオススメします。

歩いて約5分で滝に到着します。不動滝も紅葉の名所なのですが、他の場所との気温差でしょうか、まだ緑の葉でした。このモミジが赤く色づいたら滝とセットで美しいでしょうね。

廃線のトンネル

草木ダム建設のため廃線になった旧足尾線の琴平トンネルが、水の広場出入口にあります。
水の広場は車輌進入禁止なので、道路側から自転車を押してトンネル周辺を見物します。

観光客で賑わう神戸駅

琴平トンネルの近くにある神戸駅(ごうどえき)に立ち寄ります。
観光バスも立ち寄る人気の駅です。レトロな駅舎は登録有形文化財に登録されています。

東武日光線で活躍していた特急「けごん」の車体を利用した「列車レストラン清流」も人気です。
神戸駅でも上りと下りの列車が離合するので跨線橋の上にはカメラを構えた人が大勢待機していましたよ。

レトロ自販機で腹ごしらえ

神戸駅から国道122号に合流して、しばらくは国道を走ります。
紅葉の時期には観光の車や大型バス、オートバイが多く走るので気を付けましょう。

紹介ルートでは、花輪駅手前から県道345号を走りますが、小腹が空いた場合、そのまま国道を走るとレトロ自販機で有名な丸美屋があります。
TVなどにも紹介されるので、休日ともなると大勢の人が訪れます。

ラーメン・うどん・そば・トーストなど、懐かしの自販機が揃った店内はテンションが上がります。品切れにならないように、近くの「レストラン飛鳥」が1日に何度も補充してくれています。

小腹を満たしたらそのまま国道を走っても良いですし、ルートの県道345号に戻ってもどちらでもOK。
県道は車が少なく、川沿いを走るのでオススメですよ。

温泉に入れる駅

国道122号を走り、水沼駅に到着。
駅舎の壁に温泉マークがある通り、駅構内に温泉施設がある駅です。
スタート&ゴール地点をこの駅にすれば、自転車で走った後に温泉に直行できますね。

くろほね大橋を渡り、県道257号を走ります。今まで走った県道より道幅が狭く路面が荒れているので注意しましょう。

夕陽に照らされた紅葉

路面が荒れているのにこちらを紹介するのは、夕方になると日差しの関係で美しい紅葉が見られるからです。キラキラとまぶしい紅葉が続く道を走ります。

道幅が少し広くなったあたりに貴船神社があります。県内屈指のパワースポットらしいので、立ち寄りたいところですが今回は時間がないため鳥居を見るだけで通り過ぎます。機会があればお参りしたいですね。

駅舎ファンにも人気の上神梅駅

駅舎とプラットフォームが登録有形文化財に登録されている上神梅駅に寄り道です。
大正元年建造の駅舎や木製の改札が珍しく、全国の駅舎ファンも訪れる人気の駅です。

高津戸峡の紅葉

上神梅駅から県道257号を走り、福岡大橋を渡ったら市街地を走ります。
「ながめ公園入口」の交差点を左折して、踏切を渡り左折すれば「はねたき橋」に到着です。なんとか明るいうちに来る事ができました。

ちょうど観光バスも来ていて橋の上は賑わっていました。

はねたき橋から見える赤い高津戸橋まで約500mの遊歩道があるので歩いてみるのも良いかもしれません。
渓谷沿いなので太陽がちょうど良い具合に当たるの時間は短いです。

それでも紅葉の美しさを感じることができました。
自転車で来た道を戻り、高津戸橋から「はねたき橋」を見てみました。三角の橋が特徴的です。

大間々駅でゴール

高津戸峡近くの大間々駅でゴールです。
大間々駅は、トロッコわたらせ渓谷号の始発・終着駅で車両基地がある駅です。駅舎は登録有形文化財に登録されています。

駅の周辺には宿場があった「あかがね街道」があり、現在でも歴史ある建物などが残っているので散策しても良いでしょう。

コース紹介

▼わたらせ渓谷鐵道
https://www.watetsu.com/

▼貴船神社
https://kifune-gunma.com/

▼富弘美術館
https://www.city.midori.gunma.jp/tomihiro/

アクセス
電車:JR両毛線「桐生駅」から東武線「相老駅」乗換「間藤駅」下車
車:北関東自動車道「太田桐生インター」から約20分で「桐生駅」

まとめ

間藤駅から、わたらせ渓谷鐵道に沿って走るルートは基本的に下りベースとなっているので、ミニベロでも楽しく走る事ができます。鉄道写真と紅葉をセットで楽しめますよ。

執筆:小曽根彩

大分県出身、埼玉県在住。
地図やガイドパンフのデザイン制作事務所「オゾングラフィックス」スタッフ。
埼玉県奥武蔵エリアを中心に、四季の景色や美味しい物を求めて自転車を楽しんでいます。

 

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【栃木県】茂木町の棚田を見に行こう!約30㎞のサイクリング

【栃木県】茂木町の棚田を見に行こう!約30㎞のサイクリング

関東随一の清流とされる那珂川が流れ、山々に囲まれた茂木町はサイクリングはもちろん、釣りやキャンプなどアウトドアも楽しめる町。
もてぎエンデューロの会場となるモビリティリゾートもてぎがあり、多くのサイクリストが訪れています。また、茂木町には棚田がいくつかあり里山の原風景を残しています。目的地を棚田にしてサイクリングに出かけました。

道の駅もてぎ

朝から多くの人で賑わう道の駅もてぎをスタート地点に。

サイクルラックもありました。朝からサイクリストも多かったです。

敷地内にには直売所やレストラン、遊具のある広場、茂木町防災館などがありました。
道の駅もてぎは栃木県内第1号の道の駅としてオープンしたそうです。
さっそく棚田を見にサイクリングに出発。

真岡鐵道茂木駅周辺には飲食店もありました。

大場パン店

茂木町役場の近くにある大場パン店。

看板の工事中だということでしたが店内が見えたのでわかりました。

ショーケースに何種類ものパンが並んでいました。パンを選ぶと店主が取ってくれます。
お店は長くやっているそうで地元では馴染みの店。
出発して早々ですが、腹ごしらえのためにパンを購入。

購入したのは「バニラパン」。ふわふわの生地の上に、メロンパンのようなサクサクで甘い生地が乗っています。
ほんのり甘くて優しい味は美味しかったです。
エネルギー補給をしたので再び出発です。

街中には小さな川が流れていていくつも橋がかかっていました。山の風景と相まって素敵でした。

緩やかなアップダウンを繰り返し進んでいくとハートなど様々な形に整えられた樹がありました。

広大なトウモロコシ畑も。
那珂川を渡り県道27号から県道338号へ入るところでサイクリストに出会い、石畑の棚田を見に行くと伝えたところ338号線で行く方がいいと教えてもらいました。

