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記事タグ: イベントレポート

【千葉県】房総半島サイクリングハンドブック完成イベント 南房総の素掘りトンネルを巡る

【千葉県】房総半島サイクリングハンドブック完成イベント 南房総の素掘りトンネルを巡る

房総半島のサイクリングを盛り上げようと、木更津市と南房総市が、地元サイクリストが提案する魅力的なサイクリングコースを掲載したガイドブックを制作。
そのPRを兼ねたイベントが、12月10日に南房総市にあるサイクリング施設「HEGURI HUB」(平群ハブ)で開催されました。それに合わせて行われた体験ライドに参加したので、その模様を紹介します。

素掘りトンネル巡りコースに参加

ガイドブックに掲載されたコースは、地元千葉の内房レーシングクラブ、Sakata Racing Club、千葉県サイクリング協会、そして房総神社サイクルライド推進委員会の4団体が、南房総(あわの国)サイクルツーリズム協会の呼びかけに応じて作ったもの。それぞれ魅力的なコースで、房総の美しい海岸線や素朴な里山を駆け抜ける計6コース。
今回はそのうち房総半島に多い素掘りトンネルを巡るコースの一部を体験させてもらうことに。コースを監修した千葉県サイクリング協会の副会長、森浩文さんといっしょにHEGURI HUBを出発しました。

ハンドブックはA5サイズ32ページ。千葉県内外の観光施設やサイクリング関連施設で配布予定。またコースはRIDE WITH GPSのデータでも確認できます。

コース紹介


房総半島に高い山はありませんが、海沿い以外には細かいアップダウンが。ガイド役の森さんは小径車でそんなアップダウンを軽々とこなしていきます。
これはついていけないかもしれないなあ、と思ったところで森さんが一時停止。小向ダムです。

小向ダムは1975年に完成。南房総市の水源確保のために作られた上水道用水専用ダム。天端(てんば)まで入っていくこともできます。

森さんの後について里山をどんどん走っていきます。

防空壕としても使われた内郷トンネル

森さんについて脇道へ。クルマが走れないほどの細い道。急勾配で、しかも路面が苔むしていて、スリップしそう。慎重に上っていくと森さんが、「着きました」。内郷トンネルです。うっそうとした森の中に、突如として現れる小さな入り口。おおーっと思わず声が出てしまいます。

苔でスリップしないように慎重に走ります。

内郷トンネルの入り口。岩の層がワイルドに露出、砂岩や泥岩が幾重にも重なって地層を形成しているのがわかります。それが縞模様に見えています。

トンネルの内部に照明はあるものの、かなり暗く、足元には注意が必要。また路面は舗装されていないため荒れていて、ロードバイクは走らないほうがいいでしょう。
素掘りというだけあって、重機を使わずにツルハシなどを使って人が掘り進んだトンネルの壁面は、その削掘跡が縞模様になって残っています。

路面は荒れ、壁面にも荒々しい削り跡が。

このランダムな削り跡が、人力で掘られたことを伝えている。

房総半島は穴だらけ

森さんによれば、こうした素掘りトンネルは江戸時代から昭和初期に作られたものが多いということ。

房総半島の南半分は、大昔に海だったのが隆起してできたそうで、海底で砂や泥が堆積した「積層岩」の地層が特徴。砂岩や泥岩は掘りやすく崩れにくい。そのせいで房総には素掘りトンネルが多いのだといいます。

こういったトンネル以外にも、水路のトンネルを掘ったりして川の通りを変えて田畑にする「川廻し」と呼ばれる農地造成事業が、このエリアだけで450箇所も確認されているということです。横井戸、農業用水路、防空壕や軍事用として掘られた穴も多く、とにかく「房総は穴だらけ」なんだそうです。

内郷トンネルの中には、金網で入れないようになっている横穴が数カ所あります。戦争中の防空壕かなという気もしますが、それにしては大きいです。

トンネルの反対側入り口近くには「牛頭観音」と記された石碑が。馬頭観音はよくあるけど、牛頭とは? 千葉県は日本酪農発祥の地とされ、牛は昔から大切な財産だったはず。その牛に作物や農機具を負わせてこのトンネルをとおって農業をしていたので、それが死んだときにはこのようにして祀ったのではないか、というのが森さんの推測。

牛頭(ぐず)観音には新しいものもあります。

そんな昔の出来事に思いを馳せていたら、地元のお婆さんが大きなカゴを台車に載せて歩いてきました。すかさず森さんが、ここの横穴はなんですか?と聞くと「ああ、大東亜戦争の防空壕だ」と。大東亜戦争という言葉に時代を感じながら、疑問が解けた気がしました。

お婆さんはこのあと、カゴだけを背負って、先の畑の様子を見に行きました。

道の駅ローズマリー公園で休憩

そこからは次のトンネルを目指し、いったん和田の海沿いに出ます。天気もサイコーで、すごく気持ちがいい!

海岸沿いのサイクリングロード、和田白渚海岸、サーフ橋などをへて、道の駅ローズマリー公園へ。ここは産直の店「はなまる市場」と、シェイクスピア・カントリー・パーク(現在閉館中)、ローズマリーガーデン、リバーサイドプラザの3つの公園からなる複合施設。

ここで南房総名物であるビワ味のソフトクリームで休憩。

地元産品の店と、ヨーロピアンな建物。インスタ映えするスポットとしても有名。

サイクリストはソフトクリームが好き!

ほかに「くじらコロッケもおいしいよ!」と森さんが教えてくれました。

きれいに作られた名もなき素掘りトンネル

休憩を終えて、ここから再び内陸へ。また横道にそれてどんどんディープなエリアに入っていく森さん。

またしても脇道にズイズイ入っていきます。

その先に現れたのは次なるトンネル。トンネルの名称を森さんに聞くと、森さんも知らないということ。観光名所ではないので、表示版も案内もまったくありません。でもこういう観光地ではない場所をおもしろがるのが、新しい観光スタイルなんじゃないかという気もします。

入り口のアーチ型がきれいなので、ぱっと見は素掘りに見えません。路面はコンクリートで固められています。なんとか軽自動車なら通れるくらいの幅があります。

壁面上部にはトラック(?)がボディを擦った跡が。

ここにもきれいな削掘痕が。素掘りトンネルツアーにはライトが必携です。

反対側は草が覆いかぶさってジャングルっぽい。

本来のコースはさらに素掘りトンネルを見てまわるのですが、今日のトンネルツアーは時間の都合でここまで。スタートしたHEGURI HUBを目指すことにします。

名前のわからない素掘りトンネルまでの道を引き返します。

土曜日なのにクルマがほとんど通りません。ちょっとペースをあげてお弁当が待つHEGURI HUBへと急ぎます。

コース制作者による説明会

お昼前にはHEGURI HUBに到着。別のコースを試走してきたグループが、すでに弁当を楽しそうに食べています。なんと木更津市長、南房総市長まで来場していて、両市のサイクリングに対する期待がうかがえます。

HEGURIU HUBの芝生で楽しく歓談するイベント参加者たち。

君津のCYCLE SPORTS KYOTOをベースに活動するSakata Racing Clubのみなさん。

12時からは今回の房総半島サイクリングハンドブックのコース発表&意見交換会です。両市長のあいさつに始まり、各コースを作ったチームの担当者が、ポイントを説明していきます。会場はお弁当を食べたりコーヒーを飲んだりと、リラックスした雰囲気。

HEGURI HUBはもと保育所をリノベーションした施設なので、スペースには余裕があり、こんなふうにイベントにも使えます。

渡辺芳邦木更津市長(左)、石井裕南房総市長(右)。これからの房総半島のサイクリングによる振興と、各自治体の連携が必要だと強調しました。
木更津の渡辺市長はトライアスリートだということで、午前中の内房レーシングクラブとのライドで、その速さを見せつけたということです。

千葉には神主さんたちのチームがあった

内房レーシングクラブを主宰するカヤギサイクルの茅木孝さんは、房総半島の南側、千葉県の形をしたチーバ君の半分をまわる「半チーバくん」コースを説明。総距離211km!

この半チーバくんコースを完走すると、記念ステッカーがもらえます。スタート&ゴール地点である木更津市の金田地域交流センターのスタッフがサイコンやアプリで走行を確認して渡すということです。

ちょっとおもしろいチームがありました。「房総神社サイクルライド推進委員会」は、房総半島にある神社の神主さんたちのチーム。もともと神社には横の連絡組織があるそうで、そこでの若手神主の会合で「自転車でおもしろいことができるんじゃないか」と話が出たのがきっかけで結成されたといいます。代表の岡野大和さんも、鴨川市の天津神明宮の神主さん。「いろんな人たちと連携して、楽しいことをやっていきたいですね!」

今回のイベント参加者で記念撮影。「房総半島サイクリングを楽しんでくださいねー!」

まとめ

房総半島をサイクリングで活性化しようということでコースが提案され、それをハンドブックとして配布し、さらにそれをPRするためにこういった発表イベントが実施されました。
あとはTABIRIN読者のみなさんがこのハンドブックを手にしてサイクリングを楽しむ番です。個人的には今回参加したHEGURI HUB発着の素掘りトンネル巡りコースがおすすめ。
最近は派手な観光地よりも、こういったひっそりした「自分だけのスポット」的な場所を探して、地理や歴史に触れて地元の人たちと交流して、というのが楽しいかな。そういう走り方に、房総半島はぴったりだと思います。
私も千葉県民ですので、今回の取り組みをメッチャ応援しています。房総半島にサイクリングに来てねー!

