ロードバイク旅に必須のアイテム&おすすめスポットをご紹介
ロードバイク旅では、より遠くまで足を延ばせることはもちろん、今までの旅では気付かなかった街の景色や魅力に出会うことができます。
今回はそんなロードバイク旅について、準備しておくべきことからおすすめスポットまでを分かりやすく紹介していきます。
目次
ロードバイクの旅に出る前に!事前準備や注意点
天候や自身のコンディションなどに大きく左右されるロードバイク旅では、事前の準備が欠かせません。以下ではそのポイントをご紹介します。
旅プランを組む際には距離をしっかりと把握しておく
旅に出る前に、目的地までの距離をよく確認しておく必要があります。
前提として、ロードバイクは旅行速度の目安としては約14km/1時間となっています。
上記のような数字を参考にし、往復の距離・時間を考慮した上で旅のプランを作成しましょう。
また予定コースが平地の場合でも、予想外の向かい風に時間と体力を消耗してしまう事もあります。
天気アプリなどを活用し、事前に天候を確認しておくことも必要です。
なお、ルートを作成する際には以下のようなルートアプリがおすすめです。
持ち運び方法を選ぼう
ロードバイクを持ち運ぶ方法の一つに「輪行(りんこう)」があります。
輪行とはロードバイクを専用の袋に入れて、電車や飛行機などの交通機関で移動することです。
輪行をうまく活用することで、愛車と共に、全国の人気サイクリングスポットを巡ることができます。
輪行袋には、前輪だけを外して収納するものや前後輪とも外してコンパクトに収納するものなど、各メーカーから様々なタイプが発売されています。
輪行袋を使用する際には、分解・組立が必要になるため、出発前に自宅で何度か組立と分解の練習をしておくとよいでしょう。
なお、輪行の手順やおすすめ輪行バッグなどは以下の記事で詳しく取り上げています。
メンテナンスも忘れずに
ロードバイクで旅に出る前には、走行前の点検も忘れてはならないポイントです。
安全性が高まり、事故を未然に防止することができます。
またメンテナンスはもちろんのこと、ライトなどのバッテリーの充電もしっかり行っておきましょう。
地域によっては道の駅やホテルに自転車のメンテナンス用具が置かれているスポットもあります。
上述した「旅プランを組む際には距離をしっかりと把握しておく」に関連して、ルート内にメンテナンススポットなどがあるかも確認しておくと安心です。
なお、以下はクロスバイクのメンテナンスとなっていますが、ロードバイクでも応用が可能です。是非参考にしてください。
慣れないうちは練習を
都内など、交通量が多い場所を走行する際には、安全に細心の注意を払って乗るようにしましょう。
またロードバイク初心者の人やビンディングペダルを使い始めて間もない人は、必要に応じて走行練習をしておくと良いでしょう。
ロードバイクで旅に出る際の必須アイテム
ロードバイク旅の事前準備が分かったところで、以下では旅に出る際の役立つアイテムについて紹介します。
旅の道中は予想外の出来事に遭遇する可能性もあるため、入念に持ち物をチェックしておきましょう。
ロードバイクで旅に出る際のマストアイテム
ロードバイクに限らず、自転車に乗る際に必須のものとして「ヘルメット」「ライト」「ベル」があります。
これらは法律もしくは自治体によって義務化されている場所もあります。
また防犯上の観点から「カギ」の装着も忘れてはいけません。
目的地で休憩やランチをしている間に、大事な愛車が盗難に遭うとせっかくの旅が台無しになるため、必ずカギを準備しておくようにしましょう。
そのほか、ロードバイクに乗る上では「パンク修理キット」も必需品の一つです。
ロードバイクは特性上、道路上に落ちている小石や段差でパンクする可能性もあります。修理キットや携帯空気入れを持っているだけで、自分で修理をして再び走り出すことができるため大変便利です。
なお、サイクリングにおいて必須・重要なアイテムは以下の記事にまとめてあります。
ロードバイクで行く旅で、より快適になるおすすめアイテム
バッグ
旅において、非常に便利なアイテムがバッグです。
上述した通り、ロードバイクの旅では様々なアイテムを携帯しておく必要があります。
そこでバッグやリュックなどにまとめておきましょう。
各メーカーからはサイクリング専用のリュックも多く販売されており、機能性もサイクリング向けにカスタマイズされています。
ドリンクホルダー
旅などの長距離サイクリングでは水分補給が欠かせません。また旅のルートにおいては休憩スポットが少ない場合もあるでしょう。
そこでこまめな水分補給ができるよう、ドリンクホルダーの設置がおすすめです。
ドリンクホルダーを設置することで、サイクリングリュックの場所も取られず、より効率良く水分補給を行えるようになります。
スマホホルダー
旅において、ルートアプリなどを活用される方も多くいらっしゃるのではないでしょうか?