上りはあまり得意ではないので、少し気持ちが怯みましたが棚田を目指して上っていきました。
傾斜がきついところはほとんどなく車も少ないので安心。

石畑の棚田

坂道を約4㎞上ったところに標識がありました。各所にあるので迷う心配もありません。

少し下ったところに棚田が広がっていました。
息を整えるように深呼吸し、この風景に目をやると疲れが飛んでいきました。

187枚の棚田は圧巻。石畑の棚田は1999年に農林水産省が選定する「日本の棚田百選」に、そして2022年2月には「つなぐ棚田遺産」に選ばれました。

「とちぎのふるさと田園風景百選」にも選ばれているようです。昔からある風景が見られ、いつまでも見ていたくなります。

写真を撮りに来ていた人が撮ってくれました。茂木町の風景を撮りにきていたそうです。

素晴らしい風景を存分に楽しむことができました。
また、石畑の棚田はオーナー制度があり、年会費3万円でオーナーになれるそう。

静かな山間を走って道の駅方面へ戻っていきます。8月も終わりの頃でしたが暑い日で蝉の鳴き声もしっかり聞こえてきました。

那珂川では鮎釣りを楽しむ人の姿もみられました。

下野中川駅

那珂川を渡ってほど近くに気になる看板がありました。

現在の真岡鐵道茂木駅を起点に作られ列車が通ることがなかった未成線「国鉄長倉線」の「下野中川駅」。
2020年につくられた看板です。幻の駅は、とてものどかな場所にありました。

日光天然かき氷 茂木 満天家

下野中川駅から約7㎞ほどで街中に戻ってきました。

茂木駅の近くに「かき氷」ののぼりがみえました。お客さんが何組か並んでしました。

日光の三大氷室のひとつ「松月氷室」の天然氷を使っているそう。
メニューの中にはメロンを半分にしたものを器にし果肉をたっぷりのせた「まるごとメロン」などインパクトあるものもありました。悩んだ末選んだのは「もも」。

ももの果肉もあり豪華に感じましたが600円という値段。桃色のシロップもたっぷりかかっていてさわやかな甘さでした。
汗をかいたあとのかき氷は最高ですね。

コース紹介

スタート・ゴール:道の駅 もてぎ
車でのアクセス:常磐自動車道 水戸I.Cより約50分 、北関東自動車道 真岡I.Cより約40分
電車利用のアクセス:真岡鐵道「茂木駅」から約1.4km
http://www.motegiplaza.com/

まとめ

初めて棚田を間近で見ることができたのと、山を登ったこともあり達成感のあるライドになりました。
約30㎞の道中はアップダウンがいくつもありますが、斜度がきつい所はなくマイペースにサイクリングすることができました。茂木町内には他にも棚田があるので巡ってみても良いかもしれないですね。
穂が垂れて黄金色に輝く棚田は本当に素晴らしく感動しました。田植えを終えて苗が成長してきた頃に、青々とした棚田も見てみたくなりました。

執筆:水越恭子

茨城県出身。地元ラジオ局でリポーターをしていた頃にロードバイクを購入。公私ともに自転車を楽しんでいる。現在はフリーランス。SNSで茨城サイクリングの魅力を発信。自転車のさまざまな楽しみ方を研究中!現在は、行方市自転車活用推進会議委員を務め、行方エリアテレビ「なめテレ」に出演し自転車で市内をめぐりレポートし放送している。

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サスティナブルな旅の情報サイト「サスタビ」。そのガイドラインのひとつに「徒歩・自転車で、ゆっくり旅先の土地を楽しもう」という項目があります。
そこでメディア交流の目的も合わせて、サスタビ編集の方々と、自転車でゆっくり浅草界隈の伝統探訪をしてきました。

京成上野と浅草橋でレンタサイクル

「京成レンタサイクル(京成上野駅手荷物カウンター)」でクロスバイクをレンタル。

自転車は「KhodaaBloom」のクロスバイク。ヘルメットも貸してもらえるだけでなく、手荷物を預かってもらえます。

京成上野駅から、南東へ約3kmの「浅草橋駅」へ向かいます。

浅草橋駅すぐの「ヒューリック浅草橋ビル駐輪場」でサスタビメンバーと合流。

ヒューリック浅草橋ビル駐輪場では、利用日の2週間前からレンタサイクルの予約が可能です。
ヘルメットのレンタルは無いので、持参したヘルメットでサイクリングの準備。

まずは両国方面へスタート。

両国から浅草へ

両国橋を渡って、両国国技館へ。

晴天の気持ちいい風を感じながら両国国技館前を通り、エシカルフラワー専門店「ethica」へ。
残念ながら閉店だったため店先で写真だけ撮りました。

駒形橋を渡って「駒形どぜう 本店」で昼食

「ethica」から北へ走り、駒形橋を渡ります。

スカイツリーを見ながら江戸通りを左折して「駒形どぜう」。
情緒溢れるお店で、江戸時代から庶民に親しまれてきた伝統の味を頂けるお店です。

秘伝のタレで煮込まれた伝統的な「どぜうなべ」は臭みもなく骨も柔らかで、長く変わらない美味しさを堪能できました。

雷門から伝法院通、オレンジ通り

「駒形どぜう」から北へ450mで浅草の名所「雷門」。

雷門から仲見世通りの横道を進めば、仲見世通りを東西に横切る形で店舗が並ぶ伝法院通。
浅草寺の本坊である伝法院の門前に立ち並ぶ商店街で、2000年代のリニューアルによって江戸の街並みが再現されました。

「かなや刷子(ぶらし)」は、大正時代から受け継がれる匠の技の刷子専門店。

オレンジ通りに入れば、1927年創業の「浅草 もり銀」。

国指定の伝統的工芸品であり、銀器では東京が唯一指定を受けている「東京銀器」を製造販売しています。

「浅草 前川印傳」は、400年以上にもなる印伝を製造し、伝統工芸産業の中心地域でもある浅草で販売しています。

「浅草 曲げわっぱ 柴田慶信商店」は、1966年秋田県大館市で創業し2010年に淺草店をオープン。
秋田杉でつくる大館曲げわっぱを販売しています。

ここでサスタビメンバーと別れ、上野方面へと走り、京成レンタサイクルで自転車を返却して、サイクリング終了です。

コース紹介

▼京成レンタサイクル
https://tabi-rin.com/archives/bicycle_info/63816

▼ヒューリック浅草橋ビル駐輪場 レンタサイクル
https://www.tobu-re-parking.jp/detail.php?PARKING_ID=581

▼駒形どぜう
https://www.dozeu.com/

まとめ

「サステナブル」という言葉が一般的になってきましたが、何をどうすればいいかわからない人も少なくないと思います。
人それぞれ出来ることは違うのですが、「持続可能な」ことを知る一つとして、永く続いているお店をめぐるのは勉強になりました。
永く変わらず続いているもの、伝統を守りながらも時代やニーズに対応して進化しているもの。
自転車というアイテムもその一つであることも、このサイクリングを通じて改めて認識しました。
「サステナブルな旅」ってどんなものかな?と興味のある方は「サスタビ」サイトもご覧ください。

サスタビ
サステナブルな旅の情報サイト

執筆:HANADA

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茨城県の太平洋側の中央に位置する街「大洗町」。サーフィンや海水浴、水族館など観光で訪れる人も多い街ですが、テレビアニメ「ガールズ&パンツァー」の聖地として地域振興に繋がった町でアニメファンが大洗町を好きになり移住してくる人もいたそうです。聖地巡礼ポタリングへパンツァーフォー!