執筆:岩田淳雄

愛知県出身、千葉県在住。
自転車雑誌「サイクルスポーツ 」「バイシクルクラブ」の編集長を歴任。現在は「ペダルプッシャー」を主宰し、サイクリングの啓発活動を展開しています。
https://pedalpusher.jp/

記事情報リンク

▼南房総(あわの国)サイクルツーリズム協会
http://minamiboso-cycle-tourism.jp/

▼HEGURI HUB
https://hegurihub.com/

▼内房レーシングクラブ
https://www.facebook.com/uchibo/

▼Sakata Racing Club
https://cskyoto.com/club.html

▼千葉県サイクリング協会
https://www.chiba-cycling.org/cca/

▼房総神社サイクルライド推進委員会
http://boso-ride.jinja.ne.jp/ja/about.html

詳細は以下でもご覧いただけます。

HEGURI HUB発着 素掘りトンネル巡り

第1回フォトコンテストの結果発表~たくさんのご応募ありがとうございました~

第1回フォトコンテストの結果発表~たくさんのご応募ありがとうございました~

2022年7月1日~8月31日に第1回フォトコンテストを開催いたしました。
たくさんのご応募をいただき、ありがとうございました。
以下に投稿いただいた写真を掲載しております。



フォトコンテスト開催概要

第1回フォトコンテストのテーマは「LOVE 自転車旅」でした。
TABIRINアプリのフォトコンテスト機能を使って応募していただいた写真の中から、旅の魅力が伝わる写真を選ばせていただきました。

開催概要はこちら

第1回 TABIRINフォトコンテスト開催(2022年7月1日~8月31日)
※第1回TABIRINフォトコンテストは終了しています。TABIRINでフォトコンテストを実施します!アプリを使ってフォトコンテストに応募しましょう!記念すべきフォトコンテスト第一弾のテーマは「LOVE 自転車旅」です。TABIRIN...

結果発表

全国からたくさんの素敵な作品が寄せられたことに深く感謝し、心から御礼申し上げます。
厳正な審査の結果、各賞の入賞作品が決定いたしましたので発表いたします。

※個人情報保護のため、入賞者様のお名前は匿名とさせていただきます。

最優秀賞

(対象)TABIRINアプリのフォトコンテスト機能を使って応募
(賞品)Amazonギフト券5万円(1名)


【スポット名】積善山展望台(愛媛県)
【スポットの説明】360度のパノラマ絶景が見れる積善山展望台。ヒルクライムのご褒美です!

優秀賞

(対象)TABIRINアプリのフォトコンテスト機能を使って応募
(賞品)Amazonギフト券2万円(2名)


【スポット名】加太港の堤防アート(和歌山県)
【スポットの説明】太平洋岸自転車道のすぐ横にある堤防アート 結構長い区間絵が描かれています。


【スポット名】八幡平アスピーテライン(岩手県)
【スポットの説明】夏にはヒルクライムレースも行われる景色の良いロングヒルクライムルート。 麓の宿でeMTBをレンタルすれば、冬でも中腹の御在所ゲートまで楽々サイクリングを楽しむことができ、雪化粧の岩手山を楽しむことができる。

特別賞

(対象)Instagramへのタグ付けと投稿
(賞品)サーティーワンギフト券(20名様)

特に良かった作品を3つご紹介します。


【スポット名】ONJUKU モニュメント(千葉県)
【スポットの説明】全国ご当地モニュメントの一つ 自転車旅なら絶対に押さえておきたいモニュメントの一つ。 人気ビーチの為夏に撮ると人が多すぎるので、空いているオフシーズンが良いよ


【スポット名】息栖神社 一の鳥居(茨城県)
【スポットの説明】息栖神社の西にある鳥居と忍潮井(おしおい)と呼ばれる井戸。


【スポット名】ひこうきの丘(千葉県)
【スポットの名前】空港が見渡せる丘の上で、飛行機と自転車のツーショット。

 

審査のポイント

今回のテーマ「LOVE自転車旅」について、自転車旅の楽しい様子が伝わる写真を選ばせていただきました。日本全国の様々な場所から、事務局メンバーも見た事が無い綺麗な景色を沢山ご応募いただきました。
本格的に自転車で「走る」ことを楽しまれている写真や、自転車で地域の魅力を再発見された写真、旅先でレンタサイクルを使って仲間との時間を楽しむ写真など、皆様の色々な自転車の楽しみ方を知ることが出来ました。

受賞された方には賞品をお送りします。10月下旬に発送させていただきます。

今回のフォトコンテストの賞品はこちら ↓

ご応募いただいた写真について

TABIRINのトップのメニューの一番右にある「ギャラリー」をご覧いただいた事はありますか?
TABIRINのサイト内にある写真を地域や季節などの条件から検索することが出来ます。

今回皆様にご応募いただいた写真は、今後ギャラリー内にて公開させていただきます。

▼ギャラリーはこちら

写真ギャラリー アーカイブ - TABIRIN(たびりん)

惜しくも受賞されなかった写真も非常に素敵な写真でした。是非ご覧ください。
11月以降順次公開させていただく予定です。

また、TABIRINの公式SNSでも公開させていただきます。

TABIRIN公式SNSのご紹介
TABIRINのWebサイトでは全国各地検索可能な「コース・マップ検索」やTABIRINスタッフによるサイクリングレポートを中心とした「旅×自転車 記事」、全国各地のレンタサイクル店や自転車持ち込み可能な宿泊施設も探せる「旅×...

TABIRINアプリのフォトコンテスト機能のご紹介

今回のフォトコンテストへの応募方法として、TABIRINアプリのオリジナルスポット登録機能をご利用いただきました。
TABIRINアプリにはオリジナルスポット機能があります。サイクリング中に自分で見つけたスポットやTABIRINには載っていないスポット情報の登録や管理を自由に行うことが出来るようになっています。サイクリング中にスマートフォンで撮った写真をその場で登録したり、メモを記入しておくことが出来ますので、旅の思い出として残したり、次回に向けてのメモとしてご利用いただけます。もちろんアプリのマップ上で他のアイコンと同じように表示することが出来るので、自分が登録したスポットをサイクリング中に確認したり、旅の計画の際には位置関係を確認して予定を立てたりすることも可能です。サイクリングのお供として自分にぴったりの使い方を見つけてみてください。

機能の詳細については、下記記事をご覧ください。
▼フォトコンテストの機能について

第1回 TABIRINフォトコンテスト開催(2022年7月1日~8月31日)
※第1回TABIRINフォトコンテストは終了しています。TABIRINでフォトコンテストを実施します!アプリを使ってフォトコンテストに応募しましょう!記念すべきフォトコンテスト第一弾のテーマは「LOVE 自転車旅」です。TABIRIN...

▼TABRIINアプリの最新機能について ↓
TABIRINアプリ大幅アップデート!サイクリング情報の検索・計画・記録・共有がもっ...
「TABIRINアプリ」をバージョンアップしました!「TABIRINアプリ」は、WEBサイト「TABIRIN」で収録している自治体等が作成した全国のコース・マップやサイクリストにやさしい宿、レンタサイクルといった「旅×自転車 情報」...

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【オーストラリア】初開催!ポートダグラスグランフォンド・楽園の100km大会レポート

【オーストラリア】初開催!ポートダグラスグランフォンド・楽園の100km大会レポート

2022年9月9日(金)〜11日(日)にかけてオーストラリアクイーンズランド州のポートダグラスで初開催された、『ポートダグラスグランフォンドフェスティバル』。
期間中のメインイベントであるファンライドイベント『ポートダグラスグランフォンド』に、ブリスベンから自転車持参で参加してきたレポートをお届けします。サイクリストなら一度は走りたい大自然の絶景ライドの様子をお楽しみください。

ケアンズへのアクセス

筆者が暮らすブリスベンからケアンズまでは、ジェットスターやカンタス航空の直行便で所要約2時間半ほどです。
日本からは東京・関西の両方面からジェットスター・カンタス航空・JALを中心に所要7時間半程度で直行便があります。

今回は往復ともカンタス航空を利用し、自分たちの自転車を輪行で持参しました。
宿泊先はケアンズ空港からほど近いホテルに連泊。ケアンズの中心部から大会のメイン会場となるポートダグラスのスーパーヨットマリーナまでは約66km。ホテル〜メイン会場へはバンで自転車を積んで移動しました。

旅程 2泊3日 

宿泊地:ケアンズ市内泊

金曜日 夜 ブリスベン発〜ケアンズ着(飛行機)
土曜日 (大会前日)ポートダグラス〜パームコーブ間のコース下見(車移動)
日曜日 (大会当日)大会出場 夕方ケアンズ発〜ブリスベン着(飛行機)

ポートダグラスグランフォンドフェスティバルとは?

