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【群馬県】赤城山エリアをサイクリング!春・サクラ咲き乱れる赤城黒保根地区さとやま周遊コースを満喫!

群馬県のほぼ中央に位置し、県のシンボリックな山として、多くの人から親しまれている赤城山。

今回は赤城山エリアの中でも、里山サイクリングが楽しめる「赤城黒保根地区さとやま周遊」コースのサイクリングレポートをご紹介します。

このコースについて
  • 特徴:鐘突き体験と古き良き田舎の原風景を残すのどかな里山エリアを走るコース。
  • 難易度:中級者向け(電動アシスト自転車なら初心者でも大丈夫です)
  • 距離:16.7km
  • 所要時間目安:2~3時間(休憩含む)
  • list5='高低差:454m'

 

1.わたらせ渓谷鐵道 水沼駅|10:30発

スタート地点となる「わたらせ渓谷鐵道 水沼駅」は、温泉施設が直結している珍しい駅。サイクリングした後にひと休みすることができます。

利用した自転車は、スポーツタイプの電動アシスト自転車であるe-BIKE「BESV PSA1」です。

今回サイクリングにも同行して頂いたNPO法人赤城自然塾さんが行うレンタサイクルを利用したもので、事前に予約すれば水沼温泉駅からでもレンタルが可能です。

なお、NPO法人赤城自然塾さんではサイクリングツアーも実施しています。

最初の目的地は、水沼温泉駅から1.5km程のところにある「赤城山 常鑑寺(せきじょうざん じょうかんじ)」。

早速坂道からスタートですが、e-BIKEなので楽に走ることが出来ます。

道なりに進み、途中の案内看板に従って常鑑寺へ。

2. 常鑑寺|10:45着

こちらのお寺では、お寺の方に一声かければ、いつでも自由な時間に鐘突きをさせてらもらうことが出来ます。

心と体を清めてからサイクリングを楽しむのにピッタリです。

境内の鐘楼に吊られている梵鐘は、1748年に有名な鋳物師(いもじ)丸山善太郎毎昭によって鋳造された県の指定重要文化財です。

今ではほとんど修繕されましたが、2011年の東日本大震災によりこの鐘楼堂を含め相当の被害があったそうです。梵鐘(釣り鐘)を鳴らすための撞木(しゅもく)は、被災した全ての方々の復興・再生を記念して慎重されたものです。

まずはNPO法人赤城自然塾の松島さんが一突き。ゴーーー………ン、ととても澄んだ鐘の音です。

実は今回初めての鐘突き体験。ちょっとドキドキいましたが、心をこめて突かせていただきました!ありがとうございました。

次なる目的地は、常鑑寺から2.5kmほどのところ、黒保根三奇石と呼ばれる「亀石」です。

田園風景の中を走り、渓谷を渡っていきます。

3. 亀石|11:10着

黒保根三奇石と呼ばれる「亀石」。亀石には「女亀」と「男亀」があり、こちらの写真が「女亀」です。

そして、「女亀」が見ている方向、川の対岸にあるのが巨大な「男亀」です。山から突き出た岩が「男亀」の顔にあたる部分で、その背景の山全体が「男亀」の体という、とんでもないサイズ感です!

「男亀」と「女亀」が固い愛で結ばれていたので巨石になったというロマンチックな「亀石伝説」が地元に伝えられていて、その固い愛を結ぶ「しめ縄結び」が年に一度行われるそうです。

亀石を満喫したら、次に向かうは、桜の名所の一つ、威光寺(いこうじ)です。

来た道を戻り、再び上り坂を走っていきます。

威光寺の看板を右に曲がると、本日一番の激坂!頑張りましょう!

上った先には、桜の木々がお目見えです!

4. 医光寺|11:30着

桜の名所としても知られるこの医光寺は、本堂の彫刻欄間が市指定重要文化財にもなっています。

今回は本堂には入りませんでしたが、中国の「二十四孝」の物語などの故事を題材にした彫刻欄間は見所。是非こちらも立ち寄ってみてください。

さあ、次に目指すのは3km先にあるイタリアンレストラン「ろぐてい」です。この区間も坂道を乗り越えていくことになります。

1kmほどの上り坂はパンチがきいていて、電動アシストが無いとかなりのトレーニングになってしまいます!

