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記事タグ: サイクリング種類(使用なし)

【長野県/岐阜県】中山道の妻籠宿を散策して電車で戻る18.6kmのポタリング

【長野県/岐阜県】中山道の妻籠宿を散策して電車で戻る18.6kmのポタリング

旅行先で自転車に乗りたい時にレンタサイクルを利用する方法がありますが、やはり自分の自転車で走りたい!と思ったりもします。そんな時のために車に小径車を積んでおくと少しだけサイクリングを楽しみたい時に便利です。今回の旅に小径車を持って行き、JR中央本線「南木曽駅」から中山道を走り、妻籠宿の宿場町を散策してきました。

南木曽駅から中山道をたどる

JR中央本線「南木曽駅」からスタート。近年、外国人観光客に人気なのが長野県「妻籠宿」と岐阜県「馬籠宿」の間を結ぶ全長9kmの中山道を歩く「サムライロード」です。その区間を自転車で行ってみようと走り出しました。

駅を出てすぐに「中山道こちら」という案内看板があるので迷うことはありません。
線路沿いの細い道を走ります。

眺めの良いSL公園

SL公園には、昭和40年〜50年代に木曽谷を走ったD51を静態保存しています。

SL公園の横から道が細く上り坂に入ります。
中山道を走っていると歩いている観光客とすれ違いますが、日本人観光客より外国人観光客の方が圧倒的に多く感じます。

中山道の石畳を歩く

舗装路が途切れ「旧中山道の石畳」が現れました。昔ながらの道という雰囲気が感じられる石畳に「いかにも旧中山道っぽい」とテンションが上がってきます。
自転車は走りにくいので押して歩く方が良さそうです。

細い下り坂のY字路を右に進みます。「妻籠宿」の案内看板があるので解りやすいです。
急坂ですが歩いている人も居るのでスピードに気を付けて下さい。

江戸時代の面影が現代に残る妻籠宿

妻籠宿は中山道42番目の宿場で、1976年(昭和51年)に日本で初めて重要伝統的建造物保存地区に選ばれました。
「売らない・貸さない・こわさない」という三原則をつくり町並み保存運動により、貴重な財産を後世に伝えています。

妻籠宿に入ってすぐにある「熊谷家住宅」には、農機具や生活道具が展示してあり自由に見学することができます。

水車小屋と高札場跡の坂を下ると妻籠宿のメイン通りに入ります。

宿場町は電線が見えない様になっていて、より江戸時代の風情を感じられます。
無料休憩所も木曽ヒノキなど地元の木材で造られており、景観にマッチしています。しかし休憩所のトイレは最新式で新しく綺麗。宿場町とのギャップに驚きます。

自転車を押し歩きで散策する

妻籠宿本陣は馬籠宿出身の文豪「島崎藤村」の母親の生家です。明治に取り壊されましたが、平成7年に江戸時代の絵図をもとに復元されたそうです。

妻籠宿保存事業として町屋の歴史風土を守る観点から、看板や暖簾などにも注意して景観を保っているそうで、徹底しています!

特に町並みが保たれているのが寺下というエリアです。
妻籠観光案内所で今後のルートを確認していると、この先のサムライロードと呼ばれる旧中山道は山道になり階段や石畳も増えて自転車で行くには不向きとのこと。自転車で行く場合は一般道の県道7号を走り、途中で旧中山道に入って押し歩く必要があるとか。
さてどうしよう?と考えつつ先に進んでみることにした。

大妻籠宿で折り返し

蘭川(あららぎがわ)に架かるコンクリート製の味のある尾又橋を渡り国道に出ます。
中山道の案内看板に従い細い道に入ると、次の宿場「大妻籠宿」になります。

大妻籠宿は妻籠宿と馬籠宿の間にある小規模な宿場町です。
観光客が少なく、よりリアルな生活感を感じる宿場でした。

今回の予定は「妻籠宿から馬籠宿へ中山道で峠を越える」というものでしたが、
暑さなどを考慮してここで引き返し「坂下駅」まで走って輪行するプランに変更します。

臨機応変に変更するのも旅先では必要な事!と言うことで、来た道を戻り国道256号で妻籠宿へ。暑いしお腹も減ったので雰囲気が良さそうな藤乙旅館の食事処で冷たい「ざるとろろそば」をいただきます。

木曽川沿いの国道と花馬街道を走る

妻籠宿を出て国道19号へ出たら南木曽大橋を渡り、木曽川沿いに国道256号を走ります。
しばらく国道を走り「田立入口」交差点を右折して県道6号に入ります。

ここは「花馬街道」といい「花馬祭り」で有名です。「花馬祭り」とは1184年木曽義仲が平氏を破り征夷大将軍の官位を賜り、その知らせをうけた村人が歓喜し馬の鞍に幣(ぬさ)をつけた矢を付け坂下神社に戦勝報告をしたのが起源とされています。

長野県から岐阜県に入る

坂を下っていると「岐阜県中津川市」に入りました。少しですが岐阜県も走ります。

山際の道を走っていると木曽川が横を流れて涼しげで気持ちが良いです。

県道6号をそれてY字路の左へ進みます。ここから下り坂です。
少し下ると「坂下のモミラン」という立派な木が出てきました。説明看板を読むと、大きな木は「カヤ」で、そのカヤに着生しているのが「モミラン」だそうです。
山奥で見られる事が多いようですが、このような民家の側に生育しているのは珍しく岐阜県指定天然記念物に指定されています。

道の駅きりら坂下で大休憩

坂を下り国道256号を渡ると道の駅きりら坂下に到着です。
「きりら」という名前が不思議でしたが「木曽リバーライトサイド」の略だとか!中を見てみると「そば打ち体験」が出来る道の駅のようです。

とにかく暑いので店内でアイスクリームを食べて休憩します。
テーブルには花馬祭りの飾りが置いてありました。祭りの時期に来るのも楽しいかも知れませんね。

坂下駅から輪行して南木曽駅に戻る

道の駅でクールダウンして、JR中央本線「坂下駅」に向かいます。
駅前で輪行の準備をして、ホームで電車を待ちます。電車では約8分で南木曽駅まで戻る事ができます。あっという間ですね。

馬籠宿まで行けなかったのが心残りですが、次は小径車ではなくロードバイクを持ってきて再チャレンジしたいと思います。

コース紹介


▼アクセス
電車:東京駅(のぞみ)〜名古屋駅(特急しなの)〜南木曽駅
電車:新宿駅(特急あずさ)〜塩尻駅(特急しなの)〜南木曽駅
車:中央自動車道「八王子IC」〜長野自動車道「塩尻IC」から国道19号&256号

まとめ

旅先での自転車活動として紹介してみました。車で観光地を巡るのと違い、自転車で巡る方がじっくり観光できて印象に残る様に感じます。
外国人観光客に人気の木曽路中山道ですが、日本人こそ見に行って欲しいと感じる宿場町でした。見所が多い場所だったので、また走りに来ようと思います。

執筆:小曽根彩

大分県出身、埼玉県在住。
地図やガイドパンフのデザイン制作事務所「オゾングラフィックス」スタッフ。
ロードバイク・ランドナー・ミニベロなどで、四季の景色や美味しい物を求めて自転車を楽しんでいます。

 

 

 

【富山県】南砺の里山を巡るルートと見所を紹介!《PR》

【富山県】南砺の里山を巡るルートと見所を紹介!《PR》

JR城端線の福光駅をスタート&ゴールとして、南砺市の里山をグルッと1周する。オプションルートの閑乗寺公園から見る散居村の絶景もプラスして紹介します。オプションルート以外は、ほぼ平坦なルートなので初級者から気軽に楽しめると思います。

世界の棟方志功ゆかりの福光

JR福光駅からスタートします。

駅のロータリーには「世界のムナカタ」と呼ばれた版画家・棟方志功のモニュメントがあります。第二次世界大戦末期に約6年富山県福光町(現南砺市)に疎開したという縁があり、福光駅周辺には棟方志功関連の施設も多くあります。

田んぼが広がる里山の風景

千本桜で有名な小矢部川沿いを北上して、県道48号を走ります。
しばらくすると左手に三本松があります。江戸時代中頃の絵図では、この場所に一里塚と描かれたようなので、昔の町境の目印的なものだったのでしょう。

緑に囲まれた安居寺

安居寺交差点から左の細道に入ると「安居寺」に到着です。
約1300年前にインドから渡来した善無畏三蔵が創建したと伝わっています。
安居寺の裏は公園として整備され「とやま森林浴の森」にも選ばれています。

東海北陸自動車道の南砺スマートIC前の県道279号を走り福野に向かいます。

福野駅近くの壁に「福野夜高祭」の絵が描かれていました。カラフルで大行燈を照らす祭りの雰囲気が出ている壁画です!

旧加越線サイクリングロード

福野駅前を通過して線路を渡り「旧富山県立農学校本館 巖浄閣」に立ち寄ります。
富山県立南砺福野高等学校の敷地にあるので、迷惑にならないように見学しましょう。

明治36年に富山県立農学校校舎として建設された、2階建ての木造の洋館です。
今見てもモダンで重厚感があります。

国道471号を走り「焼野交差点」を右折し「旧加越線サイクリングロード」を入ります。
小矢部市(旧石動町)から南砺市(旧庄川町)を走っていた加越能鉄道加越線が廃線後、約19.5kmの自転車専用道路として整備されました。

富山県内を走っていると「用水だ!」という看板をよく見かけます。
これは農業用水路への転落事故防止の危険啓発看板で、富山県のオリジナル看板なのです。
シンプルながら用水に近づくと危険だというのが伝わってきます。

大鳥居をくぐり高瀬神社へ

県道284号と交差する十字路の右手に高瀬神社の大鳥居があるので右折して鳥居をくぐります。大門川に突き当たった場所に高瀬神社があります。

高瀬神社の主神は大国主命で、福の神・縁結びの神として有名です。
訪れた時は御社殿の修復事業が行われていました。
※2023年11月末まで御社殿銅板屋根葺き替え、付属飾り金具の改修工事をしています

御神前には「因幡の白兎(いなばのしろうさぎ)」にちなんで心や体を癒やす「なでうさぎ」の像があります。可愛らしいうさぎ像の気になる所をなでておきましょう。

旧加越線サイクリングロードに戻り、井波に向かいます。
サイクリングロードは田んぼの間を走り、車も通らず快適です。

木彫刻のまち井波

国道471号を横断すると旧井波駅舎の井波町物産展示館に到着。
昭和9年に建てられた旧加越線の駅舎は瓦屋根の立派な建物です。現在は町の物産展示館として活用されています。

「六角堂交差点」に井波彫刻の町への入口として、精密な木彫りの塔が建っています。

石畳の八日町通り沿いには彫刻工房が並んでいます。走っていてもカンカンと木槌の音が聞こえ、職人さんが働いているのを感じられます。

通りの看板もそれぞれ凝っていて、見ていて楽しいですよ。
玄関のドア上に木彫りの猫を発見!色が塗られていて遠目には本物のようです。
猫の彫刻は他にもあるようなので、探してみましょう。