ポートダグラスフランフォンドフェスティバルは今回が記念すべき初開催でした。ケアンズではもともとトライアスロンのレースシリーズの一つ、アイアンマンレースを1997年から開催し、レースの開催経験は非常に豊富な土地です。しかし、実は今までこういった自転車のための、それもレースではなくファンライドのイベントはなかなかありませんでした。
ごりごりのスポーツマンだけでなく、子供から大人まで、幅広いホビーサイクリストにもケアンズを楽しんでほしい!ということでクイーンズランド州政府観光局が力を入れて始めたのが今回の『ポートダグラスグランフォンドフェスティバル』です。
ケアンズ空港国内線の到着口


荷物のターンテーブルもトロピカル


到着口には巨大な広告も

メインの9月11日(日)のファンライドイベント『ポートダグラスグランフォンド』は、48・100・138kmの3コースから選べ、全体で約920名のサイクリストが出場しました。
参加したのは100kmコース。
ポートダグラスを朝6時半にスタートし、ポートダグラスーパームコーブ間のグレートバリアリーフドライブ、公式にはキャプテンクックハイウェイと呼ばれる道を走り、50km地点のパームコーブで折り返し、再びポートダグラスに戻りゴールというコースです。
「グランフォンド」の名こそついていますが、コースは100kmで獲得標高689mと非常になだらかで、中級者の方なら十分走りこなせるコースプロフィールです。

■自転車一色の前日イベント
メインイベントの前日は車でケアンズからパームコーブ〜ポートダグラスへと北上し、コースとなるキャプテン・クックハイウェイをドライブしながらコースを下見します。


ポートダグラスのメイン会場近くのトリニティベイルックアウト

ケアンズ中心部から約66km、ポートダグラスの大会メイン会場、クリスタルブルックスーパーヨットマリーナへ到着。ウッドデッキからはたくさんのヨットが望め、会場にはリゾート感が溢れています。

日本の「恋人の聖地」のように南京錠を付けられるフォトスポットも。
マリーナ内の大会本部でチェックインをし、バイクタグやヘルメット用ステッカーの入ったバイクキットを受け取ります。

マリーナではサイクルエキスポが開催され、タイヤチューブや補給食といったライドイベントに必要なアイテム、大会記念品の販売ブースが並んでいます。

Santini製の大会公式ジャージ(トップスAUD$120 / ビブスAUD$169)

大会記念ボトル(AUD$29.99)は CamelBak の Podium。

また、マリーナ周辺道路では市民クリテリウムレース『ケアンズポストクリテリウム』や、市民スプリントレース、BMXのショーなどが開催され、自転車色一色に。


親子連れで楽しめる1周2kmのファンライド『チューチューズ・フリーファミリーライド』では、仮装を楽しむ家族連れも。ウォーリーに扮した一家にはコスチューム賞が贈られるなど、和やかな雰囲気でした。


マリーナのシンボル『チューチュートレイン』

大会当日

◆出走は日の出前
当日は朝3時半に起床。キャプテンクックハイウェイが大会用に通行止めになる前にポートダグラスへと車を走らせ、5時半にはスタート会場入り。

日の出前から会場でスタンバイし打ち合わせをしているのは、サイクリストを先導してくれる地元のオートバイグループ『コーラル・コースト・ライダーズ』のみなさんです。

少し空が明るんできた6時半、走行スピード順に順次スタートです。

◆世界遺産を独り占め!
このイベントの最大の魅力はなんといっても大自然の絶景。ヤシの木が立ち並ぶ海岸沿いの絶景ロードをこの大会参加者のためだけに完全封鎖しているということです。
「グレートバリアリーフ」と「クイーンズランドの湿潤熱帯地域 」(世界最古の熱帯雨林)は世界自然遺産に認定されています。この2つの世界遺産を通る絶景ドライブコースを、自転車で風を切りながら走る爽快感はもうたまりません!

往路の50kmはペースが同じ他のサイクリストたちと10名ほどの集団走行でペースを維持しつつ体力を温存することに重点を置きながら走りました。
復路になると、各々休憩に費やす時間も異なり集団はかなりばらけ、私も相方と二人旅に。すると900名以上参加しているにもかかわらず、前にも後ろにもサイクリストがいない、ぽっかりとした空白の空間が生まれるんです。その瞬間はもう、まさに世界遺産の絶景を独り占め状態…!「こんな贅沢が人生であってよいのだろうか!?」と思う素晴らしいコースでした。

◆絶景のエイドステーションで一休み
各コースの道中には全部で4ヶ所ほどエイドステーションが設置されています。レックスルックアウト(展望スポット)やパームコーブのビーチといった絶景ポイントに設置されているのが非常にニクいところです。地元の大会ボランティアの方々、ライフセービングクラブの方々がサイクリングボトルに給水してくれたり、補給食のバナナやラミントンを配ってくれたりします。

レックスルックアウトには大会フォトコンテスト用のフレームも

100kmコースの50km地点、パームコーブビーチのエイドステーションはヤシの木に囲まれリラックスムードが漂います。

ここのエイドステーションでは有料でマクドナルドとライフセービングクラブのコラボによるバーガーの提供も。
ライフセーバーたちがボディボードを胸に海へ入りトレーニングするのを眺めながらバーガー片手に休憩、というのも、なんともオーストラリアらしい光景です。


メカトラブルも地元バイクショップのスタッフが無料で対応してくれます

◆ローカルライダーたちとの交流を楽しむ

日本のファンライドイベントではいわゆる「ご当地グルメ」が提供されることが多い昨今ですが、オーストラリアのファンライドイベントのエイドは至ってシンプルです。
水・SiS(Science in Sport:英国の補給食商品)・グミ・バナナ・クッキー・ミニカップケーキなどが主流です。

グルメを期待して参加するとイメージと違うかもしれませんが、これもまた郷に入らばならぬ「豪に入らば豪に従え」。
参加者たちは「走る」ことそのものを何よりの楽しみにしている方が多いようです。また、ボランティアや他のサイクリストの方々との交流を楽しむのもオーストラリア流大会の楽しみの一つです。

日本人で参加していたのはどうやら私と相方の二人だけだった模様。「ブリスベンから来たジャパニーズなの」と言うと、「次は僕が日本に走りに行きたいよ!」とローカルライダーたちが笑顔で話してくれました。

大会ゲストとして参加していたのが、元プロロード・トラック選手で南オーストラリア州アデレード出身のアネット・エドモンドソン選手。エイドステーションごとに笑顔で参加者に気さくに話しかけている姿が印象的でした。
我々には日本語で「こんにちは!楽しい?」と話しかけてくれてびっくり。ヨーロッパでのプロチーム時代に日本人チームメイトもいた影響で、日本語を勉強したことがあるそう。「この景色、最高でしょう!?」とナチュラルな日本語で満面の笑みをくれて、こちらも思わず笑顔になりました。

◆暑さ・湿度と戦いながらラストスパート
ブリスベンより北のケアンズは湿度もなかなか。日が昇るとあっという間に気温は30度以上に上昇します。復路のエイドステーションではボランティアの方が水鉄砲で思い切り水をかけてくれる場面も。湿度・暑さと・足の疲労と戦いながら、休憩も含めスタートから約5時間で無事にゴール。すっかり日が昇り青空に映えるマリーナで達成感を味わいました。



ゴール後の休憩エリアにはクイーンズランドブルーのパラソルが。

ゴール後は会場に併設するヘミングウェイズ・ブリューワリーのビアレストランでバーガーとビールで乾杯。最初から最後まで信号もなくとにかく気持ちの良い、大自然を心から堪能できる100kmでした。

2023年は9月8日(金)〜10日(日)開催!

今回は100kmコースでの参加でしたが、ビギナーの方にもやさしい48kmコースもありますし、コース自体はフラットな部分が中心で非常に走りやすいコースです。
ぜひ来年第2回大会開催の時は、ケアンズにホリデーも兼ねて、お出かけしてみてはいかがでしょうか!?
少なくとも私は、往路の時点から「来年もまた来よう!」と決心しました。

コース紹介


距離:約100km(ポートダグラス スーパーヨットマリーナ〜パームコーブ)

▼ポートダグラスグランフォンド大会公式サイト(英語)
https://portdouglasgranfondo.com.au/

▼クイーンズランド州政府観光局 ケアンズとグレートバリアリーフ(日本語案内)
https://www.queensland.com/jp/ja/places-to-see/destinations/cairns-and-great-barrier-reef

まとめ

クイーンズランド州最大のライドイベントといえばブリスベンとゴールドコーストの都市間を結んで走る『ブリスベンtoゴールドコーストサイクルチャレンジ』が有名ですが、今回の『ポートダグラスグランフォンド』はまた、都市型のサイクリングイベントとは一味も二味も異なる大自然の中のライドとしての醍醐味がありました。
メインとなるのは海ですが、熱帯雨林の森に広大なサトウキビ畑、熱帯ならではの鮮やかな蝶々ににぎやかな鳥のさえずり…とまさに「楽園ライド」。大会前後にはリゾートステイも満喫できる絶景の世界遺産ライド。サイクリストならぜひ一度は体験してほしい極上のライドイベントです。

執筆:Ayaka

2011年に社会人になると同時に始めた自転車で「自転車×旅」の魅力にハマる。
ニュージーランドでのワイナリーロードレース、タイの寺院巡り、ドイツ古城巡り、インドネシアでの遺跡巡りなど世界各地で自転車旅を催行し、その様子を雑誌『Cycle Sports』に寄稿。
2017年には自転車ツーリズムを探究しにオーストラリアへ留学。現地の様子を『Cycle Sports.jp』にて『G’day, Australia! 〜ブリスベンからの自転車だより』として1年間連載。帰国後は英語教材編集者の傍ら、自転車イベントで通訳・MC・PR担当等を務める。
2022年4月、オーストラリア クイーンズランド州ブリスベンへ移住。
座右の銘は「好きにまみれろ、夢中で生きろ」。

 

 

 

 