鹿島臨海鉄道「大洗駅」

居住地が水戸なのでJR水戸駅から大洗町へ出発しました。約13㎞で大洗駅に到着。
道路は交通量多めですが、わかりやすいルートなので迷うことはありません。

カジキの大きなモニュメントが目立ちます。

駅のすぐ隣には大洗町観光情報交流センター「うみまちテラス」にはサイクルラックがありました。
流木をイメージして自転車好きな人たちで作ったラックだそうです。

電動アシスト付き自転車のレンタサイクルもありました。平日にも関わらず借りている人が何人もいました。
また、うみまちテラス内にはカフェやお土産も販売されていました。

町内に1枚だけあるというアニメモチーフのマンホールも。訪れた際に探してみてください。 「駅前海岸線ポケットパーク」というレトロかわいい駅舎風の休憩所がありました。
1966年まで走っていた茨城交通水浜電車の旧軌道敷に位置しているそう。サイクルラックもあるので立ち寄ってみてください。

大洗カジキミュージアム

髭釜商店街に2017年オープンした「大洗カジキミュージアム」。
入館は無料。見上げるほど大きな約4mのカジキモニュメントが目印。

中に入るとカジキの写真や絵画、トロフィーなどが所狭しと飾られています。
大洗では毎年8月下旬にカジキ釣り大会が開かれるほど有名なカジキ漁場だそう。今年の8月には全国で初めて海外からも選手を招いて国際大会が開かれました。

1階には寺子屋食堂があり、カジキを使ったメニューがありました。
「カジキハンバーガー」と「カジキフライバーガー」をいただきました。カジキはさっぱりとしていましたが旨味があって美味しかったです。
他にもカジキを使ったメニューが豊富でした。また、土曜日には子ども食堂を開いているそうです。

食事を終えて大洗のシンボル「大洗マリンタワー」を見にいきました。

高さは60m。展望室では大洗町と太平洋を一望することができます。
また高さ50メートルの2階にはアニメ会社公認の「ガルパン喫茶」があります。隣にある大洗シーサイドステーション(旧アウトレット)やマリンタワーもアニメ劇中に登場しています。

周辺をサイクリングしたら商店街へ向かいます。

永町商店街・曲がり松商店街

「ガルパン」の略称で愛され続けているアニメ「ガールズ&パンツァー」は、戦車を用いて模擬戦を行う武道「戦車道」が華道や茶道と並んで乙女のたしなみとされており、女子高生が戦車道で全国大会を目指していく…といったストーリー。
主人公たちが通っている学校が茨城県大洗町にある架空の学校「大洗女子学園」。作中には大洗の街並みが何度も登場しています。

町内の商店街でキャラクターの等身大パネルに出会えます。
アニメ放送開始は2012年10月。翌年の海楽(かいらく)フェスタに合わせてパネルを設置したそう。
それから多くのアニメファンが商店街を訪れるようになったそうです。

まず訪れたのは「味の店たかはし」。
販売しているのは「みつだんご」昔から食べられていたおやつで、1本60円で食べられます。

小麦粉でつくられた団子は、ふわふわ食感でいくつでも食べられそう。

特製の蜜にきな粉がかかっています。とても美味しいです。
店舗脇にテーブルとイス、サイクルラックが設置されています。

店先にはキャラクターのパネルがあり、出迎えてくれているようでした。

向かいの店にもパネルが。

商店街を進んでいくと出会うことができます。

カーブにある「割烹旅館 肴屋本店」。劇場版での名シーンの一つに登場しています。

サイクルラックもありました。

紹介しきれませんが町内には55体以上のパネルがあるそう。
キャラクターの誕生日には誕生日会イベントが開かれることも。このパネルを見に訪れたファンと商店街の人との交流が生まれ、
大洗町が好きになり何度も足を運ぶ人が増えました。

商店街を抜けて海沿いへ向かいます。

大洗磯前神社神磯の鳥居

商店街を抜けて目の前に立つ大きな大洗磯前(いそさき)神社の鳥居は迫力があります。

坂を上っていると途中には「神磯の鳥居」。古くから景勝地として有名です。

観光客も多く訪れていて写真を撮っていました。

神聖な雰囲気を味わえる海岸です。

大洗公園

大洗磯前神社からアクアワールド大洗あたりまで続く大洗公園。道中、松林を抜けるところもあり景色を堪能できます。

海風を浴びてゆっくりしました。散歩の人、サーフィンを楽しむ人、のんびり過ごせる公園です。

ROMII DONUT STORE

公園から約3㎞行ったところにドーナツ専門店があります。

入ると目の前のショーケースにたくさんのドーナツが並んでいます。

悩んだ末、オールドファッション、フランボワーズ&ホワイトチョコ、ブルーベリー、抹茶を購入。

フランボワーズ&ホワイトチョコは、甘さの中にフランボワーズの酸味が効いていて美味しかったです。
さくさく生地の食感も良かったです。

コース紹介

▼うみまちテラス
https://www.oarai-info.jp/page/page000533.html

▼大洗カジキミュージアム
https://www.umi-no-warabe.com/

▼大洗マリンタワー
http://www.oarai-mt.jp/

▼大洗磯前神社
https://www.oarai-isosakijinja.net/

▼ROMII DONUT STORE
https://tabelog.com/ibaraki/A0801/A080102/8025736/

まとめ

水戸駅から出発すると約38㎞。大洗に到着してからはゆっくりポタリングを楽しみました。
ぜひ一度、作品を観て聖地巡礼ポタリングをしてみてください。アニメに登場したシーンを思い出しながら見て回るとさらに楽しめると思います。

執筆:水越恭子

茨城県出身。地元ラジオ局でリポーターをしていた頃にロードバイクを購入。公私ともに自転車を楽しんでいる。現在はフリーランス。SNSで茨城サイクリングの魅力を発信。自転車のさまざまな楽しみ方を研究中!現在は、行方市自転車活用推進会議委員を務め、行方エリアテレビ「なめテレ」に出演し自転車で市内をめぐりレポートし放送している。

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【茨城県】留学生と走るつくば霞ケ浦りんりんロード つくば市

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【大分県】石橋の町と呼ばれる院内町35kmサイクリング

【大分県】石橋の町と呼ばれる院内町35kmサイクリング

谷間の集落が多い院内町には大小75基もの石橋があります。その中で状態の良いアーチ橋を厳選して、自転車で回ってみることにしました。

道の駅いんないからスタート

大分県宇佐市院内町にある道の駅いんないに車を止めて準備をします。
道の駅の人に「石橋めぐりをしたい」と伝えると車を止めることが出来ました。

道の駅近くの荒瀬橋

「道の駅いんない」のすぐ近くに1つ目の石橋があります。
2連アーチの美しいめがね橋で、橋のたもとに公園があり見上げることができます。

国道387号を北上している途中に旧豊州鉄道駅跡という看板を見つけました。
かつて日豊本線前豊前善光寺駅から豊前二日市駅までの間を結んでいた旧国鉄の路線のようです。
看板横の石積みは蒸気機関車給水タンクの跡で文化遺産となっています。

1925年(大正14年)に架設された御沓橋は、3連アーチ橋です。橋の長さは59mで町内最長です。
こちらも近くに公園があり間近で見る事が出来ます。

県道42号側に右折して坂を上ると小さなトンネルを抜けます。
そのまま坂を下って新貝川を渡らず、手前を右折して下市磨崖仏(しもいちまがいぶつ)に立ち寄ります。
少し奥まった場所にある鳥居をくぐると、岩壁一面に彫られた磨崖仏がありました。

