旅×自転車 記事

山形県の自転車観光プラン5選|さくらんぼ狩りから歴史探訪まで

雄大な山々や日本海に恵まれ、澄んだ空気が漂う山形県。

さくらんぼ狩りやパワースポット、NHKの朝ドラ聖地巡礼など様々な魅力に溢れています。

今回は、山形県を観光するモデルコース5選をご紹介します。

なお、山形県のサイクリング情報は以下でもご紹介しているので、併せてご覧ください。

さくらんぼ狩りや大自然を堪能|山形の王道旅を楽しむプラン

コース概要 さくらんぼ東根駅~槙農園〜関山大滝〜道の駅 天童温泉〜さくらんぼ東根駅
総距離(Googleマップ測定) 約36.4km
獲得標高(Googleマップ測定) 約217m
難易度 初心者向け

山形県の王道観光スポットである「さくらんぼ狩り」を楽しんだ後、大滝で大自然を堪能できるプランです。

出発地点であるさくらんぼ東根駅の周辺には多くの果樹園があり、毎年違う果樹園を選んでも楽しいでしょう。秋にはぶどうや桃狩りを楽しむことができますよ。

さくらんぼ狩りの後は、比較的なだらかな坂道を走り「関山大滝」へ。

豪快な大滝からマイナスイオンを浴びることができます。

旅の終わりは道の駅で、ここでしか食べられない限定スイーツを堪能しましょう。お土産を購入することもできます。

さらに足湯があるので、サイクリングの後の足を休めてみてはいかがでしょうか。

なお、さくらんぼ東根駅周辺のレンタサイクル情報は以下をご覧ください。

槙農園

1978年に開園した、歴史のある「槙農園」には、毎年全国から多くのさくらんぼファンが来園しています。

特徴は、安心安全にさくらんぼ狩りを楽しんでもらいたいと、栽培時に使用する農薬を低減していること。

そして、スペシャルコースを選ぶと、一般のものより大玉で糖度の高い、高級なさくらんぼをもぎ取ることができます。

こちらのさくらんぼは糖度が20度〜25度、最高32度まで記録したことがあるほど。

開園時期は6月初旬から7月上旬が目安となります。

春から夏にサイクリングに出かける際は、一度足を運んでみてはいかがでしょうか。

関山大滝

「関山大滝」は最上川水系乱川上流部にあり、高さ10m・幅15mと幅の広さが特徴のダイナミックな滝です。

滝壺は澄んだエメラルドグリーンに輝き、マイナスイオンを求めて立ち寄る人も多い癒しのスポットです。

すぐ近くには「大滝ドライブイン泉や」があり、定食やおでん、蕎麦などの食事を楽しむことができます。

窓際の席からは滝を眺めることができるので、静かに滝の音を聴きながら休憩するのも良いでしょう。

道の駅 天童温泉

お酒や野菜など、豊富な品揃えが魅力の道の駅「天童温泉」。

施設内にはカフェや大型書店、屋外の大型遊具や足湯などもあり、家族連れにも人気があります。

サイクリングの疲れを癒したり、お土産をじっくり選んだり、旅の締めくくりにぴったりです。

また隣接する「サン・ピュア」では、旬の産地直売フルーツが購入できますよ。

上杉謙信ゆかりの地を巡る旅|米沢の歴史探訪プラン

コース概要 米沢駅~宮坂考古館〜上杉神社〜亀岡文殊堂〜米沢駅
総距離(Googleマップ測定) 約26.9km
獲得標高(Googleマップ測定) 約72m
難易度 初心者向け

