こんにちは!TABIRINのクリスです。
秋晴れの10月。一足早く紅葉が訪れる長野県の乗鞍高原で、日向涼子さん、橋本謙司さん(通称ハシケンさん)夫妻と一緒にサイクリングに出かけました。
日向さんといえば、モデルでサイクリスト。美しすぎるヒルクライマーとして有名なお方。
そして、ハシケンさんといえば、各地のヒルクライムレースで優勝するほどのガチ系のサイクルジャーナリストとして、やはり有名なお方。
そんな豪華なお二方と一緒にサイクリングできるなんて、身に余る光栄!
今回TABIRINから、クリスも夫婦で参加です。
ちなみに妻はロードバイクを持っているものの、普段はほとんど乗ることがありません。
乗鞍の峠道なんてまずムリです。
そこで秘密兵器e-BIKE(電動アシスト付きスポーツバイク)の登場です!
今回使用したバイク
今回使用したバイクは、ミヤタのe-BIKE「RIDGE RUNNER」と「CRUISE」です。
RIDGE RUNNER
まずご紹介するのは、日向さんが使用したe-BIKE。
マウンテンバイクタイプの「RIDGE RUNNER」です。
電動アシストによって高い登坂性能を実現しており、
重量級の車体でも驚くほど軽いペダリングを楽しむことができます。
また、ワイドタイヤによるグリップ力と高性能なサスペンションで、
初めての人でも安心して下り坂も楽しめるバイクです。
気になるバッテリー距離は、なんとエコモードで140km!
ノーマルモードで130km、ハイモードでも90km!!
これまでe-BIKEといえば距離が短いものでしたが、これならロングライドも安心です。
CRUISE
つづいて、ご紹介するのがクロスバイクタイプのe-BIKE「CRUIESE」。
こちらは今回、妻が使用することに。
軽量のアルミフレーム・フォークを採用したこのバイクは、
大容量バッテリーを搭載しながらも18.7kg!!
バッテリー距離は、エコモードで115km、ノーマルモードで106km、
ハイモードでも78kmというスグレモノ。
さらに、油圧ディスクブレーキを採用しているので、
雨の日や下り坂でも安定したブレーキングができることも魅力の一つ。
初めての人でも安心して軽快なスポーツサイクルの乗り味を楽しめるバイクとなっています。
e-BIKEで乗鞍ヒルクライム いざ出発!
女性陣はe-BIKE、ガチめの男性人は自前のロードバイクでいざ出発です!
乗鞍といえば、ヒルクライムの聖地。
全国のクライマーの憧れ「マウンテンサイクリングin乗鞍」でも使用される全長約20kmのコース。
今回は、その3分の1の地点にある三本滝レストハウスを目指します。
スタート地点の乗鞍観光センターから三本滝レストハウスまでは約7km。
おおむね4~5%の勾配の坂が続きます。
そして、そんな上り坂で真価を発揮するのがe-BIKE。
e-BIKEに乗る女性陣は会話を交わすほどの余裕っぷり。
ときおり現れる10%近い急勾配でも、息を切らすロードバイクの男性人を横目に楽々上っていきます。
美しい紅葉を望みながら、苦しいと感じることなくヒルクライムを楽しむ。
e-BIKEだからこそできる楽しみ方の一つですね。
力量の差を埋めることができるe-BIKEにかかれば、ガチ勢相手でもこのとおり(笑)。
妻はe-BIKEをとても気に入ったようでした。
いままで家族でのサイクリングはまちなかでのチョイ乗りに限られていたのですが、
e-BIKEがあればちょっとした練習やヒルクライムでも一緒に走ることができるなあと、
そんな新しい可能性を感じたのでした。
そうして、あっという間に7kmのクライミングを終え、三本滝レストハウスに到着。
バイクラックもあり、サイクリストが休憩できる場所になっています。
ここからさらに上界は極寒ということで、本日は三本滝にて折り返し。
次なる目的地「一の瀬園地&大カエデ」を目指します。
下り坂も安心なe-BIKE「RIDGE RUNNER」&「CRUISE」
さて、「三本滝」から「一の瀬園地」までは、来た道をひたすら下ります。
妻は下り坂が苦手なので正直心配だったのですが、
今回使用したe-BIKE「CRUISE」のおかげでダウンヒルも楽しめた様子。
曰く、「ブレーキが良く利くし、ロードバイクよりもタイヤが太いので安心だった」とのこと。
クリスも実際に乗ってみましたが、ディスクブレーキの制動性は確かに安心!
