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記事タグ: イタリア

【イタリア】ベネチアのリド島観光をレンタサイクルで楽しむ!

【イタリア】ベネチアのリド島観光をレンタサイクルで楽しむ!

イタリア有数の観光地「ベネチア」。本島中心部は自転車NGなので、その南東に位置するリド島で自転車を借りて、のんびりサイクリングを楽しんでみました。

※この記事は2018年2月16日に公開されたものを2021年1月に更新したものです。

ベネチア本島は自転車禁止

イタリア有数の観光地、水の都として知られる「ベネチア」。

もともとは異民族から逃れるための避難所として造られた町ですが、その後、世界有数の貿易都市として発展した歴史があります。

ベネチアには、ナポレオンが世界一美しい広場と賞賛した「サン・マルコ広場」をはじめ、鐘楼、ドゥカーレ宮殿などたくさんの見どころがあります。

イタリアは自転車大国とご紹介しましたが、実はベネチア本島内は自転車のみならず、すべての車両の乗り入れが禁止されています。

運河と迷路のような狭い道が張り巡らされているこの街にはたくさんの観光客が訪れるので、そもそも自動車や自転車が走るスペースはないですね。

リド島を巡る観光スタート!

まずはベネチアを巡る

夏の終わりの週末、快晴のベネチアは多くのファミリーやカップルで賑わい、出張の合間に男一人で立ち寄った私には、なかなか居場所がない感じ。

到着した日の半日ほど島を散策して、翌日は船(水上バス)で、サイクリングができる「リド島」を目指しました。

「リド島」ならサイクリングで観光が楽しめる

ベネチアの南東に浮かぶリド島は、ベネチア国際映画祭が開催されることで知られている長さ約12kmの細長い島。

ベネチアの島々の中では数少ない自動車が走れる島で、サイクリングもできます。

ベネチアからは水上バスで約15分。
到着した港の近くにはレンタサイクルの看板がいくつか出ています。

リド島でサイクリングスタート!

港近くのレンタサイクルは、特に身分証明書の提示もなくお金を払えば貸してくれました。

自転車の準備もできたので、簡単な島内マップをもらっていざ出発!

細長い島なので、道を間違うこともないほどシンプルで、ベネチア本島とはちょっと違った近代的な雰囲気です。

人口は約17,000人、自動車も少なくとても静かで美しい町並みをのんびりサイクリングできます。

特に観光地というのも見当たらない(国際映画祭の会場になる建物くらい)のですが、島の東側のビーチへ行けばたくさんの人がビーチリゾートを楽しんでいます。

のんびりした一日

東側のビーチでのんびり

その後は西側へ行ってベネチア本島を眺めながらのんびり

カットフルーツを食べてのんびり

とにかくのんびりした1日を過ごすことができました。

まとめ

リド島は3時間程度の滞在でも充分のんびりできます。ベネチア本島の賑わいを少し離れて、静かなリド島でサイクリングリゾートをお楽しみください。

執筆:YASU

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【イタリア】イタリアのシェアサイクルが使える都市10選

【イタリア】イタリアのシェアサイクルが使える都市10選

※この記事は2018年4月20日に公開されたものを2021年7月に更新したものです。

近年、日本ではシェアサイクルが盛り上がっていますね!

でも、ご存知でしたか?
実は海外では日本よりも早くシェアサイクルが導入されてきました。

今回はシェアサイクルが導入されているイタリアの10+αの都市を調べてみました。「シェアサイクルってなに?」と思った方は、以下の記事で解説していますのでご覧ください。

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イタリアは自転車で観光するのにぴったりの国

実はイタリアはシェアサイクルの導入が世界各国の中でも進んでおり、中国、アメリカ、日本に次いで世界で4番目に導入都市・事業数が多い国となっています(※)。

さらに、サイクリストには嬉しいことに、イタリア国内にはいたるところに自転車専用道路があります。歩道と車道の間に設置された幅1mほどの道路で、自転車だけが走行できるため、安全にサイクリングを楽しむことができます。

有名な観光スポットにはもちろん、山、湖、海沿いなど、自然の美しい風景が楽しめる場所にも設置されています。周辺に駅がなく、電車では行きにくい場所にスムーズにアクセスできることもあり、イタリアは自転車での観光に適した国なのです。

ただ、イタリアでは交通ルールが日本と違うため、自転車を利用する際は注意しておきましょう。ポイントは2つです。1つは、右側通行ということ。特に走行中に曲がる際には注意が必要です。日本の感覚で走行すると事故につながりかねないため、走行ルールを確認しておきましょう。

2つ目は、自転車は自転車専用道路または車道のみ走行可能ということ。日本では例外的に歩道を通行できるケースがありますが、イタリアでは禁止されています。

走行ルールをしっかり確認した上で、自転車でのイタリア観光を楽しみましょう。

※国土交通省「シェアサイクルに関する現状と課題」より

イタリア旅行におすすめのシェアサイクルが使える都市10選

1. ローマ ROME

イタリアの首都であるローマは、人口約280万人、ラツィオ州の州都であり、3000年の歴史を誇る永遠の都です。ローマは直径5kmほどの円の中にすっぽり入るサイズなので、自転車の移動に適した規模の街といえます。