かなり近い場所から見られます。室町時代前半の磨崖仏らしいですが状態が良く、そんなに古く感じませんでした。なかなか見応えありますよ。

空に高くそびえ立つ仙の岩

新貝川沿いの薬師淵を走ります。
川の対岸の段丘に薬師如来像と脇侍を祀るお堂があります。新貝川と深見川の合流点付近を薬師淵と呼んでいるようです。

県道50号から深見川に沿って走り、大きくカーブした先に現れるのが仙の岩です。

まず、その大きさに驚きます。まるで中国の水墨画を彷彿とさせる大岩柱は圧巻です。
約100mの集塊岩で出来た大岩柱は、山岳仏教の修行場となっているそう。
大昔、インドの僧の法道仙人が住んでいたので「仙の岩」と呼ばれるようになったとか。

さらに県道50号を走って行くと「直進すると湯布院、右折すると院内」の青看板が出てきます。そこを右折して少し進むと「深見五重塔」の道標があるので脇に道に入っていきましょう。

個人の寄付により建立した五重塔

行く方向には森があり五重塔の気配も感じません。
半信半疑で進んで行くと、森の中から朱色の五重塔が姿を現しました。

朱色が鮮やかな木造の五重塔です。調べると、安心院町出身の糸永貞樹氏が故郷への感謝の念を込めて建立したものとか。まさか個人の資産で建てられたとは驚きです。

京都の国宝醍醐寺の五重塔をモデルにしているそうで、確かになんとなく見覚えがあるような姿です。バランスも良く美しい五重塔でした。

太い道まで戻り、院内方面に進みます。多少アップダウンがある道になります。

国道387号に合流する手前に3つ目の石橋である「富士見橋」があります。
橋の上に立つと「豊後富士」と呼ばれる由布岳が見えることから「富士見橋」と名付けられたそうですが、残念ながらこの日は見る事が出来ませんでした。

こちらの橋も近くに公園があり、石橋を見上げることができます。

国道387号を左折して進むと4つ目の鷹岩橋が現れます。
かつては日出生台演習場へ向かう軍馬車輌も渡ったという頑丈な石橋です。

橋の隣には「石橋にロマンを架けた男たち」という言葉が刻まれた石碑があります。

その先にある5つ目の分寺橋は、少し離れた分寺橋展望公園から写真を撮ることができます。
大正初期に架設された3連アーチの立派な石橋です。展望公園から眺めると、恵良川に映ったアーチが美しいです。

アメリカンなUSAバーガー

走っていると古民家の壁に星条旗柄で描かれたイラストと「USAバーガー」のノボリが目に飛び込んできました。これは立ち寄らないと!と思わせる外観です。

牛小屋を改装した「バーガーショップUSA」にはイートインコーナーがあります。

「おおいた和牛バーガー」と「豊後牛バーガー」をチョイスしてみました。

肉の味がしっかりしていて美味しかったですよ。
他にも「マチュピチュバーガー」「戦国バーガー」など気になるメニューが多く、何度も通いたくなりますね。

宇佐のマチュピチュ

バーガーショップUSAから約5km上ると宇佐のマチュピチュがあるので、のんびり上っていきましょう。斜度はさほどきつくなく、道中の眺めも良いですよ。

しばらく走って大きなカーブを曲がると、宇佐のマチュピチュ展望所の看板が出てきます。
展望所には駐車場とトイレなどあり整備されていました。

展望台から眺めてみると、なるほど言われてみれば似て無くもない?という感じ。
尖った山と棚田の構図や雰囲気がマチュピチュっぽいとのこと。

展望台の横に「王様の椅子」があります。ポンチョや帽子も貸し出していて、ペルーの王様になった気分で写真を撮ってみるのも楽しそうです。

名残惜しいですがあとは上ってきた道を下り、道の駅いんないに戻ります。

戻りも石橋を渡る

上る時はスルーした脇道の路地を通ったりすると別の景色も楽しめますよ。

6つ目の石橋は野地橋です。大正4年架設とありますが、今も現役で地元の人が使っている感じの橋でした。

ふと見るとマンホールも石橋の柄です。本当に院内町は石橋を大切にしている町だと感じますね。

道の駅でご当地スイーツをいただく

道の駅いんないに戻ったら、車を止めさせていただいたお礼にお土産などを購入します。
院内町は西日本有数の柚子生産量を誇っており、道の駅にも柚子を使ったスイーツがありました。

柚子ジャムと柚子せんべいをトッピングした「ゆずサンデー」や柚子をたっぷり使用した「ゆずソフト」などが人気です。
自転車で走ったあとに甘酸っぱい柚子の味がたまりません。

コース紹介

アクセス
電車:JR日豊本線「宇佐駅」から大分交通バス四日市行き約15分
車:宇佐別府道路「院内インター」から約7分

▼道の駅いんない
https://michinoeki-innai.net/

まとめ

75基あるうちの6基の石橋を見てまわりました。レトロな雰囲気の石橋が多い「院内町」には、磨崖仏や岩柱など歴史と自然を感じることが出来るものが多く、レンタサイクルでも楽しめると思います。道の駅いんないでも1日300円で貸し出しています。

執筆:小曽根彩

大分県出身、埼玉県在住。
地図やガイドパンフのデザイン制作事務所「オゾングラフィックス」スタッフ。
埼玉県奥武蔵エリアを中心に、四季の景色や美味しい物を求めて自転車を楽しんでいます。

 

【茨城県】笠間市で新栗の季節。いろんな栗を食べる約23㎞のポタリング!

【茨城県】笠間市で新栗の季節。いろんな栗を食べる約23㎞のポタリング!

食欲の秋。美味しいものがたくさん出てくる時期ですね。秋の味覚「栗」の栽培面積、生産量日本一の笠間市へ栗を食べに行ってきました。一括りに栗と言っても楽しみ方食べ方は様々。笠間市でどんな栗に出会えるのでしょうか。

笠間芸術の森公園をスタート

「伝統工芸と新しい造形美術」をテーマとした公園で、敷地内には茨城県陶芸美術館や県立笠間陶芸大学校などがあり、2021年にはスケートボートの国際大会も開催できる規模のスケートパークもオープンし幅広い世代が集う場所です。

ゴールデンウィークには陶炎祭(ひまつり)という笠間焼の窯元が集まり販売などを行うイベント開催されていたり、多くの人が訪れます。
駐車場も広いので笠間芸術の森公園をスタート地点にし、栗を求めてサイクリングへ出発です。

周辺には笠間焼の店が建ち並ぶ「陶の小径」やギャラリーロードがあります。
芸術の秋にもぴったりな街です。

栗を求めて走っていると栗畑に出会うことができます。まだ新しい栗の樹も。風景を楽しみながら進んでいきます。 

栗のいえ

芸術の森公園から約11㎞のところ、笠間市土師(はじ)にある「栗のいえ」。すでにたくさんの車が停まっていました。



築130年の古民家を改築してできた店は広い庭に趣のある建物で静かな時間が流れます。
店内に入ると列ができていました。ショーケースには旬のフルーツを使ったケーキもありましたが売り切れの品も。

