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記事タグ: 海外

【アルゼンチン】日本初レポート!?インカ帝国時代の遺跡、シンカル遺跡を散策〜ベレン 観光 1〜

【アルゼンチン】日本初レポート!?インカ帝国時代の遺跡、シンカル遺跡を散策〜ベレン 観光 1〜

500年以上前に栄え、スペイン軍の侵略によって絶滅したインカ帝国の幻の遺跡を紹介!

映画アポカリプトを彷彿とさせる太陽の祭壇は大迫力でした!(※映画アポカリプトはマヤ文明)

最近まで整備されず、観光地化もされていなかった知る人ぞ知る遺跡なだけに、この記事が日本語で書かれたこの遺跡の最初のレポート?!です!!

シンカル遺跡での一枚。遺跡以外にも、今回やっと紹介できる料理の写真も撮れました!

▲カタマルカ州ベレンの町

カファヤテの町から3日間かけて約270km走りきり、カタマルカ州<ベレンの町>に到着しました。

ベレンの町周辺には、インカ帝国時代の遺跡や渓谷、リャマや羊の毛を使ったポンチョの生産が盛んであったりと、たくさん見所があります。

シンカル遺跡へ出発

べレンの隣町(ロンドレス)に<シンカル>というインカ帝国時代の遺跡があります。

▲ベレンの町からロンドレスの町を過ぎ、20km程の距離にあります。
▲田舎道を進みます。工事が行われているので、数年後には前面アスファルトになっていることでしょう。

シンカル遺跡

▲シンカル遺跡に到着

到着すると、11時のガイドツアーが出発していたので、急いで追いかけます。必ずガイドツアーに参加する必要があるので、時間をチェックしてから行くのがいいと思います。

入場料は、300ペソ (約340円)です。

*価格 2021年10月時点。

遺跡内を歩き、高台を上り、

▲ガイドのグループに追いつきました。遺跡のガイドさんが説明をしてくれます。

シンカル遺跡は、コロンブスがアメリカ大陸を発見するよりも前の1470年から1536年にかけて、インカ帝国の南部地域の行政、宗教、政治の中心地として機能していました。

マチュピチュのあるインカ時代の首都クスコ(ペルー)とはカパック・ニャン(インカの道)で結ばれていました。

首都から送られてくるニュースや指令は、遠く離れたこの地でも、忠実に実行されていたそうです。

遺跡では、インカの特徴的な建築様式や、当時のクスコとよく似た都市設計を見ることができます。

そして、1997年に国定歴史建造物に指定されました。

また、このガイドさんはシンカル地区の出身で、祖先がインカの原住民だそうです。

以前はシンカル地区の出身ということが嫌だったそうですが、(原住民差別、嫌がらせがあったのだと思います。。)この地区の歴史的価値を再認識し、今では誇りを持ってガイドの仕事をしているそうです。

▲山とジャングルに囲まれた遺跡です。中央奥に高台が見えます。
▲丘を降りると反対側に、当時のまま保存された階段を見ることができます。こちらは、女性専用の階段だったそうです。

以前、この遺跡は重要視されておらず2013年に再評価されるまでは、整備されずに放置されていました。

アウカイパタ

▲現在も遺跡内では調査と復元、修復工事が行われています。
▲石で作られた塀
▲アウカイパタ:城壁内の広場。中は広々としています。

遺跡は山脈の麓の谷間にあり、城壁内の大広場であるアウカイパタが際立っています。4つの小さな山に囲まれていて、頂上まで階段を作っていました。東西南北それぞれの山が重要な役割をになっていました。

北と南のものは、防衛のための望楼や見張り台として使われていました。

東と西の山はそれぞれ、神聖の場として儀式に使われていました。

東は太陽神:インティ、西は月神:ママキヤのためのものでした。

エスカレーラス・アル・シエロ

▲空への階段という意味
▲上ることはできませんでしたが、反対側に登れるように階段を建設中でした。数年後には、登れるようになるでしょう。
▲遺跡内にリャマを発見。後ろ姿も可愛らしいですね。

Kallanka:カランカ

▲カランカ:大きな小屋として使われていたか、行政を行うための建物だったと推測されています。
▲カランカ内部

インカの人々にとって、星は農業経済にとって重要な価値を持ち、神としての最高の価値を持っていました。

シンカルの遺跡からは、春分の日の日の出を直接指す月の山の石造物などの発見がありました。

その一方で、4つの山を結ぶ2本の垂直線を引くと、ちょうどその交点に宇宙のエネルギーとパワーの中心である「ウシュヌ」があることも発見されました。

そこで彼らは儀式用の台を作り、パチャママ(母なる大地)に食べ物や飲み物、生け贄を捧げて様々な儀式を行いました。

ウシュヌ

▲ウシュヌ:東西南北の山を直線で結んだ中心に作られています。
▲ウシュヌ入り口

コルカ

▲コルカ:食料を保存する倉庫。
▲重要視されていなかったため、発見当時はこのような状態だったそうです。

石臼

▲トウモロコシや木の実、その他食物を挽くのに使われていた臼がいくつか見られます。大きな岩に穴が空いています。
▲奥には川が流れているそうで、ここがキッチンだったのですね。

▲先程のリャマと再会できました。
▲Capacnan は、先住民族の言葉ケチュア語で「メインロード」の意味。インカ帝国の首都ペルーのクスコまでの道(インカの道)を意味します。

シンカル博物館

遺跡内には、小さな博物館もありました。

▲出土されたものが保管されています。
▲遺跡の模型
▲このような人が住んでいたのですね。模型がとてもリアルでびっくりです。
▲原住民の方々の服装を、イラストで分かりやすく説明してくれています。
▲チョコレート色のリャマを発見。最近毛を刈られたようですね。
▲”シンカル:インカの足跡”と書いてあります。

500年前のインカの歴史を感じることができました。

数年後には工事も完了して、たくさんの人々が訪れることでしょう。

アサド・アルヘンティーナ(Asado Argentina)

シンカル遺跡からベレンの町へ帰った後に、アレハンドラ(以降、アレと呼びます。)の両親に昼ごはんを招待されました。

アルゼンチンでは、日曜日にカルネアサド(牛肉のBBQ)を食べる習慣があることを何度か話していましたが、やっと実物を紹介できますね。

自転車旅は、体力勝負なので、食事はとても大切です。一人旅では、大掛かりな料理も難しいので、食事に招待してもらえることはとてもありがたいことです。

▲アレハンドラのお父さんがアサドの準備をしてくれていました。
▲牛肉、野菜、チョリソー、など。いただきます!
▲サラダやじゃがいもをパンと一緒に。昨日までの走行中、ろくなものを食べていなかっただけに、とてつもなく美味しかったです。たまに肉を食べると、体にパワーが補充される感覚があります。
▲カファヤテから来る時に通った、ボデガ:エチャートのカファヤテ産赤ワインと一緒に。
▲デザートは、今が旬のイチゴにクリームが乗ったもの。こちらも大変美味でした。
▲アレハンドラと愛犬のナラ。ナラの表情がいいですね。
▲シンカル遺跡でもでた、インティ:太陽神
▲この太陽神はかわいいですね

寿司作り

夜はアレハンドラが寿司の作り方を教えて欲しいと言うことで、一緒に寿司を作ることになりました。

現地の家族に泊めてもらうと、たまにこういったイベントが発生します。

ホテルに泊まるだけでは、体験できない交流ができるので、僕は現地の家庭にお邪魔するのが好きです。

▲エビと鶏肉とツナの3種類を作ります。下準備は僕がして、アレハンドラと一緒に巻いていきます。
▲寿司を巻くアレハンドラ。
▲上手にできました。
▲いただきます!

まとめ

今回はインカの足跡、シンカル遺跡に行って、インカ時代の人々の生活を知ることができました。

当時の建物や石臼など、500年前の歴史を肌で感じました。

そして遂に実物を載せることが出来たアルゼンチンの国民食、カルネアサド。

夜は日本人の心、寿司をアレハンドラとマルティンと一緒に作ることが出来て、最高の休養日となりました。

次回は大統領も買いにくるベレンの伝統工芸、リャマの毛皮を使ったポンチョづくりを見学しにいきます!

お楽しみに!

走行マップ

 

▼Hiro インタビュー記事

【インタビュー】自転車旅人「津田幸洋」さんのプロフィールに迫る!
2014年5月に日本を出発して以来7年世界中を旅している「津田幸洋(つだ ゆきひろ)」さんに、TABIRINでは、リアルタイムの自転車旅の情報や、訪れたまちの自転車情報や都市情報また、エッセイなどの記事を執筆いただくことになりました。今回は、第1弾として、津田さんの「これまで」の自転車旅と「これから」の自転車旅の予定についてご紹介します。 ソルトレイクシティー(アメリカ合衆国)プロフィール名前津田 幸洋よみがなつだ ゆきひろ何年生まれ昭和60年出身地福岡県福岡市プロフィール父親は、漁師で漁師町で、幼少期を過...

*旅をサポート頂ける企業、または個人の方を募集中です。特にアウトドア・自転車・カメラメーカー等の企業の方、ご興味あれば、ご連絡ください。

Hiro(津田幸洋 ツダユキヒロ)
自転車旅人。2014 年に日本を立ち、自転車で旅を続けています。オーストラリア、ニュージーランドを経て、アメリカ大陸横断中、COVID-19による、世界パンデミックにより足止めとなり、2021年7月現在は、アルゼンチンに滞在しています。人との出会い、美しい自然、野生動物を探す旅を近日再開を予定しており、旅とともに、訪れた場所の都市情報、見どころ、自転車に関する情報、エッセイ等をTABIRINにて発信していきますので、よろしくお願いいたします。インスタグラム  https://www.instagram.com/yukihirotsuda/
津田幸洋

 

 

【アルゼンチン】プレインカの歴史と雄大な自然、そして地元民しか知らない不思議な場所へ。トレッキングまとめ 〜チレシート観光2〜

【アルゼンチン】プレインカの歴史と雄大な自然、そして地元民しか知らない不思議な場所へ。トレッキングまとめ 〜チレシート観光2〜

アンデスの麓、豊かな水資源と、プレインカ(インカ帝国時代以前)の足跡の残るチレシート。

自転車旅の小休憩に幾つかのトレッキングに挑戦しました。

商業観光が未発達のため、地元民しか知らないとっておきの場所には、見たことのない景色が広がっていました。

▲トレス・ピエドラからの景色
【アルゼンチン】ゴールドラッシュの名残をたどる~チレシート観光 1~
19世紀末、一攫千金を夢見た人々が押し寄せ、金鉱山を中心に熱狂的な採掘活動がおこなわれた小さな町「チレシート」まで、2日間かけて220km走りきり、たどり着いた町は、鉱山発掘の名残を残す歴史的遺産と豊かな自然に囲まれた素敵な場所でした。 ▲廃墟になった金鉱山チリシートの地理などアルゼンチン ラリオハ州にあるチレシートは、アルゼンチンの首都ブエノスアイレスから北西1200kmに位置し、アンデス山脈の麓にある海抜1000mの高地で、人口4万人の小さな町でアルゼンチンでも有数の鉱山地帯です。19世紀末には、ヨーロッパを中心...

▲前回の記事:ゴールドラッシュの足跡

シエラ・デ・パイマン(Sierra de  Paiman)

チレシート到着から一夜あけ、昨晩から降り続いた雨もやみ、友人と町中にある山にハイキングへ行くことに。

昨日まではあんなに暑かったのに、雨が降り、日光がないと冷え込みが激しい南アメリカです。

町でアルゼンチン名物『エンパナーダ』を買い、ハイキングへ出発です。

▲昨日走ってきた道が見えますね。
▲サボテンの花が咲いており、興味深く眺める友人。
▲サボテンの花。咲いている期間が短く、出会えるとラッキー。
▲珍しい球体のサボテン。
▲ルートは、イエス像まで。
▲イエスの巨大像まで降りてきてゴール。ものすごく大きい!

カスカーダ・グアンチン : グアンチンの滝(Cascada Guanchin)

町から自転車で2時間ほどの《グアンチンの村》。滝を見にトレッキングに行きました。

▲川を越えていきます。
▲いろんな動物がたくさんいます。
▲こんなカエルも発見。
▲綺麗な川に沿って進みます。
▲かわいい仔牛とばったり遭遇。
▲2時間ほどで目的の滝に到着!
▲お昼ごはんは、サンドイッチ!
▲この地域名産のくるみと干し葡萄は、行きがけにサンドイッチを買った商店からのプレゼント!
▲雨が降り、冷え込んできました。岩陰で雨を凌ぎます。
▲原住民達が食べ物をすりつぶしていた岩。彼らのキッチンは河のすぐ近くにありました。

アグア・ネグラ:黒い水(Agua Negra)

町から1時間ほどのアグア・ネグラには茶色い水と澄んだ水が半々におり混ざる、不思議な川があります。

▲2つの川が合流し、
▲ちょうど半々のまま、水は流れ続けていきます。
▲30分ほどのトレッキングで、滝に到着!
▲地元民しか知らない不思議な場所でした。

ベラスコ(Verasco)

少なくとも1000年以上前のプレインカ時代に、人々が住んでいたとされる場所にもトレッキングへ出かけました。

町から自転車で3時間の場所から、トレッキングスタート!

▲不思議な穴のあいた、岩肌。
▲山を登っていきます。
▲池に到着。この水を使って、人々は生活していました。
▲帰り道、近くの養鶏場から出たゴミを食べに、体長3mはあるコンドルが集まっていました。以前見たものとは、明らかにサイズ違い。。!

