全国的にも多雨として知られる大台ヶ原を源流とする豊かな吉野川の下流域に沿って走るルート。大きくうねりながら広く穏やかに流れる川の風景が楽しめます。夏にはキャンプなど川遊びを楽しむ人で賑わいます。
約600kmに及ぶ「奈良まほろばサイク∞リング」“略称:ならクル”の31ルート+補助幹線ルートを紹介するマップ。
マップ詳細へ※オンラインの地図上でサイクリングルートが閲覧できるウェブサイト「ルートラボ」が2020年3月末でサービス終了したため、「bikemap」に変更したことで、bikemap内の距離や高低差に誤差が生じている場合がありますが、ご理解ご了承の程、よろしくお願いします。
春になると桜が下千本~奥千本へ徐々に開花してゆき、世界遺産である山全体を美しく彩ります。吉野水分神社・金峰神社・金峯山寺・吉水神社など世界遺産の建造物を徒歩で回れるのも魅力的。夜にはライトアップも行われます。
吉野川の沿岸には高岩、芝崎、ナメラなど奇岩景勝の場所が多く存在します。特に有名な芝崎の奇岩は、吉野川が急カーブを描いて蛇行する場所にあります。緑泥片岩などの岩石が岸に露出した景観は、一帯でも群を抜いています。
吉野川のこのあたりは音無川という別称があり、この川を眼下に望む栄山寺は、古来は前山寺あるいは崎山寺と呼ばれていたと伝えられています。「崎」とは岩が川の瀬に張り出したところ、そこには美しいよどみができ、瀬音が消えます。栄山寺で修行していた弘法大師が筆を投げ入れ静かにさせたという伝承があります。
自転車メンテナンススペースや、シャワー、化粧台、ロッカー等を備え、宿泊もでき、合宿に最適!吉野・明日香方面等への周遊観光の拠点として活用。
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吉野山から大峯山山上ケ岳にかけての一帯は、古くは金峯山と称し広く知られた聖域でした。そこに開創された修験道の金峯山寺でしたが、明治に修験道が禁止され、一時期は廃寺となりました。その後復興し、「紀伊山地の霊場と参詣道」の一つとして世界文化遺産に登録されました。
音無川(吉野川)を眼下に望む榮山寺は藤原南家の菩提寺として鎌倉時代になるまで栄華を極めていました。法隆寺夢殿とともに奈良時代を代表する国宝「八角堂」や重要文化財「薬師如来坐像」、平安三絶の鐘の一つである国宝「梵鐘」など、貴重な品の数々が残されています。
吉野山にある竹林院は、椿山寺と称して古来より山伏の宿坊として利用されてきました。豊臣秀吉、西行法師、細川幽斎、与謝野晶子などが逗留し、彼らが愛した調度品や美術品がそこかしこにさりげなく配されています。
江戸期の町並みが残る五条新町そばにあり、ホテルの近くでは蛍を見ることもできます。美人の湯と呼ばれる金剛乃湯は、地下1300mよりくみ上げられる天然温泉100%のみを利用しています。
県立橿原公苑ジョギング&サイクリングステーションに駐車⇒自走で約1時間
道の駅吉野路大淀iセンターに駐車⇒自走で約15分
JR和歌山線五條駅まで輪行⇒自走で約3分
近鉄吉野線下市口まで輪行⇒自走で約3分
奈良県では、自転車利用者の皆様がサイクリング中に気軽に立ち寄って休息していただける場所として「自転車の休憩所」を認定しています。
「自転車の休憩所」のいずれの場所でも駐輪スペースが確保されているほか、トイレの提供や空気入れ(スポーツサイクル対応の無料貸し出しを行っています)
また、場所によってはバイクスタンドなどのその他のサービスを提供しています。
奈良県では自転車愛好家の方に安心して自転車旅行を楽しんでいただくために「サイクリストに優しい宿」を認定しています。「サイクリストにやさしい宿」とは、自転車を安心して屋内に保管でき、自転車搬送サービスのとりつぎが可能な宿泊施設です。