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記事タグ: 海外

【オーストラリア】真夏のクリスマスマーケット散策ライド

【オーストラリア】真夏のクリスマスマーケット散策ライド

日本のクリスマスと言えば寒い冬のイメージですが、南半球のオーストラリアではクリスマスは真夏のシーズンです。
サーフィンやビーチで日光浴と海辺で過ごすのはもちろん、街中・郊外問わずランニングやサイクリングなど、人々がアクティブに過ごす様子が見受けられます。
そして、クリスマスの風物詩であるクリスマスマーケットも、12月になると毎週末のように各地で開催されています。
ブリスベン市の南に隣接するローガン市にある Kingston Butter Factory Cultral Precinct のクリスマスマーケットを訪ね、30kmほど緩やかに走ってきました。

スタートはショッピングセンターから


ブリスベンの市内中央から南へ約30km、ローガンの Parkridge Shopping Centre からスタートします。
日本と違いコンビニの少ないオーストラリア。街中では駅構内やバス停の付近にありますが、郊外では独立型店舗はほとんどなく、ガソリンスタンドと併設していることが大半です。
反対に郊外に多いのは大きな駐車場や駐輪スペースを備えたショッピングセンターです。
郊外を中心にライドをする場合は、スーパーマーケットで水や補給食を購入するのがおすすめです。

オーストラリアの大手ショッピングセンターの一つ Woolworths(ウールワース)では、ナッツやシリアルバーなどライドの補給食も充実しています。
Park Ridege Shopping Centre の近くには州立高校も併設しています。
School Zone の表記を見たら、注意して走行しましょう。
この標識の場合は「学校がある日は午前7-9時及び午後2-4時、車両は時速40km制限」の意を表しています。

オーストラリアならでは!?目印となるスポットを頼りに走る

オーストラリアでの道路標識は、ランドアバウト(ロータリー)や、大きな分岐点にこそ方面を表す標識はあるものの、日本のように信号ごとに名称・標識は付いていません。
「〇〇ストリート」「〇〇ドライブ」「〇〇ロード」といった道の名称や「〇号線」といった道路番号が目安になります。

とはいえ道幅も標識の間隔も広いのがオーストラリアの道路。
自転車で走る時は、分岐となる通りの名前はもちろんですが、分岐点にある施設などを目印に辿って行くと初めてのルートでも迷うことが少ないでしょう。

Park Ridge Shopping Centre から64号線を真っ直ぐ西に進み、最初の目印となるのは5.3km先の216 Coffee。個人経営でやっているドライブスルーのカフェです。

のぼりの「CUPPA」は 英・豪の口語で「1杯の紅茶・コーヒー」のこと。 a cup of tea の音が縮まったものだそう。コーヒーが人気のオーストラリアでは非常によく使う英単語です。
216 Coffee の先にある突き当たりのガソリンスタンドを左折し、59号線に入ります。

オーストラリアのガソリンスタンドでよく見かけるのがパイ専門店の Pie Face です。2003年にシドニーで創業し、日本でも浅草や京都駅構内に店舗があります。
小腹が空いたら立ち寄ってみるのもよいでしょう。
59号線を5km北上すると次の分岐点に到着です。
ここでの目印はビビッドな黄色の蛍光色が目を引くペットショップ Marsden Pet & Produceです。

ちなみにブリスベン・ローガンのあるクイーンズランド州では犬・猫の店頭販売が州法で禁止されています。(シェルター等動物保護施設で保護された動物の販売は除く。)
そのため「ペットショップ」と名の付くお店でも、金魚・熱帯魚やハムスターといった小動物は売られていますが、犬・猫については餌やケア商品のみの取り扱いとなります。
ペットショップの向かい側の一角には Lancaster Park があります。

12月初旬には白いバラが一斉に開花していました。

要所要所に自転車・歩行者専用道の標識も。ブリスベンだけでなくローガンでも自転車専用道や車道での自転車レーンの拡充が進められています。

Marsden Pet & Produce と Lancaster Park の分岐点を左折し95号線を3kmほど走り、電車のKingston駅方面を目指します。
道沿いにある黄色に赤字の「XXXX」看板が目を引きます。これは Four X(フォーエックス)と呼ばれるブリスベン発祥のビールブランドで、オーストラリア全土でもポピュラーなビールです。

Kingston駅から東へ300m行けば、目的地である Kingston Butter Factory Cultural Precinct に到着です。

真夏のクリスマスマーケットを散策

Cultural Precinct は「文化地区」の意味合いですが、なぜここが Butter Factory なのかと言うと、かつてこの地にバター工場があったからです。
1930年代の最盛期には週に40〜50トンのバターを製造していました。ここで生産されたバターが、近くの Kingston駅からクイーンズランド全土に出荷されていた、というわけですね。

1988年に市の200周年記念事業として選ばれ、コミュニティアートセンターに改築、2022年に再整備され、公園やカフェも併設する現在の Cultrual Precinct となりました。

施設の入口には駐車場に加え駐輪スタンドも設けられています。自転車を停めて散策してみましょう。

12月の週末のこの日はクリスマスマーケットが開かれていました。
ヨーロッパのクリスマスマーケットでは小さなロッジ風の建物のお店が並ぶイメージですが、オーストラリアのマーケットは自前の簡易テントを立て、手作り商品を売っているお店が一般的です。

庭に飾るオーナメントや、手作りのバッグ、アート作品など、個性的なお店が並びます。


奥の芝生エリアには、ドイツソーセージのホットドッグ、オランダ風パンケーキなどを売るフードトラックも並んでいます。

クリスマスマーケットの定番と言えばスパイスを効かせたホットワインですが、12月のオーストラリアはなにぶん真夏。売られているドリンクもフルーツジュースなど冷たい爽やかなものが多いです。 

オーストラリアの多様性を表す Butter Factory Museum

マーケットを一通り見たら、赤煉瓦の建物に入ってみましょう。

これがかつてバター工場だった建物で、現在は Butter Factory Museum として展示やミニシアターを備えた文化施設(入場無料)になっています。
入口にはオーストラリア国旗の他、オーストラリア原住民であるアボリジニの民族旗も掲げられています。日本語を含む各国の言語で Welcome の文字が並びます。

ミュージアムのテーマは “Nourish: Food Stories Connecting People, Cultures and Contries”(育む~人・文化・国をつなぐ食にまつわる物語)。

アジア食料品店やローカルなカフェなど「食」をテーマに、現在この地域で働き、暮らす人々の背景に焦点を当てたエピソードが紹介されています。
また、「ファッション」をテーマにした地域の人々のスナップ写真から見える、民族的背景や個人の趣味趣向の多様性を象徴する展示もあります。

自分達が暮らす場所にどのような歴史があるのか、そして現在どのような姿になっているのか、その変遷や「今」を伝える “Living Muesum” という市の取り組みになっています。

個性的な壁紙はよく見るとバター工場が描かれています。地元のアーティストによりデザインされたそう。

 バター工場の歴史がわかる Heritage Museum

同じ敷地内には Heritage Museum という博物館もあります。
入口にはクリスマスツリーとレトロな自転車が飾られていました。

市のボランティアスタッフにより運営されていて、Gold coin donation(硬貨の寄付。通常2ドル程度)をして見学します。

サイクルジャージ姿の私が、受付のオージーの年配男性に I came here by bike.(自転車で来たんです。)と伝えると、 Did you come here by motorbike, or push-bike? と聞かれました。
motorbike はオートバイのこと。push-bike はあまり日本では聞き慣れない単語ですが、イギリス系の会話表現で「自転車」を指します。自動ではなく自分で漕ぐ(push)するから、と言うことでしょう。

さて、先の Butter Factory Museum が「今」を伝える展示ならば、こちらは言わば歴史展示です。

バター工場時代の写真、実際に使われていた道具、当時の車、おもちゃ、タイプライターからウエディングドレスまで幅広く揃えられています。
当時の人々の生活や流行に想像が膨らみます。

この時季ならではのオーナメントの展示も。トナカイもどこかレトロですね。

スタッフの方と談笑を楽しんだ後、向かいのカフェのテラス席で一休みしました。

黒板の手描きのメニューが可愛らしいですね。

オーストラリアのライドではやはりコーヒーは欠かせません。
カフェの定番はバナナブレッドやアーモンドクロワッサンですが、珍しくスコーンがあったのでチョイス。

往路と同じルートで帰路に就きました。

なお、観光地や文化施設のパンフレットは英語の勉強にもなるので、ぜひサイクルジャージのポケットに入れて持ち帰るのをおすすめします。

ブリスベン市内のクリスマス模様

ローガンと同じく、ブリスベン市内も11月末から一気にクリスマス色が強まります。
【オーストラリア】e-bikeシティサイクル Beam でブリスベンをポタリング
でご紹介した、ブリスベンシティの目抜き通りクイーンストリートモールには、サンタクロースやトナカイなどのさまざまな巨大オーナメントが登場。


装飾は毎年変わるので、観光客はもちろん住民も楽しみにしています。
シティホールの時計台の前には22mの大きなツリーが登場します。
クリスマスの期間は毎晩プロジェクションマッピングが投影され、誰でも無料で楽しむことができます。

ツリーの前にはサンタクロース宛の専用郵便ポストもあります。
投函するとサンタクロースから返事が届くかも…!?

川沿いのサウスバンクエリアは、ビビッドなピンク色が美しいブーゲンビリアのトンネルにイルミネーションが施されています。
公園内のステージではサンタクロースやエルフが登場する子ども向けのクリスマスショー(有料)も上演されます。

無料の人工ビーチにはスクリーンが掲げられ、プールに入りながらのクリスマス映画の上映会もあります。
まさに夏のクリスマスならではの催しですね。

コース紹介

距離:約30km

まとめ

北半球の日本とはまた一味違う、南半球オーストラリアの真夏のクリスマス。
北半球出身の人間には少し不思議な感じもしますが、夏ならではで人々がアクティブになり、どこも活気に溢れていています。
「恋人」や「ロマンチック」よりも「家族」「友達」「アットホーム」といった言葉がどこか似合う印象です。
ぜひ一度、オーストラリアでのクリスマス散策ライドも体験してみてはいかがでしょうか。

執筆:Ayaka

2011年に社会人になると同時に始めた自転車で「自転車×旅」の魅力にハマる。
ニュージーランドでのワイナリーロードレース、タイの寺院巡り、ドイツ古城巡り、インドネシアでの遺跡巡りなど世界各地で自転車旅を催行し、その様子を雑誌『Cycle Sports』に寄稿。
2017年には自転車ツーリズムを探究しにオーストラリアへ留学。現地の様子を『Cycle Sports.jp』にて『G’day, Australia! 〜ブリスベンからの自転車だより』として1年間連載。帰国後は英語教材編集者の傍ら、自転車イベントで通訳・MC・PR担当等を務める。
2022年4月、オーストラリア クイーンズランド州ブリスベンへ移住。
座右の銘は「好きにまみれろ、夢中で生きろ」。

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【オーストラリア】電車&トラムでGO!ゴールドコースト 新春ビーチライド

【オーストラリア】電車&トラムでGO!ゴールドコースト 新春ビーチライド


2023年の「走り初め」みなさんはどこを選んだでしょうか。もし年末年始をオーストラリアで過ごすなら、世界屈指の観光ビーチ、ゴールドコーストはぜひ走って欲しいところ。
三が日の最終日、ブリスベンから電車とトラムを活用し、ゴールドコーストを走ってきました。気軽に美味しいとこどりができる40kmの新春ビーチライドをレポートします。

スタートは電車の駅から

ブリスベンからゴールドコースト方面へは、ブリスベン市内から公営のTranslink(トランスリンク)の電車が出ています。
滞在先の最寄りの駅からゴールドコースト線に乗車しましょう。

今回利用したのはブリスベンから見て南に位置する郊外のLoganlea駅。
駅には公営の無料駐車場Park&Rideがあるので、車に自転車を乗せ、そこから電車に乗車します。

クイーンズランド州ではTranslinkの電車には自転車は解体せず、そのまま乗車可能です。電車の先頭もしくは最後尾の指定車両に乗るのがルール。特に自転車専用スペースがあるわけではないですが、そのまま乗せて問題ありません。
近年は電動スクーターも流行しているため、駅のプラットフォームには自転車と電動スクーター向けの案内板が出ています。

自転車をそのまま乗降可とあり、プラットフォームから改札の作りもバイクフレンドリー。エレベーターやスロープがあり、ストレスなく移動できます。

▲ドアの真ん中にあるボタンを自分で押して乗降します。

オーストラリアは基本的には車社会で、電車の乗車率がそれほど高くないため、常に自転車乗降可なのかもしれません。
日本でもサイクルトレインが各地でイベントや試験的に広がりつつありますが、より拡充すると便利になりますね。

Helensvale駅からライドスタート

Loganlea駅から4駅先の Helensvale駅で降り、ここからライドスタートです。電車を降りた後、組み立てずにすぐに走り出せるのはやはり快適です。

オーストラリアの公道には日本のようなコンビニエンスストアはほとんどありません。水や補給食など必要なものがあれば、駅のキオスクで購入しておきましょう。

Helensvale駅からは近隣のテーマパークへのバスの他、南のビーチエリアへのトラムG:linkが出ています。自転車でない場合はトラムに乗り換えるのが主流です。

内陸から海岸沿いへ抜ける

Helensvale駅から16km先のSurfers Paradise が最初の目的地です。
最初の8kmは2号線を東へと進み内陸から海岸線を目指します。片側2車線で車の交通量も多いため、十分注意しましょう。

2号線を直進し突き当たると、標識の先に一気に視界が開け、海が目に入ります。

ここは Labrador と呼ばれるビーチエリア。
抜けるような青空、きめ細かい白い砂浜、輝く波が眩しいゴールドコーストの海!