自動販売機にも猫の彫刻飾りが!写真を撮らずにはいられない可愛さです。

井波彫刻の礎となった瑞泉寺

八日町通りの突き当たりに、井波彫刻発祥の井波別院瑞泉寺があります。
天正9年・宝暦12年・明治12年と三度大きな火災により建物が焼失しています。江戸時代の再建のおり派遣された京都の彫刻師が井波の宮大工に技術を伝えたのが始まりとされています。
入口の山門からして圧倒される彫刻の数です。

拝観料を払って中に入ってじっくり見学してみましょう。

本堂正面の欄間や向拝手挟の彫刻など、至る所に井波彫刻の技術が見られます。
残念ながら内部は撮影禁止でしたので、ぜひ実物を確認しに来てみて下さい。
本堂の中に置いてあった井波彫刻の「獅子頭」は撮影OKで手を挟んでみました。

外に出て太子堂を見てみると、こちらの彫刻も隅々まで施されて見事!
ずっと上を向いているので首が痛くなってきます。
圧倒されっぱなしのまま山門くぐり瑞泉寺は終了です。

オプションルートの閑乗寺公園へ

オプションルートの前に、道の駅井波に立ち寄ります。
木彫刻の町だけあり、木彫りの巨大な七福神が並んでいます。他にも大盛りメニューや10段ソフトクリームなど個性的なメニューがそろっています。

やや狭い道を約2km上ると、オプションルートで紹介した閑乗寺の「散居村展望広場」に到着します。距離は短いですが上りが甲斐のある道ですよ。

上っている時は木が生い茂っていて、こんなに開けているとは思わなかったので感動しました。散居村とは、それぞれの農家が自分の周りの土地を開拓して米作りをした結果できたと言われています。よく眺めると点々と家があり周囲に田んぼが広がっているのが分かります。

赤祖父円筒分水槽

道の駅井波まで戻ったら「北川交差点」を左折します。次に「山見交差点」を左折して県道27号を走ります。しばらく走ると赤祖父円筒分水槽に到着です。
農業用水を公平に分配するために作られた県内最古の円筒分水槽です。
富山県には5ヶ所の円筒分水槽があり、建造物マニアにも人気です。

桜ヶ池周辺で大休憩

県道284号を南下して桜ヶ池を目指します。
国道304号を過ぎ山田川に向かって下ります。春にはカメラマンが多く訪れる「向野の桜」があり人気の撮影スポットです。

桜ヶ池はやや高台にあるので頑張って上ります。東海北陸自動車道の下をくぐると桜ヶ池に到着です。この周辺にはホテルや温泉、飲食店がそろっていて賑わっています。

その中にある「ヨッテカーレ城端」の軽食コーナーには、定番から季節限定の具材を使った「おむすび」が20種類以上もそろっています。さすがお米が美味しい南砺市という感じ。
他にも蕎麦・うどんなどもあり、休憩にピッタリです。

食後は桜ヶ池を散策。湖の上に建つ展望休憩や湖沿いの遊歩道が、綺麗に整備されています。名前の通り春には湖畔に桜が咲き、花見客で賑わいます。

眺望バツグンのワイナリーに寄り道

桜ヶ池公園を抜け、細い道を上っている途中に丸いコンクリートの構造物を発見。
脇にある案内板によると丸山監的壕(まるやまかんてきごう)というものでした。
明治から昭和にかけて立野ヶ原周辺は、旧陸軍金沢第九師団の実弾演習地で、砲弾の的中率や着弾効果を監視するための建物が監的壕なのです。そんな歴史遺構が突然現れてビックリです。

細い道を下ると是谷溜池に出ます。桜ヶ池ほど大きくはないですが気持ちが良い景色です。

ワイナリーでノンアルジュースの試飲

緩い坂を下って行くと左手に葡萄畑とワイナリーの建物が見えてきます。
トレボー株式会社が運営するワイナリー「Domaine Beau(ドメーヌ・ボー)」です。

自転車ラックがあり「なんチャリエイド」にもなっている施設。
店内はとても綺麗でズラリとワインボトルが並んでいます。200円で試飲もできます。
しかし!自転車なのでアルコールは飲めません…。

よく見るとノンアルコールジュースの試飲が2種類あります。
赤ワイン用・白ワイン用のぶどうを使用したジュースが試飲できるのが嬉しいですね。

小矢部川の手前で右折して北上します。緩やかな下り坂になっているのでラクチンです。
「高宮(西)」交差点で左折して神宮橋を渡り、小矢部川沿いを走る。桜並木になっているので春に走ると綺麗でしょう。

福光の新町あさがお通り

小矢部川を北上して福吉橋で左折し「宮脇町」交差点手前にある路地に入ります。
江戸・明治時代の屋敷が残る新町通りは、夏に「あさがお」を飾ることから新町あさがお通りとも呼ばれています。

気になった路地に入ってみたり、車が入れないような細い道を通ってみたりできるのも自転車の良い所です。

牛乳屋さんが作るジェラート

新町あさがお通りから県道10号へ出て、Geleteria ZUCCA(ジェラテリア ズッカ)に立ち寄ります。お店の前には「熱送り&福光ねつおくり七夕まつり」の七夕飾りが設置されていました。
※取材時は2023年7月

モダンな外観のジェラート屋さんは、地元の人や観光客で賑わっています。
こちらのジェラートは南砺市福光にある「水口ミルクプラント」から1時間圏内の搾りたて富山県産生乳を100%使用しています。ショーケースには基本のフレッシュミルクから季節のフレーバーや新作がズラリと並んでいます。

フレッシュミルク&立野原いちごミルクのダブル、フレッシュミルク&城端ブルーベリーのダブルを注文。とても美味しくいただきました!

ジェラート屋を出て県道27号を右折、小矢部川を渡るとゴールの福光駅です。

コース紹介

ご紹介したコースは以下よりご覧になれます。

南砺の里山を巡るルート

コースが掲載されている南砺サイクリングマップです。

サイクリングマップ 検索 - TABIRIN(たびりん)

南砺サイクリングマップには他コースも掲載しています。

利賀の大自然と清流を巡るルート
五箇山と庄川沿いを巡るルート
夕霧峠&医王山ヒルクライム
城端の街並みと散居村ポタ

▼南砺市の観光情報サイト
https://www.tabi-nanto.jp/

▼なんとの魅力を再発見「なんチャリ」サイト
https://www.tabi-nanto.jp/nanchari/

まとめ

南砺市の里山を1周して「福光」「福野」「井波」「桜ヶ池」という見所をグルッと回ることが出来ました。基本的に平坦で、距離も47.5kmとミドルルートなので観光しつつ走っても時間には余裕があると思います。

執筆:小曽根 彩
広告主:富山県南砺市/南砺市観光協会

【長野県】白馬からパワースポット戸隠神社巡りと蕎麦を楽しむ約90kmライド

【長野県】白馬からパワースポット戸隠神社巡りと蕎麦を楽しむ約90kmライド

例年に無い暑い日が続いている北陸から、涼しいところで美味しいものを食べて絶景を見ながら自転車を楽しみたいと思い、長野県戸隠高原に行ってきました。

スタートは白馬 大出公園

スタート地点は、白馬八方第5駐車場。
無料で停めることができて、駐車場内にはトイレもあります。近くにはコンビニもあるので、いつも利用しています。気温23度、雲は多めですが湿度も低く、とても涼しいです。
まずは大出公園を目指します。

大出公園に行く途中にある白馬駅。輪行時は、ここを起点にすると便利です。
白馬駅からは、国道406号を通ります。

約3.1km、大出公園に到着です。天気の良い日は吊り橋越しに北アルプスを望めるのですが、雲に隠れて見えませんでした。

大出公園から白沢洞門へ

大出公園を過ぎると登り区間です。しばらくは川沿いの緩斜面が続きます。これから始まるヒルクライムのアップに丁度いいです。

コースには青いペイントでルートが示されているので、分岐点でもミスコースしにくくなっています。九十九折れが出てくると、斜度も上がってきました。

木漏れ日と鳥の鳴き声が心地いいです。

11.2km地点の白沢洞門。トンネル前には駐車スペースがあり、展望エリアになっています。
トンネル内からは、黒いフレームに入ったように見える北アルプス後立山連峰が望めるのですが、ここでも雲に隠れていました。

白沢洞門から鬼無里(きなさ)へ

白沢洞門を抜けると、鬼無里までは約15kmのダウンヒルです。頑張って登ったご褒美ですね。
車は比較的少なく感じましたが、少し道が荒れている箇所もあるので、スピードの出し過ぎには要注意です。


途中、サルが電線を渡っていました。

27km地点の、旅の駅鬼無里に到着です。
ここには、地元の名産品の販売所や食堂、観光案内所があります。戸隠までの道を尋ねると、国道406号と県道36号の2ルートがあるとのことです。県道の方が車が少なく自転車では走りやすいとのことだったので、県道を通って向かうことにしました。
なお、県道は自販機がほとんどないとのことなので、今のうちにしっかり補給しておきましょう。

鬼無里から戸隠へ

旅の駅鬼無里を出てしばらく進み県道に入ると、再び登りの始まりです。
県道でも青いペイントでルートが示してあるので安心です。

県道に入ると、どこか懐かしい風景が続き、斜度も緩くのんびり走れます。

と思っていたら10%の看板が…

10%をクリアしてしばらく走っていると、急に家が多くなってきました。
スタートから約40kmで戸隠到着です。

いろりの蕎麦処 築山

戸隠に入ってすぐの宝光社の近くにある築山でまずは腹ごしらえです。

戸隠といえば蕎麦ですね。

冷たいざる蕎麦は、とても美味しかったです。ご飯は蕎麦米で、おかわりは無料なのも嬉しいです。

戸隠神社巡り

お腹がふくれたので、四社巡りスタートです。
戸隠は奥社、中社、宝光社、九頭竜社、火之御子社の五社を参拝する五社めぐりが有名ですが、九頭竜社は車道からかなり奥まったところにあるらしいので、そこ以外の四社を回ることにしました。

まずは宝光社。

鳥居をくぐると270段の階段が待ち受けています。

次に火之御子社。

樹齢500年の夫婦杉。パワーを感じます。

続いて中社

宝光社から中社までは激坂が続き、その先にあるのが中社です。
大きな鳥居が目印で、周りには観光案内所やお土産屋、蕎麦屋などが軒を連ねています。

四社目の奥社です。

杉並木が有名ですが、歩きにくいSPD-SLシューズなので断念。代わりにソフトクリームでパワーをもらいました。

シャインマスカット味。美味しい!
ここまでの距離は約45kmでした。

大出公園までの帰路

帰りは来た道を戻るのですが、少し寄り道をして鏡池へ。
風の無い日は、鏡のようになった湖面に周りの山々が映り込む、戸隠を代表する絶景スポットです。特に紅葉の時期は、素晴らしいようです。

戸隠から鬼無里へ向かう途中にある大望峠展望台にも寄ってきました。

山々の後ろにそびえる北アルプスを望めます。

旅の駅鬼無里に戻ってきました。ここから白沢洞門までは15.3kmの登りが続きます。

少し距離はありますが、斜度はそれほどでもないので、なんとか脚を着かずに登り切りました。
こそから大出公園まで下り、そこから少し登り返してスタート地点の白馬八方第5駐車場に到着、戸隠ライドの終了です。

