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記事タグ: ツーリング(10~50km)

【東京都】うららかな春の多摩丘陵で 写真を楽しむ15kmサイクリング

【東京都】うららかな春の多摩丘陵で 写真を楽しむ15kmサイクリング


「南多摩尾根幹線」は東京西部の多摩丘陵を走るスカイライン。「オネカン」という愛称で有名です。
調布市と町田市をつなぐ道は、広く安全で走りやすく、週末には多くのローディーが遠方から集います。緑に囲まれたアップダウンはヒルクライムの練習に最適です。
「オネカン」のもう一つの魅力は横道。昔ながらのくねった道は田畑を縫い、その先に里山や公園の美しい景観が待ち構えます。写真映えしそうなスポットを巡りながら、約15kmのサイクリングを楽しんで来ました。

多摩丘陵

「多摩丘陵」は多摩武蔵野に横たわる地形で小さな山の連なりです。古い地形には「谷戸(やと)」と呼ばれる浸食谷が点在します。そのため平坦な土地は限られ、変化に富んだ景観が多く見られます。1960年代からニュータウンの開発が進みましたが、今も昔を伝える里山の景色が多く残されています。

矢野口駅から「くじら橋」へ


スタートはJR南武線の矢野口駅。


「稲城福祉センター」の辺りからヒルクライムのスタートです。


最初の坂を越えると「くじら橋」が現れます。


「オネカン」に架かる橋の中でも最も個性的。橋の底は美しい曲面で、まさに鯨のお腹のようです。命名したのは地元の小学生。そのセンスに脱帽です。


「くじら橋」は眺望も抜群。新宿副都心やスカイツリーまでをも見通すことができます。

上谷戸親水公園


美味しいコーヒーが楽しめる「ZEBRA Coffee & Croissant」。ここで左折し、「上谷戸(かさやと)親水公園」を目指します。


稲城中央公園を横目に進むと、すぐに「上谷戸大橋」が見えてきます。谷戸の上に架けられた橋は高さがありますが、ぜひ欄干から下を覗いてみてください。



眼下に素晴らしい景色。日本庭園の箱庭を眺めているかのようです。「上谷戸親水公園」は、水田や竹林、水車小屋など、昔ながらの景観が保存されており、4月下旬には鯉のぼり、5月下旬には蛍を楽しめます。


橋のたもとには公園にアクセスするための階段があります。柵の脇に自転車を置き鍵で繋いだら、橋の上から撮影。
真上からでは自転車のフォルムが判りづらいので、影をアクセントにすると良さそうです。欄干の撮影では腕を伸ばしてカメラを構えます。ストラップを取り付けるとフレーミングがしやすくなるだけでなく、落下防止にもなるのでオススメです。

大塚牧場

公園から小田良通りを南下。谷戸からの移動はどこに行くにも登り坂です。



住宅街に入ろうとする手前で「大塚牧場」が現れます。ブランド牛として育てられる牛たちは格好よく、愛らしい姿はずっと見ていられます。


春には、牧場の裏手に河津桜が咲き誇ります。競うように咲く桜は丘を美しく染め上げ、里山を彩ります。


見事な桜並木には言葉もありません。どこから撮影しても素敵なサイクルフォトが出来上がります。


並木の隅に切り株テーブルと椅子。持参したコーヒーを啜りながら春を楽しみます。

若葉台公園

牧場をあとにして北上します。目指すは「若葉台公園」。鶴川街道を越えると里山の風景が一転し、ニュータウンの整理された美しさに様変わりします。


京王線・若葉台駅の周囲には、多くの量販店やスーパーマーケットが立ち並びます。その中心にあるのが「若葉台公園」。


「若葉台公園」の特徴は、大部分を占める広大な斜面です。これも谷戸が作り出す風景ですね。

斜面には構造物が殆どありません。シンプルなミニマルフォトに最適なスポット。望遠レンズを使えば一部を切り取るように撮れるので、なお良しです。

桜ヶ丘公園

「オネカン」に戻り、難所の「バーミヤン坂」を登ります。登り切って現れる交差点で右折。しばらく道なりに走ると「桜ヶ丘公園」に至ります。


「桜が丘公園」は多摩丘陵の麓にあります。公園内の「ゆうひの丘」からは、府中市や日野市の街並みはもちろん、多摩の広大な景色が一望できます。


多摩のパノラマをバックに愛車を撮影すれば、爽快なショットが納められます。

Hugsy Doughnut

頃合いよくお腹が空いてきました。聖蹟桜ヶ丘に向かって坂を下ります。



関戸橋近くの隠れ家的なお店。「Hugsy Doughnut」。


オーダーしたのは、「さくら」と「熟成カカオ」のドーナツ。ドリンクは「シナモンラテ」です。
ドーナツは、どれも甘さが程よく、硬さもハードとソフトが揃っています。ソフトなドーナツは本当にしっとり、ハードなものはサックサクで美味しいです。

