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避暑地を軽快にサイクリング!軽井沢おすすめ観光プラン5つ

標高1,000mに位置する長野県軽井沢町は、昔から避暑地として親しまれてきました。真夏でも比較的冷涼な気候なため、サイクリングにもぴったりです。

軽井沢の魅力は豊かな自然と高級感あふれる街並みの融合です。美しく連なる山々のほか川、滝、湖と水辺も豊富で、豊かな緑に囲まれています。また、かつて外国人宣教師が休息のために建てた別荘がいくつもあり、異国情緒が感じられる建物や街並みも見どころです。

天皇家がテニスをなさっていたのも軽井沢で、スポーツとも縁が深い地域です。レンタサイクルの店舗もいくつかあり、自転車専用道路も充実しています。

そこで今回はエリアごとに5つのおすすめルートをご紹介します。

軽井沢をレンタサイクルで楽しむ方は、レンタサイクル情報をこちらから確認してみてください。

マイナスイオンをゲット!中軽井沢ルート

コース概要 中軽井沢駅~石の教会内村鑑三(かんぞう)記念堂~軽井沢高原教会~ハルニレテラス~千ヶ滝(せんがたき)
距離 4.8km(片道)
獲得標高 142m
難易度 初心者~中級者向け

軽井沢の観光スポットとして有名なのが「白糸の滝」ですが、残念ながら自転車では行くことができません。代わりに中軽井沢地区にある「千ヶ滝(せんがたき)」をご紹介します。中軽井沢駅から滝へのルートには、美しい教会群や買い物とお食事を楽しめるハルニレテラスを通過するなど見どころ満載です。

石の教会内村鑑三(かんぞう)記念堂・軽井沢高原教会

中軽井沢駅から146号線を登っていくと、途中に「石の教会内村鑑三(かんぞう)記念堂」、「軽井沢高原教会」があります。教会内は見学することも可能。

礼拝堂の席に座って気持ちを静めると、心が浄化されたような気持ちになるでしょう。かつて山奥の田舎町に過ぎなかった軽井沢という街が洗練されていったのには、このようなキリスト教文化の影響があります。

ハルニレテラス

軽井沢高原教会の先にはショップやレストランが立ち並ぶ「ハルニレテラス」があります。16の店舗が入っており、和洋中と様々な味を楽しむことができるレストランも。

軽井沢らしい洗練された建物と、多様ながらも統一感のある雰囲気が特徴です。

千ヶ滝(せんがたき)

146号線を右に折れ、途中から自転車を降り、ハイキングコース「せせらぎの道」を1kmほど歩くと、落差20mもの高さを誇る千ヶ滝に到着します。木々のざわめきと水音、そしてひんやりとした空気に心が洗われます。

浅瀬になっている水遊び場もありますので、川に足をつけてのんびりと過ごしてから帰路に就くのもよいでしょう。

ヒルクライムにチャレンジ!碓氷(うすい)峠ルート

コース概要 軽井沢駅~碓氷(うすい)峠18号旧道~めがね橋
距離 11.2km(片道)
獲得標高 358m
難易度 初級者〜中級者向け

峠道を上っていく、いわゆるヒルクライムに挑戦したい方におすすめのルートです。国道18号線は現在の自動車の主要道路となっている18号バイパスと旧道に分かれていますが、今回のルートでは旧道を通ります。軽井沢駅をスタートし群馬県との堺にある碓氷(うすい)峠へ。碓氷峠を登って目指すのはめがね橋です。

軽井沢方面から登る碓氷峠は比較的走りやすいので、初心者はもちろん、ヒルクライムに慣れた方も周囲の景観を楽しみながら走ることができるでしょう。

もっと本格的なヒルクライムに挑戦したい方は、長野県が誇る「空に一番近いサイクリングロード  乗鞍ヒルクライム」もオススメです。

碓氷(うすい)峠

軽井沢駅から18号線旧道の碓氷峠を登っていきます。この峠は漫画「頭文字D」の舞台としても有名な峠道です。平均勾配は4%と緩やかで、ヒルクライム初心者でも比較的登りやすいと、人気があります。

