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記事タグ: グルメ

【長野県】日本遺産に認定された「信州の鎌倉」と呼ばれる上田市塩田平を巡る22kmサイクリング

【長野県】日本遺産に認定された「信州の鎌倉」と呼ばれる上田市塩田平を巡る22kmサイクリング

上田市というと上田城が有名ですが、上田市西南に広がる塩田平(しおだだいら)は鎌倉時代から室町時代にかけて造られた寺社や史跡が多く「信州の鎌倉」と呼ばれています。さらに2020年には文化庁「日本遺産」にも認定されました。そんな歴史の深い塩田平を走ります。

スタートしてすぐに上田城へ

北陸新幹線・しなの鉄道・別所線が乗り入れる大きな上田駅からスタートです。
駅舎の壁には真田軍の家紋「六文銭」が描かれているのがテンション上がります。

天神2丁目信号を右折して二の丸通りを上ると上田城の入口です。
駐輪場に自転車を置いて見学しましょう。

上田城は真田昌幸により築城され、徳川軍を撃退し名を轟かせました。
城内には眞田神社・上田市立博物館などがあり、観光名所として栄えています。

最初に出てくるのが東虎口櫓門と北櫓&南櫓になります。
1949年(昭和24年)に城外にあった北櫓と南櫓が移築復元され、かつての姿を取り戻しました。
門の右手には高さ約2.5m幅約3mの真田石があります。城主は権威を表すために石垣の巨石の大きさを競ったといわれます。真田石の大きさから真田軍の権威が感じられます。

歴代城主を祀った眞田神社

上田城本丸跡にある眞田神社には、眞田氏・仙石氏・松平氏という歴代の上田城主を御祭神としています。徳川軍を2度も破ったことから必勝祈願に訪れる人が多いようです。

赤い鉄橋「千曲川橋梁」を走る電車

上田城を出て千曲川に向かうと、左手に赤い鉄橋の千曲川橋梁が見えます。立派な鉄橋ですが、2019年の台風19号による豪雨で崩落しましたが、約2年後の2021年3月に復旧工事を終え全線開通しました。自転車で色々な場所を走っていると、台風19号は全国的に大きな被害があったのが分かります。

周囲の景色に真っ赤なトラス橋が映えますね!

生島足島神社を参拝する

県道65号を走り、赤坂交差点を左折します。しばらく車が多い町中を走るので気を付けましょう。大学前交差点を左折して長野大学前を通過すると、田んぼの真ん中に赤い大きな鳥居が見えてきます。生島足島神社(いくしまたるしまじんじゃ)の大鳥居です。

大鳥居をくぐり、しばらく進むと生島足島神社に到着です。

レイラインがつなぐ「太陽と大地の聖地」とは

2020年(令和2年)に信州上田・塩田平が日本遺産に認定されました。
生島足島神社は日本遺産に認定された内容で大きな意味を持つ神社です。

日本遺産に申請した内容はストーリー構成になっていて、タイトルは“レイラインがつなぐ「太陽と大地の聖地」〜龍と生きるまち信州上田・塩田平〜“というものです。

レイラインとは夏至と冬至の朝に太陽が地上につくる光の線の事です。上田市の信濃国分寺から生島足島神社、別所温泉までレイライン沿いに神社仏閣があることと、雨乞い祭りなどのストーリーをまとめた内容が日本遺産に認定されました。

夏至と冬至に生島足島神社の鳥居の中を太陽の光(レイライン)が通り、神々しい景色を見られるそうです。

そんなストーリーをふまえて神社を参拝すると、気持ちが少し引き締まる感じがします。

田園風景が広がる塩田平

下之郷交差点を右折するとまっすぐな道になり、塩田平らしい景色の中を走ります。
タイミングがよければ平行して走る別所線の電車を見る事が出来ますよ。

道なりにカーブして進むと中塩田駅に到着します。レトロな駅舎でペパーミントグリーンが可愛らしいですよ。

ホームのベンチもペパーミントグリーンが鮮やか。

ひっそりと佇む無言館

中塩田駅近くの男池に沿ってカーブして南下して、山王山公園に隣接した無言館に向かいます。無言館までは新緑の坂道を上ります。

無言館は徴兵によって夢を断たれ戦地に散った美術学生たちの遺した絵を展示している美術館です。館主の窪島誠一郎氏は「学生の絵の前に立つと、悲しさや悔しさで黙るしかない」という理由から「無言館」と名付けたと話しています。

前山寺にある未完成の完成の塔

短い坂道を上ると前山寺に到着します。自転車を置いて参道を歩いて境内に向かいます。
立派な薬医門をくぐり入山料を払います。

前山寺の三重塔は「未完成の完成の塔」と呼ばれています。二層、三層目の柱に長押仕口があるのに窓も扉もない事や、手すりが無い事が未完成と呼ばれる原因とか。見た感じ未完成には感じません。当日はちょうど藤の花が見頃で、三重塔とセットで絵になりました。

高さ19.5mある三重塔を見上げると迫力があります。

本堂も大きく茅葺きの屋根に厚みがあり重厚感がありますよ。

黒門とケヤキが立派な龍光院

前山寺を出てアップダウンの路地を進むと、立派な木が見えてきます。
黒門と樹齢600年のケヤキで有名な龍光院です。門の前のケヤキを見て先に進みます。

右手に大きく曲がり塩野池に沿って走ります。
雨が少ない塩田平では稲作に欠かせない「ため池」が多いです。

国の重要文化財の阿弥陀堂

独鈷山(とっこさん)の登山口近くにある中禅寺に立ち寄ります。ここでは中部日本最古の木造建築といわれる阿弥陀堂が見られます。
入山料を払い中に入ると右手に本堂があり、その奥に阿弥陀堂があります。


中禅寺を出ると坂道を下ります。目の前に新緑がまぶしい山々が広がります。

悲しい伝説の舌喰池

塩田平には昔から「ため池」が多く、農林水産省の「ため池百選」にも選定されています。その中の舌喰池には悲しい伝説があります。
昔、池の改修工事のための「人柱」に選ばれた娘が、舌を喰い切り身を投げて死んでしまった事から「舌喰池」と呼ぶようになったとか。

郷土料理おしぼりそばを頂く

山田池に向かって走っていると「おしぼりそば」というノボリが目に飛び込んできた。
「おしぼりって何だ?」と思い、お腹も空いていたので寄ってみることにしました。
山田池が見渡せる場所に建つ「手打ちそば美田村」に入店。さっそく「おしばりそば」を注文してみました。


おしぼりそばは長野県北信地方の郷土料理で、辛みが強い大根の絞り汁に信州味噌を溶かしながら食べるものです。山に囲まれた地域なので、昆布や鰹節で出汁をとれない時に、蕎麦やうどんを大根おろし汁に味噌を溶いて食べていたそうです。

大根おろし汁だけで食べると、かなり辛い!そこへ味噌を溶くと、少しまろやかになるから不思議です。なんとなくクセになりそうな味でした。

別所温泉を散策する

県道177号を左折すると別所温泉に到着です。
駅の駐車場に上田電鉄別所線のシンボルである丸窓電車(上田交通モハ5252)が展示されています。名前の通り丸い窓が印象的です。

ゆるやかな坂を上っていくと北向観音堂の入口です。自転車を置いて参道を歩いて行きます。参道は短いですが、お土産屋が並んで賑やかな雰囲気です。

北向観音堂

長野市善光寺と向かい合うように建っていることから北向観音と呼ばれています。善光寺と合わせてお参りするとさらなる御利益を得られるとか。

境内には立派な鐘楼や温泉薬師瑠璃殿などがあります。

安楽寺の国宝八角三重塔

北向観音堂のすぐ近くにある信州最古の禅寺、安楽寺へ移動します。
長い石階段を上ると緑に囲まれた鐘楼と本堂が見えます。

本堂の脇で拝観料を払って奥に進みます。木立の中の石段を上っていくと、木の陰に八角三重塔の姿を見ることができます。

八角三重塔は長野県の国宝第一号です。木造の八角塔は全国でここにしかない貴重なものです。屋根が4重あるように見えますが、一番下の屋根は裳階(もこし)と呼ばれる「ひさし」なので、上部の三重の屋根で三重塔になります。