コース紹介

距離:91.2km 獲得標高:1927m

▼東京から白馬大出公園までのアクセス
電車利用:新宿駅から白馬駅まで特急利用で約3時間40分。
自動車利用:中央自動車から長野自動車利用で約4時間。

▼名古屋から白馬大出公園までのアクセス
電車利用:名古屋駅から白馬駅まで特急利用で約3時間55分
自動車利用:中央自動車から長野自動車利用で約4時間。

今回の記事で紹介したコースの詳細は以下でもご覧いただけます。

白馬~戸隠

まとめ

白馬~戸隠は標高が高く湿度も低いので、比較的涼しく気持ち良く走ることができました。
と言っても、峠道が多く、補給する場所も限られるので、特に水分補給は余裕をもって行うようにしましょう。

戸隠神社は日本の神話と深くつながっているので、興味のある人は歩きやすい履物でじっくり見て回るのもおすすめです。10月中旬くらいから始まる紅葉に合わせて来るのもいいですね。
10月になったら次はカメラを持って走りに来ようと思いました。

執筆:S.Takanishi

石川県在住
2013年にヒルクライムをきっかけにロードバイクを始める。北陸、岐阜、長野の山で絶景、グルメを求めて楽しんでいます。
https://www.instagram.com/nitro2702/

 

【静岡県】日本唯一のアプト式列車で輪行してオクシズを満喫する35kmのサイクリング

【静岡県】日本唯一のアプト式列車で輪行してオクシズを満喫する35kmのサイクリング

大井川の上流にある渓谷を走る日本唯一の「南アルプスあぷとライン(大井川鐵道井川線)」に乗り、終点の井川駅から下り基調で千頭駅まで戻ります。途中には湖に浮かんだように見える奥大井湖上駅を見下ろすポイントや、日本一の急勾配を走るアプト式列車を眺めるポイントがあり、オクシズを満喫出来ます。

千頭駅から輪行して井川駅へ

大井川鐵道本線の終着駅であり、大井川鐵道井川線の始発駅でもある「千頭駅」から「南アルプスあぷとライン」に乗ってスタート。

大井川鐵道井川線の車両は、もともと資材運搬用トロッコとして建設された小型車両なので、普通の列車より座席数が少ないです。行楽シーズンなどは輪行を断られる事もあるとのことなので注意して下さい。

千頭駅は改札からホームまでフラットなので輪行しやすいですよ。ホームには「きかんしゃトーマス」の仲間達の車両が展示されていました。

緑色のレトロな車両は通称「ズームカー」と呼ばれ鉄道愛好家に人気です。

小さな南アルプスあぷとラインに乗車

朝早い時間だったので乗客が少なく、問題無く輪行することが出来ました。近づいてくる車両を見ると、確かに普通の列車より小型で可愛いです。

車内に入ると、さらにコンパクトな感じがします。定員は50名弱だとか。輪行する場合は他の人の邪魔にならないようにしましょう。

千頭駅から井川駅までは約1時間45分の列車旅です。ガタゴト揺れながら走る車窓からは大井川の渓谷に架かる橋や景色が楽しめます。
川沿いを走っているのでカーブが多く、レールのきしみ音がキィキィ鳴るのが特徴的です。

アプト式機関車の連結を見学できる

千頭駅から6番目の停車駅「アプトいちしろ駅」と隣の「長島ダム駅」の区間は、日本の鉄道路線で最も急な区間になるため、アプト式電気機関車を連結します。
ホームでは連結の様子を見学することが出来るので、列車から降りて見てみましょう。

線路の真ん中をのぞき込むとラックレールという歯形レールがガチッと組み合う所が見えます。車両に解りやすいイラストが描かれています。

歯形レールと組み合ったまま、長島ダム駅まで走ります。
この区間の勾配は90パーミル(1,000mの距離で90mの高さを登る勾配)あるので歯車でガッチリ組んで登ります。普段の列車の走行とは違うガタガタした音と、背中から押される様な感覚がアプト式の特徴です。

秘境駅ランキング2位の尾盛駅

長島ダム駅と奥大井湖上駅を過ぎると、さらに山深い景色に変わってきます。終点の井川駅2つ手前の「尾盛駅」は、日本の秘境駅ランキングで2位に輝く駅です。
地図で確認して貰えると解りますが、尾盛駅に通じる一般道はありません。そのため下車してもどこかに行く事もできません。マニアの人は登山道を散策したりするらしいですが。
2体の狸が印象的な「尾盛駅」に、この日下車する人は居ませんでした。

井川駅の周辺を散策

終着駅の「井川駅」に下りて自転車を組み、やっと走り出します。ここまで来るだけでも、かなりの長旅です。

井川ダム小公園の奥に進むと「井川湖畔遊歩道」の入口があります。
井川ダムから堂平広場まで繋がる廃線小路には、当時のレールやトンネルがそのまま残っています。入口付近を少し散策して戻ります。
県道60号の南アルプス公園線を少し北上します。静かな集落を走ると気持ちが良いです。

右手に井川湖を眺めながら進み、井川大橋に到着。南アルプスの山々が見えて雰囲気の良い吊り橋ですが、東岸の市道と結ぶ道路橋で、車が普通に通行します。橋の上で車とすれ違う時は少しドキドキしますよ。

井川大橋で折り返し「南アルプスユネスコエコパーク井川ビジターセンター」に立ち寄ります。観光案内や喫茶があり「鹿肉カレー」が絶品とか。まだ時間が早いのでトイレだけ利用して先に進みます。

さくらももこ先生のイラストが建物の雰囲気にピッタリです。

地元の歯科医が建立した井川大仏

木造のバス停小屋から脇道に入ると「井川大仏」があります。
地元の歯科医が日々の健康に感謝して建立したそうです。真っ白の大仏は歯をイメージしているとか。

県道60号から市道閑蔵線に入ると、急に道幅が狭くなり落石が増えるので注意して下さい。

大井川に沿うように走る市道閑蔵線は、車で走ると道幅が狭くて怖いという話ですが、自転車では渓谷の景色を肌で感じることが出来る楽しい道です。

奥大井湖上駅を見下ろす展望所

市道を抜けると2車線になりホッと安心します。
新接岨大橋を渡り接岨トンネルを抜けると大井川の川幅が広くなり、長島公園が現れます。
長島公園に架かる「南アルプス接岨大吊橋」を渡ってみます。

大吊橋を渡ると「八橋小道(やっぱしこみち)ラブロマンスロード」という8つの吊橋が架かった遊歩道があります。約2キロの遊歩道で1時間ほどあれば全ての橋を回れるので、公園に自転車を置いて回ってきました。
橋によって滑りやすかったりするので、SPDシューズかスニーカーがオススメです。

不動トンネル手前の左脇にある細道に入ると、奥大井湖上駅を見渡せる展望所に到着します。観光案内の写真やSNSでよく見る湖の上にポツンと佇む駅の景色を、実際に自分の眼で見ると感動します。

長島ダムでダムカードを貰う

長島ダムまでの区間はトンネルが続くのでライトは必須です。車通りは多くないのでサッと通り抜けます。
ダムの天端に行く前に、少し坂を下ると長島ダムの下に架かる「しぶき橋」が一緒に見られます。

ダムカードを貰うため長島ダム管理所に行きました。ダムカードの配布場所は他にも長島ダム防災施設ふれあい館があります。

タイミングが良ければ、ダムの天端からアプトいちしろ駅と長島ダム駅の「アプト区間」を走る列車を眺めることが出来ます。来るときに自分が乗ったアプト式列車を傍目に見ると、改めて急勾配な区間だと感じられます。

色々な橋を渡っていく

長島ダムをあとにして県道388号を走ります。泉大橋を渡ると寸又峡へ向かう道との分岐「奥泉交差点」を通過します。壁に描かれたイラストが印象的です。

赤いトラス橋が2本並んだ渡谷橋を渡ります。

小山トンネルを抜けたらすぐに右折します。大井川に架かる赤い吊り橋の小山橋を渡ります。橋の横に「自転車歩行者専用道路」の道路標識があるのが珍しいです。

自転車が走行しても良いという事なので自転車で渡ってみましたが、細いし揺れるし結構怖いです!押して渡る方が安心かもしれません。

吊り橋を渡ったら大井川に沿って裏道を走ります。路面が荒れているので注意して下さい。
途中の開けた場所から大井川鐵道井川線の鉄橋と三又峡が見えるポイントがありますよ。

両国吊橋を渡って千頭駅へ

寸又口橋を渡り県道77号に戻ります。右手に大きな川根茶の文字が描かれたオブジェが見えたら河原へ下ります。河原から両国吊橋を下から眺めることができます。

両国吊橋は比較的頑丈であまり揺れません。自転車を押し歩いて進むと「南アルプスあぷとライン(大井川鐵道井川線)」の真上を通ります。タイミングが良ければ列車が吊橋の下を通過する所を見られます。

最後はダムカレーと川根茶ソフト

県道77号を走って千頭駅に到着。ここまでお昼ゴハンを食べるタイミングが悪く食べられず仕舞いだったので、最後にここで遅いランチにします。
駅前の「caféうえまる」で看板メニューの長島ダムカレーをいただきます。

ゆで卵は奥大井湖上駅、並んだベーコンは南アルプスあぷとライン、ごはんはダムの堤体、エビフライはしぶき橋、野菜は豊かな山々を表現しています!ボリュームもあり食べ応え有りました。

デザートは駅前の「川根物産」で「川根茶ソフトクリーム」をいただきます。
日本三大銘茶のひとつである「川根茶」を練り込んでいて美味しいですよ。

千頭駅周辺には川根茶を売る店や道の駅などがあり、お土産を購入して帰るのにちょうど良いですよ。

コース紹介

▼アクセス
電車利用:JR東海道本線「金谷駅」から大井川鐵道に乗り換え「千頭駅」下車
※大井川本線「家山駅」〜「千頭駅」区間は昨年の台風15号の被害によりバス代行
車利用:新東名高速道路「島田金谷IC」から約1時間
車利用:東名高速道路「相良牧之原IC」または「吉田IC」から約1時間半

▼大井川鐵道
https://daitetsu.jp/abt

まとめ

日本唯一のアプト式列車「南アルプスあぷとライン」に乗車し、日本一の急勾配を体感。その後は下り基調のルートを自転車で走り「オクシズ」の自然を堪能するコースを紹介しました。コンビニや自動販売機が少ないルートなので補給食は用意して行きましょう。

執筆:小曽根彩

大分県出身、埼玉県在住。
地図やガイドパンフのデザイン制作事務所「オゾングラフィックス」スタッフ。
ロードバイク・ランドナー・ミニベロなどで、四季の景色や美味しい物を求めて自転車を楽しんでいます。

 

【東京都】サイクリング初心者におすすめ。多摩川サイクリングロードから調布・深大寺に向けて走る15kmのグルメポタリング

【東京都】サイクリング初心者におすすめ。多摩川サイクリングロードから調布・深大寺に向けて走る15kmのグルメポタリング

まだ長い距離を走るのが難しい、自転車の楽しみ方を見つけたい。サイクリング初心者の方におすすめの、グルメポタリングコースをご紹介します。
小田急線「和泉多摩川駅」から多摩川サイクリングロードを走り、美味しいお蕎麦やかき氷を楽しむライドです。