お目当ては「愛宕のこぼれモンブラン」。

こんもりと盛られた栗のペースト。スプーンですくうとホロホロと落ちていきそうになり、気を付けて食べました。一口食べると栗そのもの。栗の香りと甘さが口いっぱいに広がります。とても美味しかったです。
人気なので早めに来店された方が良さそうです。

モンブランを味わったあとは次の目的地へ。

小田喜商店(おだきしょうてん)

小田喜商店では、岩間の栗を専門に販売しています。
岩間というのは、旧岩間町のこと。2006年に岩間町、友部町、笠間市が合併して現在の笠間市になりました。

石でできたかわいいモニュメントがありました。

店先の大きな人形は左右に動いています。かわいらしいです。

中に入ると栗の良い香りがします。
ショーケースには、栗のペーストや甘露煮、くりきんとんなどが並んでいます。他にも焼き栗やアイスと栗を使ったものがたくさん。

冷凍の栗おこわ「ぽろちゃんおこわ」を購入。レンジで約3分温めるだけで良いそう。

ごろっと入った大きな栗は、茨城県産ぽろたんという品種。
大き目の栗が何個も入っていました。ほくほくで美味しかったです。あっという間に食べてしまいました。

笠間の焼栗 愛樹(あいき)マロン

続いて焼栗を求めて愛樹マロンへ。

中へ入ると棚にはスイーツやおこわ、栗を使ったカレーなど色んな商品がありました。

購入したのは焼栗「愛樹マロン」特選という大粒のもの。

ピンポン玉くらいある大きさ。
愛樹マロンの栗は栽培方法にもこだわっているそう。
温めて食べても良かったのですが、そのままでも栗の優しい甘さを感じることができました。

店の外には窯焼き焼栗ピザも販売していました。気になるので次回食べてみようと思います。

道中、国道355線の近くにも栗畑を発見。良い風景です。

道の駅かさま

2021年9月に北関東道友部インターチェンジの近くにオープンした「道の駅かさま」。連日多くの人で賑わっています。

サイクルラックもありました。混雑する場所は自転車だと楽ですね。
道の駅のフードコート内にある「つけめん・らーめん活龍」へ。

笠間栗とゴマの担々麺を注文。一見、栗は見当たりませんがスープに秘密があったようです。
味わってみるとゴマの香りと栗の甘さがマッチしています。主張はしていないのでじっくり食べるのをおすすめします。
ラーメンと栗が出会うとは思ってもいませんでした。美味しくいただきました。

森の石窯パン屋さん

ギャラリーロード沿いにある洋風の可愛らしい外観のパン屋。

外にはサイクルラックやテーブルがあります。地元の食材を使ったパンを作っています。

栗の形をした「栗あんぱん」。中には一粒まるっと栗が入っています。小田喜商店の栗の甘露煮を使っているそう。

フォルムがなんとも愛らしい。
お土産にして自宅で食べましたが、手のひらサイズでしたが満足感がありとても美味しかったです。

コース紹介


▼笠間芸術森林公園
https://www.city.kasama.lg.jp/page/page000122.html

▼愛樹マロン
http://www.aiki-marron.jp/

▼道の駅かさま
https://m-kasama.com/

まとめ

訪れた店ごとに工夫を凝らし、いろんな形で栗を楽しんでもらおうという気持ちが伝わってきました。
紹介しきれなかったものも沢山ありますが、そのままの栗を味わっても良し、他にはない栗を見つけても良しと栗の底力を感じるポタリングになりました。
岩間地区をメインにポタリングしましたが、笠間稲荷神社のある街中でも栗スイーツなどを堪能できますので足を延ばしてみても良いと思います。
まだ出会ったことのない栗を味わうことができます。ぜひ、お気に入りの栗を見つける旅をしてみてください!

執筆:水越恭子

茨城県出身。地元ラジオ局でリポーターをしていた頃にロードバイクを購入。公私ともに自転車を楽しんでいる。現在はフリーランス。SNSで茨城サイクリングの魅力を発信。自転車のさまざまな楽しみ方を研究中!現在は、行方市自転車活用推進会議委員を務め、行方エリアテレビ「なめテレ」に出演し自転車で市内をめぐりレポートし放送している。

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【茨城県】筑西市で写真を撮りながらのんびり楽しむ約21㎞の自転車旅

【茨城県】筑西市で写真を撮りながらのんびり楽しむ約21㎞の自転車旅

茨城県の県西地域にある筑西市。
旧下館市、明野町、協和町、関城町が合併しできた街で、小貝川、五行川、鬼怒川が流れる自然豊かな街です。
人々の交流拠点になるような場所を巡りながら、写真撮影も楽しめるスポットをご紹介します。
茨城県国際交流協会理事長の根本博文さんとフリーアナウンサーの木村さおりさんと一緒に旧・下館市を巡っていきます。

道の駅 グランテラス筑西

茨城県内14番目の道の駅として2019年7月にオープンした北関東最大級の道の駅グランテラス筑西。
国道50号下館バイパス沿いにあることからアクセスも良く、毎日多くの人で賑わっています。

広い敷地内には直売所、フードコート、パン屋、芝生広場、コーヒーチェーン店など幅広い世代が楽しめる道の駅になっています。また、明峰・筑波山を望む絶景を堪能できます。

サイクルラックも設置されていました。また、ハローサイクリングのレンタサイクルを利用できます。道の駅で集合し、自転車旅に出発です。

ザ・ヒロサワ・シティ

まずは、筑西市といえばという場所へやってきました。
ザ・ヒロサワ・シティは、100万㎡の広大な敷地に作られた「自然・文化・健康」をテーマにしたひとつの街のようなテーマパーク。
ゴルフ場やパークゴルフ場、廣澤美術館、クラインガルテン、オフロードコース等、さまざまな人の交流の場所になっています。

敷地内を走っていると、ゴルフを楽しむ人や散策している人たちの声が聞こえてきます。

アメリカのルート66を再現したスポットがありました。
ロードバイクで撮影してみました。

小さな博物館が併設されているようで、貴重なヴィンテージバイクを見ることができるとか。

また、敷地内にはクラシックカーやバイク、ミニカーのミュージアムや、寝台特急北斗星や蒸気機関車D51など歴史ある列車が展示されていたりと大人も子供も興奮するようなスポットがあります。

貴重な車両を間近で見ることができました。

他にも昨年開館したばかりの廣澤美術館やカフェもあるのでゆっくり楽しめます。

カフェの前にはシティサイクルをアートにしたオブジェもありました。
施設を見学したり、写真撮影を楽しんだのち、ランチへ向かいました。

車通りの少ない道を選び、田園風景を眺めながら穏やかな気持ちでサイクリング。

サン・ビオラでランチ

下館駅南口から500mほどのところにある老舗洋食店「サン・ビオラ」で食事をすることに。
1978年創業。地元の人々から長く愛されているお店です。

ランチメニューのほかコース料理もあります。
店内は落ち着きのある昔ながらの洋食店の雰囲気。昼時は大変賑わっておりました。

案内されたのは仕切りのある一角で、ゆっくりとプライベート空間で楽しむことができました。

注文したのは、日替わりメニュー。
この日は、「国産ブランド鶏てりマヨソース」。スープ・ライス・コーヒー付き。

やわらかい鶏肉に甘めのソースが食欲をそそります。丁寧なランチを頂くことができました。

最勝寺

サン・ビオラから約5㎞、筑西市下平塚にある最勝寺へやってきました。

京都を感じることができる寺として人が集まる寺だそう。
11月いっぱいは紅葉を見にくる人が多く訪れます。

寺の方に話をきくと、京都の庭師に手入れをしていただいてるとか。2週間滞在し作業されるそうです。

タイミングよく寺の方に「十三仏巡り」をご案内いただきました。

十三仏とはこの世で務めを終えて彼岸の悟りの境地に至るまで導いてくださる十三尊の仏様のこと。
仏様の教えを表した場所になっています。また、十三仏の教えのもとに参道の庭や本堂北側の庭の作庭へ拡大し発展していったそうです。