下から見上げると、長野県国宝第一号の貫禄を感じられます。

北向観音堂の本坊「常楽寺」

常楽寺に向かう途中の路地に「別所温泉遊歩道展望台」があり上信越国立公園の山々が眺められます。

常楽寺は北向観音堂が建立された825年(天長2年)に建立されました。
重厚な茅葺の本堂は、平成15年に修復工事を行い建立当時の建築様式に改めたそうです。

本堂の裏に進むと国の重要文化財に指定されている石造多宝塔があるので行ってみましょう。

別所温泉駅でゴール

常楽寺を出て真っ直ぐ進むと別所温泉駅周辺に出ます。
別所温泉駅から輪行するので、電車の時間までの間に駅前にある「二幸」で休憩します。

店内には喫茶コーナーとお土産コーナーがあります。暑かったので喫茶コーナーでかき氷をいただきます。シロップは手作りで季節感のあるものが多かったです。

電車の時間になったので駅に向かい、準備をしてゴールになります。
別所温泉駅も中塩田駅と同じく、ペパーミントグリーンの駅舎で可愛らしいです。

待合室からホームは段差も無くスムーズです。

コース紹介

アクセス
電車:東京駅から「北陸新幹線」上田駅まで約90分
車:上信越自動車道「上田菅平インター」を下りて約15分

▼信州上田観光情報
https://www.city.ueda.nagano.jp/site/kankojoho/5556.html

▼上田城
https://nagano-ueda.gr.jp/uedajo/

今回の記事で紹介したコースの詳細は以下でもご覧いただけます。

上田駅から別所温泉駅

まとめ

信州の鎌倉と呼ばれる上田市塩田平には、鎌倉時代〜室町時代から残る寺社仏閣がありました。多くの上田市の歴史と魅力を感じることが出来ると思います。

今回のルートから外れますが、余裕があれば立ち寄ってほしい場所があります。
道の駅上田道と川の駅おとぎの里の近くから、千曲川によって浸食されて出来た「半過岩鼻(はんがいわばな)」を見られます。圧倒的な岩壁は見る価値ありです。

執筆:小曽根彩

大分県出身、埼玉県在住。
地図やガイドパンフのデザイン制作事務所「オゾングラフィックス」スタッフ。
ロードバイク・ランドナー・ミニベロなどで、四季の景色や美味しい物を求めて自転車を楽しんでいます。

 

【栃木県】佐野市にある美しい湧水池や林道を走り洞窟をめぐる58kmのサイクリング

【栃木県】佐野市にある美しい湧水池や林道を走り洞窟をめぐる58kmのサイクリング

真夏には猛暑になる事も多い佐野市ですが、今の時期は気持ちよい暑さを感じて走ることができます。
日本名水百選に選ばれた出流原(いずるはら)弁天池湧水や林道を走り峠を越えて美味しい“生姜らーめん”を食べ、ちょっとした探検気分を味わえる洞窟に寄り道します。

佐野駅からスタート

JR両毛線と東武佐野線が乗り入れる佐野駅からスタートします。駅を出て県道151号を北上、県道16号を過ぎると市街地を抜け緑豊かな風景に変わります。

北関東自動車道の下を抜けて丁字路に出たら左折します。東武佐野線田沼駅横の踏切を渡ると右手に赤い鳥居の一瓶塚稲荷神社前を通過。
国道293号を渡り、細い住宅街の道を進むと道路が交差する真ん中に塚がありました。説明看板などはありませんが、庚申塔などの名残でしょうか。

あわしま堂の工場直売所

県道66号と201号の交差点を右折して旗川を渡ると、「あわしま堂栃木佐野工場」が見えてきます。

近くで見ると大きくて綺麗な工場です。
工場の1階に直売所があり、あわしま堂の商品を購入することが出来ます。以前はイートインコーナーがあったそうですが、現在は中止しています。

店内は撮影禁止だったので、写真はありませんが清潔感があり色々な種類の和洋菓子が並んでいました。補給食に買っておきましょう。
愛媛県が本社とのことで柑橘類を使用した「水菓子」「もみじ饅頭」や関西で有名な「タルト」なども販売していました。
こちらの直売所では、佐野市のゆるキャラ「さのまる」パッケージの「栗どら」が1番人気とか。

旗川沿いを走り南下。旗川の水も美しかったですが、次に向かう「出流原弁天池」はSNSで「関東のモネの池」と呼ばれる美しさなので楽しみです。

透明度が凄い出流原弁天池

北関東自動車道の下を抜け国道293号に出て小道を抜けると日本名水百選に選ばれている「出流原弁天池」に到着。年間を通して湧出する清水のため透明度が高く、泳ぐ魚が宙に浮いているように見えると話題です。

太陽の光が差し込むと水が青く見えて絵画のようです。最近大雨が降った後でこの透明度なので、濁りが取れた時はさらに素晴らしい事でしょう!

岩からせり出した磯山弁財天

池の近くにある磯山弁財天に上ってみます。入口に風車が飾られて風が吹くとクルクル回って見た目にも涼やか。

朱色の門をくぐり約130段の石段を登っていきます。

少しすると本殿が見えてきます。鎌倉時代に再建された本殿は、釘を使わない「かけつくり」という建築方法で建てられています。

本殿にお参りして、佐野市内を一望する景色を堪能します。階段を上って来た人が見ることが出来る風景です。

林道長谷場閑馬線を越える

県道175号を北上して林道の入口に向かいます。県道66号に合流してさらに北上。
Y字路を右折して進むと途中、朱色の示現(じげん)神社の横を通ります。

田んぼの脇を右折すると林道長谷場閑馬(はせばかんま)線の起点。錆びた標識が良い感じです。

日差しが強く暑かったですが、林道の日陰に入ると脇に流れている小川から冷たい空気を感じられて気持ちが良いです。
斜度はさほど急ではないのでユルユルと上って行きます。

ピークの金原峠で「あわしま堂」で買った栗どらを食べて休憩。下り側の方見晴らしが良いので、ちょくちょく止まってしまいます。

途中で出てきた切り通しは垂直に近い壁面で迫力があります。落石も多いのか路面に小石が多いので注意して下さい。

小さな峠を越えて葛生へ

県道201号に出たら橋を渡り対岸の集落を走ります。川沿いの土手に桜や紫陽花を植えていて緑が豊か。県道345号の交差点から左折して短い坂に入ります。

古越路トンネルを抜け、秋山川を渡って右折して葛生町に入ります。
葛生駅方面の看板に従って走ると「葛の里壱番館」という施設に到着。
市街地活性化を目的とした施設で、1階には飲食店と土産店2階は有料貸出の多目的大小会議室を併設しています。サイクルラックもありますよ。

絶品の生姜らーめん

葛の里壱番館の1階奥にある「麺や赤堀」は、“生姜らーめん”で有名な「小三郎」で修行をして独立した店です。もともと小三郎のラーメンが好きだったので一度来てみたいと思っていました。

細切りした生姜がトッピングされた「生姜らーめん」は絶品!暑い中走って汗をかいたので塩味がしみわたります。
少し大きめな餃子は佐野のラーメン店に多いですね。こちらの餃子も大きくて美味しかったのでリピート確定です。

腹ごなしに宇津野洞窟へ

食後に鍾乳洞がある宇津野洞窟まで行ってみましょう。国道293号に入って道標に従って進むと、石灰工場の向かいに宇津野洞窟があります。

自転車を置いて階段を上って行くと、洞窟の入口はすぐに出てきます。
入洞は無料で内部は部分的にライトアップされています。洞内の温度は15度程度に保たれているそうで、夏に来ると自然のクーラーという感じ。

水が染み出しているので地面が濡れていて滑りやすくなっています。自転車用SPD-SLシューズだと転んでしまうかもしれません。私はSPDシューズでしたのでギリギリ大丈夫でした。かなりへっぴり腰ですが。

地下水によって石灰岩が溶かされて出来た横穴洞窟で、佐野坂東32番札所にもなっています。そのためか洞窟の中に如意輪観音や護摩焚き場という名前がついた場所があります。

石灰岩が溶けて出来た鍾乳石を間近で観られるのが凄い!

小規模な鍾乳洞ですが見応えありました。外に出るとムッとした暑さを感じたので、やはり中は涼しいのですね!夏にオススメ。

道の駅どまんなかたぬま

来た道を戻り、県道123号を南下し秋山川を渡り県道144号を走ります。
東武佐野線吉水駅手前から右折して県道270号に入ると、道の駅どまんなかたぬまに到着です。大きな道の駅なので最後に大休憩します。

入ってすぐの所に2023年4月に設置されたばかりの「さのまるフォトスポット」がありました。佐野のゆるキャラと記念写真が出来て良いですね!

