こんにちは!
TABIRIN(たびりん)編集部です。
最近、クロスバイクの乗り心地が変わったということはありませんか?
もしかしたらそのクロスバイク、タイヤが劣化して乗り心地に影響が出ているのかもしれません。
タイヤが劣化して万が一バーストやパンクをしてしまうと、ホイールや車体そのものまでダメージを負ってしまう可能性もあります。
今回はそうなる前に確認したい、以下の4つの項目について解説します。
1. クロスバイクのタイヤの寿命の見分け方
2. タイヤが替え時だった場合のクロスバイクの新しいタイヤの選び方
3. クロスバイクのタイヤを購入するのにおすすめの通販サイト
4.クロスバイクのおすすめタイヤ3選
※この記事は2020年12月25日に公開されたものを2021年9月に更新したものです。
まずは愛車をチェック!クロスバイクのタイヤの寿命の見極め方や替えるタイミング
クロスバイクのタイヤの寿命にどこで気付くべきか、乗り始めて間もないうちはわかりにくいかもしれません。
そこでタイヤの寿命、交換のタイミングについて詳しく解説します。
1. 走行距離
自転車 (ロードバイク・クロスバイク)のタイヤの寿命は走行距離にして約3,000km と言われています。
ただしバイクや自動車と違い、自転車にはメーターがなく、サイクルコンピューターを取り付けている場合を除き、これまでに何km走ったのかはおおよその目安で判断することになります。
そのため以下の2の方法が確実でおすすめです。
2. タイヤの劣化度合を見る
目視、いわゆる見た目でクロスバイクのタイヤが劣化しているかどうかで判断する方法がより確実です。
ひび割れや亀裂がないか確認しよう
タイヤが硬くなることでゴムにひび割れや亀裂が生じている場合があります。
この時点でタイヤは相当劣化しており、パンクなどにつながりやすくなるため、ひび割れや亀裂を見つけた時点でタイヤ交換を検討します。
タイヤの溝が薄れて表面が平らになっていないか確認しよう
クロスバイクやロードバイクのタイヤでよく用いられるクリンチャータイヤにはスリップサインと呼ばれるものがあります。
スリップサインとはタイヤの溝の深さを示す”小さな穴・窪み”です。スリップサインとはタイヤの溝の深さを示す「小さな穴・窪み」です。タイヤがすり減ってこの穴が見えなくなると、タイヤの交換時期となります。
もしスリップサインで判断できない場合 (タイヤにスリップサインが採用されていない場合)は上記の走行距離、そしてタイヤの溝 (トレッド)と形状から判断します。
タイヤの溝 (トレッド)が薄れて (もしくはほとんどない状態)、タイヤを正面から見た時に、接地面が丸みを帯びた形状から平らになっていないかを確認しましょう。
3. 長期間自転車に乗っていない場合
これまでクロスバイクに乗っていたものの、ケガや様々な事情によって自転車に乗らなくなった方もいらっしゃいますよね。
家の中やガレージなど雨風をしのげる場所に保管してあれば劣化の心配はありません。
しかし長期間の雨風や紫外線に晒されている環境にクロスバイクを置いていた場合、走行距離や走行年数に関係なく、自転車のタイヤが硬化してしまい、劣化が早まる要因となります。
タイヤに何らかの悪影響が早々に出ることも予想されるため、上記のような環境で保管している方は走行前に事前に交換しておく方が良いでしょう。
タイヤが替え時かも?何を基準に新しいタイヤを選べば良いの?
