
はじめに
京都市の西側に位置する西京・洛西地域は、歴史と風景を楽しむことができるサイクリングにはとても最適なエリア。
今回は駅近くのレンタサイクルでシティサイクル(ママチャリ)を借りて、サイクリングを楽しんできました。
阪急「洛西口駅」からスタート
サイクリングの拠点は阪急「洛西口駅」。まずは駅近くの「阪急レンタサイクル」で自転車を借ります。レンタル料は320円/1日。電動自転車もあります。朝6:30から夜11時半まで営業しているので時間を気にせずサイクリングを楽しめます。

近くには自転車専門店の「サイクルベースあさひ洛西口店」もありロードバイクや今話題のスポーツE-バイクのレンタルもありますよ。

また、シェアサイクル派の方には「ハローサイクリング」のステーションもあります。
今回のサイクリングの途中にもいくつかステーションがありました。疲れたら途中のステーションで自転車の返却もできますね。

観光や通勤・通学、サイクリングの志向に応じ選択肢が多いのが、洛西口の魅力ですね。
桂離宮から桂川沿い
洛西口駅からサイクリングをスタートします。

桂大橋に着いたら、桂離宮はすぐそばです。

桂離宮(かつらりきゅう)は、京都市西京区桂にある皇室関連施設で、江戸時代の17世紀に皇族の八条宮の別邸として創設された建築群と庭園です(参観には事前申し込み又は当日受付も可)。今回は残念ながら参観しませんでしたが、今度改めてゆっくり来たいと思います。
※桂離宮は、新型コロナ感染拡大防止のため、当面の間、当日受付、事前申請が休止されています。(3月30日現在)
ここから桂川の上流方向へしばらくサイクリングロードを走ります。ここは、京都・嵐山から奈良を経て和歌山港に至る、総延長約180km の広域周遊自転車道“京奈和自転車道”のルートにもなっています。ロングライドを楽しみたい方は、奈良、和歌山までサイクリングしてみませんか?


松尾大社
松尾大社は、京都市西京区にある神社。社名は、古くは「松尾神社」と称されましたが、昭和25年に「松尾大社」と改称されました。「松尾」の読みは、公式には「まつのお」ですが、一般には「まつお」とも称されています。

京都の東西南北に位置する、八坂神社(東)、松尾大社(西)、上賀茂神社(北)、城南宮(南)と平安京の大極殿さながらに建てられた平安神宮の建物といった,千年にわたって続いた京の都にゆかりのある神社をめぐる「五社めぐり」という巡拝をされる方もいらっしゃるようです。
西の松尾大社は「白虎の地」として知られています。


境内にある「幸運の撫で亀と幸運の双鯉」。松尾大社では亀と鯉は神のお使いとして崇められています。「亀」は撫でれば不老長寿、「鯉」は撫でれば立身出世のご利益があるそうです。


鈴虫寺
松尾大社から南へ行けば「鈴虫寺」があります。(有料駐車場のところに駐輪場があります。)

階段を上って境内へ。

秋だけでなく、四季を通じて鈴虫の音色を聞くことのできるので「鈴虫寺」の名で親しまれていますが、正式な名称は「妙徳山 華厳寺(みょうとくざん けごんじ)」といいます。

鈴虫寺で人気なのが住職さんによる「鈴虫説法」。書院に入るとお茶と「寿々むし(すずむし)」というお菓子が用意されています。


説法といえば難しい印象がありますが、鈴虫説法は軽妙な語り口で、時には笑いを交えながら、わかりやすく話してくれます。楽しくも、心に響く、素敵な時間でした。

ところで、GWには3時間待ちになることもあるそうですので、参拝は平日やオフシーズンがおススメだそうです。
※今回は特別に許可を得て撮影しています。
その後は、境内の庭園を散策しました。


苔寺
鈴虫寺からは近くの「苔寺」へ向かいます。

苔寺(こけでら)の通称で知られる西芳寺(さいほうじ)は、京都市西京区松尾にある臨済宗の仏教寺院。庭園は約120種の苔に覆われています。事前申し込み制で、単なる観光や見学ではなく読経と写経という宗教行事に参加することが条件となっています。

今回は苔寺の前で折り返し浄住寺へ向かいます。
浄住寺
浄住寺へは階段(スロープあり)を使えば近道。竹の寺地蔵院を過ぎればすぐです。


まっすぐ続く参道がとてもステキで、階段を登れば本堂です。


本堂から参道を戻る途中の右側には竹林があります。ここには珍しい亀甲竹もあり、とても神秘的な風景が広がっています。

樫原廃寺跡公園
樫原廃寺跡(かたぎはらはいじあと)は、京都市西京区樫原にある古代寺院跡。国の史跡に指定されています。飛鳥時代後期(7世紀中頃)に古代寺院では唯一となる八角仏塔が建立されましたが、平安時代中期に廃絶したと考えられ、寺名が判明しなかったため地名をとって名付けられています。

現在では、復元された八角塔(基壇)を中心に周辺一帯が史跡公園となっています。


洛西竹林公園
お昼時、洛西口駅でもう一人合流して洛西竹林公園へ。

上りが続く道のりは、途中少しキツイ坂がいくつかあります。キツイ時は押し歩きしながら、竹林が続く素敵な道を進みます。


竹林美の自然と竹の生態が観察できる「竹林公園」。

回遊式和風庭園の生態園には、全国から集められた約110種の竹類が植栽されていて、池や岩ぐみを背景に遊歩道も整備され、竹林浴を満喫できます。




資料館では竹の生理、生態を展示紹介しています。
シェアサイクルステーションも設置されていました。


大原野神社
春の訪れを告げるような菜の花畑や、田園風景が美しい坂道をさらに進み、大原野神社(おおはらのじんじゃ)へ。


大原野神社は、西京区大原野にある神社で、二十二社に列する国家鎮護の社。
奈良にある有名な春日神社の総本山・春日大社の第一の分社であるため、別名「京春日(きょうかすが)」とも呼ばれています。シェアサイクルステーションも発見。