そんなローマでは、シンガポール発の「OBike」が最近導入されたようです。かつて「ROMA BIKE」と呼ばれるシェアサイクルがありましたが現在は撤退したようです。また、香港発の「Gobee Bike」はローマをはじめ欧州各地で展開していましたが、自転車の多くが破壊、盗難、投棄され、欧州から撤退することとなったそうです。

【ローマのシェアサイクルはコチラ】

【イタリア】ローマのレンタサイクル(スポーツ自転車)情報

2. ミラノ MILANO

ミラノはイタリア北部ロンバルディア州の州都で、ファッションとデザインの世界的な中心地です。人口約130万人のこの街は、イタリア国内では人口第2位の都市です。

ミラノでは、ミラノ発の「BikeMi(バイクミー)」、中国発の「モバイク」および「ofo」が導入されています。

〇BikeMi HP

https://bikemi.com

【BikeMiの使い方はコチラから】

【イタリア】ミラノのシェアサイクル「BikeMi(バイクミー)」の使い方
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〇Mobike 

〇ofo(2018年2月に撤退)

3. ナポリ NAPOLI

ナポリはイタリア南部カンパニア州の州都で、人口約98万人のこの街は、イタリア国内では人口第3位、南イタリア最大の都市です。雄大なヴェスヴィオ火山や紺碧の海が続くサンタ・ルチアの港など、その景観の美しさは世界的に有名です。

ナポリでは、カラーリングが印象的な「Bike Sharing Napoli」が導入されています。

〇Bike Sharing Napoli HP

https://www.cleanap.org/bikesharingnapoli.it/en/

4.トリノ TORINO

トリノはイタリアの北西部ピエモンテ州の州都で、バロック様式の建築物があふれる都市です。人口約87万人、イタリア最大のポー川沿いにあるこの街は、イタリア国内では人口第4位の都市です。

トリノでは「TO BIKE」が導入され、140以上のステーションが整備されています。

〇TO BIKE HP

http://www.tobike.it/Default.aspx

5. パレルモ PALERMO

パレルモは、地中海で最も大きなシチリア島の北西部にある島内最大の都市です。国際色が豊かで、かのゲーテは「世界で最も美しいイスラムの都市」とも称えたそうです。人口は約68万人でイタリア国内では人口第5位の都市です。

パレルモでは「BiciPA」が導入されています。

〇BiciPA HP

http://www.bicipa.it/

6. ジェノバ GENOVA

ジェノバはイタリア北部の地中海に面したリグーリア州の州都であり、貿易で栄えたイタリア最大の港湾都市です。美しい町並みとコバルトブルーの海があることからリゾート地としても有名なこの街は、人口約58万人、イタリア国内では人口第6位の都市です。

ジェノバでは「Mobike」が導入されています。ただし、これは中国発のものではなく、同名称ですがジェノバ発のシェアサイクルのようです。

〇Mobike HP

https://genovaparcheggi.com/mobike/

8. ボローニャ BOLOGNA

ボローニャはイタリア北部にあるエミリア=ロマーニャ州の州都で、人口は約37万人。イタリア国内では人口第7位の都市です。赤いレンガ屋根の街として知られるボローニャでも、最近、中国発の「Mobike」が導入されました。

8.フィレンツェ FIRENZE

フィレンツェはトスカーナ州の州都であり、ルネッサンス第一の都市としても有名です。「花の都」とも称される建築と芸術の都です。人口は約36万人、イタリア国内では人口第8位の都市です。

フィレンツェでは「Mobike」と「Gobee Bike」が導入されていましたが、「Gobee Bike」は最近撤退したそうです。日本のMobikeのアプリでも使用できるようです。

9. バーリ BARI

バーリはイタリア南部プーリア州の州都で、人口は約32万人、イタリア国内では人口第9位の都市です。イタリア人の間でも美しい町として知られるバーリでは「BARI IN BICI」が導入されています。

〇BARI IN BICI HP

https://www.comune.bari.it/web/egov/-/bari-in-bici-sistema-di-noleggio-automatico-di-biciclette

10. ヴェネツィア VENEZIA

イタリア国内で人口第10位のカターニアではシェアサイクルが見つからなかったため、人口第11位のヴェネツィアをご紹介します。

ヴェネツィアはイタリア北部ヴェネト州の州都で、いわずと知れた水の都です。人口約26万人の街ですが、年間2,000万人もの観光客で賑わう街です。

そんなヴェネツィアでもシェアサイクル「Bike Sharing VENEZIA」が導入されています。ただし、観光客で賑わうヴェネツィア本島は自転車や自動車が乗り入れ禁止なので、シェアサイクルは周辺地域での提供となっています。

〇Bike Sharing VENEZIA HP

https://www.comune.venezia.it/it/archivio/37625

イタリア旅行におすすめのシェアサイクルが使える都市-番外編

1. フェラーラ FERRARA

番外編として2都市をご紹介します。一つ目はエミリア=ロマーニャ州にある人口14万の都市フェラーラです。実はこの街、自転車分担率がヨーロッパ全体でもトップクラスのなんと約30%!住んでいる人の3人に1人が日常の移動手段で自転車を使っているという、まさに自転車の街なのです。