【東京都】江戸川のゴミ拾いライドレポート

【東京都】江戸川のゴミ拾いライドレポート

秋晴れのもと、江戸川サイクリングロードのゴミ拾いライドに参加してきましたので、その活動をご紹介します。

江戸川サイクリングロードとは

江戸川サイクリングロードは、葛西臨海公園から関宿城までの約64kmのコースで、右岸と左岸に自転車道が整備されています。途中道幅が狭い区間もありますが、概ね幅員も確保されており、走りやすい自転車道です。

利根川・江戸川サイクリングロードマップ

「みさとの風広場」で集合

都内を出発し、国道6号新葛飾橋から江戸川サイクリングロードに合流します。通行量も少なく、非常に快適でした。

右岸側のサイクリングロードを進み、JR三郷駅近く「みさとの風広場」が集合場所です。
この企画は、ドーナツ屋オーナーでRCCの福田さんが、「いつもお世話になっている河川敷を、利用するだけでなく清掃することで、自転車道を安全に快適に皆さんに使ってもらいたい」という思いで企画しました。
8時~11時、「みさとの風広場」を中心に、流山橋と玉葉橋周辺までのサイクリングロード周辺をゴミ拾いします。
続々と参加者の方々が集まってきます。

自転車は他のサイクリストや住民の方の邪魔にならないように河川敷に移動します。

ゴミ拾いの前に少し腹ごしらえです。パートナーカフェ「CYCLO」のドーナツをいただきます。

ゴミ拾いのためのトングやゴミ袋などの備品をお借りして、いざゴミ拾いのスタートです。
きれいに見えていたサイクリングロードも、少し草をかき分けるとけっこうゴミが落ちています。

ひたすら、#ひろう

3時間ほどゴミ拾いをしたら、結構集まりました。
地元の方にも、「長年ここにいるけど、こんな活動を見たのは初めてだよ。」とか、ランナーやサイクリストの方達にも、「ご苦労様です」や「ありがとうございます」と、声をかけていただいて、とっても嬉しい気持ちになりました。

回収したゴミを前に、参加者で記念撮影です。いい笑顔ですね。

赤トンボも興味あるのか、何度も寄ってきては指にとまっていました。

ゴミ回収後は、「CYCLO」に移動してコミュニケーションタイムです。
自転車ラックも完備されているお店で、おいしいドーナツ&カフェがお待ちかね。
地元のサイクリストの方達も集まってきます。
これまで走ったコースの話や、おいしいカフェの話、おすすめスポットや次に走るコースの話で盛り上がります。
 
はじめてお会いした方とも、あっという間に仲間意識が芽生えます。

ショコラおすすめです!

コース紹介

▼CYCLO
https://cyclodonuts.square.site/shop/-donuts/2

まとめ

日頃お世話になっているサイクリングロードを、安全に走るだけでなく、きれいにすることで、地元の方々の理解も得られやすくなるのではないかと思います。
このような活動が全国に広がっていったら、よりサイクリストの理解が得られてうれしいことですね。
江戸川のゴミ拾いは年に3回ほど実施する予定とのことですから、ぜひ皆さんも参加してみてください。

執筆:KUNO

 

【千葉県】南房総エリアの春を満喫!ステーションライド in 南房総 2023

【千葉県】南房総エリアの春を満喫!ステーションライド in 南房総 2023


B.B.BASEで参加したみなさん

南房総エリアの美しい自然と地元のグルメを堪能できるサイクリングイベント、ステーションライド。今年は3月11日に館山市の北条海岸をスタート&ゴールとして行われ、170人の参加者が南房総の春を楽しみました。
コースは脚力に応じた50kmコースから120mコースの4種類。今回はスペシャルコースとして設定された、ガイド付きで観光スポットを巡る、約40kmの「アドベンチャーコース」に参加してきました。

スタート会場は館山市の北条海岸

このイベント、参加方法がふたつあります。ひとつはサイクリング専用列車、B.B.BASEに乗って東京のJR両国駅から参加する、通称「B.B.BASE組」。もうひとつはサイクリングスタート地点の北条海岸に集合する「現地集合組」。今回私は現地集合で参加しました。

まず120kmコースの参加者がスタート。120kmコースは時間がかかるため、B.B.BASEに乗る場合は参加できません。そして9時すぎにB.B.BASEがJR館山駅に到着すると、両国から乗車してきた参加者たちが、続々とスタート会場に。

開会式のあと、ゼッケンに名前を記入したりして、準備をしながらスタート時間を待ちます。

ステーションライドはJR東日本千葉支社が中心になって2013年に始まったサイクルトレインイベント。ステーションライドという名のとおり、開会式には館山駅の駅長と副長も駆けつけてくれました。

また今回はB.B.BASE組のゲストとして、国土交通省道路局参事官の金籠史彦さん(写真左)と、昨年現役を引退したもとプロレーサーの中島康晴(ナカジ)さんも参加。
ふたりとも鉄道マニアとして知られ、B.B.BASEの旅を心から楽しんだようです。中島さんは2010年千葉国体のロードレースチャンピオン。まさにキング・オブ・千葉。でも千葉を走るのはそれ以来だそうです。

イベントにはガチンコサイクルTVから声優の東城咲耶子さん、お笑いタレントの石井ミカンさんも参加、取材クルーが来ていました。

アドベンチャーライドの参加者でスタート前のミーティング。

アドベンチャーライドの参加者は12人。スタッフとともにスタート前の記念撮影。

赤山地下壕初体験

北条海岸を出て、まずは赤山地下壕跡へ。あっという間に到着します。

館山には戦争の遺構が数多く残っています。

ふだんは「船形倉庫」というギャラリー&カフェを運営している、今回のスタッフ佐生かおりさん.が解説。参加者に地元を知ってもらおうとガイドにも熱が入ります。

赤山地下壕跡は第二次世界大戦で使われた、館山海軍航空隊の地下壕。資料がほとんど残されておらず、はっきりしたことがまだわかっていません。
全国的に見ても大きな壕で、壕内には発電所の跡が確認できるほか、病室や電信室があったとの証言もあります。また戦後はキノコ栽培に使われていたといい、不法に住居として使用していた人もいたそう。

手掘りの荒々しい削り跡。地層の模様も見られます。

天井の照明のまわりに注目。もともと壕内は真っ暗で植物はありませんでしたが、なんと明かりのせいで光合成して草が生えてきています。

次はこれまた近くの掩体壕(えんたいごう)へ。この切通しの壁にも穴が掘られています。房総の地層は海底で砂や泥が堆積した積層岩。掘りやすく崩れにくいため、素掘りのトンネルや穴が数多くあります。

掩体壕は戦争中に敵から戦闘機を隠すために使われた倉庫。敵機が現れると、空から見えないように戦闘機をこの中に入れました。
穴が飛行機を前から見たカタチになっているのがおもしろいですね。

シラハマ校舎でお昼ごはんです!

裏道を縫って次の目的地へ。ガイド付きツアーでなければ来られないような道をズンズン走っていきます。自分ではとても見つけられない道です。

遍智院 小塚大師で休憩。この小塚大師は安房地方の弘法大師信仰の中心で、関東厄除け三大師のひとつとも言われています。
弘法大師(空海)がここに滞在した際、夢に天太玉命(あめのふとだまのみこと)が現れ、言われたとおりに2つの大師像を彫ったといいます。そのひとつをここに祀り、もうひとつは海に流してそれが漁師の網にかかったのが川崎大師のご本尊だと言い伝えられています。
ほかにも安房南部には弘法大師伝説が多く残されています。

昼食会場のシラハマ校舎に到着。ここは旧長尾幼稚園・小学校の木造校舎をリノベーションし2016年にできた多目的施設。
オフィス、宿泊、レストランなどで構成され、自然や歴史と向かい合いながら住む・泊まる・学ぶ・食べる・働くなどを体験できる複合施設となっています。

レンタルオフィスの一室。こんな環境で仕事してみたいですねー。

レストランの「バルデルマル」で、あらかじめ注文してあった、房州エビと海の幸カレー、野菜ごろごろカレー、リゾット、ピザなどを、みんなでいただきます。

私がいただいた海の幸カレー。これにキッシュの前菜とヨーグルトのデザート、ドリンクがついて1430円(税込。今回は参加費に含まれる)。うーまーいー。

出発前にスタッフの方に記念撮影のカメラマンをしてもらっちゃいました。

お腹いっぱいになってシラハマ校舎を出発。

野島埼からだいぼへ

海岸に出ると、房総半島最南端の野島埼を目指します。

到着したのは野島埼灯台のすぐわきにある白浜海洋美術館。

中には漁師が大漁のお祝いのときに作って着用したという藍染めの着物、万祝(まいわい)を中心に、地元の海に関連した工芸品や生活用品を展示。
万祝は展示していないものも含め400着ほどあるということで、日本最大のコレクションを誇っています。

万祝は試着することもできます。

ここからは海沿いに安房神社を目指します。

安房神社に到着。

安房神社は安房の国の一宮で、本宮に天太玉命を祭っています。
紀元前660年(今から2683年前!)に神武天皇の命を受けた天富命(下の宮御祭神)が阿波の国(徳島県)に続き開拓したのがここ安房の国だと言われているそうです。
このときに天富命が自分の先祖を祭ったのが安房神社の起源だと言われています。

説明してくれた神職さんはサイクリストで、房総半島の神職者で作るサイクリングチーム、「房総神社サイクルライド推進委員会」のメンバー。

参加者が「あまりにキレイで感激した!」と言うフラワーロード。追い風に乗ってさらに館山方向へ。

休憩場所の「漁港食堂だいぼ」に到着。

ここで館山名物「なかぱん」(中村屋)のクリームパンが参加者にふるまわれた。私も館山を訪れたら必ず買っています。疲れた体に甘いものがうれしいタイミング。

全員で笑顔の完走。お疲れ様でしたー

そして最後はゴールの北条海岸までラストスパート……ではなく、あくまでのんびりと走行。

ゴールの北条海岸!
すでにほかのコースの人たちがたくさんゴールしていました。

全員で完走の記念撮影!
逆光だー。

ゴールでは再び中村屋のクリームパンと、これまた地元で有名な老舗カフェ「サルビアコーヒー」のサービスが。

今回のスタッフ。左から今回のツアーを企画した南房総サイクルツーリズム協会の瀬戸川賢二さん、私(ペダルプッシャー岩田)、館山市役所の川名茂樹さん、観光地のガイドとサポートを努めてくれた佐生かおりさん。お世話になりました!