和泉多摩川駅~多摩川サイクリングロード

多摩川サイクリングロードからほど近い、小田急線「和泉多摩川駅」よりスタート。

駅の近くの商店街には、自転車乗りに嬉しい「サイクルラック併設カフェ」があります。小さい商店街もあり、落ち着いた雰囲気が魅力な駅です。

多摩川サイクリングロード

駅を出てバスロータリーを抜け、大きい交差点を曲がると多摩川サイクリングロードが見えてきます。サイクリストの間で、「多摩サイ」と呼ばれ親しまれています。

看板の奥には橋があります。

神奈川県川崎市と東京都狛江市を結ぶ「多摩水道橋」というアーチ型の橋です。

かつてこの場所には、「登戸の渡し」という渡し船があったそうです。

サイクリングロードを進む

橋の手前にある道が、サイクリングロードです。信号を渡り、早速目的地へ走っていきます。

多摩サイクリングロードの東京側(左岸)は、道も広く走りやすいのが特徴です。
サイクリング初心者の方でも安心して走ることができます。
土日等の休日に関しては、ジョギングやお散歩をしている人も多いため注意が必要な場面も。

振り返ると、「多摩水道橋」の美しいアーチが鮮明に見えてきます。

東京都稲城市にある、「読売ランド」が遠くに見えます。

東京オーヴァル京王閣

多摩川サイクリングロードを進んでいくと、右側にひときわ大きい建物が。「東京オーヴァル京王閣」と言う競輪場です。

過去には、競輪選手とバンク(競輪レース専用滑走路)内を走行体験できるイベントもやっていたとか。
滅多にできる体験ではないので、次回は是非参加してみたいと思いました。

多摩川原橋

多摩川サイクリングロードからここで離れます。東京都調布市と稲城市を結ぶ、「多摩川原橋」が目印です。

橋は渡らず、多摩川サイクリングロード沿いから右折して、目的地を目指します。

鬼太郎ひろば

東京都調布市は、「ゲゲゲの鬼太郎」のキャラクターたちがあちこちに居ます。
深大寺に向かう道中にある、「鬼太郎ひろば」です。

ひろばに入ってすぐ、鬼太郎がお出迎えをしてくれます。


中でも有名なのが、とても長い「一反木綿」。

長さは約12メートルほど、あまりの長さに驚いてしまいます。
このほかにも「鬼太郎の家」や「ぬりかべ」などのオブジェクトがある鬼太郎ひろば。
広い公園なので、休憩場所にもぴったりです。

深大寺

鬼太郎ひろばから2kmほど、少し坂道を走ると「深大寺」の西参道に到着します。

深大寺本堂まではまだ少し距離がありますが、参道を走るとたくさんのお蕎麦屋さんが。
「深大寺そば」が有名になった理由については諸説あり、江戸時代から長く親しまれています。周辺には、現在20店舗ほどのお蕎麦屋さんがあります。
深大寺に併設されている駐輪場に自転車を停め、深大寺を散策します。

散策の前に

ロードバイクを乗る人の多くが履いている「ビンディングシューズ」。
そのまま歩くのは少し歩きづらく、「クリート」も壊れやすい為「クリートカバー」を付けて歩くのがおすすめです。

黄色の内側のものが「クリートカバー」。
各段に歩きやすくなりますので、是非購入してみてください。1,000円ほどで購入できます。

深大寺参道


深大寺の参道を入ってすぐ、「鬼太郎茶屋」という甘味処あります。その手前には、ゲゲゲの鬼太郎の仲間たちが描かれた車が。

残念ながら、「鬼太郎茶屋」は定休日でした。「鬼太郎茶屋」のスイーツはとても美味しいので、是非味わってみてください。

深大寺 青木屋

たくさんのお蕎麦屋さんがひしめく深大寺。テラス席の解放感が素敵な、「深大寺 青木屋」さんでお昼ご飯をいただきました。


テラス席はペットとの利用も可能。

天もりせいろとノンアルコールビールをチョイス。
しっかりしたコシのある「二八そば」、少し甘みのあるそばつゆと相性抜群です。

深大寺本堂へ

深大寺は、厄除け、縁結び・良縁成就、浄化など様々なご利益があるとされています。

お参りをして、深大寺を後にします。

天神通り

深大寺を後にし、「ゲゲゲの鬼太郎」の仲間がたくさんいる天神通りへ向かいます。

来た道を少し戻り、「旧甲州街道通り」を進みます。
しばらく走ると、調布駅そばの「天神通り商店街」に到着。

天神通り商店街入口から、鬼太郎がお出迎えしてくれました。
「天神通り商店街」は飲食店も多く、いたるところに「ゲゲゲの鬼太郎」の仲間たちのオブジェクトが。
調布で有名な、「沼田」というもつ焼き屋さんもこちらにあります。今回は自転車ですので、また別日にお邪魔したいと思います。

食後のスイーツ

旧甲州街道をまっすぐ進み、小田急線「狛江駅」を目指します。
狛江駅からほど近い「komae café」さんでかき氷をいただきます。

お店の前に自転車を停める際は、お店の方に一言お声がけをお願いします。
かき氷はたくさん種類がありましたが、「黒蜜きなこかき氷」をいただきました。

甘すぎず、ほんのりきなこの塩味を感じるかき氷は自転車で走った体に染みわたりました。

コース紹介

▼深大寺 青木屋
https://chofu.com/aoki_ya

▼深大寺
https://www.jindaiji.or.jp/

▼komae café
https://komaecafe.com/

今回の記事で紹介したコースの詳細は以下でもご覧いただけます。

深大寺ライド

まとめ

自転車を始めたばかりの人でも辛くない、短距離のグルメポタリングをご紹介しました。
多摩川サイクリングロードを出てからも、広い道が多いため走りやすくおすすめです。深大寺周辺には、今回ご紹介した以外にも様々なお店があります。
自転車旅の目的地として、是非選んでみて下さい。自転車旅の醍醐味、「グルメポタリング」。
実際に走って体験していただければと思います。

執筆:Risa/酒呑みローディー

神奈川県出身。
「自転車に乗った後に美味しいお酒を呑む!」をモットーにInstagram&YouTubeにて活動。
現在はフリーランスとして動物関係の仕事をしている。
2023年2月に自転車デビュー。その後自転車メーカー「EFILOA」の公式アンバサダーとなり、ブランド認知度アップのため日々奮闘中。

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【京都府】KYOTO TANTAN Long Ride 10/15開催 エントリー受付中!《PR》

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丹後・中丹を駆け巡るロングライドに参加してみませんか?

丹後半島から日本海側の雄大な景観を望める93kmの「海コース」!

山陰海岸ジオパークのリアス式海岸、河岸段丘、海食洞など変化に富んだ丹後半島の景観が広がります。
伝統的建造物群がある伊根町や「日本三景 天橋立」の付近も走行します。

最大標高差約400mのアップダウンに富んだヒルクライム要素も含む112kmの「森コース」!

挑戦者求む!!別名「鬼のコース」です。
コース上の大江山連峰は、鬼退治伝説が全国的にも有名で、数多くの絶景ポイントを有します。
山・里・川の自然豊かな、「森の京都」の景観を楽しめます。

まとめ

エイドステーションでは郷土食が味わえます。
うみ・やま・さとの雄大な景色と豊かな食が楽しめるKYOTO TANTAN Long Rideにぜひご参加ください。

・KYOTO TANTAN Long Ride

お問い合わせ先など

主催 KYOTO TANTAN Cycle Event 実行委員会
お問い合わせ先 KYOTO TANTAN Cycle Event 実行委員会事務局
(JTB京都中央支店内)
TEL:075-284-0173
E-mail:tantan@jtb.com
イベント公式URL https://kyototantan.com/

 

広告主:KYOTO TANTAN Cycle Event 実行委員会

記事制作:mochi

【オーストラリア】春を告げるお祭りと苺スイーツライド40km

【オーストラリア】春を告げるお祭りと苺スイーツライド40km

 

 


8月中旬、クイーンズランド州ブリスベンでは毎年 ”Royal Queesland Show” 通称 “Ekka”(エッカ)と呼ばれる春の始まりを告げるお祭りが約10日間に渡り開催されます。
移動遊園地、小動物とのふれあいコーナーや食品の品評会などのイベントで大いに盛り上がります。

その中日は毎年 “Ekka Wednesday” として祝日となり、人々はEkkaに行くのはもちろん、ビーチに行ったりピクニックをしたり思い思いに過ごします。
そんなEkka Wednesdayにブリスベンの南エリア〜隣町のローガンを中心に、春らしい苺スイーツとお祭りをめぐるライドをしてきました。

スタートはグリーンバンクRSLパーク&ライドから


スタート&ゴールはブリスベンのシティ中心部から南へ約30km行った、ローガン市にあるグリーンバンクRSLパーク&ライド(Greenbank RSL park ‘n’ ride)です。

「パーク&ライド」とは、自家用車向けの駐車場を備えたバス停や駅のこと。
平日はここからシティ中心部のビジネス街に直接向かう市営の急行バスが出ており、多くの通勤客で混み合います。

ここから16km先の、ブリスベンの南のサバーブ(郊外の地域)「ランコーン」エリアにあるカフェ、マウンテンリバー・パティスリーを目指します。

ローガンとブリスベンを結ぶ幹線道路マウント・リンゼー・ハイウェイ沿いには歩行者・自転車専用道が整備されています。
高架も含め、車道としっかり隔てられているので安心して走ることができます。


オーストラリアの歩行者・自転車用信号は主にボタン式です。
コロナの時の名残で、指ではなく肘で押すことを促す ”Bump” のステッカーが今でも貼られています。


オーストラリアで展開する大手スーパーの一つ、ALDIの看板が見えたら右折し、一般道・イラウィーナストリートのバイクレーンを進んで行きます。

スレットンステートカレッジ〜ランコーン

イラウィーナストリートを1.4kmほど進み、スレットンステートカレッジが見えたら左折し北上していきます。


キャンパスの一角で見かけたこの鳥はガラ・クカトゥー(オカメインコ)です。
その羽の色から「ピンク&グレー」の名称でも親しまれる、オーストラリア特有のオウムです。
オーストラリアでは緑地公園はもちろん、キャンパスや住宅でも色鮮やかな野鳥を多く見ることができます。見たことのない品種に出会うのもまた楽しみの一つです。

スレットンステートカレッジから約7km北上し、ランコーン駅とフルーツグローブ駅の間の線路を渡ります。
車社会のオーストラリアは日本ほど鉄道が発展していないため、ライド中に電車に出会うのは少し珍しいかもしれません。

人気カフェ:マウンテンリバー・パティスリーの苺モンブラン


小一時間ほど走ったところで、ランコーンエリアのカフェ、マウンテンリバー・パティスリーに到着です。
カフェ文化の盛んなオーストラリアでは、ブリスベン市内にもカフェが数えきれないほどありますが、2017年にオープンしたマウンテンリバー・パティスリーは特に人気のお店。
週末の昼になるといつも多くの人で賑わいます。

マウンテンリバー・パティスリーの特徴は、日本の和菓子・洋菓子のテイストを取り入れていること。

抹茶・ほうじ茶・柚子といった和テイストを取り入れたチーズケーキを始め、期間限定の特別ケーキ、おにぎりやキッシュといった軽食メニューも人気です。コーヒーはもちろん、抹茶ラテやほうじ茶ラテのドリンクも充実しています。
店内では日本から仕入れている抹茶、茶道具、お香や和雑貨も販売しており、日本人にとってはブリスベンにいながら日本を味わえほっとできる貴重な空間になっています。