18号バイパスに比べれば交通量は少ないですが、道はあまり広くないうえにカーブが連続していますので、安全には十分に注意しましょう。

めがね橋

碓氷峠に入ったら、頂上付近にある高さ31m・長さ90mのめがね橋を目指しましょう。

「めがね橋」は通称で、正式には「碓氷第三橋梁(うすいだいさんきょうりょう)」といいます。碓氷峠は鉄道の難所として知られ、かつては「アプト式鉄道」と呼ばれる独特な線路を持ち、ディーゼル機関車が電車を押し上げていました。めがね橋はその時代に使われていた橋梁です。

現在はめがね橋の上に鉄道は通っていませんが、美しいレンガ造りの構造から重要文化財に指定されています。廃線となった線路跡を歩くことができますので、自転車を降りて絶景を楽しんでみてください。

復路は曲がりくねった下り坂です。無理はせずに、しっかりとブレーキングしながら下っていきましょう。

軽井沢銀座と絶景を同時に楽しむ!旧軽井沢ルート

コース概要 軽井沢駅~軽井沢銀座通り~碓氷(うすい)峠見晴台
距離 5.3km(片道)
獲得標高 251m
難易度 中級者~上級者向け

目移りするお店がいっぱいの軽井沢銀座通りを抜け、そのまま山を登って碓氷峠見晴台に向かいます。食事と買い物、ヒルクライムと絶景を一気に楽しめるルートです。

距離はそこまで長くはありませんが、かなり勾配の急な道を上っていきますので、上りが苦手な方は注意が必要です。

銀座通り

軽井沢駅から133号線を進んでいくと軽井沢の代名詞とも言える「軽井沢銀座通り」に出ます。お店が立ち並んでいるので、食事や買い物を楽しみましょう。

人通りも多く、立ち寄りたい店も目につくはずですので、自転車に乗るより押して歩くことが多いかもしれません。往路でお店の目星を付けておき、復路でのんびり買い物と食事を楽しむのも良いでしょう。

碓氷(うすい)峠見晴台

銀座通りを抜けそのまま133号線を登っていくと、碓氷(うすい)峠見晴台に到着します。

この道は平均勾配8%とややキツい坂道が続き、最大勾配12%と急勾配の区間もありますので、ギアを装備した自転車を選ぶことをおすすめします。

ほかにも見晴台に向かう遊歩道コースもありますが、ここは舗装されていないハイキング用の道です。自転車で通行するのは避けましょう。

また、頂上付近の道は石畳になっており、濡れていると滑る可能性がありますので、注意して走行してください。

見晴台に到着すればそこにはすばらしい景色が待っています。浅間山(あさまやま)や妙義連峰(みょうぎれんぽう)を眺めることができ、天気がよければ南アルプス、八ヶ岳(やつがたけ)まで見渡せます。時間帯によっては雲海が眼下に広がる絶景を楽しむことができるでしょう。

別ルートで帰る場合

様々な景観を楽しみたい方や山道が好きな方は、18号線旧道の碓氷峠入り口に下りていく町道三度線にチャレンジするのも手です。狭くてカーブが多いので、注意しつつゆっくりと下ってみてください。

森の中をのんびりと走る南軽井沢ルート

コース概要 中軽井沢駅~塩沢湖(軽井沢タリアセン)~治安の礎〜軽井沢レイクガーデン
距離 7.2km(片道)
難易度 初心者向け

南軽井沢地区は森が多く、平坦な道が多いのが特徴で、上りが苦手な方におすすめのルートです。中軽井沢駅を出発し、湯川ふるさと公園を通過して国道18号をまたぐと、美しい森の中を走ることができます。

複合施設軽井沢タリアセンを経由し、あさま山荘事件の犠牲者をしのぶ治安の礎、四季折々の植物を楽しめる軽井沢レイクガーデンまで走ります。

塩沢湖(軽井沢タリアセン)