大きな道の駅には和洋食レストラン・農産物直売所・ミニSL・足湯などあり凄い賑わいです。自転車で走った時の楽しみでもあるジェラートやかき氷もありますよ。

気温が高い時は皆さん考えることは同じようで、店には行列が出来ていました。
「ジェラート倶楽部」は、りんどう湖レイクビューのロイヤルジャージー牛乳と北海道の生クリームと地元の食材を使ったジェラート店です。

佐野駅に戻ってゴール

県道16号で東武佐野線を越え、朝走った県道151号に合流したら一気に佐野駅まで。
スタートは北口でしたがゴールは南口へ。

お疲れさま!とでも言ってくれている様な「さのまる」の銅像がありますよ!

コース紹介


■アクセス

電車:JR宇都宮線「上野駅」から「小山駅」でJR両毛線に乗換「佐野駅」下車
車:東北自動車道「佐野藤岡インター」下車

今回の記事で紹介したコースの詳細は以下でもご覧いただけます。

佐野市らーめんライド

まとめ

佐野といえばラーメン!と関東平野の平地いうイメージが強いですが、神秘的な湧水や洞窟、走りやすい林道と峠などがあり、なかなかディープな場所です。駅前は賑わいがあり、少し走ると里山風景が広がる変化を楽しめます。関東から走りに来るのに丁度良いと思いますよ。

執筆:小曽根彩

大分県出身、埼玉県在住。
地図やガイドパンフのデザイン制作事務所「オゾングラフィックス」スタッフ。
ロードバイク・ランドナー・ミニベロなどで、四季の景色や美味しい物を求めて自転車を楽しんでいます。

 

 

 

【神奈川県】大和市で自然を満喫!のんびり昼から32kmポタリング

【神奈川県】大和市で自然を満喫!のんびり昼から32kmポタリング

湘南から町田、果ては城山湖の方まで続く境川を少し逸れて、神奈川の中心に位置する大和市で自然を満喫できるポタリングコースをご紹介します。

町田駅から大和駅へ

スタート地点は町田駅。駅前の繁華街を抜けるとすぐに住宅街や細道が現れますが、駅のすぐ横を流れる境川に沿って、南下していきます。

約11kmの道のりで30分も走れば、あっという間に大和駅に到着。

走り始めたところだが、まずは腹ごしらえといきましょう。
大和駅から自転車で2分という立地にある天ぷら屋「秀ほう」。カウンター席で気さくな大将と話しながら、天丼ランチに舌鼓を打つ。
旬の野菜や新鮮な食材を使った天ぷらがリーズナブルに食べられるのがおすすめで、他にもお蕎麦のセットや定食などランチメニューが豊富です。


お腹が満たされたところで、いよいよ今日の目的地へ。

河童だらけの常泉寺

大和駅から南下すること約5km。福井県の永平寺を本山とする曹洞宗のお寺「常泉寺」へ。

寺門から本堂までの両脇にはたくさんの草花が茂り、敷地内には多数の河童像が置かれ、庭園の至る所で見つけられます。別名、河童寺と言われるほど。こちらも季節折々の花が楽しめ、春はみつまた、夏は紫陽花や新緑、秋は白の彼岸花や紅葉と、いつ行っても違った景色が迎えてくれます。

この時は、5月下旬で紫陽花の咲き始め。6月にはきれいに咲き乱れていることでしょう。

果たして何体の河童が見つけられるのか…
お気に入りの河童像も見つかるかもしれませんね。いろいろな姿の河童たちを楽しんでみてください。

※こちらはサイクルラックがないため、フェンスや柱に自転車を停めることになります。

自然あふれる公園「泉の森」


次は、常泉寺から自転車で約6km程の場所に位置する「泉の森」。

大和水源地を中心に広がる、大和市の自然の核として位置づけられている公園で、約42haの広さを誇る都会の緑地となっています。手入れが行き届いた公園内には野鳥や季節の草花、小川、キャンプ場など、たっぷり森林浴ができ、日頃の疲れもリフレッシュできます。ゆっくり歩くと1〜2時間くらい散策ができるかもしれません。

一応、自転車も押しながら持ち込めるものの、砂利や段差もあるため、少し注意が必要です。フラットシューズでのんびり散歩といきましょう。

一日の終わりに汗を流す

泉の森から北上すること約2km。住宅街にポツンと現れる大きな富士山が描かれた「つるま湯」へ。

昔ながらのカラン、高い天井に木造の脱衣所といった趣のある銭湯です。何と言っても、浴室内の壁絵の沼津富士が素晴らしい!この銭湯の雰囲気とベストマッチとなっています。昭和レトロ好きには堪らないのではないでしょうか。

こちらは15:00から営業開始となっているため、散策終わりにぴったり。少し熱めのお湯で散策でかいた汗を流していきましょう。

石鹸やタオルなど、番台で買えるので、気軽にふらっと立ち寄れますよ。


この近辺には、つるま湯の他、菊の湯、大和湯といった銭湯もあるので、毎回違ったお風呂に入るのも楽しみになりそうです。

さて、帰りも境川へ出て、北上すれば約9kmで町田駅に到着です。

コース紹介

 

距離:32km、獲得標高:120m

まとめ

境川を走ると、ついつい江の島まで行ってしまいたくなりますが、遅く起きた日やちょっと近場をサイクリングというときには、おすすめのコースです。
シティサイクルでも周れるコースなので、家族や恋人とのんびり走ったり、私服で乗れるかと思います。
四季折々の季節の匂いを感じながら、走ってみてください。

執筆:duck-ride

【東京都】シェアサイクルで行く!お台場~築地10kmサイクリング。レインボーブリッジの撮影スポットと築地で海鮮バーべキュー。

【東京都】シェアサイクルで行く!お台場~築地10kmサイクリング。レインボーブリッジの撮影スポットと築地で海鮮バーべキュー。

本格的に夏が始まり、ビールが美味しい季節になってきました。
お酒好きな皆様へ、シェアサイクルでお台場観光を楽しんだ後、ビールと美味しい海鮮を堪能できる「自転車散歩」を紹介します。食べたい物を購入し、炭火で焼く「海鮮バーベキュー」は必見です。

台場駅でシェアサイクル

ゆりかもめ線・台場駅からスタート。

お台場エリアには、観光のためのレンタサイクルが多く設置されています。
ドコモバイクシェアやLUUP、台数も多い為すぐにレンタルすることが可能です。
お台場エリアから出て築地へ行くため、エリア外にも返却ポートがある「LUUP」をレンタルしました。

台場駅から一番近いポートに向かいます。台場駅を北口側に出て、「2A出口」の階段を降りたすぐ先にあります。

階段を降りた先の出口。この写真の左側にLUUPのポートがあります。

シェアサイクル利用開始

LUUPは専用アプリで事前に利用登録をすることで、スムーズに利用することが可能です。利用予定の10分前から予約が可能なので、利用が集中する休日は事前に予約しておくのがおすすめ。

LUUPには、スマートフォンホルダーが付いているので、ナビアプリの使用も安心です。

お台場周辺をサイクリング

ナビをセットし、早速最初の目的地に出発します。

船の科学館と潮風公園 噴水広場

さて、お台場の人気観光スポット「船の科学館」に到着です。

現在本館(写真の船の中)は展示を休止していますが、屋外展示場や「宗谷」という船は見学することができるようです。

台場駅方面に戻る最中に、写真撮影にピッタリなスポットを発見しました。
潮風公園内から噴水広場を結ぶ通路「水と緑のプロムナード」。道の両側にワシントンヤシが生えており、カリフォルニア気分に浸れます。

この道をまっすぐ噴水まで進んでいくと、大井ふ頭のコンテナをバックにした綺麗な海を眺めることができます。

潮風公園は、イベントやピクニックなどで利用されており、バーベキュー場もあるため海を見ながら様々なアクティビティが楽しめる公園です。

自由の女神像

公園沿いの道路を通り、自由の女神像へ。
自由の女神像は、潮風公園に隣接されているお台場海浜公園の中にあります。

自由の女神像がお台場にある理由を調べました。
お台場の自由の女神像は「フランスと日本の友好関係を象徴する記念像」で、1998年~1999年の1年限定として設置されたものです。