遠方にそびえ立つホテル郡をバックに、波間をヨットやクルーザーが行き交う姿はビーチリゾート感たっぷりです。

▲ホテルにも異国情緒が漂います。

ここから2号線を道沿いに南下し8km先の Surfers Paradise Beach を目指して行きます。
道中のSouth Port エリアにある Broadwater Parklands には夏ならではの巨大ウォータースライダーや水上アスレチックが並び、ファミリー連れで賑わっていました。
公園内の歩行者・自転車専用道をゆったりと漕ぎ進めて行きます。

▲公園内の巨大オブジェ作品『Meddie and Mike』


▲屋根付きのベンチではくつろぐ人の姿も。

Surfers Paradise Beach のある Main Beach エリアへは Gold Coast Bridge(2号線)を渡って行きます。

▲1月頭、橋の入り口にはまだクリスマスツリーがありました。

橋の向こうに見えるホテルやリゾート型アパートメントの摩天楼に圧倒されます。
橋にもしっかりと歩行者・自転車専用道が車道と区別して設けられているため、小さい子連れでサイクリングをする人や、犬の散歩をする人たちもゆったりと橋の景色を楽しみながら渡っています。

 ゴールドコーストの代表的ビーチ Surfers Paradise Beach

Gold Coast Bridge を渡り、2号線をたどりつつホテルやアパートメントのビル群の間を走って行きましょう。
4kmほどでゴールドコーストの代表的なビーチ Surfers Paradise Beach に到着です。

▲コアラの Borobiは、ゴールドコーストで開催された2018CommonwealthGames の公式マスコットキャラクター。

徒歩でのビーチの入口となるCavill Avenueは歩行者専用の繁華街。
通りの両脇にはお土産・衣類・アクセサリー・飲食店などが数多く並びいつも多くの観光客で賑わっています。
自転車を押し歩き、雰囲気を味わってみるのも楽しいですよ。

▲ 無料のウォータータップ(給水所:画像左)があるのもビーチの繁華街ならでは。

通りの東端、ビーチへの入口部分にはオーシャンビューのレストラン以外にも、マクドナルドやケンタッキーフライドチキンといったファストフード店が立ち並んでいます。
ここで take away(持ち帰り)して、ビーチで食べる人も多く見られます。

▲Surfers Paradise では クジラ観察ツアーも人気のアクティビティ。

海岸沿いに美しいビーチをはしご


Surers Paradiseで一息入れたところで、ここからさらに南下、約10k先のBurleigh Head National Parkを目指します。
道は至ってシンプル、2号線や海岸沿いのビーチウォークを1本道でひたすら南を目指して走るのみ。
ラウンドアバウト(ロータリー)内にも緑色のバイクレーンが敷かれているところも多く、安心して漕ぎ進められます。

走っているだけでも Broad Beach、Mermaid Beach、Nobby Beach、Miami Beachと名前からしてリゾート感たっぷりのビーチが次々と現れます。
Miami Beach の小高い崖の上にある North Burleigh Lookout で少し寄り道してみましょう。

▲坂の上にある階段を登れば絶景が待っています。
▲ふと足元を見るとオセアニアウォータードラゴンの姿が。

展望台のウッドデッキから北を望めば、延々と続く湾曲した白い砂浜と「クイーンズランドブルー」と呼ばれるエメラルド色の海、リゾートホテル郡が一望できます。

ミシュラン星獲得・ゴールドコースト人気店でラーメンランチ

 Bureigh Head のエアリアへと続く車道沿いには2車線の自転車・歩行者専用道が設けられています。
車が多い通りですが、しっかりと車道と区切られているため安心です。

Burleigh Beach に正午に到着したところでランチタイム。オーシャンビューの小洒落たカフェにも惹かれますが、この日のお目当てはこのエリアでも有名な日系ラーメン店『ZUROZURO RAMEN BAR』です。

オーストラリアの各都市には日系ラーメン店がチェーン、個人経営ともに数多くあり、日本人のみならずローカルのたくさんの人たちを魅了しています。
英語でも ”ramen”と呼ばれ、いわゆる「日本のラーメン」を指し、Chinese noodle とはまた区別されています。

ビーチまで徒歩1分の飲食街にあるZUROZURO。『ミシュランガイド北海道2017』で1つ星を獲得したというラーメン、その名も Michelin Awarded Ramen(21豪ドル)をいただきました。
魚介・豚骨・鶏ガラベースのあっさりめのスープに、細切りポテトフライ、赤玉ねぎ、柑橘系のジュレがトッピングされているのが特徴。

中太で柔らかめの麺は、和風のスープパスタにも近い感覚で、日本の ramen に馴染みのない人にも食べやすいかもしれません。

ホリデー気分を満喫するなら見晴らし台へ

お腹を満たしたところで、Burleigh Heads Beach 沿い・850m先の Burleigh Head National Park の展望スポット Tumugun Lookout  へ。

▲Burleigh Heads Beach には近隣のホテルからレンタサイクルで来る観光客も多数。
▲サーフボード型のベンチがビーチによく似合います。

1月3日のこの日は「今日で年末年始休暇も終わり」という人も多いためか、ソロライドを楽しんでいるサイクリストが私以外にもちらほら。

愛車と共に写真撮影をしていた男性に声をかけると「ゴールドコーストに住んでいるんだけど、明日は仕事初めだし、ホリデー気分を今日のうちに満喫しておこうと思って走ってきたんだ」とのこと。
レバノン出身のカナダ育ちとのことですが、人種や国籍は違っても、サイクリストたちが休暇の最後に考えることは同じようですね。

▲Tumugun Lookout は絶好の記念撮影スポット。

トラム輪行で電車駅へ楽々アクセス

Burleigh Heads エリアからは来た道をたどりながら北上し、Surfers Paradise へと戻ります。
Miami Beach 〜 Mermaid Beach の区間、海岸沿いから1本内陸に入った Hedges Avenue は車は南から北への一方通行のみ、自転車専用レーンが上り・下りの2車線設けられているので、スムーズに走ることができます。


Surfers Paradise へ戻り一息入れたら、Cavil Avenue からトラム(路面電車)に乗って Helens Vale へ向かいます。

Translink の電車と同様、乗降時には駅で交通系ICカード(GoCard)の他有効なカードを tap(タップ)して hop on(乗車) / hop off (降車)します。
各プラットフォームにあるピンクの機械にカードをかざしてから乗降しましょう。

ゴールドコーストのトラムは民間の G:link が運営しています。Translink(公営)の電車では自転車はそのまま乗車OKですが、G:linkのトラムは原則解体・パッキングして輪行となります。
中には堂々とそのまま乗せているサイクリストも見ましたが、プラットフォームには注意書きもしっかりされているので気をつけましょう。

トラムの Cavil Avenue駅 から終点の Helensvale駅までは13駅、約30分ほど。
電車とはまた一味違う、ゆっくりとしたトラムから街の景色を眺めるのも味わい深いです。

トラムと電車の Helensvale駅は直結しており、スムーズに乗り換えることができます。
出発時と同じ Loganlea駅まで電車に揺られて到着し、無事ゴールしました。

▲映画『Avatar: The Way of Water』のラッピング車両を発見。

コース紹介


▼G:link (日本語翻訳対応)
https://ridetheg.com.au/

▼Translink(日本語案内ページ)
https://translink.com.au/node/9146

まとめ

ブリスベン〜ゴールドコーストまで自走で往復すると80km~100kmのコースになりますが、公共交通機関を上手に利用すればブリスベンから日帰りでもゴールドコーストの主要ビーチをたっぷり満喫できるライドができます。

観光地としては Surfers Paradise Beach が世界的にも有名なため常に賑わっていますが、それ以南のビーチはローカルでゆったりとした雰囲気が漂います。自転車でビーチをはしごしながら、ぜひお気に入りのスポットを探してみてはいかがでしょうか。

執筆:Ayaka

2011年に社会人になると同時に始めた自転車で「自転車×旅」の魅力にハマる。
ニュージーランドでのワイナリーロードレース、タイの寺院巡り、ドイツ古城巡り、インドネシアでの遺跡巡りなど世界各地で自転車旅を催行し、その様子を雑誌『Cycle Sports』に寄稿。
2017年には自転車ツーリズムを探究しにオーストラリアへ留学。現地の様子を『Cycle Sports.jp』にて『G’day, Australia! 〜ブリスベンからの自転車だより』として1年間連載。帰国後は英語教材編集者の傍ら、自転車イベントで通訳・MC・PR担当等を務める。
2022年4月、オーストラリア クイーンズランド州ブリスベンへ移住。
座右の銘は「好きにまみれろ、夢中で生きろ」。

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【オーストラリア】初開催!ポートダグラスグランフォンド・楽園の100km大会レポート

【オーストラリア】初開催!ポートダグラスグランフォンド・楽園の100km大会レポート

2022年9月9日(金)〜11日(日)にかけてオーストラリアクイーンズランド州のポートダグラスで初開催された、『ポートダグラスグランフォンドフェスティバル』。
期間中のメインイベントであるファンライドイベント『ポートダグラスグランフォンド』に、ブリスベンから自転車持参で参加してきたレポートをお届けします。サイクリストなら一度は走りたい大自然の絶景ライドの様子をお楽しみください。

ケアンズへのアクセス

筆者が暮らすブリスベンからケアンズまでは、ジェットスターやカンタス航空の直行便で所要約2時間半ほどです。
日本からは東京・関西の両方面からジェットスター・カンタス航空・JALを中心に所要7時間半程度で直行便があります。

今回は往復ともカンタス航空を利用し、自分たちの自転車を輪行で持参しました。
宿泊先はケアンズ空港からほど近いホテルに連泊。ケアンズの中心部から大会のメイン会場となるポートダグラスのスーパーヨットマリーナまでは約66km。ホテル〜メイン会場へはバンで自転車を積んで移動しました。

旅程 2泊3日 

宿泊地:ケアンズ市内泊

金曜日 夜 ブリスベン発〜ケアンズ着(飛行機)
土曜日 (大会前日)ポートダグラス〜パームコーブ間のコース下見(車移動)
日曜日 (大会当日)大会出場 夕方ケアンズ発〜ブリスベン着(飛行機)

ポートダグラスグランフォンドフェスティバルとは?

