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【レンタサイクルで巡る】三保の松原の知られざる魅力やアクセス方法を紹介

▲水上バスから見た三保松原と富士山

※この記事は2020年2月28日に公開されたものを2020年10月に更新したものです。

こんにちは!TABIRIN (たびりん)自転車部のマメです。

典型的な西高東低の冬空の2月、2013年6月に富士山世界文化遺産の構成資産に登録された、三保の松原に行ってきました。(※2018年)

清水から三保までの水上バスでは、とにかく空の青、海の青、さらに濃い青色のどどんと大きな富士山に囲まれたなかに、一筋の松林の緑が映えていてとても美しかったです。

富士山の万年雪が減ってきているそうですが、当時は(2018年3月)雪が多く、富士山らしい富士山を見ることができました!

いろんな場所でひょっこりでてくる様々な表情の富士山を発見しながらのポタリングは楽しかったです。

今回はその時の様子をレポートします。

三保の松原とは?3万本の松が生い茂る景勝地

▲駿河湾の2色のブルー

三保の松原は静岡県静岡市清水区三保にあり、駿河湾越しの富士山や伊豆半島の眺めが美しい景勝地です。

最初の国の名勝指定地のひとつで、7kmに及ぶ海岸線には約3万本の松が生い茂っています。また天女が舞い降りた「羽衣伝説」の舞台としても知られています。古くは万葉集に詠まれ、歌川広重の浮世絵「東海道五十三次」や「六十余州名所図会」にも登場します。

「日本の白砂青松100選」にも選ばれているほか、2013年には「富士山-信仰の対象と芸術の源泉」の構成資産として、世界文化遺産に登録されています。

特徴的なのはその海の色、きれいな水色と濃いブルーの2色に分かれており、その景色は圧巻です…!

是非とも、3万本の松を横目に駿河湾の綺麗な2色のコントラストを堪能してください。

三保の松原に伝わる羽衣伝説

▲三保から清水駅へ巴川に架かる羽衣橋にある天女の像

謡曲「羽衣」は、三保の松原における春の日のたった一日の出来事を題材としています。
天女が発した「いや疑いは人間にあり、天に偽りなきものを(地上の人間は嘘をつくが天人はつかない)」という台詞や、天女が東遊(あずまあそび)の駿河舞を舞い、富士の高嶺の大空の霞の中に消えていくという神秘的なストーリーが有名です。

これらが三保の松原の魅力と合わさって、日本のみならず、世界中の多くの人々を魅了してきました。

三保松原の羽衣伝説

三保の松原へのアクセス・料金

▲JR清水駅ではまるちゃん、たまちゃんがお出迎え!

JR東京駅 東海道新幹線「ひかり」で約1時間、「こだま」で約1時間半
↓  ↓
JR静岡駅 新幹線から東海道本線「熱海行き、島田行き(東京方面)」へ乗り換え
↓  ↓
JR清水駅下車

清水駅からは、バスか水上バスで三保へ向かいます

<料金>
乗車券:3,350円 自由席:2,480円 指定席:3,350円

最短でアクセスするならバスで

清水駅3番のりば~三保山手線「世界遺産三保松原神の道入口」から徒歩5分程度
<料金>片道 360円

海も楽しみたいなら水上バスがおすすめ

▲清水駅駅前 河岸の市の裏手側にある水上バス乗り場「江尻」

JR清水駅から徒歩5分の「江尻」を出発し「三保」で下船します。

自転車なら、三保松原まで5分程度です。

三保行き 400円
三保行き+路線バス 500円
日の出行き 200円

清水駅周辺のレンタサイクル情報

当初は、JR清水駅近くの「河岸の市」にあるレンタサイクルを借りるつもりでした。
ですが、9:10の水上バスに乗る予定のため、レンタル開始時刻が9:30である「河岸の市」では借りることができないと気づき困っていたところ…。

なんと、水上バスに「江尻」から乗船した際に、レンタサイクルの利用申込をすると、次の寄港地「日の出」(エスパルスドリームプラザ近傍)で自転車を受け取れるとのこと!

事前に予約はできないそうですが、1番乗りのため、無事レンタサイクルを借りることができました
!自転車をレンタルしたい方は、早めに水上バスで利用申し込みを済ませておきましょう。

返却は、「日の出」から来た時同様「水上バス」の中で返せばよいとのことです。
サイクリングで三保を楽しんだ後、エスパルスドリームプラザまで散策することも出来る、なんとも嬉しいサービスです。

<貸出料金>1回500円

▲水上バス乗り場「日の出」周辺と水上バスでレンタサイクルを運んでもらっている様子。自転車10台程度運ぶこともでき、自分の自転車の持ち込みも可能です。

三保の松原と周辺の観光スポット

まずは見逃せない「三保の松原」から

▲樹齢数100年という立派な松並木を見ることができます

以前に比べると松の本数が減ったと聞きましたが、いまでも立派な松林です。

天女が舞い降りた羽衣の松もあり、想像力をかきたてられます。

海水浴場としても人気の三保の海

▲三保の海は夏は海水浴場として人気スポット

空が青くて海も青くて、すごくきれいですが、風が強く、砂が足や顔にビチビチあたる感覚を久しぶりに味わいました。

▲波しぶきがまるで浮世絵のよう

御穂神社へと続く「神の道」は巨大な松の並木道

▲厳かな雰囲気を持つ

羽衣の松を依代として降臨した神様が、御穂神社まで至る道。
樹齢200~400年の松並木は約500mあり、夜間はライトアップされ幻想的な雰囲気になるそうです。

羽衣伝説ゆかりの「御穂神社」

古くから三保地域を見守ってきた、羽衣伝説ゆかりの神社。
春は桜の名所となるそうです。
少しだけ春を先取りすることができました!