愛車のクロスバイクが替え時だった方、ここからは新しくタイヤを購入して交換するために、まずはクロスバイクのタイヤの種類について見ていきましょう。
クリンチャー、チューブラー、チューブレス、それぞれのタイヤについてご紹介します。
また具体的なパンク修理の手順については例えば『サイクルベースあさひ』公式HPのメンテナンス・カスタム講座ータイヤ・ホイール系に動画付きでの解説があるので参考にされるのもおすすめです。
クロスバイクなどの自転車のタイヤの構造の種類
以下ではまず自転車に用いられるタイヤの構造の種類を説明します。
初心者の方はクリンチャータイヤがおすすめです。
クリンチャー
自転車のタイヤで最も一般的なタイヤがクリンチャーです。
タイヤの中にチューブが入っているタイプで、チューブに空気を入れて膨らまします。
工具を用いてチューブを交換することでパンク修理自体が完了するため、簡単に自分でパンク修理が行えます。
価格、手軽さの観点から、初心者の方はこのタイヤを選んでおくことをおすすめします。
チューブラー
主に一部のロードレーサーに用いられるタイヤです。
タイヤにチューブが縫い込まれた、一体になっているもので、リムに固定する際にはリムセメントと呼ばれる接着剤を使います。
タイヤの中にチューブが縫い込まれているため、クリンチャータイヤと違って取り外しができません。
パンクをした場合はタイヤも一緒に交換する必要があるため価格も高くなります。
チューブレス
最近、ロードバイクやマウンテンバイクなど、レースでも使用され始めているのがチューブレスタイヤです。
“チューブレス”の通り、チューブがありません。
そのためリム打ちパンク (路面などでの段差と自転車のリムの間で起こるパンク)などの心配が大きく減ります。
しかしチューブがない代わりにタイヤ自体がかなり硬く作られているため、初心者の方はかなり交換の際に手こずります。
また価格も高いため、初めてのタイヤ交換ではあまりおすすめできません。
クロスバイクのタイヤのサイズと幅
日本のクロスバイクのタイヤのサイズは700 (タイヤの直径)×28c~32c (タイヤの幅)が標準サイズとなっていますが、念のためタイヤの直径は必ず自分のクロスバイクのタイヤの側面、もしくはメーカーのホームページにて確認しておきましょう。
そしてタイヤの幅は走り心地を左右する部分です。
細ければ細いほど (数値が小さくなればなるほど)道路との接地面積が減るためスピードは出やすくなりますが、安定感は出にくくなります。
初心者の方は28c~32cの太さを選んでおくと安定感/スピード感と共にバランスの良い走りを出すことができます。
クロスバイクのタイヤの溝 (トレッド)にも注目
自転車のタイヤの溝 (トレッド)は排水効果や操作性向上に繋がります。
クロスバイクでは以下のスリック、リブ系・オールコンディションがおすすめです。
スリック
溝のない、表面がツルツルとしたタイヤです。
主にロードバイクやクロスバイクで用いられ、タイヤと地面の接地面が大きくなり、操作性が向上します。
リブ系・オールコンディション
表面に若干の溝があるタイヤです。
シティサイクル (ママチャリ)などにも用いられ、安定感のある走りが特徴です。
ブロック
タイヤの表面にブロック型の溝があるタイヤです。
山道や雪道などのオフロードに強く、主にMTB (マウンテンバイク)などで使われます。
タイヤ購入でおすすめの通販サイト5選
それでは実際にタイヤを選んでいきましょう。
普段から使用するクロスバイクのタイヤが決まっている方は、同じものを通販サイトで買い続けるのがおすすめです。
以下ではおすすめの通販サイトを5つご紹介します。
おすすめの通販サイト① サイクルヨシダ
通販サイト名 | サイクルヨシダ |
送料(税抜) | 700円(税抜9,000円以上で送料無料) |
店舗受け取り | なし |
保証サービス | なし |
特徴 | 『サイクルヨシダ』は、自転車や自転車用品などを幅広く取り扱う通販サイトです。店頭で購入するよりもネット上で安く購入できるうえに、税抜9,000円以上購入すれば送料が無料になります。 |
おすすめの通販サイト② モノタロウ
通販サイト名 | モノタロウ |
送料(税抜) | 500円(税別3,500円以上で送料無料) |
店舗受け取り | なし |
保証サービス | なし |
特徴 | 『モノタロウ』は事業者向けのネットストアですが個人でも利用できます。自転車のタイヤの数も多く、数百種類が売られています。 3,500円以上の注文で送料が無料になるほか、平日午後3時までに注文すれば当日出荷を行ってくれるため素早く手元に商品が届きます。 |