トレス・ピエドラス(Tres Piedras)

4WDの車やモトクロスバイクでしか行くことのできない難易度の高い場所《トレス・ピエドラス》。

ファマティナ山脈の雄大な自然を満喫できました。

▲町から3時間の道のり。海抜3000mを越え、空が青く、雲が近い。
▲到着すると、たくさんの動物が放牧されていました。
▲ここにも少なくとも1000年以上前の人々のキッチンが。
▲ここでちょっと休憩。今日は日曜日!アルゼンチン人には、アサド(BBQ)が欠かせません!
▲ここに住む動物達は人懐っこいので、一緒に写真も撮れちゃいます。
▲柔らかそうに見えるけど、実は石のように硬い不思議な苔。
▲滝もありました!
▲動物達ものんびり。ぴったりくっついて癒されますね。
▲帰り道には、秘密の場所があります。
▲1000年以上前の人々が石に刻んだ象形文字。

辺りにいくつか、このような石を見つけることができました。

抱えられるサイズのものは、持ち去ってしまわれることが多く、以前はもっとたくさんあったそうです。

▲サボテンの花とは違う、別の樹木の花。なんの花でしょうか。。?
▲また、このエリアは黒魔術が盛んなことでも有名。この洞穴には、今でも魔女が澄んでいるとかいないとか。。

まとめ

前回の金鉱の歴史に引き続き、今回はチレシートの自然をトレッキングの様子とともにお伝えしました。

山や滝、川。町の近くに多くの自然が残るチレシートが好きになりました。

少し距離は離れますが、特に《トレス・ピエドラ》の壮大な景色には圧巻でした!

観光資源が豊富なチレシートですが、ツーリスト向けのインフラが整っていない印象を受けました。

こんなに魅力がたくさんあるチレシート、近くに寄った際は、ぜひトレッキングにも挑戦してみてください!

では、また!

▼Hiro インタビュー記事

【インタビュー】自転車旅人「津田幸洋」さんのプロフィールに迫る!
2014年5月に日本を出発して以来7年世界中を旅している「津田幸洋(つだ ゆきひろ)」さんに、TABIRINでは、リアルタイムの自転車旅の情報や、訪れたまちの自転車情報や都市情報また、エッセイなどの記事を執筆いただくことになりました。今回は、第1弾として、津田さんの「これまで」の自転車旅と「これから」の自転車旅の予定についてご紹介します。 ソルトレイクシティー(アメリカ合衆国)プロフィール名前津田 幸洋よみがなつだ ゆきひろ何年生まれ昭和60年出身地福岡県福岡市プロフィール父親は、漁師で漁師町で、幼少期を過...

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Hiro(津田幸洋 ツダユキヒロ)
自転車旅人。2014 年に日本を立ち、自転車で旅を続けています。オーストラリア、ニュージーランドを経て、アメリカ大陸横断中、COVID-19による、世界パンデミックにより足止めとなり、2021年7月現在は、アルゼンチンに滞在しています。人との出会い、美しい自然、野生動物を探す旅を近日再開を予定しており、旅とともに、訪れた場所の都市情報、見どころ、自転車に関する情報、エッセイ等をTABIRINにて発信していきますので、よろしくお願いいたします。インスタグラム  https://www.instagram.com/yukihirotsuda/
津田幸洋

 

【アルゼンチン】リムの破損からはじまったチレシート観光~人生初のロッククライミングに挑戦!〜

【アルゼンチン】リムの破損からはじまったチレシート観光~人生初のロッククライミングに挑戦!〜

走行中に自転車のリムが破損が破損していまい、まずは自転車の修理を最優先に始まった今回のチレシート観光。

なんとロッククライミングに初挑戦しました!

今回は予定よりも長く滞在していたので、色々な場所へ行き、さらに地元紙のインタビューを受けたりもしました!

▲アンドルーカス渓谷
【アルゼンチン】ゴールドラッシュの名残をたどる~チレシート観光 1~
19世紀末、一攫千金を夢見た人々が押し寄せ、金鉱山を中心に熱狂的な採掘活動がおこなわれた小さな町「チレシート」まで、2日間かけて220km走りきり、たどり着いた町は、鉱山発掘の名残を残す歴史的遺産と豊かな自然に囲まれた素敵な場所でした。 ▲廃墟になった金鉱山チリシートの地理などアルゼンチン ラリオハ州にあるチレシートは、アルゼンチンの首都ブエノスアイレスから北西1200kmに位置し、アンデス山脈の麓にある海抜1000mの高地で、人口4万人の小さな町でアルゼンチンでも有数の鉱山地帯です。19世紀末には、ヨーロッパを中心...

▲前々回の記事:ゴールドラッシュの足跡

【アルゼンチン】プレインカの歴史と雄大な自然、そして地元民しか知らない不思議...
アンデスの麓、豊かな水資源と、プレインカ(インカ帝国時代以前)の足跡の残るチレシート。自転車旅の小休憩に幾つかのトレッキングに挑戦しました。商業観光が未発達のため、地元民しか知らないとっておきの場所には、見たことのない景色が広がっていました。 ▲トレス・ピエドラからの景色▲前回の記事:ゴールドラッシュの足跡シエラ・デ・パイマン(Sierra de  Paiman)チレシート到着から一夜あけ、昨晩から降り続いた雨もやみ、友人と町中にある山にハイキングへ行くことに。昨日まではあんなに暑かったのに、雨が降り、日光がな...

▲前回の記事:トレッキング集

自転車の修理

新しいリムがないか自転車屋さんを5,6 件回りましたが、小さなまちのチレシートでは、見つけることができなかったのですが、ネットショップで調べてみると、コルドバ(アルゼンチン第二の都市)で売っているお店を発見。友人がコルドバから戻る際、買ってきてくれました。

一つ1300ペソ(約1,500円)ほどで購入できました。前輪、後輪交換します。(2021年11月時点の価格)

「ヒューストン(HOUSTON)」という、聞いたことのないメーカーです。以前使っていたメーカーのアレックスリムスは、値段が4倍ほどしたので、強度が多少心配ですがこちらにしました。

また、製品選びも手伝ってくれた自転車修理屋さん「フェデフローレス:Taller Fede Flores」 で修理をお願いしました。

▲ヒューストン:VTX502 というリムに交換します。
▲できるところは、お手伝いします。タイヤを外し、スポークがバラバラにならないようにテープで留めて、
▲ニップルを外し、分解できました。スポーク、バブは現状使っているものをそのまま使います。
▲ニップルで軽く留めた後は、オーナーのフェデさんが本留め、芯出し調整をしてくれました。
▲お店の方の好意で、自転車も綺麗にしてもらいました!
▲最後に記念撮影!

お金を払おうとすると、旅を応援したい、と無料で修理をしてくれました!

とても優しいフェデさん。少しでもお返しができればと、撮っていたビデオを編集してみました。

ラテンの人々の暖かさに感動です。

HIROs_GREAT_JOURNEY on TikTok
Taller Fede Flores. Chilecito, Argentina #hirosgreatjourney #bicycle #bici #chilecito #argentina #repair

人生初ロッククライミング

友人がミランダ渓谷へロッククライミングをしに行くということで、同行させてもらいました。前日に到着してキャンプをし、朝からロッククライミング開始です!

 

▲ミランダのクライミングルートを作ったエステバンさん。初心者の僕にも親切に教えてくれました。
▲コルドバからの学生グループも近くで登っていました。
▲とても高くまで登っていて、観ているだけで恐ろしくなります。
▲友人のフランシスコが上ります。
▲僕も挑戦。

初のロッククライミング、怖くて、指先がとてつもなく痛かったです。。

普通の靴で登ったので、クライミングシューズがあれば、もっと登れるよ。とのこと。

ミランダの滝

また別の日、友人らとミランダの滝へ。車で1時間ほどの距離にあります。

▲ミランダ渓谷
▲ミランダの滝に到着。実はこの先に、いくつかの隠れた滝が。
▲2つ目の滝。
▲泳いだ後は焚き火で暖を。暖かい。

帰り道のノノガスタでは、子供たちが馬を自転車のように使っていて驚きました。とても日常的に馬に乗っているようでした。

▲馬を駐輪ならぬ、駐馬。

チレシートの夕焼け

友人パブロと、マテを飲みに出かけました。

▲丘の上から綺麗な夕日。
▲チレシートのナイトビュー

ボスケシージョ(サニョガスタ)

友人らとサニョガスタという小さな村の川へ。

▲渓流でのんびりとした日曜日
▲スラックラインにも久々に挑戦しました!

ラ・オジャ(La Olla):アンドルーカス(Andolucas)

チレシートへ向かっている際、訪問したかったのですが日程上、泣く泣くパスしたアンドルーカス渓谷にも、友人が誘ってくれました。ラ・オジャとは、スペイン語で《鍋》の意味。

【アルゼンチン】朝日に始まり、夕陽に終わる。砂漠の過疎地帯をロングライド!!...
楽しかったベレン観光を終え、名残惜しいですが次の町へ!!新たな地、<Chilecito(チレシート)の町>を2日間かけて目指します。今回も砂漠地帯を131kmのロングライドしたり、ある小さな教会を発見したり、色々なことがありました。発見した教会は、少し不気味さもあって、そこでどきどきの体験をしました! ▲幻想的ですが、少し不気味さのある教会▲ベレン 〜チレシート出発6日間滞在した、ベレンを出発します。アレハンドラとマルティン、そしてアレハンドラの両親には、大変お世話になりました。5:00起床。早く出発しようと思いまし...

▲アンドルーカスの近くを通過した際の記事

▲少しのトレッキングの後にたどり着きます。
▲ラ・オジャよりも遠くにある、友人お気に入りの隠れスポット。こちらには人がいません。
▲巨大なおたまじゃくし
▲ラ・オジャ(鍋)に到着!

岩に囲まれた様子が鍋のようだから、このネーミング。近くに大きなキャンプ場もあるため、週末は多くの人で賑わいます。

ウニオン・デ・ロス・リオス(Union de los Rios)

前回、2種類の川の合流地点を紹介しましたが、もっとポピュラーな場所<ウニオン・デ・ロス・リオス>にも行ってみました。

▲まずは友人とアグアネグラ川へひと泳ぎ。
▲ウニオン・デ・ロス・リオス。テレビでも紹介される、チレシート名物。雨の影響で左の川も濁っていますが、通常はもっとクリアだそうです。

ラス・チュカラス(Las Chucaras)

ラス・チュカラスへ友人と出かけました。本当のラス・チュカラスは、ここよりも少し下にありますが、こちらも友人のお気に入りの隠れスポット。

▲車で1時間ほど走った後、ハイキングするとたどり着きます。
▲標高約2,500mの川の水は泳ぐと冷たいですが、すっきりし、のんびりと過ごせます。

カピージャ・サント・ドミンゴ(Capilla Santo Domingo)

不思議な教会を紹介。教会の上部の窓の中に白くマリア像のような形が見えますが、実は、外からの灯りの影で自然にできたもの。

▲上部の窓の中に、白いマリア像の影。
▲中に像はなく、自然にこのような形に。不思議!

あまりにも偶然にできたマリア像の形に、ナショナル・ジオグラフィックも取材に訪れたそうです。

お気に入りのカフェ

▲何度か訪れたカフェ。200円で美味しいコーヒーと、クロワッサンが味わえます。ビデオも作りました。
HIROs_GREAT_JOURNEY on TikTok
Agora Tienda de Libros y cafe. Chilecito, Argentina #hirosfoodiejourney #chilecito #argentina #coffee #cafe

グアンチンの農場

農場にも訪れました。

▲綺麗な馬と、
▲生後2日の仔牛。2日でこの大きさ!

その他

▲プールで見つけた不思議な花。少し毒々しい。。?
▲友人のライブへ!
▲猫たちは自由に休み     
▲アルゼンチン伝統音楽のフォルクロールをみんなで歌いながら、夜は更けていきます。

おまけ

地元紙からインタビュー

地元紙のインタビューを受けることに。短いインタビュー動画を作成してくれ、公開された後、何度か「ニュースの人だよね」と声をかけられました。

▲インタビューしてくれた、記者の方と。
このページを見るに&#x30...
Facebookで投稿や写真などをチェックできます。

まとめ

今回は、ロッククライミングをしたり、チレシート観光を満喫した様子をお伝えしました。

自転車のリムも無事に交換でき、旅を再開できるので、一安心です。手伝ってくれた友人や、フェデフローレスさんには感謝です!

また、とてもアクティブな友人らと共に過ごした時間は、とても充実したものでした。

合計1ヶ月と、予定よりもだいぶ長い滞在となったチレシート。アルゼンチンでのハイライトの一つになりました!

次回は、また自転車旅を再開!

お楽しみに!

▼Hiro インタビュー記事

【インタビュー】自転車旅人「津田幸洋」さんのプロフィールに迫る!
2014年5月に日本を出発して以来7年世界中を旅している「津田幸洋(つだ ゆきひろ)」さんに、TABIRINでは、リアルタイムの自転車旅の情報や、訪れたまちの自転車情報や都市情報また、エッセイなどの記事を執筆いただくことになりました。今回は、第1弾として、津田さんの「これまで」の自転車旅と「これから」の自転車旅の予定についてご紹介します。 ソルトレイクシティー(アメリカ合衆国)プロフィール名前津田 幸洋よみがなつだ ゆきひろ何年生まれ昭和60年出身地福岡県福岡市プロフィール父親は、漁師で漁師町で、幼少期を過...