続いては、山形県にゆかりのある戦国武将・上杉謙信と、パワースポットを巡るプランをご紹介します。

山形県の米沢は、戦国武将としても知られる上杉謙信を祖先にもつ上杉家を藩主として、江戸時代に繁栄しました。

そのため、謙信や上杉家にまつわる施設や神社などが数多く存在します。

米沢駅を出発したら、まずは謙信の甲冑などが展示されている宮坂考古館へ。

その後、謙信が祀られている上杉神社へお参りしましょう。

最後に、直江兼続や伊達政宗とも縁の深い亀岡文殊堂に立ち寄り、戦国時代に思いを馳せてみてはいかがでしょうか。

最上川に沿って走る道程で高低差はそれほどないため、ゆったりとサイクリングを楽しみたい方におすすめのコースです。

なお、駅周辺のレンタサイクル情報は以下をご覧ください。

宮坂考古館

まずは、米沢・置賜地方の重要な資料を収蔵している「宮坂考古館」へ。

上杉謙信の陣中に立てていた矢除け屏風の裏張りや、上杉謙信が着用した甲冑などが展示されています。

さらに、上杉景勝・前田慶次・直江兼続にまつわる有形文化財の宝庫となっており、戦国武将好きにはたまらないスポットでしょう。

毎年「米沢上杉まつり」で使われる火縄銃が約20丁展示されているのも見所ですよ。

上杉神社

「上杉神社」はその名の通り、上杉謙信を祭神として建てられた神社です。

毘沙門天・不動明王という最強の両神を味方に合戦したといわれている上杉謙信。

そんな謙信にあやかって開運・学業成就・商売繁盛などのご利益があるとされ、パワースポットとしても多くの人に愛されています。

亀岡文殊堂

画像出典元:山形県庁公式サイトより

高畠町に向かって自転車を走らせると、日本三文殊の1つとされている「亀岡文殊堂」があります。

奈良県の安倍文殊院、京都府の智恩寺とともに、日本三文殊として知られており、県外からも多くの参拝者が訪れています。

「知恵」の文殊様を祀っており、勉強だけでなく、生きる上で必要な「知恵」も授けてくれるといわれています。

朝ドラのロケ地を旅する|「おしん」の聖地巡礼プラン

コース概要 酒田駅~日和山公園〜スタジオセディック庄内オープンセット〜最上川スワンパーク〜酒田駅
総距離(Googleマップ測定) 約36.4km
獲得標高(Googleマップ測定) 約217m
難易度 初心者向け

1983年に放送されたNHKの朝の連続TV小説『おしん』は、台湾やシンガポールなど世界60カ国以上で放映された名作です。

2019年には日本でも、連続テレビ小説100作を記念してBSプレミアムで再放送されました。

その長年愛される名作の舞台の1つに、山形県の風景があります。

主に少女時代を回想する中年期で、山形県酒田市が舞台となっているのです。

あの名シーンが蘇るスポットを、自転車で一つひとつ巡ってみましょう。

日和山公園

日和山公園は、「おしん」で圭とおしんが並んで酒田の街を眺めるシーンの舞台となっています。

圭「へぇ~、これが酒田か。」

おしん「田舎から出てきて街らしい街を見たもんだから、何もかも立派に見えた。」

と呟く二人のセリフが印象的です。

公園からは、酒田港や最上川河口を一望でき、日本海の夕日を眺めることも可能です。

園内には、日本最古の木造六角灯台があり、港町の歴史にも触れられます。

また、桜の名所とも知られ、400本の咲き乱れる桜を鑑賞できるので、春にサイクリングに訪れた際は、ぜひ立ち寄ってみてください。

スタジオセディック庄内オープンセット

画像出典元:山形県公式観光サイト「やまがたへの旅」より

「スタジオセディック庄内オープンセット」は、月山の山麓に作られた敷地面積が日本一広い映画撮影所です。

数々の名作がここで撮影され、その広さは26万4千坪にも及びます。

施設内は、山間集落エリアや漁村エリア、宿場町エリアなど6エリアに分かれており、各々の作品を彷彿させる風景を楽しめますよ。

『おしん』の舞台は、

・山間集落エリアの文四郎の家

・農村エリアのおしんの生家

となります。

最上川スワンパーク

最上川の河口につくられた「最上川スワンパーク」では、白鳥と触れ合うことができます。

最上川スワンパークに集まる白鳥の数は、日本一といわれるほど。

10月頃になると白鳥の飛来を間近で見ることができますよ。

『おしん』では、圭が川辺に立ち寄るシーンの舞台となっています。

女子旅にもおすすめ!|縁結び&パワースポットを巡るプラン

画像出典元:山形県公式観光サイト「やまがたへの旅」より
コース概要 高屋駅~小杉の大杉〜仙人堂〜幻想の森〜高屋駅
総距離(Googleマップ測定) 約50.3km
獲得標高(Googleマップ測定) 約445m
難易度 初心者向け