装飾もとてもオシャレ。のんびりと優雅な時間を過ごせます。


もちろんサイクルラック完備です。

聖蹟桜ヶ丘

お腹が満足したら、多摩川サイクリングロードをもう一走りするも良いし、京王線・聖蹟桜ヶ丘駅から帰路に着くのも良いでしょう。

コース紹介


距離:13.6km 獲得標高:252m

まとめ

都心からのアクセスに優れ、ヒルクライムの練習に最適な「オネカン」。ひとたび横道に入れば、豊かな自然や里山の景観が迎えてくれます。
距離はそれほどではないものの、アップダウンが多いため初心者や初級者の方には大変かもしれません。しかし、谷戸が作りだす景観は、それに見合う十分な価値があります。
少し足を伸ばせば、撮影スポットはまだまだ見つかりそうです。春を迎えて華やかさを増した多摩の丘。カメラを片手にふらっと出掛けてみてはいかがでしょうか。

執筆:Shin

東京都府中市在住。会社員。週末は、四季折々の美しい色彩を求め、折りたたみ自転車「Brompton」で輪行旅を楽しむ。愛車購入を機に始めたInstagram(@knowcarma)では、多くの人に自転車と自然を楽しんでもらえるよう、旅の景観や体験を発信している。

 

【滋賀県】水郷や風情溢れる町なみをめぐる近江八幡33kmサイクリング

【滋賀県】水郷や風情溢れる町なみをめぐる近江八幡33kmサイクリング

ビワイチで知られる琵琶湖のサイクリングは、1周しなくても楽しめるエリアがいくつもあります。琵琶湖の東部に位置する近江八幡は、関西有数の水郷の町であり豪商たちが築いた屋敷や石垣の景色など風情ある街並みが残っています。
美しい田園風景も楽しみながらめぐる近江八幡のサイクリングをご紹介します。

びわ湖よし笛ロード

スタートはJR近江八幡駅近くの駐車場から、サイクリングロード「びわ湖よし笛ロード」の起点。白鳥川沿いの長い桜並木を走って琵琶湖畔を目指します。

4月下旬だったので、川沿いにはたくさんの鯉のぼりが並んでいます。

コース脇の水田には水が張り始め、水鏡のような風景が広がっています。

長命寺港と琵琶湖

びわ湖よし笛ロードを少しだけ外れれば長命寺港。ここからは琵琶湖を望むことができます。

港のすぐ近くには長命寺へと続く長い階段(参道)があります。

能登川水車とカヌーランド

長命寺港から8.5km走って「能登川水車とカヌーランド」へ。

びわ湖よし笛ロードの一部は、ナショナルサイクルルート「ビワイチルート」の一部でもあるので、とても走りやすく快適。

直径13メートルの巨大な水車と芝生広場からなる親水公園「能登川水車とカヌーランド」は、夏にはドラゴンカヌー大会が開催されます。残念ながら園内はまだ改装中で大水車を見ることが出来ませんでしたが、水車資料館の水車は見ることができました。

安土城跡

辺り一面水鏡のような田園風景の中を走り安土城跡へ。

標高198mの安土山一帯にある織田信長の居城跡は国指定の特別史跡です。安土・桃山時代の幕開けとして築城されましたが、本能寺の変の後、焼失して石垣だけが残っています。
しばし、かつて素晴らしい天守閣が築かれていた安土城に思いを馳せてみます。

仲屋町通りでランチ

近江商人の商家が立ち並び、かつての繁栄を偲ぶ町なみが守られている仲屋町通り(あきんど道商店街)。建築家ヴォーリズが建築した旧八幡郵便局も現存しています。

郵便局隣りの風情ある酒游舘(しゅゆうかん)でランチタイム。

スイーツもオーダーして近江八幡グルメを楽しみます。

八幡堀散策

仲屋町通りを北上して八幡堀へ。

西の湖を経由して琵琶湖とつながった八幡堀は1585年に運河として造られ、近江八幡は商業都市として発展しました。全長4.75kmの八幡堀には「八幡堀めぐり」の船が行き交っています。

白雲橋からも行き交う船を眺めることができます。

白雲橋を渡れば、近江八幡の有名な菓子舗「たねや日牟禮(ひむれ)」があります。バームクーヘンで有名な「クラブハリエ」も、たねやのグループです。

八幡堀からは、ヴォーリズ記念館へ少し立ち寄って、スタートのJR近江八幡駅近くへ戻りサイクリング終了です。

コース紹介

距離:33km 獲得標高:132m

まとめ

近江八幡駅は大阪駅から車利用で約90分、JR京都線を利用すれば約65分でアクセスができます。
びわ湖よし笛ロードをはじめ周辺道路は国道や主要県道をちょっと外せば交通量も少なくとても走りやすいです。
坂道もほとんどなく、観光を兼ねてのんびりサイクリングを楽しむにはとても良いコース。4~5月の八幡堀周辺にはつつじの花も咲いていて、春を感じることができるので、ゴールデンウイークや週末にちょっとサイクリングに出かけてみてください。


執筆:花田 康

【岐阜県】美濃から長良川沿いに郡上八幡へ、清流と城下町をめぐる43kmサイクリング

【岐阜県】美濃から長良川沿いに郡上八幡へ、清流と城下町をめぐる43kmサイクリング

気温が上がり夏が近くなれば、水辺のサイクリングに出かけたくなります。暑い季節のおすすめコースとして、清涼感溢れる清流と懐かしい町なみが残る城下町をめぐる、岐阜県美濃市からの長良川沿いサイクリングをご紹介します。