日向さんが乗る「RIDGE RUNNER」も、ワイドなタイヤと高性能なサスペンションのおかげで、
振動が少なく安定したダウンヒルが楽しめている様子でした。
のんびりサイクリングで一の瀬園地へ
スタート地点の乗鞍観光センターから3km圏内にあるのが「一の瀬園地」です。
この周辺はサイクリングロードも整備されているので、のんびりサイクリングには最適です。
ゆるやかなアップダウンがありますが、そこはe-BIKEでヘッチャラです。
「一の瀬園地」は、標高1,500mにある美しい園地として有名で、白樺並木や湿地・池を楽しめるスポット。
澄んだ空気を目いっぱい吸って、美しい景色を眺めながらペダルを回すと、身も心も開放される気分です。
三本滝の紅葉は終わりかけていましたが、一の瀬園地の紅葉はちょうど見ごろを迎えていました。
この辺りは周囲にさえぎるものや光源がないので、夜は星の大パノラマも楽しめるそうです。
一の瀬園地を奥までサイクリングしていくと、
ドーンと見えてくるのが高さ15mほどの真っ赤な大カエデ。
サイクリングの記念にみんなでパシャリ!
この日はたくさんの方々が訪れていましたが、ツキノワグマもたくさんいらっしゃるようなのでご注意を。
ひとしきり走ったあとはカフェへ
さて、ひとしきりサイクリングを楽しんだら、カフェ&グルメで締めくくりです。
訪れたのは日本で一番空に近いバウムクーヘン屋
「バウムクーヘン&カフェ YAM YAM TREE」さんです。
おしゃれな佇まいですがバイクラックやテラス席が用意されているので、
サイクリンスでも気軽に立ち寄ることができますね。
お店の入り口に近づくとバウムクーヘンの甘~い香りに誘われます!!
持ち帰りも可能ですし、カフェスペースでゆっくりすることもできます。
店内にはキッズスペースも用意されていました。
人気のメニューは、乗鞍高原のシンボル「白樺」をモチーフにした
ハードタイプのバームクーヘン「シラカバ」。
そして、標高1,300mの高原の空気から生まれたソフトタイプの「天空バウム」。
中でも気になったのが、秋限定の人気のバウムクーヘン「ワグリ」!
なんとハシケンさんのオーダーが最後の一つだったようで、
ご好意でお裾分けいただきました。
ありがとうございます!
味はどれも文句なしの一品で、幸せのひと時を過ごしたのでした。
その後は乗鞍のペンションで、暖かい温泉と、おいしい食事と、
自転車談話で楽しい時間を過ごしたのでした。
日向さん、ハシケンさん、ありがとうございました!!
【距離:26km、所要時間:3時間30分】
e-BIKEがあれば、より遠くへ、より高い場所へ、そしてより速い人と一緒に
サイクリングの時間を共有することができます。
e-BIKEと聞くと何となく敷居が高いと感じるかもしれませんが、
初めての人ほどその楽しさにハマっちゃうと思います。
その楽しさを、ぜひご体感あれ。
(執筆:クリス)
今回のゲスト
日向 涼子(ひなた りょうこ)さん
ryouko Hinata
モデル、サイクリスト、フードマイスター
新潟県出身
タレント活動を経て、2000年頃からモデルとして活動を開始。
モデル業の傍ら、ヒルクライムをはじめ様々な大会に出場するほか、機関誌や雑誌を中心に食のアドバイザーとしても活動。
橋本 謙司(はしもと けんじ)さん
Kenji Hashimoto
スポーツジャーナリスト
千葉県出身
自転車雑誌「funride」、ランニング雑誌「ランナーズ」の編集者を経て、スポーツジャーナリストとして活動。
2016年には「UCIグランフォンド世界選手権」出場。フルマラソンでは2008年ヨロンマラソン優勝。ベストタイムは2時間36分
>>サイクルコンシェルジュ official website