太古の火山活動によって形成された海岸線では、雄大な景観と共にいくつかの坂が待ち受けています。全体の距離は短めなので、歩きや休憩を挟みながらゆっくり進もう。
特に太鼓体験交流館に向かう長い坂道はとてもハードなので、自信のない方は海岸線の往復コースにすることもできます。
南佐渡観光案内所からスタートし、起伏に富んだダイナミックな海岸線と廻船業で栄えた宿根木の町並みを楽しめるコース。
高台からの眺めや、岩で複雑に入り組んだ入り江など、佐渡の海のさまざまな表情が次々と見られるので、写真好きはフォトスポットに寄り道しながら進むのがオススメ。
コース上にある5つの橋はどれも抜群の景観ポイントです!
※オンラインの地図上でサイクリングルートが閲覧できるウェブサイト「ルートラボ」が2020年3月末でサービス終了したため、「bikemap」に変更したことで、bikemap内の距離や高低差に誤差が生じている場合がありますが、ご理解ご了承の程、よろしくお願いします。
コースの折り返し地点となる県道45号佐渡一周線の終点付近、小木半島突端の沢崎鼻に建つ灯台。24.2mを超える佐渡一の塔高で島の南西端の海を守ります。灯台の下には海底火山の噴火で形成された枕状溶岩が広がり、勇壮な日本海の風景を演出しています。
犬神平を過ぎると見える大きな白い橋。眼下には深浦集落と透明度抜群の海面を望むことができます。入り組んだ岩礁地帯では今もたらい舟漁が行われており、運が良ければ遭遇することも。トイレ・駐車場も整備してあるので、絶景を眺めながらの休憩に最適。
千石船と船大工の里として栄えた宿根木は、国の「重要伝統的建造物群保存地区」に選定されています。船板などを利用した板壁の民家100棟が密集した古い町並みは、廻船業で栄えた当時の様子をそのままに伝えています。民家3軒が有料で公開されており、特に三角家では「塩」の看板の下で記念撮影するのが人気です。また、港では伝統製法の「はんぎり(たらい舟)」を体験できます。
バス停「矢島入り口」から海沿いに下ると見える、入り江に浮かぶふたつの島が「矢島」「経島」です。島同士をつなぐ赤い太鼓橋は佐渡を象徴する風景のひとつ!海をわたる遊歩道を歩けば穏やかな潮風を楽しむことができます。隣接する矢島体験交流館では、伝統的な漁具「たらい舟」の乗船のほか佐渡ならではの体験ができます。(冬季11月~3月を除く)
古民家を利用したカフェ。レトロな雰囲気で、お食事メニューは営業時間内いつでも食べることができます。また、フルーツパフェや柿のスムージーなど佐渡産の果物を使ったスイーツなどもお召し上がりいただけます。ドリンクはテイクアウトも可能。サイクリングの途中で気軽に立ち寄ることができます。”佐渡手ぬぐい”なども販売しており、佐渡のお土産にもおすすめです。
佐渡島内で電動アシスト付きのレンタサイクル「エコだっちゃり」が利用できます。島内でのサイクリングや二次交通の移動手段など気軽に使って周遊散策や観光を楽しむ事ができます。乗り捨てもOKなので、ちょっと時間がある方にもおすすめです。途中でバッテリー交換も無料で可能です。なお、「エコだっちゃり」はお子様が利用される場合でも大人と同じ自転車をご利用いただくことになります。詳しくは係員にお尋ねください。
通称「たたこう館」。世界を舞台に活躍する太鼓芸能集団「鼓童」が運営する太鼓体験施設。樹齢推定600年のケヤキの原木をもとに手作りしたオリジナルの大太鼓が設置されているホールでは、講師に教わりながら楽しく太鼓をたたく体験ができます。(要予約)