1年の設置期間も終わりが近づくにつれ、「お台場に新たな像の設置を」と建設を望む声が強く新たに作られた像が、2023年現在お台場に設置してある2代目の自由の女神像です。

マリーンハウス

公園内を通りマリーンハウスという建物へ。
お手洗いや自動販売機、テイクアウトのショップ等があり、また3階の展望台は知る人ぞ知る穴場スポットです。

自転車を停めてマリーンハウスの中を通ると、お台場ビーチスポーツエリアという海岸に出ることができます。

レインボーブリッジも綺麗に見えるため、このあたりでレインボーブリッジの撮影をするのもおすすめ。

レインボーブリッジ遊歩道

レインボーブリッジに遊歩道があるのはご存じですか?
実は、お台場海浜公園沿いの道路をレインボーブリッジに向かって走っていくと遊歩道の入口があります。

自転車は、専用の台車に乗せれば遊歩道内に持ち込むことが可能。そのまま芝浦側まで歩いて渡ることができます。
受付に台車が置いてありますので、台車を取り付けて遊歩道に入ってください。

台車を使い渡ろうと考えましたが、LUUPの自転車は重さがあり持ち上げることが困難。また、近くに返却ポートもなかったため、遊歩道は断念しました。自分の自転車で来た際に渡ってみようと思います。

築地市場へ

お台場を出た後は、築地市場まで向かいます。
有明テニスの森や、富士見橋を経由し橋の上から海を眺めながら走ることができます。

かちどき橋

湾岸エリアから築地まで向かう途中にある、「かちどき橋」。日本で現存する数少ない可動橋です。

歴史を感じる橋で、築地側には「かちどき橋の資料館」があります。

自転車を返却、築地市場でご褒美

築地市場周辺のLUUPポートに自転車を返却します。

小さいタイヤながら快適に漕ぐことができました。

築地魚河岸バーベキューテラス

築地市場の方へ向かうと、大きいビルと看板が。今回の最終目的地、築地魚河岸海鮮バーベキューの会場です。ビルの屋上にあります。

休日は混雑していて予約必須です。事前にインターネット予約をして利用しました。

受付はこちら。

利用ルールは、築地魚河岸内で食材買い出をして、バーベキュー場で楽しむということ。アルコールは都度受付で購入、ソフトドリンクは持ち込みOK。

築地魚河岸内は、商品が終わったお店から店じまいになっていくため午前中のスタートがおすすめです。

雨でも大丈夫な「レギュラーサイト」を借りしました。(要予約)

当日空いていれば、立ち席(1時間の利用)でバーベキューを楽しむことも可能です。

購入品はこちら。

さて、早速「海鮮バーベキュー」と「ビール」で、自分へのご褒美タイムを始めていきます。


運動(サイクリング)のあと、そして炭の熱を浴びながら飲むビール。これほどまでに美味しいものかと思いました。


ついつい、お酒が進んでしまいます。

現地で準備してあるもの

築地魚河岸バーベキュー場では、火起こし済みのバーベキューグリルが予約した席に準備してあります。
また、最低限の調理道具・調味料は用意があります。軍手やまな板、トング等。カニフォークなどもありました。手ぶらで行って大丈夫です。

受付で貰える塩コショウ、醤油等。

バーベキュー場の下で買い物ができ、片付けも不要。とても楽しい時間を過ごすことができました。

コース紹介

▼築地魚河岸バーベキューテラス(※事前予約がおすすめです。)
https://tsukiji-bbqterrace.com/

今回の記事で紹介したコースの詳細は以下でもご覧いただけます。

お台場~築地サイクリング

まとめ

自転車に乗るのは好きだけど、自転車で出かけるとお酒が飲めない。
そんな風に感じることが多いですが、シェアサイクルを選んだことで観光もできてお酒も飲める、新たな自転車の遊び方を発見できました。
お台場周辺は自転車用通行エリアも広く、安全に自転車を楽しむことができます。

お台場には様々な観光スポットが存在します。
是非レンタサイクルを活用して、「自転車旅×お酒」という禁断の組合せを楽しんでみてください。

執筆:Risa/酒呑みローディー

神奈川県出身。
「自転車に乗った後に美味しいお酒を呑む!」をモットーにInstagram&YouTubeにて活動。
現在はフリーランスとして動物関係の仕事をしている。
2023年2月に自転車デビュー。その後自転車メーカー「EFILOA」の公式アンバサダーとなり、ブランド認知度アップのため日々奮闘中。

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【千葉県】空も、海も、川も美しい!早春の九十九里エリアを駆け抜けるサイクルトリップ《PR》

【千葉県】空も、海も、川も美しい!早春の九十九里エリアを駆け抜けるサイクルトリップ《PR》

海水浴やサーフィンなど、マリンアクティビティのイメージが強い九十九里エリアですが、実は、サイクリングスポットとしても人気のエリアです。
早春の九十九里エリアはグルメに温泉、季節の花など、魅力が満載。
そんな九十九里エリアのサイクルトリップ、周辺の注目スポットをご紹介していきますのでぜひ最後までご覧ください。
成田空港からも近く、飛行機が飛び交う抜けるような青い空、海、川などの美しい風景を見ながら、自転車で駆け抜け、身も心もリフレッシュしてくださいね。

成田空港温泉 空の湯

飛行機が見える天然温泉露天風呂で知られる「成田空港温泉 空の湯」。

「自転車処 空輪」は、ロードバイクやマウンテンバイク等のレンタルサービスがあるので、九十九里までのサイクリングにこちらを利用するのもおすすめです。
また、近くの「成田空港スカイライドMTBパーク」では、マウンテンバイクを楽しむこともできます。

天然温泉施設「成田空港温泉 空の湯」
成田空港から5分。千葉県山武郡芝山町にある24時間営業の温浴施設です。飛行機が見える屋上露天風呂の他、岩盤浴、宿泊・休憩設備、レンタサイクル、ボルダリング、カラオケ、卓球等を完備した宿泊、日帰り含め様々な過ごし...

 

道の駅 風和里しばやま(ふわりしばやま)/本須賀海水浴場

バイクラックも備わっており、受け入れ体制も万全な「風和里しばやま」。

サイクリングの休憩スポットとしてもぜひご利用ください。

道の駅 風和里しばやま
千葉県芝山町にある芝山はにわ道沿いの<道の駅>です。北総大地の豊かな自然の中で育った新鮮な野菜が自慢です。風和里しばやま限定「古代米バウムクーヘン」はお土産に大人気!たっぷりサイズのソフトクリームが味わえる...

 

広大で美しい砂浜が広がる「本須賀海水浴場」はサイクルトリップで立ち寄るビュースポットとしてもおすすめです。

本須賀海水浴場 | NPO法人山武市観光協会|千葉県山武市の観光情報
2018年8月6日 本須賀海水浴場   本須賀海水浴場は、砂浜の長さが500mで広大な九十九里にあり、海岸線にはヤシの木が植えられ、南国気分が味わえます。海水浴シーズンには首都圏をはじめ多くの地域から家族連れなどが訪...

