旅×自転車 記事

【徹底解剖その1】話題のサイクルトレインB.B.BASEの運行路線や利用方法を解説します!

(2/23追記 4月以降出発分について、より便利にB.B.BASEを利用できるように変更点が発表されました。)

こんにちは!たびりん編集部です。

2017年1月6日。千葉県の房総半島でサイクルトレインが運行を開始しました。

その名も「B.B.BASE」

今回はこの話題のサイクルトレインを徹底解剖していきたいと思います。B.B.BASE▲千葉県房総半島のサイクルトレイン B.B.BASE

サイクルトレインってなに?

国内サイクルトレインの様子▲国内のサイクルトレインの様子

最近のサイクリングブームに伴って、サイクルトレインという言葉をよく耳にするようになりましたね。

ではそもそもサイクルトレインとは何かというと、

自転車を鉄道の車両の中に解体せずにそのまま持ち込むことができるサービス

のことです。

通常、鉄道に自転車を持ち込む場合、国内では輪行袋と呼ばれる専用の袋に自転車を納める必要があります。

対してサイクルトレインはそのまま自転車を持ち込むことが出来るのでとても便利なサービスなのです!

ヨーロッパなどでは、サイクルトレインは広く一般的なのですが、国内ではまだまだ一部の地域に限定される状況です。ヨーロッパのサイクルトレインの様子▲ヨーロッパでは日常的な光景です

国内では期間限定のものを含めて、39路線のサイクルトレインが運行されています(2018年2月現在)。

サイクルトレイン情報|TABIRIN

B.B.BASEの概要

さて、そんな中で満を持して運行開始したのが千葉県の房総半島を走るB.B.BASEなのです。

JR東日本千葉支社が運行する、いままでにないタイプの「サイクルトレイン」です。

『B.B.BASE』とは、『BOSO BICYCLE BASE』(房総バイシクルベース)の略で、”房総の各地を自転車で駆け巡るためのサイクリストの移動基地”という意味が込められているそうです。

B.B.BASEには大きく3つの特徴があります。

特徴①:99の座席と特注のサイクルラックが用意された車両

B.B.BASE 車両内▲サイクルトレイン「B.B.BASE」用に特別に開発されたラックを備えています(写真:JR東日本千葉支社提供)

B.B.BASEの1つ目の特徴は、なんといってもその車両です。

「愛車と一緒に旅をする夢の車両」と銘打つだけあって、サイクリストの利便性を追求した車両になっています。

6両編成で99の座席とサイクルサックが用意されています。自転車の前・後輪を簡単に固定できるサイクルラックは、今回特別に開発されたものとなっています。B.B.BASE サイクルラックB.B.BASE サイクルラック▲ラックへの設置は非常に簡単です