竹の郷温泉
ここからは下りの道を走って、最後の目的地「竹の郷温泉」へ。通り過ぎてしまい境谷大橋からの景色を楽しんでから、いざ入浴。


温泉は、単純温泉(第1温泉)とナトリウム炭酸水素塩泉(第2温泉)の、泉質の異なる2種の源泉が湧き出ています。肌触りが良くとてもなめらかな温泉です。



(写真提供:ホテル京都エミナース)
寒い季節のサイクリングの終わりに温泉&スイーツは最高ですね。


ホテルに隣接しているので、軽食以外に色々なメニューがあるので、ゆっくりお湯と食事も楽しめます。
ここでも、シェアサイクルステーションが。シェアサイクルで行かれた場合は、ここで返却してバスで駅まで行くこともできますね。

私たちは自転車で洛西口駅まで戻りましたが、温泉効果によるホカホカ状態でサイクリングを終えることができました。
まとめ
京都の西側といえば嵐山や渡月橋が有名ですね。その近くに、聞いたことはあるけど行ったことがなかった場所や、知らなかったけど行ってみたらとても素晴らしい場所などが、沢山あることを改めて知りました。
歩いて回るには距離はあるけど、自転車でならとても便利な距離を散策できるのはとても魅力的です。初心者には少しキツイ坂もありますが、そこはのんびり押し歩きも楽しいです。電動アシストタイプの自転車だったら体力のない方や初心者の方でも楽々サイクリングができますね。
今回は少し寒い季節でしたが、春や新緑の頃、そして紅葉の時期など、何度も訪れて風景の移り変わりを楽しみたくなる、そんなサイクリングでした。
今回のサイクリング情報
・所要時間 約7.5時間(9:30~17:00)・・・休憩・食事込み
・距離:約25km
・最大標高差:104m
今回のルートはこちら
(取材・執筆:TABIRIN事務局)















この施設は、かつて法務局だった建物の1Fがオフィスと、会議などができるスペース。そして2Fが元々宿舎としてつかっていた場所を宿泊として利用させていただけます。
Wifi完備なので、部屋で仕事も、1Fのミーティングスペースでも仕事ができます。
▲日本百名山のひとつ「斜里岳」が目の前に。








校庭跡は、懐かしい風景が残っています。


























































登り切った船坂峠あたりでは芋掘りの子供たちが。遠足シーズンですね。






これらは、彫刻家 佐藤圭一さんの作品です。

















橋杭岩から美しい海と串本大橋を左手に南へ約10km、岬へ向かう上り坂を走れば「潮岬観光タワー」。


海と水族館を丸ごと楽しめる複合施設として知られる「串本海中公園」。












ホテルに着いたらまず自転車を館内で保管してくれます。そしてチェックイン。



夕陽に映えるホテルと海を見ながら走ること約1.8kmで、陸と繋がった陸繋島(りくけいとう)でもある「江須崎」。














フェアフィールド・バイ・マリオット・奈良天理山の辺の道の開業を記念し、宿泊券2枚セットを期間限定で販売いたします (奈良天理山の辺の道1枚+京都みなみやましろ1枚又は、京都京丹波1枚)。


































広告主:フェアフィールド・バイ・マリオット・和歌山すさみ
外国人向けツーリズムを手掛ける東京の旅行会社が県内で初めて主催したイベント「大分おんせんライドツアー」2日目。
最初の目的地は「里の駅小の岩の庄」です。休憩も兼ねた昼食タイムをします。
出発してから約90分後、車も走る一般道を通って、「里の駅小の岩の庄」に到着しました。
地元民なら誰もが知るソウルフード「岸田の牛乳パン」。
「里の駅小の岩の庄」を出発すると、ゆるやかな坂道が長く続いていきます。
坂道の中腹で休憩です。
緩やかとはいえ、坂道はまだしばらく続きます。
「里の駅小の岩の庄」を出発してから約90分、ゆるやかな長い坂が終わり、ようやく山頂に到着しました。
待っていたのは大きなゾウだけではありませんでした。
「大分おんせんライドツアー」の後半戦、別府からのツアーを先導されるサイクリングガイドの藤野昌宏さん(右)と工藤大亮さん(左)です。
アフリカンサファリを出発すると、あとは下りです。
まず立ち寄ったのは「十文字原展望台」です。


「湯山の里温泉」は知る人ぞ知る秘湯の温泉でしたが、2020年5月に一般提供された温泉です。



「湯山の里温泉」から少し下ったところに、温泉旅館や家族風呂がたち並び、湯けむりがあちこちで見られる明礬(みょうばん)温泉エリアがあります。



別府観光「地獄めぐり」の中でも最大の地獄を体感できる「海地獄」。
「海地獄」に到着したメンバーは、マスクを着用して場内へ入りました。




2005年に氏家町と喜連川町が合併してできた「さくら市」。
2017年にリニューアルした「道の駅きつれがわ」。大正ロマン・大正モダンをコンセプトにしたそう。








































