 

道の駅 オライはすぬま/栗山川サイクリングルート/横芝駅前情報交流館 ヨリドコロ

道中お腹が空いてきたら、「道の駅 オライはすぬま」で千葉県産のいわしに甘めの特製ダレを絡ませた名物「いわし丼」を堪能してみてはいかがですか。

オライとは「私の家」という意味だそう。

道の駅オライはすぬま しおさい香る道の駅。九十九里海岸・蓮沼海浜公園・海水浴...
関東の道の駅『オライはすぬま』九十九里海岸蓮沼にある道の駅「オライはすぬま」九十九里海岸・蓮沼海浜公園をはじめ、海水浴・ドライブの休憩にゆっくりとお過ごしいただけます。

 

「栗山川サイクリングルート」は、ゆったりと流れる栗山川と緑豊かな風景を眺められるおすすめのコースです。

ジャパンエコトラック公式サイト|JAPAN ECO TRACK
トレッキング・カヤック・自転車といった人力による移動手段で、日本各地の豊かで多様な自然を体感し、地域の歴史や文化、人々との交流を楽しみながら、旅をする。そんな新しい旅のスタイルが「ジャパンエコトラック」です。

 

「横芝駅前情報交流館ヨリドコロ」は、レンタサイクルの貸出やバイクラックも常設されています。
初心者の方はこちらを拠点に栗山川サイクリングコースを巡るのも良いですね。

 

九十九里エリアの魅力とこれから

空・海・川、それぞれ特徴ある自然を満喫できるサイクリングルートは他にはなかなかなく、九十九里エリアだからこその魅力といえるでしょう。

初心者から中級者まで幅広いサイクリストが楽しめるコースが充実している点も魅力の一つです。

「九十九里周遊サイクリングルート」MAP

ご紹介した施設の位置関係は以下をご覧ください。

ーMAP〈Pick Up〉スポットの一部リンクー

▼ひこうきの丘
https://shibayama-kankou.com/airplane/

▼ストロベリーロード
https://sanmu15.com/index.html

▼よこぴか倶楽部
https://yokopika.club/

TABIRIN|九十九里エリアのサイクリングレポート

この記事でふれている一部施設に立ち寄ったサイクリングレポートのご紹介です。

九十九里エリアのサイクリングをイメージできる内容となっておりますのでぜひご覧ください。

【千葉県】成田空港から九十九里をめぐる、空と海と食を楽しむ80kmサイクリング《PR》
日本を代表する国際空港のひとつ「成田国際空港」は陸上空港なので、空港からサイクリングをスタートすることができます。飛行機輪行だけでなく、首都圏から鉄道輪行でもアクセスの良い「空の玄関・成田国際空港」から、太...

また、TABIRINのコース・マップ検索にこのエリアの以下コースを収録しています。

「成田国際空港」からサイクリングをスタートする約80kmのサイクリングコースで、程よく坂道があり、太平洋を望む九十九里の大自然から里山を走り、千葉の食を堪能、天然温泉で汗を流すこともできる盛りだくさんの内容となっています。

併せてご覧ください。

成田空港~九十九里サイクリング

お問い合わせ先

千葉県PRプロジェクト
(広報代理:フロンティアインターナショナル内)
〈担当:関野・原〉
TEL:03-5778-4844
(関野:070-2197-8799 原:070-2197-8943)
FAX:03-3406-0130
e-mail:frontier-pr@frontier-i.co.jp

 

広告主:千葉県PRプロジェクト

執筆:mochi

【愛媛県】「今治・西条ゆうゆう輪道」レンタサイクルの旅〈後編〉

【愛媛県】「今治・西条ゆうゆう輪道」レンタサイクルの旅〈後編〉

大阪方面からしまなみ海道へフェリー移動し、サイクリング序盤の様子をお届けした前編。
ここからは今治市と西条市を一周する「今治・西条ゆうゆう輪道」のレポートをお届けします。
「しまひめライドデジタルスタンプラリー2024」の対象スポットを中心に巡っていますので、ご参加予定の方もぜひご覧ください。

いよいよ「今治・西条ゆうゆう輪道」をサイクリング

「今治タオル 本店」からはひたすら今治街道を10km南下して「道の駅 今治市湯ノ浦温泉 」を目指します。この場所も「しまひめライド」のスポットとなっています。

ここを左折して坂を上り切ったら「日本の渚・百選」にも選ばれている桜井海岸を望む高台に位置する、湯ノ浦唯一の日帰り温泉「四季の湯ビア工房」があります。

桜井総合公園を抜けて坂を下ると「虎ヶ鼻海岸公園」に着きます。

更に南下して「しまひめライド」のスポット「休暇村瀬戸内東予(シーサイドキャンプ場)」に向かう途中には、先程オレンジフェリーを下船した東予港への海岸線と石鎚山を望むことができます。

「休暇村瀬戸内東予」本館は温泉施設で小高い丘の上に建ち瀬戸内海を一望できる絶景が自慢です。

坂を下った海岸沿いにあるシーサイドキャンプ場は海まで徒歩1分という好ロケーションで、バーベキュー、磯遊び、海水浴(夏季限定)などさまざまな楽しみ方ができ、テントや調理器具などはレンタルできるので手ぶらで楽しめます。

その後は「しまひめライド」のスポットである「旬彩串ダイニング つづみ」へ向かいます。夜は串料理を中心とした居酒屋で、お昼はランチメニューの「旬彩串揚げランチ」が人気です。

豊かな自然と優れた食文化が自慢の西条市丹原町へ

「旬彩串ダイニング つづみ」から南西に進むと、西条市の丹原町に到着。
ここ数年で地元産の食材を使用した新店舗が続々と オープンしており、地元グルメを堪能しながらサイクリングを楽しめます。
ここからは、丹原町にあります「しまひめライド」の登録スポットをご紹介します。
まずは「ゆきもと農園」へ向かいます。

ここでは、いちご狩りやブドウ狩りの体験をはじめ、オンラインショップを運営しているため、現地とご自宅どちらでも新鮮ないちごやブドウを楽しむことができます。

続いて、「ゆきもと農園」から約4km走ったところにある「grandpa’s tree(グランパスツリー)」にお伺いしました。

小さな工房で、ジャムやグラノーラを全て手作業で作っていて、主に地元、西条市産の果物を加工しています。土曜日のみパンの販売もおこなっていますので、是非お立ち寄りください。(営業時間9:30~16:00)

また、丹原町出身者の方々によって作成された「えひめ・西条 たんばらMAP 」では、丹原町の素敵なお店や農園を紹介しており、「grandpa’s tree」についても紹介されています。是非このマップを活用してサイクリングをお楽しみください。

「grandpa’s tree」を訪れた後は、約2km先にある「SOILIKKLE(ソイリクル)」。
ここは、愛媛県産大豆を使用したがんもどきや豆乳、おからを使用したメニューが人気のお店です。


今回は瀬戸内がんも(鯛の塩焼き出汁ひたし)と生がんもをいただきました。

次に「SOILIKKLE」から約2km先にある、「うしろのしょうめんだ~れ」に寄ってみました。
ここは、1985年創業の家庭的な雰囲気のカフェ&レストランで、おすすめはハンバーグ・オムライスです。

今回は濃厚プリンとグァバジュースをいただきました。

県道48号線を約1km走るとバウムクーヘン専門店「PENTA FACTORY」が見えてきます。

西条産生米粉と愛媛県の農家さんが大切に育てた果物を使用したバウムクーヘンは大変人気です。

さらに県道48号線を走ると巨大な赤い折り鶴のオブジェが現れます。その近くにあるJA周桑「田野女性部ふれあい直販所」は、土・日の午前8時から午後4時までの営業で、丹原のお野菜や果物の直売を行っており、おすすめです。

フォトジェニックなスポット「タオル美術館」へ

「田野女性部ふれあい直販所」から県道48号線を経由して県道155号線を北上し、途中で左折して大明神川沿いに上ると松山の道後温泉、今治の鈍川温泉と並び「伊予の三湯」と称される本谷温泉があります。
すぐ横には「しまひめライド」のスポットの四国最大級で大人も子供も夢中になれる新感覚アウトドアパーク「フォレストアドベンチャー・西条」がありますので是非訪れてみてください。

その後は、周越農道を北上し、「しまひめライド」のスポット「タオル美術館」へ向かいます。

タオルとアートを融合した美術館で、タオルの原料である綿をつかった巨大なオブジェの展示や、タオルの製造工程の見学、ショッピングが楽しめるほか、広々とした庭園やレストランもあり充実した施設となっています。なかでも約200色に染められた糸巻 1,800 本が壁一面を埋め尽くす展示は必見ですね。

広い館内を見学後、県道154号線を上り「鈍川温泉」に向かいます。

今治市推奨。サイクリングするなら「ササ飯」がおすすめ!

