歴史や生活を感じる町中をめぐるコース。鯖街道の起点であると同時に、越前から丹後を繋ぐ丹後街道の中継地でもあった。 特に商家町、茶屋町、寺町と異なる顔を持つ町が形作られ、現在も伝統的な町家を多数残している小浜西組など、小浜と京都 との深いつながりを感じることができる。海と山に囲まれた歴史を感じる町並みをめぐることで、知らな った小浜の素顔に気づくだろう。
~海と都をつなぐ食と文化の道~
マップ詳細へ※オンラインの地図上でサイクリングルートが閲覧できるウェブサイト「ルートラボ」が2020年3月末でサービス終了したため、「bikemap」に変更したことで、bikemap内の距離や高低差に誤差が生じている場合がありますが、ご理解ご了承の程、よろしくお願いします。
かつての茶屋街である「三丁町』。料亭「酔月」をはじめ、ベンガラ格子や出格子の家が軒を連ね、落ち着いた雰囲気の中に往時の面影を感じます。三丁町を含む小浜西組は重要伝統的建造物群保存地区に選定。
小浜市鯖街道ミュージアムは、日本遺産ガイダンス施設で、日本遺産に認定されている「鯖街道」をはじめとする小浜市の文化財や伝統芸能、祭礼等を紹介しています。小浜市の伝統芸能や祭礼を紹介する映像、トリックアートやフェノロジーカレンダー(祭礼行事や食の旬等を表した季節暦)等を展示。
福井県内で唯一現存する明治期の芝居小屋「旭座」を移築復原。観光案内・物販、休憩施設等と併せ、小浜西組重伝建地区へのまち歩き観光拠点です。落語を含めた様々なイベントが定期的に実施されている。
食にまつわる歴史・文化や伝承料理などを展示する「ミュージアム」、郷土料理などを作り味わう「キッチンスタジオ」、若狭塗箸など伝統工芸体験ができる「若狭工房」、癒しを提供する「濱の湯」があり、若狭おばまの魅力を満喫できる。
「護松園」は、北前船で財を成した古河屋の別邸。集落の奥まった場所にあるこの建物は、以前は見学できなかったが、2021年5月に「GOSHOEN」としてリニューアルされ、お洒落なカフェやシェアスペースなどを備える施設に生まれ変わった。
小浜の西津地区のお地蔵様は大変奇抜なメイクのお地蔵様だ。海沿いの住宅街には、地域の子供達によって様々な化粧を施された123体のお地蔵様が通りごとに見守る。京都から伝わった風習である地蔵盆(8月)にあわせて、お地蔵様の化粧が塗り直されている。