そこで、よりスマホの画面を確認しやすくなるよう、スマホホルダーもおすすめです。
なお、スマホホルダーは自分のスマホのサイズに合ったものを選ぶ必要があるため、以下の記事を参考に商品を選んでください。
ビンディングシューズ
ビンディングシューズは、特に旅の2日目など、これまでの疲労が蓄積し、徐々に足に疲労が現れてきた時などに頼れるアイテムです。
近年では本格的なものからカジュアルなデザインのものまで、各メーカーから様々なビンディングシューズが販売されています。
是非以下の記事を参考に、ピッタリの1足を見つけてみてください。
ロードバイクの旅で訪れたい!おすすめスポット・サイクリングコース
ここでは全国のサイクリングコースからおすすめ5選を紹介していきます。
【北海道】オロロンライン
北海道の小樽から稚内までを結ぶオロロンラインは旅人の聖地とも呼ばれているスポットです。
北海道の広い大地にまっすぐ伸びる直線道路を走ることで、爽快感が味わえます。
なお、北海道の大自然のなかでサイクリングを楽しみたい方は、以下のページで様々なコースを確認できます。
【茨城県】つくば霞ヶ浦りんりんロード
続いてご紹介するのは、つくば霞ヶ浦りんりんロードです。
自転車専用道路も整備されているため、安心してサイクリングを楽しむことができます。
また「旧つくば鉄道コース(約40km)」や「完全走破コース(約180km)」など、自身のレベルに合わせてコースを選ぶことができるのも嬉しいポイントです。
【広島県・愛媛県】しまなみ海道
「サイクリストの聖地」とも呼ばれるのが、広島県と愛媛県にまたがる「しまなみ海道」です。
サイクリングはもちろん、道中では広島県や愛媛県ならではのグルメや観光なども楽しめるようになっています。
総延長は70kmとなっているため、初心者の方は2日に分けて走破すると余裕を持ったスケジュールを組むことができます。
「ONOMACHI U2」や「サンライズ糸島」など、現地で自転車をレンタルすることも可能のため、友人や家族と共にサイクリングを楽しむことができます。
【山口県】角島大橋ブルーオーシャン海道
山口県屈指の絶景ポイントである角島大橋を目指す、総延長約90km超の人気サイクリングコースです(下関駅スタート時)。
高い透明度を誇る海のオーシャンビューはもちろん、瓦そばなどのご当地グルメや温泉も多いので、寄り道しつつ旅を満喫できます。
また各所にサイクルエイドが設けられており、サイクリストにやさしいコースとなっています。
山口県のさらに詳しいサイクリング情報は、以下のページで詳しく紹介しています。
【鹿児島県】屋久島一周サイクリング
世界自然遺産にも指定されている屋久島は、サイクリングスポットとしても有名です。
雄大な自然と、広がる海を眺めながらサイクリングすることができます。
特に白谷雲水峡を目指すコースでは、アップダウンが激しいため走りごたえがあります。
また屋久島の一周の総距離は約130kmとなっています。
宿泊施設等も複数あるため、何泊かした上での、屋久島一周を走破するサイクリングもおすすめです。
旅の目的地が決まったら準備をはじめよう
ロードバイクの旅では事前準備や用意しておくべきアイテムが複数あります。
事前に目的地までの情報を整理し、コンディションを整えておくことで充実したロードバイク旅を楽しむことができるでしょう。
また、ご紹介している通り、全国にはロードバイクだからこそ楽しめるスポットが多数あります。
今回ご紹介した5つのスポット以外のコースについては以下の記事もご覧下さい。
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執筆者:yashin fuku 神奈川県在住のライター・編集者。鹿児島県出身。 自転車業界の動向、データやグッズを調べるのが大好きで、これまでTABIRINで執筆したきた記事の本数は100本を超える。 好きな自転車はファットバイク。 |