ポートダグラスフランフォンドフェスティバルは今回が記念すべき初開催でした。ケアンズではもともとトライアスロンのレースシリーズの一つ、アイアンマンレースを1997年から開催し、レースの開催経験は非常に豊富な土地です。しかし、実は今までこういった自転車のための、それもレースではなくファンライドのイベントはなかなかありませんでした。
ごりごりのスポーツマンだけでなく、子供から大人まで、幅広いホビーサイクリストにもケアンズを楽しんでほしい!ということでクイーンズランド州政府観光局が力を入れて始めたのが今回の『ポートダグラスグランフォンドフェスティバル』です。
ケアンズ空港国内線の到着口


荷物のターンテーブルもトロピカル


到着口には巨大な広告も

メインの9月11日(日)のファンライドイベント『ポートダグラスグランフォンド』は、48・100・138kmの3コースから選べ、全体で約920名のサイクリストが出場しました。
参加したのは100kmコース。
ポートダグラスを朝6時半にスタートし、ポートダグラスーパームコーブ間のグレートバリアリーフドライブ、公式にはキャプテンクックハイウェイと呼ばれる道を走り、50km地点のパームコーブで折り返し、再びポートダグラスに戻りゴールというコースです。
「グランフォンド」の名こそついていますが、コースは100kmで獲得標高689mと非常になだらかで、中級者の方なら十分走りこなせるコースプロフィールです。

■自転車一色の前日イベント
メインイベントの前日は車でケアンズからパームコーブ〜ポートダグラスへと北上し、コースとなるキャプテン・クックハイウェイをドライブしながらコースを下見します。


ポートダグラスのメイン会場近くのトリニティベイルックアウト

ケアンズ中心部から約66km、ポートダグラスの大会メイン会場、クリスタルブルックスーパーヨットマリーナへ到着。ウッドデッキからはたくさんのヨットが望め、会場にはリゾート感が溢れています。

日本の「恋人の聖地」のように南京錠を付けられるフォトスポットも。
マリーナ内の大会本部でチェックインをし、バイクタグやヘルメット用ステッカーの入ったバイクキットを受け取ります。

マリーナではサイクルエキスポが開催され、タイヤチューブや補給食といったライドイベントに必要なアイテム、大会記念品の販売ブースが並んでいます。

Santini製の大会公式ジャージ(トップスAUD$120 / ビブスAUD$169)

大会記念ボトル(AUD$29.99)は CamelBak の Podium。

また、マリーナ周辺道路では市民クリテリウムレース『ケアンズポストクリテリウム』や、市民スプリントレース、BMXのショーなどが開催され、自転車色一色に。


親子連れで楽しめる1周2kmのファンライド『チューチューズ・フリーファミリーライド』では、仮装を楽しむ家族連れも。ウォーリーに扮した一家にはコスチューム賞が贈られるなど、和やかな雰囲気でした。


マリーナのシンボル『チューチュートレイン』

大会当日

◆出走は日の出前
当日は朝3時半に起床。キャプテンクックハイウェイが大会用に通行止めになる前にポートダグラスへと車を走らせ、5時半にはスタート会場入り。

日の出前から会場でスタンバイし打ち合わせをしているのは、サイクリストを先導してくれる地元のオートバイグループ『コーラル・コースト・ライダーズ』のみなさんです。

少し空が明るんできた6時半、走行スピード順に順次スタートです。

◆世界遺産を独り占め!
このイベントの最大の魅力はなんといっても大自然の絶景。ヤシの木が立ち並ぶ海岸沿いの絶景ロードをこの大会参加者のためだけに完全封鎖しているということです。
「グレートバリアリーフ」と「クイーンズランドの湿潤熱帯地域 」(世界最古の熱帯雨林)は世界自然遺産に認定されています。この2つの世界遺産を通る絶景ドライブコースを、自転車で風を切りながら走る爽快感はもうたまりません!

往路の50kmはペースが同じ他のサイクリストたちと10名ほどの集団走行でペースを維持しつつ体力を温存することに重点を置きながら走りました。
復路になると、各々休憩に費やす時間も異なり集団はかなりばらけ、私も相方と二人旅に。すると900名以上参加しているにもかかわらず、前にも後ろにもサイクリストがいない、ぽっかりとした空白の空間が生まれるんです。その瞬間はもう、まさに世界遺産の絶景を独り占め状態…!「こんな贅沢が人生であってよいのだろうか!?」と思う素晴らしいコースでした。

◆絶景のエイドステーションで一休み
各コースの道中には全部で4ヶ所ほどエイドステーションが設置されています。レックスルックアウト(展望スポット)やパームコーブのビーチといった絶景ポイントに設置されているのが非常にニクいところです。地元の大会ボランティアの方々、ライフセービングクラブの方々がサイクリングボトルに給水してくれたり、補給食のバナナやラミントンを配ってくれたりします。

レックスルックアウトには大会フォトコンテスト用のフレームも

100kmコースの50km地点、パームコーブビーチのエイドステーションはヤシの木に囲まれリラックスムードが漂います。

ここのエイドステーションでは有料でマクドナルドとライフセービングクラブのコラボによるバーガーの提供も。
ライフセーバーたちがボディボードを胸に海へ入りトレーニングするのを眺めながらバーガー片手に休憩、というのも、なんともオーストラリアらしい光景です。


メカトラブルも地元バイクショップのスタッフが無料で対応してくれます

◆ローカルライダーたちとの交流を楽しむ

日本のファンライドイベントではいわゆる「ご当地グルメ」が提供されることが多い昨今ですが、オーストラリアのファンライドイベントのエイドは至ってシンプルです。
水・SiS(Science in Sport:英国の補給食商品)・グミ・バナナ・クッキー・ミニカップケーキなどが主流です。

グルメを期待して参加するとイメージと違うかもしれませんが、これもまた郷に入らばならぬ「豪に入らば豪に従え」。
参加者たちは「走る」ことそのものを何よりの楽しみにしている方が多いようです。また、ボランティアや他のサイクリストの方々との交流を楽しむのもオーストラリア流大会の楽しみの一つです。

日本人で参加していたのはどうやら私と相方の二人だけだった模様。「ブリスベンから来たジャパニーズなの」と言うと、「次は僕が日本に走りに行きたいよ!」とローカルライダーたちが笑顔で話してくれました。

大会ゲストとして参加していたのが、元プロロード・トラック選手で南オーストラリア州アデレード出身のアネット・エドモンドソン選手。エイドステーションごとに笑顔で参加者に気さくに話しかけている姿が印象的でした。
我々には日本語で「こんにちは!楽しい?」と話しかけてくれてびっくり。ヨーロッパでのプロチーム時代に日本人チームメイトもいた影響で、日本語を勉強したことがあるそう。「この景色、最高でしょう!?」とナチュラルな日本語で満面の笑みをくれて、こちらも思わず笑顔になりました。

◆暑さ・湿度と戦いながらラストスパート
ブリスベンより北のケアンズは湿度もなかなか。日が昇るとあっという間に気温は30度以上に上昇します。復路のエイドステーションではボランティアの方が水鉄砲で思い切り水をかけてくれる場面も。湿度・暑さと・足の疲労と戦いながら、休憩も含めスタートから約5時間で無事にゴール。すっかり日が昇り青空に映えるマリーナで達成感を味わいました。



ゴール後の休憩エリアにはクイーンズランドブルーのパラソルが。

ゴール後は会場に併設するヘミングウェイズ・ブリューワリーのビアレストランでバーガーとビールで乾杯。最初から最後まで信号もなくとにかく気持ちの良い、大自然を心から堪能できる100kmでした。

2023年は9月8日(金)〜10日(日)開催!

今回は100kmコースでの参加でしたが、ビギナーの方にもやさしい48kmコースもありますし、コース自体はフラットな部分が中心で非常に走りやすいコースです。
ぜひ来年第2回大会開催の時は、ケアンズにホリデーも兼ねて、お出かけしてみてはいかがでしょうか!?
少なくとも私は、往路の時点から「来年もまた来よう!」と決心しました。

コース紹介


距離:約100km(ポートダグラス スーパーヨットマリーナ〜パームコーブ)

▼ポートダグラスグランフォンド大会公式サイト(英語)
https://portdouglasgranfondo.com.au/

▼クイーンズランド州政府観光局 ケアンズとグレートバリアリーフ(日本語案内)
https://www.queensland.com/jp/ja/places-to-see/destinations/cairns-and-great-barrier-reef

まとめ

クイーンズランド州最大のライドイベントといえばブリスベンとゴールドコーストの都市間を結んで走る『ブリスベンtoゴールドコーストサイクルチャレンジ』が有名ですが、今回の『ポートダグラスグランフォンド』はまた、都市型のサイクリングイベントとは一味も二味も異なる大自然の中のライドとしての醍醐味がありました。
メインとなるのは海ですが、熱帯雨林の森に広大なサトウキビ畑、熱帯ならではの鮮やかな蝶々ににぎやかな鳥のさえずり…とまさに「楽園ライド」。大会前後にはリゾートステイも満喫できる絶景の世界遺産ライド。サイクリストならぜひ一度は体験してほしい極上のライドイベントです。

執筆:Ayaka

2011年に社会人になると同時に始めた自転車で「自転車×旅」の魅力にハマる。
ニュージーランドでのワイナリーロードレース、タイの寺院巡り、ドイツ古城巡り、インドネシアでの遺跡巡りなど世界各地で自転車旅を催行し、その様子を雑誌『Cycle Sports』に寄稿。
2017年には自転車ツーリズムを探究しにオーストラリアへ留学。現地の様子を『Cycle Sports.jp』にて『G’day, Australia! 〜ブリスベンからの自転車だより』として1年間連載。帰国後は英語教材編集者の傍ら、自転車イベントで通訳・MC・PR担当等を務める。
2022年4月、オーストラリア クイーンズランド州ブリスベンへ移住。
座右の銘は「好きにまみれろ、夢中で生きろ」。

 

 

 

 

【アルゼンチン】世界遺産ペリートモレノ氷河とカラファテの町をサイクリング

【アルゼンチン】世界遺産ペリートモレノ氷河とカラファテの町をサイクリング

アメリカ大陸を縦断中、パタゴニアの荒れ狂う暴風地帯を抜けると、これまで通ってきた、褐色の乾いた大地とはひときは違った、素敵な町に到着しました。

そこにはフラミンゴも棲む素敵な湖、そして、南米有数の観光地である、巨大な氷河があります。

太古よりアンデス山脈から繋がる、氷河を面前にすると、静寂の中、時折、氷河が崩れる音を聞くことができるほど、神秘的な場所でした。

「世界一美しい氷河」ペリート・モレノのある、カラファテの町を紹介します。

▲ペリートモレノ氷河

エル・カラファテの町って?

アルゼンチンのパタゴニア地方の中心、サンタクルス州に位置する、エル・カラファテ(El Calafate)の町は、1万人に満たない人口ながら、夏季には、世界遺産ペリートモレノ氷河を目的に世界中からたくさんの観光客が訪れます。

▲パタゴニアの強風の中、カラファテの町に到着しました。

 

エル・カラファテのレンタサイクル

カラファテには、氷河の他にも湖や多くの自然が存在します。

レンタサイクルを借りて、散策してみるのはどうでしょうか。

BAFT

町の中心にあるBAFT BIKE RENTAL では、各種観光情報も知ることができます。

 

EB Rental Bike

EB Rental Bike では、珍しい竹でできた自転車も借りることができます。

▲竹でできた自転車

 

カラファテの町を散策

ロス・グラシアレス国立公園インフォメーションセンター

カラファテの中心部には、ペリートモレノ氷河のある、ロス・グラシアレス国立公園のインフォメーションセンターがあります。インフォメーションセンターの中庭は、展示物もあり、訪れる価値ありです。

▲この紫外線の強さを表示する掲示板は、日本のJICAの寄付で、設置されたものでした。

アルヘンティーノ湖(Lago Argentino)

アルゼンチンで一番大きな湖、アルヘンティーノ湖も町のすぐ近くにあります。琵琶湖の2倍近い大きさです。アルヘンティーノは、スペイン語でアルゼンチンの意味。

▲風の強くない日には、湖のビーチでのんびりと。
▲野生のフラミンゴも生息します。

▲氷河の雪溶け水でできている湖の水は、陸から離れるにつれて、エメラルドグリーンに。

パタゴニアの美しい夕暮れ

パタゴニアを旅して感じたことは、夕暮れがとても美しいこと。天気がいい日には、パタゴニアの荒野を夕日が真っ赤に染めていました。

上空は、強い風が吹いているのでしょうか。形の変わった雲も多くみることができました。

▲パタゴニアの夕暮れ

ペリート・モレノ氷河 (Glaciar Perito Moreno)

カラファテの町から約80kmの距離にある、世界自然遺産である、ロス・グラシアレス国立公園。

そして、その国立公園内にあるのが、ペリートモレノ氷河です。この氷河は約250km2にも及び、一番氷の厚い場所で約700mの厚さがあります。

世界温暖化が進む中、後退をしていない数少ない氷河であり、一眼見た瞬間に、思わず声が出るほどの大迫力です。

▲国立公園内は、遊歩道が整備されており、散策することもできます。

国立公園内は、たくさんの観光客がいますが、誰も話をしていないと、風の音すら聞こえない静寂に包まれます。時折聞こえる、氷河が崩れる音を聞くと、何万年より続く、この氷河の歴史を感じ、神秘的な時間が流れます。

▲崩れ落ちた氷河は、深い青色をしていました。
▲氷河が目の前にあることもあり、とても寒いです。
湖の向こう側に見えるアンデス山脈。

 

 

まとめ

今回は、カラファテの町、ペリートモレノ氷河の様子をお伝えしました。

日本からは遠く、アルゼンチンの中でもパタゴニアの奥地という、僻地にある場所です。その簡単ではない場所にあるからこそ、このような、神秘的な場所が今も残っていのかも知れません。

パタゴニア地方のハイライト、カラファテの町とペリートモレノ氷河をみなさんのバケットリストに追加してみるのは、いかがでしょうか。

 

▼Hiro インタビュー記事

【インタビュー】自転車旅人「津田幸洋」さんのプロフィールに迫る!
2014年5月に日本を出発して以来7年世界中を旅している「津田幸洋(つだ ゆきひろ)」さんに、TABIRINでは、リアルタイムの自転車旅の情報や、訪れたまちの自転車情報や都市情報また、エッセイなどの記事を執筆いただくことになりました。今回は、第1弾として、津田さんの「これまで」の自転車旅と「これから」の自転車旅の予定についてご紹介します。 ソルトレイクシティー(アメリカ合衆国)プロフィール名前津田 幸洋よみがなつだ ゆきひろ何年生まれ昭和60年出身地福岡県福岡市プロフィール父親は、漁師で漁師町で、幼少期を過...