長良川と美濃橋

長良川(ながらがわ)は、日本三大清流のひとつで、四万十川 (高知県)、柿田川 (静岡県)と共に、美しい清流として知られています。
その長良川沿いの美濃市にある、道の駅 美濃にわか茶屋からサイクリングをスタートします。
まずは、道の駅近くの美濃橋へ。


美濃橋は全長121.4m、鋼製の吊橋で現存する日本最古の近代吊橋(交通用途として使われたもの)として国の重要文化財に指定されています。橋の上から見下ろせば長良川の美しさを見渡せます。

川原へ下りれば、さらに川の美しさを実感できます。

洲原神社

美濃橋から国道159号線を6kmほど北上すれば「洲原(すはら)神社」。

神秘的な境内から長良川の方へ振り返ればこんな風景。

ここでも川原へ下りて、清流を実感します。

美並苅安駅

洲原神社からさらに約10km北上して、長良川鉄道越美南線「美並苅安駅(みなみかりやすえき)」へ立ち寄ってみます。

静かで落ち着いた雰囲気が漂うこの駅は、1日平均乗車人員が20人程度(2015年時点)。

ちょうど列車が到着しましたが、乗り降りする人はいませんでした。

郡上八幡でランチ

美並苅安駅から長良川沿いに16km北上し、郡上(ぐじょう)市の城下町である郡上八幡でランチタイム。水がきれいなこの地の名物「うなぎ」をいただきます。


食事の後は、長良川の支流「吉田川」沿いの国道472号線を上流方向へと上ります。

道の駅 明宝

約13km走れば道の駅 明宝に到着。その前にある明宝ジェラート本店でスイーツタイム。

すべてのジェラートのベースには、ミルク系は飛騨牛乳、シャーベット系は郡上の自然が生んだ美味しい水を使用した、本格イタリアンジェラートです。

スイーツの後は、道の駅 明宝から吉田川へと下りて、ここでも清流を体感。

日が傾いてきたので、郡上八幡へと下って一日目のサイクリング終了です。

夜は、飛騨牛を堪能です。

郡上八幡散策

翌日は、まず郡上八幡城へ上ります。

その後、城下町の町なみを散策します。


郡上おどりは、阿波踊り(徳島県)、西馬音内盆踊り(秋田県)と共に日本三大盆踊りで知られ、夜の8時から明け方まで夜通し踊りつづける「徹夜おどり」は有名です。
お土産には、郡上市で伝統的に受け継がれてきた藍染の郡上本染(ぐじょうほんぞめ)がおすすめです。

伝統的な町なみの中に、ちょっと懐かしい昭和の風景も多々残っているのも魅力です。

ここでも最後は、まち中を流れる吉田川へ下りて、清流を楽しみます。

郡上八幡散策の後は、前日に走った道を約30km下って道の駅 美濃にわか茶屋へ戻り、サイクリング終了です。

コース紹介

距離:43.7km 獲得標高:858m

まとめ

とにかく川が美しいコースです。サイクリングジャージはすぐ乾くので、川原を見つけたら清流を体感したくなります。
郡上八幡は小さな町にもかかわらず伝統的なお城や風景、ちょっと懐かしいお店、そして美しい川など、ゆっくりと旅を楽しむことができます。
川沿いを自転車で走り、町なみを歩いて散策、そして地元の美味しいグルメを堪能できる美濃~郡上八幡の清流沿いサイクリングを、ぜひ楽しんでみてください。


執筆:花田 康

【埼玉県】小江戸川越からアメリカを感じる入間ジョンソンタウンへ入間川沿いサイクリング

【埼玉県】小江戸川越からアメリカを感じる入間ジョンソンタウンへ入間川沿いサイクリング


埼玉県の有名な観光地のひとつ江戸風情が残る川越から、入間川サイクリングロードを走り、アメリカ風情が残る入間へ。様々な風景を楽しめる夏の24kmサイクリングをご紹介します。

江戸時代を感じさせる川越

東武東上線とJR川越線「川越駅」からサイクリングスタート。県道229号を北上し「小江戸川越」へ。

小江戸とは、「江戸のように栄えた町」「江戸時代を感じさせる町」といった意味で、 現在でも蔵造の商家が並ぶ情緒あふれる街並みが残る川越市は、日本の有名な小江戸のひとつとして知られています。
情緒ある町並みを走って「菓子屋横丁」へ。「抹茶あらた」で冷たい抹茶ラテ。

まずは抹茶を冷たいラテで日本を味わいます。

ヨーロッパのような川越公園

菓子屋横丁から水上公園通りを走って3.5kmで「川越公園」。川越水上公園の名で知られ夏場はプールが人気の公園ですが、園内の修景池は青々とした木々に囲まれた美しい景色です。