フェラーラでは「C’entro In Bici」と「Mi Muovo in Bici」の2種類のシェアサイクルが導入されています。

〇C’entro In Bici HP

http://www.ferrarainbici.it/p/155/bike-sharing.html

〇Mi Muovo in Bici HP

http://www.mimuovoinbici.it/default.aspx

2. パルマ PARMA

番外編として、二つ目の都市は同じくエミリア=ロマーニャ州にある人口18万の都市パルマです。パルメザンチーズと生ハムで有名なこの都市も、自転車分担率が約20%と非常に高い自転車の街なのです。

パルマでも「Mi Muovo in Bici」が導入されています。

〇Mi Muovo in Bici HP

http://www.mimuovoinbici.it/default.aspx

イタリアのサイクル事情まとめ

いかがでしたか?流石は自転車が盛んな国だけあって、主要な都市のほとんどでシェアサイクル導入されているようです。

シェアサイクルを使ってイタリア旅行を楽しんでみたいですね。

【フランスのシェアサイクルはコチラ】

【フランス】フランスのシェアサイクルが使える都市10選

【スペインのシェアサイクルはコチラ】

【スペイン】スペインのシェアサイクルが使える都市10選

【日本のシェアサイクルはコチラ】

シェアサイクル|TABIRIN

(執筆:クリス)

ルートラボで見るジロ・デ・イタリア2018 第13ステージコース紹介

ルートラボで見るジロ・デ・イタリア2018 第13ステージコース紹介

ジロ・デ・イタリア2018の第13ステージのコースのルートラボと通過する街にスポットライトをあててご紹介します。

第13ステージ(5/18)のコース概要

ジロ・デ・イタリアの第13ステージのコースの概要は次のとおりです。

  • フェラーラ〜ネルヴェーザ・デッラ・バッターリア 180km

ステージ13
第13ステージは、昨日のステージに続きフラットコースです。

いよいよ舞台は南イタリアから北イタリアへ。選手たちはポー川がつくりだした平原を北上していきます。

いくつかの都市部を通過するため、ロータリーや交通島、スピードバンプなどの障害物が待ち構えます。

その後、残り30km地点で一旦フィニッシュラインを通過。ゴール20km手前にある4級山岳モンテッロがこの日、唯一の峠です。

残り5kmの鋭角コーナーをクリアするとあとはフィニッシュ地点を残すのみです。

出典:Stage 13 – Giro d’Italia 2018: Official Site

第13ステージのbikemap

第13ステージのコースをbikemapにて作成しましたので、以下よりご覧ください。

コースの距離は185km(パレード区間含み)、獲得標高は513m。昨日のコ―スよりもフラットなコース設定です。

Cycle Route 5682355 – via Bikemap.net – Open Route in Bikemap App

スタート地点のフェラーラってどんなところ?

フェラーラ(Ferrara)は、エミリア=ロマーニャ州にある人口約130,000人の地方都市で、イタリア随一の自転車のまちです。世界遺産登録もされています。

市民の実に30%が移動に自転車を利用しており、この割合は世界一の自転車大国オランダに匹敵するほどです。

フェラーラの見どころ情報

エステンセ城:Castello Estense

エステ家が建造し、かつて増税に反発した市民を守るための城であったエステンセ城。現在は旧市街地のシンボルとなっており、その一部は市役所として使われています。

サン・ジョルジョ大聖堂:Cattedrale di San Giorgio

12世紀に建てられたロマネスクとゴシックが混合された様式の大聖堂で、フェラーラの守護聖人サン・ジョルジョが祀られています。

ジュゼッペ ・ マッツィーニ通り:Giuseppe Mazzini street

無数のカラフルな傘がぶら下げられており、フォトジェニックなワンシーンが楽しめる街路です。

フェラーラのグルメ情報

フェラーラのグルメと言えば、この地域が発祥とされるパスタのきしめん「フェットチーネ」北イタリアでは「タリアテッレ」と呼ばれます。

エステ家に嫁いだ美しい金髪のルクレツィア・ボルジアの祝いのために、彼女の金髪のような形と色をしたパスタを作ったことが「タリアテッレ」発祥の由来と言われてます。

フェラーラの豆知識

自転車のまちフェラーラでは、「C’entro In Bici」と「Mi Muovo in Bici」と呼ばれる2種類のシェアサイクルが整備されています。 詳しくは以下の記事をご覧ください。

【イタリア】イタリアのシェアサイクルが使える都市10選

ゴール地点のネルヴェーザ・デッラ・バッターリアってどんなところ?