*旅をサポート頂ける企業、または個人の方を募集中です。特にアウトドア・自転車・カメラメーカー等の企業の方、ご興味あれば、ご連絡ください。

Hiro(津田幸洋 ツダユキヒロ)
自転車旅人。2014 年に日本を立ち、自転車で旅を続けています。オーストラリア、ニュージーランドを経て、アメリカ大陸横断中、COVID-19による、世界パンデミックにより足止め。2022年旅を再開し、アメリカ大陸縦断を達成しました。現在は、ブラジルのリオデジャネイロを目指しています。人との出会い、美しい自然、野生動物を探す旅とともに、自転車、訪れた場所の情報、見どころをTABIRINにて発信していきますので、よろしくお願いします。インスタグラム  https://www.instagram.com/yukihirotsuda/
津田幸洋

 

【インドネシア】毎週日曜の朝 首都の大通りが歩行者・自転車天国になって賑わう「ジャカルタカーフリー」

【インドネシア】毎週日曜の朝  首都の大通りが歩行者・自転車天国になって賑わう「ジャカルタカーフリー」


日本ではあまり知られていませんが、自転車メーカーがあるインドネシアは、レジャーとしてサイクリングが人気です。
日曜朝には「カーフリー」と呼ばれる大通りの歩行者天国で、多くの人がサイクリングを楽しんでいます。そんなインドネシアのカーフリーサイクリングを、出張者でも楽しめるレンタサイクルを使ってご紹介します。

インドネシアの首都ジャカルタ

インドネシアの首都ジャカルタ(ジャカルタ首都特別州)は、人口約1,000万人と世界有数の大都市です。
その首都を南北に、Jl.M.H.Thamrin(タムリン通り)・Jl.Jenderal Sudirman(スディルマン通り)が通っていて、その地下をジャカルタ都市高速鉄道(2019年3月、第1期区間:15.7km開業)が走っています。
そしてその通りの約6km区間を毎週日曜日6:00~10:00、カーフリー(歩行者・自転車天国)として開放しています。※その他ジャカルタでは5地域で実施。
2020年から約2年間、このカーフリーも休止されていましたが、2022年5月に再開されました。

Sari Pacific Jakartaで宿泊&レンタサイクル

タムリン通りには在インドネシア日本大使館やホテル、ショッピングモールが面しています。日本大使館から北に約800mにあるホテル「Sari Pacific Jakarta」に宿泊すれば、レンタサイクルを利用することができます。

出張者がカーフリーでサイクリングしたくても、通り沿いにレンタサイクルがほとんど無い状況ですが、このホテルに土曜日泊で宿泊すれば、翌朝レンタサイクルでカーフリーサイクリングを楽しむことができます。

朝6:30ホテルロビーで予約していた自転車の貸し出し手続きをして、サイクリングスタート。

自転車はインドネシアの自転車メーカー「POLYGON」のマウンテンバイクです。

カーフリーの風景

6:00ごろまで降っていた雨は上がって多くの人が通りに出てきています。

ホテルからタムリン通りを南へ約1km、日本大使館も近い「Selamat Datang Monument(スラマダタンモニュメント)と噴水。
ここはジャカルタの中心ともいえる場所で、普段多くの車やオートバイが行き交うランドアバウトです。そこを歩いたり、自転車で走れるのですから、カーフリーでは人気のフォトスポットです。

ここから南側がスディルマン通りです。

2019年には無かった自転車レーンが設置されていました。


カーフリーを使った、ランニングイベントもよく見かけます。参加者が、同じ(主催者やスポンサーの)シャツを着てイベントに参加するのがインドネシアでは主流です。


雨上がりの澄んだ空と、水溜まりに映し出された日曜朝のジャカルタは、渋滞が問題となっているジャカルタとは思えない美しい風景です。

高架橋から見下ろす通りも美しい風景です。

スラマダタンモニュメントから約3km、高速道路のインターチェンジがあるSemanggi(スマンギ)。

ここから通りを少し外れれば、サイクルショップ「Rodalink SCBD」があります。
Rodalinkは、自転車メーカーPolygonのグループで、他メーカーの自転車も取り扱うインドネシア最大の自転車チェーン店です。

再び通りに戻って、カーフリーの最南端「Patung Pemuda Membangun(立ち上がる青年の像)」へ。ここもフォトスポットですね。

ここから北へ向かって走ります。

通りには、カメラで撮影する人が多くいます。

彼らはフリーカメラマンで、撮った写真を自身のSNSに掲載し、希望者に高解像度データを販売しています。何とも商魂たくましいですね。

一気にカーフリー北の起点まで約6kmサイクリング。

2019年までは低かったバスレーンの縁石も高くなったことで、バスレーンを走る自転車やランナーはほとんどいません。


何となくバスと自転車・歩行者との距離も、以前より広くなっている気がします。


バスの停留所上には、有料の「展望&フォトスポット」もできていました。


カーフリー北の起点、タムリン通りの「Thamrin Fountain(噴水)」。

この北東エリアは「MONAS(独立記念塔)」が中央にあるあるムルデカ広場。多くの人が憩う日曜の朝はとても穏やかな空気を感じます。

8:30ホテルに到着。2時間約6kmのカーフリーサイクリング終了。

サイクリング後は、ホテルでゆっくりブレックファースト。

コース紹介

距離:15.9km 獲得標高:69m

▼Sari Pacific Jakarta(英語サイト)
https://www.marriott.com/en-us/hotels/jktak-sari-pacific-jakarta-autograph-collection/

まとめ

およそ3年ぶりに訪れたジャカルタのカーフリー。
再開されていたカーフリーは、変わらず多くの人々が楽しむ素晴らしいジャカルタの風景でした。
新しくできたスポットや整備・改善されたものがいくつかあり、進化しているのも感じられました。

朝6時に起床して、雨上がりの晴天という絶好のコンディションの中、レンタサイクルで2時間ジャカルタの街を疾走し、朝食の後はプールでひと泳ぎ。
一年間通して暑いジャカルタならではの、日曜朝のオススメの過ごし方です。

そして11:00、ホテルをチェックアウトして通りに出れば、何事もなかったかのように、いつもの車とオートバイが行き交う街に戻っていました。

執筆:HANADA

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【オーストラリア】ブリスベンサイクリスト定番!リバーループを体験しよう

【オーストラリア】ブリスベンサイクリスト定番!リバーループを体験しよう

リバーシティと呼ばれるブリスベンには、その名の通り街の真ん中をブリスベン川が流れています。
クイーンズランド州の州都、シドニー、メルボルンに次ぐオーストラリア第三の都市でありながらゆったりとした空気が流れるのはブリスベン川と川を囲む緑のためかもしれません。
ブリスベンのサイクリストたちの定番コース、「ブリスベンリバーループ」を紹介します。これを走ればあなたも立派なブリッシー(Brissie )、ブリスベンローカルサイクリスト!

 川の南側サウスバンクからスタート


ブリスベンリバーループは1周約33kmの周回コースなのでどこから走り始めてもOK。自転車専用道や、一般道上の自転車レーンを組み合わせたコースで、コース上には各所に地図や目印の標識が出ています。
この日は南側のサウスバンクから反時計回りにスタート。サウスバンクパークランズには無料の駐車場もあるので、車で来てここから走り始める地元サイクリストも多いです。

朝6時台に走り始めれば交通量も少なく、朝陽に照らされ輝く水面やシティのビル群を望めます。

水面を真横に走る

サウスバンクパークランズから、歩行者・自転車専用橋のグッドウィルブリッジを渡りシティ側へと出ます。川沿いの自動車専用道の高架下は歩行者・自転車専用道になっています。

真横には水面があり、ランニングや犬の散歩をする地元の人もみんな気持ちよさそうです。

川沿いの自転車・歩行者専用道路には所々にカウンターが設置されています。この自転車専用道路を使ってシティへ通勤する人も多く、朝夕は特にサイクリストが多いエリアでもあります。

シティから引き続き、自転車専用道を走りミルトン、トウォングといった商業・住宅のサバーブを抜けて行きましょう。

ミルトンの川沿いには、老舗のパブレストラン「レガッタホテル」が見えます。ちなみに、ここから川を離れて北上すればブリスベンヒルクライマーの聖地Mt.クーサへと続きます。

トウォングを抜けセントルチアに入るとクイーンズランド州立大学(University of Queensland、通称UQ)があります。

キャンパス内には道路があり、ここもコースの一部。オーストラリアの大学の敷地は広く、車で通学する学生も多くいるためこうして道路が走っていたり、駐車場も多数完備しているんですね。

地元のサイクリングクラブや、トライアスロンクラブのライダーたちがグループで練習する姿も見られます。

緑豊かなサバーブを抜けて

UQのキャンパスを抜けて、引き続き川沿いを走ります。インドロピリー(Indooroopilly)のようなユニークな響きの地名は、オーストラリアの原住民アボリジニの言葉から来ているもの。オーストラリアにはこうしたアボリジニ由来の地名が、現在も全国各地に数多くあります。

シティからほど近いながらも自然が豊かなサバーブであるインドロピリーにはゴルフコース、オーストラリア最古にして最大のコアラ保護施設(見学可)「ローンパイン・コアラサンクチュアリ」などがあります。
インドロピリーからアルバートブリッジを渡り、再び川の南側へと向かいます。

インドロピリーの対岸のサバーブ、テニソンにあるクイーンズランドテニスセンターでは毎年1月にブリスベン国際が開催されます。
メルボルンの全豪オープンと合わせて、国内外各地から多くのテニスファンが観戦に訪れる施設です。

続くタットンパーク、ハイゲートヒルは坂道が続く後半の難所。
坂の頂上には心拍が上がったサイクリストたちを出迎えるように、ブリスベンの老舗バイクショップ「ライフサイクル・ガレージ&ベスポーク」が店を構えています。

ここを乗り切ってしまえば、あとは下り基調でウェストエンドを抜けてサウスバンクへと戻ります。

ロングブラックでシメる

小一時間ほど走り終えた頃にはカフェもオープンしています。
コーヒー文化が盛んなオーストラリアでは、カフェと自転車は切っても切れない関係。自転車で走り、最後にコーヒーを飲むところまでがオーストラリアのサイクリストにとっての「ライド」なのです。

街のあちこちにサイクリスト御用達のカフェがあり、平日休日問わず早朝は店の軒先に愛車を連ねサイクリストたちが談笑する光景が見られます。

サウスバンクエリアで人気なのが、飲食店の並ぶグレイストリート沿いの「エスプレッソ・ガレージ」です。

この日の朝はロングブラックコーヒーと、店の定番メニュー、アボトーストを注文しました。軽くトーストしたターキッシュブレッドの上にアボカドとチリソースを乗せていただきます。

ちなみに日本ではアメリカ式のドリップコーヒーが主流ですが、オーストラリアはヨーロッパ式のエスプレッソコーヒーが主流です。
カフェで注文すると、バリスタがエスプレッソマシーンで一杯ずつ丁寧に淹れてくれます。いわゆるアメリカンコーヒーはありませんが、それに近いのはエスプレッソをお湯で割ったロングブラック。
スチームミルクがたっぷり入ったフラットホワイトも、ぜひオーストラリアに来たら味わってほしい一杯です。

コース紹介

▼NPOバイシクル・クイーンズランド ブリスベンリバーループ紹介ページ
https://bq.org.au/where-to-rides/brisbane-river-loop/

▼エスプレッソ・ガレージ
https://www.facebook.com/coffeeatgarage/

まとめ

どの街にも地元のサイクリストたちが愛する定番コースがありますが、ブリスベンと言えばやはりこのブリスベンリバーループ。
自転車専用道は年々改善、拡張されており、朝の新鮮な空気を吸いながら走るのはとても良いリフレッシュになります。生い茂る木々や水鳥の姿に都市にいることを忘れてしまう素晴らしいコースです。ブリスベンに来たらぜひ一度はチャレンジしてみてくださいね。

執筆:Ayaka

2011年に社会人になると同時に始めた自転車で「自転車×旅」の魅力にハマる。
ニュージーランドでのワイナリーロードレース、タイの寺院巡り、ドイツ古城巡り、インドネシアでの遺跡巡りなど世界各地で自転車旅を催行し、その様子を雑誌『Cycle Sports』に寄稿。
2017年には自転車ツーリズムを探究しにオーストラリアへ留学。現地の様子を『Cycle Sports.jp』にて『G’day, Australia! 〜ブリスベンからの自転車だより』として1年間連載。帰国後は英語教材編集者の傍ら、自転車イベントで通訳・MC・PR担当等を務める。
2022年4月、オーストラリア クイーンズランド州ブリスベンへ移住。
座右の銘は「好きにまみれろ、夢中で生きろ」。

 

 

【アルゼンチン】野生のシャチが現れる世界遺産”海洋生物の楽園プエルトマドリン”をご紹介

【アルゼンチン】野生のシャチが現れる世界遺産”海洋生物の楽園プエルトマドリン”をご紹介

自転車でのアメリカ大陸縦断の旅を終え大陸最南端のウシュアイアで過ごしたあと、プエルトマドリンというシャチや鯨がみられることで有名な場所へショートトリップしてみました。

世界でも有数の国立公園内では、ペンギンやセイウチ、ゾウアザラシ、アシカなど数々の海洋生物を見ることができます。果たしてお目当てのシャチと鯨は見ることができたのでしょうか。

プエルトマドリンって?