コース紹介

ステーションライド
http://www.stationride.com/

赤山地下壕跡
https://www.city.tateyama.chiba.jp/syougaigaku/page001892.html

シラハマ校舎
https://www.awashirahama.com/nagao/index.html

白浜海洋美術館
http://kaibi.art.coocan.jp/

南房総サイクルツーリズム協会
http://minamiboso-cycle-tourism.jp/

▼イベント情報
イベント名:RIDE and FUN~ Station Ride in 南房総2023 produced by Bicycle Club
開催日:2023年3月11日(土)
開催地:千葉県南房総エリア(館山市、南房総市、鴨川市、鋸南町)
主催者:Station Ride in 南房総実行委員会

まとめ

じつはステーションライドにはバイシクルクラブの編集長時代からずっと関わってまして、運営スタッフとはツーカーの間柄。
でもこのアドベンチャーコースに参加したのは初めてで、参加者の立場から楽しく走らせてもらいました。とくに赤山地下壕跡は、前から行きたいと思っていた場所。佐生さんの説明を聞きながらまわれて大満足でした。
シラハマ校舎は、またプライベートで行ってみたい場所。ゆっくり食事して、コーヒーでまったりしたいなー。
あと、オーナーの多田さんともゆっくりお話をしてみたいです。こういうのんびりしたライドが、これからはいいよねー。
といいつつ、年齢的にそろそろあんまり長距離走れなくなってきているので、次回のステーションライドでは120kmコースにチャレンジしたいなんて気持ちもちょっとだけ。いえ、ちょとだけですけどね。

ステーションライドのスタッフのみなさん、お世話になりましたー。

執筆:岩田淳雄

愛知県出身、千葉県在住。
自転車雑誌「サイクルスポーツ 」「バイシクルクラブ」の編集長を歴任。現在は「ペダルプッシャー」を主宰し、サイクリングの啓発活動を展開しています。
https://pedalpusher.jp/

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【イベント】超党派の自転車活用を推進する国会議員らが集結した「青空総会2023」

【イベント】超党派の自転車活用を推進する国会議員らが集結した「青空総会2023」


2023年5月29日、国会議事堂に自転車活用推進議員連盟に所属する国会議員たちがサイクルウエア姿で集結。さらなる自転車環境の向上と活用に向けてアピールを行いました。

4年ぶりとなる青空総会開催

このイベントは「青空総会」という名前で、党派を超えて集まった自転車の活用を推進する議員でつくる「自転車活用推進議員連盟」が主催。
年に一度このように国会議事堂に集まり、皇居周辺を思い思いの自転車でパレード走行し、地球温暖化防止や健康促進などのために「ライフスタイルとして自転車をもっと使おう!」ということをアピールしています。
また国会議員だけでなくサイクルツーリズムに力を入れている県や市区町村の首長や担当者、関係省庁や関連業界の方々に加え多彩なゲストも参加。情報交換したりブースで說明を聞いたりして理解を深めます。コロナの影響で今回は4年ぶりの開催となり、私も久しぶりに国会議事堂に来ました。

当日は朝からあいにくの空模様でしたが、なんとイベントが開始される前に雨はやみ、濡れずに開催を楽しむことができました。

イベント前に雨はやみました


国会議員のセンセイやその秘書の方たちがいっぱい


開会式が始まるよー

開会は午前11時。自転車活用推進議員連盟の二階俊博会長の挨拶でイベントがスタートしました。その後も国会議員などが次々と楽しそうに挨拶。
みんなこの日を待っていたんだなーという感じです。ニュースでよく見る立憲民主党の泉健太代表ほか、公明党、日本維新の会、共産党といった与野党の議員さんがズラリ。まさに超党派。すげー場所だー。

自転車活用推進議員連盟の二階俊博会長は、「この集まりは超党派でいろいろな党の方々が集っているんですが、超党派でやることは自民党がしっかりしなければダメ」と檄を飛ばしました


自転車活用推進本部長でもある斉藤鉄夫国土交通大臣は「先日しまなみ海道を25km走りました。これからも政府として自転車振興に全力をあげていきます」と宣言。後ろは立憲民主党の泉代表


橋本聖子参議院議員は自転車活用推進議員連盟の会長代行。「みなさんご存知ないかもしれないんですが、私もと自転車の選手でした」と会場を笑わせた


2018年から国土交通省自転車活用推進本部の自転車アンバサダーを務める稲村亜美さんも登場。「最近はお台場など都内をぶらぶらと自転車で走るのが最高の息抜きになっています。これからも自転車のよりよい活用方法を広めていくために頑張ります」

団長安田さんが爆弾リクエスト

その挨拶のなかでゲストとして登場した安田大サーカスの団長安田さんが「今日これだけはお願いしておきたいことがあって。奥多摩はめっちゃサイクリングにいいところで、羽田空港と多摩川のサイクリングロードでつながってる。でも羽田空港へは自転車でメチャクチャ行きにくいんですよ。これをなんとかしてください!」といきなりの直訴。
それを聞いた二階俊博会長がマイクを奪い、「ただいまのご提案、賛成です。今度小池知事に電話しておきますから」と参加者の前で改善を公約!? これには会場から「おおーっ」と声があがりました。
そしてそれを聞いた国土交通省の丹羽克彦国土交通省道路局長が「しっかり今のご意見、反映させていただきます」と応じ、やんやの喝采。サイクリストの声がトップにダイレクトに伝わる。これが青空総会のスゴさかも。

羽田への自転車でのアクセスをしやすくしてほしい!と力説する団長。


「羽田の話はあちこちでしてるんだけど、あんまりみんなピンときてないみたいで。今日はいちばん手応えがあったなあ」と団長。いやこれ画期的ですよ、これをきっかけに羽田へのアクセスがよくなったらすごいことですよ。「そやなー!」

警視庁のBEEMSに先導され皇居一周

挨拶と記念撮影が終わると、いよいよパレードへ。パレードは皇居を一周する約30分のショートライド。警視庁の自転車安全利用指導啓発隊、BEEMS(ビームス)の先導で国会議員はじめ参加者たちが楽しそうに参加していました。

BEEMSのみなさん。今回はパレードの先導を担当しました


BEEMSを先頭にパレードに出発


絹代さん発見!トレードマークとなりつつあるベビーカー「バーレー」を引いての参加


日本メッセンジャー協会の中島翔太さんはデンマークのカーゴバイク「オムニウム」で参加。メッセンジャー大会でのこうしたカーゴバイクによるクラスを広めたいということです


自転車活用推進本部事務局次長の金籠史彦さんも愛車アンカーで参加。楽しそう!

会場にはさまざまなブース出展が

会場にはJRバス関東のB.B.BASEバスが展示されたほか、サイクルツーリズムに力を入れる行政のブースや、スポーツサイクル、シェアサイクルなどのブースがズラリ並びました。ライドから戻ったみなさんは、さっそくブースを見て歩き、出展者にいろいろ質問していました。

会場で圧倒的な存在感を放っていたB.B.BASEバス。JRバス関東のスタッフと、B.B.BASEのPRに来ていたJR東日本千葉支社のスタッフ


茨城県土浦市は、サイクリングターミナルとなっているプレイアトレ土浦、そこでル・サイクを展開するサイクルスポットとの合同ブースで出展


シマノは健康のための自転車活用をテーマに出展していました


ドコモ・バイクシェアのブースでは、よく見る小径車タイプではなく、一般的なクロスバイクなどを展示


このアタッチメントを取り付けることで、専用開発でない自転車もバイクシェアとして活用できるようになるということで、すでに観光地などで導入されているそうです


自転車協会のブースではルービーを使ったバーチャルサイクリングの体験も


電動アシストバイクのパイオニア、ヤマハ発動機は最新のPASやYPJシリーズを展示


ミヤタサイクルは福田三朗新社長(中央)が来場、最新のクルーズシリーズやリッジランナーなどのeバイクを用意していました


議連の先生方による記念撮影大会があちこちで。おっ、北京パラリンピック金メダリストの石井雅史さん、タレントの道端カレンさんの姿も!