*旅をサポート頂ける企業、または個人の方を募集中です。特にアウトドア・自転車・カメラメーカー等の企業の方、ご興味あれば、ご連絡ください。

Hiro(津田幸洋 ツダユキヒロ)
自転車旅人。2014 年に日本を立ち、自転車で旅を続けています。オーストラリア、ニュージーランドを経て、アメリカ大陸横断中、COVID-19による、世界パンデミックにより足止めとなり、2021年7月現在は、アルゼンチンに滞在しています。人との出会い、美しい自然、野生動物を探す旅を近日再開を予定しており、旅とともに、訪れた場所の都市情報、見どころ、自転車に関する情報、エッセイ等をTABIRINにて発信していきますので、よろしくお願いいたします。インスタグラム  https://www.instagram.com/yukihirotsuda/
津田幸洋

 

【アルゼンチン】ゴールドラッシュの名残をたどる~チレシート観光 1~

【アルゼンチン】ゴールドラッシュの名残をたどる~チレシート観光 1~

19世紀末、一攫千金を夢見た人々が押し寄せ、金鉱山を中心に熱狂的な採掘活動がおこなわれた小さな町「チレシート」まで、2日間かけて220km走りきり、たどり着いた町は、鉱山発掘の名残を残す歴史的遺産と豊かな自然に囲まれた素敵な場所でした。

▲廃墟になった金鉱山

チリシートの地理など

アルゼンチン ラリオハ州にあるチレシートは、アルゼンチンの首都ブエノスアイレスから北西1200kmに位置し、アンデス山脈の麓にある海抜1000mの高地で、人口4万人の小さな町でアルゼンチンでも有数の鉱山地帯です。

19世紀末には、ヨーロッパを中心とした採掘企業によって、金を中心に地下資源が採掘されていました。

ファマティナ山脈からの潤麗な水資源があるこのまちは、一時は過度な採掘活動により水質汚染が進み、住民の飲み水どころか、農業用水にまで危機が及んでいましたが、現在では、ほぼ全ての採掘活動は停止され水質は改善し、潤沢な天然水が住民の喉を潤しています。

農業ではブドウやオリーブの栽培が盛んで、ワイナリーも多く、クルミや果樹も栽培され、多くが地元で加工されています。

世界で最も高い位置にあるリオハーノ・レール・ケーブル(Cable Caril )

アンデス山脈の標高4,400メートル以上にあるファマティナ山塊(標高6,250メートル)の中心にあるラ・メヒカーナ鉱山から、直線距離で約35キロ離れたチレシト鉄道駅まで金、銀、銅を輸送するための空中ケーブル(ロープウェイ)が建設され、鉱山で採掘された金などを含んだ鉱石は、溶鉱炉のある「サンタ・フロレンティーナ製錬所」に運ばれていたそうです。

「リーハーノ・レール・ケーブル」の建設は、1905年、当時イギリス企業が独占していた金属鉱物の開発を進めるため、アルゼンチンがドイツ企業と契約したのが始まりで、世界で最も長く、高い位置(長さ:34,328メートル、高低差:3,528メートル)に設置され、坑口とチレシートを繋いだ、このレール・ケーブルは、1927年に廃止されるまで22年間活躍しました。

このケーブルは、9つの駅で結ばれた8つの区間と、サンタ・フロレンティーナ(溶鉱炉)につながる区間があり、チレシト駅(標高1,078m)から第9ステーション(通称「ベロプラノ」)のあるラ・メヒカーナ(標高4,412m)までの34.3kmをケーブルカーで結んでいます。

第2駅(El durazno)、第3駅(El parrónまたはEstación de los viejos)、第4駅(Siete cuestas)、第6駅(El Cielito)、第7駅(Calderita nueva)、第8駅(Los Bayos)では、薪を使って動く蒸気機関があり、ケーブルを動かす牽引力と荷馬車の移動に利用されました。

この空中ケーブルは、下り毎時25トン、上り毎時15トンを運ぶことができ、貨車はレールの上を時速9キロメートルで運行していたそうです。

 

エスタシオン2:第二駅(Estacion 2 )

「エスタシオン2(第2駅)」はチレシートの町から、20分程で来ることができます。(標高:1539m)

▲鉱石を運ぶために使われていた、貨車。
▲人が乗るタイプの貨車も。
▲エスタシオン2(第2駅)

数年前に「エスタシオン2」は観光地化され、ロープウェーのように、ケーブルに乗ることができたそうですが、事故が起こり現在は乗ることができないのが残念です。

サンタ・フロレンティーナ製錬所(溶鉱炉)(Hornos de fundición)

エスタシオン2(第2駅)から運ばれた鉱石は、この場所で溶かされ、加工されていました。

今でも鉱物を含んだ鉱石はキラキラしており、人々が一攫千金を夢見て集まってきたというのがわかる気がしました。

▲鉱物を豊富に含んだ鉱石

 

廃墟になった溶鉱炉は、観光地化されておらず、リアリティーがありました。

溶鉱炉跡の保護がされておらず、現地民によって物資が盗まることもあるそうで、早急に保護されることを望みます。

エスタシオン 1 :第一駅 (Estacion 1)

チレシートの中心部から、自転車で15分の距離にある「エスタシオン1 (第1駅)」は、ラ・メヒカーナ鉱山から35kmの距離をレールケーブルで繋ぎ、たどりつく場所です。

この場所から、鉱石はトラックに載せ替えられ、ヨーロッパへの輸出のため港まで運ばれました。

金鉱山(Mina de Oro)

レールケーブルで繋がれている鉱山とは違う場所にある、金鉱山の廃墟に友人のパブロといってみました。

▲パブロのバイクの後ろに乗せてもらい、金鉱山の登山口まで未舗装路を約2時間の道のりです。
▲綺麗な景色

▲川を越えて、
▲登山口に到着です。左が、登山道
▲以前は登山道がありましたが、数年前の大雨で赤茶色の土砂に埋め尽くされてしまいました。
▲道無き道を進みます。

▲天気が良いと歩くのも気持ちがいいですね!
▲雲一つないきれいな空です。
▲1時間半ほど歩き、遠くに金鉱山が見えました。
▲しかしここからが、道がなく。。時間が遅かったこともあり断念。

いつかまた、金剛山へ!

そんな思いを抱きながら降り始めましたが、海抜3000mを超える高地では、日光を失った途端、急激に冷え込み始めます。

▲いくつもあった川越え。
▲なにか生き物でも住んでいそうな洞窟。
▲天井部分に石の堆積層のある不思議な場所も
▲遠くに氷河も見えました。
▲頼りない手作り感のある橋を渡り、終了です。

まとめ

今回は、チレシートの歴史的遺産を訪問しました。

エスタシオン 1, エスタシオン 2, 溶融炉(Hornos de fundición), 金鉱山(Mina de Oro)

20世紀初頭の熱狂的な鉱山活動の足跡を肌で感じることができました。

今でも、海外の鉱山会社がこの地を訪れ、再び鉱山活動を模索しているものの、地元民によって阻止されています。

チレシートで出会った友達も、新規採掘企業の進行の反対活動に参加しているそうです。

鉱山会社のトラックが通る際には、現地民が道に横たわり、トラックを通さないようにしていたと聞いた時には、驚きました。

エスタシオン9 (ラ・メヒカーナ)を始め、まだまだたくさんの見所があるそうなので、またの機会に訪れたいと思います。

次回は、アンデスの自然豊かなチレシートでトレッキングをした様子をお伝えします!お楽しみに!

▼Hiro インタビュー記事

【インタビュー】自転車旅人「津田幸洋」さんのプロフィールに迫る!
2014年5月に日本を出発して以来7年世界中を旅している「津田幸洋(つだ ゆきひろ)」さんに、TABIRINでは、リアルタイムの自転車旅の情報や、訪れたまちの自転車情報や都市情報また、エッセイなどの記事を執筆いただくことになりました。今回は、第1弾として、津田さんの「これまで」の自転車旅と「これから」の自転車旅の予定についてご紹介します。 ソルトレイクシティー(アメリカ合衆国)プロフィール名前津田 幸洋よみがなつだ ゆきひろ何年生まれ昭和60年出身地福岡県福岡市プロフィール父親は、漁師で漁師町で、幼少期を過...

*旅をサポート頂ける企業、または個人の方を募集中です。特にアウトドア・自転車・カメラメーカー等の企業の方、ご興味あれば、ご連絡ください。

Hiro(津田幸洋 ツダユキヒロ)
自転車旅人。2014 年に日本を立ち、自転車で旅を続けています。オーストラリア、ニュージーランドを経て、アメリカ大陸横断中、COVID-19による、世界パンデミックにより足止めとなり、2021年7月現在は、アルゼンチンに滞在しています。人との出会い、美しい自然、野生動物を探す旅を近日再開を予定しており、旅とともに、訪れた場所の都市情報、見どころ、自転車に関する情報、エッセイ等をTABIRINにて発信していきますので、よろしくお願いいたします。インスタグラム  https://www.instagram.com/yukihirotsuda/
津田幸洋

 

 

【アルゼンチン】ミランダ渓谷を抜け砂漠地帯をゆく〜サンファンへの道1〜

【アルゼンチン】ミランダ渓谷を抜け砂漠地帯をゆく〜サンファンへの道1〜

自転車も修理完了し、楽しかった1ヶ月のチレシート滞在も終わり。名残惜しいですが、自転車旅を再開します。

目指すは420km 先にあるサンファンという町で、到達目標は4日間。初日はミランダ渓谷、80kmの砂漠地帯を抜けキャンプ地を探すことになりそうです。

無事、たどり着くのでしょうか。

▲友人たちとのロードトリップを終え、次の旅に向けて自転車を組み立てます。

今回の4日間のプランとしては、2日目のハチャルの町では、1泊民家に泊めてもらえる予定です。

初日、3日目はキャンプの予定。4日目には、サンファンに到着。サンファンは大きな町なので、休養と物資の補給ができます。

チレシートを出発

チレシートを出発する際、友人たちが車で途中まで一緒に行こう、と言ってくれたので、トランクに自転車を詰め込み、ミランダ渓谷を目指します。

▲チレシートの友人たち。旅立つ準備を手伝ってくれました。
▲友人らと一緒にミランダ渓谷を散策。先日もやってきた、滝の近くです。

走行開始

▲準備完了!友人達と別れ、走行開始です。
▲早速、バランスよく立っている石を発見。何かのオブジェのよう。
▲簡易的な修理をしてある道路。こちらも何かの模様みたいですね。
▲タランパジャは、多くの恐竜の化石が出土した世界遺産の国立公園!ですが、今回はパスです。。

ビジャ・ウニオン(Villa Union)

ビジャ・ウニオンはアルゼンチン北西部の都市でアンデス山脈の麓に位置し、国立公園の入り口となっているため、エコツーリズムの拠点として成長している町です。

また、ビジャ・ウニオンからチリのコピアポまで、アンデス山脈を横断する国際ルートが間もなく開通するとのことで、一年中良好な環境でアンデス地域を楽しむことができるようになります。

ホテルもたくさんあって、観光客にとって快適な環境が準備されています。

▲ビジャユニオンは、タランパジャ国立公園の玄関口。たくさんのホテルがあります。
▲この道を進むと、タランパジャの村です。
▲ロバや馬は、現地の人々の移動手段
▲過疎地帯を進みますが、道路脇に置物が。カトリックのものでしょうか。

昼休憩

▲日陰を発見したので、昼ごはん休憩です。農場の入り口の木陰で休ませてもらいます。
▲ご飯を食べ終わると、農場の主人が中へ招き入れてくれ、冷たい飲み水も分けてくれました!

1時間ほど休憩。初夏ですが、砂漠地帯では乾燥し、気温が高いです。水を3Lほどもらい、1,5Lは休憩中に飲み干してしまいました。

▲山並みと木の生えない大地を進みます。
▲古い重機を使って、政党のアピールでしょうか。

グアンダコル(Guandacol)

▲グアンダコルに到着。町に入るには、数キロ道を逸れないといけないので、通り過ぎるだけ。

▲Jachal とかいて、ハチャルは明日到着予定。

サンタクララ(Santa Clara)

▲警察署で水を分けてもらいます。ここから先は、80km民家も何もない無人エリアを進むことに!

40km先に、工事現場のようなところがあるそうですが、今日着くのは難しそう。。

向かい風も強くなっているので、この村に留まり、キャンプ地を探すか迷います。

無人地帯を進む

▲迷った末、先を急ぐことに。

ハチャルの町には、早い時間帯に着いておきたいので、今日はできるだけ距離を稼ぐことに。

風が強いので、砂漠地帯で風除けのあるキャンプ地を見つけられるかが心配です。

サンファン州に突入

▲ラリオハ州の旅も終わり、サンファン州に突入です。日が傾いてきました。
▲2019年7月にエクリプス(皆既日食)があったらしく、その看板。
▲この先のグアルカマヨは、大きな鉱山があるようです。サンファン州は、多くの鉱山があることで有名。

キャンプ

日本では夕暮れといえば17時~18時頃ですが、アルゼンチンは20時~21時頃、日の出は日本もアルゼンチンも7時頃なので、日が当たっている時間が断然長いので、褐色の大地が続くのだと思います。

20時でもまだこんなに明るいですが、間もなく夕暮れが近づいてきたので、今夜の寝床探しをして、干上がった川を発見。入ってみると、キャンプができそうです。

▲丁度いい具合に壁が風除けになり、テントも建てられるスペースがありました。

就寝

早く休むつもりでしたが、テント内は地面からの熱で、扉を開けっぱなしでも暑い。。

半分体を外に出して、横になり休みます。汗をかきながらでしたが、23時頃に少し涼しくなり、就寝。

まとめ

今回は、1ヶ月間滞在したチレシートを出発。友人と車でミランダ渓谷を観光してからの、70kmの走行でした。

友人たちとの別れは、いつも寂しいものですが、久々の自転車旅は爽快でした。

乾燥した砂漠地帯でしたが、運よく、ちょうどいいキャンプ地も見つかり、幸先の良い走りだしです。

明日は、サンファンまでの道のりでの中間地点、ハチャルに到着予定です。

次回もお楽しみに!

本日の走行

Chilecito (チレシート) ~ Santa Clara (車での走行含む)

69.81km (自転車走行)

走行マップ

▼Hiro インタビュー記事

【インタビュー】自転車旅人「津田幸洋」さんのプロフィールに迫る!
2014年5月に日本を出発して以来7年世界中を旅している「津田幸洋(つだ ゆきひろ)」さんに、TABIRINでは、リアルタイムの自転車旅の情報や、訪れたまちの自転車情報や都市情報また、エッセイなどの記事を執筆いただくことになりました。今回は、第1弾として、津田さんの「これまで」の自転車旅と「これから」の自転車旅の予定についてご紹介します。 ソルトレイクシティー(アメリカ合衆国)プロフィール名前津田 幸洋よみがなつだ ゆきひろ何年生まれ昭和60年出身地福岡県福岡市プロフィール父親は、漁師で漁師町で、幼少期を過...