プエルトマドリン(Puerto madryn) は、日本語で「マドリン港」は、アルゼンチン チュブット州にある人口13万人ほどの町です。大きくはない町ですが、国立公園のあるバルデス半島観光の拠点となるため、国内外からたくさんの観光客が訪れます。町中は観光客で賑わっており、他のパタゴニア地域 と比べると風と寒さも和らぎ日中は春のような爽やかさを感じます。

町の海岸沿いからは、時期になると鯨も見ることができるそうです。

▲プエルトマドリンのビーチ。

バルデス半島国立公園

世界でも有数の海洋生物の楽園。11種類の鯨、主にミナミセミクジラは6月から12月まで出産と育児のためにやってきます。

そのほか、シャチ、イルカ、トニーノ、セイウチ、アシカ、アザラシ、ゾウアザラシ、ペンギンが、生息しているほか、グワナコ、プーマ、マラ(大型のウサギのような生物)、アルマジロ、狐などの陸上生物。180 種類以上の鳥類が生息しており、調査のために世界中から海洋生物学者が訪れます。

国立公園ビジターセンター

国立公園に入り、まずはビジターセンターを訪れると、たくさんの標本や剥製が展示されているため、ここだけでも楽しむことができます。

▲ミナミセミクジラの骨。

グアナコ(Guanaco)
▲途中でグアナコの群れも見ることができました。

プンタノルテ(Punta norte)

半島の北側に位置する、シャチを見ることができる可能性が高い場所です。昨日の午前中に観ることができたそうですが、今日は果たしてみられるでしょうか。

▲お目当てのシャチを見るために、寒さに耐えて、その時を待ちます。

プンタノルテの看板。日付と満潮時間、最後にシャチが見られた日にちの記載があります。この日はまだ日付が変えられていませんでいたが、前日にシャチを見ることができたそうです。シャチは満潮時に狩りをするので、満潮の時間も記載されています。

通称「キラーホエール」(クジラ殺し)。どう猛で賢く、群れで狩りをするシャチが獲物を捕らえる瞬間の写真。

アザラシ(Lobo Marino)

アシカ(Leon Marino)

アシカの親子も見ることができました。

▲ゾウアザラシの看板と共に。
アルマジロ(Piche /armadillo)

アルマジロもそこらじゅうを歩いていました。

バルデス(Valdes)

島の東側のバルデスエリアではペンギンとゾウアザラシを見ることができました。

マゼランペンギン(Pinguino de Magallanes)

マゼランペンギンをとても間近で見ることができました。もちろん触ることはできませんが、人間を怖がらないのには驚きました。

▲穴を掘ってすみかにしているのですね。

▲気持ちよさそうに日向ぼっこをしたり、泳いだり。
▲まだ生まれたばかりでしょうか、産毛がついています。

ゾウアザラシ(Elafante Marino)

普通のアザラシの3倍か4倍はあろうかというゾウアザラシ。

▲天敵のシャチもここまではやってこられないので、のんびりと寝ています。

プエルトピラミデス(Puerto Piramides)

日本語でピラミッド港。国立公園の中の小さな町。スーパーマーケットやレストラン、宿泊施設があります。プエルトマドリンから2時間近くの道のりなので、週単位でこの町に滞在し、シャチにお目にかかろうとする観光客もいます。

フラメンゴ(Flamengo)
▲夕暮れとフラメンゴ

まとめ

今回は、プエルトマドリンの様子をお伝えしました。

今まで、動物園や水族館でしか見たことのない生物を、間近で見ることができたのは感動でした。シャチは残念ながら、見ることができず。クジラも時期が早く見ることができませんでした。ですが、ペンギンやアシカ、ゾウアザラシなど見ることができ、ここまで来た甲斐がありました。

改めて、生物の多様性の大切さや素晴らしさを教えられました。この多種多様な野生生物たちがいつまでも、人間と共に共存できるよう、環境を維持していかなければなりません。

日本から遠く離れた海洋生物の楽園「プエルトマドリン」を一度訪れてみてはいかがでしょうか

▼Hiro インタビュー記事

【インタビュー】自転車旅人「津田幸洋」さんのプロフィールに迫る!
2014年5月に日本を出発して以来7年世界中を旅している「津田幸洋(つだ ゆきひろ)」さんに、TABIRINでは、リアルタイムの自転車旅の情報や、訪れたまちの自転車情報や都市情報また、エッセイなどの記事を執筆いただくことになりました。今回は、第1弾として、津田さんの「これまで」の自転車旅と「これから」の自転車旅の予定についてご紹介します。 ソルトレイクシティー(アメリカ合衆国)プロフィール名前津田 幸洋よみがなつだ ゆきひろ何年生まれ昭和60年出身地福岡県福岡市プロフィール父親は、漁師で漁師町で、幼少期を過...

*旅をサポート頂ける企業または個人の方を募集中です。特にアウトドア・自転車・カメラメーカー等の企業の方、ご興味あればご連絡ください。

Hiro(津田幸洋 ツダユキヒロ)
自転車旅人。2014 年に日本を立ち、自転車で旅を続けています。オーストラリア、ニュージーランドを経て、アメリカ大陸横断中、COVID-19による、世界パンデミックにより足止め。2022年旅を再開し、アメリカ大陸縦断を達成しました。現在は、ブラジルのリオデジャネイロを目指しています。人との出会い、美しい自然、野生動物を探す旅とともに、自転車、訪れた場所の情報、見どころをTABIRINにて発信していきますので、よろしくお願いします。インスタグラム  https://www.instagram.com/yukihirotsuda/
津田幸洋

 

【アルゼンチン】太古の自然が残る、世界の果てウシュアイア

【アルゼンチン】太古の自然が残る、世界の果てウシュアイア

アメリカ大陸の果て、ウシュアイアに到着。すでに夏が終わりを告げ、秋に入ったこの辺境の地は雪に覆われていました。都会から、離れた自然の中では、太古から残る草木、人を寄せ付けぬ山々がそびえ立ちます。眼前を流れる南極海ともつながるビーグル水道を眺めていると、ようやくここまでたどり着いた。と感慨深いものがありました。

▲多くのサイクリストのゴールである、ウシュアイア の看板

海と山が目の前に面する日本のような小さな町では、ハイキングやたくさんのアウトドアアクティビティーを楽しむことができ、幸運にも鯨や、アシカもみることができました。クルーズツアーに参加すれば、ペンギンにも会うことができます。

また、半世紀にわたり、ウシュアイアに住む、日本人男性にも話を聞くことができました。

ウシュアイアって

通称,フィン・デル・ムンド(Fin del mundo)「世界の果て」と呼ばれる。ウシュアイアはアルゼンチンのティエラ・デル・フエゴ州の州都です。アメリカ大陸最南端の町として、国内外から毎年たくさんの観光客が訪れます。人口8万人の小さな町ですが、アルゼンチンの首都ブエノスアイレスから直通便の飛行機もあります。

夏は、ハイキング、冬はスキーと、大きくはない土地ながら、たくさんのアウトドアを楽しむことができます。

ウシュアイア到着

2022年4月アメリカ大陸縦断のゴールでもあるウシュアイアに到着しました。最後の峠は、昨晩からの嵐で雪に覆われていました。このティエラ・デル・フエゴ島は、山が多いため、他のパタゴニア地域よりも風は弱まりますが、時折、やはり風により変形した木を見ることもできます。

ビーグル水道(Canal Beagle)

澄んだ空気と水。毎朝のひんやりとした冷たい空気で心が洗われるようです。

レンタサイクルを借りて、散策

ウシュアイアでは、自転車をレンタルして散策することも可能です。

Ushuaia Extremo Rental

Ushuaia で15年の歴史のある自転車屋さん。同じ通りに2店舗ありこちらの店舗では、自転車をレンタルしています。

<レンタル価格>

1時間:500ペソ (日本円約300円)

*金額、2022年4月現在

 

 

店名 Ushuaia Extremo Rental
住所 Av. San Martín 830, Ushuaia, Tierra del Fuego, Argentina
営業時間 月〜土:9:00 ~ 13:00, 17:00 ~ 21:00
日    :定休日
website http://www.ushuaiaextremo.com/

Home Bike

この場所で5年ほどの自転車屋屋さん。

<レンタル価格>

半日:1,700ペソ(900円)

終日:2,700ペソ (1,400円)

*金額2022年4月現在

 

店名 Home Bike
住所 Gdor. Paz 591, Ushuaia, Tierra del Fuego, Argentina
営業時間 月〜土:10:00 ~ 20:00
日  :定休日
website https://www.facebook.com/pg/Homebikeush/

 

ウシュアイアの見どころ

トレン・デル・フィン・デル・ムンド(Tren del fin del mundo)

南フエゴ鉄道、通称、世界の果て列車。以前は、ウシュアイアの中心地までつながっていましたが、地震の影響により、線路が壊れ、それからは、この世界の果て駅から、国立公園までの約8kmのみの運行となっています。

グラシアル・マルティアル(Glaciar Martial)

マルシアル氷河。登山道が町中から近いため、たくさんの観光客で賑わいます。3時間ほど急な山道を登っていけば、氷河を見ることができます。

▲登山途中から見える綺麗な朝焼け。

▲見えませんがこの新雪の下には氷河があります。

ラグーナ・エスメラルダ(Laguna Esmeralda)

エスメラルダ湖。こちらもウシュアイアで人気のハイキングルート。夏が終わり秋になっていたので、ルートが泥だらけでしたが、綺麗な紅葉が見られました。3時間ほど歩くと、綺麗な湖に着きます。野生の狐を見ることもできます。

ラグーナ・トゥルケーサ(Laguna Turquesa)

エスメラルダ湖から近い、ターコイズ湖。こちらは2時間弱で登り切ることができます。綺麗な透き通った湖です。

エスタンシア トゥネル(Estancia Tunel)

町から繋がる, ロングビーチ(Playa larga)のトレッキングルートを抜けると、エンカホナード川(Río Encajonado)までたどり着きます。その途中に、あるのが、エスタンシア トゥネル【Estancia Tunel】小さな牧場のような場所で、人々がくつろいでいました。途中で、幸運にもいくつかの小さな鯨の群れを見ることもできました。毎年、出産のためにこの入江にやってくるそうです。エンカンホナード川周辺では、たくさんのアシカも見ることができました。

▲エンカホナード川(Río Encajonado)

カスカーダ・デ・ロス・アミーゴス(Cascada de los amigos)

通称、友達の滝。3時間ほど歩くとたどり着く滝。道がわかりづらく迷いました。道を知っている人と、行くことをお勧めします。

パソ・デ・ラ・オベハ(Paso de la oveja)

通称、羊の道。ウシュアイアの中のトレッキングルートの中でも高難易度の登山道です。3〜4時間歩くと、なんとも不思議なアイスケーブ(氷の洞窟)に着くことができます。シーズンも終わっていたので、かなりの雪に覆われていました。ブーツや防寒具など準備をしっかりとして行ってください。また、道が非常にわかりづらいので、道を知っている人といきましょう。

氷の洞窟(cueva de hielo)

https://www.instagram.com/reel/CgbDu6zFwDK/?utm_source=ig_web_copy_link&igshid=MzRlODBiNWFlZA==

▲登山の様子

日本人もりあきさん

たまたま知り合った地元民から、ウシュアイアには日本人が長い間住んでいると話を聞き、尋ねてみました。

教えられた場所には、食材や飲み物を売っている小さな商店があり、中にはもりあきさんという男性が住んでいました。突然、訪ねたにもかかわらず、家の中へ迎え入れて、話を聞かせてくれました。