今治藩の湯治場として栄えた鈍川温泉は、現在は「すっぴん美人の湯」として親 しまれており、

その上に広がる鈍川渓谷は「えひめ自然100選」にも選ばれている景勝地。

豊かな森が育む透明度が非常に高い水が流れ、自然の造形に驚かされる美しい渓谷が続いています。

鈍川渓谷沿いの山道をサイクリングした後、日帰り利用できる温泉で「しまひめライド」のスポットに登録されている「鈍川せせらぎ交流館」へ向かいます。

この施設は、美肌効果、その他神経痛、関節痛などの効能があるといわれている温泉や、テントサウナの貸出も行っており、今治市が推奨する「ササ飯」のひとつであるサウナを楽しめます。

今治・西条ゆうゆう輪道の紹介は以上となります。
ここからは、「ササ飯」についてご紹介させていただきます。
ササ飯とは、「サイクリング × サウナ・温泉 × 飯・スイーツ」の略称ですあり、今治市が推奨する新たなしまなみ海道サイクリングの楽しみ方のことを指します。
https://imabari-sasameshi.jp/

ササ飯事業に協力するサウナ・温浴施設及び飲食店をあわせて約70店舗あり、今回は2つのお店を紹介させていただきます。
まずは「白楽天 今治本店」

コクのある甘いタレは白楽天の焼豚玉子飯ならでは。半熟たまごの上にかけられたコショウがアクセントとなり、タレと焼豚は相性抜群です。

次に、今治で外したくないのは「今治焼き鳥」です。
串に刺さっていない皮を鉄板で軽く焼き小さな板状の鉄の重しを乗せプレスしてつくる焼き鳥のことで約50年前に考案されました。
今回は「やきとり世渡」を訪問。

甘めのタレと今治焼き鳥の相性が抜群でどれを頼んでも美味しかったです。

今治市をサイクリングされる方はぜひ「ササ飯」を体験してみてください。

関連リンク

▼【愛媛県】しまひめライドデジタルスタンプラリー2024
https://gse.cycling-ehime.com/shimahime-ride/

▼「今治・西条ゆうゆう輪道【60.7km】(今治市〜西条市をまたぎながら温泉地をめぐる)」サイクリングコース(CYCLING EHIME 公式サイトより )
https://cycling-ehime.com/routes/imabarisaijo/

まとめ

今回は愛媛県のサイクリングコースの一つ「今治・西条ゆうゆう輪道」をご紹介しました。
グルメや温泉、自然を満喫できる魅力あふれるサイクリングコースであり、オレンジフェリーを利用すれば関西方面からのアクセスも便利です。
ぜひ、公共交通機関等を活用して「今治・西条ゆうゆう輪道」をサイクリングしてみてください。

おしらせ

現在愛媛県で開催中の『しまひめライド』に合わせて、旅×自転車の情報メディアTABIRINでは、フォトコンテストが開催されています。

〈たくさんのご応募ありがとうございました〉【愛媛県】「しまひめライド×TABIRIN...
※本フォトコンテストは終了しています。【愛媛県】しまひめライドデジタルスタンプラリー2024 開催中グレーターしまなみ・えひめ推進協議会(愛媛県、松山市、今治市、西条市、上島町等で構成)は、しまなみ海道と隣接する...

フォトコンテストのテーマは「しまひめライド~思い出の風景×自転車旅」です。
是非「今治・西条ゆうゆう輪道」の自転車旅をお楽しみいただきたくさんの写真の投稿をお願いいたします。
入賞者には豪華賞品も用意されていますよ。
次回は愛媛県のサイクリングコース「今治・道後はまかぜ海道」のサイクリングレポートをお届けします。

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TABIRIN「コース・マップ検索」掲載

▼「今治・西条ゆうゆう輪道」サイクリングコース

今治・西条ゆうゆう輪道

 

執筆:日本旅行ビジネスソリューションズ株式会社

【愛媛県】デジタルスタンプラリー『しまひめライド』を利用しながら松山市内の最新スポット巡り満喫!

【愛媛県】デジタルスタンプラリー『しまひめライド』を利用しながら松山市内の最新スポット巡り満喫!

今年に入り、TABIRINでは”サイクリングパラダイス愛媛県”の魅力発信シリーズをお届けしていますが、愛媛県の名所として忘れてはならないのが「道後温泉」ですよね。

「道後温泉本館」は、昨年の12月に約6年にわたる保存修理工事が完了しました。
第38回「にっぽんの温泉100選」にて、全国2位を獲得した名湯です。

今回はその注目の「道後温泉」を起点に松山の魅力溢れるスポットを、現在愛媛県で開催中のデジタルスタンプラリー『しまひめライド 』を利用しながら楽しめるサイクリングの旅をお届けします。

約3000年の歴史を誇る日本最古といわれる道後温泉のシンボル
「道後温泉本館」

「道後温泉本館」は平成6年12月に公衆浴場で初めて国の重要文化財に指定されました。
松山市はもちろん、国の宝である本館を次世代へ大切に引き継いでいくため、平成31年1月から始まった保存修理工事はいよいよ令和6年12月に完了しました。
メインの「神の湯階下」の営業時間は6:00~23:00となっており夕方から夜は非常に混んでおりますが、早朝は比較的空いてました。
今回は先に入浴してからサイクリングをすることにしました。

ベールを脱いだ創業当時の風情を残した新しい「道後温泉本館」です。

写真右奥にあるのが明治時代に正面玄関があった神の湯本館棟。
建物のてっぺんにある振鷺閣(しんろかく)の上で羽ばたく道後温泉のシンボルの白鷺は、当時の正面玄関があった方を向いています。写真手前側の建物は皇室専用浴室「又新殿」がある又新殿・霊の湯棟となります。

「道後温泉本館」を後に「四国八十八ヶ所」巡りは如何ですか?

四国八十八ヶ所は真言宗の開祖である弘法大師・空海によって開創されたと伝えられています。
四国遍路は江戸時代中期頃より日本全国の人々が四国を訪れ弘法大師ゆかりの地を巡るようになったのですが、松山市は四国の市町村の中で四国霊場が最も多く、46番札所から53番札所まで8ヶ寺あります。

「道後温泉本館」のすぐ近くにある「第51番札所石手寺」とその先にある「第50番札所繁多寺」を訪れてみました。

「第51番札所石手寺」は、国宝や重要文化財に指定された文化財がある見ごたえ満載の札所で『ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン』で星1つを獲得しています。
参拝者だけでなく観光客からも人気があります。道後温泉から近くという好立地も魅力のひとつで、愛媛県でお遍路デビューするならこの寺から訪ねてみるのもおすすめです。
右奥にも少し見えておりますが、鎌倉時代に建てられた三重塔と室町時代の鐘楼堂の重要文化財は、あいにく保存修理中のようです。

「第50番札所繁多寺」は松山東部環状線を少し南に下った場所にあります。
寺は松山城をはじめ、松山の市街、瀬戸内海まで一望できる高台にあります。のどかな風情の境内周辺は、美しい自然の宝庫として景観樹林保護地区に指定されています。

道後温泉より松山市内中心部へ

道後温泉から沢山のスポットがある市内中心部に移動してみましょう。まずは、松山城へ向かいます。

松山城本丸は標高132mの山頂にあります。
歩いて登るのは大変なので、8合目付近まで運行している「松山城山ロープウェイ・リフト」を利用することをおすすめします。自転車置き場は、乗り場の近くにありました。

現存十二天守のなかで唯一、親藩である松平家によって建築された「松山城」は21棟の国の重要文化財を有し、城郭建築としての見どころが満載です。

市内のほとんどの場所から目にすることができる「松山城」は姫路城・和歌山城とともに、日本三大連立式平山城の一つとして数えられています。

「松山・城山ロープウェイ・リフト」を降りたところにある「えひめ愛顔の観光物産館」は、午前9時から午後6時まで営業しており、『しまひめライド 』のスポットに登録されています。
「えひめ愛顔(えがお)の観光物産館」は、県内における物産・観光情報の発信拠点です。観光情報コーナーでは、県内各地の観光名所を紹介するパンフレット等を数多く取り揃え、愛媛の観光情報を提供していて気軽に立ち寄れるスポットとなっていますので、情報収集には最適です!