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自転車旅人。2014 年に日本を立ち、自転車で旅を続けています。オーストラリア、ニュージーランドを経て、アメリカ大陸横断中、COVID-19による、世界パンデミックにより足止めとなり、2021年7月現在は、アルゼンチンに滞在しています。人との出会い、美しい自然、野生動物を探す旅を近日再開を予定しており、旅とともに、訪れた場所の都市情報、見どころ、自転車に関する情報、エッセイ等をTABIRINにて発信していきますので、よろしくお願いいたします。インスタグラム  https://www.instagram.com/yukihirotsuda/
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【オーストラリア】2032年にはオリンピックも開催!ブリスベン街中サイクリング

【オーストラリア】2032年にはオリンピックも開催!ブリスベン街中サイクリング


オーストラリアにあるブリスベンという街をご存知でしょうか。
2032年に夏季オリンピック・パラリンピックの開催が決まったことで、その名をニュースで耳にしたことがある方もいるかもしれません。
今後世界的な注目も高まっていくと思われるブリスベン。主要スポットをサイクリングで探検しつつ、街の魅力をお伝えします。

ブリスベンってどんな街?

ブリスベンはオーストラリアの北東に位置するクイーンズランド州の州都にあたります。州の経済・政治の中心としてはもちろん、北のサンシャインコーストへは車で約1時間半、南のゴールドコーストへは約1時間と、観光の拠点としても便利な街です。

ブリスベンの人口は約228万人(参考:シドニーは約470万人。両2016年調べ)、日本でいうと名古屋市の約232万人(2021年調べ)に近いですね。面積は約4,700k㎡(参考:京都府は4,613k㎡)、日本での姉妹都市は神戸市になります。

街の中心部にはゆったりとブリスベン川が蛇行し、街の各所には公園や庭園の緑が多く、シドニー、メルボルンに次ぐオーストラリア第3の都市でありながらもリラックスした雰囲気が漂います。世界各国からの移民や留学生があふれ、街を歩くだけでも多民族・多人種を肌で実感できます。

スタート前に押さえよう!クイーンズランド州の基本自転車ルール

さて、サイクリングを始める前に、「郷に入らば郷に従え」ならぬ「豪に入らば豪に従え」で、オーストラリアの自転車ルールを押さえておきましょう。
オーストラリアでは自転車ルールも州ごとに微妙に異なるので注意が必要です。ここではクイーンズランド州で自転車に乗る際の、基本ルールを簡単に紹介します。

①ヘルメットを必ず着用

街乗り自転車でもスポーツ・バイクでも、ヘルメット着用は義務。ヘルメットはオーストラリア標準規格(AS2063もしくはAS/NZS2063)に沿った製品でなければなりません。(※違反者は126AUDドルの罰金)

②前後にはライトと反射板を付ける

自転車前方には200m先からも認識できる明るさのホワイト・ライト、後方には200m先からも認識できる明るさのレッド・ライトと光の反射で50m先からも認識できる反射板の装着が必要です。

③道路の左側を走る

日本と同様。逆走は大変危険なのでやめましょう。

④自転車走行可能な道路の種類を守る

一般道(路肩、車線上も含む)、バスレーン、トランジットレーン、自転車レーン、歩道が走行可能。歩道では「自転車禁止」の標識がないか確認し、歩行者を優先することを忘れずに。

⑤他の車両から2m以上離れて走る

⑥自転車の並走は2台まで

並走の際は、横幅1.5m以内に収まるようにしましょう。

⑦歩行者を最優先する

⑧歩行者にはベルで存在を知らせる

自転車本体には必ずベルを装着するようにしましょう。

⑨走行中のイヤホン・携帯電話の使用は禁止

より詳細なルールは州政府のWebサイトに記載されていますので、そちらも合わせて確認するとなお安心でしょう。

ブリスベン街中の主要スポットをサイクリング

ブリスベンの中心部の繁華街クイーン・ストリート・モールや時計台といったスポットは徒歩での散策がベターですが、ブリスベン川沿いのスポットを回るならぜひ自転車がおすすめです。
ブリスベン市内にはe-bikeタイプのシェアサイクルサービス Beam(有料)もあるので、ご自身の自転車を持参しなくても十分楽しむことができます。

川沿いには歩道と並び自転車道が整備されており、標識に従って行けば初めてブリスベンを走る方でも簡単に周遊を楽しむことができます。ブリスベンの人気観光エリア、サウスバンク発着で15km、ブリスベンならではの橋や水上自転車道を楽しんでみてください。

サウスバンクからカンガルー・ポイントを目指す

基本の自転車ルールを押さえたら、いざ出発しましょう。ブリスベン川を一望できる観覧車、ザ・ウィール・オブ・ブリスベンのふもとからスタートです。

川沿いに200m弱進んだ先にある、2014年のG20開催記念に作られたモニュメント、ブリスベンサインの前で記念写真も撮っておきましょう。

サウスバンクの公園エリアから東方向へ進むと、次の目的地である約3km先のカンガルーポイントへと続く自転車道に入ります。

対岸の州政府や大手企業のそびえ立つビル群、崖でロッククライミングを楽しむ人を眺めながらこぎ進めていきます。

ブリスベンのシンボル的橋:ストーリーブリッジを渡る

カンガルーポイントから見える大きな橋はストーリーブリッジ。地上74 m、全長777mで、ブリスベン川にかかる数ある橋の中でも特にシンボル的存在といえるでしょう。

橋のふもとにあるストーリーブリッジホテルの前を通り抜け、ストーリーブリッジの歩行者・自転車レーンを渡っていきます。

ストーリーブリッジを渡り終えたら、東方向へと向かいます。次の目的地は約3.2km先の ブリスベンパワーハウス。道中のニューファームリバーウォークは、歩行者・自転車専用の水上デッキで、ストーリーブリッジをバックにしながら水上サイクリング気分を味わえます。

ブリスベンパワーハウスはかつての発電所を改装した芸術劇場です。
建物自体は見学無料なので自転車を止めて内部見学をするもよし、併設するレストランでお腹を満たすもよしです。

イーグル・ストリートで港の景色を味わう

ブリスベンパワーハウスで折り返し、標識に従いながら再びストーリーブリッジのふもとへと向かいます。

ふもとのハーワードスミスワーブスはおしゃれなレストランや醸造所、ホテルを備えた水辺の開発エリア。
巨大な船のオブジェがアイコニックです。

散策しつつ、西側のシティーリーチボードウォークへと進み、イーグルストリートへとゆっくり走ります。
イーグルストリートは、リバービューのレストランで歓談を楽しむ人や遊覧船の出発を待つ人でにぎわい、異国情緒を感じられることでしょう。

都市のオアシス:ボタニックガーデン〜橋の上のカフェ

ハワードスミスワーブスからイーグルストリート経由で約1.4km進むと、シティーボタニックガーデンズへと到着します。

ガーデン内の木々のアーチの中を走っていると、ここが都会であることを忘れてしまうほど。

ガーデンを抜ければ、クイーンズランド工科大学(QUT)の青いロゴが目に飛び込んできます。

大学キャンパス向かいの自転車・歩行者専用橋グッドウィルブリッジ(全長450m)を渡れば、スタート地点のサウスバンクの公園エリアへと戻れますが、ここはぜひ、橋の真ん中で足を止めてみてください。
橋の真ん中には世界でも珍しい、橋上カフェ、グッドウィルブリューがあります。市の福祉団体により運営されているコミュニティカフェで、橋の上で自転車を止め、ベンチで一息しながらコーヒーブレイクを楽しむことができますよ。

グッドウィルブリッジを対岸まで渡り、サウスバンク公園内へと入り、ザ・ウィール・オブ・ブリスベンに着けばゴールです。

週末マーケットも楽しいブリスベン

ブリスベンパワーハウスを始め、週末の午前中には市内各所でマーケットも開催されるので、見つけたらふらっと立ち寄ってみるのも楽しいですよ。
新鮮な果物や野菜はもちろん、ローカルな飲食店が淹れたてのコーヒーと共に美味しいフードを提供しています。

もっと散策したい人は、ブリスベンの自転車情報・おすすめルートをまとめたWebサイト Cycling Brisbane も参考にしてみてくださいね。

 ブリスベンは自転車イベントも豊富!

ロードレースが好きな方はオーストラリアと聞くと毎年1月に南オーストラリア州アデレードで開催される ツアー・ダウンアンダー (TDU) をイメージされる方が多いでしょう。
ここ、クイーンズランド州のブリスベンでは、毎年3月にブリスベン・サイクリング・フェスティバルが開催されています。マウンテンバイク・BMX・ロード・トラックのオセアニアチャンピオンシップ、市街クリテリウムレース、市民ライドイベント等、子供から大人まで楽しめる多様なイベントが催されます。

また、年に1回開催されるブリスベン to ゴールドコースト サイクルチャレンジ(通称B2GC)はブリスベンからゴールドコーストまで、片道100kmを走るファンライドイベント。
毎年3,700名を越えるサイクリストがクイーンズランド中から集まり、近年は日本からの参加者も増えています。明け方にブリスベンの街をスタートし、牧歌的な郊外エリアを通り、ゴールドコーストの青い空と輝く海へと走り抜けていくのは気分爽快です。(2022年は7月17日(日)開催予定)

ぜひみなさんもぜひ一度チャレンジしてみてくださいね!

コース紹介

▼ブリスベン観光情報(クイーンランド州政府観光局 ※一部日本語あり)https://www.queensland.com/jp/ja/places-to-see/destinations/brisbane

▼Bicycle road rules and safety(クイーンズランド州政府 自転車ルール)https://www.qld.gov.au/transport/safety/rules/wheeled-devices/bicycle

▼Beam(シェアサイクルサービス ※日本語あり)
https://www.ridebeam.com/

▼Cycling Brisbane(ブリスベン自転車ルート情報など)
https://www.cyclingbrisbane.com.au/

▼ブリスベン サイクリング フェスティバル
https://www.brisbanecyclingfestival.com/

▼ブリスベン to ゴールドコースト サイクルチャレンジ (B2GC)
https://b2gc.com.au/

まとめ

以前から自転車都市政策を掲げ、自転車に優しい街づくりを進めてきたブリスベンですが、ブリスベンでの2032年オリンピック・パラリンピック開催が決まったことにより街全体の開発もまた一段と進み、自転車に乗る人にも、乗らない人にも優しい街づくりが一層進められています。自転車専用道や “Share the Road” のマインドなど、ブリスベンの自転車街づくりや自転車を取り入れたライフスタイルから日本が吸収できるものはたくさんあると思います。

今度の海外旅行は、ブリスベンでの自転車旅でいかがでしょう。

執筆:Ayaka

2011年に社会人になると同時に始めた自転車で「自転車×旅」の魅力にハマる。
ニュージーランドでのワイナリーロードレース、タイの寺院巡り、ドイツ古城巡り、インドネシアでの遺跡巡りなど世界各地で自転車旅を催行し、その様子を雑誌『Cycle Sports』に寄稿。
2017年には自転車ツーリズムを探究しにオーストラリアへ留学。現地の様子を『Cycle Sports.jp』にて『G’day, Australia! 〜ブリスベンからの自転車だより』として1年間連載。帰国後は英語教材編集者の傍ら、自転車イベントで通訳・MC・PR担当等を務める。
2022年4月、オーストラリア クイーンズランド州ブリスベンへ移住。
座右の銘は「好きにまみれろ、夢中で生きろ」。

 

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【オーストラリア】ブリスベンに来たら一度はチャレンジ!Mt.クーサヒルクライム

【オーストラリア】ブリスベンに来たら一度はチャレンジ!Mt.クーサヒルクライム

日本でも地域ごとに、地元のサイクリストたちが脚自慢をするヒルクライムスポットがあるように、オーストラリアにも「ここで登るならこの山・峠!」というスポットが数多くあります。
ブリスベン屈指のヒルクライムスポットはMt. クーサ。多くのローカルサイクリストが一度は登ったことのある山です。

登れば、オージーのサイクリストにも一目置かれるかも?
ヒルクライム+ランチを含む約15kmのサイクリング、早速行ってみましょう。

Mt.クーサとはどんな山?