春の頃には苔が青々と茂りそれもまた美しいと教えてもらいました。
季節を問わず訪れたい寺でした。大きなカメラを構える人もたくさん来ていましたよ。
心洗われたところで寺を離れました。

雄大な筑波山を眺めながら戻りました。

日が暮れる前に道の駅に戻りサイクリングは終了です。

コース紹介

▼道の駅グランテラス筑西
https://granterrace-chikusei.com/

▼ザ・ヒロサワ・シティ
https://www.shimodate.jp/index.html

▼サン・ビオラ
http://sunviola.com/

まとめ

筑西市(旧下館市)を巡る約21㎞のポタリングは、約6時間かけてゆっくりと巡りながら、のどかな風景を堪能するライドになりました。
その季節にしか見られない景色を楽しむのも良いですし、季節を問わず楽しめる場所を見つけるのも楽しいですね。
旧下館市は地元なのですが、自転車で巡るといつもの風景が違って見えるのも良いですね。

執筆:水越恭子

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【東京都】奥多摩駅から奥多摩湖まで未舗装路ありの往復18km

【東京都】奥多摩駅から奥多摩湖まで未舗装路ありの往復18km

奥多摩駅の近くを起点とする「奥多摩むかし道」は、氷川から小河内までの約10kmのことです。石畳や未舗装路もある変化に富んだ道になっています。
未舗装路があるのでロードバイク向きではありませんのでご注意下さい。

奥多摩駅からスタート

「関東の駅百選」に選定されている奥多摩駅はJR青梅線の終点です。
登山やキャンプを楽しむ観光客で、いつも賑わっています。

スタート前に、駅の隣にある観光トイレに是非行ってみて下さい、あまりにも綺麗なトイレに驚くと思います。奥多摩周辺の観光トイレはOPT(オクタマ・ピカピカ・トイレ)のメンバーにより清掃されているのです。綺麗なトイレに感謝です。

柳小路のヤナギコージでお弁当

スタートしてすぐに、駅の目の前にある柳小路という細路地に向かい「ヤナギコージ」に立ち寄ります、朝7時から営業している飲食処です。

ここでお昼用の山弁当(要予約)を購入します。

奥多摩むかし道

国道411号を少し進むとデイリーヤマザキがあるので、その角から「奥多摩むかし道」の起点に入ります。目立つ看板があるので解りやすいと思いますよ。

スタートしてすぐ「羽黒坂」という急坂があり、押して上がりました。
ここは昔の木炭運びの人も馬も苦労したと看板に書いてありました。

坂を上ると廃線跡とトンネルがあります。奥多摩湖の小河内ダム建設のため利用されていた貨物線です。廃線&廃道好きには堪らない雰囲気です。

廃線跡の上に草や苔が生えて幻想的な姿を楽しみつつ進みます。

しばらく石畳と未舗装路を進むと、舗装路に合流します。

観光トイレの横に槐木(さいかちぎ)という巨木があり、昔の人もここで休憩していたらしいと看板に書いてありました。確かに歩いて来た場合ちょうど良い休憩ポイントだったのかもしれません。

舗装路を下って、いったん国道に出ますが、多摩川手前で右折します。
基本的に「奥多摩むかし道」の道標があるので、解りやすくなっています。

少し進むと不動の上滝という場所に出ます。落差7mのこぢんまりした滝ですが癒やされます。

橋梁のある集落

滝の先にある集落は、東京の名湧水「境の清泉」がある境集落です。湧き水好きな人は立ち寄って、喉を潤すのも良いと思います。

ここからも立派な廃線橋梁が見られます。
かなり高い場所にある橋梁は見事です。ここを蒸気機関車が走っていたと思うと胸熱です。

上から見渡す集落の雰囲気が良いですね。

未舗装路でグラベル気分

境集落の脇から白髭トンネルを迂回する未舗装路を進みます。
右手に立派な岩壁と白髭神社の鳥居が出てきたので、自転車を置いて登ってみます。

この白髭神社には都天然記念物の大岩がありました。社殿に覆い被さるほど、せり出した岩は高さ約30m・横幅約40mもあります。露出した断層が珍しいとされています。

狛犬様も、なかなか味がある表情です。

未舗装路区間には「弁慶の腕ぬき岩」「耳神様」など見所が続きます。

多摩川沿いを走るむかし道

白髭トンネルの出口付近で未舗装路は終わり、多摩川沿いを走る舗装路になります。
舗装路に入るとすぐに「いろは楓の巨樹」があります。
夏の緑も良いですが、秋の真っ赤に色づいた巨樹は見事でしょうね。

左手に多摩川を眺めつつ走ります。

むかし道には「しだくら吊橋」「道所吊橋」という2つの吊橋があります。どちらも幅が狭く、かなり揺れますので人数制限は2名までとなっています。

山弁当をいただく

そろそろベンチがあればお弁当が食べたいなあ…と思いながら走っていると、テーブルとイスがある休憩所が出てきました。トイレも設置されていて至れり尽くせりです。

スタートしてすぐに購入した山弁当とミニカップ麺でお昼ゴハンにします。
大きなおにぎりには、それぞれ梅と鮭が入っていて食べ応えありましたよ。

国道を走って奥多摩湖へ

ベンチから西久保の切り返しという急カーブを曲がるとトンネルがあります。
歩きの場合は中山トンネルの上を通る奥多摩むかし道に進みますが、自転車の場合は国道に出て奥多摩に向かいます。

むかし道も自転車で行けますが、荒れた登山道の様な道なのでほとんど乗れず押し歩きになります。気になる人は行ってみては?

長い中山トンネルは暗くて車通りも多いのでライトは必須です。気を付けて走りましょう。
トンネルを抜けるとすぐ小河内ダムが見えてきます。

大麦代トンネル手前を左折すると小河内ダム(奥多摩湖)に到着です。

遊歩道を少し登ると、より広く奥多摩湖が見渡せます。

大麦代園地売店で折り返し

戻りは国道を走って一気に奥多摩駅まで行くのも良いですし、来た時の奥多摩むかし道を走ってもどちらでもOK。ただ国道はトンネルと車通りが多いので来た道を戻った方が楽しいと思いますよ。

奥多摩駅まで戻って、余裕があれば近くの「奥多摩温泉もえぎの湯」で足湯に入るのがオススメです。

利用料金は100円です。タオルを持ってない場合200円でタオルも販売しています。

足湯だけじゃ物足りない!という人は、着替え持参で温泉に入って帰るのも良いかもしれませんね。

コース紹介

アクセス
電車:JR中央線「新宿駅」から約2時間
車:圏央道「青梅インター」から国道411号に入り約1時間30分

▼飲食処
https://inshokudokoro-yanagikoji.com/

まとめ

距離は短めですが、未舗装路や押し歩き区間があるので満足度は高いと思います。
奥多摩湖までの国道は、観光客の車やオートバイが多くヒヤッとする事があるので、国道を回避する奥多摩むかし道は、のんびり走りたい人にオススメですよ。