自転車道のボスに名刺を渡すチャンス到来

二階会長も会場を視察。こんなに近くでお会いできるなんて!
チャンスとばかり名刺を渡し、「昨年太平洋岸自転車道を走破したんです」と言ったら「おおそうですか。どうでした整備状況は?」と相好を崩してくれました。
そもそもこの人が大元である昭和の大規模自転車道としての太平洋岸自転車道計画策定に尽力したから現在のナショナルサイクルルートとしての太平洋岸自転車道があるのです。思い入れもひとしおのはず。
しまった、「なんで銚子から加太までなんですか?」って聞くの忘れちゃった。

じつはこの人が太平洋岸自転車道の言い出しっぺなんです


ブリヂストンサイクルからはオリンピック3大会出場の飯島誠さんもゲストとして参加。右隣は磯部正博社長


ヘルメットのオージーケーカブト。ヘルメットの着用努力義務化で、街乗り自転車にも似合うヘルメットをピーアール


ネストで団長安田さんをサポートするホダカのブース。リサイクルアルミフレームのジーンウインドも紹介


日本パラサイクリング連盟はタンデムやハンドサイクルなど多くの障害者が親しめる自転車を持ち込みました。活動が実ってついに東京も7月1日よりタンデムが解禁され、全国でタンデム自転車に乗れることになりました


会場には試乗コースも用意され、参加者たちがふだん乗れない自転車を体験した。パラリンピック金メダリスト石井雅史さんの後ろに乗るのは橋本聖子副会長。オリパラコンビ結成ですね

ハンドサイクルに苦戦する参加者


最後に紹介するのはみんな大好き国土交通省のナショナルサイクルルートのブース。各ルートのガイドマップを配布してアピールしていました

まとめ

4年前の前回、その前と参加しているので私自身は3回目の青空総会参加。
青空でなかったのは初めてなんですが、4年ぶりとあって参加者の期待度はマックス。議員の先生方、行政のトップの方々など、忙しい中「青空総会には出なくては!」と時間を作って参加されているんだなというのを感じました。
パレードやブース視察もさることながら、「自転車でこの国をよくしていこう」という熱い気持ちを持った人たちとの一体感を確認できるのがこのイベントの意義ではないかなと思います。
また来年もぜひ参加したいです。こういうの、一般の方が参加できるようにしてもらいたいけど、警備が大変すぎますね。

関係ないですが国会議員の先生が黒塗りの運転手付きのクルマで会場に乗り付け、サイクルジャージ姿で降りてくるのが、すげーカッコよかったです!

自転車活用推進議員連盟メンバーリスト
https://www.cyclists.jp/legist/memberlist.html

自転車活用推進本部
https://www.mlit.go.jp/road/bicycleuse/

執筆:岩田淳雄

愛知県出身、千葉県在住。
自転車雑誌「サイクルスポーツ 」「バイシクルクラブ」の編集長を歴任。現在は「ペダルプッシャー」を主宰し、サイクリングの啓発活動を展開しています。
https://pedalpusher.jp/

 

 

 

 

 

 

「ツーリズムEXPOジャパン2023 大阪・関西」~TABIRINブースにお越しいただきありがとうございました~

「ツーリズムEXPOジャパン2023 大阪・関西」~TABIRINブースにお越しいただきありがとうございました~

2023年10月26日(木)~29日(日)にかけて、インテックス大阪で開催された未来に出会える旅の祭典「ツーリズムEXPOジャパン2023 大阪・関西」にTABIRINも出展しました!

魅力的な海外・国内の旅の最新情報、ご当地グルメや民族衣装など、見どころがいっぱいのこちらのイベントにご来場いただいたお客様の中には、TABIRINブースに立ち寄って下さった方もいらっしゃいました。

TABIRIN初めましての方、既にご存知の方、ブースへお越しいただき誠にありがとうございました。

※一般の方向けは28日、29日という日程でした。

▲イベントでは特設ステージも設けられていました

開場前の様子

TABIRINも出展した昨年開催の「ツーリズムEXPOジャパン2022」は大盛況に終わったイベントでしたので、今年もたくさんの来場者が見込まれると予想しながらスタッフ一同準備に励みました。

▲設営完了
▲アンケートご回答の方々にTABIRIN MAPを進呈しました
▲ズラリと並んだTABIRIN MAP

ご来場ありがとうございました

日本ではウィズコロナからアフターコロナへ転換をむかえたのが今年の5月。

国内外の旅の最新情報がキャッチできる「ツーリズムEXPOジャパン2023 大阪・関西」は、その流れの後に開催されたイベントということもあり、旅好きの方々にとって特別なイベントになったのではないでしょうか。

実際、ブースでは「今度○○に行く予定なんだけど、サイクリングしてみるのも良いね」という声や、「先月○○に行って来たんだけど…」という声も。
旅好きの方々がたくさん来場され、その行動範囲も広がりつつあるんだな、と感じられるイベントでした。

▲スタッフがTABIRINをご紹介しています

たくさんの出展者の中からTABIRINブースへお越しいただいた方々には、旅先でサイクリングすることの魅力をお伝えしたり、日常生活の中で少し自転車を利用したいときにもTABIRINでその情報をキャッチできるという説明など、足を止めて話を聞いていただきありがとうざいました。

TABIRINはアプリもリリースしているということをお伝えすると興味深く話を聞いて下さる方も多く、自転車旅のお供に便利なTABIRINアプリの機能を、ますます充実したものにしたいと感じられるイベントでした。

▲お客様と話した内容をスタッフ間で共有しました

TABIRINアプリのご紹介

そのTABIRINアプリですが、全国のコース・マップやサイクリストにやさしい宿、レンタサイクルといった「旅×自転車 情報」の各施設、サイクリングの魅力を伝える「旅×自転車 記事」の情報などをまとめて一つの地図で見ることができる仕様となっています。
WEBサイトのTABIRINで調べていた内容を見られるだけでなく、位置情報も表示されるため、現在地周辺の情報が検索しやすくなるだけでなく、サイクリング中のお供として便利に活用できるアプリです。

・アプリの詳細記事はこちら

TABIRINアプリ大幅アップデート!サイクリング情報の検索・計画・記録・共有がもっ...
「TABIRINアプリ」をバージョンアップしました!「TABIRINアプリ」は、WEBサイト「TABIRIN」で収録している自治体等が作成した全国のコース・マップやサイクリストにやさしい宿、レンタサイクルといった「旅×自転車 情報」...

・以下記事にアプリ新機能について触れている箇所がありますので、ぜひご覧ください。

【2023年10月28日(土)・29日(日)】「ツーリズムEXPOジャパン2023 大阪・関西」TABI...
2023年10月26日(木)~29日(日)にかけて、インテックス大阪で開催される未来に出会える旅の祭典「ツーリズムEXPOジャパン2023 大阪・関西」にTABIRINが出展します。イベントは魅力的な海外・国内の旅の最新情報、ご当地...

・アプリのインストールはこちら

まとめ

イベントにはたくさんの企業が集結したことにより、非常に多くの国内外の旅の最新情報をキャッチすることができました。

また他ブースの様子を拝見したり、来場者の方々のお話を聞いたりしたことで、皆さんの旅に対する様々な思いを知ることができ、今後もTABIRINはTABIRINならではの「旅」と「自転車」をセットにした切り口で内容の充実をはかりたい、と改めて思うことができました。

次回TABIRINがイベントに出展する際にはサイトでお知らせしますので、ますますパワーアップしたTABIRINを体験しに、ぜひ会場へいらしてください。

番外編

イベントでは島根県観光キャラクター”しまねっこ”やチョコボールのマスコットキャラクター”キョロちゃん”もブースに遊びに来てくれました!

束の間の癒し時間を過ごせ、残りの時間も頑張れました。

関連記事

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執筆:mochi

【オーストラリア】4年ぶり開催!ブリスベンtoゴールドコーストサイクルチャレンジ大会レポート

【オーストラリア】4年ぶり開催!ブリスベンtoゴールドコーストサイクルチャレンジ大会レポート

クイーンズランド州の数ある自転車イベントの中でも、州最大級の参加者が集まるイベントが「ブリスベンtoゴールドコースト サイクルチャレンジ」(通称B2GC/ビーツージーシー、NPO バイシクルクイーンズランド主催)。
2023年は2019年以来4年ぶり、かつ16回目の開催となりました。開催時期も例年の10月から、春の始まりの8月へと変更。
コロナや大雨による連続中止を経て、「待ってました!」と言わんばかりにたくさんのローカルライダーたちの喜びに溢れたイベントとなりました。

ブリスベン to ゴールドコースト サイクルチャレンジ(B2GC)とは


B2GCは参加者数が実に3,700名を超えるマンモス大会。

その魅力はなんと言っても、オーストラリアの雄大な自然を感じながら、2都市の魅力を一気に体感できることです。
2032年にオリンピック・パラリンピックの開催も決定し、新たな橋や地下鉄はもちろん、自転車専用道の整備も含め発展が著しいリバーシティのブリスベン。
2018年にイギリス連邦の国際スポーツ競技大会「コモンウェルスゲームズ」を主催し、国際的スポーツリゾートでもあるゴールドコースト。
それぞれの魅力を備える2都市間を自転車で駆け抜けるワンウェイライドです。

ブリスベンシティ中心部からブリスベン川をまたいで南にあるサウスバンクから、ゴールドコーストのサウスポートエリアにあるブロードウォーターパークランズのゴールを目指します。

100km・60km・40kmの3コースが設定

B2GCレースではなくあくまでファンライド、自分のペースで仲間と楽しく走るイベントで、タイム計測はありません。
コースは100km・60km・40kmの3コースが設定されています。

100kmコースはサウスバンクからスタートし、ブリスベンの市内を南下、ブロードウォーターパークランズまで、途中2カ所のレストストップをはさみながら、郊外、カントリーサイド、そしてシーコーストへの道のりをワンウェイで辿ります。