Mt.クーサはブリスベンの街の中心地から約6kmほど西側にある、標高287mの山です。

「クーサ」の語源はアボリジニの種族から来ています。昔、この地で暮らしていたアボリジニのターバル族が、ミツバチからハチミツを採取するためにこの山を訪れていたそう。ターバル族の言語でハチミツが “ku-ta” と呼ばれていたことが Mt.クーサの由来となりました。

Mt. クーサへの登頂方法は自家用車、バス、ハイキング、自転車が主。観光スポットとしての人気も高く、市バスも通っているので個人観光でのアクセスも便利です。
日本からの団体バスツアーや修学旅行生などもよく見かけます。

車道とは別に、ハイカー向けには遊歩道が整備されているので、小さい子連れの家族から中高年の方まで、ハイキングコースとしても人気です。マウンテンバイク向けの専用道も整備されています。

ロードバイク乗りのサイクリストにとっては、市の中心部からのアクセスの良さと1周10km強の手頃さから、Strava(ストラバ)上でセグメントの順位や自己ベストを競うブリスベン屈指のヒルクライムスポット。
自転車ルートは車道と同じですが、部分ごとにバイクレーンが敷かれています。

ブリスベンの市街をめぐるライドイベントでも、Mt.クーサはヒルクライムのタイムトライアル区間として設定されています。

ふもとのプラネタリウム館を目印にスタート

クーサのふもとは大きな駐車場エリアとなっており、ビジターセンター、図書館、アートギャラリー、サー・トーマス・ブリスベンプラネタリウム(市のプラネタリウム施設)などが隣接しています。
車でアクセスする場合は、ここの駐車場(無料)に停めるのが便利です。

スタート地点は駐車場を出たらすぐ目の前は坂。ここからが「クーサチャレンジ」のスタートです。

定番は北回りコース

「表ヤビツ」「裏ヤビツ」のように、峠や山はどの方向から登るかそれぞれの楽しみがありますよね。クーサもやはり「どの口から攻めるか」がブリスベンのサイクリストたちの楽しみ。
定番は約8kmの北回りで頂上の展望台をゴールに定め、下山は約2.6kmの南回りで戻ります。スタートして最初に現れるのはマウント・クート=ター・ロードの斜度6.2%、200mほどの坂。
最初からインパクトの大きい坂に「うぅっ…」となりますが、まだまだ入り口。

実際、過去にはこれを市営のシティサイクル(レンタルバイク)で登ったオージーのツワモノも…。

▼北回りコースでは200mの途中にある分岐を右側のツーリスト・ドライブ7方向に進みます。

最初の難所を越えてほっと一息。ここでいったんバイクレーンは切れて車道と一緒になるので気をつけながら走りましょう。

少し下ったところに小さな公園エリアがあります。公衆トイレもあるので小休憩に便利です。

▼休憩スポットの入り口には森林火災(bushfire)の注意看板も。

ところで、オーストラリアの公園に必ずと言っていいほどあるのがバーベキュー台。

オーストラリア人にとってバーベキューは日常茶飯事で、週末は市内・郊外問わず各所の公園で食材を持ち込みバーベキューを楽しむオージーたちの姿が見られます。

▼手前がバーベキュー台、奥が公衆トイレ

オーストラリアならではの看板や森を楽しみながら登る

公園を過ぎ、適度なアップダウンを繰り返しながら道なりにしばらく進むと、再び坂の入り口に。
ここから2.2kmは平均勾配9.0%の坂道が続く “Mt.Coot-tha Back” と呼ばれる区間になり、ふんばりどころです。

▼野生動物保護、コアラやカンガルー飛び出し注意の看板はオーストラリア各地でよく見かけます。


▼ハイカー、自転車、それから馬に注意!?

▼急な下り坂で先が見えないため、注意を促すCREST(頂上)の看板

誰が書いたのかは定かではありませんが、要所要所にキロポストが路面に書かれているので、ペース配分の目安にもなります。

▼1000m地点を表す路面の書き込み

2.2kmのセグメントを走り切り、ゴールの展望台に近づくにつれて、木々の間から空高くそびえる鉄塔が目に入ってきます。

Mt.クーサはブリスベンの主要なTV局・ラジオ局の電波基地にもなっており、各社の電波塔やパラボナアンテナが次々と現れます。

▼青空にそびえ立つ電波塔は迫力があります。

アップダウンを繰り返しながら平均勾配8〜9%の坂を黙々と漕ぎ進めていきましょう。

展望台手前の駐車場〜ラウンドアバウト(ロータリー)に差し掛かったらゴールはもうすぐ。
ラスト600m、平均勾配8.6%をふんばって、頂上へと向かいます。

ラウンドアバウトは車・自転車問わず中にいる人が優先。
注意して反時計周りで右折しましょう。

展望台から絶景を眺めながらコーヒーブレイク

ゴールの展望台に到着です。
展望台にはサイクルラックも昔から常設されており、サイクリストが日常的にどれだけ多いかを物語っています。

なお、市バスも展望台まで通っているので、自転車ではちょっと…という方は、公共交通機関でのアクセスも可能です。

展望台からはブリスベンの街中をゆったりと蛇行するブリスベン川の様子はもちろん、晴れていれば遠くにモートン湾まで見渡すことができます。

また、Mt.クーサ展望台は夕焼け、夜景スポットとしても人気です。
ぜひ昼間は自転車で、夜はドライブで訪れてみるのもよいですね。

展望台エリアにはカフェとレストランがあり、テラス席では雄大な景色を眺めながらコーヒーや食事を楽しめます。

▼この日は温かいカフェモカとフラットホワイトでほっと一息。

ダウンヒルの後はレガッタ・ホテルでステーキランチ

カフェで一息ついたら下山です。展望台からは南回りコースで下ること約2.6km。

オーストラリアでは車だけでなく自転車もスピード違反の取締対象なので、スピードの出しすぎに注意しながら安全に下りましょう。

下りきったら、プラネタリウムのある駐車場〜ボタニックガーデンを素通りし、車道の上にかかる自転車・歩行者専用の歩道橋を渡ってリバーサイドへと向かいます。

▼オーストラリアの多くの歩道橋はスロープ・屋根付きで、個性的なデザインのものが多いです。

目的地は約2.5km先、ブリスベン川沿いにあるレガッタ・ホテルです。

レガッタ・ホテルは1874年創立の老舗レストラン。レストラン、カフェ、ファンクションルーム、バー、ポーキー(日本のスロットのようなもの)を備えた建物になっています。

▼白いクラシカルな外装が印象的です。

▼道路を挟んだホテルの向かい側には、ブリスベン川沿いにサイクリング道が整備されています。

ちなみに、オーストラリアでは「ホテル」と言っても、必ずしも宿泊施設を備えているわけではなく、お酒を提供するレストランに「ホテル」と名の付いているところが多くあります。

レガッタ・ホテルの内装にはブリスベン川でもよく見られるレガッタのオールが随所にあしらわれています。

▼テラス席のカフェスペースにはバイクラックもあるので、安心して食事を楽しむことができます。

▼愛犬の散歩途中に立ち寄るお客さんも多いようです。

▼テラス席そばには、世界各都市で展開拡大中の電動シェアスクーター “Beam” も停めてありました。

この日はテラス席でステーキサンドイッチを注文。
バゲットに肉厚の Wagyuステーキが挟まれ、ジューシーで食べごたえのある豪華なサンドイッチを堪能しました。

オーストラリアのレストランではよく ”Wagyu” の文字を見かけますが、これは日本から輸入した「和牛」というわけではなく、日本の「和牛」の血を引くオーストラリア産の牛のこと。

オーストラリア国内ではアンガス牛、ヘレフォード牛など複数の品種が育てられていますが、中でも Wagyu は風味があり味わいがよく、脂と赤身のバランスがよいブランド牛として人気です。ライド後のご褒美、エネルギーチャージにもぴったりの Wagyu、ぜひオーストラリアに来たら一度ご賞味ください。

▼ボリューム満点でジューシーな Wagyu のステーキサンドイッチ。

あわせて立ち寄りたいMt.クーサの観光スポット

Mt.クーサの魅力は展望台だけではありません。庭園やプラネタリウムなど子供から大人まで楽しめる文化施設も盛りだくさん。時間があればぜひ合わせて訪れてほしいスポットを2つ紹介します。

①ブリスベン・ボタニック・ガーデンズ  Mt.クーサ

1976年に開園したブリスベン市営の庭園で、入場料は無料です。56ヘクタールの広大な敷地には、珍しい亜熱帯植物を育てるドーム型温室や日本庭園などがあり、さまざまな植物を見ることができます。

庭園内には大きな池もあり、ピクニックやウェディングフォトの撮影スポットとしても人気です。庭園というより大きな公園と言った方がしっくり来るかもしれません。

▼池の周りでは野生のカルガモやオセアニア・ウォーター・ドラゴンも観察できます。

②サー・トーマス・ブリスベンプラネタリウム

1978年に開館したブリスベン市営のプラネタリウムです。
人類の宇宙探索の歴史などさまざまな展示もあり、家族連れでにぎわうスポットです。

わざわざオーストラリアまで来てプラネタリウム?と思うかもしれません。ですが、南半球ならではのSouthern Cross(南十字星)や、Milkey Way (天の川)の解説を聞くと、北半球とは違った夜空の見え方がわかり、オーストラリアの星空の魅力に気づくことができますよ。

※プラネタリウム鑑賞は大人10〜12AUDドル 子供6〜8AUDドル(3〜14才)(※料金はプログラム内容により異なります)。

コース紹介

まとめ

サイクリングやトレッキングといったアクティブな運動から、ピクニックやバーベキューなどリラックスした食事まで、アウトドアをして過ごすことが多いのがオーストラリアの週末のスタイルです。

ブリスベン川沿いのサイクリングコースで主要観光スポットを回ったら、次はMt.クーサに登り街を見渡してみてください。
達成感と共に景色が目に焼き付き、忘れられない旅の思い出がまた一つ増えることでしょう。

執筆:Ayaka

2011年に社会人になると同時に始めた自転車で「自転車×旅」の魅力にハマる。
ニュージーランドでのワイナリーロードレース、タイの寺院巡り、ドイツ古城巡り、インドネシアでの遺跡巡りなど世界各地で自転車旅を催行し、その様子を雑誌『Cycle Sports』に寄稿。
2017年には自転車ツーリズムを探究しにオーストラリアへ留学。現地の様子を『Cycle Sports.jp』にて『G’day, Australia! 〜ブリスベンからの自転車だより』として1年間連載。帰国後は英語教材編集者の傍ら、自転車イベントで通訳・MC・PR担当等を務める。
2022年4月、オーストラリア クイーンズランド州ブリスベンへ移住。
座右の銘は「好きにまみれろ、夢中で生きろ」。

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【オーストラリア】オージーの国民食!ミートパイを求めて走る「ヤタラパイ」ライド

【オーストラリア】オージーの国民食!ミートパイを求めて走る「ヤタラパイ」ライド

オーストラリアの名物料理と聞くと、どのような食べ物を思い浮かべるでしょうか?
多国籍・多民族のオーストラリアではいわゆる「オーストラリア料理」と呼ばれるものはほとんどありません。
ですが、人種・国籍問わず広く国民に愛される食べ物はあります。その一つが「ミートパイ」です。オーストラリアの味を求めて、往復34km自転車で走って来ました。

オーストラリアのミートパイとは?

オーストラリア人にとってミートパイは言わば「国民食」。円形で1人分サイズの冷凍パイはスーパーでも定番の食品です。日本でも外資系のまとめ売り大型スーパーなどで売られているので見たことがある方もいるかもしれません。
冷凍品でも十分美味しいのですが、やはりローカルのお店で手作りされたパイほど美味しいものはありません。特に、オーストラリアのワインの名産地、バロッサバレー(南オーストラリア州)の赤ワインといただくと絶品です。

中でも有名なのが、Yatala Pies(ヤタラ・パイズ)。
市内から南へ約40km行ったヤタラという地域にあるローカルのパイショップです。

ヤタラ・パイズは130年以上続く老舗であり、ブリスベンからゴールドコーストへ向かう高速道路パシフィック・モーターウェイ(通称M1)の出口沿いという便利な立地。
高速道路の38番出口の案内標識には Exit Yatala Pies と、「ここで降りて!」と言わんばかりに明記されているほどです。

週末ともなると、近隣住民はもちろん、車で遠方から買いに来る常連客でにぎわいます。
私も2017年のオーストラリア留学から帰国後、「オーストラリアの味」として「やたら」食べたくなるのは、いつもここのパイでした。

「IKEAローガン店」を目印にスタート

スタートはブリスベン市の南側に隣接するローガン市にある、IKEAローガン店から。日本にもIKEAはありますが、オーストラリアでもIKEAの家具や雑貨は大変親しまれています。

ちなみに日本語では「イケア」と発音しますが、英語では「アイケア」の音に近い発音です。最初に聞いた時は「eye care!? 眼科のこと⁉?」と勘違いした思い出があります。
車社会のオーストラリアは、日本のように市内と店舗を結ぶシャトルバスは走っておらず、皆、自家用車で来てそのまま持ち帰るのが一般的。そのため駐車場も広々としています。

ちなみにここ、IKEAローガン店は、ローガンサイクリングクラブの土曜朝ライドの発着場所にもなっています。
毎週土曜日の朝7時になると、老若男女、ローガン市内各所から20〜30名ほどのサイクリストたちが集まってきます。

皆でエクササイズがてら30kmほど走り、IKEAに隣接するカフェでコーヒーを楽しんで解散する、というのが定番スタイルです。

ゴールドコーストへと続く自転車ルート「V1」をたどって

ブリスベン〜ゴールドコーストまでは主に幹線道路M1沿いのサイクリングルート「V1」を通って行きます。
このルートはクイーンズランドの中でも「アイコニック・サイクリングルート」と位置づけており、サイクリストにも人気のコース。年に1回開催されるクイーンズランド州最大級の自転車イベント「ブリスベンtoゴールドコーストサイクルチャレンジ」のルートにもなっています。


自転車専用道・車道と並行するバイクレーンを組み合わせたコースで、要所要所に「V1」を示す標識が立てられています。

▼M1沿いには主要スポットの標識も立っています。

IKEAローガン店から5km地点、巨大ショッピングモール「ハイパードーム」が見えてきました。

オーストラリアのショッピングセンターはだいたいどこも同じようなスーパー、日用品店、飲食店のフードコートが入っているのですが、なんといっても施設も駐車場もビッグサイズです。広大なオーストラリアの大地をここでも感じます。

ちなみに、日本でもおなじみの「バーガーキング」はオーストラリアでは「ハングリージャックス」の名前で呼ばれています。

自転車でゴールドコースト方面へ向かう場合、イーグルビー(Eagleby)というエリアでいったんM1沿いを東方向に離れ、再びM1沿いに合流し南を目指していくことになります。
とはいえここにも自転車ルートの標識はあるので心配は無用です。

スタートから12km地点、イーグルビーに入り、ゴールドコーストのメインビーチ、サーファーズ・パラダイスまでの標識が見えてきました。

しばらく走ると住宅街に突入。
道沿いの民家の前に、赤・黄色のフタとキャスターが付いた大きなプラスチックのゴミ箱が並んでいます。一見業者用ですが、実はこれ、オーストラリアの家庭用のゴミ箱なんです。

クイーンズランド州では、週に一度、家の軒先にこのゴミ箱を出しておくと、回収車が来て回収してくれるシステム。ちなみに日本のように手作業ではなく、車体に付いた巨大アームで掴み取り、中身をゴソッと回収車の中に放り入れる仕組みです。

ヤタラ・パイズに到着!