執筆:小曽根彩

大分県出身、埼玉県在住。
地図やガイドパンフのデザイン制作事務所「オゾングラフィックス」スタッフ。
埼玉県奥武蔵エリアを中心に、四季の景色や美味しい物を求めて自転車を楽しんでいます。

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【神奈川県】レンタルロードバイクで横浜市西区/中区の魅力スポットをめぐる20kmサイクリング

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異国情緒溢れる港まち「横浜」は、異国文化のみならず伝統的な日本庭園や、昭和の名残があり、近未来的なエリアなど様々な表情があります。
横浜市の西区と中区をレンタルのロードバイクを使ってサイクリング。魅力満載20kmの自転車旅をご紹介します。

Bikeport 横浜西口店

TABIRINの旅×自転車情報ページ「スポーツタイプがあるレンタサイクル」から検索して、横浜駅から徒歩圏内の「Bikeport 横浜西口店」でレンタサイクルを予約。
レンタサイクルはクロスバイクやロードバイクがあり、ロードバイクはアルミモデルかカーボンモデルを選ぶことができます。
距離が20km程度のサイクリングなのでクロスバイクでも十分ですが、アルミモデルのロードバイク(半日/4時間)を利用。

店舗で手続きをした後は、スタッフがサドルポジションを合わせだけでなく、前の道で試走(チェック)を促してくれます。サドルの高さ、ブレーキやシフトの状態も確認してからスタートできるので安心です。

海岸沿いが美しい「みなとみらいエリア」


まずは2kmほどの「臨港パーク」へ。
パシフィコ横浜から赤レンガ倉庫まで、約1km海沿いを押し歩きします。
この地域の公園や海沿いのプロムナードは、自転車走行禁止が多いのですが、早く走り抜けるより、ゆっくり押し歩きすることが贅沢に感じさせてくれます。

「横浜ハンマーヘッド」は、2019年10月にオープンした、新港ふ頭客船ターミナルを中心に、商業施設(ハンマーヘッド SHOP&RESTAURANT)、ホテル(インターコンチネンタル横浜)からなる複合施設。

施設名の「ハンマーヘッド」は歴史的産業遺産「ハンマーヘッドクレーン」に由来しています。

赤レンガ倉庫前から自転車で1km走り「大さん橋」方面へ。
大さん橋の付け根から、延びている「象の鼻」と呼ばれる防波堤は、横浜港開港150周年にあたる2009年に明治期の防波堤が復元されました。

ここからは、横浜ランドマークタワー、よこはまコスモワールドの観覧車、ヨコハマ グランド インターコンチネンタル ホテル、赤レンガ倉庫などが一望できます。

異国情緒漂う「山下公園から山手エリア」

山下公園前は銀杏並木がきれいな季節です。
港の見える丘公園方面へ走り、谷戸坂を登り山手本通りへ。
‎異国情緒あふれる街並みの横浜山手には、7つの西洋館が佇む「横浜山手西洋館」があります。

西洋館のひとつ「エリスマン邸」前で撮影。エリスマン邸の喫茶室はCafé Ehrismann(カフェ エリスマン)として、大正ロマンを感じながらコーヒーやデザートが楽しめます。

美しい日本庭園「三渓園」

ビヤザケ通りを下って本牧通りへ。
昔ながらの中国人経営の中華料理屋が多い本牧なので、中華料理「李園」で昼食。
チャーハンと餃子でランチタイム。

本牧通りを2.5kmほど走って「三渓園」へ。

「三渓園」は、実業家で茶人の原三溪によって作られた日本庭園で、国の重要文化財建造物10棟、横浜市指定有形文化財建造物3棟を含め、17棟の建築物を有しています。

行楽シーズンは駐車場が満車になることが多く、離れた駐車場から歩いてくる人たくさんみかけます。自転車では駐車場(満車)を気にする必要がないので安心です。

歴史を感じる「根岸から野毛」

三渓園から西へ向かい坂を上って「根岸森林公園」へ。
公園外周の道を半周ほど走れば「旧根岸競馬場一等馬見所」が見えてきます。

日本初の洋式競馬場として1866年に開場、戦後の1943年に閉場した後、旧一等馬見所のみが貴重な近代化産業遺産として現在に残されています。

根岸森林公園から日ノ出町方面に約3km走って、大岡川沿いを右折し「野毛」へ。
野毛は昔ながらの小さなバーや、長年変わらない居酒屋が今もたくさん残る、レトロ感溢れる繁華街。

なかでも映画やドラマのロケ地としても知られる「都橋商店街(通称:ハーモニカ横丁)」は、1964 年東京オリンピックの際、野毛本通りの街並みを美しくするために造られた商店街ビルです。

現在は公益社団法人が所有管理して60店舗が営業をしています。

新しい風景「ヨコハマエアキャビン」

野毛からJR桜木町駅の反対側(東側)へ行けば、昭和レトロな街並みから一変して「みなとみらい」の入口。

2021年4月に開業した、日本初の世界最新式都市型循環式ロープウェイ「ヨコハマエアキャビン(YOKOHAMA AIR CABIN)」は、JR桜木町駅前の駅舎「桜木町駅」と新港地区の運河パークにある駅舎「運河パーク駅」を結ぶ片道630m(約5分)の空中散歩を楽しむことができます。

「日本丸メモリアルパーク」から「横浜ランドマークタワー」を見上げ、横浜駅西口方面へ走って、約20kmちょうど4時間のサイクリング終了です。

コース紹介

▼Bikeport 横浜西口店
https://tabi-rin.com/archives/bicycle_info/29526

▼横浜ハンマーヘッド
https://www.hammerhead.co.jp/

▼李園
https://tabelog.com/kanagawa/A1401/A140106/14000539/

▼三渓園
https://www.sankeien.or.jp/

▼旧根岸競馬場一等馬見所
https://www.hama-midorinokyokai.or.jp/park/negishi/details/post-85.php

今回の記事で紹介したコースの詳細は以下でもご覧いただけます。

横浜~三渓園

まとめ

横浜市の西区・中区は、観光地としても有名なエリアですが、自転車を使って散策すれば、時代の移り変わりや、地域によって異なる文化を感じることができます。
約20kmのコースには、様々な魅力あるスポットや飲食店があるので、一日かけても十分楽しめます。
レンタサイクルを使えば、スポーツ自転車を持っていない人でも「サイクリング」を楽しめますし、自転車を持っている人でも、サイクリング後すぐにお酒を楽しむことができます。
ロードバイクを「Bikeport 横浜西口店」に返却後、すぐ向かいのお店で、ワインとチーズを頂きました。

執筆:HANADA

 