5. イタリアンレストランろぐてい|11:55着

坂道を登り切り、T字路を右折して鹿角川にかかる橋を渡った先にあるオシャレなログハウスが「イタリアンレストランろぐてい」です。

あかぎサイクルオアシスの一つで、バイクラックも設置されています。

美人の女将さんがお出迎え。オープンしておよそ20年ほどとのこと。気さくで明るいご夫婦が営むこのレストランには、多くのファンが訪れるそうです。

店内は温かい木の作りで広々としていて、メニューも豊富です。今回は季節が違いましたが、旬のトマトをあしらったパスタやピザがおススメ。

今回注文したのは、たっぷりの大葉とニンニク、そしてベーコンを使った「フィットチーネのスタミナパスタ」、そして「オリジナルピッツァ」。

食材は地産地消で、地元の食材を使ったもの。どれも文句なしに絶品でした!

次回は、季節限定(5月~11月まで)の生トマトピッツァを食べに来る!、と心に誓いました。

美味しい食事のあとはさっぱりとしてデザートですよね。来た道を戻って、本日の最高標高地点を上り切ったところを目指します。

6. 赤城豆腐すみれ屋|13:40着

黒保根にある唯一のお豆腐屋さん「赤城とうふ すみれ屋」は、赤城山の湧水を使った濃厚なざる豆腐、大豆製品のお店です。

地元の方も多く訪れていて、お店の番をしているお母さんの笑顔が印象的でした、

ここのチーズ豆腐や豆乳アイスは、デザート感覚で食べられるので休憩のおやつにぴったり!

7.赤城豆腐すみれ屋~清水つつじ街道~五月橋

すみれ屋から五月橋までは、坂をスイスイ下っていきながら約6kmのサイクリングです。

各地に桜が咲いていて、走りながらも花見の気分です。

途中、「清水つつじ街道」を通ります。この日は時期ではありませんでしたが、4月下旬~5月上旬には、ヤマツツジを中心に約1,000本が咲き誇ります。

こちらは「バッタリ水車」。”ばったんこ”とも呼ばれ、かつてこの清水地区に18箇所設置され、米つきなどに活用されたそうです。

時代の流れとともに昭和40年頃に姿を消しましたが、その後復元され、いまでは小規模水力発電として活用されています。

8. 五月橋|14:25着

坂道を下りきったところにあるのが、赤色の印象的な「五月橋」。

途中踏切があるので注意してくださいね。

ゴールの水沼温泉駅までは、残り1.5km程です。

9. くろほね大橋|14:35着

そして、今回のコースのハイライトが、水沼温泉駅に繋がるこの「くろほね大橋」です!

橋の手前から、渡良瀬川の両岸に咲き誇る桜が目に飛び込んできます!

ゴールの駅に到着する前に、橋の下へ寄り道してみましょう。

また、くろほね大橋のすぐ近くでは、焼きまんじゅうも販売されていました。

販売されていたのは、なんと水沼駅温泉センター社長の神山さん。美味しく頂きました!ありがとうございました。

10. わたらせ渓谷鐵道 水沼駅(ゴール)|15:00着

くろほね大橋周辺の散策を楽しんだ後、水沼駅でゴール!今回のサイクリングはたっぷり時間をかけて楽しみました。

ちょうど、電車が走ってきましたので写真をパシャリ!

冒頭で書いた通り、水沼駅には駅直結の温泉施設があるので、こちらでゆっくり疲れを癒すのもおススメです!

今回、里山風景と桜と人々の温かさに触れる最高のサイクリングとなりました。ぜひ皆さんも赤城エリアのサイクリングを楽しんでみてください!

おまけ

帰り道、道の駅くろほね・やまびこで見つけたのが、この自然薯!こんなドデカイのは初めて見ました!

思わず購入。

そして、松島さんに案内して頂き帰りに寄ったのが、「日本一しょうゆ」で有名な「岡直三郎商店 醤油蔵」。なんと天明7年(1787年!)から続く老舗です。

ご主人いわく、日本一しょうゆは風味が強いので、自然薯と合わせるならとオススメ頂いたのが、こちらのめんつゆ!

家に帰ったらもちろん即実食!サイコーでした!

 

【謝辞】今回のサイクリングにあたり、同行頂きましたNPO法人赤城自然塾の松島さん、誠にありがとうございました!

(3/31日公開。4月16日、内容更新)

(執筆:クリス)

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