何となくヨーロッパのような雰囲気も感じます。
芝地は緑のじゅうたんのようで、思わず寝ころびたくなります。

園内は桜並木が続きます。春には美しい風景が続きますが、緑が眩しい桜も夏らしい美しさ。

川越公園を一度出て、入間川沿いを目指します。

入間川サイクリングロード

川越公園から八瀬大橋を渡り入間川沿いサイクリングロードへ入ります。

入間川サイクリングロードは、正式名「県道川越狭山自転車道線」で、入間川に沿って狭山市の豊水橋から川越市の入間大橋まで続く全長約22.6kmの自転車歩行者専用道路です。

サイクリングロードを左に少し入った安比奈(あいな)親水公園は黄色い花が咲き誇っています。この花は春車菊(ハルシャギク)で、園内は季節によって様々な花が咲くそうです。

安比奈親水公園の先まで行けば行き止まりになるので、川から一番離れたコースへ戻れば先へ進めます。

サイクリングロード左手に見えてくる洋館風の校舎は西武文理大学。ここもヨーロッパを感じられる風景が続きます。

そして一見風変わりなベンチが並ぶ「入間川にこにこテラス(河川敷中央公園)」。このベンチには「寝ころびベンチ」と表記されていて、都会で見かける寝ころび禁止とは違い、思いっきり寝転んで寛ぐことができます。

照り返しで暑い舗装路から、ほんの少し外れるだけで心地よい空気を感じられます。
約7kmサイクリングロードを走って、広瀬橋から入間市駅方面を目指します。

アメリカのような入間ジョンソンタウン

入間市駅入口からけやき通りの坂を約1km上ってジョンソンタウンへ。

ジョンソンタウンは、アメリカン古民家と現代的低層新築住宅が、樹々の間に点在して建っている自然豊かな住宅地。アメリカ郊外の街並のような雰囲気があり飲食店をはじめ様々なお店が点在しています。

まずは「THE PORK SHOP」でランチタイム。
ボリューム満点のメルトダブルチーズバーガー(メルトチーズ&パティ×2&オニオンフライ)とドリンクで、暑いサイクリングからクールダウン&スタミナ補給。

ランチの後は、アメリカを感じる町並みを散策。

ここから入間市駅へと向かい、夏のサイクリングを終了します。

コース紹介

距離:24km 獲得標高:143 m

まとめ

古き日本の風景からアメリカの風景を目指すサイクリングのつもりが、川越公園や入間川サイクリングロードではヨーロッパのような風景に出会うことができました。
緑に包まれていた川越公園は、秋にはこのような風景に出会えます。

都心から電車で30分程度で行ける川越市や入間市。場所によって違う国のような風景に出会えるだけでなく、違う季節にまた訪れたくなる魅力を感じました。
執筆:花田 康

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【和歌山県】串本から古座川へ、海と清流をめぐる夏の水辺37kmサイクリング

【和歌山県】串本から古座川へ、海と清流をめぐる夏の水辺37kmサイクリング


関西の夏の観光地と知られる和歌山県串本。海のイメージが強いですが少し山間部へ入った古座川町は美しい清流が知られています。
大阪から車で約3時間、鉄道でも約3時間半で行ける和歌山県串本から、海と川をめぐる夏にぴったりなサイクリングをご紹介します。

本州最南端の串本町

串本町は、紀伊山地を背に太平洋に突き出した「本州最南端のまち」です。その先端に位置する本州最南端の地、潮岬(しおのみさき)は、東京都の八丈島とほぼ同緯度に位置しています。
また串本町には日本初の民間ロケット射場「スペースポート紀伊」があり、「ロケット最先端のまち」を目指しています。

早朝のJR紀勢本線「串本駅」からサイクリングスタート。

上浦海岸と袋港

まずは串本駅から2kmほどの上浦海岸へ。上浦漁港の南側にある広い遠浅の海岸です。

海水浴場ではないので静かな砂浜です。
少し走った先の袋港は潮岬の根元に位置する港湾。地元の漁船や渡船、ダイビング船が多く停泊しています。

小さな湾になっているので穏やかな美しい港の風景に出会えます。

自然豊かな古座川町

国道42号線から国道371号線へ入り古座川町へ向かい、六郎峠まで約5kmの坂を上ります。

峠を越えれば無人販売所があるのどかな風景。

古座川の一枚岩

県道へと入り古座川沿いに走って「道の駅 一枚岩モノリス」へ。


モノリスとは「一枚岩の」という意味。古座川一枚岩は、1841年に国の天然記念物に指定された、高さ約100m、幅約500mの一枚の巨岩。一枚の岩盤としては日本最大級の大きさとされています。
古座川は、クリスタルリバーとも呼ばれ流域は「日本の秘境100選」と「平成の名水百選」および「日本の地質百選」に選定されている美しい清流です。

清流でクールダウンした後は道の駅のアイスクリームが添えられたパンケーキで朝食。

明神の潜水橋

道の駅 一枚岩モノリスからは県道を少し外れて川沿いに下流へと走ります。

県道38号へ入り約7km走れば「明神の潜水橋」が見えてきます。

潜水橋とは、増水時に水没する構造の橋のことで、大雨などで水位が上昇すると水面下に沈み、通行できなくなります。欄干がないので、流木などが引っかかるのを防いだり、水の影響を受けにくくなっています。地域によって沈下橋、もぐり橋、沈み橋などとも呼ばれます