ネルヴェーザ・デッラ・バッターリア(Nervesa della Battaglia)は、ヴェネト州にある人口約7,000人の小さな街です。第一次世界大戦時に壊滅状態に陥ったものの、その後復興を遂げた街です。

ネルヴェーザ・デッラ・バッターリアの見どころ情報

モンテロ戦争祈念館:Sacrario del Montello

モンテロ戦争祈念館(Sacrario del Montello)は、 第一次世界大戦中に戦死したイタリア軍兵士を追悼する祈念施設です。

フランチェスコ・バラッカの記念碑:Monumento a Francesco Baracca

第一次世界大戦において「撃墜王」と呼ばれたイタリア空軍のエース・パイロット「フランチェスコ・バラッカ」の功績をたたえた記念碑です。

高級車フェラーリのシンボルである「跳ね馬」のマークは、もともと、フランチェスコ・バラッカの戦闘機に彼のシンボルとして付けられていたものだそうです。

ネルヴェーザ・デッラ・バッターリアのグルメ情報

この地方で外せないなグルメといえばワインですが、とりわけ発砲系の白ワイン「プロセッコ(Prosecco)」は外せないでしょう。

ネルヴェーザ・デッラ・バッターリアの豆知識

1985年にネルヴェーザで自転車ロードレースの世界選手権が行われて以来、毎年世界選手権を目指すアマチュアのための自転車ロードレースが開催されています。

ヴェネト州出身で元世界チャンピオンのアレッサンドロ・バッランや、北京オリンピック銀メダリスト(ただしドーピングにより剥奪)のダビデ・レベッリンも出場していたそうです。

【第12ステージはコチラ】

ルートラボで見るジロ・デ・イタリア2018 第12ステージコースと街々の紹介

 

(執筆:t.k)

【イタリア】シチリアの世界遺産シラクーザ オルティージャ島サイクリング

【イタリア】シチリアの世界遺産シラクーザ オルティージャ島サイクリング

自転車で旅するというより『旅先でサイクリングを楽しむ』目的で、イタリア・シチリア島の世界遺産オルティージャ島へ行ってきました。

シラクーザ オルティージャ島とは

シラクーザ(Sarausa)はシチリア島の南東部に位置する都市で、その周辺地域を含む約12万人の自治体(シラクーザ県)の県都。そのシラクーザの南に位置する小さな島がオルティージャ島。
約3000年もの歴史をもつシラクーザのオルティージャ島は2005年世界遺産に登録され、今では歴史のみならずリゾートとしても人気。島と言っても約100mと50mの2本の橋でシチリア本土とつながっていて、周囲約4kmなので歩いて回れるほどの島です。

観光サイト http://www.siracusaturismo.net
オフィシャルマップ http://www.siracusaturismo.net/public/cartina_siracusa_1-1.pdf

オルティージャ島までのアクセス

シチリアには北部の都市「パレルモ」と東部の都市「カターニャ」の2都市に空港があります。いずれも日本から直行便は無いので、今回はミュンヘンから直行便(約2時間)でカターニャ空港へ。カターニャ空港からはバスで約1時間シラクーザ駅のバスターミナル(バスターミナルと言っても小さなバス停です)へ。そこから歩いてでもオルティージャ島まで行けるのですがスーツケースがあるのでタクシーでホテルへ。
羽田空港から乗換時間をカウントしなければ15時間くらいです。

シラクーザの自転車事情(シェアサイクル・レンタサイクル)

この街にもかつてはシェアサイクルが導入されたそうですが、様々な問題により今はポートだけが残っていたり、一部では動かない自転車が止められたままです。

ただ主なホテルの多くではレンタサイクルを無料で貸してくれます。オルティージャ島は平坦な道が多く周囲も4kmほどの島なので、シングルギアのレンタサイクルで十分楽しめます。

私はこの自転車をセレクト

街にはレンタサイクルのみならずロングツーリングや色々なサイクリングを楽しむ人が多く訪れています。

古代の歴史を感じる観光スポット

 街の中心にある「ドゥオーモ(大聖堂)」

正面は美しいバロック様式なのですが側面や内部には古代神殿の円柱や石組みが埋め込まれています。かつての女神アテナを祭る神殿を後に教会としたそうです。
教会と神殿が融合した姿はとても美しく、広場は多くの人で賑わっています。

シチリア最古と言われる「アポロ神殿」

オルティージャ島に入る橋を渡ってすぐの小さな古代遺跡群。シチリアに現存する神殿の中でも最古と言われ紀元前7世紀の建設されたものの一部がここに残っています。

伝説が残る「アレトゥーザの泉」

「女神アルテミスに仕える妖精アレトゥーザが泉に姿を変えた」という伝説が残る小さな泉。海のそばに突然現れる泉なのですが、パピルスの木々と澄んだ水に水鳥が戯れる景色はとても美しいです。

リゾート感溢れる青く美しい海

穏やかな湾に面する島の西側には、南北約600mの公園があり、そこから400mほどのプロムナードが続きます。西側なので晴れた日は夕陽がとても美しくリゾート感溢れるエリアです。