イーグルビーの住宅街エリアから再びM1沿いの道に戻り、ようやくヤタラ・パイズの赤い屋根が見えてきました。

IKEAローガン店から漕ぐこと約17km。
ラウンドアバウト(ロータリー)を回り、ヤタラ・パイズに到着です。

店内とテラスに席があるのでお店での飲食も、持ち帰りも可能です。
店頭のショーケース越しにお揃いのユニフォームを着た店員さんに口頭で注文を伝えます。


店の奥には厨房があり、パイが次々と焼き上がっていく様子が見えます。どれも美味しそうで見ているだけでよだれが出そうです。

定番は「ステーキ&マッシュルームパイ」(1人前$6.4)。
サクサクとした焼きたてのパイ生地の中に、黒胡椒の刺激が効いたマッシュルームとオージービーフがギュッと詰まって食べごたえ満点です。

惣菜系のパイだけではなく、アップルパイや、バニラクリーム、カスタードクリームがたっぷり入ったスイーツ系のパイも充実しています。
この日はアップル&クリームパイをフラットホワイトと共にテラス席でいただきました。
ステーキ&マシュルームパイはメッセンジャーバッグに入れてお土産に。

ちなみに、カタカナ英語では「イートイン」「テイクアウト」という表現が一般的ですが、オーストラリア英語ではそれぞれ “Dine in” , “Take away” と言います。店頭で “Dine in, or take away?” (店内飲食、持ち帰りどちらですか?)と聞かれたら、スムーズに答えられるようにしたいですね。

ファミリーサイズもあり、こちらは$19と手頃なのも家族連れに人気の理由かもしれません。

ドライブスルーも可能で、ブリスベン〜ゴールドコーストのドライブの道中に立ち寄るお客さんも多く見られます。

お腹を満たしたところで再びIKEAローガン店を目指し引き返します。
公園内の自転車専用道を折り返しながら、美しい夕焼け空が見えました。

▼暗くなってきたら車道沿いのバイクレーンより自転車専用道を通るのがより安全。

▼公園内にはスケートボード・BMXの練習場も。

▼夕焼け空に浮かぶ “Goledn M” のサイン。

ライド土産はIKEAのタラコチューブ

パイのお土産が入ったメッセンジャーバッグを背負いつつ、せっかくなので、IKEAの食料品コーナーでお土産を見繕うことに。

IKEAの食料品コーナーは、スウェーデンの珍しいお菓子が買えるのはもちろんですが、北欧の特産品でもある、サーモンの切り身など魚製品が手頃に手に入るのがうれしいポイント。

ブリスベンは肉と比べると、魚はどうしても割高なので、家具・雑貨ではなく魚目当てで買い物に来るIKEAユーザーも。

特にここのタラコチューブはトーストやパスタに気軽に使えて便利です。ライド後に塩気が欲しい時にももってこいです。

コース紹介

まとめ

国内外問わず、旅は出会った人、見た景色はもちろんですが、食べた味もまた、旅の印象に大きく影響を与え、思い出に残るものではないでしょうか。ガイドブックに出ている有名なレストランももちろん美味しいですが、ローカルなお店こそ、その土地の人柄や文化が垣間見えて面白いものです。ブリスベン・ゴールドコーストにいらした際はぜひ、ヤタラ・パイズを食し、「オーストラリアの味」の記憶を旅の思い出として持ち帰ってもらえれば幸いです。

執筆:Ayaka

2011年に社会人になると同時に始めた自転車で「自転車×旅」の魅力にハマる。
ニュージーランドでのワイナリーロードレース、タイの寺院巡り、ドイツ古城巡り、インドネシアでの遺跡巡りなど世界各地で自転車旅を催行し、その様子を雑誌『Cycle Sports』に寄稿。
2017年には自転車ツーリズムを探究しにオーストラリアへ留学。現地の様子を『Cycle Sports.jp』にて『G’day, Australia! 〜ブリスベンからの自転車だより』として1年間連載。帰国後は英語教材編集者の傍ら、自転車イベントで通訳・MC・PR担当等を務める。
2022年4月、オーストラリア クイーンズランド州ブリスベンへ移住。
座右の銘は「好きにまみれろ、夢中で生きろ」。

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【オーストラリア】ブリスベン郊外で冬の50km湖畔サイクリング

【オーストラリア】ブリスベン郊外で冬の50km湖畔サイクリング

富士五湖、琵琶湖、諏訪湖…日本各地、湖畔をサイクリングするのは気持ちいいですよね。
特に冬は空気が澄んでいて、キリッとした空気の中に湖面に映る木々や山が美しく、水鳥を観察すると気持ちが和みます。そんな湖畔の雰囲気を求めて、ブリスベン郊外の南西部にあるフォレストレイク(Forest Lake)、スプリングフィールドレイクス(Springfield Lakes)をめぐる約50kmのサイクリングをしてきました。

冬のブリスベンの服装は?

南半球の7月は冬。といってもブリスベンの冬は南部のメルボルンなどに比べると比較的温暖です。
7月の平均最低気温は9.5度、平均最高気温は20.4度。朝晩は少し冷え込みますが、日中は上は長袖ジャージとウインドブレーカーやジレ、下はビブショーツと薄手のタイツといった組み合わせで快適に走れます。
上は半袖ジャージにアームウォーマーで体温調整しつつ、下はビブショーツのみを組み合わせて、体温調整をしているサイクリストも多く見かけます。

スタートはグリーンバンクRSLパーク&ライドから

今回のライドの発着場所はブリスベンのシティ中心部から南へ約30km行ったところにあるグリーンバンクRSLパーク&ライド(Greenbank RSL park ‘n’ ride)です。
「パーク&ライド」とは、自家用車向けの駐車場を備えたバス停や駅のこと。車社会のオーストラリアでは、郊外からシティ中心部への通勤・通学による渋滞や駐車場代の高騰が課題になっており、「パーク&ライド」を利用し、自宅最寄りの駅までは車で自家用車で向かい、そこから公共交通機関でシティ中心部に向かう、という方法が推奨されています。
グリーンバンクRSLパーク&ライドも600台分の巨大駐車場を整備し、2021年9月に新規オープンしました。

ここからまずは最初の目的地、フォレストレイクを目指します。

周辺の住宅街には、“CARE FOR OUR WILDLIFE” (野生動物に注意)の看板が点在しています。自然豊かなオーストラリアでは、野鳥はもちろんのこと、時にポッサム、ワラビー、カンガルーといったオーストラリアならではの動物が道路に出てくることもしばしば。
道路はみんなで譲り合おうという、“SHARE THE ROAD” の看板も頻繁に立っています。

また、スピード出しすぎを防ぐため、バンプ(道路の一部を隆起させ、通過する車両に上下の振動を及ぼすことで運転者に減速を促すもの)を設けている道路も多くあります。
車で走る際はもちろん、自転車で走る際も、BUMPの看板が見えたら慎重に乗り越えるようにしましょう。

道中にはアサヒ飲料のオーストラリア現地工場も。

工場のすぐ先のラウンドアバウト(ロータリー)では、標識を目印にフォレストレイク方向を目指します。

フォレストレイクの湖畔を散策

スタートから約11km、適度なアップダウンを繰り返しながらフォレストレイクの区画に到着。
「フォレストレイク(Forest Lake)」というのは湖の名前であることはもちろんですが、このエリアのサバーブ(suburb)の名前でもあります。この「サバーブ」という単語、「郊外(の住宅地)」の意味で中学・高校時代に覚えた方も多いと思います。
オーストラリアやニュージーランドで言う suburb にも、もちろんこの意味もあるのですが、一つの都市をさらに細分化した行政区画の単位としても使われています。日本の「〇〇市の中の△△町」に近いイメージです。

フォレストレイクの区画に入ると、道の両脇の木々がうっすらと黄色く色づいていました。亜熱帯気候のブリスベンでは、冬と言っても、日本の本州の秋の感覚に近いかもしれません。

フォレストレイクの湖は周囲が約2.5kmの散策路になっています。
散策路の上ではローラースケート、スケートボード、原付バイクは禁止です。自転車で走る際は、歩行者に気をつけながらゆっくり蛇行するようにしましょう。



犬を散歩させたり、ゆったりサイクリングしたり、皆ゆったりと水辺の散策を楽しんでいます。

水辺のウッドデッキからはブラックスワンを始め、さまざまな水鳥を間近で観察することができます。

ただし、野生動物への餌やりは禁止されているので注意しましょう。

湖畔には船の形を模した遊具も。遊具の上に日除けの幕が張られているのは、紫外線の強いオーストラリアならではですね。
BBQ台も併設されているので、親御さんがBBQ台でソーセージを焼いている間、キッズたちは遊んでいるというのどかな光景も見られます。

カフェもあるので、テラス席からコーヒーを飲みながらゆったり湖を眺めるのもよさそうです。

なお、この湖では毎年6月、台湾の端午節に合わせてブリスベン市と台湾コミュニティ主催による「マルチカルチュラル・ドラゴンボートフェスティバル」というドラゴンボートのレース大会が開催されます。
過去にチームJAPANのメンバーとして出場したことがあるのですが、さまざまな国や地域のチームが参加して、多国籍・多文化の運動会といった非常ににぎやかで楽しい雰囲気でした。

オーストラリアのマクドナルドは100%オージービーフ!

フォレストレイクの湖畔を満喫したら、散策路から再び公道へと戻り約13km先のスプリングフィールドレイクスを目指します。

スプリングフィールドレイクスの手前のマクドナルドに立ち寄りランチにすることに。「わざわざライドに出てファストフード?」と侮ってはいけません。オーストラリアのマクドナルドは100%オージービーフがウリで、子供から大人まで人気です。

注文はスマートフォンの専用アプリ、もしくは店内に設置されたタッチパネルを通じて行い、カウンターで受け取る仕組みになっています。

「マイティーアンガス(Mighty Angus)」バーガーは、ふっくらとしたバンズに2枚のジューシーなパテが挟まれ食べごたえ抜群。「Mighty(強力な・並外れた)」「Angus(アンガス牛)」の名にふさわしい、オーストラリアのマクドナルドならではの特別なバーガーです。

ちなみに、トレイにはなぜか「チキンデラックス(Chicken Deluxe)」の箱も。
「頼んだ覚えがないのに…?」と思いつつ、空けてみたらバーガーとセットのサラダが入っていました。こういうアバウト…いや、おおらかなところにもまた、オーストラリアらしさを感じます。

スプリングフィールドレイクスを走り抜ける

スプリングフィールドレイクスもまた、フォレストレイクと同様にサバーブの一つです。
ドラゴンボート大会も開催されるフォレストレイクと異なり、スプリングフィールドレイクスは、「レイクス(lakes)」の名の通り、小さな湖が複数点在しており、周辺は住宅街になっています。

湖というよりは正直、池の印象ですが、周辺にはレイクビューのアパートメントが数多く見られ、閑静な住宅街になっています。

湖を一周できる散策路は見当たらないものの、やはり湖畔にはカフェがあり、日当たりもよく居心地がよさそうです。

小さな湖の間の道路を縫うように走り、スプリングフィールドレイクスの区画を抜けます。
隣接するサバーブ、グリーンバンク(Greenbank)をミドルロード(Middle Road)沿いに走っていきます。道沿いには牧場もあり、牧歌的な雰囲気が漂います。


スプリングフィールドレイクスから約20km、スタート地点のグリーンバンクRSLパーク&ライドに戻り、ゴールです。

ライド後はプロテインでケアを

ライド終盤のミドルロードでは向かい風の中、直線道路を追い込んだのでそれなりに脚にきました。
そんな時はやはりプロテイン!我が家ではコールド・ストーンの「バースデーケーキ味」の粉末タイプを、低脂肪牛乳と共に愛飲しています。どのあたりがバースデーケーキ味なのか‥はちょっと謎ですが、甘すぎず、クリーミーで飲みやすいのが気に入っています。

日本でも近年、スーパーやコンビニでもプロテイン入り飲料を見かけるようになりましたね。
オーストラリアでも日本同様、スーパーやコンビニ(多くは単独ではなくガソリンスタンドに併設)で入手可能なので、日本ではまだ珍しい味を試してみるのも面白いかもしれません。

コース紹介

 

 

まとめ

散歩に水鳥の観察、読書にスケッチ、レイクビューのカフェでまったり…湖畔が人々の憩いの場になっているというのは日本でもオーストラリアでも変わらないようです。
季節が変わると、周辺の木々の色づきや訪れる鳥たちの顔ぶれが変わるというのもまた湖畔サイクリングの楽しみの一つ。
ブリスベンで冬が終わり、9〜10月に春が訪れたら再度走りに行こうと思います。

執筆:Ayaka

2011年に社会人になると同時に始めた自転車で「自転車×旅」の魅力にハマる。
ニュージーランドでのワイナリーロードレース、タイの寺院巡り、ドイツ古城巡り、インドネシアでの遺跡巡りなど世界各地で自転車旅を催行し、その様子を雑誌『Cycle Sports』に寄稿。
2017年には自転車ツーリズムを探究しにオーストラリアへ留学。現地の様子を『Cycle Sports.jp』にて『G’day, Australia! 〜ブリスベンからの自転車だより』として1年間連載。帰国後は英語教材編集者の傍ら、自転車イベントで通訳・MC・PR担当等を務める。
2022年4月、オーストラリア クイーンズランド州ブリスベンへ移住。
座右の銘は「好きにまみれろ、夢中で生きろ」。

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熊にも遭遇。自転車で南米縦断した僕がおすすめする南米3大アメージングルート

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ツキノワグマや、鮭の産卵も見ることができるルートから4000mの山越えまで。

走行距離30,000km。北はアラスカ、南はアルゼンチンの最南端まで自転車で縦断しました。
その旅の中で、特に素晴らしかったBest 3 のコースをご紹介します。