おすすめの通販サイト③ GORIX公式オンラインショップ
通販サイト名 | GORIX公式オンラインショップ |
送料 | 700円(税込3,980円以上で送料無料) |
店舗受け取り | なし |
保証サービス | 30日間返品保証あり |
特徴 | 『GORIX公式オンラインショップ』は、自転車やサイクルウェアなどを製造販売するGORIXが運営する通販サイトです。楽天やヤフーショッピングでもお店を出しており、ポイントの活用がしやすいのも特徴で、サイクリング商品の品揃えも豊富です。 |
おすすめの通販サイト④ サイクルベースあさひ
通販サイト名 | サイクルベースあさひ |
送料 | 850円(税込3,980円以上で送料無料) |
店舗受け取り | あり |
保証サービス | なし |
特徴 | 『サイクルベースあさひ』はサイクリスト定番の自転車屋です。タイヤだけでも1000種類以上と豊富で、店頭でチェックしてネットでの注文も行えます。全国に店舗があるため、店舗での支払いや受け取りが行えるのも大きなポイントです。 |
おすすめの通販サイト⑤ サイクルショップ SHOP KJM
通販サイト名 | サイクルショップ SHOP KJM |
送料 | 800円~(15,000円以上で一部地域送料無料) |
店舗受け取り | なし |
保証サービス | なし |
特徴 | 『サイクルショップ SHOP KJM』は、車いす用のタイヤなどを取り扱う通販サイトです。自転車パーツを専門に扱っており、タイヤやサドルなどを幅広く取り扱っています。 |
クロスバイクのおすすめタイヤ3選
最後におすすめのタイヤを3つご紹介しましょう。
新しいタイヤと交換するだけで、きっと乗り心地の違いを実感できるはずです。
※価格は税込で表記しています
※Amazonにレビューがあり、評価が4.0以上の商品から抜粋しています。
Continental「UltraSport3」
商品名 | UltraSport3(ウルトラスポーツ3) |
メーカー | Continental(コンチネンタル) |
価格(Amazon) | 6,130円(2本) |
特徴 | ドイツの老舗タイヤメーカー「Continental(コンチネンタル)」は、ヨーロッパを代表するブランドです。 「UltraSport3(ウルトラスポーツ3)」は、初心者向きのクリンチャータイヤ「UltraSport」をモデルチェンジした物。都会的な洗練されたデザインに、E-BIKE用としても使用できるほどの耐久性が加わりました。サイクリングに不慣れな方でも安定した走りが叶います。 |
商品URL | Amazon |
Panaracer「Comfy」
商品名 | Comfy(コンフィ) |
メーカー | Panaracer(パナレーサー) |
価格(Amazon) | 3,888円 |
特徴 | 「Panaracer(パナレーサー)」は1952年にPanasonicのグループ会社として誕生し、独立後も優れた自転車用タイヤを作り続けている老舗メーカーです。 クロスバイク用タイヤの「Comfy(コンフィ)」は、サイドのゴムをなくしたスキンサイドや、ビード部分にアラミド繊維を採用したアラミドビードで軽量化を実現しています。 |
商品URL | Amazon |
Vittoria「CORSA」
商品名 | CORSA(コルサ) |
メーカー | Vittoria(ヴィットリア) |
価格(Amazon) | 8,480円 |
特徴 | イタリアのタイヤメーカー「Vittoria(ヴィットリア)」は、グランツール、オリンピック、世界選手権などで数多くの選手を勝利に導いてきた実力派ブランド。 中でも「CORSA(コルサ)」はプロのライダーに選ばれるモデルで、ブランドの大きな特徴となる新素材グラフェンや、高品質なコットンケーシング(ゴムの内側の布地)がより速いスピードやグリップ力を発揮します。 |
商品URL | Amazon |
クロスバイクのタイヤを変えて快適にサイクリング!
初めてタイヤを購入する際は愛車のサイズにあったものを選ぶため、まずは近くのサイクルショップなどでタイヤをチェックするのがおすすめです。是非今回の記事を参考に、自分に合ったタイヤを探してみてくださいね。
また、愛車のクロスバイク、新しいタイヤに交換したら長距離のサイクリングに出てみませんか?
TABIRINの『都道府県検索』や『コースマップ検索』からは全国のサイクリングロードを検索することが可能です。
是非メンテナンスの済んだ愛車と共にお出かけしてみてはいかがでしょうか。
最終更新:TABIRIN事務局f(2021年9月)