朝日が美しい東側は、イオニア海に面していて穏やかな日は澄んだ青、風の日は波と深い青という日々違う表情を見せてくれます。

北側の本土とつながる橋のたもとはちょっと高級リゾートな感じが漂います。

いつもある路地の風景

お店が並ぶ通りも小さな路地も、特別な絶景ではないですが、いつも必ず見られる素敵な風景がたくさんあります。

イタリアあるあるのこんな風景も

そして何故かクルマはどれも埃だらけ、、、

LAVA MI = 私を洗って、、、、

洗車という文化が無いのか長く乗っていないから落書きまでされてるのか、、、、不思議ですが楽しい街です。

旅の楽しみ、グルメ&スイーツ

シラクーザの特産は「レモン」と「ピスタチオ」。そして海に囲まれているの「シーフード」。

シチリアのスイーツで代表的な「カンノーロ」。クッキー生地の中にリコッタチーズのクリーム、そこにピスタチオが振り掛けられたものが代表的。

そしてピスタチオやレモンのアイスも外せない人気のスィーツです。

少し早めに自転車を降りた日は、オレンジのリキュール。


夕陽を見ながらワイン


そして夜はシーフードやパスタと一緒にまたワインを存分に。

まとめ

イタリアを自転車でロングライド!も楽しいとは思うのですが、 イタリアのシチリアと言えば治安が悪いイメージですなのでかなりハードルが高そうです。
ここオルティージャ島は(私が感じる限り)とてのきれいで安全な感じのする街です。
旅先で自転車を使いながら、「歴史」「シーサイドリゾート」「グルメ&スイーツ」を楽しむには、かなりおすすめの街です。
半日でも回れる島で、2~3泊して自転車と一緒に暮らすように過ごす。
確かに日本からのアクセスは良いとは言えないですが、非日常な世界を日常のように過ごさせてくれるオルティージャ島に、ぜひ一度訪れてみてください。

執筆:YASU

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【イタリア】UCIグランフォンド世界選手権2018参戦レポート #レース編「193位/260人」|サラリーマンロードレーサー クリスの奮闘記part.6

UCIxTABIRIN

イタリア北部の街ヴァレーゼ(Varese)で開催されたUCIグランフォンド世界選手権(UCI GRAN FONDO WORLD CHAMPIONSHIPS)の参戦レポートをお届けします。

第6回となるサラリーマンロードレーサー クリスの奮闘記は、UCIグランフォンド世界選手権のレース編です。

UCIグランフォンド世界選手権の概要

まず最初に、UCIグランフォンド世界選手権の概要をご説明します。

UCIグランフォンド世界選手権は、アマチュアのロードレーサーの世界選手権ともいえる大会です。

この大会に出場するためには、世界各国で開催される公認予選大会で上位25%以内の成績を収める必要があります。

日本の場合、「ニセコクラシック」が公認予選大会にあたるわけです。

ニセコ

開催日は8月30日~9月2日の4日間で行われ、メインのロードレースは9月2日に開催されました。

開催地は毎年異なり、今年は自転車が盛んなイタリア北部ロンバルディア州にあるヴァレーゼという街でした。ミラノから北に約50kmのところにあるこの街は、人口約8万人の地方都市です。

ヴァレーゼ

過去に2度、自転車ロードレース世界選手権の開催地にもなっており、かつてジロ・デ・イタリアで総合優勝を果たした元プロ選手「ステファノ・ガルゼッリ」はこの街の出身者です。

レースリザルト

結果は年代別(19~34歳クラス)で193位/260人、総合(全年代)で816位/1836人でした。

レースレポート

コースレイアウト

ヴァレーゼを起点にからルガノ湖、マッジョーレ湖、ヴァレーゼ湖を沿うように設定された130kmのコースです。

標高500~700mの峠が4箇所(17km、38km、72km、87km)あり、常にアップダウンを繰り返すコースプロフィールです。

加えて、曲がりくねった細い下り、細街路の急カーブ、石畳など、日本ではほとんど見られない難コースとなっています。

Cycle Route 5682604 – via Bikemap.net – Open Route in Bikemap App

レース前日に受付

レース受付は受付会場であるレースヴィレッジで行います。レース前日の9/1までに行う必要があります。

レースヴィレッジへはホテルから歩いて15分ほど。この日は雨だったので、散歩がてら妻と一緒に行くことに。

雨なこともあり、会場の人はまばら・・・。

前日受付会場

分からないことがあっても「チャオ!」と笑顔で挨拶すれば、親切に対応してもらえます。

こちらで受付中。受付ではJCFライセンスを提示する必要があります。

受付の様子

受付が完了したらゼッケン等が入ったサックを受け取ります。

参加賞サックを受け取る

その後、ウェルカムボード前で記念撮影サービスもしてもらえました。手に持った紙袋に印字されたカラーコードにより、それぞれの選手の写真を自動判別してくれるそうです。

ウェルカムボード前で記念撮影

受付後は、レースヴィレッジでバイクメンテナンスサービスを利用。オイルや空気入れを持ち合わせていなかったので助かりました。

無料のメンテナンスサービス

スタート地点を確認がてらまちなか散策へ。

Vareseの街散策

ヴァレーゼは過去にロードレースの世界選手権の開催地にもなっているので、自転車にまつわるモニュメントが多く見られました。

こちらはヴァレーゼの観光名所のひとつ、エステンセ庭園。

VARESExBIKE

そのエステンセ庭園目の前がレース当日のスタート位置。スタートゲートはまだ歩道脇に置いてある状態で翌朝に設置するのでしょう。

スタートゲート

ヴァレーゼは、ヨーロッパらしい石で造られた街並みが多く見られ、たとえ雨の日でもとても美しいです。

エステンセ市役所前にて

散策後はスーパーで買出しをし、ホテルへ戻りました。

明日の準備をして、午後5時。ちょっと一休み・・・のはずが大変なことになったのでした。

ゼッケン132

 