この日いただいたのはロングブラックコーヒーと、この週限定のストロベリー・モンブラン。アーモンドメレンゲの上にバニラクリーム、苺ピューレ、そしてフレッシュな苺がトッピングされたスペシャルなケーキです。
繊細に絞られた苺ピューレの淡いピンクは日本の桜を彷彿とさせます。

「海外のケーキは甘い」というイメージが強いかもしれませんが、ここのケーキはどれも控えめな甘さで上品な味わい。フレンチコースの最後のデザートを食べているような贅沢感があります。
スタッフたちは京都・嵐山の老舗和菓子店を尋ねるなど、日本の菓子文化への知見が深く、日本人顔負けです。ぜひ日本からの旅行客の方にも味わってほしい、地元で深く愛されるお店です。

カラワサフォレスト

コーヒーとケーキを堪能したら5km先のカラワサ・フォレストを目指します。

ブリスベン・ローガンにはコアラなど野生動物が今も生息している森が点在しており、その多くは、トレッキングやグラベルライドを楽しめる公園としても整備されています。
オーストラリアならではの街づくりと言えるでしょう。

この日は祝日だったため、野生動物や環境保護に関する展示施設「ディスカバリー・センター」は休館でしたが、公園内にはBBQやピクニックをする家族連れやウォーキングを楽しむ人の姿が見られました。

公園の敷地内には子供達が昆虫や動物に親しめるアートや仕掛けが工夫されています。

トレイルの入口の自転車マークの部分には “Designated Tracks Only” (指定コースのみ)の標識がありました。
ロードバイクで進むのは少し厳しそうですが、グラベルバイクやMTBでぜひ試してみたくなりますね。

 ローガン・アートギャラリー

 
カラワサ・フォレストから4kmほど南下すればローガン市の行政の中心部ローガン・セントラルのエリアに入ります。その一角にあるのがローガン・アートギャラリーです。
ローガン・アートギャラリーではブリスベンやローガンにゆかりのある地元アーティストの企画展示を行っているアートスペース(入場無料)。
毎年地元の高校生たちの作品展も行うなど、市民が気軽にアートに触れることのできる空間です。

オーストラリアは特に2020年〜2021年の間、コロナによる厳しいロックダウンや国境封鎖の政策をとっていました。
その影響もあって、現代美術展では「コロナによって自分たちの価値観がどのように変わったか」をテーマにした作品がよく見られるようになったのが印象的です。

ギャラリーの外壁にはオーストラリアの原住民であるアボリジニの伝統柄の壁画が描かれています。

ブラウンズプレインズ・ファミリーフェスティバル


ライドも終盤、スタート地点のグリーンバンクRSLへと戻って行きますが、少し寄り道です。ローガン・アートギャラリーから7kmほど走ったウォーラー・パークを覗いてみましょう。

この時期、Ekkaはもちろんですが、ブリスベン周辺の町でも各所で小さなお祭りが開催されています。
ローガンのウォーラー・パークではブラウンズ・ファミリーフェスティバルが開催中。
移動遊園地にくじ引きなどの出店、小動物とのふれあいコーナーなどさながら「ミニEkka」といった感じです。

“Show Bag” はお祭り限定のキャラクターの文房具やぬいぐるみが入った言わば「福袋」です。ディズニー、ポケモン、ハリーポッターなど日本でも人気のキャラクターたちの顔が並んでいます。

チップスやホットドッグといった屋台グルメも充実しています。このお祭りならではのポテトは日本でも見かけたことがあるような…

乗り物のポップでどこかレトロな色合いは、日本の昔ながらの遊園地を彷彿とさせます。

どこの国もお祭りに浮き足立つのは子供も大人も一緒のようで、期間中は平日・休日問わず多くの人で昼から夜まで賑わいます。

クイーンズランド拠点のコーヒーチェーン:ザラファズコーヒー


最後に、近くのザラファズコーヒー(ZARRAFFA’S COFFEE)でロングブラックとビーフロールパイで一息。

ザラファズコーヒーはクイーンズランド州に拠点を置くオーストラリアのカフェチェーンです。店内やカップはキリンをモチーフにデザインされているのが特徴です。

ぜひこちらもクイーンズランドに来たら、店舗を見つけてみてくださいね。

コース紹介

▼マウンテンリバー・パティスリー
https://www.mountainriverpatisserie.com/

▼カラワサフォレスト・ディスカバリーセンター
https://www.brisbane.qld.gov.au/clean-and-green/natural-environment-and-water/environment-centres/karawatha-forest-discovery-centre

▼ローガン・アートギャラリー
https://www.loganarts.com.au/venue/logan-art-gallery/

まとめ

ケアンズやブリスベン、ゴールドコーストがあるクイーンズランド州は亜熱帯地域に属しているため、春の初めになるとブリスベンも日中は24度前後になり半袖ジャージでも十分走ることができます。
旬の苺のスイーツ、春を告げるローカルなお祭りと、その季節ならではのものを見つけに走るのも楽しいものです。
どのシーズンに来ても楽しめるブリスベンですが、ぜひ春もおすすめですよ。

執筆:Ayaka

2011年に社会人になると同時に始めた自転車で「自転車×旅」の魅力にハマる。
ニュージーランドでのワイナリーロードレース、タイの寺院巡り、ドイツ古城巡り、インドネシアでの遺跡巡りなど世界各地で自転車旅を催行し、その様子を雑誌『Cycle Sports』に寄稿。
2017年には自転車ツーリズムを探究しにオーストラリアへ留学。現地の様子を『Cycle Sports.jp』にて『G’day, Australia! 〜ブリスベンからの自転車だより』として1年間連載。帰国後は英語教材編集者の傍ら、自転車イベントで通訳・MC・PR担当等を務める。
2022年4月、オーストラリア クイーンズランド州ブリスベンへ移住。
座右の銘は「好きにまみれろ、夢中で生きろ」。

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【埼玉県】秩父札所をサイクリングで巡ってみませんか?《PR》

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都内からアクセスが良く、気軽に訪れることができる秩父。
今回は自然あふれる秩父路を自転車で駆け抜ける「秩父札所サイクル巡礼」と「秩父札所公認サイクリスト〈通称:サイクル先達(せんだつ)〉」をご紹介します!
※この記事は9月中旬の様子のレポートです。

はじめに

秩父札所サイクル巡礼とは?

秩父エリアに34ヶ所ある札所(観音様を祀ったお寺やお堂)をサイクリングで巡るデジタルスタンプラリーです。自転車で一巡、約100kmの道のりです。

秩父札所サイクル巡礼エントリーについて、詳細は秩父地域おもてなし観光公社HPをご覧ください。

秩父札所公認サイクリスト「サイクル先達」

デジタルスタンプラリーを完走したサイクリストはこの認定を受けることができます。
認定者には、オリジナル記念品や認定証が進呈されます!(※認定料が必要です。)

早速サイクル巡礼の様子をレポート

札所1番からスタート!

まずは秩父市栃谷にある「札所1番 四萬部寺」にチェックイン。
札所1番の納経所には御朱印など巡礼用品が豊富に揃っています。
旅の始まりにちょっと立ち寄ってみてはいかがでしょう?

それでは、これから2日間かけてのんびりと巡礼を楽しみたいと思います。
今回は菅笠と白衣を着たコスプレスタイルで挑戦!
このスタイルが意外にもマッチ笑
しっかりと菅笠をヘルメットに装着して出発します。

開始早々、さっそく難所に…

次に向かうのは「札所2番 真福寺」。
しかし、さっそく急勾配の激坂に行き当たることになりますが…
実は、札所2番は納経所がない無人のお寺のため、御朱印やデジタルスタンプ獲得は坂を下った「光明寺」で行うことになります。
サイクル巡礼の際には、安全を考慮して、光明寺へ直接チェックインに向かうこともオススメです!
(札所2番納経所 光明寺 4月上旬撮影)

その後、順調に巡礼を進めます。
のんびり橋を渡ったり…

「札所4番 金昌寺」、趣のある石垣が愛車を引き立てます。

武甲山へ一直線に伸びるような道

秩父のシンボル武甲山

テンポよく巡礼を進めると、「寺坂棚田(横瀬町)」に到着。
ここでは秩父のシンボル「武甲山」を棚田や季節の花々とともに楽しむことができます。
写真は彼岸花です。

武甲山に魅了されながら「札所10番 大慈寺」に到着。
こちらは秩父三部作アニメの一つである「心が叫びたがってるんだ。」の聖地としても知られています。山門に続く石段がとても粋なお寺です。

お昼ごろには秩父市街地へ

秩父市街地にも多くの札所が点在しており、それぞれのお寺の特徴を楽しみながら巡礼できます。
もともと札所は、かつて巡礼者が巡礼の証として山門やお堂に願いを込めた札を打ち付けた場所ということに所以があります。
「札所12番 野坂寺」の山門には現在でもたくさんの札が貼り付けられた様子を見ることができます。(※現在は納札箱に札を納めます)

秩父が舞台設定のモデルとなった大ヒットアニメ「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」の聖地である「札所17番 定林寺」
(4月上旬撮影)

同じくアニメ聖地として代表的な「旧秩父橋」を渡ります。

札所23番、ラストスパートで1日目終了

1日目の最後は「札所23番 音楽寺」。
ここまで平坦な道が多くのんびりしたサイクリングでしたが、最後はヒルクライム!
札所23番は秩父ミューズパークの長尾根丘陵の中腹にあります。最後の体力を振り絞ります。

最後の坂を登り切り、札所23番に到着。西日に照らされる武甲山が美しいです!

2日目は札所24番からスタート

2日目は「札所24番 法泉寺」からスタート!秩父市役所に集合しました。

2日目はチェックインする札所の数は少ないものの、後半につれて1ヶ所ごとの移動距離が長くなります。これも秩父札所巡礼の特徴です。

道中では雄大な自然を味わうことができます!

秩父市荒川にある「ちちぶ花見の里」はそばの花が満開!バックに映る武甲山も美しいです。
(見頃は6月または9月)

秩父鉄道三峰口駅近くの「白久橋」からは、秋には美しい荒川渓谷の紅葉を望むことができます!
(11月上旬撮影)

札所30番から約15km移動。札所31番へ!

ここまで細かくチェックインを続けてきましたが、「札所30番 法雲寺」から「札所31番 観音院」までの移動距離はこの旅で最長の約15km。余裕を持って移動を心がけましょう。
さて、ここ札所31番は自転車を降りてからが大変。高台にある納経所まで石段を登ります。
石段を登りきると…巨大な岩壁に囲われた荘厳なお堂が迎え、大きな達成感と自然の雄大さを実感できます。

ゴールの札所34番で結願

最後は皆野町下日野沢にある「札所34番 水潜寺」にチェックイン!
日本百観音の結願寺でもある札所34番はラストに相応しい、勇壮な雰囲気が漂うお寺です。
これからも安全にサイクリングが楽しめますように…

これにて34ヶ所のデジタルスタンプラリーも完走です。
秩父札所巡礼は秩父の魅力を凝縮したアドベンチャーでもあります。
サイクリングで爽やかな気分を味わい、お堂に手を合わせて心を落ちつけ、自分と向き合う。
とても満足感のある旅になりました!
あとはサイクル先達の申請手続きを完了して、認定証と記念品を待つだけ。
お疲れ様でした!