現在、グレーターしまなみ・えひめ推進協議会(愛媛県、松山市、今治市、西条市、上島町等で構成)は、しまなみ海道と隣接する愛媛県側エリアにおいて、サイクリングとあわせて、自然やアクテビティ、ショッピング、美味しいグルメなどを楽しむデジタルスタンプラリー『しまひめライド』を開催中です。
QRコードを読み取って計5つ以上のスタンプを集め、合計3,000円(税込)以上の買い物をして応募すると抽選で地元の特産品などの豪華賞品が当たります。
サイクリングを楽しみながらスタンプを集めると楽しさ2倍です!詳しくは下記のサイトをご確認ください。
https://gse.cycling-ehime.com/shimahime-ride/

「えひめ愛顔(えがお)の観光物産館」は、店内のパンフレットが置いてある場所にデジタルスタンプラリー『しまひめライド』の読み取り用のQRコードが設置されていました。このバーコードを読み取るとスタンプを獲得することができます。

えひめ愛顔(えがお)の観光物産館の近くに有名な「鯛めしもとやま」があります。

宇和島風の鯛めしを存分に楽しむことができます。新鮮な鯛の刺身を特製のタレで味付けし、薬味を添えて豪快にご飯と合わせるこの一品は、一度食べたら忘れられない美味しさです。

次に訪れたいのは世界的な建築家・安藤忠雄氏が設計した「坂の上の雲ミュージアム」です。

「坂の上の雲ミュージアム」は、司馬遼太郎氏の小説『坂の上の雲』に描かれた松山出身の3人の主人公(秋山好古・真之兄弟、正岡子規)の足跡や“明治”という時代に関する展示を行っています。
小説『坂の上の雲』には、近代国家の形成期の世界や日本で起きた出来事、そのなかで生きた人びとの人生など多くの物語が描かれ、歴史好きにはたまらないお話です。場所は、「萬翠荘」のすぐ近くで、駐輪場もあります。

次に訪れるのは、「萬翠荘」です。
旧松山藩主の子孫・久松定謨伯爵が建てたフランスルネッサンス様式の洋館です。国の重要文化財に指定されており、館内では美術展や歴史的な展示が楽しめ、優雅な雰囲気に浸れます。建物自体もフォトジェニックで素敵な写真を撮るのもおすすめです。

続いて訪れたのは、JR松山駅です。
昨年の9月29日にJR松山駅周辺の線路の高架化が完成し新しい駅舎が開業しました。駅構内の天井は愛媛産のスギやヒノキで覆われ、トイレのタイルには砥部焼が使われるなど、あちこちに愛媛の玄関口らしいデザインが施されていました。

「JR松山駅」を訪れた後は、前から気になっていた『しまひめライド』の登録スポット「ワカパン」へ向かいます。
営業時間と営業日(毎日営業していない)が限られていて、腹ごなしにサイクリングすることにしました。ゆっくり走って1時間15分程かかりました。

自家製酵母をつかったフワフワのパンです。
入り口もおしゃれです。敢えてお店の写真は載せません! お店に着いたら・・・民家??という驚きからスタートします。今回は、あんパンを美味しくいただきました。

その後、来た道を戻る途中にある『しまひめライド』の登録スポット「うつぼ屋」へ向かいます。

1954年創業の老舗和菓子店で、夏目漱石の小説「坊っちゃん」にちなんだ松山市の銘菓「坊っちゃん団子」はあまりにも有名です。
抹茶風味のタルトなど品揃えも豊富で、サイクリングで疲れた身体に甘いご褒美は最適です。三つの金色は「心、和、美」を表現しています。

最後は道後温泉に戻ります

松山市内のサイクリングを満喫したら、やはり最後は道後温泉!
道後温泉駅に到着し、その前にある、坊っちゃんからくり時計に目を奪われました。
時計は道後温泉本館をモチーフにつくられており、定時になると、夏目漱石の小説「坊っちゃん」でおなじみのキャラクターが動き出し、時を告げてくれます。一人で訪れても温かい雰囲気を感じられる場所です。
気づけば辺りはすっかり暗くなってしまいました。

そして今回のサイクリングの最終目的地は『しまひめライド』の登録スポット「道後 hakuro」。
落ち着いた雰囲気の宿泊施設で、天然温泉の大浴場を備えた新しいスタイルの宿泊施設です。
シングルのお部屋が多いところもポイント。温泉で疲れた体をゆっくり休めることができます。
夜は温泉街を散策して、足湯やグルメを堪能しようと思います。

関連リンク

▼【愛媛県】しまひめライドデジタルスタンプラリー2024
https://gse.cycling-ehime.com/shimahime-ride/
▼「今治・道後はまかぜ海道【66.8km】(愛媛県の代表的な観光スポットを一気に楽しむ)」サイクリングコース(CYCLING EHIME 公式サイトより )
https://cycling-ehime.com/routes/hamakazekaido/

まとめ

「サイクリストの聖地」とも呼ばれ世界7大サイクリングロードの一つ「しまなみ海道」はあまりにも有名ですが、その愛媛県側のゲートウェイとなる松山市には日本三古湯の一つといわれる「 道後温泉」があり、そのシンボルは明治27年に建築された道後温泉本館は実に約6年にわたる保存修理工事が完了した今注目の旅行先となっております。
その魅力あふれる松山市内の各スポットを自転車で回るときの楽しみを増やすことができる「しまひめライドデジタルスタンプラリー2024」の最新スポットを含めた紹介をさせていただきました。

また、この時期に関わらずこちらの記事情報を活用され、愛媛県でのサイクリングを楽しんでいただけると幸いです。

 

執筆:株式会社日本旅行 松山支店

 

【愛媛県】「えひめ・しまなみリンリントレイン」を利用して「今治・道後はまかぜ海道」レンタサイクルの旅〈前編〉

【愛媛県】「えひめ・しまなみリンリントレイン」を利用して「今治・道後はまかぜ海道」レンタサイクルの旅〈前編〉

しまなみ海道をはじめとする”サイクリングパラダイス愛媛県”の魅力発信シリーズ。
今回は、愛媛県今治市から松山市までサイクルトレインを利用し、松山市から今治市へ向かう国道196号線の海沿い区間<今治・道後はまかぜ海道>を含む片道約68kmのサイクリングレポートをお届けします。

新しくなった「JR松山駅」等に焦点を当てて、ここを起点とした「興居島」や「高浜港」を経由する海沿いのコースもご紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。

「えひめ・しまなみリンリントレイン」を利用して今治駅から新しくなったJR松山駅へ

JR四国旅客鉄道株式会社が実施している「えひめ・しまなみリンリントレイン」は、自転車を解体することなくそのまま持ち込むことが可能で、当該区間に有効な乗車券類のみでご利用いただけるのでサイクリストにとっては非常に便利なサービスです。(こちらサービスは2025年2月24日〈月・祝〉で終了しています。)

今回はJR今治駅から乗車しましたが、改札のところに愛媛県で開催中の「しまひめライドデジタルスタンプラリー2024」の専用QRコードが設置されています。

現在、グレーターしまなみ・えひめ推進協議会(愛媛県、松山市、今治市、西条市、上島町等で構成)は、しまなみ海道と隣接する愛媛県側エリアにおいて、サイクリングとあわせて、自然やアクテビティ、ショッピング、美味しいグルメなどを楽しむデジタルスタンプラリー”しまひめライド“を開催中です。QRコードを読み取って計5つ以上のスタンプを集め、合計3,000 円(税込)以上の買い物をして応募すると抽選で地元の特産品などの豪華賞品が当たります。
詳しくは下記のサイトをご確認ください。

https://gse.cycling-ehime.com/shimahime-ride/

列車に乗車して中に入ると車内各所に水色の自転車固定可能場所の案内がありますので、案内に従って自転車を固定します。JR今治駅から松山駅までサイクルトレインで約70分。

JR松山駅に到着すると、対面乗り換え可能なホーム構造でエレベーターが設置されているため、サイクリストも快適にご利用いただけます。ホームでの自転車撮影は中々貴重ですね。

エレベーターに乗り3階から1階まで降りて少し歩くと、改札が見えてくるので

一旦外に出て全景を撮影。

JR松山駅「だんだん通り」を散策

駅舎内には松山で人気のコーヒー専門店や中華料理店など16店舗が駅の開業に合わせてオープンしました。

また、駅舎内の「松山市観光案内所」は「しまひめライド」のスポットに登録されているため、スタンプ獲得も忘れずに。

「JR松山駅」から「三津浜港」と「高浜港」を目指してサイクリング

まずは「JR松山駅」を出発して愛媛県道19号松山港線を真っすぐ北上した先にある「アルムのパン」を目指します。

アルムのパン

店内は清潔感に溢れ、パンは北海道小麦を使用しており、パンの種類ひとつひとつに合わせたこだわりの手作り生地で、どれも絶品です。イートインスペースもあるため、その場でお召し上がりいただけます。