山形県内には、恋愛恋の成就や人間関係の縁を結ぶパワースポットや癒しのスポットが数多く存在します。

途中、自転車を降りて舟渡りをしたり、穴場のヒーリングスポットで深呼吸をしたり、大自然を全身に感じながら、ゆったりとサイクリングの旅を楽しんでみませんか。

ここでは、エネルギーチャージもできる、女子旅にもおすすめのコースをご紹介します。

小杉の大杉

推定樹齢1000年と言われる「小杉の大杉」は、根回り約6.3m・樹高約20m・枝張り約17mと巨木で、根元には山神様が祀られています。

夫婦杉・縁結びの木・子宝の木などと呼ばれ、パワースポットとしても人気です。

二本の枝がてっぺんに伸びている形が猫の耳に似ていることから、「トトロの木」という愛称でも親しまれています。

仙人堂

画像出典元:山形県公式観光サイト「やまがたへの旅」より

仙人堂は、最上川を舟で渡ることで辿り着くことができます。

縁結びスポットとしての評判が高く、日本経済新聞では「恋に効く神社」と紹介されました。

もちろん恋愛だけでなく、仕事面でも多くの人と縁を繋ぐご利益もあるといわれています。

おすすめは、「義経ロマン観光」の船を利用し、最上川を周遊した先に立ち寄ること。1時間ほど要しますが、美しい景色を堪能することができるでしょう。

自転車から降りる必要はありますが、手間を惜しまず、魅力溢れる景色をぜひ楽しんでみてください。

幻想の森

樹齢1000年を超える巨木が力強くそびえる「幻想の森」は、自然のエネルギーを存分に感じることができるスポットです。

目を閉じれば、小鳥のさえずりや風の音、澄んだ空気に満たされます。

穴場のヒーリングスポットなので、ぜひ静かに耳を澄ましてみてください。

松尾芭蕉の足跡を辿る|山形黄昏プラン

コース概要 山寺駅~立石寺〜長山邸跡〜芭蕉上陸の地〜山寺駅
総距離(Googleマップ測定) 約194km
獲得標高(Googleマップ測定) 約1,104m
難易度 中級〜上級者向け

「奥の細道」の旅の途中、山形県に立ち寄った松尾芭蕉。

その足跡は現在も残されており、庄内を中心に、松尾芭蕉ゆかりの地が数多く存在します。

仙山線の山寺駅を出発したら、芭蕉が立ち寄った立石寺へ向かった後、長山邸跡へ。

いずれも芭蕉の詠んだ句が残されている地です。

最後は、芭蕉が上陸したという清川の地で締めくくりましょう。

総距離が長く、高低差があるルートのため中級〜上級者向けですが、日本海沿いの風が心地良い魅力的なコースです。

松尾芭蕉が生きた時代に思いを馳せて、一句詠んでみるのも良いでしょう。

なお、庄内町のレンタサイクル情報は以下をご覧ください。

立石寺

まずは、松尾芭蕉が「奥の細道」の紀行の際に訪れた「立石寺」に立ち寄ります。

ここは、険しい岩山にあることから、通称「山寺」とも呼ばれています。

松尾芭蕉はこちらこで、

「閑さや 岩にしみ入る 蝉の声」

という名句を残しました。

立石寺のなかには松島のシンボルとよばれる「五大堂」があります。

崖に浮かんだような五大堂からは、遠くの山々から地上の畑までを見晴らすことができます。

その絶景は「天空の古刹」ともいわれ、幻想的な世界がひろがります。

長山邸跡

画像出典:やまがた庄内観光サイトより

長山邸跡は、元禄2年に松尾芭蕉が立ち寄った屋敷の邸跡です。

ここはかつて、鶴岡城下に住んでいた庄内藩士・長山五郎右衛門重行の屋敷でした。

長山重行は、呂丸や岸本公羽と共に蕉門の偉人と呼ばれ、鶴岡俳壇に大きな影響を与えたことでも知られています。

この屋敷で松尾芭蕉は、

「めずらしや 山をいで羽の 初茄子」

の句を詠んだと言われています。

芭蕉上陸の地

現在は清川小学校の裏にある「芭蕉上陸の地」には、芭蕉像があります。

「芭蕉上陸の地」がある清川の地にたどり着いた松尾芭蕉は、舟中で「五月雨を あつめて早し 最上川」の句を詠んだといわれています。

清川は江戸時代、内陸と庄内を結ぶ関所があったとされ、現在でも井戸跡が残されていることも特徴です。

 様々な魅力に溢れた山形の自転車旅を存分に楽しもう!

山形県のサイクリングおすすめコース5選をご紹介しました。

王道のさくらんぼ狩りから、穴場のヒーリングスポットまで、大自然に囲まれながら、歴史的な名所や松尾芭蕉ゆかりの地など、魅力的な場所が沢山あります。

「さくらんぼサイクリングロード」が整備されていることからもわかるように、山形県は自転車旅にとっておきのエリアです。

ぜひ、初心者の方もサイクリング旅デビューに山形県を選んでみてはいかがでしょうか。

また、TABIRINでは、様々な都道府県の自転車観光プランをご紹介しています。気になる場所やスポットがありましたら、ぜひ覗いてください。

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