1, カシアハイウェイ- Casiar High Way- (Canada)

まずは、カナダはブリティッシュコロンビア州のカシアハイウェイ。以前、メインの国道として使用されていたこの道は、新しい国道が開通したために、現在はほとんど使われなくなっています。そのため、全長700kmのルートには、小さな村 (ディーズレイク) にスーパーマーケットが1つあるだけです。他には、数カ所ホテルや、ガソリンスタンドがありますが、廃墟となってしまった商店や、ガソリンスタンドを数多くみることができます。その反面、人の生活が離れてしまったこのルートには自然が戻り、美しい森林や湖、たくさんの野生動物を見ることができ、アウトドア好きキャンパーたちの間で、知る人ぞ知る最高のルートです。ゴール地点のキトワンガに到着した時には、大きな達成感もありました。

この道では、合計12頭のブラックベアー(ツキノワグマのような種類)や、鮭の産卵、巨大なビーバーダムを見ることができ感動しました。

コース概要 A. アッパーリード~B. ボヤレイク~C. ディーズレイク~D. キトワンガ
総距離 約750km
走行日数 12日間
難易度 上級者

熊出没注意

熊に注意の看板と遠くから見たブラックベアー。

周辺おすすめ ボヤレイク( Boya lake) 

カシアーハイウェイ北部にある、ボヤレイクキャンプ場は、旅中にキャンプをした場所で、Best 3に入る素敵な場所でした。

穏やかな湖の目の前でのキャンプ。水は今まで見たことないほどの、エメラルドブルーでした。

鮭の産卵

つがいの鮭が産卵をしていました。

ビーバーダム

ゴールのキトワンガ

2,  アンデス山脈 (Peru) 

南アメリカの旅で外せないのが、アンデス山脈越えです。中米から、南米に渡り、コロンビア北部の港に到着してから、パナアメリカーナ(国道1号線)を進むと幾度となくアンデス山脈を越えることとなります。その中でも、高地を走っていたのは、ペルーでした。日本では考えられませんが、登山をすることなく、国道を走っているだけで、5000mまで到達する道もあるペルー。さすが、南米の大部分を支配したインカ帝国の首都のあるペルーです。

ペルーの山側では、今でも伝統的な服装に身を包み、昔ながらの生活をしている、アンディーナ(アンデス高原に住む人達の総称)たちを目にすることができます。

この国は高地の割には、道路が考えて作られているようで、傾斜を抑えている印象でした。(距離は長くなるが、勾配は減る作り)そのため、時には、ヒーヒーいいながら、自転車を押し、山越えしていたコロンビア、エクアドルに比べ、自転車を漕ぎ続けながら、素晴らしい景色を楽しむことができました。

のんびりと放牧されている動物たち、日本ではみることのない、キヌアの収穫、少し探せば出てくるインカ時代の出土品、何よりアンデスの山並みが好きでした。

コース概要 A. アヤクチョ~B. アンダワイラス~C. アバンカイ
総距離 約420km
走行日数 7日間
難易度 中級者

アンデス高原の特産品キヌアの収穫期
▲キヌアの花を初めて見ました。

周辺おすすめ アンダワイラス 遺跡 湖

アンダワイラスの町周辺には、フラミンゴも生息するパクーチャ湖や、ほぼ富士山と同じ標高のソンドール遺跡を訪れることができます。

▲パクーチャ湖
▲ソンドール遺跡
3500m越えアンデス高原の景色

 

山奥の小さな村の教会

現地の人々

3, 世界の終わり(Fin del Mundo) フエゴ島(Tierra del Fuego) -Patagonia-(Argentina)

最後は、アメリカ大陸最南端、ウシュアイアの町に着くまでのルートです。ウシュアイアは、日本ではアウトドアブランドの方が有名な”パタゴニア”地域にあるフエゴ島(Tierra del Fuego)を走るルートです。

ウシュアイアはフエゴ島という島にあるので、正確にいうと大陸ではないのですが、大陸最南端として、アメリカ大陸を旅する人々にとって、外せない終着地点(または出発地点)です。

到着する際には、4月初旬の秋になっていたので、雪にも降られ、最後の峠は、雪に覆われていました。しかし、パタゴニアの何もない平原と、とてつもない風の中を走ってきた後に見る、この地の原生林や湖、もうそんなに標高のないアンデス山脈を走るのは、ゴールまでもう少し、と旅の終わりを感じることもあり、忘れられないルートとなりました。

コース概要 A. リオグランデ~B. トルウィン~C. ウシュアイア
総距離 約230km
走行日数 3日間
難易度 中級者

フエゴ島の原生林

周辺おすすめ トルウィン

フエゴ島のリオグランデから、ウシュアイアまでのルートで欠かせない中継地点がトルウィンです。綺麗な湖や、体長1mを超えるトルーチャと呼ばれるサーモンの一種を釣ることができることでも有名です。

20年以上、サイクリストを無料で宿泊させてくれている、パン屋さん、ラ・ユニオンは、学生時代に本を読んでから、行ってみたい場所の一つでした。

▲有名なパン屋さん、ラ・ウニオン。

アメリカ最後の峠

ウシュアイアに到着

▲目前にウシュアイアの町
▲アメリカ大陸縦断の旅ゴール

まとめ

今回は、アメリカ大陸の旅中の心に残った、カナダ、ペルー、アルゼンチンのルートをお伝えしました。

カナダは、豊かな自然と、広大な無人地帯、綺麗な湖、野生動物。ペルーは、南米のハイライト、アンデス山脈。フエゴ島では、雪と原生林の中を走ると言ったように、それぞれの魅力の詰まったコースでした。

皆さんもまた走ってみたいと思えるようないいルートに出会えるよう願っています。

▼Hiro インタビュー記事

【インタビュー】自転車旅人「津田幸洋」さんのプロフィールに迫る!
2014年5月に日本を出発して以来7年世界中を旅している「津田幸洋(つだ ゆきひろ)」さんに、TABIRINでは、リアルタイムの自転車旅の情報や、訪れたまちの自転車情報や都市情報また、エッセイなどの記事を執筆いただくことになりました。今回は、第1弾として、津田さんの「これまで」の自転車旅と「これから」の自転車旅の予定についてご紹介します。 ソルトレイクシティー(アメリカ合衆国)プロフィール名前津田 幸洋よみがなつだ ゆきひろ何年生まれ昭和60年出身地福岡県福岡市プロフィール父親は、漁師で漁師町で、幼少期を過...

*旅をサポート頂ける企業、または個人の方を募集中です。特にアウトドア・自転車・カメラメーカー等の企業の方、ご興味あれば、ご連絡ください。

Hiro(津田幸洋 ツダユキヒロ)
自転車旅人。2014 年に日本を立ち、自転車で旅を続けています。オーストラリア、ニュージーランドを経て、アメリカ大陸横断中、COVID-19による、世界パンデミックにより足止め。2022年旅を再開し、アメリカ大陸縦断を達成しました。現在は、パラグアイからブラジルのリオデジャネイロを目指しています。人との出会い、美しい自然、野生動物を探す旅とともに、自転車、訪れた場所の情報、見どころをTABIRINにて発信していきますので、よろしくお願いします。インスタグラム  https://www.instagram.com/yukihirotsuda/
津田幸洋

 

南米のスイス「サン・カルロス・デ・バリローチェ」をサイクリング

南米のスイス「サン・カルロス・デ・バリローチェ」をサイクリング

アメリカ大陸を縦断中、これまで通ってきた、褐色の乾いた大地とはひときは違った、素敵な町に到着しました。そこは、アルゼンチン一番人気の観光地、国立公園でもある綺麗な湖があり、ハイキング、釣り、スキーなどのたくさんのアクティビティーを楽しむことができます。

「南米のスイス」バリローチェの町を紹介します。

バリローチェのまちって?

サン・カルロス・デ・バリローチェ。通称バリローチェは、人口12万人の町ですが年間80万人の観光客が訪れる、アルゼンチン屈指の観光地。国立公園でもある湖、ナワル・ウワピが眼前に広がるきれいな町です。夏季には、湖と、ハイキング。冬は、スキー、スノーボードを楽しむ人々で賑わいます。美しい山並み、湖がまるで、スイスのようだということで、「南米のスイス」と呼ばれています。

多くのドイツ人移民が移り住んだ影響で、美味しいチョコレートを味わうことができ、夜には、地元のクラフトビールを飲むことができる、バーが立ち並びます。

アルゼンチンのネウケン州から、リオネグロ州に入ると、バリローチェの町に到着します。

バリローチェに着くまでの約200kmの道のりは、「カミノ・デ・シエテ・ラゴス」と呼ばれる、景色の綺麗な山道です。「7つの湖の道」という、直訳でその名の通り、たくさんの湖沿いを走るルートで、3日間かけて、キャンプをしながら、走り切りました。

 

3週間の滞在となった、バリローチェの町は、アルゼンチン滞在の一番のおすすめスポットです。

 

レンタサイクルを借りて、バリローチェの町を散策

バリローチェには、いくつかのレンタルバイクショップがあります。

その一つ、ジュラシックバイクスで自転車を借りて、サイクリングに出かけます。

 

店名 Jurassic Bikes
住所 A. Panozzi 63 L3, San Carlos de Bariloche, Argentina
営業時間 月〜土: 9:00 ~ 19:00
日   定休日
価格 終日(9~19時)2,500 ペソ
5時間 1,800ペソ
2時間 1,200ペソ
1時間 800ペソ
website https://instagram.com/jurassicrental?igshid=YzA2ZDJiZGQ=

※2021 年2月時点。

バリローチェの中心部

モニュメント・ヘネラル・ロカ<地図A地点>

バリローチェ観光の起点となる場所です。眼下にナワル・ウワピ湖を望むヘネラル・ロカの銅像が目印です。

ヘネラル・ロカは、元アルゼンチンの軍人で、2度大統領を務めた人物。

ツーリストオフィス

木造と石造のミックスが綺麗な、ツーリストオフィス。<地図B地点>

ナウエル・ウアピの聖母大聖堂<地図C地点>

カトリック様式の大聖堂で、ナワル・ウワピ湖のほとりにあり、外部はドームを備えたシンプルなネオゴシック様式、内部は、ビザンチン時代のステンドグラスなどがある古典的なつくりとなっており、新旧の調和がとれた美しい建物です。

 

エル・モノリート<地図D地点>

高さ15mの記念碑。バリローチェの湖沿いの道を進むときには、何km地点で曲がるとか、何kmのビーチといったように、km表示で、説明されることになりますが、ここはそのkm0地点。モニュメントのあるプラザと同様に、町の中心となるスタート地点です。

アート工房

バリローチェに到着する際に立ち寄った工房。金属のリサイクル品で作ったアートを購入することができます。

来る途中で、折れてしまった、自転車のキャリアを溶接して直してくれる優しい店主でした。

フクオカショップ<地図E地点>

メインストリートにあるフクオカショップは、中国人経営の雑貨屋さんの店構えなのに、どうしてフクオカなのかと思い、中へ入ってみました。

店名の由来は、サスティナブル農業の第一人者である福岡正信さんにちなんで「フクオカ」という店名にしたそうです。

福岡正信さんは「引き算の農法」という、自然農法の実証・検証・確立をおこない、世界中を歴訪された方で、本も出版されていて、農業の本でありながら、哲学書でもあり、アルゼンチンでも尊敬されている日本人の一人として知られているそうです。

 

綺麗な建物たち

森林資源が豊富なバリローチェでは、これまではみることのなかった、木材を多用した、建物を見ることができます。

スケートパーク

バリローチェ周辺の湖

ナワル・ウアピ湖

国立公園でもある、ナワル・ウワピ湖は、バリローチェの町の象徴。

全長70km、最大幅10.2km、表面積557km²、最大深度464 mという、巨大な湖で、パタゴニア地方を代表する場所の一つです。

澄んだ水、島々、そしてそれを取り囲む風景は、アルゼンチン南部で最も魅力的な場所のひとつであり、国内外の観光客を惹きつけています。バリローチェの町もこの湖を囲むように作られています。

プラヤ・モレノ

町の中心部から12kmのモレノビーチ。

 

プラヤ・ボニータ

中心部から8kmのボニータビーチ町から、近いビーチなので、たくさんの人が訪れます。

 

シークレットビーチ

このビーチは、知る人ぞ知るビーチで、小さいですが他のメインビーチより人が少なく、風も吹かないため穏やかでした。中心部から16km。

 

グティエレス湖

グティエレス湖<地図F地点>は、バリローチェの南側に位置し、風が比較的弱く、水も澄んでいます。

アルゼンチンの音楽

タンゴ

夜は、バーでタンゴの演奏を楽しむことができます。タンゴは、アルゼンチン の代表的な音楽です。

右側の人は、バンドニオンという楽器を演奏していて、以前は、日本でも演奏していたそうで、日本語も少し話していました。CDをプレゼントしてもらいました。

パーカッションアフロ

パーカッションアフロは、アフリカの太鼓です。アフリカから、ブラジルに伝わり、それから、アルゼンチンに伝わりました。アフリカ特有のリズムで演奏することもあれば、ラテンミュージックに合わせて、演奏することもあります。

バリローチェの食

マテとメリエンダ

アルゼンチンといえば、マテ茶。人々は、出かける際には、必ず、マテを持って出かけ、それぞれのお気に入りの居場所で、友人たちと談笑しながら、または、ひとりでゆったりとした時間を楽しみます。パンと、レバーパテと共に。

マテ については、以前、詳しく記事にしてあるので、そちらもご覧ください。

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ピザとクラスフビール

アルゼンチンは、イタリアからの移民が多いため、ピザが国民食と言っても過言ではありません。バリローチェ名産のクラフトビールと一緒にどうぞ。

ベジタリアン料理

フードトラックも各所に点在しています。

チョコレートとアイスクリーム

バリローチェは、ドイツから伝わった製法での本格的なチョコレートとアイスクリームも味わうことができます。

ラパ・ヌイ(Rapa Nui)

アルゼンチンで一番美味しい、チョコレートを味わえるのがここ、ラパ・ヌイです。

マムーシュカ(Mamuschka)

可愛らしい、マトリョーシカが目印のマムーシュカ。

バリローチェ周辺のアクティビティー

バリローチェでは、数々の自然の中で楽しめるアクティビティーも外せません。

スタンドアップパドルとカヤック

ロッククライミング

釣り

トルーチャと呼ばれる、サーモンのようなの魚を釣ることができます。

まとめ

今回は、美しいバリローチェの町を紹介しました。夏には、湖とビーチにハイキング。冬は、深い雪に覆われ、たくさんのスキー、スノーボード客が訪れます。

毎日、湖や、ハイキング、自転車などのアクティビティーを楽しんでいたため、予定よりも長い滞在になってしまいました。

皆さんもアルゼンチンを訪れる際には、バリローチェの町を訪れてみるのはいかがでしょうか。

▼Hiro インタビュー記事

【インタビュー】自転車旅人「津田幸洋」さんのプロフィールに迫る!
2014年5月に日本を出発して以来7年世界中を旅している「津田幸洋(つだ ゆきひろ)」さんに、TABIRINでは、リアルタイムの自転車旅の情報や、訪れたまちの自転車情報や都市情報また、エッセイなどの記事を執筆いただくことになりました。今回は、第1弾として、津田さんの「これまで」の自転車旅と「これから」の自転車旅の予定についてご紹介します。 ソルトレイクシティー(アメリカ合衆国)プロフィール名前津田 幸洋よみがなつだ ゆきひろ何年生まれ昭和60年出身地福岡県福岡市プロフィール父親は、漁師で漁師町で、幼少期を過...