100kmコースは朝6時台にスタートし、速い人は平均時速35km〜40kmで走るので、午前9時前にはゴールします。この早朝スタートも、普段から朝一番に走るサイクリストの多いオーストラリアならでは。

100kmコースの醍醐味は、スタートから最初の16km、普段は市営バス専用のバスレーンを特別貸切で走れること。バス専用道のトンネルからサイクリストたちが続々と駆け出していく様子は、大会朝の特別な景色です。


40kmコースは、100kmコースと同じ場所からスタートし、100kmコース第1レストストップにあたるローガン市のオリバー・スポーツコンプレックスまで。
60kmコースは、オリバー・スポーツコンプレックスから100kmコースと同じブロードウォーターパークランズのゴールを目指します。

全体を通じ、比較的アップダウンの少ないコースなので、これまでロングライドの経験が少ない方でも、体力や経験に合わせたコースを選び、完走にチャレンジすることができます。

2023年大会のメインスポンサーはブリスベンの地元の大きな病院ということもあり、医療研究への寄付への呼びかけも参加申し込み時から大会当日まで積極的に行われていました。自転車やマラソンといったスポーツイベントで、チャリティー色が強いオーストラリア。

職場や友人同士でグループ参加したり、参加者が家族や友人から寄付を募るといった習慣も根付いています。

60kmコース オリバースポーツコンプレックスからスタート


2017、2019年の100kmコース参加に続き、今回は60kmコースに参加してきました。
100kmコースの第1レストストップ、かつ40kmコースのゴール地点でもある、オリバー・スポーツコンプレックスからスタートです。

朝7時半のスタート時刻には、休む人、ゴールする人、ここから走り始める人とすでにライダーがごちゃまぜになりすでにお祭り状態に。4年ぶりの参加に胸が高鳴ります。

グループ走行では積極的に声出しを

ビギナーからベテランまで、幅広い層が参加しているB2GC。
参加者は3,700名を超えるので、あちこちに20名〜30名程度の集団が自然と形成されます。

自分に合ったペースの集団にうまく混ざることがコツですが、積極的に声を出してお互いの安全を確保することが大切です。

並走時に右から追い抜く時は “On your right.”(右抜きます)、後ろから速い集団が追い上げて自分たちを抜く時は “Bike passing”(自転車が通ります)、車が後方にいる時は “Car back”(後方に車あり)など。どれもシンプルなフレーズなので、恥ずかしがらずにハッキリと声に出して呼びかけていきましょう。

ゴールまで24km地点:クーメラのレストストップ

100kmコース・60kmコースともにゴールまで残り24km地点のクーメラに最後のレストストップがあります。


日本の自転車イベントのレストストップ(エイドステーション)と言えば、地元ボランティアの方達による郷土料理やB級グルメが振る舞われることが多いですが、オーストラリアではいたってシンプル。果物、一口サイズのデニッシュやマフィン、エナジージェルが支給される文字通りの「補給食」です。

水やスポーツドリンクの補給の他、有料のコーヒースタンドもあります。


日本での大会参加経験があると、最初は「え!これだけ!?」と少し戸惑うかもしれません。
大会の目的が「観光の活性化」や「地域創生」というより、「健康促進」「医療研究へのチャリティー」といった面も関係しているのかもしれませんね。
レストストップのグルメを楽しみに走る、というより純粋に走ることそのものを満喫する、そのシンプルさもまた魅力の一つです。

クーメラからゴールまで一気に走り抜ける


クーメラのレストストップを出たらあとは一気にゴールを目指します。

ホープアイランド、パラダイス・ポイントと言った湾岸エリアを駆け抜けていくと、ビーチ沿いにそびえ立つ、ゴールドコースト中心部のビル群が見えてきます。

野外フェスのようなゴールエリア

ゴールはサーファーのメッカであるサーファーズ・パラダイスよりは少し北のサウス・ポートにあるブロードウォーター・パークランズです。

午前7時半にスタートした60kmコースの我々は、午前10時過ぎにゴール。
数えきれない数のサイクリスト、バイク、出迎えにきた家族や友人、フードトラックにバンド演奏と、雰囲気はまるで野外フェスと言ったところです。

ペダルを漕いでミキサーを回し、スムージーを作るbike n’ blend。バナナ&マンゴースムージーでリフレッシュ。

復路はへレンズベール駅から電車輪行で

ゴールでの休憩もほどほどに、復路に就きます。
ゴールドコーストエリアからブリスベン方面へと戻る方法は3つ。大会のオプションで提供されているシャトルバス(自転車はトラックで同時に運送)、自分で電車輪行、そして自走です。

自走で帰る健脚集団も一定数いるのですが、今回はゴール会場から11km走った最寄駅のへレンズベールから電車輪行で帰宅。

電車は30分に1本ペースのため、電車を待つ間ベトナムのフォーでお腹を満たしました。

オーストラリアでは自転車はバラさずそのまま持ち込みOKです。先頭車両など、指定されていることもあるので案内をよく確かめた上で持ち込みましょう。

 なお、ゴールドコーストエリアからの参加者向けには、大会当日早朝にブリスベンのスタート地点へと向かうサイクルトレイン(有料/要事前申込)も提供されています。

日本からの参加しやすさも抜群


2024年2月現在、成田ーブリスベン間はカンタスとジェットスターが、関空ーブリスベン間はジェットスターが直行便を運行しています。(フライト時間は約8時間35分〜9時間15分/※ゴールドコーストへの直行便はありません。)

クイーンズランド州と日本の時差はたったの1時間(日本+1時間)。時差が少ないため移動前後の負担も少なく、短期日程でも十分に滞在を満喫することができます。
車道は日本と同じ左側走行なので、初めての海外ライドでもスムーズに馴染めます。

B2GCの大会参加と合わせて楽しみたいブリスベン、ゴールドコーストの観光情報は、関連記事に掲載していますので、ぜひそちらも合わせてご覧ください。

コース紹介

 

○ 100kmコース:サウスバンク〜ブロードウォーターパークランズ(サウスポート)
○ 40kmコース:サウスバンク〜オリバー・スポーツコンプレックス(イーグルビー)
○ 60kmコース:オリバ・ースポーツコンプレックス(イーグルビー)〜ブロードウォーターパークランズ(サウスポート)

 ▼ブリスベンtoゴールドコーストサイクルチャレンジ公式Webサイト(英語)
https://fundraise.mater.org.au/event/brisbane-to-gold-coast

まとめ

2023年大会は春の初めの8月末開催とあり、走っている間の気温は23度ほど、半袖ジャージとビブショーツがちょうど良いくらいで快適に走ることができました。

「大会の開催をずっと心待ちにしていた!」という人、「コロナ中に自転車を始め、今回が初参加」という人、参加者の笑顔が何よりも印象的でした。

2024年は8月25日(日)に開催予定です。久々の海外旅行を検討中という方、今年はぜひB2GCで海外自転車イベントデビューしてみてはいかがでしょうか。

執筆:Ayaka

2011年に社会人になると同時に始めた自転車で「自転車×旅」の魅力にハマる。
ニュージーランドでのワイナリーロードレース、タイの寺院巡り、ドイツ古城巡り、インドネシアでの遺跡巡りなど世界各地で自転車旅を催行し、その様子を雑誌『Cycle Sports』に寄稿。
2017年には自転車ツーリズムを探究しにオーストラリアへ留学。現地の様子を『Cycle Sports.jp』にて『G’day, Australia! 〜ブリスベンからの自転車だより』として1年間連載。帰国後は英語教材編集者の傍ら、自転車イベントで通訳・MC・PR担当等を務める。
2022年4月、オーストラリア クイーンズランド州ブリスベンへ移住。
座右の銘は「好きにまみれろ、夢中で生きろ」。

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【静岡県/山梨県】日本&インドネシア交流フジイチ(富士山一周)サイクリングイベントレポート

【静岡県/山梨県】日本&インドネシア交流フジイチ(富士山一周)サイクリングイベントレポート

富士山1周(フジイチ)を舞台に、日本とインドネシアの交流サイクリングイベント「Tour de Fuji-yama(ツール・ド・フジヤマ)」が、2025年4月19日に開催されました。イベント開催の経緯やイベント内容をご紹介いたします。

Tour de Fuji-yamaとは

主催は大阪を拠点に、日本人とインドネシアのサイクリング交流活動に取り組むOGT(Osaka Gowes Tour)。
主に日本在住インドネシア人と日本人のサイクリング交流に取り組んでいますが、インドネシアからのインバウンド需要も増え、多くのサイクリストが日本を訪れています。その中でも、富士山を望むサイクリング需要は年々増加しています。
年に一度でもいいから、インドネシア人サイクリストが来日してサイクリングできるイベントを開催したい。という思いからこのイベント開催に至りました。
インドネシアでは、富士山は「Mt.fuji」や「Fuji-san」より『Fuji-yama』と表現されることが多いため、このネーミングとなっています。
2026年の本格的なイベント開催に向けて、まずは少人数で開催し、参加者の声やスタッフ体制などを検証することを目的としています。
参加者はSNSのみで募集。日本在住のみならず訪日インドネシア人と日本人サイクリストやサポートライダー合わせて30人弱での開催となりました。
サポートライダーは、NPO富士山ごてんばサイクリングプロジェクト(FGCP)が協力しています。