特徴②:ついに実現された東京発着のサイクルトレイン

両国駅▲東京の両国駅発着です

2つ目の特徴は、東京発着のサイクルトレインであるということです。これまでイベント当日のみ、といった期間限定のサイクルトレインが行われることがありました。

これに対し、B.B.BASEは継続運行するサイクルトレインであり、発着地は両国駅なのです。

そもそも、都内は道が狭くクルマが多いことから自転車を利用するには不向きな側面が強く、輪行の潜在的なニーズは強くあったといえます。

ですが、都内では鉄道利用者の多さゆえ、サイクルトレインの導入は安全などの観点から実現は遠いものでした。

昨今の自転車活用推進法の施行をはじめ、サイクルツーリズムや自転車活用の波がついにサイクルトレインの実現につながったわけなのです。

都内発着のサイクルトレインができたということは、都内に住むサイクリストにとって、非常に楽に鉄道での移動ができるようになったということなのです。

特徴③:サイクルトレインの旅行商品化

▲B.B.BASEは旅行商品としての取り扱いです

そして3つ目の特徴が、サイクルトレインの旅行商品化です。

この点が他のサイクルトレインと決定的に違う点であり、あえて特徴として挙げさせてもらいました。

通常、鉄道といえば当日切符を購入すれば乗車できるものですが、現在B.B.BASEでは旅行商品という形での予約販売のみとなっています。

したがって、当日フラっと立ち寄って乗ってみる、ということはできません。これはデメリットでもあるのですが、当然メリットもあります。

それは、予約販売であるがゆえに確実に座席とサイクルラックが確保される、という点です。

鉄道やバスで輪行する場合、いざ乗り込もうとした時に既に埋まっていて積み込めなかったらどうしよう・・・という不安は常にあると思います。

その点、B.B.BASEでは安心して自転車を持ち運べるわけです。この”安心感”というのは中々大きいものだと思います。

また、旅行商品ゆえに、乗車券に加えて特典がパッケージされていることも魅力といえます。

ここまでB.B.BASEの概要をご説明しました。

つづいて、B.B.BASEの運行路線や運行日、時刻表、予約方法をご紹介します。

B.B.BASEの運行路線

B.B.BASEでは内房コース、外房コース、佐原コース、銚子コースの4つの路線が運行しています。

B.B.BASE運行路線▲B.B.BASEの運行路線

内房コース

内房エリアイメージ▲内房の海 温暖な気候が恵まれています

都心と館山や和田浦間を運行するコースです。千葉県内でも温暖な気候に恵まれた内房エリアでは、一足早い春を感じながら、海沿いのサイクリングを楽しむことができます。

外房コース

外房エリアイメージ▲外房の月の沙漠記念公園 海岸も山も楽しめるエリアです

都心と勝浦間を運行するコースです。海岸や丘陵もあり、様々なレベルに対応したルートを設定することができます。また、ご当地グルメや温泉なども楽しむことができます。

佐原コース

佐原エリアイメージ▲小江戸の風情溢れる町並みが楽しめます

都心と佐原間を運行するコースです。景観のよいサイクリングロードと、歴史や文化に触れあえる北総日本遺産エリアとなっています。ファミリーや女性にもおすすめのコースです。

銚子コース

銚子エリアイメージ▲関東最東端の犬吠埼灯台のある銚子エリア

都心と銚子間を運行するコースです。関東最東端の犬吠埼灯台や太平洋を眺めながらサイクリングを楽しむことができます。東洋のドーバーとよばれる屏風ヶ浦など、ビュースポットやグルメなども見どころが多いです。

B.B.BASEの運行日・時刻表

B.B.BASEは現在、週末の運行です。また、運行路線によって運行日が決まっています

なので、今週内房コースに行きたい!と思っても、そのコースは運行していない、なんてこともあるのでご注意ください。

運行カレンダーおよび時刻表は以下の通りとなります。

※(2/23追記)4月~6月の運航カレンダー・時刻表を追記しました!

B.B.BASE運行カレンダー▲B.B.BASEの運行カレンダー(2018年1~3月)

B.B.BASE運行カレンダー▲B.B.BASEの運行カレンダー(2018年4~6月)

B.B.BASE時刻表▲B.B.BASEの時刻表(2018年1~3月)

B.B.BASE時刻表▲B.B.BASEの時刻表(2018年4~6月)

B.B.BASEの料金プラン

さて、ここまでコースと運行日についてご紹介しましたが、ここからは大事な料金の話です。

B.B.BASEの料金プランには日帰りプランと宿泊プランがあり、いずれも片道だけの予約はできません

※(2/23追記)3/12より待望の片道利用コースが発売開始します!

また、日帰りプランは両国駅発着、宿泊プランは東京駅発着(両国駅での途中乗車・下車は可能)となりますのでご注意ください。

料金プランについてはこちらの記事にまとめていますので、ご覧ください。

【1~3月版】

【4~6月版】

インターネットでの申込方法

お手軽な方法はインターネット申し込みですね。

以下のサイトから予約ができます。

予約期限は以下のとおりとなっています。

  • クレジットカード払い:出発日の5日前17:00まで(※)
  • コンビニ払い:出発日の28日前~7日前17:00まで
  • 窓口払い(びゅうプラザ):出発日の5日前17:00まで(※)

※(2/23追記)4月以降出発分について、日帰りコース(B.B.BASE片道・往復利用)は、びゅうプラザでの予約に限り、空席がある場合は前日まで予約が可能となります!

なお、JR東日本の主な駅にある「びゅうプラザ」での受取りか、宅配での受取り(送料無料)を選べます。

電話での申込方法

以下の電話番号から予約ができます。

  •  びゅう予約センター:0570-04-8928(固定電話)
  • 携帯・PHS・ひかり電話・公衆電話は03-3843-2001
  • 平日:9:00~21:00、土休日:10:00~18:00

予約期限は出発日の5日前の17:00までとなっています。

なお、特典が付いている場合は、JR東日本の主な駅にある「びゅうプラザ」での受取りか、宅配での受取り(送料無料)を選べます。

店頭窓口(びゅうプラザ)での申込方法

JR東日本の主な駅にある「びゅうプラザ」にて予約ができます。

びゅうプラザのある駅は以下のサイトから検索ができます。

予約の期限は、プランによって異なります。電話にてご確認ください。

ちなみに、パンフレットの各プランの上に「パッケージコード」が記載されていると思いますが、その右隣に四角で囲んだ数字が予約期限だそうです。

例えば、四角の中の数字が2の場合は、出発日の2日前が申込期限となります。

パンフレットは ↓ から確認できます。

まとめ

B.B.BASEの運行路線や利用方法をまとめると以下のとおりです。

  • 運行路線は内房・外房・佐原・銚子の4コース
  • コースによって運行日が決まっています
  • 事前予約制で日帰りプラン(3/12より片道コース追加)と宿泊プランのみ
  • 予約はインターネット・電話・窓口(びゅうプラザ)のいずれか

いかがでしょうか?

皆さんもB.B.BASEで房総半島サイクリングを楽しんで見てください~。

(執筆:t.k)

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