レース当日 朝4時起床

レース当日目を覚ましたのは朝の4時。なんと、前日午後5時に寝入ったまま、夕食も食べずに朝を迎えてしまったのでした。後日別途レポートしますが、ミラノ入りフライトが12時間遅れたことで、相当の疲労だったようです。

宿の中の自転車

相当焦りましたが仕方がないです。レーススタートは朝7時30分なので、3時間前の4時30分に朝食を摂ります。

メニューは日本から持ってきたコシヒカリごはん、パン&ヌッテラ、肉、コーンフレーク、フルーツなどなど。

朝食グッズ

とにかく詰め込みます。1,500kcal位を摂取しましたが、前日夕食抜きなので正直足りない気もしますが仕方ありません。

自転車に計測チップ等を取り付け、会社(パシフィックコンサルタンツ)とTABIRINのステッカーがはがれていないことを確認したら準備完了!

ステッカー

ウェアに着替えて6時にホテルを出発しました。外はまだ薄暗く、気温も肌寒いほどでした。しかし前日の雨は上がっており、天候は回復しそうでした。

朝6時はまだ薄暗い

6時30分前に会場に着くと、各国のナショナルジャージを着た選手が続々と集まっていました。

前日受付をしたレースヴィレッジで日本の選手団と一緒に恒例の記念撮影。

日本記念撮影

その後は各自で準備。レースヴィレッジからスタート地点のエステンシ庭園前に向かうと、選手や観客や関係者でごった返していました。

昨日とは打って変わって、すさまじい熱気に包まれています!

スタート会場前

ウォームアップ後にレース前のトイレ(とても重要)に行くと、予想以上に時間がかかってしまい、時刻は7時20分。

トイレ渋滞

すでに自分が出場する年代クラスの入場ゲートは封鎖されていたので、ゲートをよじ登り集団最後尾からのスタートとなりました。

レーススタート 朝7時30分

時刻がレーススタート時間に近づくにつれ、会場の熱気が一気に高まってきました!

セレモニーではニセコクラシックで上位に入った岡選手がアナウンスされていた模様。

スタート前の様子

そして、7時30分。いよいよレース開始の号砲が鳴らされました!

レーススタート

このレースのコースレイアウトの特徴として、12~16km地点にいきなり最大標高の峠が登場します。したがって、それまでに少しでも集団前方にポジションをあげなければレース終了となります。

最後尾スタートだったため、市街地区間でできるだけ順位をあげていきます。といっても、先頭ははるか前方でかっ飛ばしている様子が見えますので、容易なことではありませんでした。ヴァレーゼ市街地を抜け12kmまでは山岳地を緩やかに登っていくので、そこでポジションをあげていきました。

しかし、途中出現したトンネル区間で前方からクラッシュ音とブレーキ!落車が発生したようでした。巻き込まれはしなかったものの、集団が分断されてしまいました。この時点で第2集団のまま最初の峠に突入。

最初の峠

この峠は4kmほどの短いものの急勾配で苦しい峠でした。ここは我慢の走りで落ちてくる選手をパスしていき、マイペース走行に徹しました。

しかし、問題はこの峠の下りでした。距離にして10kmほど下るのですが、ガードレールもなく細く曲がりくねった道でテクニカルなものでした。しかも前日の雨の影響でややウェット。ブレーキをかけると後輪がスリップしてしまい、思うように下ることができず、ここでかなり順位を落としてしまうことに。

下りを終えると、10人程度の小集団で先を行く第2集団を追走。34km地点から再び峠道に入るため、それまでの約7kmで集団に追いつく必要があります。幸い足並みの揃ったメンバーだったため、40~45km/hを維持して回していき、幸いにも第2集団に復帰することができました。しかし、ここでかなり脚を消耗してしまいました。

その後の峠は無難にこなしたのですが、やはり下り坂でビハインドをとってしまう辛い状況。とくにこのコースは日本では考えられないような市街地の細街路を縫うように走っていき、90℃コーナーがたびたび現れるので、その都度、踏みなおしに脚を奪われる状況でした。

イタリアの細街路

異変を感じ始めたのは80km過ぎ。明らかに脚の動きが鈍ってきていて、攣りかけていると感じました。これはマズいと思いそれまで定期的に摂っていた水と食料を多めに摂取しリカバリを図りました。

しかし、83km地点の最後の峠で一気にガス欠状態になり、脚が動かなくなってしまいました。症状としてはハンガーノックに近いように感じました。昨年と比べ暑くはなかったので、単純にエネルギー不足。ここで第2集団から脱落してしまいました。

最後の峠

その後、ヨーロッパ名物の石畳舗装も登場!ここでレースに絡みたかった!