欄干の無い橋を自転車で渡るのは爽快です。

月野瀬リバーサイド

古座川沿いにさらに下流へ、寄り道しながら約4km走ります。

月野瀬リバーサイドは本州最南端の無料キャンプ場。

川遊びができるので、ここでも清流クールダウン。

再び串本町へ

古座川沿いをさらに下流へと走ればJR古座駅。

近くの鉄橋ではちょうど特急「くろしお」に出会えました。古座駅から太平洋に出る河口までは700mくらいです。

くしもと橋杭岩

再び串本町へと入り、太平洋岸自転車道海岸でもある国道42号線を走ります。

4kmほど走れば、道の駅 くしもと橋杭岩。

まぼろしのきんかんソフトと、みかんジュースでクールダウン。

約850mにわたって大小約40の岩が直線上に立ち並ぶ姿が橋の杭のように見えることから橋杭岩(はしくいいわ)と呼ばれています。
干潮時は岩まで歩いて行けますが、満潮時には橋の杭のように見えます。
橋杭漁港からは、くしもと大橋を望むことができます。
ここから1.8kmのJR串本駅へと戻りサイクリング終了です。

コース情報

距離:37.1km 獲得標高:274 m

まとめ

美しい海と川の両方を楽しめるこのコースは、六郎峠までの5kmの坂道もさほど厳しい勾配ではありません。遠越越えた先の古座川の清流でクールダウンして、その後もいくつもの清流ポイントで川を楽しみながら徐々に河口へと下れば太平洋へと出ます。
距離は37km程度なので、半日あれば巡れるコースです。大阪からは日帰りも可能ですが、串本に前泊して海の幸を楽しみ、朝早くスタートして午後イチには帰路につく行程がおすすめです。
執筆:花田 康

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【神奈川県】JR川崎駅から夕暮れの羽田空港と川崎工場夜景をめぐるサイクリング

【神奈川県】JR川崎駅から夕暮れの羽田空港と川崎工場夜景をめぐるサイクリング

全国で知られる工場夜景のひとつ神奈川県「川崎市」。運河から工場夜景をめぐるクルーズが人気ですが、より近くから工場を見ることができる自転車で工場街をめぐってきました。JR川崎駅を拠点にした約35kmのサイクリングをご紹介します。

JR川崎駅から多摩川サイクリングロード

日が傾きはじめる夕暮れ時、JR川崎駅北口東からサイクリングスタート。少し東へ走って旧東海道を北上します。

この辺りは旧東海道の川崎宿があった場所。道路には東海道や川崎宿の説明がいくつもあり、歴史を感じることができます。
800mほど走って多摩川にかかる橋を渡れば東京都大田区です。

橋を渡り多摩川沿いへ下りて、多摩川サイクリングロードを河口に向かって走ります。

多摩川スカイブリッジから望む羽田空港

羽田空港が近づくにつれて目の前を飛び立つ飛行機がどんどん大きく見えてきます。 羽田平和の大鳥居を過ぎて、さらに進めば2024年4月に誕生した新たな飛行機ビュースポット「ソラムナード羽田緑地」。展望台からは真上を飛び立つ飛行機を見上げることができます。
ソラムナード羽田緑地からさらに進めば、2022年に開通した多摩川スカイブリッジ。
橋の上からは、着陸する飛行機と離陸する飛行機などが忙しく行きかう景色を望むことができます。
自動車は駐停車できないので、自転車ならではの撮影スポットです。

橋を渡って再び川崎市へ。

殿町第2公園

多摩川スカイブリッジを渡り多摩川上流方向へ少し走れば、殿町第2公園に川崎キングスカイフロント東急REIホテルがあります。ホテルの1階TREX KAWASAKI RIVER CAFEでカフェタイム。

エントランスに展示されているのは今も現役で走っているポルシェ。
おしゃれな店内で、チーズハンバーガーとアイスラテで日没を待ちます。

ここでは、クロスバイクとマウンテンバイクのレンタサイクルも利用できます。

日が暮れたので、川崎工場夜景めぐりスタート。

川崎工場夜景めぐり

川崎の工場地帯はいくつかの人口島が橋でつながっています。まず浮島町へ走り、かわさきエコ暮らし未来館の前へ。そこはSFの世界に迷い込んだような景色が広がっています。

次は千鳥町へ。千鳥橋は工場夜景を望めるスポットのひとつとして知られています。
 橋を渡って少し千鳥運河沿いを走ってみました。

この島か、川崎港海底トンネル(自転車押し歩き)を進めば川崎マリエンの展望台があるのですが、トンネル手前で引き返して扇町方向へ。
ここにはJR鶴見線鶴町駅があり、JR東海道線鶴見駅まで行くことができます。但し夜は1時間に1~2本の運行です。
夜の駅前には自動販売機があるくらいですが、2本の大きなボイラーを望む不思議な景色が広がっています。

