熊野速玉大社や阿須賀神社、神倉神社など、古くは日本神話の時代から歴史を有する新宮市街地の中心部をまるっと巡る世界遺産 新宮三社詣の 新宮駅~文学散歩~三社詣ルートです。歴史のほかにも、各スポットでは文化、自然など、新宮で受け継がれてきたさまざまな魅力を体感できます。高低差が少なく、気軽のポタリングを楽しめます。
世界遺産のまち、和歌山県新宮市を巡るサイクリングマップです。
マップ詳細へ※オンラインの地図上でサイクリングルートが閲覧できるウェブサイト「ルートラボ」が2020年3月末でサービス終了したため、「bikemap」に変更したことで、bikemap内の距離や高低差に誤差が生じている場合がありますが、ご理解ご了承の程、よろしくお願いします。
熊野三山の元宮。高さ80m近い断崖絶壁にあり天磐盾として崇められてきました。ここには、神の磐座と崇拝されきた巨石があり、「ゴトビキ岩」と呼ばれています。538段の仰ぎ見るような自然石の石段を登りつめた先には、御神体のゴトビキ岩と新宮一望の景色があります。
熊野本宮大社、熊野那智大社とともに熊野三山を構成する大社。神倉神社のゴトビキ岩に降臨した熊野権現を勧進するため、景行天皇の時代に社殿を造営したと伝えられています。主祭神は熊野速玉大神(くまのはやたまのおおかみ)と熊野夫須美大神(くまのふすみのおおかみ)の夫婦神。境内には天然記念物に指定される樹齢1000年のナギの巨木があります。
熊野速玉大社と縁の深い神社で、社殿の背後にある蓬莱山が御神体。境内には歴史民俗資料館があり、ここで発掘された弥生時代から平安時代等の遺物が展示されています。
文化学院の創設者であり、大正・昭和期に日本人の生活スタイル改善を目指した西村伊作が設計した自宅。大正3年(1914)に竣工した邸宅に与謝野晶子など多くの文化人が集うサロンとなっていたそうです。建物は記念館として公開され、油絵や陶器など伊作の作品が多く展示されています。
旧チャップマン邸は、「文化学院」の創始者である新宮市名誉市民・西村伊作の設計によりアメリカの宣教師チャップマンの居宅として大正15年(1926)に建てられました。彼が手がけた住宅で残っているものは、和歌山県内では国重要文化財・旧西村家住宅と旧チャップマン邸しかなく、希少価値の高い建築物です。