前半と後半の田んぼが広がる平野は、坂もなく快走できます。一部砂利道の箇所があるので、タイヤが細い自転車を使用する場合は降りて歩くか、迂回するのが良いでしょう。
県道65号線から北は里山に入りますので若干の坂道があります。真禅寺から鍋倉の滝までは徒歩で10分ほどになります。自転車を駐輪する場合はロックを忘れずに!
「国中」と呼ばれる島の中央平野は、佐渡の魅力の一つであるお米作りが盛んな土地です。
このコースではその見渡す限りの田んぼ道(あぜ道)を通り、平野から小佐渡山脈と呼ばれる里山への景色の移り変わりを楽しむことができます。
中盤の里山には数々の寺社仏閣や鍋倉の滝など変化にとんだ見どころがたくさん!佐渡の文化も同時に味わえます。
※オンラインの地図上でサイクリングルートが閲覧できるウェブサイト「ルートラボ」が2020年3月末でサービス終了したため、「bikemap」に変更したことで、bikemap内の距離や高低差に誤差が生じている場合がありますが、ご理解ご了承の程、よろしくお願いします。
コースを少し離れた県道181号沿いにあるお寺です。5月に見ごろになるボタンや、草取りのため境内で100羽近いウサギを放し飼いにしていることから「花の寺」や「ウサギ寺」等の数々の異名をもっています。2018年にご住職がウサギへの感謝を込めて建造した巨大なウサギ観音は一見の価値あり。
真禅寺の奥へ続く林の中、遊歩道を10分ほど歩くとたどり着く滝。佐渡に流された文覚上人(もんがくしょうにん)がこの滝に打たれて修行をしたと言われていて、近くには文覚上人が彫ったとされる素朴な不動明王の石仏が安置してあります。遊歩道は舗装されていないので、散歩は歩きやすいスニーカー等で。
日蓮の弟子阿仏房日得が自宅を寺として開いた日蓮宗佐渡三本山のひとつ。広い境内は整備されていて、仁王門から本堂までぐるりと一周できます。新潟県内では唯一の五重塔があり、その高さは24m程度。国の指定文化財に登録されています。また、この周辺には国分寺や大膳神社など寺社仏閣が多くあり、コースを外れた散策もオススメです。
佐渡の玄関口のひとつである両津湾と対をなす西側の大きな湾。砂浜が多く、遠浅の地形となっています。沢根港の付近ではカキの養殖が行われていて、水面にたくさん浮かぶイカダはカキをぶらさげて成長させるためのカキ棚です。コースのスタート地点にある佐和田海水浴場は海水浴やマリンスポーツの拠点。夏はたくさんの観光客でにぎわいます。
佐渡乳業の純生クリームを使った食パン、佐渡バターラスクをはじめ、島内のお店や生産者とコラボレーションし、佐渡の食材を使ったパンが多いことで知られるここ喜昇堂は、地元の人たちが足しげく通う。パンの種類は80種ほどで、テイクアウトのみ。
写真屋さんの中にあるおやき屋さん。佐渡の米粉を使ったおやきを買うことができます。元バスガイドのおしゃべり上手なお母さんが、佐渡のいろんな話を教えてくれるのも楽しみのひとつ。