来た道を戻り再び扇橋へ。扇橋も人気の撮影スポットで、ホワイトキャッスルと呼ばれる特徴的なプラントを望むことができます。

扇橋からは、約3.5km先にあるJR川崎駅へ向かいます。

JR川崎駅

川崎駅が近づくにつれて、現実世界に戻った気分になります。スタートしたJR川崎駅北口東へ戻って、約4時間・35kmのサイクリング終了です。

コース紹介

距離: 35.7 km 獲得標高:95 m

まとめ

初めて夜の工場街を自転車で走りましたが、SFの世界に迷い込んだような幻想的な景色に圧倒されました。たくさんの工場の前を走るので工場内が映る写真撮りは控えて、ご紹介しているのは遠景だけにしています。実際はもっと迫力ある風景が続いています。
夜の工場街は、クルマが少ないとはいえトラックなどは走っているので、明るい前照灯・後尾灯は必須です。
川崎は都心からも近いので、週末に数時間の工場夜景サイクリングに出かけてみてください。

執筆:花田 康

 

 

 

【静岡県】旧東海道の宿場町をめぐり、町並みや伝統の食を楽しむ28kmサイクリング《PR》

【静岡県】旧東海道の宿場町をめぐり、町並みや伝統の食を楽しむ28kmサイクリング《PR》


江戸時代に整備された五街道の一つ東海道五十三次。静岡市にある19番目の宿場町から藤枝市の22番目の宿場町まで、旧東海道のまちなみや駿州の旅日本遺産の構成文化財、伝統の食を楽しみながら約28kmの自転車旅をご紹介します。

JR静岡駅でクロスバイクレンタル

スタートはJR静岡駅。クロスバイクをローカルトラベル・パートナーズでレンタルします。
クロスバイクは予約が可能で、駅から徒歩約15分のオフィスで借りられますが、静岡駅南口でも借りることができます。
自転車と合わせてヘルメットも貸してもらえるので手軽に出かけられるのは魅力です。

シート位置を合わせ、クロスバイクの操作方法や注意点を教えてもらったら、サイクリングスタートです。

駿府城公園

静岡駅の北側へ行き街中を約1.5km走って駿府城公園へ。

駿府城は静岡市葵区にあった日本の城で、現在は城址公園として整備されています。園内の紅葉山庭園には茶室もあり、季節によって異なる景色を楽しむことができます。

公園の周りは二ノ丸堀で囲まれていて、駿府城築城当時の石垣や迫力ある櫓を望むことができます。

城下町の一角には、東海道五十三次19番目の宿場「府中宿」があります。お堀の脇には『東海道中膝栗毛』の主人公、弥次郎兵衛(やじさん)と喜多八(きたさん)の像が出迎えてくれます。

安倍川もちの老舗 石倍屋

駿府城公園から県道208号を南下して、安倍川橋の手前すぐにある「安倍川もち石倍屋(せきべや)」へ。

1804年(文化元年)に東海道の街道沿いに創業し、昔ながらの製法で「安倍川もち」の味を守り続ける老舗です。歴史を感じる古いつくりの店内では、土間の床机と、ちゃぶ台が置かれた小上がりで食べることができます。

左はわさび醬油、右は安倍川もち(きな粉とこし餡)。

とろろ汁の丁子屋


安倍川橋を渡り国道1号線から丸子(まりこ)へ向かいランチタイム。
東海道五十三次20番目の宿場町鞠子宿(丸子宿)で、1596年(慶長元年)に開業した丁子屋は、「とろろ汁の丁子屋」として長年親しまれています。

「とろろ汁」は、自然薯(山芋の一種)をすりおろし、だし汁と味噌で割ったもので、麦飯にかけて食べます。 江戸時代、丸子周辺では良質な自然薯が採れたため名物となり、峠越えの旅人から喜ばれました。

宇津ノ谷のまちなみとトンネル

丸子から国道1号線沿いを少し走って道の駅 宇津ノ谷峠 (下り)へ。

ここから旧東海道へ入ればすぐに宇津ノ谷地区。東海道の丸子宿と岡部宿の間に位置し、歴史的な街道の面影を残す町並みです。


宇津ノ谷峠を登れば「明治宇津ノ谷隧道(明治のトンネル)」。

1876年(明治9年)宇津ノ谷峠に開通した明治のトンネルは、明治時代の貴重な文化遺産として、1997年に現役のトンネルでは初めて「明治宇津ノ谷隧道」として、国の登録有形文化財に登録されました。赤レンガの内壁とランプがレトロな雰囲気です。

宇津ノ谷峠には他にも、「大正のトンネル」「昭和のトンネル」「平成のトンネル」と呼ばれる歴史的価値のあるトンネルが合わせて4つあり、すべてが現在もその役割を果たしています。

岡部宿大旅籠柏屋

宇津ノ谷峠を下って旧東海道を走り藤枝市に入り、東海道五十三次21番目の宿場「岡部宿」大旅籠柏屋へ。

柏屋は、岡部宿を代表する旅籠(宿)で、国の有形文化財に登録されています。2度の焼失を経て江戸時代後期(1836年)に再建された主屋は、当時の旅籠の様子を見ることができる歴史資料館となっています。

ここでも、弥次さん・喜多さんに会うことができます。


地場産品や工芸品のほか、地元の酒蔵の酒粕を使った甘酒や柏餅などの軽食が楽しめる「物産館かしばや」や、蔵を改装したカフェも併設されています。

すぐ隣には、岡部宿にあった2軒の本陣のうちの一つ「岡部宿内野本陣跡」があります。当時の建物は残っていませんが、再現された門塀や平面にあらわされた建物の間取りから当時を感じることができます。