スタートはJR御殿場駅

スタート場所に選んだのはJR御殿場駅前。輪行に便利なだけでなく、車で来る人には周辺に駐車場が多く、前泊者にはビジネスホテルがあるのも便利です。

集合時間は7:30。東京駅を始発で出発したメンバーは7:23に御殿場駅に到着です。

参加受付をして準備が整えばブリーフィング。参加者をスキルに合わせて3グループに分け、それぞれサポートライダーが付きます。サポートライダーとスタッフ(グループ前方と後方にサポートカー)は、WhatsAppアプリで位置情報を共有し、安全管理を行います。

8:00すぎ、各チーム御殿場駅前をスタート。

篭坂峠から山中湖

御殿場駅から富士山方向に向かって走り、道の駅すばしりを過ぎれば、最初の難所篭坂峠を越えます。

峠を越えたら山中湖。ここで1つ目のエイドとして全グループの状況チェックと、補給食とドリンクを配布。
補給食はインドネシアのシリアルバー「Fitbar」、ドリンクは「ポカリスエット」。いずれもこのイベントに協賛してくれた会社からの提供です。

10:50、休憩を終えて各グループ山中湖から河口湖を目指します。

河口湖とほうとう

河口湖畔を走り、湖の北西に位置する「おふくろうどん」でランチタイム。

一軒家の座敷で”ほうとう“が頂けるこのお店は、インドネシアのみならず様々な国のサイクリストや観光客に人気。到着したグループから順に、野菜たっぷりアツアツのほうとうをいただきます。

食事の後は抽選会。サイクルキャップやジャージ、お店から提供いただいたブドウジュースをはじめ、富士山をモチーフにした機械式腕時計など盛りだくさん。

イベントボードをバックに記念撮影をして13:15、順次各グループスタート。

時間に余裕があるグループは、満開の桜を堪能してからスタート。

あさぎりフードパークでスイーツタイム

あさぎりフードパークに着いたグループから、朝霧乳業のソフトクリームで小休止。

周辺は美しい富士山を望む撮影スポットも多く、写真撮影も堪能。

ここからは富士山こどもの国を目指し、約38kmをひたすら走ります。

富士山こどもの国で最後の休憩


長い坂を登り、富士山こどもの国前の芝地で最後の休憩。各グループの状況確認と補給食とドリンクが配布されます。
時間は17:00。日没前のゴールを目指してラストスパート。

御殿場駅で順次ゴール

18:00すぎのJR御殿場駅前、各グループが順次ゴールします。
ゴールでは参加者全員に、完走メダルと完走証、お土産品が手渡され、順次記念撮影をした人から終了です。


最後のゴールは日没時間ちょうどの18:20。全員事故もなく無事にゴールしました。

参加者の声

イベント終了後、SNSに投稿された参加者のコメントを紹介します。

インドネシア人参加者の感想

Tour de Fuji-yamaの運営者は非常によく組織されていて事故がありませんでした。日没前にゴールでき、時間内に終了することができました。
休憩ポイントは、全サイクリストに適していて、ドリンクや補給食、食事やスイーツなど非常に適切だったと感じています。
サイクリストの能力に応じたグループ分けも非常に効率的でした。これによってサイクリストが取り残されることがなく、グループ内はそれほど遅れていないまま走行できました。
また、初心者サイクリストへ対応するサポートカーも配備され安心感がありました。
主催者スタッフは、サイクリング中の様々な調整や、補給食などの提供を非常に効率的に行ってくれました。御殿場サイクリングクラブのスタッフは、ルートを非常によくマスターしていて非常に安心して走れました。

このイベントは毎年開催してほしいです。可能であれば、日本人や他の国のサイクリストをもっと増やして、日本に住むインドネシア人が主催する国際的なイベントになることを願います。

日本人サイクリストの感想

初めての「フジイチ」は、インドネシア人サイクリストの方々との交流サイクリングイベントに参加してきました。 インドネシアの皆さんが良い人ばかりで陽気で、天気も最高で富士山もキレイすぎて楽しすぎる1日になりました!
インドネシア人サイクリストが中心となる自転車チームOGTのみなさんと、地元チーム富士御殿場サイクルプロジェクトのみなさんで運営されたイベント。サイクリングという共通の趣味でつながって、自転車の楽しさを再確認しました。

インドネシアの方々は、多少時間が押してても気にしない(日本人は時間は守るけど遅延したら主催者に文句言うと思う)し、基本「ワッハッハ」と笑ってて見習いたいメンタリティが多々ありました。
一方でインドネシア人向けサイクリングツアーを開催するOGTメンバーは「アイツら勝手だからガイドすると精神的にメッチャ疲れるんだよ!」と、同じ国民のはずなのに日本在住だと考え方がジャパンナイズドされてることに笑いました。
終始富士山が大きく間近に見えるサイクリングは初めてで、日本人でも富士山ってやっぱり新鮮かつ特別なもの。写真もたくさん撮ってもらえて、しっかりした作りのメダルや完走証も参加者の良い思い出になりました。

動画レポート

コース情報

距離:123.5km 獲得標高:2027m

イベントサイト
https://osaka.gowes.tours/fuji/

まとめ

このイベントに撮影とサポートで参加させてもらい、まず富士山を見ながら走ることができるこのコースに大きな魅力と海外に向けての発信力を感じました。
実際、短期間のSNS募集でありながらインドネシアからの訪日エントリーがあったことも驚きました。
イベントの日は偶然にも朝から日没までずっと富士山を望むことができましたが、こればかりは天候次第。どのイベントもそうですが「富士山」がテーマなので、このリスクをどのように対応していくかは課題と感じました。
とは言え、日本人サイクリストのコメントにもありましたが、インドネシア人はみんな明るく親しみがあるので、どんな天候であれしっかり楽しむメンタルはあるとも思っています。

主催者はこのイベントの反省点を洗い直し、この記事をはじめ参加者のSNS発信などによって、2026年には多くの訪日サイクリストが参加するイベントとして開催されることに期待します。

執筆:花田 康

「CYCLE MODE TOKYO 2025」~TABIRINブースにお越しいただきありがとうございました~

「CYCLE MODE TOKYO 2025」~TABIRINブースにお越しいただきありがとうございました~

2025年4月19日(土)~20日(日)にかけて東京ビッグサイトで開催された、日本最大のスポーツ自転車フェスティバル「CYCLE MODE TOKYO 2025」にTABIRINも出展しました。

日本最大の自転車イベントという事で全国各地から自転車メーカーやメディア、地域のサイクリング情報などが集まり、たくさんのサイクリストの方で賑わっていました。話題のスポーツ電動アシスト⾃転⾞を集めたSPORTS e-BIKEエリアやアクションステージでの講演などイベントならではの楽しみも多く、さらに同時開催イベントとして会場隣接の東京臨海広域防災公園にて防災×サイクルフェスも開催されていました。

様々なブースがある中でTABIRINブースへ立ち寄っていただいた皆様、誠にありがとうございました。

ご来場ありがとうございました

ブースではTABIRINの趣旨や自転車旅のお供に活用していただけるTABIRINアプリの紹介もさせていただきました。

実際にスマートフォンやタブレットを使用してご説明させていただく中で、立ち寄り頂いた方から「こんな便利なアプリケーションがあるんだ」といったお声をたくさん頂くことができました。実際にアプリケーションを操作して説明させていただき、「いつものサイクリングコースにこんなサイクリング施設があるんだ」「コースがマンネリ化していたけど、こんなルートもあるんだ」といったお声を聞くことができました。

すでにTABIRINアプリをご活用してくださっているユーザー様もたくさんお立ち寄りくださり、「こんな風に使っているよ」「この機能を使いたいんだけどどうしたらいい?」などご使用に関する感想や相談を伺うことができ、スタッフ一同実りのある2日間となりました。

皆様に快適かつ楽しい自転車旅をお届けするべく、TABIRIN及びTABIRINアプリは日々アップデートに努めて参ります。今後も引き続きよろしくお願いします!

CYCLE MODE TOKYO 2025 当日の様子

今回で18回目の開催を迎えるサイクルモード。

イベント開催日の土曜日は晴れ、日曜は曇りでしたが連日気温が高かったため、軽装で来場される方も多く見受けられました。2日間で20,000人を超える来場があったとの事で大盛況でした。

スポーツ自転車の最新モデルや自転車関連グッズの展示はもちろん、試乗体験やレッスンコーナー、アクションステージなど様々な参加型のエリアがあるほか、お子さま向けの試乗体験などもありました。玄人から初心者、そしてお子さままで、サイクリングを楽しむすべての人に向けたイベント内容でした。

▲アクションステージでは連日対談やレッスンがあり!▲
▲試乗エリアでは、屋外のルートから海が一望でき、気持ちよさそうでした…!▲
▲これからスポーツバイクに挑戦する方へのレッスンコーナー▲
▲お子さん向けの自転車試乗コーナー▲

TABIRINスタッフもe-Bikeや次世代モビリティの試乗をしました。

▲すいすい進む次世代モビリティを試乗してみました▲

まとめ

イベントでは、自転車旅が好きな皆さまへTABIRINをご紹介できる貴重なお時間となりました。
今後も「旅」と「自転車」を切り口に、サイクリングやポタリング、ガイドプランなど、もっと楽しくワクワクするものになるようパワーアップしていきますのでご期待ください。
次回TABIRINがイベントに出展する際にはサイトでお知らせしますので是非会場へいらしてください!

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執筆:和田、mochi

 

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