*旅をサポート頂ける企業、または個人の方を募集中です。特にアウトドア・自転車・カメラメーカー等の企業の方、ご興味あれば、ご連絡ください。

Hiro(津田幸洋 ツダユキヒロ)

自転車旅人。2014 年に日本を立ち、自転車で旅を続けています。オーストラリア、ニュージーランドを経て、アメリカ大陸横断中、COVID-19による、世界パンデミックにより足止め。2022年旅を再開し、アメリカ大陸縦断を達成しました。現在は、パラグアイからブラジルのリオデジャネイロを目指しています。人との出会い、美しい自然、野生動物を探す旅とともに、自転車、訪れた場所の情報、見どころをTABIRINにて発信していきますので、よろしくお願いします。インスタグラム  https://www.instagram.com/yukihirotsuda/

津田幸洋

【オーストラリア】日本から参加しやすさ抜群!ブリスベンtoゴールドコーストサイクルチャレンジ

【オーストラリア】日本から参加しやすさ抜群!ブリスベンtoゴールドコーストサイクルチャレンジ

数あるクイーンズランド州の自転車イベントの中でも、州最大級の参加者が集まるイベントが「ブリスベンtoゴールドコースト サイクルチャレンジ」(通称B2GC/ビーツージーシー)(NPO バイシクルクイーンズランド主催)。その魅力をお伝えします。

ブリスベン to ゴールドコースト サイクルチャレンジ(B2GC)とは

B2GCは参加者数が実に3,700名を超えるマンモス大会。
ブリスベン市内にあるクイーンズランド州立大学(セントルシアキャンパス)敷地内のエレナーショネルブリッジからスタートし、ゴールドコーストのサウスポートエリアにあるブロードウォーターパークランズのゴールを目指すファンライドイベントです。クイーンズランド州立大学はクイーンズランド州の中で最も歴史と権威のある大学の一つで、広大な芝生の上にそびえ立つ煉瓦造りの美しいキャンパスが印象的です。

100kmコースではキャンパスをスタートし、ブリスベンの市内を南下、ブロードウォーターパークランズまで、途中2カ所のレストストップをはさみながら、郊外、カントリーサイド、そしてシーコーストへの道のりをワンウェイで辿ります。

100km・60km・40kmの3コースが設定

B2GCレースではなくあくまでファンライド、自分のペースで仲間と楽しく走るイベントで、タイム計測はありません。

先の100kmコースでは朝6時台にスタートして、早い人は平均時速35km〜40kmで走るので、午前9時前にはゴールします。この早朝スタートも、普段から朝一番に走るサイクリストの多いオーストラリアならでは。

40kmコースは、ブリスベン市内から途中のローガンのオリバーズスポーツコンプレックスまで。60kmコースは、オリバーズスポーツコンプレックスから100kmコースと同じブロードウォーターパークランズのゴールを目指します。
2017年、2019年大会と過去100kmコースに参加し完走しました。
比較的アップダウンの少ないコースなので、これまでロングライドの経験が少ない方でも、体力や経験に合わせたコースを選び、完走にチャレンジすることができます。

若者からシニアの方まで、人種・国籍を問わずたくさんのサイクリストたちが、ブリスベンからゴールドコーストの青い海を目指して走り抜ける様子は、見ているだけでも迫力があります。その中で一緒に走る、その爽快感はたまりません。

現地の医療研究・慈善団体への募金も呼びかける当イベント。職場や友人同士でグループ参加して、イベントには直接参加しない仲間からも寄付を募るといった習慣も根付いています。健康な心身でサイクリングができることの喜びを改めて噛み締めることができるイベントでもあります。

オーストラリア屈指の2都市の魅力を一度に味わう

B2GCの魅力はなんと言っても、オーストラリアの雄大な自然を感じながら、2都市の魅力を一気に体感できることです。
2032年にオリンピック・パラリンピックの開催が決定し、橋やメトロはもちろん、自転車専用道の整備も含め発展が著しいリバーシティのブリスベン。2018年にイギリス連邦の国際スポーツ競技大会「コモンウェルスゲームズ」を主催し、国際的スポーツリゾートでもあるゴールドコースト。
両都市間を自転車で駆け抜けるB2GCはまたとない海外ライド体験になるはずです。

2つの都市とその間に広がる緑豊かな郊外、小川が入り組む河口岸、ビーチと並走する海岸沿い等を自転車でめぐり、様々な景観を楽しめます。
ゴール地点のブロードウォーターパークランズは広々とした芝生の会場で、フードトラックや音楽の生演奏もあり、参加者の家族や友人たちも駆けつけ、さながら野外フェスのような雰囲気。
15年以上にわたり地元で長く愛されてきた理由も納得です。

イベントが開催される10月はオーストラリアは春。透明感のある紫色のジャカランダが、まるで日本の桜のように街のあちこちで咲き乱れる季節です。
ゴールドコーストまでの道中もシュガーケーン(サトウキビ)畑や、マングローブ、ブーゲンビリアといった亜熱帯のクイーンズランド州ならではのトロピカルな雰囲気を味わえます。

また、ライダーとしてではなく大会運営ボランティアとしての参加も人気です。サイクリスト同士ではもちろん、レストストップでのローカルボランティアたちとの交流もまた楽しいひとときです。

ワンウェイライドならではのサポートも充実

B2GCはブリスベンからゴールドコーストまでの片道を駆け抜けるワンウェイコース。ブリスベン・ブリスベン、ゴールドコーストそれぞれに在住・滞在する参加者がどちらも参加しやすいようサポートサービスも充実しています。

ゴールドコーストからの参加者向けには、大会当日早朝にブリスベンへと向かうサイクルトレインが、ブリスベンからの参加者向けにはゴール後に自転車を乗せてブリスベンへと戻るシャトルバスがそれぞれオプション(有料/要事前申込)として提供されています。

日本からの参加しやすさも抜群

クイーンズランド州と日本の時差はたったの1時間(日本+1時間)。時差が少ないため移動前後の負担も少なく、短期日程でも十分に滞在を満喫することができます。
車道は日本と同じ左側走行なので、初めての海外ライドでもスムーズに馴染めます。

サイクリング中のアクシデントのサポートも万全。各レストストップにはメカニックが常駐し、無料でメンテナンスをしてくれます。

日本では、ハワイの自転車イベント『ホノルルセンチュリーライド』、ニューヨークの『バイクニューヨーク』と並ぶ『グローバルライド』シリーズとして紹介されています。

2019年大会では、「そんなの関係ねぇ!」でおなじみ、芸人の小島よしおさんが宣伝番長を務め、日本からツアーも企画され、約50名のサイクリストが参加しました。

2022年11月末からはブリスベンー羽田空港のカンタス直行便も就航予定。所要約9時間で愛車と共にひとっ飛び。ますます日本からブリスベンが身近になります。

イベント前後に寄りたい!ブリスベンのおすすめ観光スポット

自転車を携えてブリスベンに滞在するならぜひ、川沿いの自転車専用道をサイクリングしたり、定番から最新の観光スポットも楽しみたいところ。

Mt.クーサヒルクライムとレガッタホテル

ブリスベンの市内からほど近い、Mt.クーサはブリスベンのサイクリストたちのヒルクライムの定番スポット。頂上の展望台からは街の真ん中を蛇行するブリスベン川と高層ビル群が共生する自然豊かな都市、ブリスベンの様子を一望できます。

下山後はブリスベン川沿いの老舗レガッタホテルで、ぜひエッグベネディクトをご賞味あれ。

ストーリーブリッジとフェロンズブリューワリー

イベント当日に打ち上げをするならぜひ、ストーリーブリッジの麓にあるフェロンズブリューワリーへ。
リバーシティブリスベンには個性的な橋がいくつもかかっていますが、その中でもストーリーブリッジはブリスベンを代表するアイコニックな橋です。

また、ワインだけではなくクラフトビールの人気も根強いオーストラリアでは各地に趣向を凝らしたブリューワリーが点在。
ここフェロンズブリューワリーでは、できたての香り高いクラフトビール、シーフード、ステーキといった料理と夜景を一度に堪能することができます。

ローンパインコアラサンクチュアリ

オーストラリアと言えばコアラやカンガルーといった動物を思い浮かべる方も多いでしょう。
ブリスベンにあるローンパインコアラサンクチュアリは1927年にオープンした世界最長の歴史を持つ、世界最大のコアラ保護区。コアラはもちろん、カンガルーやエミューといったオーストラリアを代表する動物たちを間近で見て触れ合うこともできます。

オーストラリアは州毎に法律が異なり、コアラへの接触ができない州もありますが、ブリスベンのあるクイーンズランド州ではコアラを抱っこして記念撮影(有料)もすることができます。

ぜひ旅の思い出に訪れてみてはいかがでしょうか。

ゴールドコーストでリゾートを満喫

世界屈指のリゾート、ゴールドコーストもイベントだけで終わらせてはもったいないです。ショッピングやレストランはもちろんですが、やはり57kmの雄大な海岸線は見逃せません。

サーファーズパラダイス

世界中のサーファーの聖地の一つ、サーファーズパラダイスは国際的にも有名なビーチ。
一年を通して比較的温暖なためビーチでは季節を問わずサーフィン、スタンドアップ・パドルボードといったマリンスポーツはもちろん、日光浴を楽しむ老若男女の姿を見ることができます。

海に入らなくても砂浜を素足で歩くだけでも十分。きめ細かい白い鳴き砂のキュッキュッという音と感触をぜひ体感してみてください。

Q1リゾート&スパ スカイポイント

 Q1リゾート&スパは、オーストラリア第1位・世界第19位の高さの超高層ビル。 高層マンションにもなっていて、2011年にドバイのザ・トーチが竣工するまでは住宅としては世界一の高さでした。
展望台スカイポイントからはオーストラリアが世界に誇る57kmの真っ白い海外線を一望できます。透明感溢れるクイーンズランドブルーの海、白い砂浜、抜けるような青い空は忘れられない景色になるでしょう。

イベント後に登って、ブリスベン〜ゴールドコーストまで走り抜けたコースを振り返ってみるのもおすすめです。

コース紹介

 距離:約100km(クイーンズランド州立大学(ブリスベン)〜ブロードウォーターパークランズ(サウスポート))

▼NPOバイシクルクイーンズランド ブリスベンtoゴールドコーストサイクルチャレンジ公式Webサイト(英語)
https://b2gc.com.au/

▼グローバルライドイベント事務局 B2GC日本語案内Webサイト
https://b2gc.jp/

2022年大会のレビュー、そして2023年開催に向けて

2022年10月23日(日)開催予定でしたが、あいにくの大雨のため大会は事前に中止となりました。
参加者たちは参加費の払い戻し・もしくはそのまま慈善団体への寄付の2択を選べた、というのもまた寄付文化の強いオーストラリアならではのカルチャーです。
当日は予報通りの大雨でしたが、代わりに当日朝7時から、オンラインバイクトレーニングアプリ「Zwift」を使ったソーシャルライドイベントが開催されました。

雨の音を聴きながら自宅でスマートトレーナーを使いペダリング。本大会は中止となりましたが、画面上でたくさんのローカルライダーたちと早朝ライドを楽しみました。

2020、2021年はコロナの影響で、2022年は雨天で中止となりましたが2023年こそはお天気にも恵まれ、4年ぶりに開催されるのが今から楽しみです。
2023年はぜひ、B2GCで海外自転車イベントデビューしてみてはいかがでしょうか。

執筆:Ayaka

2011年に社会人になると同時に始めた自転車で「自転車×旅」の魅力にハマる。
ニュージーランドでのワイナリーロードレース、タイの寺院巡り、ドイツ古城巡り、インドネシアでの遺跡巡りなど世界各地で自転車旅を催行し、その様子を雑誌『Cycle Sports』に寄稿。
2017年には自転車ツーリズムを探究しにオーストラリアへ留学。現地の様子を『Cycle Sports.jp』にて『G’day, Australia! 〜ブリスベンからの自転車だより』として1年間連載。帰国後は英語教材編集者の傍ら、自転車イベントで通訳・MC・PR担当等を務める。
2022年4月、オーストラリア クイーンズランド州ブリスベンへ移住。
座右の銘は「好きにまみれろ、夢中で生きろ」。

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