旧東海道をさらに1kmほど走れば「五智如来公園」。ここは誓願寺の境内に安置されていた五智如来像を移し公園として整備したスポットで、観光案内所が併設されています。

岡部宿の少し西に店を構える「御菓子處 桜屋」では、地元の特産品「玉露」を使った銘菓など歴史ある和菓子をいただけます。

蓮華寺池

旧東海道から少し北へ向かえば、藤枝市のほぼ中央に位置する蓮華寺池(れんげじいけ)公園。

周囲の山々と池が織り成す自然の美しさが人気の蓮華寺池公園は、ハスが多く生えていて、かつては「蓮池」と呼ばれていたようですが、明治以降になって現在の「蓮華寺池」の名前が定着しました。

蓮華寺池沿いを少し走って、再び旧東海道へ。

日蓮宗 大慶寺

旧東海道から少し入れば、創建1253年(建長5年)日蓮宗の寺院、大慶寺(だいけいじ)。

日蓮聖人お手植えの松で樹齢750余年の黒松「久遠のマツ」は、枝振りが四方に張り出て迫力と力強さを感じられます。

旧東海道を南下し瀬戸川にかかる勝草橋を渡ります。

勝草橋から2km走って、東海道五十三次22番目の宿場「藤枝宿」のまち、JR藤枝駅ゴールです。

コース紹介

距離: 28.3 km 獲得標高:235 m

日本遺産 駿州の旅
ローカルトラベル・パートナーズ
駿府城公園
石部屋
とろろ汁の丁子屋
道の駅 宇津ノ谷峠 (下り)
宇津ノ谷
明治宇津ノ谷隧道
岡部宿大旅籠柏屋
五智如来公園
御菓子處 桜屋
蓮華寺池
日蓮宗 大慶寺

まとめ

スポーツ自転車(クロスバイク)初体験のメンバーと走った旧東海道。静岡駅と藤枝駅の間は28kmには、街道沿いには古き町並みがたくさん残っていて、のんびりゆっくりと街道風景を楽しみながら走れました。
自動車で通った時には気付かなかったお店や景色も、自転車では気づかせてくれます。宿場町には伝統的な食文化も残っていて、時間が許せば立ち寄りたいところがいくつもありました。

江戸時代には、いくつもの宿場町を経て江戸から歩いて行ってたであろう静岡も、今では新幹線で約1時間で行くことができます。そこでスポーツ自転車を借りれば初心者でも楽しく自転車旅をすることもできます。

藤枝駅まで行けば輪行で戻ることになりますが、明治宇津ノ谷隧道(明治のトンネル)で折り返せば約20kmで往復できます。週末の日帰りでも1泊2日でも行ける「静岡の旧東海道サイクリング」を、ぜひ楽しんでみてください。
広告主:するが企画観光局
撮影・執筆:花田 康(TABIRIN編集部)

【オーストラリア】クオッカワラビーに会える! ロットネスト島サイクリング

【オーストラリア】クオッカワラビーに会える! ロットネスト島サイクリング

笑っているように見える愛らしい姿から「世界一幸せな動物」と言われる「クオッカ」が生息することで知られるロットネスト島。
西オーストラリア州のパース沖に浮かぶこの車のない島は、豊かな自然に囲まれ、サイクリングを楽しむのに最適な場所です。
そんなロットネスト島の魅力と旅のポイントをご紹介します。

ロットネスト島ってどんな島?

ロットネスト島は、オーストラリア大陸の西海岸、西オーストラリア州の州都パースから約19km離れた沖合に浮かぶ小さな島です。
パースからフェリーで約45分でアクセスできます。
この島は全体がAランクの自然保護区に指定されており、車の乗り入れが禁止されています。島内の移動手段は主に自転車か公共バス、電車となります。
自然が豊かで、のんびりとサイクリングを楽しむのに最適な場所です。

日本からのロットネスト島へのアクセス


日本からロットネスト島へ行くには、まずパースを目指します。
パースへは、成田空港からANA(もしくはヴァージン・オーストラリア航空との共同運行便)の直行便が利用でき、所要時間は約10時間です。

日本との時差は−1時間です(パースが日本より1時間遅れています)。
ブリスベンやゴールドコーストなどの東海岸の都市からパースへ向かう場合は、カンタス航空等の国内線で約5時間かかります。パース市内からフェリー乗り場までバスで小1時間、そこからフェリーで約45分揺られればロットネスト島に到着です。

クオッカワラビーってどんな動物?