石畳

後ろからやってくる集団に乗ろうとするも、踏み込めば脚が攣る状態。昨年ほどではないにしろ、昨年の再現となってしまいました。

その後は昨年同様、非常に辛いレースとなりました。しかも、レース終盤のフィードゾーン(補給地点)が突然現れたため、水を受け取ることができずさらに辛い状況に。

ベルギーの選手

しかしそれでも終盤にかけては集団走行がなんとかできる程度に回復し、最後の力を振り絞ってゴールを目指しました。

ゴール手前の最後の上り坂をクリアして、最後同じ集団にいたカザフスタンの選手と掛け合ってゴール!

先頭から28分遅れの193位/260人でフィニッシュとなりました。

ゴール地点

ゴール地点はメチャクチャな人だかりで、改めてアマチュアではあるものの世界選手権であることを実感。と同時に悔しさもこみ上げてきました。

クリス夫婦

あ、ゴール後のカラカラな体に、コーラが染み渡るほどの美味しさでした。

昨年に続き悔しい結果となりましたが、来年こそは!

レース後はお祭り騒ぎ

レース後は恒例のお祭り騒ぎです。いろいろな国の方々が声をかけてくれて記念撮影をしました。

イタリア人選手
▲イタリア人選手と記念撮影
▲スペイン人選手と記念撮影
タイ人
▲ヴァレーゼ在住のタイ人の方と記念撮影
チームメイト
▲チームメイトと記念撮影

レースヴィレッジではセレモニーが行われ、レース参加者には食事が振舞われました。

どこを見ても、ジャージを着た人、人、人!とても心地よい空間です。

セレモニー風景

昨年のフランスもそうでしたが、サイクリストに対するリスペクトを様々な場面で感じとることができました。

セレモニー中にサプライズでプロポーズをした選手も!もちろん会場は祝福ムードに!ブラボー!

プロポーズ大作戦

そんなアツくて悔し過ぎるUCIグランドフォンド世界選手権を過ごしたのでした。

本レースを通じ、たくさんの応援を頂きました。ありがとうございました!引き続きどうぞよろしくお願いします!

サラリーマンロードレーサー クリスの奮闘記シリーズ

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(執筆:クリス)

【イタリア】ローマのレンタサイクル(スポーツ自転車)情報

【イタリア】ローマのレンタサイクル(スポーツ自転車)情報

2019年のGWは10連休で海外への渡航者も多かったようです。10連休というのは今後なかなか無いかもしれないですが、少し長い休暇をとってヨーロッパ旅行を検討されている方に、イタリア・ローマのレンタサイクルをご紹介いたします。

※この記事は2019年5月14日に公開されたものを2021年6月に更新したものです。

日本からローマへの直行便

東京とローマの直行便は、アリタリア航空(ANAとコードシェア)が毎日1便就航しています。往路は成田13:15発→ローマ 19:00(12時間45分)、復路はローマ 15:15発→成田 翌日10:30(12時間15分)。

詳しい情報は公式サイトからご確認ください。

https://www.alitalia.com/ja_jp/fly-alitalia/alitalia-world/jpn-italy-timetabl...

その他ヨーロッパのどこかの都市を経由するなら多くの便が就航しています。

ローマ空港からローマテルミニ駅(中央駅)

空港からローマ市内にはバスもありますが、中央駅までの鉄道「レオナルド・エクスプレス」が便利です。直行列車は06:23~23:23の15~30分間隔で運行。ローマ・テルミニ駅まで約32分です。空港の到着口からの誘導もわかりやすく、券売機や窓口も分かりやすいのでおすすめですよ。

ローマ市内の宿泊

ローマ市内には多くのホテル・宿泊施設がありますが、今回ご紹介するのは、「Hotel Nord Nuova Roma」。中央駅から徒歩で3分程度とアクセスが良く、日本人の利用客も多いホテルです。

料金などは、下記オフィシャルサイトや宿泊予約サイトでご確認ください。

■Hotel Nord Nuova Romaオフィシャルサイト

Albergo Nord Nuova Roma | Hotel Termini Station | Official Site
Albergo Nord Nuova Roma: hotel in a historical building dating to early 1900s, a few steps from Rome Termini Station, where history is at every street corner

ローマでのツアー&レンタル「BICIBACI」

このホテルのすぐ近くにあるのが、「BICIBACI」。お店の前にはバイクや自転車がたくさん並んでいるので一目で分かります。

クロスバイクをはじめ電動自転車もレンタルできます。

店内はこんな感じになっています。

なんと日本語でのサイトもありますので、レンタルの予約も安心です。

Bici & Baci

すぐ近くにはTシャツやグッズなどの系列店もお店もあるので、サイクリング後のお土産選びも楽しめます。

ローマ市内の主な観光地を写真でご紹介

観光情報は雑誌やウエブサイトで多く紹介されているので、ここでは主な観光地や町並みを写真でご紹介します。

▼コロッセオ
ローマ帝政期に作られた円形競技場。ローマを代表する観光地です。

▼ヴィットリオ・エマヌエーレ2世記念堂
大通りに面していてとにかく目立つ巨大な建物。白亜の建物はローマの人たちから「ウエディングケーキ」とも呼ばれているそうです。