沖縄出身のもりあきさんは、昭和18年生まれ、オートバイで数年間アメリカ大陸を旅し、1969年に、ウシュアイアに到着しました。なんとそれから、ウシュアイアで生活をしているとのこと、3人のお子さんもここウシュアイアで立派に育てられました。58年間、一人でこの商店も営まれていましたが、なんと数週間ほど前に3人の強盗が、店に入り、怪我をしたため、現在は、少しの間、店は閉められていました。この辺境の地でも、アルゼンチンの治安は良くないです。早く良くなってもらいたいものです。

着くまで知りませんでしたが、ウシュアイアに着く前にある、モーターバイクミュージアムには、もりあきさんの旅の様子などの写真が展示されているそうです。

▲家の中には日本を感じられる品の数々。
▲商店「YUKITO」は、息子さんの名前。

パルケ・ナショナル・ティエラ・デル・フエゴ(Parque Nacional  Tierra del fuego)

ティエラ・デル・フエゴ国立公園。世界最南端の国立公園です。たくさんのトレッキングルート、最南端の郵便局、最南端の岬と、最南端だらけ。ウシュアイア一番のトレッキングルート、グアナコの丘ルート(Senda Cerro Guanaco)もナショナルパーク内にありますが、シーズンが終わっており、チャレンジできませんでした。

世界最南端の郵便局

世界で一番南にある郵便局は国立公園内にあります。ここから日本に手紙を送ることもできます。

▲野生のキツツキ

アシガミ湖(Lago Acigami)

無音の中に澄んだ湖。とても神秘的でした。

ラパタヤ湾(Bahia Lapataia)

国立公園内にある、ラパタイア湾。世界で一番南にある岬です。これより先は道がありません。ここが、文字通りの「世界の果て」です。

▲正真正銘「世界の果て」

 

まとめ

今回は、ウシュアイアの様子をお伝えしました。

パタゴニアの強風を抜け、たどり着いた町は、山と海を楽しめるとても素敵なところでした。周辺の地形や自然は、他のどの場所とも違った、とても神秘的な場所で、狐や鯨、アシカ、ペンギンなどたくさんの野生動物も見ることができます。何より、日本からほど遠い世界最南端という世界の果てに佇み、南極海と繋がるビーグル水道を眺めるのはとても贅沢な時間でした。

「世界の果て」ウシュアイア。皆さんのバケットリストに追加してみるのは、いかがでしょうか。

 

▼Hiro インタビュー記事

【インタビュー】自転車旅人「津田幸洋」さんのプロフィールに迫る!
2014年5月に日本を出発して以来7年世界中を旅している「津田幸洋(つだ ゆきひろ)」さんに、TABIRINでは、リアルタイムの自転車旅の情報や、訪れたまちの自転車情報や都市情報また、エッセイなどの記事を執筆いただくことになりました。今回は、第1弾として、津田さんの「これまで」の自転車旅と「これから」の自転車旅の予定についてご紹介します。 ソルトレイクシティー(アメリカ合衆国)プロフィール名前津田 幸洋よみがなつだ ゆきひろ何年生まれ昭和60年出身地福岡県福岡市プロフィール父親は、漁師で漁師町で、幼少期を過...

*旅をサポート頂ける企業、または個人の方を募集中です。特にアウトドア・自転車・カメラメーカー等の企業の方、ご興味あれば、ご連絡ください。

Hiro(津田幸洋 ツダユキヒロ)
自転車旅人。2014 年に日本を立ち、自転車で旅を続けています。オーストラリア、ニュージーランドを経て、アメリカ大陸横断中、COVID-19による、世界パンデミックにより足止め。2022年旅を再開し、アメリカ大陸縦断を達成しました。現在は、ブラジルのリオデジャネイロを目指しています。人との出会い、美しい自然、野生動物を探す旅とともに、自転車、訪れた場所の情報、見どころをTABIRINにて発信していきますので、よろしくお願いします。インスタグラム  https://www.instagram.com/yukihirotsuda/
津田幸洋

 

【オーストラリア】Mt.グラバットプチヒルクライム&サンデーマーケットを満喫しよう

【オーストラリア】Mt.グラバットプチヒルクライム&サンデーマーケットを満喫しよう


ブリスベンのシティ中心部から南へ約13km行ったところにあるMt.Gravatt(グラバット)は、ブリスベンのヒルクライマーたちの定番スポットの一つです。
日曜日の午前中には近くのMt.Gravatt Showgroundsでサンデーマーケットも開催。サイクリングと合わせて立ち寄れば、充実した日曜日の朝が過ごせます。

Mt.Gravattってどんな山?

Mt.Gravattの入口から頂上のLookout(展望台)までは約2km、獲得標高124m、平均勾配 6.6%となっています。距離が2kmと短いので、複数回上り下りしてトレーニングする地元のサイクリストたちの様子も多く見られます。

Mt.Gravatt Centralの看板が入口の目印です。

山では野生動物たちも暮らしています。時には木の上で眠るコアラを見られることも。こちらは「ケガをした野生動物を見つけたら1300まで電話して報告を」の意の標識。

展望台へと続く道中では、オーストラリアならではのワイルドフラワーも見られます。
とうもろこしのような黄色い花が印象的なこちらはバンクシア。茶色くなるとまるでタワシがなっているように見えます。

Mt.Gravattを上っていこう

Mt.Gravattの展望台へと続く道は片道一車線の一般道です。自転車専用レーンはないので車に注意しながら適切な距離を保って走りましょう。

2kmと短めなコースながら、約500mごとに路面にキロポストが書かれています。それだけ地元サイクリストが多く登るのでしょう。

うねったカーブが続くので、追い越しの車や対向車線に気をつけながら登っていきます。

約1km地点、山の中腹まで来ると眼下に街の景色が開けてきます。トレッキングで登る人向けの遊歩道も見えます。


後半の1kmも引き続きうねった道が続きます。下山時もスピードの出し過ぎには注意しましょう。
ラスト300m、木々の間から青空が見えてきたらゴールはもうすぐそこです。

Lookoutからブリスベン市街を望む

カフェを左手に過ぎ、頂上の展望台のラウンドアバウト(ロータリー)まで来ればゴールです。

晴れた日には展望台からブリスベンの街の景色がよく見渡せます。中央の高層ビル群がブリスベンのシティ中心部です。
2032年にオリンピック・パラリンピックの開催も決まり、街は建設ラッシュ。今後ますます高層ビルが増えていくことでしょう。

黄昏時はロマンチックな雰囲気に。夜景を観に来るカップルも多いようです。

頂上には駐車場・公衆トイレも完備しています。自転車を車に乗せて駐車場に停め、ひたすらヒルクライムトレーニングに励むサイクリストの姿も見られます。

キッズ向けのちょっとした遊具スペースもあり、週末は家族連れも多くなります。

自然豊かなMt.Gravattには、一般道とは反対側に、歩行者専用のトレッキングコースもあります。ハイキングを楽しむ家族連れの姿も見られます。

トレッキングコース入口の看板。山の中にはコアラの他にも、Echinda(ハリネズミ)も生息しています。野生動物を見かけたら、驚かさないようそっと見守りましょう。

展望カフェLovewellで一息


展望台の敷地内にはカフェLovewellがあります。女性支援団体が運営するコミュニティカフェで、コーヒーの他にデザートや軽食も楽しめます。
ガラス張りの店内は開放的で、テラス席からの眺望が素晴らしく、平日・休日問わず地元のお客さんで賑わっています。

薄いバゲットの上にスモークサーモンとポーチドエッグを乗せたエッグ・ベネディクトはオーストラリアのモーニングメニューの定番の一つです。

ガラス張りの窓からは、オーストラリアでは馴染み深いKookaburra(クッカバラ)の姿が見えることも。クッカバラはカワセミの中で一番大きい種で、鳴き声が人が笑う声に聞こえることから和名ではワライカワセミと呼ばれています。

Mt.Gravattを下山し、近くのサンデーマーケットを散策

 
Mt.Gravattを下山したら、山の入口から1kmほどのところにあるMt.Gravatt Showgroundsに立ち寄ってみましょう。
毎週、土曜日午後4時〜9時は屋台市 ”Mt. Gravatt Street Food” が、日曜日午前6〜12時は “Mt. Gravatt Markets”  が開催されています。
入口でチケット(大人2ドル)を購入して入ります。
グラウンドには巨大な駐車場スペースも完備。地元の人たちがこぞって訪れます。自転車は乗り入れできないので停めて、徒歩で散策します。

農家直送の新鮮な野菜や果物はもちろん、生花、蚤の市、古着市、そして多文化・多国籍国家のオーストラリアらしい世界各国の屋台が充実しています。

色とりどりの野菜たち。日本ではちょっと珍しい、リーク(西洋ネギ)やチョコス(隼人瓜)なども並んでいます。

定番のフィッシュ&チップス、タイ、ベトナムなど様々な屋台が連なっています。

こちらはルーマニアのトランシルバニア地方の料理。ニンニクをたっぷり練り込み揚げた生地に具を載せてピザのようにして食べます。

蚤の市コーナーでは天然石やハンドクラフトを売るお店も。

古着コーナーも充実。日本とはまた一味違う、オーストラリアらしいちょっと大胆で鮮やかなデザインが目を惹きます。1着5ドル〜30ドルと価格もお手頃。

並んだテントは簡易試着室です。中にはスポーツウェアが売りに出ていることもあるので、掘り出し物を探してみるのも楽しいですよ。

コース紹介

▼Mt.Gravatt Street Food / Market
https://mtgravattmarkets.com/

まとめ

海外を自転車旅するなら、定番の観光スポットを訪問するのももちろん良いのですが、地元のサイクリストたちの練習スポットや、ローカルの週末マーケットを訪れてみるのをぜひおすすめします。現地の人の自転車の楽しみ方、週末の朝の過ごし方をプチ体験できて旅の充実度が上がること間違いありません。

執筆:Ayaka

2011年に社会人になると同時に始めた自転車で「自転車×旅」の魅力にハマる。
ニュージーランドでのワイナリーロードレース、タイの寺院巡り、ドイツ古城巡り、インドネシアでの遺跡巡りなど世界各地で自転車旅を催行し、その様子を雑誌『Cycle Sports』に寄稿。
2017年には自転車ツーリズムを探究しにオーストラリアへ留学。現地の様子を『Cycle Sports.jp』にて『G’day, Australia! 〜ブリスベンからの自転車だより』として1年間連載。帰国後は英語教材編集者の傍ら、自転車イベントで通訳・MC・PR担当等を務める。
2022年4月、オーストラリア クイーンズランド州ブリスベンへ移住。
座右の銘は「好きにまみれろ、夢中で生きろ」。

 

 

 

 

【オーストラリア】冬のブリスベン川 アート散策ライド30km

【オーストラリア】冬のブリスベン川 アート散策ライド30km


6〜8月、北半球の日本は夏を迎えますが、南半球で季節が反対のオーストラリアは冬。寒いと何かとこもりがちですが、短めの距離でもテーマを決めて走ってみると満足感が得られるものです。
自転車に乗ってブリスベン川沿いを北上しながらお気に入りのアートを探してみましょう。

スタートはサウスバンク・パークランズから

ブリスベン川の南側に広がる公園、サウスバンク・パークランズから出発です。
川の向こう岸に広がるのはブリスベンのシティ中心部のビル街。2032年開催予定のオリンピック・パラリンピックに向けて新たな橋やカジノなど建築ラッシュです。

自転車・歩行者専用のグッドウィル・ブリッジ(写真手前)を渡り、対岸へ渡ります。

ブリスベン市内を始め、オーストラリアの各都市ではここ数年電動キックボードがポピュラーになってきました。
グッドウィル・ブリッジの入口にもスマホアプリでレンタル可能な電動キックボードが複数並んでいます。
なお、オーストラリアでは自転車・電動キックボードどちらも走行時はヘルメット着用が義務となっているので必ず着用しましょう。

橋の真ん中のビュースポットからはシティを望めます。手前の斜めに切り立ったビルにはクイーンズランド州政府が入っています。

ビュースポットの隣には、世界でも珍しい橋の上のカフェ、グッドウィル・ブリューがあります。

シティの憩いの場ボタニックガーデンズ

グッドウィル・ブリッジを抜ければQUT(クイーンズランド工科大学)があり、その右手にブリスベンシティ植物園(ボタニックガーデンズ)があります。
緑の木々がジャングルのように重なり合って繁り、ビル群の一角であることを忘れてしまうほどです。

ストーリーブリッジとフェロンズ・ブリューイング

植物園を川沿いに走り、水上に設けられた自転車・専用道を進みます。
リバービューのレストランが立ち並ぶイーグルストリートのエリアへと続きます。

イーグルストリートからはブリスベンのシンボル的存在であるストーリー・ブリッジを拝めます。

イーグルストリートを抜けてストーリーブリッジの麓のフェロンズ・ブリューイングを目指します。
日本ではオーストラリアのお酒と言えばワインのイメージの方が強いかもしれませんが、実はクラフトビール文化も盛んです。
ブリスベン市内各地にもブリューワリーが点在し、ここフェロンズ・ブリューイングもその一つ。ビアレストランも併設しており、地元民や観光客で昼も夜も賑わいます。