サイクル先達認定の詳細

認定実施期間

令和5年10月14日(土)より認定開始
※認定期間以前に「秩父札所サイクル巡礼」(デジタルスタンプラリー)の一巡を達成された方も期間中に申請が可能です。その場合、認定日は申請した日となります。

認定料

1,500円
※送料、認定証発行手数料などを含みます。

認定条件

「秩父札所サイクル巡礼」を一巡し、34ヶ所のデジタルスタンプを獲得すると、秩父札所公認サイクリスト(通称:サイクル先達)に申請することができます。
※秩父札所サイクル巡礼の登録番号が必要です。
※認定条件は内容変更となる場合があります。

サイクル先達認定申請について、詳細は秩父札所連合会HPをご覧ください。

コース紹介

PR動画

お問い合わせ先

秩父札所サイクル巡礼事務局:
秩父地域おもてなし観光公社
TEL.0494-26-6260
サイクル先達認定事務局:
秩父札所連合会
TEL.0494-25-1170
秩父市観光課 TEL.0494-25-5209

 

執筆・広告主:秩父市、秩父地域おもてなし観光公社

制作:mochi

【香川県】「コトリ コワーキング&ホステル琴平」宿泊で、新・こんぴら五街道のひとつ今治から高松へ150kmコースのサイクリング《PR》

【香川県】「コトリ コワーキング&ホステル琴平」宿泊で、新・こんぴら五街道のひとつ今治から高松へ150kmコースのサイクリング《PR》


“こんぴらさん”の愛称で広く親しまれている金刀比羅宮(ことひらぐう)。 江戸時代には海上交通の守り神であるこんぴらさんを目指して、全国各地から参詣客が多く訪れていました。
その当時、旅人たちが歩くために整備された街道の中でも特に利用者が多かったのが「金毘羅五街道」です。その五街道になぞらえて、「新・こんぴら五街道」がサイクリングコースとして生まれ変わりました。
その中から、今治をスタートし伊予土佐街道から高松街道までを一気に駆け抜ける1泊2日のコースをご紹介します。

新・こんぴら五街道とは

琴平を中心に、しまなみ街道につながる愛媛県と香川県を結ぶ結ぶ伊予土佐街道ルート、徳島県からの峠越えを含んだ阿波街道ルート、城主が参詣に使った高松街道ルート、海からの参詣客を迎えた丸亀・多度津ルートの4つで構成される、サイクリストのレベルに合わせたルートです。
まったくの初心者から本格的なサイクリストまで、幅広く楽しめます。

こんぴら五街道 サイクリングルート
「新・こんぴら五街道」がサイクリングコース。

糸山公園からスタート


しまなみ海道の今治側起点となっている糸山展望台からは、来島海峡と島々を繋ぐ全長4105mの来島海峡大橋を見渡せます。ここから坂を下りサンライズ糸山へ。

スタートは、今治市サイクリングターミナルでもあるサンライズ糸山。「SHIMANAMIモニュメント」があり、フォトスポットとしても知られています。
さらに坂を下り海沿いへ出たら、見晴らしの良い道を走り今治城へ立ち寄ります。

今治城は、三重の堀に海水を引き入れた構造で、日本三大水城の一つに数えられています。

今治城からは約27kmを一気に走って、西条市のマルトモ水産へ。港まちの鮮魚市場にある食堂で、刺身や焼き魚、定食などが楽しめます。

さらに約20km走って新居浜市の「みんなのコーヒー」。

穏やかな海辺でおいしいひと時を楽しめる海辺のコーヒー店。サイクリストでもあるオーナーが営む雰囲気の良いカフェでは「みんなに愛されるコーヒーを」と、毎日自家焙煎するコーヒーを楽しめます。

テイクアウトも可能で、海を望むテラス席など好きな場所でコーヒーを頂けます。

県道13号の坂を登れば四国中央市「天満峠 仏崎展望所」。瀬戸内海を見渡せる絶景スポットです。

約25km走って、香川県観音寺市へ入ればJR箕浦駅。趣ある小さな駅舎がある無人駅で、すぐ隣に「西端手打 上戸うどん」があります。

自分で面を茹でて出汁を入れるセルフスタイルです。

箕浦駅から約28km走って、琴平街道から見れば象の頭にみえることに由来する象頭山(ぞうずさん)を望むことができます。
こんぴら参道口に着けば初日のサイクリング終了です。


宿泊は、2024年春オープン予定「コトリ コワーキング&ホステル琴平」。こんぴら参道に面した施設で、「旅を、仕事を、もっと自由に」がテーマです。

1階はコワーキングスペースやシャワールームなど、2階にはシングルやツインベッドルーム、ドミトリータイプなどがあります。
サイクリングの拠点としてグループ宿泊や、ワーケーションとして長期滞在など、目的に応じて様々な利用が可能です。

ロードタイプのEバイクやクロスバイクのレンタルもあるので、ここを拠点にサイクリングを楽しむことができます。

2日目は、こんぴら参道口の散策から。


金刀比羅宮は、明治初年の神仏分離以前は金毘羅大権現と称し、明治初年以降に神社となってからは通称「金比羅さん」と呼ばれています。
境内まで長い階段が続く参道口にはお土産屋など、多くのお店が並んでいます。

こんぴら参道口から門前町鳥居をくぐってJR琴平駅へ。
洋風建築の歴史ある駅舎は、2012年、国の登録有形文化財に登録されています。
祓川橋(はらいかわはし)側の鳥居をくぐり、20km走って高松市のマルタニ製麵へ。

ここで人気のゲソ天は、イカがゴロゴロ入った丸い天ぷら。うどんに乗せれば絶品です。

マルタニ製麵から約6kmで栗林(りつりん)公園に到着。

水戸の偕楽園、金沢の兼六園、岡山の後楽園は日本三名園として有名ですが、ここ栗林公園の「木石の庭の美しさは日本三名園より優れている」とも言われています。

栗林公園から1kmほどにあるのが、「コトリ コワーキング&ホステル高松」。宿泊だけでなく、サイクルステーションとしての利用も可能です。

工具や珍しいエアコンプレッサー式の空気入れなども貸してもらえます。

もちろん宿泊は「コトリ コワーキング&ホステル琴平」同様に、シングルやツイン、ドミトリーを始め様々なニーズに対応。宿泊者用のリビングルームもあります。

コトリ コワーキング&ホステル 高松
香川県高松市東田町に「Kotori Coworking & Hostel 高松」をオープン。地域と国内・海外のゲストが交流する交流拠点としてご利用ください。

ゴールは高松港/高松駅。


高松港は本州や小豆島、直島諸島などの離島と四国を結ぶ海上交通の要衝です。ここから船を使って離島散策もできますし、本州(神戸)へと向かうこともできます。

高松築港駅は、高松琴平電鉄の起点駅で、史跡高松城跡・玉藻(たまも)公園にも隣接しています。

玉藻公園の向かいにある「和菓子処 湊屋」。
香川県の栗林公園にちなんだ栗まんじゅう「栗林のくり」が人気の和菓子屋で、店内にはカフェスペースもあります。

1991年の宇高航路廃止まで約80年間にわたり四国と本州を結ぶ鉄道連絡船の接続駅であった高松駅。その名残で線路が全て行き止まりになる終着駅のため、駅前広場からホームまで全く段差のない構造になっていて、輪行しやすい駅になっています。

笑顔が描かれた駅で、サイクリング終了です。

コース紹介

1日目:距離 118km 獲得標高 534m
2日目:距離 32km 獲得標高 78m

今回の記事で紹介したコースの詳細は以下でもご覧いただけます。

こんぴら五街道

まとめ

しまなみ海道の拠点・今治から東へ走って、香川県で古くから親しまれている「こんぴらさん」に宿泊し、海上交通の要衝・高松までの150kmのコースは、国道を一気に走る部分があるものの、要所に見どころのあるコースです。
新・こんぴら五街道には、他のコースもあり、それらの拠点になるのも「こんぴらさん」。
その参道にある「コトリ コワーキング&ホステル琴平」を利用すれば、各コースを走ることができるだけでなく、日本一面積の小さい「香川県」の全域までサイクリングを堪能できます。
香川県には、日本昔ばなしに出てくるような「こんもりした山」も沢山あるので、名所だけでなく、どこか懐かしい日本の風景も楽しめます。

琴平バスには、自転車を車内に積める大型バス「サイクルバス」があり、電動リフトで積み降ろし、トランクルームも含めて最大20台の積載が可能です。

大阪からは、オレンジフェリーで紹介したコース途中の東予港へアクセスできます。首都圏からは、高松空港を利用すれば琴平まで便利にアクセスできます。
ぜひ全国から香川県へサイクリング旅行にお越しください。

広告主:琴平バス株式会社
執筆:花田 康

香川・徳島の貸切バス・観光バス・高速バス・送迎バスはコトバス(琴平バス)
香川・徳島・愛媛・高知の貸切バスやバスツアー情報満載の琴平バス(コトバス)

▼サイクルバス(紹介記事)
https://news.ksb.co.jp/article/14937873
https://www.coolkagawa.jp/news/entry-3077.html

▼オレンジフェリー
https://www.orange-ferry.co.jp/

▼高松空港
https://www.takamatsu-airport.com/

 

【滋賀県】湖東三山の寺社仏閣と太郎坊宮をめぐる初・中級サイクリング

【滋賀県】湖東三山の寺社仏閣と太郎坊宮をめぐる初・中級サイクリング

道の駅せせらぎの里こうらをスタート&ゴールとし、戻りにはサイクルトレインを利用するルートです。滋賀県の名所「湖東三山(※)」や太郎坊宮を散策するため、歩きやすい靴を推奨します。最後は八日市駅から尼子駅までサイクルトレインに乗るので楽々です。

※「湖東三山」とは滋賀県湖東地方の山間にある西明寺・金剛輪寺・百済寺の三つの天台宗寺院の総称です

道の駅せせらぎの里こうらをスタート

国道307号線沿いの道の駅せせらぎの里こうらをスタートしてすぐに「湖東三山」の西明寺に立ち寄ります。国道から左折して短い坂を上れば入口です。

湖東三山 西明寺

まず名勝庭園蓬莱庭の横を進みます。
米テレビ局CNNの特集「日本の最も美しい場所31選」に連続選出されているだけあり、手入れが行き届いた美しい寺院です。

西明寺は平安時代の承和元年に開創されました。織田信長により焼き討ちにあいましたが、兵火を免れた本堂、三重塔、二天門が今も当時の姿を残しています。
本堂は国宝第一号指定の建造物で、鎌倉時代初期に建立されました。
三重塔も本堂と同じく国宝で、釘を使用していない純和様建築です。鎌倉時代の建造物を目の当たりにすると言葉もなく、圧倒的な存在感を感じます。