クオッカは、オーストラリア南西部に生息する有袋類で、正式名称は「クオッカワラビー」です。カンガルーやコアラと同じ仲間で、お腹に袋があります。
特にロットネスト島は世界最大のクオッカの生息地であり、1万頭から1万2,000頭のクオッカが暮らしていると言われています。

クオッカは「世界一幸せな動物」としても知られており、口角が上がって笑っているように見える愛らしい表情が特徴です。一説には、ポケモンのピカチュウのモデルになったとも言われています。

現地ツアーの費用と概要

現地では、レンタルバイク付きのパッケージツアーを利用するのが便利です。
今回利用した現地ツアーは120オーストラリアドル(約11,500円)でした。
フェリー運航会社や、各種旅行会社が実施しており、日本からでも事前にWebで申し込むことが可能です。

【ツアー料金に含まれるもの(例)】
・パース市内のホテルとフェリー乗り場間のバス送迎
・フェリーの往復代
・レンタルバイク代(ヘルメット付)
・ロットネスト島への入島料

フェリーの往復だけでも約1万円前後、レンタルバイクも約3,000円かかるため、これらの費用が全て含まれているパッケージツアーは割安感があります。
ツアーにガイドは付きませんが、島内に入れば自分の好きなペースで自由にサイクリングを楽しめます。

レンタルバイクは追加料金でEバイクも選べますが、今回は7段変速機付きの通常タイプを借りました。
バイクにはボトルホルダーが付いているため、飲み物を持参すると便利です。リュックや小さなバッグで行くのがおすすめです。
なお、ツアーを利用しない場合、現地のレンタルショップでバイクを借りることが可能です。

おすすめの季節は?

日本とは季節が真逆のオーストラリア。夏は紫外線が強く気温が高すぎるため、逆に日本の夏休みにあたる冬(オーストラリアの冬)に訪れるのがおすすめです。
8月半ばのこの日も、日中の気温は22度前後と暖かく、快適にサイクリングを楽しめました。

薄手のセーターにジャケットがあれば十分、中には半袖半ズボン姿の人も。
ビーチではシュノーケリングを楽しむ人の姿も見られました。

海と緑の絶景の連続


島の外周は約22kmで、サイクリングの推奨ルートはいくつかあります。
今回は、島の中央部を中心にビーチと2箇所の灯台を回る15kmほどのルートを走りました。

ロットネスト島は車が走っていないため、とても静かでサイクリングには最高の環境です。
道はしっかりと整備されており、前後から車が来る心配もなく、小さなお子さん連れのファミリーも多く見られます。

多少の起伏はありますが、ママチャリに乗っている人であれば大丈夫でしょう。降りて押して歩くほどの大変な坂はありません。
オーストラリアの抜けるような青い空に、インド洋の透き通る海、そして自然保護区の豊かな緑の景色を存分に味わうことができます。

野生のクオッカに遭遇


サイクリング終盤には、野生のクオッカたちに遭遇することができました。
草食動物のクオッカたちは、木の実や葉っぱを求めて自由に動き回っています。

クオッカは保護対象の動物のため、餌やりや触れることは法律で禁止されているので気をつけましょう。違反すると200〜300豪ドルの罰金対象となります。ただし、クオッカに近づいて一緒に写真を撮ることは可能です。
SNS上では「#quokkaselfie」というハッシュタグで、クオッカと自撮りしたたくさんの写真を見ることができます。

ローカルカフェやお土産屋さんもチェック


島内にはレストランやカフェ、お土産屋さんもあるので、休憩や食事にも困りません。ただし、商業エリアは島の玄関口に限られているので注意が必要です。
島に到着した時に軽食を取り、それからサイクリングを開始しました。もしくはサンドイッチなどを購入して、サイクリングの道中にビーチや灯台でピクニックがてらいただくのも良いですね。

サイクリング終了後は、フェリーの出航までビーチサイドバーでゆったりと過ごしました。
宿泊施設もあるので、一日かけて島全体を回った後、インド洋に沈む夕陽を眺めながらゆったり過ごすのもまた良さそうです。

旅の思い出には、ロットネスト島ならではのクオッカ柄のグッズも見逃せません。

インド洋に沈んでいく夕陽を眺めながら、フェリーに揺られ港に戻ればロットネスト島自転車旅の終了です。

動画レポート

コース紹介


走行距離:15km 獲得標高:147m

まとめ


ロットネスト島は、フェリーやレンタルバイクがセットになったパッケージツアーを利用することで、手軽に訪れることができます。
クオッカとの出会い、広い空と海がどこまでも続くサイクリング、穏やかなカフェタイム。
この島は、日常を忘れさせてくれる特別な旅の思い出を与えてくれます。
日本からの直行便を利用すれば移動も快適です。ぜひ一度は訪れてみる価値があるでしょう。

執筆:Ayaka

2011年に社会人になると同時に始めた自転車で「自転車×旅」の魅力にハマる。
ニュージーランドでのワイナリーロードレース、タイの寺院巡り、ドイツ古城巡り、インドネシアでの遺跡巡りなど世界各地で自転車旅を催行し、その様子を雑誌『Cycle Sports』に寄稿。
2017年には自転車ツーリズムを探究しにオーストラリアへ留学。現地の様子を『Cycle Sports.jp』にて『G’day, Australia! 〜ブリスベンからの自転車だより』として1年間連載。帰国後は英語教材編集者の傍ら、自転車イベントで通訳・MC・PR担当等を務める。
2022年4月、オーストラリア クイーンズランド州ブリスベンへ移住。
座右の銘は「好きにまみれろ、夢中で生きろ」。

 

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