レストランの真横には、子供達が遊べるように船を模した遊具も。後ろの部分が滑り台になっています。

フェロンズ・ブリューイング内にはバイクスタンドの壁、倉庫の壁などウォール・アートが複数あります。

オーストラリア特有の野鳥を描いたものなど個性的な作品が並びます。

リバーウォークとパワーハウス


フェロンズ・ブリューイングから続くニューファーム・リバーウォークへと進みます。
ニューファーム・リバーウォークは自転車・歩行者専用道になっていて、ちょっとした水上散歩気分を味わえます。

リバーウォーク沿いに立ち並ぶ家。冬でも比較的温暖なブリスベンでは年中を通してブーゲンビリアが色鮮やかに茂っています。

リバーウォークはニューファームエリアの市街地へと続きます。
ニューファーム・パークから再び自転車道に入ります。

ニューファーム・パークはジャカランダの名所としても知られています。
毎年10〜11月(春)になると公園一面がジャカランダの花で紫色に染まります。

ブリスベン・パワーハウス

ニューファーム・パークを抜けたところにあるのがブリスベン・パワーハウスです。
グッドウィル・ブリッジからここまでで約6km。
かつては発電所でしたが、現在はミニシアターとして使用されており、年中を通して様々な舞台が催されています。

パワーハウスの一角にあるウォールアート。芸術劇場でありながら、建物自体もまたアートです。

ニューステッドからノースショアの自転車専用道を走る

パワーハウスから引き続き川沿いを走り、約6km先のミルトンのエリアにあるポートサイド・ワーフを目指します。
道中のテネリフのエリアには、かつて第二次世界大戦の潜水艦基地があり、今ではサブマリーナーズ・ウォーク・ヘリテージ・トレイルとして自転車・歩行者専用の遊歩道になっています。潜水艦をモチーフにしたベンチが印象的です。

1870年代から1900年代にかけて、オーストラリアは羊毛輸出で栄えました。クイーンズランド州内の羊農家が、このテネリフの川沿いに建てられた4階建ての大きな倉庫に羊毛を運んできていたそうです。
当時の景色や様子を窺い知ることができます。

川沿いにはブラジル原産のカエンカズラが鮮やかに咲いていました。
英名は「オレンジ・トランペット・バイン」。バイン(vine)は「蔓(つる)」の意味ですが、オレンジ色の細長い筒状の花がトランペット状になっていることに由来するそうです。

いったん一般道に出て、ブリスベン川の支流を渡り、再び歩行者・自転車専用道へと入っていきます。
ベンツと「XXXX」の文字があるクラシックな建物が目標です。

屋根の上の「XXXX」は「フォーエックス」と読み、クイーンズランド州を代表するラガービールです。そしてこの建物はブレックファスト・クリークホテルです。
フランスルネッサンス様式で1889年に建設されました。ホテルとしてはもちろん、ステーキレストランとしても人気です。

ブレックファスト・クリークホテルの前から高架をくぐり、キャメロン・ロックス保護区の歩行者・自転車専用道へ。
キングスフォード・スミスドライブの車道沿いにバイクウェイが走っています。

写真右下はカウンターで、年間・日単位でここを通った自転車・歩行者の数が表示されています。

道沿いにはストレリチア(極楽鳥花)も。南アフリカ原産、ロサンゼルスの州花にもなっているこの花が冬でも見られるのはブリスベンが温暖な証でしょう。

ポートサイドワーフで折り返し

バイクウェイを3km弱走れば、クルーズ船のドックにもなっているポートサイドワーフに到着です。
平日の昼間は比較的ひっそりとしていますが、和食・中華・中東・イタリアンと様々なレストランが入り、リバービューで食事が楽しめるとあって、週末は多くの人で賑わいます。

ポートサイドワーフに隣接するエキシビションエリアでは、「モネ in パリ」と題したアート映像展覧会が開催されていました。
印象派などの西洋画を映像で楽しむ没入型の展覧会は、最近日本でも各都市で開催されていますが、オーストラリアでも人気の催し物です。

特設会場はパリの「ムーラン・ルージュ」を模したものになっています。

なお、ポートサイドワーフ近くには公共交通機関のシティフェリーのターミナル、ブレッツワーフがあります。
自転車も解体せずそのまま持ち込み可能なため、ここから出発地のサウスバンクエリアへちょっとした船旅を楽しみながら戻ることもできます。

今回はフェリーには乗らず、引き続きバイクウェイを辿って折り返しました。

道沿いの店舗やバス停の壁などにふと目をやるとウォールアートが描かれていることも。
こういった偶然の出会いもまた楽しいですね。

クイーンズランド州発祥のBetty’s Burgersでランチ

フェロンズ・ブリューイングまで戻ったところで、ベティーズ・バーガーズ(Betty’s Burgers)でランチタイムです。
ベティーズ・バーガーズはブリスベンから北へ約140km行ったヌーサ・ヘッズ発祥のハンバーガーショップ。
アンガスビーフと特製ソースの入ったクラシックバーガーに、パイナップルを追加していただきました。

ブリスベン市内以外にもゴールドコーストなどにも店舗があるのでぜひクイーンズランド州を訪れたら試して欲しいお店です。

コース紹介

まとめ

アート作品と一緒に自分の愛車を写真に収めると、いっそう自転車への愛着が湧きます。
ブリスベンの姉妹都市である兵庫県神戸市にも、街中に壁画を中心にアートが数多く点在しています。ぜひお気に入りの作品を見つけに、走りに出かけてみてはいかがでしょうか。

執筆:Ayaka

2011年に社会人になると同時に始めた自転車で「自転車×旅」の魅力にハマる。
ニュージーランドでのワイナリーロードレース、タイの寺院巡り、ドイツ古城巡り、インドネシアでの遺跡巡りなど世界各地で自転車旅を催行し、その様子を雑誌『Cycle Sports』に寄稿。
2017年には自転車ツーリズムを探究しにオーストラリアへ留学。現地の様子を『Cycle Sports.jp』にて『G’day, Australia! 〜ブリスベンからの自転車だより』として1年間連載。帰国後は英語教材編集者の傍ら、自転車イベントで通訳・MC・PR担当等を務める。
2022年4月、オーストラリア クイーンズランド州ブリスベンへ移住。
座右の銘は「好きにまみれろ、夢中で生きろ」。

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【オーストラリア】春を告げるお祭りと苺スイーツライド40km

【オーストラリア】春を告げるお祭りと苺スイーツライド40km

 

 


8月中旬、クイーンズランド州ブリスベンでは毎年 ”Royal Queesland Show” 通称 “Ekka”(エッカ)と呼ばれる春の始まりを告げるお祭りが約10日間に渡り開催されます。
移動遊園地、小動物とのふれあいコーナーや食品の品評会などのイベントで大いに盛り上がります。

その中日は毎年 “Ekka Wednesday” として祝日となり、人々はEkkaに行くのはもちろん、ビーチに行ったりピクニックをしたり思い思いに過ごします。
そんなEkka Wednesdayにブリスベンの南エリア〜隣町のローガンを中心に、春らしい苺スイーツとお祭りをめぐるライドをしてきました。

スタートはグリーンバンクRSLパーク&ライドから


スタート&ゴールはブリスベンのシティ中心部から南へ約30km行った、ローガン市にあるグリーンバンクRSLパーク&ライド(Greenbank RSL park ‘n’ ride)です。

「パーク&ライド」とは、自家用車向けの駐車場を備えたバス停や駅のこと。
平日はここからシティ中心部のビジネス街に直接向かう市営の急行バスが出ており、多くの通勤客で混み合います。

ここから16km先の、ブリスベンの南のサバーブ(郊外の地域)「ランコーン」エリアにあるカフェ、マウンテンリバー・パティスリーを目指します。

ローガンとブリスベンを結ぶ幹線道路マウント・リンゼー・ハイウェイ沿いには歩行者・自転車専用道が整備されています。
高架も含め、車道としっかり隔てられているので安心して走ることができます。


オーストラリアの歩行者・自転車用信号は主にボタン式です。
コロナの時の名残で、指ではなく肘で押すことを促す ”Bump” のステッカーが今でも貼られています。


オーストラリアで展開する大手スーパーの一つ、ALDIの看板が見えたら右折し、一般道・イラウィーナストリートのバイクレーンを進んで行きます。

スレットンステートカレッジ〜ランコーン

イラウィーナストリートを1.4kmほど進み、スレットンステートカレッジが見えたら左折し北上していきます。


キャンパスの一角で見かけたこの鳥はガラ・クカトゥー(オカメインコ)です。
その羽の色から「ピンク&グレー」の名称でも親しまれる、オーストラリア特有のオウムです。
オーストラリアでは緑地公園はもちろん、キャンパスや住宅でも色鮮やかな野鳥を多く見ることができます。見たことのない品種に出会うのもまた楽しみの一つです。

スレットンステートカレッジから約7km北上し、ランコーン駅とフルーツグローブ駅の間の線路を渡ります。
車社会のオーストラリアは日本ほど鉄道が発展していないため、ライド中に電車に出会うのは少し珍しいかもしれません。

人気カフェ:マウンテンリバー・パティスリーの苺モンブラン


小一時間ほど走ったところで、ランコーンエリアのカフェ、マウンテンリバー・パティスリーに到着です。
カフェ文化の盛んなオーストラリアでは、ブリスベン市内にもカフェが数えきれないほどありますが、2017年にオープンしたマウンテンリバー・パティスリーは特に人気のお店。
週末の昼になるといつも多くの人で賑わいます。

マウンテンリバー・パティスリーの特徴は、日本の和菓子・洋菓子のテイストを取り入れていること。

抹茶・ほうじ茶・柚子といった和テイストを取り入れたチーズケーキを始め、期間限定の特別ケーキ、おにぎりやキッシュといった軽食メニューも人気です。コーヒーはもちろん、抹茶ラテやほうじ茶ラテのドリンクも充実しています。
店内では日本から仕入れている抹茶、茶道具、お香や和雑貨も販売しており、日本人にとってはブリスベンにいながら日本を味わえほっとできる貴重な空間になっています。

この日いただいたのはロングブラックコーヒーと、この週限定のストロベリー・モンブラン。アーモンドメレンゲの上にバニラクリーム、苺ピューレ、そしてフレッシュな苺がトッピングされたスペシャルなケーキです。
繊細に絞られた苺ピューレの淡いピンクは日本の桜を彷彿とさせます。

「海外のケーキは甘い」というイメージが強いかもしれませんが、ここのケーキはどれも控えめな甘さで上品な味わい。フレンチコースの最後のデザートを食べているような贅沢感があります。
スタッフたちは京都・嵐山の老舗和菓子店を尋ねるなど、日本の菓子文化への知見が深く、日本人顔負けです。ぜひ日本からの旅行客の方にも味わってほしい、地元で深く愛されるお店です。

カラワサフォレスト

コーヒーとケーキを堪能したら5km先のカラワサ・フォレストを目指します。

ブリスベン・ローガンにはコアラなど野生動物が今も生息している森が点在しており、その多くは、トレッキングやグラベルライドを楽しめる公園としても整備されています。
オーストラリアならではの街づくりと言えるでしょう。

この日は祝日だったため、野生動物や環境保護に関する展示施設「ディスカバリー・センター」は休館でしたが、公園内にはBBQやピクニックをする家族連れやウォーキングを楽しむ人の姿が見られました。

公園の敷地内には子供達が昆虫や動物に親しめるアートや仕掛けが工夫されています。

トレイルの入口の自転車マークの部分には “Designated Tracks Only” (指定コースのみ)の標識がありました。
ロードバイクで進むのは少し厳しそうですが、グラベルバイクやMTBでぜひ試してみたくなりますね。

 ローガン・アートギャラリー

 
カラワサ・フォレストから4kmほど南下すればローガン市の行政の中心部ローガン・セントラルのエリアに入ります。その一角にあるのがローガン・アートギャラリーです。
ローガン・アートギャラリーではブリスベンやローガンにゆかりのある地元アーティストの企画展示を行っているアートスペース(入場無料)。
毎年地元の高校生たちの作品展も行うなど、市民が気軽にアートに触れることのできる空間です。

オーストラリアは特に2020年〜2021年の間、コロナによる厳しいロックダウンや国境封鎖の政策をとっていました。
その影響もあって、現代美術展では「コロナによって自分たちの価値観がどのように変わったか」をテーマにした作品がよく見られるようになったのが印象的です。

ギャラリーの外壁にはオーストラリアの原住民であるアボリジニの伝統柄の壁画が描かれています。

ブラウンズプレインズ・ファミリーフェスティバル


ライドも終盤、スタート地点のグリーンバンクRSLへと戻って行きますが、少し寄り道です。ローガン・アートギャラリーから7kmほど走ったウォーラー・パークを覗いてみましょう。