【茨城県】大洗・ひたちなか海浜シーサイドルートから、約16kmコースサイクリングの紹介《PR》

【茨城県】大洗・ひたちなか海浜シーサイドルートから、約16kmコースサイクリングの紹介《PR》

ナショナルサイクルルート「つくば霞ヶ浦りんりんロード」を有する茨城県は、県内にいくつかのサイクリングルートを設定しています。
そのひとつ「大洗・ひたち海浜シーサイドルート」は、ネモフィラやコキアが丘一面を染め上げる「国営ひたち海浜公園」など、観光施設をめぐりながら、美しい海岸線を爽快に走り抜ける全長約95kmのルートです。
そのルートから、那珂湊駅をスタートし約16kmのコースをめぐるモニターツアーが実施されましたのでご紹介します。

スタートは「ひたちなか海浜鉄道湊線 那珂湊駅」

那珂湊駅(なかみなとえき)は、ひたちなか市にある「ひたちなか海浜鉄道湊線」の駅で、1913年の開業からの駅舎が残り「関東の駅100選」にも選ばれています。

ひたちなか海浜鉄道湊線では、旧国鉄が1957年から1966年に普通列車用として運用していた「キハ20」という形式の、最後の現役車が定期列車として運転されています。

ホームへの立ち入りは、列車到着約5分前から発車後までに限定されていますが、広いホームにはレンタサイクルや駐輪場があり、その利用の際は立ち入ることもできます。

※ホームでの自転車撮影は、駅員さんに許可をいただきました。

自転車はブリヂストンサイクルのE-bike

モニターツアーで使用する自転車は、ブリヂストンサイクルの電動クロスバイク TB1e(ティービーワンe)。

フレームサイズは一般的な450mmなので、身長151cm以上なら乗車可能です。
外装7段のシフトに、3段階モードと「走りながら自動充電」機能を備えた電動アシストも魅力的な自転車です。

準備が整い、メンバー紹介とブリーフィングを行い、サイクリングスタート。

ほしいも専門店 大丸屋

まずは那珂湊駅近くの、ほしいも専門店 大丸屋へ。



ほしいもは、やわからさと甘さを重視し、丸干しは特にやわらかいものだけを選んで包装しているそうです。明るく広い店内には30種類以上のほしいもが販売されています。
ほしいもの他にも、らっきょう、スイートポテト、ジェラートも全品無添加で、ジェラートは卵アレルギーの方でも安心して食べられる「ノン・エッグジェラート」です。

那珂湊おさかな市場で海鮮丼

那珂湊駅から約1km、関東を代表する観光市場とひとつとして知られる「那珂湊おさかな市場」。
市場には、鮮魚店だけでなく、旬の海鮮料理や回転すしなども多数軒を連ねています。

昼食は、ヤマサ水産の「レストランやまさ」で、海の幸満載の海鮮丼を堪能。

食事の後は、市場を散策です。

海沿いを走って「酒列磯前神社」へ

おさかな市場から、海岸沿いを走って約6km先の「酒列磯前神社(さかつらいそさきじんじゃ)」を目指します。
海沿いには一部、自転車と歩行者を分離した自転車専用の通行空間も整備されています。



平安時代856年創建の酒列磯前神社。社殿に向う参道は、樹齢300年を超えるヤブツバキやタブノキが密生する、約300mの神秘的な木々のトンネルです。

この神社では「宝くじ当選祈願」のご祈祷も行っていて、撫でると宝くじが当たるとも言われる「なで亀」像もあります。

ほしいも神社

酒列磯前神社から約1km、黄金色の鳥居が印象的な「ほしいも神社」。


令和元年に堀出神社の境内に建立された「ほしいも神社」は、大小35基の黄金色の鳥居が並んでいます。
ほしい芋の生産量日本一のひたちなか市をアピールしようと「ほしいも魅力発信プロジェクト」が発足し、ひたちなか商工会議所、ほしいも学校、ほしいも生産農家などの協力により創建されました。
境内には「サイクルサポートステーション」もあり、サイクリストフレンドリーを感じます。
神社の駐車場北側の芝地で休憩。

「天然水のさつまいもかき氷」は600円。海を臨む芝生に吹く風はとても爽快です。

国営ひたち海浜公園

ほしいも神社から2.6kmで、国営ひたち海浜公園「海浜口・風のゲート」。

国営ひたち海浜公園は、1991年に約70haが開業し、現在の公園総面積は350ha(東京ディズニーランドの7倍程度)の面積です。
実際に公園として利用されているのは南側の191.9haで、四季折々の花々を楽しめます。また、海抜100mからの眺望を楽しめる大観覧車や、多彩なアトラクションが揃う遊園地、林間アスレチック広場やバーベキュー広場など魅力いっぱいの公園です。

広大な公園内の移動には「シーサイドトレイン」が便利ですが、約11kmのサイクリングコースも完備されています。自分の自転車で走るだけでなく、レンタサイクルも利用可能です。
サイクリングコースを走って「みはらしの丘」へ。

ひたちなか市内で一番標高の高い「みはらしの丘」では、4月中旬から5月上旬にかけて、ネモフィラで丘一面が彩られます。そしてネモフィラが終わるとコキア(ホウキグサ)を植付け、夏場の緑色から秋は真っ赤に紅葉し、コスモスとともに「みはらしの丘」を彩ります。

「海浜口・風のゲート」へ戻り、サイクリング終了です。

宿泊は大洗ホテル ANNEX魚来庵

宿泊は2019年 夏リニューアルオープンした、「大洗ホテルANNEX魚来庵」。全室オーシャンビューで客室から「神磯の鳥居」と日の出の絶景が楽しめます。
お風呂は大洗ホテル本館9階の展望浴場が使えるのも魅力。

神磯の鳥居と大洗磯前神社

夜は早めに就寝し、翌朝5:30「神磯(かみいそ)の鳥居」で夜明けを迎えます。少し雲がかかっていましたが、神秘的な日の出は絶景です。

堤防沿いでは大勢の人が、その絶景を楽しんでいました。

大洗磯前(おおあらいいそさき)神社は二の鳥居をくぐり100段近い階段を登った鳥居から見下ろす景色も絶景です。

鳥居の奥にに見えるのは隋神門(ずいしんもん)です。

階段を降り、魚来庵へ戻り、2日目サイクリングの準備です。

コース紹介

▼ほしいも専門店 大丸屋
https://www.e-daimaruya.co.jp/

▼那珂湊おさかな市場
http://www.nakaminato-osakanaichiba.jp

▼酒列磯前神社
https://sakatura.org/

▼ほしいも神社
https://horide-hachiman.com/

▼国営ひたち海浜公園
https://hitachikaihin.jp/

まとめ

太平洋を望む海沿いのコースは「大洗・ひたち海浜シーサイドルート」のキャッチフレーズの通り、観光施設をめぐりながら、美しい海岸線を爽快に走り抜けることができる魅力溢れるサイクリングを堪能できます。
歴史を感じる神社や、茨城ならではのグルメ、そして絶景を楽しめる16kmのコースは、ビギナーやレンタサイクルユーザーにもおすすめです。
約95kmの「大洗・ひたちなかシーサイドルート」情報は、下記をご覧ください。

大洗・ひたち海浜シーサイドルート
大洗・ひたち海浜シーサイドルートは、茨城空港(小美玉市)から茨城町、水戸市、ひたちなか市、大洗町、東海村を経て日立市に向かう約95キロのルートです。美しく変化に富んだ海岸線などを走り抜けるサイクリングをお楽し...

広告主:茨城県庁スポーツ推進課
協力:ブリヂストンサイクル株式会社
執筆・撮影:HANADA

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