紅葉の名所ということで、また来ることがあれば是非秋に訪れたい場所です。

お地蔵様が多い金剛輪寺

国道307号を少し走ったら左折、名神高速道の高架下をくぐり路地に入ります。
車通りが多い国道から一変して、穏やかな里山風景を走ります。

県道220号を左折すると金剛輪寺に到着です。
入口の総門は江戸時代に建立されたもの。

金剛輪寺は奈良時代の中頃、聖武天皇の勅願で行基により開山されました。
境内にはお地蔵様が多く千体地蔵さまと呼ばれています。

桃山時代から江戸時代中期に作庭された庭園は、国の名勝に指定されています。

庭園内の明壽院書院に、二頭の龍が描かれた杉戸絵があります。
京都府の紅堀画作家の方が奉納したものだそう。

本堂まで参道沿いに続く千体地蔵

庭園を出て参道を進むとズラリと並ぶ千体地蔵が現れます。実際は二千体以上あるというお地蔵様。ひとつひとつに前掛けや風車が飾られています。

お地蔵様は本堂の手前まで並び、風が吹くと風車がカタカタ回ります。

大きな草鞋が飾られた二天門は室町時代に建立されました。

織田信長の焼き討ちを免れたのは本堂・三重塔・二天門。三重塔は荒廃が進んだので、昭和49年に復元されました。

近江最古級の百済寺

金剛輪寺を出て、途中の上蚊野古墳群脇を眺めつつ約5km走れば百済寺です。
百済寺は湖東三山の中で最も山深い場所にあるので、きつめの坂を上って行きます。

推古14年に聖徳太子が渡来人のために創建させた百済寺は、室町・戦国時代の兵火に壊滅的打撃をうけましたが、江戸初期に現在の本堂、仁王門、山門等が再建されました。

百済寺庭園から少し登った所にある遠望台からは、比叡山や琵琶湖が望めます。

石畳の表参道を歩くと、まるで時代劇の世界。実際に重厚な石畳と境内は、多くの映画や時代劇・ドラマなどのロケ地として利用されています。

自転車に乗り坂を下る途中に百済寺山門があります。
朱塗りのため「赤門」と呼ばれており、江戸時代に建立されました。

道の駅でランチ休憩する

加領川橋交差点を斜め右に曲がり、緩やかな坂を下っていると目の前に菜の花畑が出現!
道の駅に隣接する花畑では、季節に合わせ「菜の花・ラベンダー・ひまわり・コスモス」などを楽しめるそうです。

農産物の流通・加工、人的交流、観光などを総括した施設で、フラワーアレンジメントの体験や、採れたて野菜を購入できる直売所も人気です。
フルーツ&ハーブ工房のイタリアンジェラートは並んでも食べたい!と行列が絶えません。

巨大「とび太くん」が居る公園

道の駅から国道307号を走り、愛知川を渡り土手沿いに進みます。国道421号の八風街道を渡り、両脇に田んぼが広がる道を進むと巨大な飛び出し坊やが見えてきます。

東近江市が発祥の飛び出し坊や「とび太くん」は、滋賀県内を走るとよく目にします。そのとび太くんの約3倍サイズの巨大とび太くんが市原野町グラウンドに設置されています。
この辺りに来たなら、是非見ておきたいスポットです!

県道を走って14km先の太郎坊宮へ

県道170号を暫く真っ直ぐ進み、途中国道307号を横断しつつ約14km走ります。
近江鉄道「長谷野駅」前を北上し、近江鉄道八日市線の踏切を渡ったらすぐ左折。太郎坊宮前駅の所を右折すると参道入口です。

太郎坊宮は平地に突き出たような赤神山の中腹にある神社。太郎坊という呼び名は阿賀神社を守っていると言われていた天狗から付けられた愛称です。
自転車で坂を上れば太郎坊宮中腹駐車場まで行く事ができます。そのおかげで石段742段分を歩いて登らずにすむのが嬉しい。駐車場からは八日市の町並みを一望出来ます!

「勝利と幸福を授ける神様」とされ政治家、起業家、プロスポーツ選手なども御利益を仰ぎに来るとか。駐車場に自転車を置いて本殿まで歩きます。

湖東三山でかなり歩いたため、もう足はクタクタです。

黙々と石段を登っていくと、目の前に巨大な岩が現れます。
神様の力で押し開かれたと伝わる夫婦岩です。岩と岩の間は約80cm。岩のパワーを感じつつ岩の間を進みます。

本殿手前にある展望台からは「万葉集」にも出てくる景色を眺められます。昔の景色に思いをはせるのも良いですね。

八日市駅からサイクルトレイン

来た道を戻り八日市駅に向かいます。八日市駅から尼子駅まではサイクルトレインを利用します。歩き疲れた足には嬉しいです。

近江鉄道の米原駅〜貴生川駅区間では、輪行袋を使わずに電車内へ自転車の持ち込みが可能で運賃のみで持ち込み料金は無料です。
彦根駅と八日市線(新八日市駅〜近江八幡駅)の各駅では利用できないので注意してください。

約20分乗車して尼子駅に到着!ここからゴールまではもうすぐです。

甲良町出身の武将・藤堂高虎

尼子駅から一般道を走り、最後の立ち寄りポイントの在士高虎公園に到着。
甲良町在士出身の戦国武将・藤堂高虎は、関ヶ原の戦いに参戦し功績をあげました。築城技術にも優れていたため、江戸城の改築にも貢献したと伝わる。公園内には大阪城再建の時に使用されなかった「残念石」などが飾られています。

公園前を流れる小川沿いの道は「古川の径」という散策路になっていて整備されています。のどかな古川の径を走り、国道307号に出て南下すればゴールの道の駅に到着です。

コース紹介

TABIRIN MAP 滋賀県 甲良町周辺(湖東/彦根/東近江エリア)
道の駅せせらぎの里こうらがある甲良町は、湖東エリアの中心からやや北に位置し、彦根市や近江八幡といった観光地にも近く、自転車で散策するのが楽しいエリア。このパンフレットでは、道の駅をスタート&ゴールとした、初...

まとめ

TABIRIN MAP 滋賀県甲良町周辺の4ルートの中から「神社仏閣巡り」を走ってみました。山深い湖東三山や太郎坊宮を巡り、滋賀県の歴史に触れるサイクリングルートです。歩きやすい靴を忘れずに!

執筆:小曽根彩

大分県出身、埼玉県在住。
地図やガイドパンフのデザイン制作事務所「オゾングラフィックス」スタッフ。
埼玉県奥武蔵エリアを中心に、四季の景色や美味しい物を求めて自転車を楽しんでいます。

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【新潟県】廃線跡をたどる32kmの久比岐自転車道をのんびりライド

【新潟県】廃線跡をたどる32kmの久比岐自転車道をのんびりライド


2023年7月。富山湾岸サイクリングコースの取材をした帰りに、そこからのアクセスのいい久比岐自転車道を走ってみることにしました。それまで名前を聞いたことのない自転車道だったのですが、行ってみるとPRキャラクターが設定されていたり、しっかりしたHPができてたりと、やるな新潟県という感じのサイクリングルートでした。

スタートは糸魚川駅

前日に富山湾岸サイクリングコースの朝日町側の起終点から市振駅へ。そこから輪行で糸魚川に入り宿をとりました。駅ではさっそく久比岐自転車道のPRキャラクター、久比岐凛ちゃんがお出迎え。

輪行を解いて駅前のホテルエビヤに入ると商店街に気になる提灯が。どんな祭りなんだ?

宿に入るとだいたいこんな感じで洗濯、充電、買い出しなどに追われます。

サイクルトレインでスタート場所まで

翌朝の糸魚川駅。さあさっそく走り出そう!……と思ったらそうではなく。

なんとえちごトキめき鉄道・日本海ひすいラインではサイクルトレイン実施中。
じつは昨日の市振駅からもサイクルトレインに乗れるのですが、時間指定がありそこでは利用できずに輪行したのでした。
糸魚川駅から梶屋敷駅はたった2駅ですが、サイクルトレイン好きとしては乗らない手はありません。自転車の持ち込み手数料は290円。予約なしで乗れます。

カラフルな列車が入線してきました。1両編成。空いていたので自転車はトイレ前のスペースに。傾けて立てかけたら、とくに固定しなくても大丈夫でした。
この列車、ドアの開閉がボタン式で、乗るときは車両後ろ側から、降りるときは前側から。しかも後ろ側のドアは内側からは開けられない。
じゃあ降りるときは座席の間をすり抜けて前から降りるの?と思っていたら、乗車してきた高校生がいたので後ろのドアが開いて降りられました。

梶屋敷駅。もちろん無人駅です。ポスターがあったので、気になっていた祭りの謎が解けました。

駅にはサイクルトレインや久比岐自転車道のパンフレットが。ちゃんとしてますねー。ちなみに久比岐(くびき)とは新潟県上越地域の古い呼び方なんだそう。

自転車道のパンフレットに載っていた往時の写真。SLが走っていたんですね。

旧国鉄北陸本線の廃線跡を利用

梶屋敷駅からちょちょいと走って久比岐自転車道の入り口に到着。久比岐自転車道というのは愛称で、正確には新潟県道542号上越糸魚川自転車道線。看板の表示は久比岐自転車歩行者道になっています。

標準サイズより小さいミニ矢羽根発見! 矢羽根研究所長としての血が騒ぎます。

自転車道に入ってすぐの駐輪場。脇にコンビニもあるので、ここでドリンクや補給食を仕入れておくといいでしょう。

駐輪場にあった全体図。同じものがパンフレットにも載っていました。
この久比岐自転車道は旧国鉄北陸本線の廃線跡を利用したサイクリングルート。もともと北陸本線はここを走ったいたのですが、それを少し山側に移して新しい線路とし、この古い線路部分がいま久比岐自転車道になっているというわけ。
移した新しい線路は、現在第3セクターのえちごトキめき鉄道の路線となっています。

日本海がきれいに見える

さっそく走り出しましょう。最初は防波堤沿いの道。

海岸に折り畳みベッドを持ち出してバカンスしていたご夫婦に撮ってもらいました。

防波堤から国道を渡って、左手奥へ入っていきます。

おお、いかにも軌道跡という感じの道に。

少し海岸から上ったところでは海がきれいに見えます。

ところどころ国道に降りられる道もあります。ここを降りるとコンビニ。コンビニがサイクルステーションになっています。ルート両端の起終点までの距離が表示してあり、目安になります。

とても暑い日だったので、コンビニで買ったアクエリアスの冷凍パウチを首筋に入れて走りました。溶けてきたら冷え冷えのドリンクが飲めるので一石二鳥。

駐輪場や休憩所がムダに充実

この管理境界を示す看板が何度も出てきます。利用者には関係ないと思うんですが、「この先で何かあっても責任をもつのはウチじゃないからね」という強い意志を感じます。

路面に見つけた自転車のピクト。富山とは違うものです。

海がきれい。崖を切り崩して作った軌道跡を走ります。

なぜここに?と思うようなところに駐輪場が。スペースが余ってしまったからでしょうか。無駄ですね。

集落を抜ける部分もあります。歩行者などに注意するように促す看板が。

♪トンネルだトンネルだ楽しーなー

ついにトンネル登場。この久比岐自転車道には8カ所のトンネルがあり、一部は明治から大正時代のレンガ造りが残っていて、在りし日の国鉄やSLの走行シーンに思いを馳せることができます。

真夏だというのにトンネルの中はクーラーが効いているように涼しい。トンネル万歳。後ろから走ってきたサイクリストが、俺がいるのに気づかずに「フゥ〜〜〜♡!」と叫んだので、俺も「フゥーーー♡!」と返してやりました。

ところどころこんな感じの集落を抜けていきます。歩道が広い部分も。

道の駅マリンドリーム能生近くには、雰囲気のいいトンネルがあります。壁には古代人が描いたような壁画(笑)が。

道の駅マリンドリーム能生に下りていく道沿いには県立海洋高校の実習船として活躍した越山丸が係留されています。併設されるマリンミュージアムには予約制で入館できますが、この越山丸の内部は非公開。

道の駅マリンドリーム能生。ちょうどお昼どきでしたが、暑くて食欲がなかったので中をぶらぶらして出発。

レンガ造りのトンネルがいい雰囲気

レンガ造りのトンネル。フゥ〜〜〜♡!