この時期、Ekkaはもちろんですが、ブリスベン周辺の町でも各所で小さなお祭りが開催されています。
ローガンのウォーラー・パークではブラウンズ・ファミリーフェスティバルが開催中。
移動遊園地にくじ引きなどの出店、小動物とのふれあいコーナーなどさながら「ミニEkka」といった感じです。

“Show Bag” はお祭り限定のキャラクターの文房具やぬいぐるみが入った言わば「福袋」です。ディズニー、ポケモン、ハリーポッターなど日本でも人気のキャラクターたちの顔が並んでいます。

チップスやホットドッグといった屋台グルメも充実しています。このお祭りならではのポテトは日本でも見かけたことがあるような…

乗り物のポップでどこかレトロな色合いは、日本の昔ながらの遊園地を彷彿とさせます。

どこの国もお祭りに浮き足立つのは子供も大人も一緒のようで、期間中は平日・休日問わず多くの人で昼から夜まで賑わいます。

クイーンズランド拠点のコーヒーチェーン:ザラファズコーヒー


最後に、近くのザラファズコーヒー(ZARRAFFA’S COFFEE)でロングブラックとビーフロールパイで一息。

ザラファズコーヒーはクイーンズランド州に拠点を置くオーストラリアのカフェチェーンです。店内やカップはキリンをモチーフにデザインされているのが特徴です。

ぜひこちらもクイーンズランドに来たら、店舗を見つけてみてくださいね。

コース紹介

▼マウンテンリバー・パティスリー
https://www.mountainriverpatisserie.com/

▼カラワサフォレスト・ディスカバリーセンター
https://www.brisbane.qld.gov.au/clean-and-green/natural-environment-and-water/environment-centres/karawatha-forest-discovery-centre

▼ローガン・アートギャラリー
https://www.loganarts.com.au/venue/logan-art-gallery/

まとめ

ケアンズやブリスベン、ゴールドコーストがあるクイーンズランド州は亜熱帯地域に属しているため、春の初めになるとブリスベンも日中は24度前後になり半袖ジャージでも十分走ることができます。
旬の苺のスイーツ、春を告げるローカルなお祭りと、その季節ならではのものを見つけに走るのも楽しいものです。
どのシーズンに来ても楽しめるブリスベンですが、ぜひ春もおすすめですよ。

執筆:Ayaka

2011年に社会人になると同時に始めた自転車で「自転車×旅」の魅力にハマる。
ニュージーランドでのワイナリーロードレース、タイの寺院巡り、ドイツ古城巡り、インドネシアでの遺跡巡りなど世界各地で自転車旅を催行し、その様子を雑誌『Cycle Sports』に寄稿。
2017年には自転車ツーリズムを探究しにオーストラリアへ留学。現地の様子を『Cycle Sports.jp』にて『G’day, Australia! 〜ブリスベンからの自転車だより』として1年間連載。帰国後は英語教材編集者の傍ら、自転車イベントで通訳・MC・PR担当等を務める。
2022年4月、オーストラリア クイーンズランド州ブリスベンへ移住。
座右の銘は「好きにまみれろ、夢中で生きろ」。

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クイーンズランド州の数ある自転車イベントの中でも、州最大級の参加者が集まるイベントが「ブリスベンtoゴールドコースト サイクルチャレンジ」(通称B2GC/ビーツージーシー、NPO バイシクルクイーンズランド主催)。
2023年は2019年以来4年ぶり、かつ16回目の開催となりました。開催時期も例年の10月から、春の始まりの8月へと変更。
コロナや大雨による連続中止を経て、「待ってました!」と言わんばかりにたくさんのローカルライダーたちの喜びに溢れたイベントとなりました。

ブリスベン to ゴールドコースト サイクルチャレンジ(B2GC)とは


B2GCは参加者数が実に3,700名を超えるマンモス大会。

その魅力はなんと言っても、オーストラリアの雄大な自然を感じながら、2都市の魅力を一気に体感できることです。
2032年にオリンピック・パラリンピックの開催も決定し、新たな橋や地下鉄はもちろん、自転車専用道の整備も含め発展が著しいリバーシティのブリスベン。
2018年にイギリス連邦の国際スポーツ競技大会「コモンウェルスゲームズ」を主催し、国際的スポーツリゾートでもあるゴールドコースト。
それぞれの魅力を備える2都市間を自転車で駆け抜けるワンウェイライドです。

ブリスベンシティ中心部からブリスベン川をまたいで南にあるサウスバンクから、ゴールドコーストのサウスポートエリアにあるブロードウォーターパークランズのゴールを目指します。

100km・60km・40kmの3コースが設定

B2GCレースではなくあくまでファンライド、自分のペースで仲間と楽しく走るイベントで、タイム計測はありません。
コースは100km・60km・40kmの3コースが設定されています。

100kmコースはサウスバンクからスタートし、ブリスベンの市内を南下、ブロードウォーターパークランズまで、途中2カ所のレストストップをはさみながら、郊外、カントリーサイド、そしてシーコーストへの道のりをワンウェイで辿ります。

100kmコースは朝6時台にスタートし、速い人は平均時速35km〜40kmで走るので、午前9時前にはゴールします。この早朝スタートも、普段から朝一番に走るサイクリストの多いオーストラリアならでは。

100kmコースの醍醐味は、スタートから最初の16km、普段は市営バス専用のバスレーンを特別貸切で走れること。バス専用道のトンネルからサイクリストたちが続々と駆け出していく様子は、大会朝の特別な景色です。


40kmコースは、100kmコースと同じ場所からスタートし、100kmコース第1レストストップにあたるローガン市のオリバー・スポーツコンプレックスまで。
60kmコースは、オリバー・スポーツコンプレックスから100kmコースと同じブロードウォーターパークランズのゴールを目指します。

全体を通じ、比較的アップダウンの少ないコースなので、これまでロングライドの経験が少ない方でも、体力や経験に合わせたコースを選び、完走にチャレンジすることができます。

2023年大会のメインスポンサーはブリスベンの地元の大きな病院ということもあり、医療研究への寄付への呼びかけも参加申し込み時から大会当日まで積極的に行われていました。自転車やマラソンといったスポーツイベントで、チャリティー色が強いオーストラリア。

職場や友人同士でグループ参加したり、参加者が家族や友人から寄付を募るといった習慣も根付いています。

60kmコース オリバースポーツコンプレックスからスタート


2017、2019年の100kmコース参加に続き、今回は60kmコースに参加してきました。
100kmコースの第1レストストップ、かつ40kmコースのゴール地点でもある、オリバー・スポーツコンプレックスからスタートです。

朝7時半のスタート時刻には、休む人、ゴールする人、ここから走り始める人とすでにライダーがごちゃまぜになりすでにお祭り状態に。4年ぶりの参加に胸が高鳴ります。

グループ走行では積極的に声出しを

ビギナーからベテランまで、幅広い層が参加しているB2GC。
参加者は3,700名を超えるので、あちこちに20名〜30名程度の集団が自然と形成されます。

自分に合ったペースの集団にうまく混ざることがコツですが、積極的に声を出してお互いの安全を確保することが大切です。

並走時に右から追い抜く時は “On your right.”(右抜きます)、後ろから速い集団が追い上げて自分たちを抜く時は “Bike passing”(自転車が通ります)、車が後方にいる時は “Car back”(後方に車あり)など。どれもシンプルなフレーズなので、恥ずかしがらずにハッキリと声に出して呼びかけていきましょう。

ゴールまで24km地点:クーメラのレストストップ

100kmコース・60kmコースともにゴールまで残り24km地点のクーメラに最後のレストストップがあります。


日本の自転車イベントのレストストップ(エイドステーション)と言えば、地元ボランティアの方達による郷土料理やB級グルメが振る舞われることが多いですが、オーストラリアではいたってシンプル。果物、一口サイズのデニッシュやマフィン、エナジージェルが支給される文字通りの「補給食」です。

水やスポーツドリンクの補給の他、有料のコーヒースタンドもあります。


日本での大会参加経験があると、最初は「え!これだけ!?」と少し戸惑うかもしれません。
大会の目的が「観光の活性化」や「地域創生」というより、「健康促進」「医療研究へのチャリティー」といった面も関係しているのかもしれませんね。
レストストップのグルメを楽しみに走る、というより純粋に走ることそのものを満喫する、そのシンプルさもまた魅力の一つです。

クーメラからゴールまで一気に走り抜ける


クーメラのレストストップを出たらあとは一気にゴールを目指します。

ホープアイランド、パラダイス・ポイントと言った湾岸エリアを駆け抜けていくと、ビーチ沿いにそびえ立つ、ゴールドコースト中心部のビル群が見えてきます。

野外フェスのようなゴールエリア

ゴールはサーファーのメッカであるサーファーズ・パラダイスよりは少し北のサウス・ポートにあるブロードウォーター・パークランズです。

午前7時半にスタートした60kmコースの我々は、午前10時過ぎにゴール。
数えきれない数のサイクリスト、バイク、出迎えにきた家族や友人、フードトラックにバンド演奏と、雰囲気はまるで野外フェスと言ったところです。

ペダルを漕いでミキサーを回し、スムージーを作るbike n’ blend。バナナ&マンゴースムージーでリフレッシュ。

復路はへレンズベール駅から電車輪行で

ゴールでの休憩もほどほどに、復路に就きます。
ゴールドコーストエリアからブリスベン方面へと戻る方法は3つ。大会のオプションで提供されているシャトルバス(自転車はトラックで同時に運送)、自分で電車輪行、そして自走です。

自走で帰る健脚集団も一定数いるのですが、今回はゴール会場から11km走った最寄駅のへレンズベールから電車輪行で帰宅。

電車は30分に1本ペースのため、電車を待つ間ベトナムのフォーでお腹を満たしました。

オーストラリアでは自転車はバラさずそのまま持ち込みOKです。先頭車両など、指定されていることもあるので案内をよく確かめた上で持ち込みましょう。

 なお、ゴールドコーストエリアからの参加者向けには、大会当日早朝にブリスベンのスタート地点へと向かうサイクルトレイン(有料/要事前申込)も提供されています。

日本からの参加しやすさも抜群


2024年2月現在、成田ーブリスベン間はカンタスとジェットスターが、関空ーブリスベン間はジェットスターが直行便を運行しています。(フライト時間は約8時間35分〜9時間15分/※ゴールドコーストへの直行便はありません。)

クイーンズランド州と日本の時差はたったの1時間(日本+1時間)。時差が少ないため移動前後の負担も少なく、短期日程でも十分に滞在を満喫することができます。
車道は日本と同じ左側走行なので、初めての海外ライドでもスムーズに馴染めます。

B2GCの大会参加と合わせて楽しみたいブリスベン、ゴールドコーストの観光情報は、関連記事に掲載していますので、ぜひそちらも合わせてご覧ください。

コース紹介

 

○ 100kmコース:サウスバンク〜ブロードウォーターパークランズ(サウスポート)
○ 40kmコース:サウスバンク〜オリバー・スポーツコンプレックス(イーグルビー)
○ 60kmコース:オリバ・ースポーツコンプレックス(イーグルビー)〜ブロードウォーターパークランズ(サウスポート)

 ▼ブリスベンtoゴールドコーストサイクルチャレンジ公式Webサイト(英語)
https://fundraise.mater.org.au/event/brisbane-to-gold-coast

まとめ

2023年大会は春の初めの8月末開催とあり、走っている間の気温は23度ほど、半袖ジャージとビブショーツがちょうど良いくらいで快適に走ることができました。

「大会の開催をずっと心待ちにしていた!」という人、「コロナ中に自転車を始め、今回が初参加」という人、参加者の笑顔が何よりも印象的でした。

2024年は8月25日(日)に開催予定です。久々の海外旅行を検討中という方、今年はぜひB2GCで海外自転車イベントデビューしてみてはいかがでしょうか。

執筆:Ayaka

2011年に社会人になると同時に始めた自転車で「自転車×旅」の魅力にハマる。
ニュージーランドでのワイナリーロードレース、タイの寺院巡り、ドイツ古城巡り、インドネシアでの遺跡巡りなど世界各地で自転車旅を催行し、その様子を雑誌『Cycle Sports』に寄稿。
2017年には自転車ツーリズムを探究しにオーストラリアへ留学。現地の様子を『Cycle Sports.jp』にて『G’day, Australia! 〜ブリスベンからの自転車だより』として1年間連載。帰国後は英語教材編集者の傍ら、自転車イベントで通訳・MC・PR担当等を務める。
2022年4月、オーストラリア クイーンズランド州ブリスベンへ移住。
座右の銘は「好きにまみれろ、夢中で生きろ」。

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