▼トレビの泉
ローマにある最も巨大なバロック時代の人工の泉(噴水)です。いつも多くの観光客で賑わっています。

▼スペイン広場
映画『ローマの休日』で、オードリー・ヘプバーン扮する王女がジェラートを食べたシーンでも有名な場所。ここも多くの観光客で賑わっています。

▼ピンチョの丘
スペイン広場から北の方向に坂を上ったところにある公園。ここから見るローマ市内やバチカン宮殿、そして夕日はおススメです。

自転車でのローマ観光を手軽に楽しみたいならガイドツアーもおすすめ

ローマ市内は石畳の道や坂道が多く、主要道路は交通量も多いです。普段自転車に乗り慣れていない人には少し難易度が高いかもしれませんが、自転車がローマ観光にも便利なツールであることは間違いありません。

レンタサイクルとしてご紹介した「BICIBACI」では、自転車でのガイドツアーも行っています。自転車での観光を安心で手軽に楽しみたいという方は、利用してみてください。

ローマツアー | Bici & Baci

まとめ

海外旅行先でサイクリング観光というのはとても楽しいもの。歩くより行動範囲も広がり見える景色も変わってきます。ただ自分の自転車を持っていくとなるとかなりハードルは高いので、レンタサイクルはとても便利です。旅先でレンタサイクルを活用してみてください。

ただし海外では事故や盗難には十分気をつけましょう。自転車を盗まれなくても、この写真のように「サドルが無くなっている」ことはよくあるようです。

執筆:YASU

【イタリア】フィレンツェの紹介とアルノ川沿いサイクリング

【イタリア】フィレンツェの紹介とアルノ川沿いサイクリング

イタリアの花の都「フィレンツェ」から、サイクリングを通じて街の景色などをご紹介します。

私は自転車を楽しむようになって10数年になります。務めているイタリアンレストランが、夜のみの営業なので、昼の空いた時間に健康のため、ジョギングをはじめました。それから自転車でも走るようになったんです。

私が住むフィレンツェは、トスカーナ州の州都・フィレンツェ県の県都で、人口約38万人の都市です。市街中心部の「フィレンツェ歴史地区」は、ユネスコ世界遺産に登録されていて多くの観光客が訪れます。
ちなみに「Frenze(フィレンツェ)」はイタリア語表記で、英語表記では「Florence(フローレンス)”花の都”」と呼ばれています。

このフィレンツェをアルノ川が流れています。日本の皆さんには、フィレンツェのこの景色を見たことがある人も多いと思います。この川が「アルノ川」です。

アルノ川にかかる橋「ポンテヴェキオ」は日本でも有名ですよね。

川の下流の方(写真の上の方が下流)には約3キロの遊歩道があって、車は走れないので、フィレンツェの人たちが散歩したりジョギングしたり、自転車で走ったりしています。スケーターをする人や犬の散歩をしている人もいて、いろんな人たちの憩いの道なんです。

写真はカッシーネ公園
私はよくここで自転車に乗っています。いつもは週に3〜4回でしたが、2020年からはコロナ禍で仕事がなくなり、雨の降らない日は、ほぼ毎日出かけていました。
その頃、街はロックダウン状態でしたから、本当にたくさんの人達が繰り出していました。

私のように個人的に運動と称して自転車を走らせる人も多いですが、その遊歩道はプロのような自転車競技の人たちも多くいましたよ。
その人たちの自転車は本当の自転車競技用の軽くて細いタイヤのロードバイクです。それに比べて、私の自転車はマウンテンバイクタイプの自転車なのでちょっと重いし、タイヤも太いんです。
それでも私は20km〜30kmくらいを その遊歩道(カッシーネ) でぐるぐるを回っていて、時には街の中にあるサイクリングロードまで足を伸ばして走り回ったりと楽しんでます。
一応ヘルメットとスポーツウエァ着用で、見た目はいっぱしのビチクリスタ(biciclista) です!

フィレンツェの街は中心地から約3~4kmで回れる小さな古い街です。その周りをぐるりと囲む城壁があった所を19世紀に環状線の道路に整備しました。
そのぐるりと回れる道路がまたまた整備されて、今は自転車道路になっています。
だから自転車でフィレンツェの街の周りをぐる~っと走れるんです。
これは環境にも良い優しい取り組みだと思われますね。





車でフィレンツェは街の中心に行くには許可書がないと入れません。だからオートバイが結構走っています。また自転車(ママチャリタイプ) も街中は多いですし、シェア自転車も導入されています。
自転車を止められる場所が多く、あちこちで止められるのですが、盗難がとても多い!
外に鍵をかけておいても盗まれることは多々あります。私たち夫婦も何度も盗難被害にあっています、、、
なので、フィレンツェで自転車に乗る時があれば盗難には十分気を付けてくださいね。

 

いまはロックダウンも段階的に解除されていますが、海外からの観光客が全くいないので、街がとても広く感じます。少しずつ街に活気がもどりつつあるフィレンツェを、またご紹介しますね。

執筆:エリオ コッツア ( Elio Cotza )

1958年1月11日生、イタリアサルデーニャ出身。フィレンツェで人気のレストラン「Trattoria Gargani」でシェフを務める。
運動のために10数年前からサイクリングを始める。自転車はマウンテンバイク。翻訳:山田陽子(Yoko Cotza Yamada)

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