糸魚川市内の筒石地区。黒くてピカピカ光る独特の瓦が使われた家が多くありました。

海岸沿いを快走。しかし暑い。

上越市に入りました。

またレンガ造りのトンネル。

ルートは要所要所でブルーラインなどで誘導されていて走りやすかったです。

道の駅で日本海の幸を

道の駅うみてらす名立。ルート上には飲食店がほとんどありません。道の駅で食べないと食いっぱぐれそうなので、海鮮丼を食べました。日本の海沿いはどこに行っても海鮮丼ですね。

ノボリにも久比岐凛ちゃんが。脚が長すぎます。

ところどころにこんな休憩所が。きっと駅の跡なんだろうと思ったら、滝がありました。

こんな立派な駐輪場が。誰が使うんだろう?

と思ったら横に旧線路と現線路が並行する部分が。鉄道ファンの名所らしいです。
このレンガのブロックの上に立って、電車に向かって開いた傘を2つ、両手で振り回しているオジサンがいましたが、目を合わせないようにしました。

ゴールは国道の脇に

シブすぎるレンガ造りトンネル。

ルートが国道8号線を渡る部分にはわかりやすいブルーラインが。

上越市街や直江津港が見えてきました。

ゴールは国道8号線の脇。終点の看板の裏には起点と書いてあります。

ここにも凛ちゃん。だんだん好きになってきました。

とくにモニュメントもないので看板バックに完走記念写真。

夏の夕暮れに祇園祭

わかりやすい表示に従って直江津駅へ。

昭和の雰囲気漂う直江津の旧市街。金曜日なのに神輿がやってきた。なんかギクシャクしてるので練習ですかと聞くと本番だということでした。
毎年7月26日から29日まで行われる祇園祭という直江津最大の夏祭りでした。

直江津駅着。15分ほど走った温浴施設で汗を流し、ここから輪行。

列車の時間まで夕暮れの祭りを見て歩きました。今度来るときはもっとゆっくり見たいと思いました。

コース紹介

久比岐自転車道HP(国土交通省 北陸地方整備局 高田河川国道事務所)https://www.hrr.mlit.go.jp/takada/road/kubikicycling/index.html

久比岐自転車道ガイドマップ(PDF)https://www.hrr.mlit.go.jp/takada/road/kubikicycling/course/guidemap_202303.pdf

えちごトキめき鉄道
https://www.echigo-tokimeki.co.jp/

今回の記事で紹介したコースの詳細は以下でもご覧いただけます。

久比岐自転車道

まとめ

全然期待せずに、別取材のついでに走った久比岐自転車道。でも廃線跡をのんびり走るサイクリングは楽しいものでした。
盛夏にはおすすめしませんが。パンフやノボリ、サイクルトレインなど、気合を入れて整備しているのが感じられ、新潟県やるじゃないか!と思いました。
距離も32kmと短く、ファミリーでも楽しく走れそう。久比岐凛ちゃんも最初は「なんだよこんな美少女キャラクター、恥ずかしー」とか思っていましたが、走り終わるころにはファンになってしまいました。
最後に直江津の祇園祭りに出合えたのも思い出に。夏の夕暮れ、祭りの音に後ろ髪を引かれながら列車の人となりました。

執筆:岩田淳雄

愛知県出身、千葉県在住。
自転車雑誌「サイクルスポーツ 」「バイシクルクラブ」の編集長を歴任。現在は「ペダルプッシャー」を主宰し、サイクリングの啓発活動を展開しています。
https://pedalpusher.jp/

 

【三重県】東紀州・熊野の丸山千枚田を訪ねる約40kmの里山旅

【三重県】東紀州・熊野の丸山千枚田を訪ねる約40kmの里山旅

自転車ファンにはツール・ド・熊野というレースでなじみの深い熊野エリア。そのレースの写真に必ず登場する美しい棚田の風景。その丸山千枚田を訪ねて道の駅を発着点に走ってみました。

道の駅パーク七里ヶ浜をスタート

御浜町にある道の駅、パーク七里ヶ浜を起点に走ってみることに。ここにはツーリストインフォメーションや地元のスーパー「オオクワ」が入るモールなどもあり、情報を得たり補給食の買い出しにも便利です。

道の駅のすぐ裏手にはJR紀勢本線の阿田和駅があり、輪行するならここが起点になりますが、停車する列車の数が少ないのが難点。

道の駅からしばらく集落内を走り、尾呂志川に沿って県道62号(尾呂志街道)を遡っていきます。交通量は恐ろしく少ないので、快適なサイクリング。アップダウンもキツくなく、思ったより快適に距離をかせげます。

国道311号に出る手前に、熊野古道の表示が。ここはいにしえの道、世界遺産である熊野古道があちこちに残り、一部はトレッキング道として整備されているエリア。ここを左折すると風伝峠の古道に入っていきます。

すぐ先には川瀬城跡の石碑が。奥には尾呂志城跡もあるようですが今日はパス。

カフェでハンバーグ定食

国道311号をいったん右折して「さぎりの里」で休憩。ここには「さぎり茶屋」という飲食施設も併設されていますが、今日はもう少し先にある「茶和」というカフェへ。

茶和は外にとめた自転車を確認しながら食事ができるのがうれしい。鮭の塩焼き、鶏の唐揚げなどの定食が充実していて、今回はハンバーグ定食1200円を食べました。

風伝トンネルを抜けると「丸山千枚田」の看板が。ここを右折すると、いよいよ千枚田に向かっての上りが始まります。

展望台まで2.4kmで104mアップの坂。杉林のなか、5%くらいの勾配の坂を無心にこいでいきます。

日本一の棚田風景と言われる丸山千枚田

いきなり展望台に出てこの景色が広がります。日本一の景観と称される丸山千枚田にはいくつか展望スポットがあるんですが、全体が見渡せて、個人的にはここがいちばん好き。日本最大級のこの千枚田には1340枚もの棚田があるそうです。

クルマで来ていた人に写真を撮ってもらいました。人物と千枚田の景色を両方入れようとすると、脚立などを用意して少し高い位置から撮らないと難しいですね。

丸山千枚田のパノラマ、という看板にひかれましたが、「階段上って35分」に心を折られパス。

少し走ると千枚田の上の開けた場所に出て、こんな案内図が。先ほどの展望台は「千枚田見晴台」というようです。

雰囲気のある古い石碑。

千枚田をゆっくり楽しむ

千枚田のなかを少し下ったところにある、こちらも「千枚田見晴台」という名前の場所からの眺望。

東屋とベンチがあり、ゆっくり休憩しながら千枚田を眺められます。

こちらも眺望スポット。画面中央に見えるのは「大岩」というポイント。

「一番小さな田んぼ」という看板にひかれて少しあぜ道をあるくと、たった3株しかない「田んぼ」がありました。

丸山千枚田にはオーナー制度というのがあり、全体7.2haのうち約1.6haがオーナー用として活用されています。年会費30,000円を払うと、田植えや稲刈りに参加できるということです。

軽トラックがいっぱい。地元の方々で稲刈りの準備が行われているようでした。
丸山千枚田には西暦1600年ころには2000枚を超える棚田があったという記録もあるということですが、平成初期には過疎化や高齢化によって棚田は放棄され、すっかり荒れ果てて530枚ほどしかなかったそうです。それを平成5年に丸山千枚田保存会が結成され、今のような姿を取り戻したということです。

案山子(かかし)が何体も。サイクルジャージ&ヘルメットのサイクリスト案山子があったらいいのに。

大岩の上には上ることもできるそうです。

風伝峠に寄ってみることに

千枚田の中の道を下り、この標識のところで国道311号の表示に従い左折。

そしたらこんな道で、けっこう大変なことに。

やっとの思いで国道311号に戻ります。そのままトンネルを抜けて戻ってもいいのですが、気が向いたので風伝峠を越えてみることにしました。ここがその入口。「熊野平和ギャラリー」という手書き看板が目印。

台風の直後で、木の枝が道をふさいでいます。舗装された道なんですが、台風後はクルマが走ってない様子。

頑張って乗っていましたが、ついにこの状態になり押すことに。ここで転んでケガをしても誰も助けてくれないので、慎重に。

峠の「いきる茶屋」に着くとゲリラ豪雨に。なんとか濡れずにすんだんですが動けなくなってしまいました。

車道の風伝峠はここなんですが、熊野古道の風伝峠は左側の小道をさらにトレッキングで上ったところにあるようです。

おしゃれなドーナツ屋さんを発見

雨がやんだのでゆっくり下ることに。反対側はクルマも走っているようで乗っていけます。先ほどの豪雨で川の水も濁っています。

国道311号から県道739号へ。下っていく途中で見つけたドーナツ屋さん「NISCO」(ニスコ)。マスターに店名の意味をたずねたら、3人子供の頭の文字を組み合わせたものだそう。

おいしそうなドーナツが並びます。

ドーナツも食べたかったけど、あまりに暑いのでかき氷(フラッペ?)を。

別棟に自由に休めるスペースがあり、クーラーも効いていて快適でした。

さらにゆるゆると下っていく途中、田んぼの中に鹿を発見。このあたりではこういう野生動物は珍しくないんでしょうけど、テンションが上がります。

道の駅パーク七里ヶ浜に戻ってきました。

スタートが11時だったので、約5時間のライドでした。お腹いっぱい(笑)。

コース紹介

丸山千枚田
https://www.maruyamasenmaida.jp/

道の駅パーク七里ヶ浜
https://www.michinoeki-mihama.com/

NISCO(インスタグラム)
https://www.instagram.com/nisco_donuts/?hl=ja

今回の記事で紹介したコースの詳細は以下でもご覧いただけます。

東紀州・熊野の丸山千枚田

まとめ

見どころは丸山千枚田以外にほとんどなく、ただ道の駅から行って帰るだけのサイクリングでしたが、それでも十分満足。
ツール・ド・熊野で有名な千枚田に向かうルートということで、かなり勾配がキツいのかと思っていましたが、自分レベルで走り切れるほどのゆったりした坂でした。
道の駅パーク七里ヶ浜にはツーリストインフォメーションセンターが併設されていて、ここではパナソニックのクロスバイクタイプの電動アシスト自転車もレンタルできます。これを使って日本一の千枚田を見に行くのもオススメです。

執筆:岩田淳雄

愛知県出身、千葉県在住。
自転車雑誌「サイクルスポーツ 」「バイシクルクラブ」の編集長を歴任。現在は「ペダルプッシャー」を主宰し、サイクリングの啓発活動を展開しています。
https://pedalpusher.jp/

 

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