塩沢湖の周囲には複合施設「軽井沢タリアセン」があり、レストラン、美術館、ショップ、イングリッシュローズガーデンなどがあります。

またゴーカートやボート、アーチェリーやゴルフといったアクティビティも充実しており、様々な楽しみ方が可能です。800円の入園料がかかります。

下仁田街道~治安の礎

塩沢湖を後にし、風越公園を過ぎると下仁田街道に入ります。ゴルフコースを脇に見ながら木々の間を通り抜けていくと、「治安の礎」に到着します。

あさま山荘事件で殉職した2人の警官の功績を称えた碑が設置されており、南に向かうと今でも現存するあさま山荘があります。軽井沢の華やかな面とは裏腹に、歴史を知ることができる場所です。

軽井沢レイクガーデン

「治安の礎」から5分ほど進むと、広大なバラ園「軽井沢レイクガーデン」に到着です。

8つのエリアを持つ広大なナチュラルガーデンで、年間を通して様々な植物たちを鑑賞できます。特にバラの季節はイングリッシュローズ、フレンチローズなど様々な品種のバラが咲き誇り、その景観は圧巻です。

入園料は通常大人1,000円/子ども500円ですが、時期によって変動があるため公式サイトを確認してください。

新旧の軽井沢文化を堪能する追分(おいわけ)ルート

コース概要 軽井沢駅~国道18号~追分~国道18号~軽井沢町道借宿バイパス線 ラウンドアバウト~プリンスショッピングプラザ
距離 18km(往復)
難易度 初心者向け

軽井沢の中心を貫く国道18号を往復するルートです。軽井沢駅を出発し、古い町並みを楽しめる追分地区を楽しみ、また軽井沢駅に戻ってきます。

最後は巨大モールのプリンスショッピングプラザに立ち寄りましょう。国道18号は車道の脇に自転車専用道路が設置されているため、安全に走行することが可能です。

国道18号を追分(おいわけ)方面へ

国道の脇にはホテルなどの宿泊施設が立ち並んでいるほか、コンビニや大手のスーパー、電機店やホームセンターが店舗を構えています。

それなのに不思議と景観に統一感があるのは、大手チェーン店が看板を小さくしたり、ロゴやイメージカラーを変えて控え目なデザインにしたり、地域の雰囲気に溶け込む外観を意識しているから。
走りながら、「あ、セブンイレブンなのに赤と緑じゃない!」「え?この店、ヤマダ電機なの?」と驚くことも多いでしょう。

自転車で走っているだけで、景観を大切にする軽井沢の町を堪能できます。

また、沿道にはカフェやベーカリーが何軒もありますので、下調べをして好みの店を選んでおきましょう。

追分宿(おいわけしゅく)

追分エリアは江戸時代に栄えた宿場町で「追分宿(おいわけしゅく)」と呼ばれた街。今もなお、日本古風の伝統的な街並みが残っており、西洋的な軽井沢の中心地との対比がユニークです。

追分宿にはおいしい蕎麦屋がいくつもあるほか、古い日本家屋を利用した骨董品や雑貨を売っている店もあり、まるで古い時代にタイムスリップしたかのような気分を味わえます。

見どころは室町時代に建てられた浅間神社で、軽井沢町最古の木造建築と言われています。

追分から軽井沢駅へ

国道18号を西に進み、軽井沢の中心地へ戻ります。その途中で寄り道をして、ぜひ立ち寄っていただきたいのが、軽井沢町道借宿バイパス線「ラウンドアバウト」です。

ツール・ド・フランスなど、海外のレースを見ているとよく登場するラウンドアバウトが、実験的に設置されています。信号を使わないユニークな交差点を自転車で周ってみるのも面白いかもしれません。

プリンスショッピングプラザ

軽井沢駅に戻ってきたら、プリンスショッピングプラザに立ち寄るのもいいでしょう。240の店舗が入っている日本最大級のショッピングモールは買い物にぴったりです。

また美しい池、芝生や木々など自然も豊かで落ち着くことができる空間です。

一石二鳥の町、軽井沢


軽井沢の魅力は洗練された街並みと文化が大自然と共存している点です。

豊かな自然に出かける解放感と、都会的な高級感を同時に味わえる軽井沢、ぜひ自転車と共に楽しんでみてください。

また軽井沢以外にも長野県には魅力がたっぷり詰まっています。長野県の他の観光プランはこちらで紹介しています。

サイクリングコースから観光プランを決定したい方は、こちらのページで長野県のサイクリングコースを紹介しています。

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