「しまひめライド」のスポットにもなっているので、スタンプ獲得もお忘れなく。

今回はアルムのパンの人気ナンバー1「北海道塩バターコーンパン」と「もちもちマルゲリータ」を食べました。「北海道塩バターコーンパン」はマフィン型のパンで、中にはコーンが入っており、食べるとバターの風味が口の中で広がります。「もちもちマルゲリータ」は全粒粉米粉を使ったもちもちの生地を使ったピザ風マルゲリータで、食べ応え十分で大満足でした。

三津浜港へ

そのままこの店の前の信号を左折して西進すると三津浜港が見えてきます。この港の近くにある「しまひめライド」のスポットを2つご紹介します。

旧鈴木邸 CHAYA(茶屋)

一つ目は国指定有形文化財登録物件「旧鈴木邸CHAYA」です。2022年春におはぎ屋さんをOPENし、小ぶりで食べやすいおはぎは甘さ控えめでいくらでも食べられる美味しさです。1日1組限定の宿泊や座敷の貸切も行っているので、まったりと過ごしたい人は必見です。

CAFE&BAR 太陽と月

二つ目は「カフェ&バル 太陽と月」です。店内に入ると、まるで自宅のような玄関があり、座敷の個室も用意されています。メイン料理を選べる副菜豊かな「選べる太陽と月プレート」や十六穀米で食べる愛媛グルメ「宇和島鯛めしプレート」など、多様なメニューがあり栄養満点な食事はサイクリストにもおすすめです。

東京ラブストーリーのロケ地「梅津寺駅」へ

さて、「三津浜港」の後は「伊予鉄梅津寺駅」に向かいます。

目の前に一面の海が広がるどこか昔なつかしい駅舎で、90年代に一世を風靡したテレビドラマ「東京ラブストーリー」のロケ地としても知られ、左奥の人が溜まっている柵には、作中のクライマックスシーンと同じように、20年以上経過した現在でも白いハンカチが固く結ばれて風にたなびいています。
プラットフォームに下りれば潮風と波音に包まれ、まるでドラマの主人公にでもなったかのような感覚を感じることができる素敵な駅舎です。

また、伊予鉄道の郊外電車(松山市内中心部の路面電車ではなく、広域に走っている路線)では自転車をそのまま持ち込めるサイクルトレインを土・日・祝日(指定日以外)に始発~終電までのすべての電車が対象で実施してます。
伊予鉄道の松山市駅からサイクルトレインを利用して梅津寺駅まで来ることも可能なので、体力に自信がない方におすすめです。

「梅津寺駅」のすぐ近くには「梅津寺公園」があり、かつては『梅津寺パーク』という人気の遊園地でした。現在は梅や桜の名所である梅林等を営業しております。

みきゃんパーク梅津寺

梅津寺公園の隣には、「しまひめライド」のスポットの「みきゃんパーク梅津寺」があります。

建物の2階では、みかんを使ったオリジナルスイーツが楽しめるカフェも営業しており、窓からは伊予鉄グループの電車がよく見えます。

ここでも忘れずに「しまひめライド」のQRコードを読み込んでスタンプをゲットをし、

果汁100%のみかんジュースで喉を潤してから高浜港へ向かいます。

高浜港へ

折角なので「高浜港」に向かう途中にある「ターナー島」へ寄ってみることにしました。

「ターナー島」は別称であり、実際は「四十島」と呼ばれています。高浜港の南にある黒岩とよばれる岬から約150mのところに浮かぶ小島で、島に生えている松のかたちがイギリス人画家ウィリアム・ターナーの描く松に似ていることから「ターナー島」の愛称で広く親しまれております。

「高浜港」からは向かい側に「興居島(ごごしま)」が見えます。
「興居島」は高浜港からフェリーで約15分で島にある由良港、泊港に到着します。それぞれ1日14本のフェリーが往復するアクセスの良い離島です。周囲21.6kmの島は信号もなく本格的な離島気分を満喫でき、島の周囲をぐるっと幹線道路が通りサイクリングにもおすすめです。由良港ではE-BIKEやクロスバイクなどのレンタサイクルも行われていますので機会があれば是非サイクリングに行くことをおすすめします。

寄り道を終え「はまかぜ海道」に戻る前に折角なのでもう一か所寄ってみました。愛媛県にはサイクリングの途中に沢山の四国八十八か所霊場「四国遍路」のお寺の近くを通ることがあります。
今回そのひとつである53番札所 「円明寺」にてサイクリングの安全祈願をしてきました。

「はまかぜ海道」を走る

ここからは「今治・道後はまかぜ海道」の醍醐味である海岸沿いの潮風を感じるサイクリングコースを走ります。まずはよく整備されている「和気浜緑地」で暫し休憩。

その後、県道347号平田北条線を北上すると観光列車のような雰囲気のある「カフェトレインベイサイド」に到着。

「海の見えるカフェでゆっくりと…ゆっくりと…」の如く

すぐそばに海を見ながら8時から16時まで注文が可能なモーニングでちょっとしたブランチを楽しみました。

松山市「北条エリア」のサイクリングを満喫!

ワカパン

そのまま真っすぐ北上して北条エリアに入り、右に曲がって高縄山の麓まで上がっていくと「しまひめライド」のスポット「ワカパン」があります。地元で採れた果物や野菜から自家製の自然酵母を使用したパンは絶品です。

山を下ると「えひめ・しまなみリンリントレイン」の乗降が出来る「JR伊予北条駅」に到着。

近くに北条地域マップを見つけました。

「伊予の江の島」と呼ばれる「鹿島」が駅のすぐ近くなので寄ってみましょう。

北条港にある鹿のオブジェが特徴的な渡船を利用すると鹿島へ行くことができます。本物の鹿が出迎えてくれる周囲約1.5㎞の小島で、島内には、海水浴場やキャンプ場、河野水軍ゆかりの鹿島神社などがあります。

「鹿島」から「北条港」へ渡船で戻ってきた後、そのまま海沿いを走るとこの景色!

わくわく感♪満載のサイクリングコースです。

国道196号線は路肩が狭く通行量が多いこともありますが、途中には素敵なカフェが続きます。「ベティクロッカーズ 北条店」から名前が変わった「リー・ベイリーズ」では本格的なアフタヌーンティーが楽しめます。

レストランふわり

すぐ先には道の駅「風早の郷 風和里(ふわり)」があります。そこにある「レストランふわり」は「しまひめライド」の新スポットに登録されています。こだわりが詰まった海鮮料理が自慢で、特に北条鯛めし定食が人気です。
愛媛は鯛めしが有名ですが刺身でいただく「宇和島鯛めし」に対し、北条で名物として提供されている鯛めしは炊き込みご飯です。天然鯛をふんだんに使い、地元の醤油で味付け、米は久万高原町産の清流米を使用するなどシンプルながら素材へもこだわっています。

また、この場所の向かい側の海岸もおすすめです。

目の前を通る国道196号線を渡って「風早長浜海岸」に行ってみましょう。シーズンオフは静かなので砂浜でのんびりとくつろげます。海水の透明度が高く、波はとても穏やかなためおすすめです。現在愛媛県で開催中の『しまひめライド』に合わせて、旅×自転車の情報メディアTABIRINでは、『しまひめライドフォトコンテスト~自転車で旅しよう!~』が同時開催されています。フォトコンテストのテーマは「しまひめライド~思い出の風景×自転車旅」です。
ぜひTABIRIN アプリもインストールして、美しい風景が続く魅力満載の「今治・道後はまかぜ海道」の自転車旅を写真に収め、たフォトコンテストにご応募ください。入賞者には豪華賞品も用意されていますよ。

国道196号線の松山市北条エリアの最後にあるのは、サイクルオアシスにも認定されている「ドライブインアウト・ゼア」。ペット同伴可能なテラス席もあり、ホットドッグやカレーがおすすめのカフェです。

前編の松山編はここまで

サイクリストにとって画期的なサービス”サイクルトレイン”を利用した自転車旅は、旅先でのサイクリングを身近にしてくれるものだと感じました。また、しまひめライドスタンプラリーの対象スポットではグルメも楽しめ、サイクリング中は小腹が空くことも多く、そんな時に持ってこいのスポットに立ち寄り、今後このコースを走る際の小休憩スポットの予習にもなり、発見の多い充実した自転車旅となりました。たくさんの見どころにも立ち寄り、時間が足りなくおもえました。
レポートは後編の今治編へ続きます!

 

執筆:日本旅行ビジネスソリューションズ株式会社

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