100年以上清水海岸を照らす「清水灯台」

太平洋自転車道の入り口にある灯台。
日本で最初の鉄筋コンクリート造灯台で、平成24年に点灯100周年を迎えました。

歴史的資産として価値が高いそうですが、青空に真っ白の灯台が映えかわいらしい姿をみせています。灯台の足元には、三保はごろも温泉があり、サイクリング後に、疲れたカラダを休めてあげるには最適です!

サイクリングも楽しめる「清水港線跡地」

▲清水港線で活躍していた貨物車両

清水港線は、東海道線の支線として大正5年に貨物支線として三保と清水を結ぶ鉄道として開業しました。昭和19年には旅客営業も開始するものの、昭和59年に廃線となります。

現在は、三保駅跡が公園となり、活躍していた頃の面影を見ることができます。
また、清水港線の線路跡地は自転車歩行者道として再利用されており、安心してサイクリングができる環境となっています。

▲清水港線の線路跡地を活用した自転車歩行者道

レンタサイクルもある「エスパルスドリームプラザ「日の出ドリームパーク」

再開発をした日の出地区には、公園やヨットハーバー、観覧車などもあり、週末に家族で行っても楽しい場所です。
また、ドリームプラザでは、海産物やお土産、お寿司など地域にこだわった食材を堪能できます。
また、水上バスの発着場もあり、ここでも自転車をレンタルすることができます。

▲日の出地区の公園

▲新鮮な魚介類や食材をみるとワクワクします!

三保の松原周辺の自転車走行空間

現在、静岡市は三保半島の自転車通行空間整備を実施しており、今年の3月末までには、三保半島の自転車ネットワークが完成するそうです。
※2018年の情報です。
静岡市では、より安全にサイクリングを楽しめる空間づくりをしてくれています。

上の写真の白線の右横にかすかにチョークの線が見えますが、ここに下の写真同様に自転車誘導帯が整備されます。

三保の観光を楽しんだらお食事は旬の海鮮に舌鼓

清水港のマグロが食べられる「清水港海鮮まぐろ屋」

▲まぐろづくし丼 あー、美味しかった!

三保の松原のすぐ脇にあるご飯屋さん。
刺し身マグロの約4割は清水港で水揚げされているため、新鮮で美味しいマグロをいただけました。

定休日に注意!「清水魚市場 河岸の市」

残念ながら水曜日だったため、河岸の市の定休日と重なってしまいました。
ここでは、静岡名産の新鮮な魚介類が堪能できます。

今回は食べられずに残念でしたが、せめてどんなものが食べられるのかを残そうと、写真を撮りました。
参考までにどうぞ!

三保の松原だけじゃない魅力あふれる静岡県観光はサイクリングで楽しもう

今回はレンタサイクルで巡る三保の松原をご紹介しましたが、静岡県の魅力はそれだけではありません。

海も山も湖もあって多様な自然に触れることができますし、そんな自然の恵みのグルメも見逃せません。

TABIRINには、そんな魅力あふれる静岡県をサイクリングしたレポートがたくさんありますので、ぜひ旅の参考にしてくださいね。

静岡県サイクリング情報

伊豆半島を擁する静岡県東部

【三島市】
伊豆半島の付け根にあたる三島市を、レンタサイクルでサイクリングしました。
お目当ては刀剣乱舞のスタンプラリーで、三嶋大社や佐野美術館を訪れています。

【伊豆半島1泊2日サイクリング 1日目】
伊豆箱根鉄道のサイクルトレインで輪行して、修善寺駅からサイクリングがスタートします。
海沿いのアップダウンを越えて下田市へ到着する、88キロのコースです。

【伊豆半島1泊2日サイクリング 2日目】
下田市から三島市に戻るレポートですが、往路とは違う山中のコースで、サイクリングでの「天城越え」になっています。
1日目とあわせて、伊豆の魅力がたっぷり感じられますよ。

【沼津市】
沼津駅から沼津港まで、4キロをレンタサイクルで散策したレポートです。
距離は短いですが、海の幸も山の幸も楽しんだサイクリングです。

浜名湖が有名な静岡県西部

【浜名湖一周】
1周約70キロの浜名湖を、親子でサイクリングしたレポートです。
一部一般道も走りますが、整備された区間が多く坂も少ないため、初心者にもオススメのコースです。

【御前崎市】
静岡県の内陸部最南端にある御前崎市を、海の幸を求めてサイクリングしました。
晴天の海沿いで、とても気持ちの良いサイクリングになっています。

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